JPS59208095A - 塗装されためつき物品の製造方法 - Google Patents

塗装されためつき物品の製造方法

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JPS59208095A
JPS59208095A JP8379483A JP8379483A JPS59208095A JP S59208095 A JPS59208095 A JP S59208095A JP 8379483 A JP8379483 A JP 8379483A JP 8379483 A JP8379483 A JP 8379483A JP S59208095 A JPS59208095 A JP S59208095A
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jig
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drying
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Yoshiji Shimizu
清水 芳次
Masao Fukuda
服田 正雄
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SHIMIZU SHOJI KK
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SHIMIZU SHOJI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電解めっき層上に電着塗膜層が積層されたも
のである二重に被覆された物品の製造方法、とくにその
連続製造方法に関する。
金属めっきが為されている物品に対し、さらにその上に
塗装を施こすことによって、金属めっき層の空気酸化や
有害ガスによる腐食を防止し、あるいは淡色で透明感の
ある塗料の使用によって、物品の外観を向上させること
ができる。
そのような塗装に当って、塗装される物品の表面形状が
比較的単純で凹凸が乏しい場合には、スプレー塗装やデ
ツプ塗装でも比較的均一な塗膜が得られるが、電子機器
などに用いられているめっき製品のように、表面に機雑
な凹凸のある物品では、タレやカブリが生じ易く、均一
な塗膜が得られず、めっき製品としての本来的特長を損
うことが多い。
めっき製品への理想的な塗装は、金属感を損わず、透明
で塗装された感じを与えない薄い被覆膜の形成が可能な
上に、その塗膜厚みをコントロールすることが容易で、
塗膜厚さが均一である水性塗料の電着塗装である。それ
で、電解めっきを行ったのち、引続いて水性塗料の電着
塗装を行うという1つのプロセスが考えられる。
周知のように、電解工程では、めっきされる物品を係着
用治具に係着させた状態で、電解浴たる所定金属塩含有
水溶液中に懸吊して通電し、それによって物品表面に所
定厚さのめつき層を形成させる。また、電着塗装工程で
は、被塗物品を懸吊用治具に懸吊し、(十)に帯電させ
た状態で、(−)に帯電させた水性塗料浴中を通過させ
、それによって物品表面に塗料を電気的に吸着させる。
ついで、塗膜状に塗料を吸着した物品は、そのま−焼付
工程に移送され、ここで170〜220°C1約30分
という塗膜硬化処理を受ける。この処理によって、水性
塗料のビヒクルである高分子物質が熱重合およびまたは
架橋反応し、堅強な塗膜が形成され、こ\に物品の表面
被覆は完結するのである。
上述したプロセスかられかる通り、このプロセスを最も
効率的、合理的に行おうとするならば、電解めっき工程
における物品の係着用治具と、電着塗装工程における懸
吊用治具とを共通なものとすることである。そうすれば
、めっき工程から送出されて来ためつき後の物品を、係
着用治具から取り外すことなく、必要あれば水洗し、そ
の韮\電着塗装に付し、ついで塗膜硬化処理に服せしめ
ることができる利点が得られる筈である。
ところが、このような工程の結合は実際には知られてい
ない。というのは、電解めっき工程で使用される物品係
着用治具は、通常銅を骨材とし、これにステンレス線も
しくけピアノ悔で製した物品係着用爪をハンダ溶接し、
接点たるこの爪具外の部分は熱可塑樹脂で被着したもの
である。この樹脂被覆は、電解めっきに必要とされる電
力の節減と、効率アップ上欠くことのできない条件であ
る。ところが被覆に用いられている熱可塑性樹脂の耐熱
温度は、せいぜい140〜170°Cにすぎない。
したがって、このような係着用治具に係着したま−の状
態で電着塗装後の熱硬化処理に服せしめるならば、該処
理中に治具の被&が溶融するのは勿論、爪を溶着させて
いるハンダも亦溶融するに至る。
もしも、そのような熱可塑性樹脂に代えて別種の耐熱材
料による被覆が為されるとしても、水性塗料の電着塗装
の特長であるすぐれたつきまわり性が、かえって災とな
り、該治具の接点までも塗膜でおおわれ、それが絶縁被
膜として作用するから、次回の電解めっき工程において
電流が生ぜずめっき不能となるおそれがある。
しかも熱硬化処理によりて焼付いた塗膜は、むろん耐薬
品性、耐溶剤性にすぐれているので、容易にこれを剥し
とることは困難である。
