JPS59207926A - 難燃性不飽和ポリエステルの製法 - Google Patents

難燃性不飽和ポリエステルの製法

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JPS59207926A
JPS59207926A JP8280183A JP8280183A JPS59207926A JP S59207926 A JPS59207926 A JP S59207926A JP 8280183 A JP8280183 A JP 8280183A JP 8280183 A JP8280183 A JP 8280183A JP S59207926 A JPS59207926 A JP S59207926A
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敏夫 淡路
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真銅 克明
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Hidemitsu Takizawa
滝沢 秀光
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ハロゲン化ビスフェノール骨格を有する難燃
性不飽和ポリエステルの製法に関するものである。
ハロゲン化ビスフェノール、例−えばテトラブロモビス
フェノールAは、難燃性、耐熱性を兼備した化合物とし
てエポキシ樹脂等に有効に利用されている。しかしなが
ら、フェノール化合物である為にラジカル反応の禁止作
用が強いのみならず、カルボン酸と通常の方法でエステ
ル化することが極めて困難な化合物である。従って、不
飽和ポリエステルの難燃化への利用に際シテハ、予じめ
アルキレンオキサイドを付加反応させてそのフェノール
性水酸基をヒト目キシアルキレーションによジアルコー
ル性水酸基に誘導する方法によらざるを得ない。しかし
、この際でも、残存フェノール性水酸基のラジカル反応
阻害や、残存触媒がエステル化反応時に及ぼす悪影響等
を無視できず、精製等によシ一旦該ヒドロキシアルキレ
ーション化物を単離せざるを得ない。このような状況下
では、必然的に経済的負担が増大し、良好な物性にもか
かわらず、その利用が実用上困難となっている。
そこで本発明者等は鋭意研究した結果、特定の条件下に
特定のプロセスを経ることにより、ハロゲン化ビスフェ
ノールとアルキレンオキサイドの反応生成混合物を特に
精製等のプロセスを経ることなく用いて難燃性不飽和ポ
リエステルを製造し得ることを見出し、本発明を完成さ
せたのである。
るビスフェノール化合物(1)を主成分とするフェノー
ル化合物(1)に対して該フェノール化合物(1)中の
フェノール性水酸基1当景当シに少なくとも1、当量の
アルキレンオキサイド(2)を、溶剤(3)およびアミ
ン系化合物(4)の共存下に、50〜180℃の温度範
囲で反応させて得られる反応生成混合物(3)をα、β
−不飽和ジカルボン酸成分(5)を必ず含有するカルボ
ン酸成分の)および必要によジアルコール成分(C)と
共にエステル化することを特徴とする難燃性不飽和ポリ
エステルの製造方法に関するものである。
従って本発明の目的は、ハロゲン化ビスフェノールとア
ルキレンオキサイドの付加反応生成混合物を、特に精製
等の工程を経ることなく使用して硬化性、色相の優れた
難燃性不飽和ポリエステルを製造する方法を提供するこ
とにある。
本発明でフェノール化合物(1)とは、前記一般式(1
)で示されるビスフェノール化合物(1)を主成分とす
る単独のフェノール化合物もしくは2種以上のフェノー
ル化合物の混合物を意味するものである。
一般式(I)で示されるビスフェノール化合物(1)の
例としては、ビス(3−ブロモー4−ヒドロキシフェニ
ル)メタン、ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシ
フェニル)メタン、ビス(3゜5−ジクロロ−4−ヒド
ロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(3,5−ジブ
ロモ−4−ヒドロキシフェニル)エタン、1.1−ヒス
(3−りOロー4−ヒドロキシフェニル)エタン、2.
