JPS5920622B2 - センサ−付きプリント防曇ガラスのメツキ方法 - Google Patents

センサ−付きプリント防曇ガラスのメツキ方法

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JPS5920622B2
JPS5920622B2 JP8480477A JP8480477A JPS5920622B2 JP S5920622 B2 JPS5920622 B2 JP S5920622B2 JP 8480477 A JP8480477 A JP 8480477A JP 8480477 A JP8480477 A JP 8480477A JP S5920622 B2 JPS5920622 B2 JP S5920622B2
Authority
JP
Japan
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plating
detection electrode
sensor
printed
glass
Prior art date
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Expired
Application number
JP8480477A
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English (en)
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JPS5420020A (en
Inventor
忠美 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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Publication date
Application filed by Central Glass Co Ltd filed Critical Central Glass Co Ltd
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Publication of JPS5420020A publication Critical patent/JPS5420020A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、板ガラス面のほぼ全面にわたり導電性ペース
トのごとき通電加熱線条をまたその板ガラス面の一部に
露滴検出電極を印刷して焼付け、これらにメッキを施し
て成る所謂露滴検出センサー付きプリン1へ防曇ガラス
のメッキ方法に関するものである。
か\る防曇ガラスはガラス面に露滴が付着したことを露
滴検出電極により検出し、該ガラス面に設けられた防曇
加熱線条に自動的に通電することにより、常に良好な視
野を確保することができるものとして自動車等の車輌窓
ガラスとして広く使用されるようになった。
このセンサー付き防曇ガラスにおいて、前記加熱線条及
び検出電極は低融点ガラスフリット、金属粉およびそれ
らの結合剤から成る導電性ペーストのプリント(例えば
スクリーン印刷)によって形成して焼成したものである
が、単に導電性ペーストをスクリーン印刷し、焼成した
だけでは加熱線条においては、各製品毎にその抵抗値を
一定となし難く、従ってその抵抗値を揃えるため、銅メ
ッキを行ない、更に大気中の亜硫酸ガス等による腐蝕を
防ぐため及び抵抗調整のためその上にニッケルメッキを
椎していた。
又、更に検出電極は加熱線条よりも細くかつ僅少な間隔
でガラス面上に対向して設けられるが、その間の露滴を
一定条件で検出するためにその電極間隔が一定になるよ
うに銅およびニッケルメソ千を施していた。
そのため従来は、加熱線条部に比べてメッキ量が少なく
てよい検出電極部へのメッキ回路には可変抵抗器を挿入
し、同一電源からの電流の値を各々のメッキ回路の抵抗
により調整し、加熱線条及び検出電極への各付着メッキ
量を調整していた。
しかしてこのような方法では以下に記す不都合が生じ、
その品質、生産歩留が必ずしも満足すべきものではなか
った。
即ち加熱線条のメッキ時間Tは、その初期抵抗をRとす
ればT=aR+b(こ5でa、 bは定数線条の巾、あ
るいはその配置により実1験的に求められる数値である
)なる式ヲ基にして、プロセスコンピューターにより演
算決定されるものであるが、加熱線条の初期抵抗にばら
つきがあった場合は当然そのメッキ時間に差異が生じる
ため、加熱線条と検出電極へのメッキ電流を前述のごと
く可変抵抗器によって分流させたとしてもその所要メッ
キ時間の差異により検出電極のメッキ状態には所望値か
らのずれが生じる。
更にプリント防曇ガラスにおいては前述のように銅及び
ニッケルの両方のメッキを行なうため従来方法では検出
電極のメッキ状態の所望値からのずれが助長され、検出
電極のメッキのつきすぎ、つき不良を生じることとなっ
ていた。
本発明は検出電極部及び加熱線条部を共に良好にメッキ
しうるようにしたセンサー付き防曇ガラスのメッキ方法
を提案するものであり、以下実施例を参照しながら本発
明の詳細な説明する。
第1図はメッキ設備の工程図であり、第2図は従来より
行なわれていたメッキ設備の電源回路、第3図は本発明
による電源回路例を示す。
防曇ガラスのメッキ工程では第1図に示す如く先ず導電
性ペーストを用いて加熱線条および検出電極となる導体
部をスクリーン印刷等によりプリントし、プリントおよ
び焼付けした加熱線条用導体部の初期抵抗を自動的に測
定し、その結果から前述の式により銅メッキのメッキ所
要時間T1 を決定する。
次に該時間T1の間に加熱線条用導体部および検出電極
部を銅メッキしたセンサー付き防曇ガラスを一旦メツキ
槽から出して水洗した後銅メツキ後の加熱線条用導体部
の抵抗値を測定し、その抵抗値により前述した式(勿論
係数a、 bは銅メッキの場合とは異なる)にもとづい
て所要時間T2が算出され、該時間T2の間に加熱線条
用導体部および検出電極部のニッケルメッキがなされ、
こうしてセンサー付き防曇ガラスのメッキ工程が終了す
る。
第2図は従来のメッキ設備の特に電源を示す。
この図で1は直流定電流電源であり、その陰極eは検出
電極用導体部2,3及び加熱線条用導体部4の電極部5
,6に接続される。
検出電極用導体部2,3と電源の陰極eとの間には可変
抵抗器7が接続され、該可変抵抗器により加熱線条用導
体部へのメッキ電流に対する検出電極用導体部へのメッ
キ電流の比が決定される。
′8は窓ガラス、9はメッキ槽であり、該メッキ槽に加