したがって、電解めっき工程から送出された物品を、引
き続いて電着塗装、熱硬化処理に服せしめようとするな
らば、係尤用治具の整備のため、そのストックは却って
増大し、不経済となるをまぬがれない。
本発明は、このような観点に立って為されたものであっ
て、第1図に示した通り、電解めっき工程(1)から送
出はれる物品(A1)を、係着用治具(B)から取外す
ことなく、必要ならば水洗等の表面浄化(2)シたのち
、そのま(水性塗料の電着塗装(3)を行い、その塗料
浴から引上けて乾燥工程(4)に送り、塗膜の乾燥が指
触乾燥の段階に到達した時点で、該物品(A2)を前記
治具(B)から取り外し、ついで塗膜硬化処理(5)に
付し、他方取り外された治具(B′)は、これをアルカ
リ性剥離液中に浸漬し、それによって治具の付着膜を剥
離しく6)、必要あれば水洗浄化、乾燥(7)ののち、
新たなる被めっき物品(A)を係着して、電解めっき工
程(1)に循環専用することを特徴とする被着物品の製
造方法である。
こ\に電解めっき工程から送出される物品というのは、
前述した通り、物品(A1)が沿呉(B)に係着され、
その状態で通常脱脂工程(図上省略)により、それら全
体の表面が浄化されたのち、常法通り、電解法めっき処
理に付されて、物品表面にめっき金属膜が形成された物
品という意味であって、本発明に特有なものではない。
必要に応じて為される水洗等の表面浄化とは、めっき表
面に残着している電解用の金属塩水溶液などの除去をい
\、もろん、本発明にあっては係着用治具に係着したま
−の状態で行う。水洗のみならず、トリクレンやフロン
のような有機洗液による洗滌が併用される場合もある。
このことも公知であり、本発明に特有なものではない。
ついで行われる水性塗料のアニオン電着塗装とは、アニ
オン型水溶性ないしは水分散性塗料を用い、被塗物を陽
極もしくは陰極として電解することによシ、被塗物表面
に塗料の固形成分を塗膜として析出させる方法であって
、後述する塗膜硬化処理が付ずいする。
本発明に使用できるアニオン電着塗料は、耐候性、耐変
色にすぐれた水溶性もしくは水分散性樹脂を主体とした
固形分5〜30%程度の塗料であって、着色のために少
量の染顔料を含有きせることかできる。樹脂の種類とし
ては、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、エステル系樹
脂が挙けられる。同じ電着塗装法のうちで、カチオン電
着塗装が排除せられる理由は、それに使用せられる塗料
の性質上、本発明に係るアルカリ性剥離液中に浸漬して
も、治具から剥離することができないからである。
本発明方法におけるアニオン電着塗装工程(3)もまた
、むろんめっき後の物品が係着具に係着されたま(の状
態で連続的に行われ、電@塗膜の形成された物品は電解
浴槽である水四塗利槽から引上げられ、係着具に係尤さ
れた状態のま\次工程の乾燥工程(4)に送られる。
乾燥工程(4)は、電着塗装後の物品を、係着用治具か
ら取り外すすために行われるものである。
したがって、この乾燥は指触乾燥、つまり指で触って塗
膜がベトツいたり、変形しない程度に止められる。その
ような乾燥は、全塗装工程中の一工程して、連続的に行
いうるようなやり方、例えばトンネル型乾燥室内を通過
中に行うがよい。通常指触乾燥に至らしめるには80’
〜120″Cで2〜10分程度で済む。
この乾燥が済んだら、塗装され指触乾燥された物品(A
2)を、係鳥用治具から取り外し、物品(A2)は、こ
れを塗膜硬化処理(5)に服せしめる。これより塗膜を
硬化させ、こ\に製品(A3)が製出される。
他方、指触乾燥工程で取り外された係着用治具(B′)
には、物品と同様、指触乾燥段階まで乾燥された塗料が
被膜状に付着しているので、既述の通りこれを塗膜剥離
工程(6)で剥離し、水洗およびまたは乾燥工程(7)
を経て、塗装されるべき新たな物品(A1)の係着用に
善用されるのである。
このように、一連な工程の結合を可能ならしめたのは、
むろん係着用治具(B)に膜状に付着し、かつ指触乾燥
されるに至ったアニオン電着産科の付着膜が、アルカリ
性剥離液への浸漬によって容易に剥離することが出来る
という発見に基く。
本発明者らの見出した剥離液とは、PH8〜14かつ4
0〜90℃のアルカリ性水溶液である。
アルカリ成分としては水酸化カリウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、水酸化ナトリウム、第1級ないし第3級アミンなど
である。温度は40°C以下でも剥離が可能であるが、
その場合には、浸漬時間が若干長くなる。40〜90°
Cの範囲では、はに3〜lO分程度で剥離される。
本発明者らは、す1掛は用の孔のある15X7X0.5
3の鉄板を、係着用治具の係着用爪の冬瓜に引掛け、常
法通りの電解めっき法によって膜厚10μにNiめっき
した。使用した治具は、φ2o間、長さ800jlff
の通電バーへの引掛鉤部ある鋼棒で、それにピアノ練製
の係着型が40本、ハンダ付けによって付設されたもの
で、爪及び鉤部を除く治具全体がポリプロピレンによっ
て厚さ2騎に被覆されたものである。
参考までに申し添えれば電解条件は次の通りである。