2−ビス(3,5−シフロモー4−ヒドロキシフェニル
)プロパン、2,2−ビス(3−ブロモー4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン、2,2−ビス(3゜5−ジクo
a−4−ヒドロキシフェニル)フロパン、2,2−ビス
(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)ブタン
、1,1−ビス(3−ブロモ−4−ヒドロキシフェニル
)シクロヘキサン、1.1−ビス(3,5−ジブロモ−
4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、2,2−ビ
ス(3゜5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)−4
=メチルへブタン、3.3’−’ジブロモー4,4′−
ジヒドロキシ−ビフェニル、 3.3’、 5.5’−
テトラブロモ−4,4′−ジヒドロキシ−ビフェニル、
3.3’。
5.5′−テトラクロロ−4,4′−ジヒドロキシ−ビ
フェニル、3,3′−ジクロl:l−4,4’−ジヒド
ロキシ−ビフェニルエーテル、3,3’、5,5’−テ
トラブル% −4,4’ −ジヒドロキシ−ビフェニル
エーテル、3,3′−ジブロモ−4,4′−ジヒドロキ
シ−ビフェニルエーテル、3,3′−ジブロモ−4,4
′−ジヒドロキシ−ビフェニルスルホン、3.3’、 
5.5’ −テトラクロロ−4,4′−ジヒドロキシー
ビンェニルスルホン、3,3−5,5′−テトラブ四モ
ー4.4’−ジヒドロキシ−ビフェニルスルホン等を挙
げることができる。
ビスフェノール化合物(+)以外にフェノール化合物(
1)の成分として用いられるフェノール化合物としては
、ビスフェノールA1 ビスフェノールF1ビスフエノ
ールS等に代表される2価のフェノール化合物;1,1
.3−トリス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、”
l’e3−)りス(3゜5−ジブロモ−4−ヒドロキシ
フェニル)フロパン、低分子量ノボラック樹脂等に代表
される3価以上の多価フェノール化合物;フェノール、
2.4.6− ) 97’ロモフエノール、クレゾール
、パラ−6−ブチルフェノール等に代表される1価のフ
ェノール等、を挙げることができ、その1種または2種
以上を用いることができる。この際、フェノール化合物
(1)中での一般式(1)で示されるビスフェノール化
合物(1)の含有量は、フェノール性水酸基の当量で表
わして、少なくとも50当量チ、望ましくは70当量−
以上となる量である。
これらのフェノール化合物(1)中で主成分であるビス
フェノール化合物(1)以外の成分は、通常最終的に導
かれる難燃性不飽和ポリエステルの粘度特性、機械的物
性、比重等積々の物性の調整の為に主として用いられる
。従って、難燃性や色相を主目的とするような場合には
、主成分であるビスフェノール化合物(1)以外の成分
の含有量は可及的に少い方が望ましい。
アルキレンオキサイド(2)の例としては、エチレンオ
キサイド、プロピレンオキサイド、エピクロルヒドリン
、アリルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエー
テル等を挙げることができるが、特にエチレンオキサイ
ドとプロピレンオキサイドが望ましいものである。アル
キレンオキサイド(2)の使用量は、フェノール化合物
(1)中のフェノール性水酸基1当量当シに少なくとも
1当量、望ましくは1.02〜1.5当量となる量であ
る。使用量が1当量未満の場合には、得られる難燃性不
飽和ポリエステルの硬化性が著しく悪くなシ、好ましく
ない。
溶剤(3)は、フェノール化合物(1)とアルキレンオ
キサイド(2)との反応をスムーズに実施するための反
応液の粘度低減剤として機能するが、必ずしも反応液は
均一な溶液である必要はなく、特に反応初期においては
分散液である場合が多い。また、溶剤(3)は、反応釜
の液面上部の内壁、平担部分、その他の部分で凝縮して
、それらの部分に飛散付着したフェノール化合物(1)
を反応液内に洗浄帰還させる洗浄剤としても機能し、そ
の結果、反応釜内の残存フェノール化合物(1)の量を
低減させる。更に本発明の特徴は、フェノール化合物(
1)とアルキレンオキサイド(2)との付加反応生成物
を単離精製することなく、反応生成混合物囚として後続
するエステル化反応に供する点にあるために、溶剤(3
)としてはエステル化反応を阻害せず、また最終目的生
