JPS59206001A - 溶液状生成物を蒸発させて溶媒中の高揮発性部分を回収する方法 - Google Patents
溶液状生成物を蒸発させて溶媒中の高揮発性部分を回収する方法Info
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- JPS59206001A JPS59206001A JP59088559A JP8855984A JPS59206001A JP S59206001 A JPS59206001 A JP S59206001A JP 59088559 A JP59088559 A JP 59088559A JP 8855984 A JP8855984 A JP 8855984A JP S59206001 A JPS59206001 A JP S59206001A
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- B01D—SEPARATION
- B01D1/00—Evaporating
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- B01D—SEPARATION
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- B01D1/28—Evaporating with vapour compression
- B01D1/2803—Special features relating to the vapour to be compressed
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- B01D1/00—Evaporating
- B01D1/28—Evaporating with vapour compression
- B01D1/284—Special features relating to the compressed vapour
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- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は溶液状生成物を蒸発ざlて溶媒中の^揮発性部
分を回収する方法に関する。
分を回収する方法に関する。
1従来の技術]
少なくとも1つの比較的低揮発性の溶ts(例えば水)
、この比較的低揮発性の溶媒にりも低温度の少なくども
1つの比較的高揮発+4の溶媒(例えばアルコール)、
及び溶解した固形物質から成る溶液の蒸発に際しては、
高揮発性溶媒がその蒸気に移行することが好ましい。本
来の目的で゛ある蒸発と固形物の濃縮と並行して、でき
るだ【プ純粋な形で各成分を回収するため、原則として
両方の溶媒をできるだ()経済的にnいに分離しな【プ
ればな3− らイ「い。そこで例えば、蒸発器内で形成される溜出物
を精溜することにj:つて蒸発を助長する。但し、液体
全量を精溜しCから、高揮発性溶媒をはと/υど含まな
い溶液中に固形物質をi加縮することによって分H(と
濃縮という課題を解決1−ることも可能である。主どし
て蒸発処理に要するエネルギー・了−1スト及び投資]
ス[〜と、以後の分離方法とに応じ(プロセスはケース
・パイ・ケースである。
、この比較的低揮発性の溶媒にりも低温度の少なくども
1つの比較的高揮発+4の溶媒(例えばアルコール)、
及び溶解した固形物質から成る溶液の蒸発に際しては、
高揮発性溶媒がその蒸気に移行することが好ましい。本
来の目的で゛ある蒸発と固形物の濃縮と並行して、でき
るだ【プ純粋な形で各成分を回収するため、原則として
両方の溶媒をできるだ()経済的にnいに分離しな【プ
ればな3− らイ「い。そこで例えば、蒸発器内で形成される溜出物
を精溜することにj:つて蒸発を助長する。但し、液体
全量を精溜しCから、高揮発性溶媒をはと/υど含まな
い溶液中に固形物質をi加縮することによって分H(と
濃縮という課題を解決1−ることも可能である。主どし
て蒸発処理に要するエネルギー・了−1スト及び投資]
ス[〜と、以後の分離方法とに応じ(プロセスはケース
・パイ・ケースである。
問題の溶液を処理する方法として下記の方法が既に公知
である。
である。
a)液体全量を精溜し、できるだり濃縮された高揮発性
成分(上流生成物)と、固形物質を含む低揮発性成分(
底流生成物)とに分離する。次いで底流引酸物を通常は
多段式である蒸発装置内でi1!縮する、1この魚介装
置は別設の熱源、熱ポンプ(機械的蒸気ル縮)または精
溜塔伯部からの蒸気で加熱することができる1゜ この方法は、被精溜液体の量が大ぎいので、エネルギー
消費総量が高くならざるを得ない欠点がある。
成分(上流生成物)と、固形物質を含む低揮発性成分(
底流生成物)とに分離する。次いで底流引酸物を通常は
多段式である蒸発装置内でi1!縮する、1この魚介装
置は別設の熱源、熱ポンプ(機械的蒸気ル縮)または精
溜塔伯部からの蒸気で加熱することができる1゜ この方法は、被精溜液体の量が大ぎいので、エネルギー
消費総量が高くならざるを得ない欠点がある。
4−
b )本来の多段式蒸発プロセスに先行する自己凝結式
直接加熱蒸発段階において、極く少量の高揮発性成分を
含有する溶液からこの高揮発1ノ(成分を分!1ift
する。
直接加熱蒸発段階において、極く少量の高揮発性成分を
含有する溶液からこの高揮発1ノ(成分を分!1ift
する。
この方法では蒸気節約のため、供給生成物から高揮発性
成分を、残留けが所期のレベルとなるように必要量だけ
蒸発させる。この場合、発生ずる蒸気の蒸発エンタルピ
ーにほぼ相当する熱エネルギーを使用しなければならな
い。この蒸気の含熱量は以後の蒸発に利用できない。
成分を、残留けが所期のレベルとなるように必要量だけ
蒸発させる。この場合、発生ずる蒸気の蒸発エンタルピ
