JPS6253702A - エジエクタ−を用いた蒸気の再圧縮によるエネルギ−回収を伴う蒸留方法 - Google Patents

エジエクタ−を用いた蒸気の再圧縮によるエネルギ−回収を伴う蒸留方法

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JPS6253702A
JPS6253702A JP61152602A JP15260286A JPS6253702A JP S6253702 A JPS6253702 A JP S6253702A JP 61152602 A JP61152602 A JP 61152602A JP 15260286 A JP15260286 A JP 15260286A JP S6253702 A JPS6253702 A JP S6253702A
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heat exchange
fluid
pipe
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JP61152602A
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ジャック・シュロン
アレクサンドル・ロジェ
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IFP Energies Nouvelles IFPEN
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、蒸留タイプの分離方法に関するもので、その
中で熱は第一レベルの温度でシステムに供給され、この
熱の全部又は一部のみがシステムによってその導入時の
温度より低い第ニレベルの温度で放出される。システム
に供給されるべき熱の節減は、システムによって放出さ
れる熱の再利用により可能となる。混合物の成分の揮発
性の差異を活用することにより、蒸留はその沸騰点の変
化に伴ってその成分の分離又は分留を可能にする。
熱源(炉又は再沸騰器)及び冷源(ヘッド・コンデンサ
ー)の間の熱機関として働かせることにより、蒸留は液
体と蒸気の向流を使う。最も揮発し易い成分は蒸気相の
中に蓄積され、少なくとも一部は分留塔の頂部、又は混
合物の導入点と頂部との間に位置する点の分留塔の頂部
に近い頭のゾーン中に留出する。重質留分は液体相で、
多くの場合分留塔の基部で排出される。
二つの相の間の成分の分布は、濃縮勾配に由来する温度
勾配により、頂部ゾーンと基部ゾーンとの間に示される
従っである量の熱は、システムに分留塔の基部の部分で
供給されねばならないが、他の革の熱は、頂部ゾーンか
ら出て来る蒸気相の凝縮時システムにより放出される。
このタイプの方式の中で、大きなエネルギーの流量は、
頂部コンデンサーと、例えばリボイラ又は基部ゾーンの
間のエネルギー移送問題を解決するのに適した技術の焦
点を合せる動機付けとなる。
従来技術およびその問題点 この分野におけるエネルギーの再循環又は回収の従来の
技術は、幾つかの米国特許3,796.640号、同4
,350.578号、欧州特許70740号の対象とな
っている。例証としては、圧縮ヒート・ポンプ、吸収ヒ
ート・ポンプ、蒸気の機械的再圧縮(RMV) 、分離
板間の熱交換技術、分離塔間の移送技術、多重効用分留
塔、及びこれら技術のすべての組合せを挙げることがで
きる。
しかしながら、現在すでに知られた技術は、この熱の移
送問題に正しい解決をもたらすことはできなかった。特
に圧縮ヒート・ポンプタイプのシステム、或いは蒸気の
機械的圧縮システム中で使用さ″れた回転する機関は、
費用がかかるし、又同時に費用のかかる維持を必要とし
た。
蒸気の機械的圧縮のように、いわゆる開放循環では、コ
ンプレッサーの潤滑油が圧縮されるべき流体に混じる。
このことは、引続いてプロセス流体(成分を分離したい
混合物)・油の分離を必要とするか、もしこれが充分で
ないと油を残す危険性があるし、これは所望の生産物を
汚染、する。
吸収ヒート・ポンプは、コンデンサー及び吸収器に熱の
増加最を放出し、主エネルギーとして高温の熱源を活用
するという利点を供する。
しかしながら、リボイラ用にコンデンサーと吸収ポンプ
の吸収器で回収可能な熱の温度は、ヒート・ポンプのゼ
ネレーターの温度より低い。
従って後者は多くの場合高められ、又可成り早く熱の安
定化及び吸収ポンプの内部の流体の結合のため腐食及び
/又は結晶化の問題を提示する。
蒸留塔の中では、内部熱交換の技術は必要なエネルギー