成物である難燃性不飽和ポリエステル内に残存してその
特性に実質的に悪影響を与えないものであることが必要
である。従って、溶剤(3)としては沸点が40〜18
0℃、好ましくは70〜150℃の範囲にある低分子量
の化合物の中から、このような条件に適った化合物を適
宜選択して使用することができる。例えば、アセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロ
ペンタノン、シクロヘキサノン、メチレンクロライド、
トリクレン、クロロホルム、四塩化炭素、テトラクロロ
エタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、シクロヘキサン、リグロイン
、酢酸エチルエステル、酢酸ブチルエステル、酢酸アミ
ルエステル、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベ
ンゼン、クメン等がその代表的な例である。これらの中
でも、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン
、クメン等は特に好ましいものである。
更に、本発明を実施するに際して、難燃性不飽和ポリエ
ステルの構成成分として任意成分であるアルコール成分
(C)を用いる場合には、そのアルコール成分(C)の
一部もしくは全部(但しアルキレンオキサイド類をのぞ
く。)を溶剤(3)の一部に代えて使用することができ
る。但し、そづ の場合はアルコール成分(C)の溶剤(3)の中に占め
る最大比率は、溶剤(3)の有する重要な機能のひとつ
である洗浄剤としての機能が極端に低下しない範囲(例
えば、フェノール化合物(1)および溶剤(3)の総量
に占める溶剤(3)の中のアルコール成分(C)以外の
成分の割合が少、なくとも0.5重量%好ましくは1重
量%以上となるような範囲)内に限定されるべきである
溶剤(3)の使用量は、フェノール化合物(i) i 
o 。
重量部当95〜500重量部、望ましくは10〜300
重量部である。使用量が5重量部未満の場合は、反応系
の粘度が高くなって反応をスムーズに進行させ難くなシ
、また反応系が着色し易く々ると同時にフェノール性水
酸基が残存し易く、好ましくない。
また、500重量部を超えて使用量を増量しても、経済
効率が低下するのみで得るところが少ない。
アミン系化合物(4)はフェノール化合物(1)とアル
キレンオキサイド(2)との反応触媒として作用する。
アミン系化合物(4λとしては、アンモニヤ、第一アミ
ン、第三アミン、第三アミンもしくはそれらの塩、第四
アンモニウム塩、第三アミン基もしくは第四アンモニウ
ム基を含むイオン交換樹脂等、従来公知のアミン系化合
物を用いることができる。例えば特公昭54−2187
8号公報明細書第7欄第23行〜第9欄第25行にアミ
ン系化合物として示されている化合物等を用いることが
できるがこれらの中でエチレン性不飽和結合を有しない
化合物が好ましい。またピリジンやアニリンに代表され
る芳香族系アミンハ、トリエチルアミンやベンジルアミ
ンに代表される脂肪族系アミンに比べて反応系が着色し
易い傾向にある為に、脂肪族系アミン系化合物の方がよ
り好ましい。
アミン系化合物(4)の使用量はフェノール化合物(1
) 100重量部尚シにo、ooi〜3、好ましくはo
、oos〜2重量部である。使用量がよシ少なくなると
反応がスムーズに進行し難く、よシ多くしてもそれに見
合って効果は増大せず好ましくない。
本発明においては、フェノール化合物(1)と・アルキ
レンオキサイド(2)とを、溶剤(3)およびアミン系
化合物(4)の存在下に、50〜180 ”Cの温度範
囲で反応させて反応生成混合物(3)へと導く。
反応温度がよシ低くなると反応がスムーズに進行せず、
より高くなると反応系の着色が多くなる。反応は窒素ガ
ス等の不活性ガス中で実施した方が色相の面で好ましい
傾向にあシ、この傾向は反応温度が高くなる程、強くな
る。従って不活性ガス中で実施することが好ましい。
本発明では、フェノール化合物(1)とアルキレンオキ
サイド(2)とを、グリコールを含有する溶剤(3)と
アミン系化合物(4)との共存下に反応させる。このこ
とによシ、反応系は良好な色相を保持したまま、残存フ
ェノール性水酸基の少ない反応生成混合物囚へと導かれ
る。この傾向は、溶剤(3)の一部として使用されるグ
リコールが親水性の強いものを用いた時に強く、特に反
応初期の着色改善および残存フェノール性水酸基の減少
の面でその効果が大きくなる。従って、溶剤(3)の一
