JPS59206001A - 溶液状生成物を蒸発させて溶媒中の高揮発性部分を回収する方法 - Google Patents

溶液状生成物を蒸発させて溶媒中の高揮発性部分を回収する方法

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JPS59206001A
JPS59206001A JP59088559A JP8855984A JPS59206001A JP S59206001 A JPS59206001 A JP S59206001A JP 59088559 A JP59088559 A JP 59088559A JP 8855984 A JP8855984 A JP 8855984A JP S59206001 A JPS59206001 A JP S59206001A
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product
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condensate
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ウド・ベルトヘル
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Wiegand Karlsruhe GmbH
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
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    • B01D1/26Multiple-effect evaporating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D1/00Evaporating
    • B01D1/06Evaporators with vertical tubes
    • B01D1/10Evaporators with vertical tubes with long tubes, e.g. Kestner evaporators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D1/00Evaporating
    • B01D1/28Evaporating with vapour compression
    • B01D1/2803Special features relating to the vapour to be compressed
    • B01D1/2812The vapour is coming from different sources
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D1/00Evaporating
    • B01D1/28Evaporating with vapour compression
    • B01D1/284Special features relating to the compressed vapour

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は溶液状生成物を蒸発ざlて溶媒中の^揮発性部
分を回収する方法に関する。
1従来の技術] 少なくとも1つの比較的低揮発性の溶ts(例えば水)
、この比較的低揮発性の溶媒にりも低温度の少なくども
1つの比較的高揮発+4の溶媒(例えばアルコール)、
及び溶解した固形物質から成る溶液の蒸発に際しては、
高揮発性溶媒がその蒸気に移行することが好ましい。本
来の目的で゛ある蒸発と固形物の濃縮と並行して、でき
るだ【プ純粋な形で各成分を回収するため、原則として
両方の溶媒をできるだ()経済的にnいに分離しな【プ
ればな3− らイ「い。そこで例えば、蒸発器内で形成される溜出物
を精溜することにj:つて蒸発を助長する。但し、液体
全量を精溜しCから、高揮発性溶媒をはと/υど含まな
い溶液中に固形物質をi加縮することによって分H(と
濃縮という課題を解決1−ることも可能である。主どし
て蒸発処理に要するエネルギー・了−1スト及び投資]
ス[〜と、以後の分離方法とに応じ(プロセスはケース
・パイ・ケースである。
問題の溶液を処理する方法として下記の方法が既に公知
である。
a)液体全量を精溜し、できるだり濃縮された高揮発性