ーにほぼ相当する熱エネルギーを使用しなければならな
い。この蒸気の含熱量は以後の蒸発に利用できない。
使用する蒸発器のタイプは所与条件に応じて選択され、
凝固の危険が少量fい場合には向流液滴式蒸発器が好ま
しい。
凝固の危険が少量fい場合には向流液滴式蒸発器が好ま
しい。
C,) ill造仕込み原料濃縮との関連で、多段蒸発
装置(例えば下向き流動式または強制循環式蒸発器)に
おいてアルコール含量の少ない仕込み原料からエタノー
ルを分離する。単数または少数の段階で什込み原料は殆
どアルコールを含有しない状態どなる。これらの段階の
アルコール含有蒸気凝結物を別に搬出して精溜装置にお
いて分ll1Itするが、この粘溜装置は蒸気凝結物総
量を処理する場合」、りも小91jでよく、にり少ない
エネルギーで操作できる。
装置(例えば下向き流動式または強制循環式蒸発器)に
おいてアルコール含量の少ない仕込み原料からエタノー
ルを分離する。単数または少数の段階で什込み原料は殆
どアルコールを含有しない状態どなる。これらの段階の
アルコール含有蒸気凝結物を別に搬出して精溜装置にお
いて分ll1Itするが、この粘溜装置は蒸気凝結物総
量を処理する場合」、りも小91jでよく、にり少ない
エネルギーで操作できる。
多段装置aから高揮発性成分を多量に含有Jる凝結物部
分流を取出す場合、方法全体についてどの稈Yαの経済
1イ1を達成できるかは高揮発14成分の分離に必要イ
f段階数または蒸発器もXに対する蒸発装置の段階総数
または蒸発総容量によって決定される。高揮発性成分を
多6Bに含有する凝結物総量の例えば1/3を取出さね
ばならず、目つ蒸発装置を6段式に構成した場合、最高
の経済性を達成するためにはこの凝結物用を生成物側の
最初の2段階から取出さねばならない。
分流を取出す場合、方法全体についてどの稈Yαの経済
1イ1を達成できるかは高揮発14成分の分離に必要イ
f段階数または蒸発器もXに対する蒸発装置の段階総数
または蒸発総容量によって決定される。高揮発性成分を
多6Bに含有する凝結物総量の例えば1/3を取出さね
ばならず、目つ蒸発装置を6段式に構成した場合、最高
の経済性を達成するためにはこの凝結物用を生成物側の
最初の2段階から取出さねばならない。
蒸発装置を4段式に構成するのは好ましくない。
凝結物a■の1/3以上を取出して処理し1.r IJ
ればならなくなり、高度の経済性を達成できないからで
ある。
ればならなくなり、高度の経済性を達成できないからで
ある。
機械的蒸気圧縮の場合のように、容量が人ぎくても取出
すべぎ凝結物部が1/10であったり、装置が2段式な
らば、事態はもっと不都合になる。
すべぎ凝結物部が1/10であったり、装置が2段式な
らば、事態はもっと不都合になる。
エネルギー消費のため普及しつつある機械的圧縮方式の
蒸気装置の場合、1段式構成では高揮発性成分を多(イ
)に含む凝結物を取出せないこと(よいうまでもないn
2段式装置なら、高揮発性成分の濃縮にはおそらく凝結
物m儀の約10%を処理ずれば充分なのに、凝結物総量
の約半分を処即しな〔プればならない。ところが、取出
される凝結物L1及びこれど反比例する高揮発f1成分
含有率は後続の精溜装置またはこれと同様に作用する、
例えば隔膜分−(vlに基づく分離装置のエネルギー・
コスト及び設備コストに影vl!りる。
蒸気装置の場合、1段式構成では高揮発性成分を多(イ
)に含む凝結物を取出せないこと(よいうまでもないn
2段式装置なら、高揮発性成分の濃縮にはおそらく凝結
物m儀の約10%を処理ずれば充分なのに、凝結物総量
の約半分を処即しな〔プればならない。ところが、取出
される凝結物L1及びこれど反比例する高揮発f1成分
含有率は後続の精溜装置またはこれと同様に作用する、
例えば隔膜分−(vlに基づく分離装置のエネルギー・
コスト及び設備コストに影vl!りる。
1発明が解決しJ:うとする問題貞1
本発明の目的は、溶液状生成物に対して並流または向流
の関係で蒸気が貫流する少なくとも2つの蒸発段階を有
し、1つの蒸発段階に溶液状態の生成物が順次貫流する
少なくとも2つの蒸発器を有する蒸発装置により、揮発
性に差のある構成部分から成る溶媒中に溶解している生
成物を蒸発させ、溶媒中の少なくとも1つの高揮発性構
成成分 7− を多ijiに含有する部分を回収覆る方法において、溶
液をできるだけ経済的に濃縮すると共に、次いで凝結物
及び濃縮溶液から高揮発性成分を分−1′1Jる際に、
て゛ぎるだl′J少ない凝結物部分量を取出すだ(]で
、高揮発性成分含有率を高くすることのできる方法を提
案することにある。凝結物部分量が少/、c C1れば
比較的小さいエネルギー消費で分離することができる。
の関係で蒸気が貫流する少なくとも2つの蒸発段階を有
し、1つの蒸発段階に溶液状態の生成物が順次貫流する
少なくとも2つの蒸発器を有する蒸発装置により、揮発
性に差のある構成部分から成る溶媒中に溶解している生
成物を蒸発させ、溶媒中の少なくとも1つの高揮発性構
成成分 7− を多ijiに含有する部分を回収覆る方法において、溶
液をできるだけ経済的に濃縮すると共に、次いで凝結物
及び濃縮溶液から高揮発性成分を分−1′1Jる際に、
て゛ぎるだl′J少ない凝結物部分量を取出すだ(]で
、高揮発性成分含有率を高くすることのできる方法を提
案することにある。凝結物部分量が少/、c C1れば
比較的小さいエネルギー消費で分離することができる。
このにうにすれば、蒸発、粕溜などから成る全プロレス
に要覆るエネルギー消費が極めて低くなる。
に要覆るエネルギー消費が極めて低くなる。
1発明の1取要]
本発明は、前記の回収方法において、蒸発段階内で生成
物が順次貫流する少なくとも2つの蒸発器を生成物の加
熱熱気及び/または蒸気で並行加熱゛りるどどもに、生
成物が前記蒸発段階内で先ず最初に貫流する蒸発器にお
()る少なくとも1つの高揮発性構成成分を多量に含有
Jる蒸気を蒸発装置内で凝結させることにより少なくと