部として使用されるグリコールとして最も、好ましいも
のは、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポ
リエチレングリコールであシ、続いてプロピレングリコ
ール、ジプロピレングリ・コール、ポリフロピレンゲリ
コール、1.3−ブチレングリコールが好ましいもので
ある。
本発明におけるグリコールを含有する溶剤(3)とアミ
ン系化合物(4)との果たす作用について詳細は不明で
あるが、およそ次のようなものであると思われる。即ち
、グリコールとアミン系化合物(4)との相互作用によ
シアミン系化合物(4)の触媒作用が強化される。その
ため反応初期にあっては反応がスムーズに進行して副反
応が少なくなシ、その結果として着色が少なく々る。反
応後期にあっては、フェノール化合物(1)中のフェノ
ール性水酸基に対するアルキレンオキサイド(2)の反
応の選択性が高くなシ、その結果として残存フェノール
性水酸基が少なくなるものと推測される。しかしながら
、本発明がこのような理由によシ限定されるものではな
い。
本発明において、アミン系化合物(4)の一部もしくは
全部に代えて他の反応触媒、例えば水酸化ナトリウムを
用いたのでは、本発明と同様の効果が得られないのみな
らず、グリコールを含有する溶剤(3)の共存下では逆
に残存フェノール性水酸基が増加することから考えると
、本発明の効果は驚くべきものである。
反応生成混合物(4)は、カルボン酸成分(B)および
必要に応じて用いられるアルコール成分(C)と共にエ
ステル化反応によシ難燃性不飽和ポリエステルへと導か
れる。エステル化反応は、当該業界で公知の方法に従っ
て実施することができる。例えば、最も代表的な方法は
、各成分を窒素ガスで代表される不活性ガス雰囲気下に
、トルエンやキシレンで代表される水共沸用溶剤や蓚酸
スズで代表されるエステル化触媒の存在下もしくは不存
在下に、120〜250℃好ましくは150〜220℃
の温度範囲に加熱し、所望の分子量(通常は、所望の粘
度もしくは酸価により測定される。)となるまで脱水縮
合せしめる、方法である。
カルボン酸成分(B)は、α、β−不飽和ジカルボン酸
成分(5)を必ず含有するものである。その条件を満た
しさえすれば、カルボン酸成分(J3)としては当該業
界で公知のもの(例えば、日刊工業新聞社版、滝山栄一
部著、プラスチック材料講座(10) rポリエステル
樹脂」昭和45年2月28日発行、第25頁表2・1(
a)に記載のカルボン酸等)から適宜選んで使用するこ
とができる。
カルボン酸成分ω)は、α、β−不飽和ジカルボン酸成
分(5)を必ず含有しなければならないが、10当量チ
以上含有することが好ましい。
α、β−不飽和ジカルボン酸成分(5)の例としては、
前記「ポリエステル樹脂」第25頁表2・1(a)に不
飽和酸として示されているが、その中でもフマル酸は、
得られる難燃性不飽和ポリエステルの色相という観点か
ら最も好ましいものである。
また、カルボン酸成分Φ)は、変性剤として該成分小)
に対して15当量−以下の量の1価のカルボン酸や3価
以上の多価カルボン酸を含有することができる。そのよ
うな変性剤の例としては、酢酸、プロピオン酸、オクチ
ル酸、安息香酸、トルイル酸、ナフチル酸等の1価のカ
ルボン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸%  ”t
2t3.4−テトラカルボキシブタン等の多価カルボン
酸等を挙げることができる。尚、本発明においては酸無
水物は、エステル形成能という観点から、酸無水物基1
モルと水1モルとが反応して生成するカルボン酸と等価
とみなしてカルボン酸に含めるものとする。
アルコール成分(0は、目的物である難燃性不を周 飽和ポリエステルの種々の物性を間部する為に必要に応
じて用いられる任意成分である。アルコール成分(Oと
しては、例えば前記「ポリエステル樹脂」第26頁表2
・1(b)に記載された化合物やエチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド、エピクロルヒドリン等を挙げる
ことができる。この際、オキシラン基1個は水酸基2個
と等価とみなす。また、このアルコール成分(C)の変
性剤として、1価のアルコールや3価以上の多価アルコ
ールをアルコール成分(C)の一部首たは全部として使
用することができる。このようなアルコール成分(C)
に対する変性剤としては、メタノール、エタノール、グ
ロパノール、ヘキサノール、シクロヘキサノール、オク