成分(上流生成物)と、固形物質を含む低揮発性成分(
底流生成物)とに分離する。次いで底流引酸物を通常は
多段式である蒸発装置内でi1!縮する、1この魚介装
置は別設の熱源、熱ポンプ(機械的蒸気ル縮)または精
溜塔伯部からの蒸気で加熱することができる1゜ この方法は、被精溜液体の量が大ぎいので、エネルギー
消費総量が高くならざるを得ない欠点がある。
4− b )本来の多段式蒸発プロセスに先行する自己凝結式
直接加熱蒸発段階において、極く少量の高揮発性成分を
含有する溶液からこの高揮発1ノ(成分を分!1ift
する。
この方法では蒸気節約のため、供給生成物から高揮発性
成分を、残留けが所期のレベルとなるように必要量だけ
蒸発させる。この場合、発生ずる蒸気の蒸発エンタルピ
ーにほぼ相当する熱エネルギーを使用しなければならな
い。この蒸気の含熱量は以後の蒸発に利用できない。
使用する蒸発器のタイプは所与条件に応じて選択され、
凝固の危険が少量fい場合には向流液滴式蒸発器が好ま
しい。
C,) ill造仕込み原料濃縮との関連で、多段蒸発
装置(例えば下向き流動式または強制循環式蒸発器)に
おいてアルコール含量の少ない仕込み原料からエタノー
ルを分離する。単数または少数の段階で什込み原料は殆
どアルコールを含有しない状態どなる。これらの段階の
アルコール含有蒸気凝結物を別に搬出して精溜装置にお
いて分ll1Itするが、この粘溜装置は蒸気凝結物総
量を処理する場合」、りも小91jでよく、にり少ない
エネルギーで操作できる。
多段装置aから高揮発性成分を多量に含有Jる凝結物部
分流を取出す場合、方法全体についてどの稈Yαの経済
1イ1を達成できるかは高揮発14成分の分離に必要イ
f段階数または蒸発器もXに対する蒸発装置の段階総数
または蒸発総容量によって決定される。高揮発性成分を
多6Bに含有する凝結物総量の例えば1/3を取出さね
ばならず、目つ蒸発装置を6段式に構成した場合、最高
の経済性を達成するためにはこの凝結物用を生成物側の
最初の2段階から取出さねばならない。
蒸発装置を4段式に構成するのは好ましくない。
凝結物a■の1/3以上を取出して処理し1.r IJ
ればならなくなり、高度の経済性を達成できないからで
ある。
機械的蒸気圧縮の場合のように、容量が人ぎくても取出
すべぎ凝結物部が1/10であったり、装置が2段式な
らば、事態はもっと不都合になる。
エネルギー消費のため普及しつつある機械的圧縮方式の
蒸気装置の場合、1段式構成では高揮発性成分を多(イ
)に含む凝結物を取出せないこと(よいうまでもないn
2段式装置なら、高揮発性成分の濃縮にはおそらく凝結
物m儀の約10%を処理ずれば充分なのに、凝結物総量
の約半分を処即しな〔プればならない。ところが、取出
される凝結物L1及びこれど反比例する高揮発f1成分
含有率は後続の精溜装置またはこれと同様に作用する、
例えば隔膜分−(vlに基づく分離装置のエネルギー・
コスト及び設備コストに影vl!りる。
1発明が解決しJ:うとする問題貞1 本発明の目的は、溶液状生成物に対して並流または向流
の関係で蒸気が貫流する少なくとも2つの蒸発段階を有
し、1つの蒸発段階に溶液状態の生成物が順次貫流する
少なくとも2つの蒸発器を有する蒸発装置により、揮発
性に差のある構成部分から成る溶媒中に溶解している生
成物を蒸発させ、溶媒中の少なくとも1つの高揮発性構
成成分 7− を多ijiに含有する部分を回収覆る方法において、溶
液をできるだけ経済的に濃縮すると共に、次いで凝結物
及び濃縮溶液から高揮発性成分を分−1′1Jる際に、
て゛ぎるだl′J少ない凝結物部分量を取出すだ(]で
、高揮発性成分含有率を高くすることのできる方法を提
案することにある。凝結物部分量が少/、c C1れば
比較的小さいエネルギー消費で分離することができる。
このにうにすれば、蒸発、粕溜などから成る全プロレス
に要覆るエネルギー消費が極めて低くなる。
1発明の1取要] 本発明は、前記の回収方法において、蒸発段階内で生成
物が順次貫流する少なくとも2つの蒸発器を生成物の加
熱熱気及び/または蒸気で並行加熱゛りるどどもに、生
成物が前記蒸発段階内で先ず最初に貫流する蒸発器にお
()る少なくとも1つの高揮発性構成成分を多量に含有
Jる蒸気を蒸発装置内で凝結させることにより少なくと
も1つの高揮発性構成成分を多量に含有する液体流を回
収することをYj■徴どする。
8− 最初に貫流する蒸発器の蒸気は少なくとも1つの高揮発
性成分を多量に含むから、蒸発装置内でその含熱量が凝
結によって利用された後、比較的小さいエネルギー・コ