も1つの高揮発性構成成分を多量に含有する液体流を回
収することをYj■徴どする。
物が順次貫流する少なくとも2つの蒸発器を生成物の加
熱熱気及び/または蒸気で並行加熱゛りるどどもに、生
成物が前記蒸発段階内で先ず最初に貫流する蒸発器にお
()る少なくとも1つの高揮発性構成成分を多量に含有
Jる蒸気を蒸発装置内で凝結させることにより少なくと
も1つの高揮発性構成成分を多量に含有する液体流を回
収することをYj■徴どする。
8−
最初に貫流する蒸発器の蒸気は少なくとも1つの高揮発
性成分を多量に含むから、蒸発装置内でその含熱量が凝
結によって利用された後、比較的小さいエネルギー・コ
ストでさらに分離するかまたはそのまま利用することが
できる。
性成分を多量に含むから、蒸発装置内でその含熱量が凝
結によって利用された後、比較的小さいエネルギー・コ
ストでさらに分離するかまたはそのまま利用することが
できる。
[実施例の説明]
以下型イ]図面に示す実施例に基づいて本発明の好まし
い実施態様を説明する。
い実施態様を説明する。
第1図に示す蒸発装置は1成物流動方向に前後し、それ
ぞれが生成物流動方向に順次接続された2つの蒸発器1
a、 I b及びla、lbから成る2つの蒸発段I
@I及び■を含む。
ぞれが生成物流動方向に順次接続された2つの蒸発器1
a、 I b及びla、lbから成る2つの蒸発段I
@I及び■を含む。
蒸発させるべき生成物はパイプライン2を介して蒸発器
1aに供給され、次いでパイプライン4゜6.8を介し
て蒸発器1a、la及び■bを通過し、凝結物としてパ
イプライン10を通って蒸発器nbから放出される。
1aに供給され、次いでパイプライン4゜6.8を介し
て蒸発器1a、la及び■bを通過し、凝結物としてパ
イプライン10を通って蒸発器nbから放出される。
蒸発器1 a、 I bの加熱は蒸発器Il bからパ
イプライン12を通って放出される生成物蒸気で行なわ
れ、圧縮器14において圧縮され、パイプライン16゜
18、20を介して蒸発器1a及び1bの加熱室に〜I
(2行供給される。この蒸気凝結物は蒸発器1 a、
I bの加熱室からパイプライン22.24を通って放
出され、共通パイプライン26を通って蒸発器nbの加
熱室に供給され、パイプライン28を通ってこの蒸発器
nbから放出される。
イプライン12を通って放出される生成物蒸気で行なわ
れ、圧縮器14において圧縮され、パイプライン16゜
18、20を介して蒸発器1a及び1bの加熱室に〜I
(2行供給される。この蒸気凝結物は蒸発器1 a、
I bの加熱室からパイプライン22.24を通って放
出され、共通パイプライン26を通って蒸発器nbの加
熱室に供給され、パイプライン28を通ってこの蒸発器
nbから放出される。
蒸発器f(aはパイプライン30を介して蒸発器Iaか
らの生成物蒸気で加熱される。この生成物蒸気の凝結物
はパイプライン32を通って放出される。
らの生成物蒸気で加熱される。この生成物蒸気の凝結物
はパイプライン32を通って放出される。
蒸発器ubはパイプライン34を介して蒸発器Ibの生
成物蒸気で加熱される。
成物蒸気で加熱される。
蒸発器11aの生成物蒸気はパイプライン36を通って
パイプライン12に供給される。
パイプライン12に供給される。
パイプライン30内の蒸気は高揮発性構成部分を多量に
含み、このことはパイプライン32から放出される凝結
物についても同様である。この凝結物の量は場合によっ
て蒸発総容量の僅か1/10でもよい。
含み、このことはパイプライン32から放出される凝結
物についても同様である。この凝結物の量は場合によっ
て蒸発総容量の僅か1/10でもよい。
パイプライン28を通って放出される凝結物は比較的少
量の高揮発性成分を含有する。
量の高揮発性成分を含有する。
パイプライン32を通って放出される凝結物は例えば精
溜装置でさらに処理してもよいが、そのまま利用するこ
ともできる。
溜装置でさらに処理してもよいが、そのまま利用するこ
ともできる。
第2図は3段式蒸発装置を示す。
第1図と同じ参照符号を使用しているから詳細な説明は
省く。
省く。
高揮発性成分を多量に含む蒸発器7aの蒸気はパイプラ
イン40を介して蒸発段階■の蒸発器11aに供給され
てこれを加熱し、パイプライン42を通って凝結状態で
放出される。
イン40を介して蒸発段階■の蒸発器11aに供給され
てこれを加熱し、パイプライン42を通って凝結状態で
放出される。
第3図に示す蒸発装置は3つの蒸発段階を含む。
第1蒸発段階1は1個の蒸発器から成る。高揮発成分を
多部に含むこの蒸発器からの生成物蒸気はパイプライン
50を通って、蒸発段階Hの生成物流動方向に前後して
接続されている2つの蒸発器11a、[bを加熱する。
多部に含むこの蒸発器からの生成物蒸気はパイプライン
50を通って、蒸発段階Hの生成物流動方向に前後して
接続されている2つの蒸発器11a、[bを加熱する。
高揮発成分含有率がさらに高くなった蒸発器■aの蒸気
はパイプライン52を通過しながら第3蒸発段階の第1
蒸発器11aを加熱する。高揮発性成分を含有する凝結
物がパイプライン54を通って放出される。蒸発器11
a及びnb=11− からパイプライン56.58を通って放出される加熱蒸
気凝結物も高揮発性成分を含んでいる。その分だけ、蒸
発器mbからパイプライン60を通って放出される蒸気
凝結物中の高揮発性成分は少ない。
はパイプライン52を通過しながら第3蒸発段階の第1
蒸発器11aを加熱する。高揮発性成分を含有する凝結
物がパイプライン54を通って放出される。蒸発器11
a及びnb=11− からパイプライン56.58を通って放出される加熱蒸
気凝結物も高揮発性成分を含んでいる。その分だけ、蒸
発器mbからパイプライン60を通って放出される蒸気
凝結物中の高揮発性成分は少ない。
第2図または第3図と同様の態様で4段以上の蒸発段階
を設けてもよい。相前後する2つの段階のそれぞれに少
なくとも2つの蒸発器を設ける。