タツール、グリセリン、ペンタエリスリトール、トリメ
チロールプロパン等を挙げることができる。
反応生成混合物(4)、カルボン酸成分(B)およびア
ルコール成分(C)の使用割合は、反応生成混合物(4
)およびアルコール成分(c)の総量に含有されるフェ
ノール性水酸基1個当シにカルボン酸成分(B)に含有
されるカルボキシル基0.7〜15個となるような割合
である。この割合の範囲外では、満足な物性の難燃性不
飽和ポリエステルが得られず好ましくない。
アルコール成分(C)は、前述の通シ必ずしも使用する
必要はないが、使用する場合の最大使用量は難燃性不飽
和ポリエステルのハロゲン含有量が5重量%、好ましく
は8重量%以下とならないような量である。
更に、前述のフェノール化合物(1)およびアルコール
成分(C)のそれぞれの成分として使用できる1価およ
び/または3価以上の多価の変性剤の使用量は、それぞ
れの成分毎にその使用量に制約があるわけではないが、
フェノール化合物(1)およびアルコール成分(C)の
総量に対して1価および/または3価以上の多価の変性
剤の総量が15当量チ以下であることが好ましく、この
範囲内で適宜その使用量を選択することができる。使用
量がこの範囲外では、難燃性不飽和ポリエステルの物性
が低下したシ、エステル化反応時にゲル化したシして好
ましくない。
本発明による難燃性不飽和ポリエステルは、えた優れた
樹脂硬化物を与え、種々の分野において有効に利用する
ことのできるものである。
以下、例示でもって本発明をよυ詳しく説明するが、本
発明はこれらの例示内に限定されるものではない。尚、
例示中、「部」とあるのは特別ととわシの無い場合は1
重量部」を表わすものとする。
実施例 1 加圧釜に、2,2′−ビス(3,5−ジブロモ−4−シ
トロキシフェニル)プロパン(以下、TBBPAと記す
。)3264部、トルエン900部およびトリエチルア
ミン10部を投入し、系を窒素ガスで置換した後、密閉
し、120℃に昇温した。
続いて、攪拌しながらエチレンオキサイド340部を3
時間にわたって導入した。その間、温度は115〜12
3℃に保持した。更にその温度で4時間保持した後、常
圧にもどし、窒素ガスで1時間パージして反応生成混合
物(A−1)4193部を得た。この時点で内部を目視
検査した結果、TBBPAの反応器壁への付着残存は認
められなかった。反応生成混合物(A−1)は、残存フ
ェノール性水酸基含有量120ppm、残存オキサイド
含有量0.5重量%、トルエン含有量15重量%であっ
た。
続いてジエチレングリコ−A1530部、7−rル酸7
66部および無水7タル酸503部を追加配合して、窒
素気流下に、170〜185℃の温度範囲でトルエンと
生成水とを通常の方法に従って除去しながら、酸価24
となるまで反応させてポリエステル(1)を得た。
このポリエステル(1)60部、スチレン40部および
ハイドロキノン0.01部を均一になるまで混合して、
粘度3,6ボイズ、ハーゼン260の透明な樹脂(1)
を得た。
樹脂(1) 100部にオクテン酸コバルト(金属含有
量8重量%、以下の実施例においても同様。)0.5部
およびメチルエチルケトンパーオキサイド(パーオキサ
イド含有量55重量%、以下同様。)1.0部を配合し
、ガラス板間に注型して得た硬化物について試験したと
ころ、熱変形温度(、yzsK 7207) 108℃
、酸素指数(JIS K 7201) 31であシ、ま
た、150 ℃で2時間加熱後も外観に変化は認められ
なかった。
実施例 2 力q圧釜K TBBPA 3264部、ジエチレングリ
コール530部、トルエン200部およびトリエチルア
ミン6.5部を投入し、系を窒素ガスで置換した後、密
閉し、120 ’Cに昇温した。続いて攪拌しながらエ
チレンオキサイド352部を3時間にわたって導入した
。その間、温度は117〜122℃に保持した。更にそ
の温度で4時間保持した後、常圧にもどし、窒素ガスで
1時間パージして反応生成混合物(A−2)2452部
を得た。この時点で内部を目視検査した結果TBBPA
の反応器壁への付着残存は認められなかった。
反応生成混合物(A−2)は、残存フェノール性水酸基
含有量43 ppm 、残存オキサイド含有量0、6重
量%、トルエン含有量6.5重量%であった。
続いて無水7タル酸503部および7マル酸766部を
追加配合して、窒素気流下に、170〜185℃の温度
範囲でトルエンと生成水とを通常の方法に従って除去し
ながら、酸価21となるまで反応させてポリエステル(
2)を得た。
このポリエステル(2) 60部、スチレン40部およ