の減少にはならず、むしろこのエネルギーを供給しなけ
ればならない熱レベルの減少に通じる。実際に幾つかの
分留塔の結合という他の技術は更に複雑であり、実際に
分離・蒸留の幾つかの操作の可能な都合が存在するある
特定の適用ケースでしか実施できない。
問題点の解決手段 上記に述べた不都合は、蒸留による分留の新しい方法を
用いることにより、容易に回避されることを発見した。
これは本発明の対象となり、混合物(F)の蒸留により
分離可能な少なくとも二つの成分、すなわち凝縮された
頂部の生産物(D)と、基部での生産物(R)を別々に
得るため、分留することにある。
本発明は、頂部の凝縮した生産物軽質留分(D)と、基
部の生産物重質留分(II)とを別々に得るために、蒸
留により分離可能な少なくとも二つの成分から成る混合
物(「)を蒸留によって分留する方法であって、この方
法において少なくとも一つの蒸留ゾーンの中に蒸留によ
り分離可能な前記の少なくとも二つの成分の混合物(F
)が導入され、蒸気相と所要の基部の生産物重質留分(
R)を構成する基部の液体相とが別々に回収され、次の
事項を包含することを特徴とする方法である。
(a)蒸留ゾーンから出て来る蒸気相の少なくとも一部
を、ガス駆動手段を用いてエジェクション手段の中で圧
縮する段階、 (b)上記のガス駆動手段及び上記の蒸気相の一部によ
り形成されかつ排気される混合物を熱交換ゾーンの中に
送り、そこ・で混合物が少なくとも一部凝縮しながら熱
を蒸留ゾーンの少なくとも一つに譲り渡す段階、 (c)段階(b)で得られた凝縮物の一部を取出し、こ
の部分が所望の凝縮生産物軽質留分(DJの少なくとも
一部を構成する段階、 (d)段階(b)で得られた凝縮物の他の部分を与圧ゾ
ーンの中に送り、そこで上記凝縮物の圧力を高める段階
、 (e)段階(d)から出て来る凝縮物を熱交換ゾーンに
送り、そこで上記凝縮物を本質的に外部に由来する熱源
との熱交換によって少なくとも一部気化させる段階、 (f)段階(e)で得られた流体を段階(a)に送り、
そこで流体が蒸留ゾーンから出て来る蒸気相の圧縮に必
要なエネルギーを供給する段階。
この新しい方法では、蒸留ゾーンから出てくる蒸気の少
なくとも一部は、凝縮の後、頂部の生産物軽質留分(D
)として通常取出される。
実  施  例 この工程は、第1図の原理図式を参照する記述により、
より良(理解し得る。
精留ゾーン(A)及びストリッピング・ゾーン(B)と
から成る分留塔(1)には、取入れパイプ(2)により
、分離されるべき生産物を含有する混合物(F)が供給
される。強い揮発性の構成成分は、ガス相の形でパイプ
(3)により排出されるが、少なくとも一部、好ましく
は大部分は、エジェクター又は熱圧縮器(6)に、パイ
プ(4)により運ばれる。
パイプ(4)によりエジェクター又は熱圧縮器(6)に
向って運ばれない蒸気の部分は、パイプ(5)により熱
交換器(コンデンサー)(7)に向って排出される。
エジェクター又は熱圧縮器(6)のレベルでは、このタ
イプの機器について知られた法則に基づいてエジェクタ
ー又は熱圧縮器(6)の中にパイプ(8)により流入さ
れた高圧の蒸気相の膨脹によっ、て、パイプ(4)によ
り取入れられた流体の圧縮が起る。
圧縮した蒸気相と膨脹した蒸気相とはパイプ(9)内で
パイプ(4)内を支配する圧力(分留塔の頂部の圧力P
B)より高い圧力PMで合流されて戻る。
この蒸気相は、熱交換器又はリボイラの中で、パイプ(
11)により分留塔(1)の基部から取出されかつパイ
プ(12)により熱交換器又はリボイラに送られた流体
の一部に、その圧縮熱の一部を譲り渡して冷却し、パイ
プ(13)により分留塔に戻る。
エジェクター(6)から出て来た流体が少なくとも部分
的に凝縮した相は、パイプ(74)により熱交換器又は
リボイラ(10)から出る。熱交換器又はリボイラ(1
0)の中での少なくとも部分的な凝縮の稼働条件は、分
留塔(1)の基部から取出した流体の再沸騰により、少
なくとも必要な温度より高い温度で行なわれるように選
ばれる。
この凝縮の段階から出て来る少なくとも部分的に凝縮し
た流体は、パイプ(4)により貯蔵容器(15)の中に
送られる。貯蔵容器(15)の中に容れられた流体の部
分は、ポンプ(19)の助けによりパイプ(16)で吸
上げられ、流体の残りはパイプ(17)により膨脹ゾー
ン(18)に戻り、次いで頂部のコンデンサー(7)に
戻る。
貯蔵容器(15)の中にあり、又パイプ(16)により
吸上げげられた液体の留分は、ポンプ(19)により高
圧PHに持って行かれ、次いでパイプ(20)により熱
交換器又は気化器(21)に送られる。
外部の流体又は全ての他の加熱方法(例えば:電気又は