を設けてもよい。相前後する2つの段階のそれぞれに少
なくとも2つの蒸発器を設ける。
接続は高揮発性成分を含む所期の蒸気凝結物量がCぎる
だけ正確に得られるように行なう。
だけ正確に得られるように行なう。
第1図から第3図までに示す蒸発装置では、生成物と加
熱媒が同一方向に蒸発段階を層流する。
熱媒が同一方向に蒸発段階を層流する。
即ち、同方向流構成である。第4図は向流構成の実施例
を示す(部分向流式に構成することもできる)。
を示す(部分向流式に構成することもできる)。
第4図の蒸発装置は生成物流動方向に前後して配列され
た蒸発器I a、 I bを含む第1蒸発段階Iと、生
成物流動方向にこの第1蒸発段階Iの後方にあって蒸発
器を1個だけ含む蒸発段階■とを具備する。
た蒸発器I a、 I bを含む第1蒸発段階Iと、生
成物流動方向にこの第1蒸発段階Iの後方にあって蒸発
器を1個だけ含む蒸発段階■とを具備する。
生成物はパイプライン70を介して蒸発器1aに 12
− 供給され、次いで蒸発器(aからパイプライン72を介
して蒸発器Tbに供給され、蒸発器1bからパイプライ
ン74を介して蒸発段階Hの蒸発器に供給され、凝結物
としてパイプライン76を通って放出される。蒸発段階
Hの蒸発器は圧縮器78を介して加熱されるが、この圧
縮器78はパイプライン80を介して新しい蒸気を供給
される一方、パイプライン82を介して蒸発段階Hに属
する蒸発器の生成物蒸気の一部を供給される。加熱はパ
イプライン83を介して行なわれる。蒸気及び加熱蒸気
からの凝結物はパイプライン87を通って放出される。
− 供給され、次いで蒸発器(aからパイプライン72を介
して蒸発器Tbに供給され、蒸発器1bからパイプライ
ン74を介して蒸発段階Hの蒸発器に供給され、凝結物
としてパイプライン76を通って放出される。蒸発段階
Hの蒸発器は圧縮器78を介して加熱されるが、この圧
縮器78はパイプライン80を介して新しい蒸気を供給
される一方、パイプライン82を介して蒸発段階Hに属
する蒸発器の生成物蒸気の一部を供給される。加熱はパ
イプライン83を介して行なわれる。蒸気及び加熱蒸気
からの凝結物はパイプライン87を通って放出される。
但し、蒸発段階■の蒸発器を加熱蒸気だけで加熱するこ
ともできる。加熱蒸気は破線で示ずパイプライン89を
通って蒸発段階Hの蒸発器の加熱室に供給される。
ともできる。加熱蒸気は破線で示ずパイプライン89を
通って蒸発段階Hの蒸発器の加熱室に供給される。
蒸発段階Hの蒸発器の生成物蒸気がパイプライン84.
86.88を通って並行的に蒸発器■a及びIbを加熱
する。
86.88を通って並行的に蒸発器■a及びIbを加熱
する。
蒸発器1aの生成物蒸気はパイプライン90を通って放
出され、凝結器Iにおいて凝結され、凝結物どじでパイ
プライン92を通っ(放出される。この凝結物は高揮発
性成分を含む。凝結器■の冷却はパイプライン94を通
って凝結器Iに供給されパイプライン96を通って凝結
器Iから放出される冷却媒によって行なわれる。
出され、凝結器Iにおいて凝結され、凝結物どじでパイ
プライン92を通っ(放出される。この凝結物は高揮発
性成分を含む。凝結器■の冷却はパイプライン94を通
って凝結器Iに供給されパイプライン96を通って凝結
器Iから放出される冷却媒によって行なわれる。
蒸発器Ja及びIbからの加熱W、凝結物はパイプライ
ン98.100を通って放出され、共通のパイプライン
102を通って凝結器Hに供給される。蒸発器1 bか
らの生成物蒸気はパイプライン104を通って凝結器■
に達し、ここで凝結する。高揮発士!1成分含有吊の少
ない共通の凝結物はパイプライン105を通って放出さ
れる。
ン98.100を通って放出され、共通のパイプライン
102を通って凝結器Hに供給される。蒸発器1 bか
らの生成物蒸気はパイプライン104を通って凝結器■
に達し、ここで凝結する。高揮発士!1成分含有吊の少
ない共通の凝結物はパイプライン105を通って放出さ
れる。
凝結器IIは、凝結器Iと同様に、パイプライン106
を介して供給されパイプライン 108を通って放出さ
れる冷却媒によって冷却する。
を介して供給されパイプライン 108を通って放出さ
れる冷却媒によって冷却する。
第5図に示す実施例では、生成物が蒸発器la。
Ib、1ITa、II及びmb中を流動する9、生成物
はパイプライン120を通って蒸発器■aに供給され、
蒸発器m bからパイプライン122を通って凝結物と
して放出される。蒸発器1a及びIbの加熱は圧縮器1
24を介して蒸発器11a及びm bの生成物蒸気で並
行的に行なわれる。
はパイプライン120を通って蒸発器■aに供給され、
蒸発器m bからパイプライン122を通って凝結物と
して放出される。蒸発器1a及びIbの加熱は圧縮器1
24を介して蒸発器11a及びm bの生成物蒸気で並
行的に行なわれる。
蒸発器1aの生成物蒸気が蒸発器■aを加熱する。蒸発
器11aの加熱室から放出された凝結物はパイプライン
12Gを通って放出され、釜石の高揮発性成分を含んで
いる。
器11aの加熱室から放出された凝結物はパイプライン
12Gを通って放出され、釜石の高揮発性成分を含んで
いる。
蒸発器Tbの生成物蒸気が蒸発器■を加熱し、蒸発器■
の生成物蒸気が蒸発器mbを加熱する。
の生成物蒸気が蒸発器mbを加熱する。
蒸発器1a、Ib、Il及びmbの加熱媒凝結物はまと
められてパイプライン128で放出される。この凝結物
中に含まれる高揮発性成分は化較的少量である。
められてパイプライン128で放出される。この凝結物
中に含まれる高揮発性成分は化較的少量である。
第5図に示づ蒸発装置では生成物流路はIa、Ib、I
T、 1TIa、TrIb、テもIa、T[、lTb、
IT[a、Ibでもよい。
T、 1TIa、TrIb、テもIa、T[、lTb、
IT[a、Ibでもよい。
第6図に示す装置では蒸発器1aの生成物蒸気が、蒸発