ニッケルめっきめっき用電解浴組成 硫酸ニッケル   2B0f/1 塩化ニッケル   609/1 硼   酸       45f/IIP H4,2 t 流密度  ・・・・・・・・・・・凹曲・曲・・曲
・・・ 3 A/d♂1tsx圧 −・・・曲・−・・
叩・・・・曲・・曲・・・ 5V通電時間 ・・・・−
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・−・17分前記電解めっきが完了したら、被めっき物
を、係着用治具に係着したまく、常法通り水洗し、つい
でアニオン電着塗装を実施した。使用した7=オン型水
性塗料の種類、ならびに電着条件は第1表記載の通りで
ある。なお同表には、得られた塗膜厚さも併載しておい
た 第  1  表 このものを各塗料浴から引上げたら、ついで90°Cの
熱風乾燥炉に入れて指触乾燥に至らしめる。
指触乾燥に必要な時間は、アルカリ性剥離液の種類には
殆んど関係はないが、塗料の種類(イ)〜(ハ)には多
少関係がある。即ち、実測の結果、(イ)3分、(ロ)
3分、(ハ)5分であった。
上述の通りにして指触乾燥に達したら、各被塗物を、係
着用治具から取り外し、被塗物は常法通り、塗膜の加熱
硬化工程に服せしめると共に、治具は、第2表所載の(
A)〜(D)なるアルカリ性剥離液中に投入した。表中
(E)は中性たる蒸溜水であって比較例である。液温は
、他の実験から判っているので、40°C以下を避け、
すべて55°Cとした。なお、係着用治具には、当然、
各塗料か全面被着し、かつそれが指触乾燥段階になって
いた。
第  2  表 投入すると、間もなく治具を被覆して塗着した診膜が膨
潤し、や\劇しく液中を揺り動かすと、治具本体から前
記塗膜が剥離するに至る。そのような状態に至るまでに
要した時間(分)の大小で剥離力を示すことができる。
電着塗料(イ)〜(八)と、剥離液(A) −(D)と
の組合せについて測定した成績を第3表に合せ記載する
第3表 この表から判る通り、指触乾燥段に到達した付着塗膜は
3〜10分という短時間で容易に治具から剥離されるの
で、剥離後の治具は、水洗するだけで、再び新たな被め
っき体の係着に循環使用することができたのである。
以上詳述した通り、本発明方法によれば、従来不連続的
で非能率であった、金属めっきと電着塗装とを行う二重
の塗装工程が、一連のものとして連続化できたのであっ
て、大きく生産能率向上に資したのである。
【図面の簡単な説明】
添付第1図は、本発明方法の工程図である。 A1:被めっき体、A2 二指触乾燥塗膜ある被めっき
体、B:係着用治具、B′二指触段階にある塗膜を付着
した治具、1:電解めっき工程、2:表面浄化工程、3
:電着塗装工程、4:乾燥工程、5:塗膜硬化工程、6
:塗膜剥離工程、7二治其の水洗乾燥工程 出願人 清水商事株式会社 代理人 弁理土石間壬生弥 (ほか1名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電解めっき工程から送出されるめっきされた物品を、係
    着用治具から取り外すことなくアニオン電着塗装を行い
    、その塗料浴から引上げて乾燥工程に送り、塗膜の乾燥
    が、指触乾燥の段階に到達した時点で、該物品を前記係
    着用治具から取り外し、ついで塗膜硬化処理に付し、他
    方、取り外された前記治具は、これをアルカリ性剥離液
    中に浸漬し、治具の付着膜を剥離したのち、前記電解め
    っき工程に循環占用することを腸徴とする塗装されため
    つき物品の製造方法
JP8379483A 1983-05-12 1983-05-12 塗装されためつき物品の製造方法 Granted JPS59208095A (ja)

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JP8379483A JPS59208095A (ja) 1983-05-12 1983-05-12 塗装されためつき物品の製造方法

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JPS629198B2 JPS629198B2 (ja) 1987-02-26

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6453768U (ja) * 1987-09-30 1989-04-03
JP2012062544A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Hiro Mekki Kogyosho:Kk 自動車部品の複合耐食処理方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6453768U (ja) * 1987-09-30 1989-04-03
JPH0421827Y2 (ja) * 1987-09-30 1992-05-19
JP2012062544A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Hiro Mekki Kogyosho:Kk 自動車部品の複合耐食処理方法

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