びハイドロキノン0.01部を均一になるまで混合して
、粘度40ボイズ、ハーゼン100の透明な樹脂(2)
を得た。
樹脂(2) 100部にオクテン酸コバル) 0.5部
およびメチルエチルケトンパーオキサイド1.0部を配
合し、ガラス板間に注型して得た硬化物について試験し
たところ、熱変形温度(JIS K7207) 110
℃、酸素指数(JIS K 7201) 31であシ、
また150℃で2時間加熱後も外観に変化は認められな
かった。
実施例 3 実施例において、7マル酸766部に代えて無水マレイ
ン酸647部を用いた以外は実施例2と同様にして得た
樹脂は、粘度5.14、ノ・−ゼン1000で、その硬
化物は熱変形温度98℃、比較例 1 実施例2において、 TBBPAとエチレンオキサイド
の反応を更に苛性ソーダ15部を共存させた状、態で実
施した以外は実施例2と同様にしてTBBPAとエチレ
ンオキサイドとを反応させて反応生成混合物(比較−1
)5267部を得た。反応生成混合物(比較−1)は褐
色を呈しており、残存フェノール性水酸基含有量170
00 ppm 。
エチレンオキサイド含有量0.5重i%%  トIL’
エン含有量3.1重量%であシ、そのまま不飽和ポリエ
ステル樹脂の原料として使用するには不適当なものであ
った。
実施例 4 加圧釜にエチレングリコール496部、TBBPAl 
632 部、ベンゼン20部およびトリエチルアミン3
部を投入し、系を窒素ガスで置換した後、密閉し、90
℃に昇温した。続いて攪拌しながらエチレンオキサイド
320部を3時間にわたって導入した。その間、温度は
87〜94℃に保持した。更にその温度で5時間保持し
た後、常圧にもどし、窒素ガスで1時間パージして反応
生成混合物(A−3)2430部を得た。この時点で内
部を目視検査した結果、TBBPAの反応器壁への付着
残存は認められなかった。反応生成混合物(A−3)は
、残存フェノール性水酸基含有量67 ppm 、残存
オキサイド含有量0.5重量%、ベンゼン含有量0.7
重量%であった。
続いてアジピン酸438部および7マル酸812部を追
加配合して、窒素気流下に、170〜185℃の温度範
囲でベンゼンと生成水とを通常の方法に従って除去しな
がら、酸価25となるまで反応させてポリエステル(3
) ヲ得り。
このポリエステル(3)60部、スチレン40部および
ハイドロキノン0.01部を均一になるまで混合して、
粘度3.8ポイズ、ハーゼン8oの透明袋樹脂(3)を
得た。
樹脂(3) 1o o部にオクテン酸コバル) Q、 
5部およびメチルエチルケトンパーオキサイド1.0部
を配合し、ガラス板間に注型して得た硬化物について試
験したところ、熱変形温度(JISK7207) 96
℃、酸素指数(JIS K 7201) 30であシ、
また150℃で2時間加熱後も外観に変化は認められ々
かった。
実施例 5 加圧釜に2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタ
ン484部、TBBPA 3264部、キシレン100
0部およびブチルアミ711部を投入し、系を窒素ガス
で置換した後、密閉し、145℃に昇温した。続いて、
攪拌しながらプロピレンオキサイド1160部を2時間
にわたって導入した。その間、温度は141〜147℃
に保持した。更にその温度で2時間保持した後、常圧に
もどし、窒素ガス1時間パージして反応生成混合物(A
−4)5480部を得た。この時点で内部を目視検査し
た結果、TBBPAの反応器壁への付着残存は認められ
なかった。反応生成混合物−(A−4)は、残存フェノ
ール性水酸基含有量143 ppm、残存オキサイド含
有量0.7重量%、キシレン含有量12.8重量%であ
った。
続いてジエチレングリコール212部、フマル酸580
部および無水フタル酸740部を追加配合して、窒素気
流下に、170〜185℃の温度範囲でキシレンと生成
水とを通常の方法に従って除去しながら、酸価32とな
るまで反応させてポリエステル(4)を得た。
このポリエステル(4) 60部、スチレン40部およ
びハイドロキノン0601部を均一になるまで混合して
、粘度3.3ボイズ、ノーーゼン350の透明な樹脂(
4)を得た。
樹脂(4) 100部にオクテン酸コバルト0.5部お
よびメチルエチルケトンパーオキサイド1.0部を配合
し、ガラス板間に注壓して得た硬化物について試験した
ところ、熱変形温度(JISに7207) 123℃、
酸素指数(JIS K 7201 ) 35であり、ま