器Iaに供給される生成物の予熱器にパイプライン14
0で供給され、パイプライン142を通って凝結物とし
て放出される。この凝結物は多用の高揮発性成分を含ん
でいる。生成物はパイプ15− ライン144を通って予熱器に供給され、パイプライン
146を通って予熱器から蒸発器Iaに流入する。
器Iaに供給される生成物の予熱器にパイプライン14
0で供給され、パイプライン142を通って凝結物とし
て放出される。この凝結物は多用の高揮発性成分を含ん
でいる。生成物はパイプ15− ライン144を通って予熱器に供給され、パイプライン
146を通って予熱器から蒸発器Iaに流入する。
蒸発器1 a、 l b及び■の加熱媒凝結物はまとめ
てパイプライン148を通って放出される。この凝結物
中の高揮発性成分含有量は比較的少ない。凝結物は蒸発
器■の生成物室からパイプライン150を通−)て放出
される。
てパイプライン148を通って放出される。この凝結物
中の高揮発性成分含有量は比較的少ない。凝結物は蒸発
器■の生成物室からパイプライン150を通−)て放出
される。
第7図に示す実施例では蒸発器■a及びIt)が共通の
加熱室160を有し、この加熱室160には蒸発器11
a及びIbから圧縮された生成物蒸気が供給される。蒸
発器Ia及びIbからの生成物は互いに密閉関係に分離
されたチェンバ162.164に流入Jる。このチェン
バ162.164にはパイプライン166、168を介
してセパレータ・チェンバ170、172から生成物蒸
気を供給する。上記画然発器に対する供給チェンバ17
4 、17Gも互いに密閉関係に分離されている。
加熱室160を有し、この加熱室160には蒸発器11
a及びIbから圧縮された生成物蒸気が供給される。蒸
発器Ia及びIbからの生成物は互いに密閉関係に分離
されたチェンバ162.164に流入Jる。このチェン
バ162.164にはパイプライン166、168を介
してセパレータ・チェンバ170、172から生成物蒸
気を供給する。上記画然発器に対する供給チェンバ17
4 、17Gも互いに密閉関係に分離されている。
生成物はパイプライン178を介して供給され、さらに
パイプライン180を通って蒸発器1aから16− 蒸発器Ibに達し、蒸発器1bからパイプライン182
を通って蒸発段階Hの生成物流動方向に並列接続された
蒸発器11a及びI[11に流入する。/1−酸物供給
室184は生成物回収室186と同様にこの画然発器1
a及びTf bに共通である。凝結物はパイプライン1
88を通って放出される。高揮発性成分を含む蒸発器■
aの蒸気がパイプライン190を介して蒸発器11aを
加熱する。蒸発器nbはパイプライン192を介して蒸
発器Tbの生成物蒸気で加熱される。蒸発器Ia及びT
bの並行加熱は、圧縮器196が流路中に配置されてい
るパイプライン194を介して蒸発器1a及びnbの生
成物蒸気により行なわれる。パイプライン194は画然
発器■a及びnbに共通の蒸気分離室198を起点とし
ている。この分離室198はパイプライン200を介し
て生成物回収室186と接続している。
パイプライン180を通って蒸発器1aから16− 蒸発器Ibに達し、蒸発器1bからパイプライン182
を通って蒸発段階Hの生成物流動方向に並列接続された
蒸発器11a及びI[11に流入する。/1−酸物供給
室184は生成物回収室186と同様にこの画然発器1
a及びTf bに共通である。凝結物はパイプライン1
88を通って放出される。高揮発性成分を含む蒸発器■
aの蒸気がパイプライン190を介して蒸発器11aを
加熱する。蒸発器nbはパイプライン192を介して蒸
発器Tbの生成物蒸気で加熱される。蒸発器Ia及びT
bの並行加熱は、圧縮器196が流路中に配置されてい
るパイプライン194を介して蒸発器1a及びnbの生
成物蒸気により行なわれる。パイプライン194は画然
発器■a及びnbに共通の蒸気分離室198を起点とし
ている。この分離室198はパイプライン200を介し
て生成物回収室186と接続している。
高揮発性成分を含み、蒸発器1aの加熱に利用される蒸
気凝結物はパイプライン202を通って放出される。蒸
発段階I(蒸発器1a及びIb)からの加熱蒸気の凝結
物はパイプライン204を通って蒸発器nbの加熱室に
供給され、パイプライン192を通って供給される加熱
蒸気の凝結物と合流し、パイプライン206を通って放
出される。この凝結物中に含まれる高揮発性成分は比較
的少量である。
気凝結物はパイプライン202を通って放出される。蒸
発段階I(蒸発器1a及びIb)からの加熱蒸気の凝結
物はパイプライン204を通って蒸発器nbの加熱室に
供給され、パイプライン192を通って供給される加熱
蒸気の凝結物と合流し、パイプライン206を通って放
出される。この凝結物中に含まれる高揮発性成分は比較
的少量である。
第7図に示す実施例は極めて]ンパクトな@)告、低い
設備コス1へ、簡単な断熱法及び軽微な熱損失かでの特
徴である。
設備コス1へ、簡単な断熱法及び軽微な熱損失かでの特
徴である。
第8図の蒸発装置は第4図と同様の向流式蒸発装置であ
る。凝結器I及び■は蒸発器1a及びTbど同様にそれ
ぞれ一体構造として構成されている。蒸発器1a及びT
bの一体化は第7図の場合と同じ態様で行なわれている
。生成物供給はパイプライン220を介して行なわれ、
生成物凝結物の放出はパイプライン224を介して行な
われる。
る。凝結器I及び■は蒸発器1a及びTbど同様にそれ
ぞれ一体構造として構成されている。蒸発器1a及びT
bの一体化は第7図の場合と同じ態様で行なわれている
。生成物供給はパイプライン220を介して行なわれ、
生成物凝結物の放出はパイプライン224を介して行な
われる。
蒸発段階11の蒸発器はパイプライン226を介して加
熱される。これの凝結物はパイプライン228を通って
放出される。
熱される。これの凝結物はパイプライン228を通って
放出される。
凝結器l及び■は隔壁230だけで互いに分離されてお