熱線条および検出電極用導体部を印刷、焼成された窓ガ
ラス8が、陽極板10および図示しない電解液と共に収
容される。
メッキに際しては加熱線条用導体部のメッキに必要な時
間を前述の式により算出し、該時間中検出電極用導体部
をメッキして該検出電極用導体部のメッキ状態が所望状
態になる様に可変抵抗器7の抵抗値を定め、電源を投入
して加熱線条用導体部および検出電極用導体部のメッキ
を同時に行なうが、前述した如くか5る従来方式は必ず
しも検出電極用導体部と加熱線条用導体部の双方を良好
なメッキ状態にすることは容易でない。
銅メッキおよびニッケルメッキを行う毎に可変抵抗を調
節する方法も考えられるがその設備上及び運転方法上困
難が多く、このため可変抵抗は設定したま5にしてニッ
ケルメッキを行なうのでアンバランスを更に助長する結
果を招いていた。
本発明は上述した如き従来技術の欠点をなくし、検出電
極用導体部及び加熱線条用導体部を良好にメッキできる
ようにしたセンサー付き防曇ガラスのメッキ方法を提案
するものであり、第3図にその実施例を示す。
第3図において11は加熱線条メッキ用の直流定電流電
源であり、その陰極θは加熱線条用導体部4の電極部5
,6に接続される。
12は検出電極メッキ用の直流定電流電源であり、その
陰極θは検出電極用導体部2,3に接続される。
電源11.12の陽極■はそれぞれ加熱線条および検出
電極に対向する陽極板13.14に接続される。
また電源12の陰極eと検出電極用導体部2,3との間
の給電回路にはタイマーTの接点Taが挿入される。
8は前回と同様に窓ガラス板、9はメッキ槽である。
銅およびニッケルメッキの開始に際し、そのおのおのの
場合において加熱線条用導体部4のメッキ前の抵抗が測
定され、前述した式により、そのメッキ時間Tが決定さ
れる。
一方検出電極用導体部2,3のメッキ時間はその銅及び
ニッケルメッキが完了した時点で検出電極の極間距離が
所定の値となりかつ亜硫酸ガス等による腐蝕が防止でき
る状態にあるように設定されるが、検出電極については
抵抗よりもむしろその極間距離が問題となるためそのメ
ッキ時間は加熱線条のメッキ時間より極めて短かい。
メッキの開始後、検出電極用導体部のメッキ所要時間が
経過すると、陰極側の給電回路がタイマーTの接点Ta
によって遮断され、検出電極用導体部へのメッキは停止
される。
又加熱線条部には定電流電源11からメッキ電流が供給
され、所要時間が経過すると、図示しないタイマーの接
点などにより給電が停止され、加熱線条用導体部のメッ
キも終了する。
本発明によればメッキ電流回路は2組設けられ、各々独
立に制御されるので検出電極用導体部2゜3のメッキは
銅およびニッケルメッキにおけるタイ7−設定時間に対
応する設定量だけ行な4つれ、加熱線条用導体部のメッ
キは各々初期抵抗により算出したメッキ時間だけ行なわ
れ、検出電極用導体部のメッキは検出電極間の距離が一
定となるように、又加熱線条用導体部のメッキは加熱線
条の抵抗が設定値となるように各々制御されるので、加
熱線条および検出電極用導体部に所望通りのメッキが施
されたセンサー付きプリント防曇ガラスを提供しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は防曇ガラスのメッキ方法を説明する工程図、第
2図は従来のそして第3図は本発明を適用したメッキ装
置の説明図である。 図面で8は板ガラス、4はプリント導体部1.2.3は
第2のプリント導体部、11.12は第1、第2の定電
流源、Taはタイマー接点である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 板ガラスを加熱防曇するための第1のプリン1−導
    体部と、板ガラス面に付着する露滴を検出して第1のプ
    リント導体部への通電を制御する検出電極を構成する第
    2のプリント導体部を有するセンサー付きプリント防曇
    ガラスのメッキ方法において、第1及び第2の定電流源
    を設けて、前記第1及び第2のプリント導体部のメッキ
    はこれら第1及び第2の定電流源により互いに独立に行
    なうようになし、そして第2の定電流源から第2のプリ
    ント導体部・\の給電回路にはタイマー接点を設けて第
    2のプリント導体部のメッキ児了時に該接点により給電
    回路を遮断することを特徴としたセンサー付きプリント
    防曇ガラスのメッキ方法。
JP8480477A 1977-07-15 1977-07-15 センサ−付きプリント防曇ガラスのメツキ方法 Expired JPS5920622B2 (ja)

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JP8480477A JPS5920622B2 (ja) 1977-07-15 1977-07-15 センサ−付きプリント防曇ガラスのメツキ方法

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JP8480477A JPS5920622B2 (ja) 1977-07-15 1977-07-15 センサ−付きプリント防曇ガラスのメツキ方法

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Publication Number Publication Date
JPS5420020A JPS5420020A (en) 1979-02-15
JPS5920622B2 true JPS5920622B2 (ja) 1984-05-14

Family

ID=13840889

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JP8480477A Expired JPS5920622B2 (ja) 1977-07-15 1977-07-15 センサ−付きプリント防曇ガラスのメツキ方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61143659A (ja) * 1984-12-18 1986-07-01 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置

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JPS5420020A (en) 1979-02-15

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