ストでさらに分離するかまたはそのまま利用することが
できる。
[実施例の説明] 以下型イ]図面に示す実施例に基づいて本発明の好まし
い実施態様を説明する。
第1図に示す蒸発装置は1成物流動方向に前後し、それ
ぞれが生成物流動方向に順次接続された2つの蒸発器1
 a、 I b及びla、lbから成る2つの蒸発段I
@I及び■を含む。
蒸発させるべき生成物はパイプライン2を介して蒸発器
1aに供給され、次いでパイプライン4゜6.8を介し
て蒸発器1a、la及び■bを通過し、凝結物としてパ
イプライン10を通って蒸発器nbから放出される。
蒸発器1 a、 I bの加熱は蒸発器Il bからパ
イプライン12を通って放出される生成物蒸気で行なわ
れ、圧縮器14において圧縮され、パイプライン16゜
18、20を介して蒸発器1a及び1bの加熱室に〜I
(2行供給される。この蒸気凝結物は蒸発器1 a、 
I bの加熱室からパイプライン22.24を通って放
出され、共通パイプライン26を通って蒸発器nbの加
熱室に供給され、パイプライン28を通ってこの蒸発器
nbから放出される。
蒸発器f(aはパイプライン30を介して蒸発器Iaか
らの生成物蒸気で加熱される。この生成物蒸気の凝結物
はパイプライン32を通って放出される。
蒸発器ubはパイプライン34を介して蒸発器Ibの生
成物蒸気で加熱される。
蒸発器11aの生成物蒸気はパイプライン36を通って
パイプライン12に供給される。
パイプライン30内の蒸気は高揮発性構成部分を多量に
含み、このことはパイプライン32から放出される凝結
物についても同様である。この凝結物の量は場合によっ
て蒸発総容量の僅か1/10でもよい。
パイプライン28を通って放出される凝結物は比較的少
量の高揮発性成分を含有する。
パイプライン32を通って放出される凝結物は例えば精
溜装置でさらに処理してもよいが、そのまま利用するこ
ともできる。
第2図は3段式蒸発装置を示す。
第1図と同じ参照符号を使用しているから詳細な説明は
省く。
高揮発性成分を多量に含む蒸発器7aの蒸気はパイプラ
イン40を介して蒸発段階■の蒸発器11aに供給され
てこれを加熱し、パイプライン42を通って凝結状態で
放出される。
第3図に示す蒸発装置は3つの蒸発段階を含む。
第1蒸発段階1は1個の蒸発器から成る。高揮発成分を
多部に含むこの蒸発器からの生成物蒸気はパイプライン
50を通って、蒸発段階Hの生成物流動方向に前後して
接続されている2つの蒸発器11a、[bを加熱する。
高揮発成分含有率がさらに高くなった蒸発器■aの蒸気
はパイプライン52を通過しながら第3蒸発段階の第1
蒸発器11aを加熱する。高揮発性成分を含有する凝結
物がパイプライン54を通って放出される。蒸発器11
a及びnb=11− からパイプライン56.58を通って放出される加熱蒸
気凝結物も高揮発性成分を含んでいる。その分だけ、蒸
発器mbからパイプライン60を通って放出される蒸気
凝結物中の高揮発性成分は少ない。
第2図または第3図と同様の態様で4段以上の蒸発段階
を設けてもよい。相前後する2つの段階のそれぞれに少
なくとも2つの蒸発器を設ける。
接続は高揮発性成分を含む所期の蒸気凝結物量がCぎる
だけ正確に得られるように行なう。
第1図から第3図までに示す蒸発装置では、生成物と加
熱媒が同一方向に蒸発段階を層流する。
即ち、同方向流構成である。第4図は向流構成の実施例
を示す(部分向流式に構成することもできる)。
第4図の蒸発装置は生成物流動方向に前後して配列され
た蒸発器I a、 I bを含む第1蒸発段階Iと、生
成物流動方向にこの第1蒸発段階Iの後方にあって蒸発
器を1個だけ含む蒸発段階■とを具備する。
生成物はパイプライン70を介して蒸発器1aに 12
− 供給され、次いで蒸発器(aからパイプライン72を介
して蒸発器Tbに供給され、蒸発器1bからパイプライ
ン74を介して蒸発段階Hの蒸発器に供給され、凝結物
としてパイプライン76を通って放出される。蒸発段階
Hの蒸発器は圧縮器78を介して加熱されるが、この圧
縮器78はパイプライン80を介して新しい蒸気を供給
される一方、パイプライン82を介して蒸発段階Hに属
する蒸発器の生成物蒸気の一部を供給される。加熱はパ
イプライン83を介して行なわれる。蒸気及び加熱蒸気
からの凝結物はパイプライン87を通って放出される。
但し、蒸発段階■の蒸発器を加熱蒸気だけで加熱するこ
ともできる。加熱蒸気は破線で示ずパイプライン89を
通って蒸発段階Hの蒸発器の加熱室に供給される。
蒸発段階Hの蒸発器の生成物蒸気がパイプライン84.