り、パイプライン232を介して冷ム0媒を供給され、
この冷却媒はパイプライン234を通ってlj’!出さ
れる。高揮発性成分を多量に含む凝結物は凝結器■から
パイプライン236を通って放出される。高揮発性成分
含有量の比較的少ない凝結物はパイプライン238を通
って放出される。
り、パイプライン232を介して冷ム0媒を供給され、
この冷却媒はパイプライン234を通ってlj’!出さ
れる。高揮発性成分を多量に含む凝結物は凝結器■から
パイプライン236を通って放出される。高揮発性成分
含有量の比較的少ない凝結物はパイプライン238を通
って放出される。
第8図の装置には第7図の装置とほぼ同様の長所がある
。
。
第9図は生成物室が少なくとも2つのチェンバに分割さ
れている蒸発器■aの特殊な実施例を示0 生成物はパイプライン260を通って蒸発器1aの第1
生成物ヂエンバに供給され、次いでパイプライン262
を通って隣りのチェンバに供給される。
れている蒸発器■aの特殊な実施例を示0 生成物はパイプライン260を通って蒸発器1aの第1
生成物ヂエンバに供給され、次いでパイプライン262
を通って隣りのチェンバに供給される。
総てのチェンバに共通の加熱室にパイプライン264を
通って加熱媒が供給される1、加熱碌の凝結物はパイプ
ライン266を通って放出される。生成物回収室268
及び276から放出された蒸気は複数の生成物チェンバ
に分割されていない蒸発器の場合よりも多量の高揮発性
成分を含有している。
通って加熱媒が供給される1、加熱碌の凝結物はパイプ
ライン266を通って放出される。生成物回収室268
及び276から放出された蒸気は複数の生成物チェンバ
に分割されていない蒸発器の場合よりも多量の高揮発性
成分を含有している。
第1図または第2図に示すような蒸発器1aを19−
加熱するため蒸気がパイプライン270を通って蒸発器
を出る前に、この蒸気は分l4Il室272を貴通し、
パイプライン274を通って第1生成物回収室に流入J
る。
を出る前に、この蒸気は分l4Il室272を貴通し、
パイプライン274を通って第1生成物回収室に流入J
る。
生成物回収室268及び276は総ての回収室からの蒸
気が共通の分離室212に流入でき、しかも生成物流を
別々に取出せるように互いに分離されている。
気が共通の分離室212に流入でき、しかも生成物流を
別々に取出せるように互いに分離されている。
生成物は回収室276からパイプライン278を通っ−
C放出され、第1図または第2図に示すような蒸発器T
11に供給される。
C放出され、第1図または第2図に示すような蒸発器T
11に供給される。
第9図の実施例により、溶媒の高揮発性成分含有量が比
較的少ない生成物をパイプライン278から取出すこと
ができる。これと対称的に、パイプライン270から放
出される蒸気は多聞の高揮発性成分を含んでいる。
較的少ない生成物をパイプライン278から取出すこと
ができる。これと対称的に、パイプライン270から放
出される蒸気は多聞の高揮発性成分を含んでいる。
第10図の実施例は第1図のものと同様であるが、蒸発
器Iaはその上に放散塔280が市ねられており、向流
液滴式蒸発器(生成物と蒸気がHいに向流する下向き流
蒸発器)どして構成されている。
器Iaはその上に放散塔280が市ねられており、向流
液滴式蒸発器(生成物と蒸気がHいに向流する下向き流
蒸発器)どして構成されている。
−20−−
生成物はパイプライン282を通って放散塔280の最
上段塔床に還流として供給される。蒸発器1aにおいて
発生した生成物蒸気は蒸発器1aにおいて生成物が蒸発
する前に、パイプライン282を通って供給される生成
物の溶媒中の高揮発性成分を除去する。従って、パイプ
ライン284を通って放出される蒸気中の高揮発性成分
量が増大する。
上段塔床に還流として供給される。蒸発器1aにおいて
発生した生成物蒸気は蒸発器1aにおいて生成物が蒸発
する前に、パイプライン282を通って供給される生成
物の溶媒中の高揮発性成分を除去する。従って、パイプ
ライン284を通って放出される蒸気中の高揮発性成分
量が増大する。
高揮発性成分が優勢な凝縮物はパイプライン286を通
って放出され、高揮発性成分が比較的少ない凝結物はパ
イプライン288を通って、また生成物凝結物はパイプ
ライン290を通ってそれぞれ放出される。
って放出され、高揮発性成分が比較的少ない凝結物はパ
イプライン288を通って、また生成物凝結物はパイプ
ライン290を通ってそれぞれ放出される。
[発明の効果コ
以上述べた通り、本発明の方法によれば、少ない凝結物
部分量を取出すだ【プで、高揮発性成分含有率を高くす
ることができ、蒸発、精溜などから成る全プロセスに要
するエネルギー消費が極めて低くなる。また、最初に貫
流する蒸発器における蒸気は少なくども1つの高揮発性
成分を多量に含むから、蒸発装置内でその含熱部が凝結
によって利用された後、比較的小さいエネルギー・コス
トでさらに分離するかまたはそのj;ま利用することが
できる。
部分量を取出すだ【プで、高揮発性成分含有率を高くす
ることができ、蒸発、精溜などから成る全プロセスに要
するエネルギー消費が極めて低くなる。また、最初に貫
流する蒸発器における蒸気は少なくども1つの高揮発性
成分を多量に含むから、蒸発装置内でその含熱部が凝結
によって利用された後、比較的小さいエネルギー・コス
トでさらに分離するかまたはそのj;ま利用することが
できる。
第1図乃至第10図は、本発明の力払を実施するのに極
めて好適な蒸発装置及びその各部を略示する系統図であ
る。 T、n、ITI・・・蒸発段階 Ia、Ib、ITa、Ilb、1Tla、mb・・・蒸
発器特許出願人 ライ−ガント カールスルーニゲ−
■ムベーハー FIG、5 1フL FIG、6 FIG、7
めて好適な蒸発装置及びその各部を略示する系統図であ
る。 T、n、ITI・・・蒸発段階 Ia、Ib、ITa、Ilb、1Tla、mb・・・蒸