た150℃で2時間加熱後も外観に変化は認められなか
った。
実施例 6 加圧釜に2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタ
ン484部、TBBPA 3264部、ジエチレングリ
コール212部、キシレン1000部およびブチルアミ
ン11部を投入し、系を窒素ガスで置換した後、密閉し
、145℃に昇温した。
続いて、攪拌しながらプロピレンオキサイド11.60
部を2時間にわたって導入した。その間、温度は142
〜150℃に保持した。更にその温度で2時間保持した
後、常圧にもどし、窒素ガスで1時間パージして反応生
成混合物(A−5)6420部を得た。この時点で内部
を目視検査した結果、 TBBPAの反応器壁への付着
残存は認められなかった。反応生成混合物(A−5)は
、残存フェノール性水酸基含有量65ppm、残存オキ
サイド含有量0.7重量%、キシレン含有量11.1重
量%であった。
続いてフマル酸580部および無水フタル酸740部を
追加配合して、窒素気流下に、170〜185℃の温度
範囲でキシレンと生成水とを通常の方法に従って除去し
ながら、酸価26となるまで反応させてポリエステル(
5)を得た。
このポリエステル(5160部、スチレン40部および
ハイドロキノン0.01部を均一になるまで混合して、
粘度4.1ポイズ、ハーゼン160の透明な樹脂(5)
を得た。
樹脂(5) 100部にオクテン酸コバルト0゜5部お
よびメチルエチルケトンパーオキサイド1.0部を配合
し、ガラス板間に注型して得た硬化物について試験した
ところ、熱変形温度(JISに7207) 127℃、
酸素指数(JIS K 7201) 35であυ、また
150℃で2時間加熱後も外観に変化は認められなかっ
た。
実施例 7 実施例6において、ジエチレングリコール212部に代
えてエチレングリコール124部を用いた以外は実施例
6と同様にして一連の反応を実施した。その結果、反応
生成混合物は、残存フェノール性水酸基含有量83 p
pm 、残存オキサイド含有量0.6重量%、キシレン
含有量11.7重量%であった。また、樹脂は、粘度4
.5ボイズ、ハーゼン150であシ、その硬化物は熱変
形温度(JIS K 7207) 134℃、酸素指数
(JIS K 7201) 36であった。
実施例 8 加圧釜にジプロピレングリコール1072部、3、3’
、 5.5’−テトラブロモ−4,4′−ジヒドロキシ
ビス、エニル1506部、四塩化炭素40部およびN−
メチルモルホリン1部を投入し、系を窒素ガスで置換し
た後、密閉し、110℃に昇温した。続いて、攪拌しな
がらエチレンオキサイド400部を2時間にわたって導
入した。その間、温度は108〜112℃に保持した。
更にその温度で3時間保持した後、常圧に°もどし、窒
素ガスで1時間パージして反応生成混合物(A−6)2
900部を得た。この時点で内部を目視検査した結果、
3 、3’、 5 、5’−テトラブロモ−4,4′−
ジヒドロキシビフェニルの反応器壁への付着残存は認め
られなかった。反応生成混合物(A−6)は、残存フェ
ノール性水酸基含有量117ppm、残存オキサイド含
有量0.5重量%、四塩化炭素含有量1.1重量%であ
った。
続いて7マル酸928部およびアジピン酸292部を追
加配合して、窒素気流下に、170〜185℃の温度範
囲で四塩化炭素と生成水とを通常の方法に従って除去し
ながら、酸価17となるまで反応させてポリエステル(
6)を得た。
このポリエステル(6160部、スチレン40部および
ハイドロキノン0.01部を均一になるまで混合して、
粘度5.3ボイズ、ハーゼン170の透明な樹脂(6)
を得た。
樹脂(61100部にオクテン酸コバル) 0.5部お
よびメチルエチルケトンパーオキサイド1.0部を配合
し、ガラス板間に注型して硬化物について試験したとこ
ろ、熱変形温度(JIS K 7207)105℃、酸
素指数(JIS K 7201 ) 28であシ、また
150℃で2時間加熱後も外観に変化は認められなかっ
た。
実施例 9 加圧釜にジプロピレングリコール1072部、3.3’
、5.5’−テトラブロモ−4,4′−ジヒド日キシビ
スェニル■−チル1554部、テトラヒドロフラン40
部およびテトラエチルアンモニウムブした後、密閉し、
100℃に昇温した。続いて攪拌しながらプロピレンオ
キサイド377部を2時間にわたって導入した。その間
、温度は109〜113℃に保持した。更にその温度で
3時間保持した後、常圧にもどし反応生成混合物(A−
7)を得た。この時点で内部を目視検査した結果、3.