86.88を通って並行的に蒸発器■a及びIbを加熱
する。
蒸発器1aの生成物蒸気はパイプライン90を通って放
出され、凝結器Iにおいて凝結され、凝結物どじでパイ
プライン92を通っ(放出される。この凝結物は高揮発
性成分を含む。凝結器■の冷却はパイプライン94を通
って凝結器Iに供給されパイプライン96を通って凝結
器Iから放出される冷却媒によって行なわれる。
蒸発器Ja及びIbからの加熱W、凝結物はパイプライ
ン98.100を通って放出され、共通のパイプライン
102を通って凝結器Hに供給される。蒸発器1 bか
らの生成物蒸気はパイプライン104を通って凝結器■
に達し、ここで凝結する。高揮発士!1成分含有吊の少
ない共通の凝結物はパイプライン105を通って放出さ
れる。
凝結器IIは、凝結器Iと同様に、パイプライン106
を介して供給されパイプライン 108を通って放出さ
れる冷却媒によって冷却する。
第5図に示す実施例では、生成物が蒸発器la。
Ib、1ITa、II及びmb中を流動する9、生成物
はパイプライン120を通って蒸発器■aに供給され、
蒸発器m bからパイプライン122を通って凝結物と
して放出される。蒸発器1a及びIbの加熱は圧縮器1
24を介して蒸発器11a及びm bの生成物蒸気で並
行的に行なわれる。
蒸発器1aの生成物蒸気が蒸発器■aを加熱する。蒸発
器11aの加熱室から放出された凝結物はパイプライン
12Gを通って放出され、釜石の高揮発性成分を含んで
いる。
蒸発器Tbの生成物蒸気が蒸発器■を加熱し、蒸発器■
の生成物蒸気が蒸発器mbを加熱する。
蒸発器1a、Ib、Il及びmbの加熱媒凝結物はまと
められてパイプライン128で放出される。この凝結物
中に含まれる高揮発性成分は化較的少量である。
第5図に示づ蒸発装置では生成物流路はIa、Ib、I
T、 1TIa、TrIb、テもIa、T[、lTb、
IT[a、Ibでもよい。
第6図に示す装置では蒸発器1aの生成物蒸気が、蒸発
器Iaに供給される生成物の予熱器にパイプライン14
0で供給され、パイプライン142を通って凝結物とし
て放出される。この凝結物は多用の高揮発性成分を含ん
でいる。生成物はパイプ15− ライン144を通って予熱器に供給され、パイプライン
146を通って予熱器から蒸発器Iaに流入する。
蒸発器1 a、 l b及び■の加熱媒凝結物はまとめ
てパイプライン148を通って放出される。この凝結物
中の高揮発性成分含有量は比較的少ない。凝結物は蒸発
器■の生成物室からパイプライン150を通−)て放出
される。
第7図に示す実施例では蒸発器■a及びIt)が共通の
加熱室160を有し、この加熱室160には蒸発器11
a及びIbから圧縮された生成物蒸気が供給される。蒸
発器Ia及びIbからの生成物は互いに密閉関係に分離
されたチェンバ162.164に流入Jる。このチェン
バ162.164にはパイプライン166、168を介
してセパレータ・チェンバ170、172から生成物蒸
気を供給する。上記画然発器に対する供給チェンバ17
4 、17Gも互いに密閉関係に分離されている。
生成物はパイプライン178を介して供給され、さらに
パイプライン180を通って蒸発器1aから16− 蒸発器Ibに達し、蒸発器1bからパイプライン182
を通って蒸発段階Hの生成物流動方向に並列接続された
蒸発器11a及びI[11に流入する。/1−酸物供給
室184は生成物回収室186と同様にこの画然発器1
a及びTf bに共通である。凝結物はパイプライン1
88を通って放出される。高揮発性成分を含む蒸発器■
aの蒸気がパイプライン190を介して蒸発器11aを
加熱する。蒸発器nbはパイプライン192を介して蒸
発器Tbの生成物蒸気で加熱される。蒸発器Ia及びT
bの並行加熱は、圧縮器196が流路中に配置されてい
るパイプライン194を介して蒸発器1a及びnbの生
成物蒸気により行なわれる。パイプライン194は画然
発器■a及びnbに共通の蒸気分離室198を起点とし
ている。この分離室198はパイプライン200を介し
て生成物回収室186と接続している。
高揮発性成分を含み、蒸発器1aの加熱に利用される蒸
気凝結物はパイプライン202を通って放出される。蒸
発段階I(蒸発器1a及びIb)からの加熱蒸気の凝結