発器特許出願人 ライ−ガント カールスルーニゲ−
■ムベーハー FIG、5 1フL FIG、6 FIG、7
Claims (11)
- (1)溶液状生成物に対して並流または向流の関係で蒸
気が貫流する少なくとも2つの蒸発段階をイ4し、1つ
の蒸発段階に溶液状態の生成物が順次貫流する少なくと
も2つの蒸発器を有する蒸発装置により、揮発性に差の
ある構成部分から成る溶媒中に溶解している生成物を蒸
発させ、溶媒中の少なくとも1つの高揮発性構成成分を
多量に含有する部分を回収する方法において、 蒸発段階(第1,2図の■、第3図のTI 、第4〜1
0図のI)内で生成物が順次貫流する少なくとも2つの
蒸発器(第1,2図のla、lb、第3図のlla、l
b、第4〜10図のla、lb)を生成物の加熱蒸気及
び/または蒸気で並行加熱することと、生成物が前記蒸
発段階内で先ず最初に貫流Jる蒸発器(第1.2図のl
a、第3図の■a、第4へ・10図のla)におりる少
なくとも1つの高揮発性構成成分を多量に含有する蒸気
を蒸発装置内で凝結さけることにより少なくとも1つの
高揮発性構成成分を多量に含有する液体流を回収するこ
とを特徴どする溶液状生成物を蒸発させて溶媒中の高揮
発性部分を回収する方法。 - (2)蒸発装置の復続蒸発段階(第1,2図の■、第3
,5図の■、第7,10図の■)中の少なくとも1つの
蒸発器の加熱に伴なって前記凝結が起こる特許請求の範
囲第(1)項に記載の方法。 - (3)前記凝結が蒸発装置の凝結器(第4,8図の凝結
器I)において行なわれる特許請求の範囲第(1)項に
記載の方法。 - (4)蒸発させるべき生成物を予熱するため蒸発装置内
に設けた予熱器(第6図)の加熱に伴って前記凝結が起
こる特許請求の範囲第(1〉項に記載の方法。 - (5)蒸発段階(第7,8図の■)が、共通の加熱室内
に配置され、別々の生成物チェンバを右する少なくとも
2つの蒸発器(第7,8図のl a、 l11)を含む
特許請求の範囲第(])]Ji’ロ9二記のツノ法、。 - (6) 後続蒸発段階(第7図の11)が、密閉区分
された加熱室の1ヌ画室内に配置された少量fくども2
つの蒸発器(第7図のIla、I’Tb)を含む特8′
[請求の9111囲第(2)項に記載の方法。 - (7) 凝結器(第8図の凝結器■)を少なくとも1
つの別設凝結器(第8図の凝結器■)と)冒こ1°内で
一体化した特許請求の範囲第(3)項に記載の方法。 - (8) 少量1くとも1つの高揮発1イ(構成成分を
多聞に含有する蒸気を供給する蒸発器(第10図のla
)を、放散塔を」−に単ねた向流液滴式蒸発器として構
成した特許請求の範囲第(1)項に記載の方法。 - (9) 第1蒸発器(第9図のla)がその分離1効
果を高めるため生成物側を条虫分割され、分割故に応じ
た複数の生成物デー「ンバを含み、該生成物チーIンバ
が、個々の生成物チェンバ間での生成物’(H合は防1
1−されるが、別々の71成物ザ:[ンバの/l−酸物
から発生する蒸気の混合は可能となるJ、うに77いに
分離1している特ム′16^求の「・11囲第(1)項
乃〒第(8)狛のいずれかに記載の方法。 - (10) 溶媒の高揮発性構成成分の含有量が低揮発
性構成成分の含有量にりし小さい特a![請求の範囲第
(1)項乃〒第(9)項のいずれかに記載の方法。 - (11) 溶媒中に溶解している生成物が未溶解状態
において固形物質である特許請求の範囲第(])Jr+
乃至第(10)項のいずれかに記載の方法、。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19833316661 DE3316661A1 (de) | 1983-05-06 | 1983-05-06 | Verfahren zum eindampfen eines geloesten produkts und zum rueckgewinnen eines leichterfluechtigen anteils des loesungsmittels |
DE33166617 | 1983-05-06 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59206001A true JPS59206001A (ja) | 1984-11-21 |
Family
ID=6198375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59088559A Pending JPS59206001A (ja) | 1983-05-06 | 1984-05-04 | 溶液状生成物を蒸発させて溶媒中の高揮発性部分を回収する方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59206001A (ja) |
DE (1) | DE3316661A1 (ja) |
FR (1) | FR2545372A1 (ja) |
GB (1) | GB2141350B (ja) |
IT (1) | IT1179642B (ja) |
SE (1) | SE8402362L (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007521958A (ja) * | 2004-02-10 | 2007-08-09 | ザ テキサス エイ・アンド・エム ユニヴァーシティ システム | 蒸気圧縮蒸発システム、熱交換器装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3443055A1 (de) * | 1984-11-26 | 1986-06-05 | GEA Wiegand GmbH, 7505 Ettlingen | Verfahren und vorrichtung zum eindampfen von saeften oder dergleichen |