3’、5.5’−テトラブロモ−4,4′−ジヒドロキ
シビフェニルエーテルの反応器壁への付着残存は認めら
れなかった。反応生成混合物(A−7)は、残存フェノ
ール性水酸基含有量102 ppmであった。
続いてフマル酸928部およびアジピン酸292部を追
加配合して、窒素気流下に、170〜185℃の温度範
囲でテトラヒドロフランと生成水とを通常の方法に従っ
て除去しながら、酸価23となるまで反応させてポリエ
ステル(力を得た。
このポリエステル(7160部、スチレン40部および
ハイドロキノン0. ’01部を均一になるまで混合し
て、粘度4.0ボイズ、ハーゼン200の透明な樹脂(
力を得た。
樹脂(7) 100部にオクテン酸コバルト0.5部お
よびメチルエチルケトンパーオキサイド1.0部を配合
し、ガラス板間に注型して得た硬化物について試験した
ところ、熱変形温度(JIS K7207)100℃、
酸素指数(JIS K 7201) 28であシ、15
0℃で2時間加熱後も外観に変化は認められなかった。
実施例 10 加圧釜にジエチレングリコール742部、3゜3’、 
5 、5’−テトラブロモ−4,4′−ジヒドロキシビ
フェニル2008部、)シェフ50部およびトリエチル
アミン5部を投入し、系を窒素ガスで置換した後、密閉
し、110℃に昇温した。続いて、攪拌しながらエチレ
ンオキサ、イド380部を3時間にわたって導入した。
その間、温度は108〜113℃に保持した。更にその
温度で4時間保持した後、常圧にもどし、反応生成混合
物(A−8)を得た。この時点で内部を目視検査した結
果、3 、3’、 5 、5’−テトラブロモ−4,4
′−ジヒドロキシビフェニルの反応器壁への付着残存は
認められなかった。反応生成混合物(A−’8)は、残
存フェノール性水酸基含有量97 ppmであつ、た。
続いてフマル酸812部および無水フタル酸444部を
追加配合して、窒素気流下に、170〜185℃の温度
範囲でトルエンと生成水とを通常の方法に従って除去し
々がら、酸価27となるまで反応させてポリエステル(
8)を得だ。
このポリエステル(8) 60部、スチレン40部およ
びハイドロキノン0.01部を均一になるまで混合して
、粘度3.8ボイズ、ハーゼン100の透明な樹脂(8
)を得た。
樹脂(s) i o o部にオクテン酸コバルト0.5
部およびメチルエチルケトンパーオキサイド1.0部を
配合し、ガラス板間に注型して得た硬化物について試験
したところ、熱変形温度(JIS K7207) 11
3℃、酸素指数(JIS K 7201) 32であり
、また150℃で2時間加熱後も外観に変化は認められ
なかった。
実施例 工1 実施例10において、トルエン50部に代えてメチルエ
チルケトン50部を用いた以外は実施例10と同様にし
て一連の反応を実施した。その結果、反応生成混合物の
残存フェノール性水酸基含有量は103 ppmであっ
た。また、樹脂′の粘度は4.0ボイズ、ハーゼンは1
50で、その硬化物の熱変形温度(JIS K 720
7 )は110℃、酸素指数(JIs K 7201 
)は32であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 下記一般式(1)で示されるビスフェノール化合
    物(1)を主成分とするフェノール化合物(1)に対し
    て該フェノール化合物(1)中のフェノール性水酸基1
    当景当シに少なくとも1当景のアルキレンオキサイド(
    2)を、溶剤(3)およびアミン系化合物(4)の共存
    下に、50〜180℃の温度範囲で反応させて得られる
    反応生成混合物(4)をα、β−不飽和ジカルボン酸成
    分(5)を必ず含有するカルボン酸成分Q3)および必
    要によジアルコール成分(Oと共にエステル化すること
    を特徴とする難燃性不飽和ポリエステルの製造方法。 一般式(1) %式% 2、 α、β−不飽和ジカルボン酸成分(5)が7マル
    酸である特許請求の範囲第1項記載の難燃性不飽和ポリ
    エステルの製造方法。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49119986A (ja) * 1973-03-19 1974-11-15
JPS509689A (ja) * 1973-05-29 1975-01-31
JPS5165197A (ja) * 1974-10-24 1976-06-05 Bayer Ag
JPS51138787A (en) * 1975-05-12 1976-11-30 Ucb Sa Filmmforming halogenated photopolymerizable composition

Patent Citations (4)

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