物はパイプライン204を通って蒸発器nbの加熱室に
供給され、パイプライン192を通って供給される加熱
蒸気の凝結物と合流し、パイプライン206を通って放
出される。この凝結物中に含まれる高揮発性成分は比較
的少量である。
第7図に示す実施例は極めて]ンパクトな@)告、低い
設備コス1へ、簡単な断熱法及び軽微な熱損失かでの特
徴である。
第8図の蒸発装置は第4図と同様の向流式蒸発装置であ
る。凝結器I及び■は蒸発器1a及びTbど同様にそれ
ぞれ一体構造として構成されている。蒸発器1a及びT
bの一体化は第7図の場合と同じ態様で行なわれている
。生成物供給はパイプライン220を介して行なわれ、
生成物凝結物の放出はパイプライン224を介して行な
われる。
蒸発段階11の蒸発器はパイプライン226を介して加
熱される。これの凝結物はパイプライン228を通って
放出される。
凝結器l及び■は隔壁230だけで互いに分離されてお
り、パイプライン232を介して冷ム0媒を供給され、
この冷却媒はパイプライン234を通ってlj’!出さ
れる。高揮発性成分を多量に含む凝結物は凝結器■から
パイプライン236を通って放出される。高揮発性成分
含有量の比較的少ない凝結物はパイプライン238を通
って放出される。
第8図の装置には第7図の装置とほぼ同様の長所がある
第9図は生成物室が少なくとも2つのチェンバに分割さ
れている蒸発器■aの特殊な実施例を示0 生成物はパイプライン260を通って蒸発器1aの第1
生成物ヂエンバに供給され、次いでパイプライン262
を通って隣りのチェンバに供給される。
総てのチェンバに共通の加熱室にパイプライン264を
通って加熱媒が供給される1、加熱碌の凝結物はパイプ
ライン266を通って放出される。生成物回収室268
及び276から放出された蒸気は複数の生成物チェンバ
に分割されていない蒸発器の場合よりも多量の高揮発性
成分を含有している。
第1図または第2図に示すような蒸発器1aを19− 加熱するため蒸気がパイプライン270を通って蒸発器
を出る前に、この蒸気は分l4Il室272を貴通し、
パイプライン274を通って第1生成物回収室に流入J
る。
生成物回収室268及び276は総ての回収室からの蒸
気が共通の分離室212に流入でき、しかも生成物流を
別々に取出せるように互いに分離されている。
生成物は回収室276からパイプライン278を通っ−
C放出され、第1図または第2図に示すような蒸発器T
 11に供給される。
第9図の実施例により、溶媒の高揮発性成分含有量が比
較的少ない生成物をパイプライン278から取出すこと
ができる。これと対称的に、パイプライン270から放
出される蒸気は多聞の高揮発性成分を含んでいる。
第10図の実施例は第1図のものと同様であるが、蒸発
器Iaはその上に放散塔280が市ねられており、向流
液滴式蒸発器(生成物と蒸気がHいに向流する下向き流
蒸発器)どして構成されている。
−20−− 生成物はパイプライン282を通って放散塔280の最
上段塔床に還流として供給される。蒸発器1aにおいて
発生した生成物蒸気は蒸発器1aにおいて生成物が蒸発
する前に、パイプライン282を通って供給される生成
物の溶媒中の高揮発性成分を除去する。従って、パイプ
ライン284を通って放出される蒸気中の高揮発性成分
量が増大する。
高揮発性成分が優勢な凝縮物はパイプライン286を通
って放出され、高揮発性成分が比較的少ない凝結物はパ
イプライン288を通って、また生成物凝結物はパイプ
ライン290を通ってそれぞれ放出される。
[発明の効果コ 以上述べた通り、本発明の方法によれば、少ない凝結物
部分量を取出すだ【プで、高揮発性成分含有率を高くす
ることができ、蒸発、精溜などから成る全プロセスに要
するエネルギー消費が極めて低くなる。また、最初に貫
流する蒸発器における蒸気は少なくども1つの高揮発性
成分を多量に含むから、蒸発装置内でその含熱部が凝結
によって利用された後、比較的小さいエネルギー・コス
トでさらに分離するかまたはそのj;ま利用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は、本発明の力払を実施するのに極
めて好適な蒸発装置及びその各部を略示する系統図であ