FR2583651B1 (fr) * | 1985-06-21 | 1989-11-03 | Laguilharre Sa | Evaporateur monocorps pour la concentration d'au moins un produit liquide, comportant au moins deux sections d'evaporation et installation d'evaporation comprenant un tel evaporateur |
ATA126295A (de) * | 1995-07-25 | 1996-08-15 | Austrian Energy & Environment | Verfahren zum betrieb einer eindampfanlage und anlage zur durchführung des verfahrens |
AT403128B (de) * | 1996-07-05 | 1997-11-25 | Austrian Energy & Environment | Verfahren zur verringerung der menge des schmutzkondensats und einrichtung zur durchführung des verfahrens |
US7708865B2 (en) | 2003-09-19 | 2010-05-04 | Texas A&M University System | Vapor-compression evaporation system and method |
EP1706619A2 (en) * | 2003-09-19 | 2006-10-04 | The Texas A & M Univsersity System | Jet ejector system and method |
US7328591B2 (en) | 2003-09-19 | 2008-02-12 | The Texas A&M University System | Jet ejector system and method |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE457575A (ja) * | 1943-11-05 | |||
DE1160825B (de) * | 1959-09-21 | 1964-01-09 | Patentauswertung Vogelbusch Ge | Verfahren und Vorrichtung zur Eindampfung von Leichtsiedendes, vorzugsweise Alkohol, enthaltenden Fluessigkeiten |
SE410822B (sv) * | 1977-09-12 | 1979-11-12 | Saari Risto | Forfarande for destillation av vetskor och anleggning for genomforande av forfarandet |
FI60503B (fi) * | 1980-05-28 | 1981-10-30 | Rosenlew Ab Oy W | Anlaeggning foer industning av vaetskor i flera steg |
FI63863C (fi) * | 1981-12-11 | 1983-09-12 | Mkt Tehtaat Oy | Avdunstningsfoerfarande och anordning |
-
1983
- 1983-05-06 DE DE19833316661 patent/DE3316661A1/de not_active Withdrawn
-
1984
- 1984-05-02 SE SE8402362A patent/SE8402362L/ not_active Application Discontinuation
- 1984-05-04 JP JP59088559A patent/JPS59206001A/ja active Pending
- 1984-05-04 FR FR8406984A patent/FR2545372A1/fr not_active Withdrawn
- 1984-05-04 IT IT67458/84A patent/IT1179642B/it active
- 1984-05-04 GB GB08411512A patent/GB2141350B/en not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007521958A (ja) * | 2004-02-10 | 2007-08-09 | ザ テキサス エイ・アンド・エム ユニヴァーシティ システム | 蒸気圧縮蒸発システム、熱交換器装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
SE8402362D0 (sv) | 1984-05-02 |
FR2545372A1 (fr) | 1984-11-09 |
SE8402362L (sv) | 1984-11-07 |
GB8411512D0 (en) | 1984-06-13 |
DE3316661A1 (de) | 1984-11-08 |
IT8467458A1 (it) | 1985-11-04 |
GB2141350A (en) | 1984-12-19 |
IT8467458A0 (it) | 1984-05-04 |
GB2141350B (en) | 1986-10-15 |
IT1179642B (it) | 1987-09-16 |
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