る。 T、n、ITI・・・蒸発段階 Ia、Ib、ITa、Ilb、1Tla、mb・・・蒸
発器特許出願人  ライ−ガント カールスルーニゲ−
■ムベーハー FIG、5 1フL FIG、6 FIG、7

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶液状生成物に対して並流または向流の関係で蒸
    気が貫流する少なくとも2つの蒸発段階をイ4し、1つ
    の蒸発段階に溶液状態の生成物が順次貫流する少なくと
    も2つの蒸発器を有する蒸発装置により、揮発性に差の
    ある構成部分から成る溶媒中に溶解している生成物を蒸
    発させ、溶媒中の少なくとも1つの高揮発性構成成分を
    多量に含有する部分を回収する方法において、 蒸発段階(第1,2図の■、第3図のTI 、第4〜1
    0図のI)内で生成物が順次貫流する少なくとも2つの
    蒸発器(第1,2図のla、lb、第3図のlla、l
    b、第4〜10図のla、lb)を生成物の加熱蒸気及
    び/または蒸気で並行加熱することと、生成物が前記蒸
    発段階内で先ず最初に貫流Jる蒸発器(第1.2図のl
    a、第3図の■a、第4へ・10図のla)におりる少
    なくとも1つの高揮発性構成成分を多量に含有する蒸気
    を蒸発装置内で凝結さけることにより少なくとも1つの
    高揮発性構成成分を多量に含有する液体流を回収するこ
    とを特徴どする溶液状生成物を蒸発させて溶媒中の高揮
    発性部分を回収する方法。
  2. (2)蒸発装置の復続蒸発段階(第1,2図の■、第3
    ,5図の■、第7,10図の■)中の少なくとも1つの
    蒸発器の加熱に伴なって前記凝結が起こる特許請求の範
    囲第(1)項に記載の方法。
  3. (3)前記凝結が蒸発装置の凝結器(第4,8図の凝結
    器I)において行なわれる特許請求の範囲第(1)項に
    記載の方法。
  4. (4)蒸発させるべき生成物を予熱するため蒸発装置内
    に設けた予熱器(第6図)の加熱に伴って前記凝結が起
    こる特許請求の範囲第(1〉項に記載の方法。
  5. (5)蒸発段階(第7,8図の■)が、共通の加熱室内
    に配置され、別々の生成物チェンバを右する少なくとも
    2つの蒸発器(第7,8図のl a、 l11)を含む
    特許請求の範囲第(])]Ji’ロ9二記のツノ法、。
  6. (6)  後続蒸発段階(第7図の11)が、密閉区分
    された加熱室の1ヌ画室内に配置された少量fくども2
    つの蒸発器(第7図のIla、I’Tb)を含む特8′
    [請求の9111囲第(2)項に記載の方法。
  7. (7)  凝結器(第8図の凝結器■)を少なくとも1
    つの別設凝結器(第8図の凝結器■)と)冒こ1°内で
    一体化した特許請求の範囲第(3)項に記載の方法。
  8. (8)  少量1くとも1つの高揮発1イ(構成成分を
    多聞に含有する蒸気を供給する蒸発器(第10図のla
    )を、放散塔を」−に単ねた向流液滴式蒸発器として構
    成した特許請求の範囲第(1)項に記載の方法。
  9. (9)  第1蒸発器(第9図のla)がその分離1効
    果を高めるため生成物側を条虫分割され、分割故に応じ
    た複数の生成物デー「ンバを含み、該生成物チーIンバ
    が、個々の生成物チェンバ間での生成物’(H合は防1
    1−されるが、別々の71成物ザ:[ンバの/l−酸物
    から発生する蒸気の混合は可能となるJ、うに77いに
    分離1している特ム′16^求の「・11囲第(1)項
    乃〒第(8)狛のいずれかに記載の方法。
  10. (10)  溶媒の高揮発性構成成分の含有量が低揮発
    性構成成分の含有量にりし小さい特a![請求の範囲第
    (1)項乃〒第(9)項のいずれかに記載の方法。
  11. (11)  溶媒中に溶解している生成物が未溶解状態
    において固形物質である特許請求の範囲第(])Jr+
    乃至第(10)項のいずれかに記載の方法、。
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