燃焼の煙との熱交換)によって気化器(21)の中で熱
交換することにより、パイプ(20)で到着した液体は
、少なくとも部分的に気化され、次いでパイプ(8)に
よりエジェクター(6)の高圧部分に運ばれる。このエ
ジェクターは、例えば収束・放散の第1の機関で構成さ
れ、これはパイプ(8)により入って来る高圧の蒸気を
パイプ(4)の流体の圧力に近いか又は僅かに低い圧力
で11脹する。この膨脹は、流体駆動装置を超音速的な
速度にする事を引き起し、パイプ(4)中にある流体を
駆動する。二つの流体の混合の後、総量はある速度で動
かされ、例えば収束・放散の第2のm関がこのi!A度
を圧りに変換する。良く選定された稼働条件では、駆動
される流体の量は、膨脹による駆動流体の量の約1から
3倍以上となり得る。従って、高圧で気化されるべき流
体の量は、エジェクターの出口で得られる凝縮可能な蒸
気の量をはるかに1廻る。
従って、流体駆動装置に供給されるべき熱は、それ自体
、コンデンサーで回収可能な熱を不磨る。稼働条件は、
一般的にはパイプ(8)により到着する液体が好ましく
は大部分蒸気の形であるか、又より効果的には全部が気
化されているように選定される。
頂部のコンデンサー(7)から出て来る流体は、外部流
体との熱交換により少なくとも一部好ましくは全部凝縮
した後、パイプ(22)により回収容器(23)の中に
送られ、一部はそこからポンプ(25)とパイプ(26
)により分留塔(1)の頂部に運流体として移送するた
め、パイプ(24)により送られる。
回収容器(23)の中にある液体の大部分を代表する分
留塔(1)の頂部に送られない流体は、パイプ(27)
により取出される。これは分留塔(1)への供給の混合
物(F)の中に含まれる軽質留分(D)の一部分と一致
する。
分離されるべき混合物(F)の重質留分(R)の一部は
、分留塔(1)の基部でパイプ(11)により回収され
る。
結論として、本発明の方法は、少なくとも一つの精留ゾ
ーン(A)と少なくとも一つのストリッピング・ゾーン
(B)とを包含する蒸留ゾーン(1)の中に、混合物(
F)を導入する分留方法として記述し得る。上記IWl
ゾーン(A)は混合物(F)の導入点の上側に位置し、
ストリッピング・ゾーン(B)は上記蒸留ゾーン(1)
の中に混合物(F)を導入する点の下側に位置し、次の
事項を包含することを特徴とする。
(a)精留ゾーン(A)から出て来る蒸気の少なく、と
も一部を圧力PBで圧縮ゾーン(6)に送り、少なくと
も一つのエジェクションの手段によりその圧力を値PB
より高い値PMになるように持って行き、又場合によっ
ては上記蒸気の他の部分を段階(d)に送る段階、 (b)段階(a)から出て来る圧縮した流体を熱交換ゾ
ーン(10)に送り、そこで同じ蒸留ゾーン(1)のス
トリッピング・ゾーン又は段階(a)から出て来る圧縮
した流体が出て来る他の蒸留ゾーンのストリッピング・
ゾーンから出て来る生産物の少なくとも一部に、その熱
を譲り渡し、少なくとも一部凝縮する段階、(c)段階
(b)から出て来る少なくとも一部凝縮した流体を、場
合によっては流体の凝縮を続け或いは完了する熱交換ゾ
ーンを通過した後、液体の貯蔵ゾーン(15)に送り込
む段階、(d)貯蔵ゾーン(15)の中に容れられた液
体の少なくとも一部を与圧ゾーン(19)の中に送り込
み、そこで上記液体の圧力を高める段階、(e)段階(
d)から出て来る加圧された液体を熱交換ゾーン(21
)に送り込み、そこで上記液体を外部の熱源との熱交換
によって少なくとも一部気化させる段階、 (f)段階(e)で得られた流体を、段階(a)の圧縮
ゾーン(6)に送り込み、そこで精留ゾーン(A)から
出て上記圧縮ゾーン(6)に達する蒸気の圧力を高める
ために必要なエネルギーを供給する段階、 (D)貯蔵ゾーン(15)に容れられた液体の少なくと
も一部を、膨脹ゾーン(18)に送り、次いで場合によ
っては熱交換ゾーン(7)に送り込み、そこで液体を場
合によっては段11i (a)から出て来た蒸気の一部
と混合し、その凝縮を続け或いは完了し、又膨脹ゾーン
(18)又は熱交換ゾーン(7)から出て来る生産物の
少なくとも一部を精留ゾーン(A)に送り戻す段階。
それにより、精留ゾーン(A)から出て来る蒸気の少な
くとも一部は、凝縮の後頂部の生産物軽質留分(D)と
して収集され、又ストリッピング・ゾーン(B)からて
来る生産物の少なくとも一部は基部の生産物重質留分(
R)として収集される。
第2図(第1図の変形)に表わされ、先に記述された方
法の実施モードでの他の有利な変形に基づくと、熱交換
器(29)はエジェクター(6)から出て来る流体の中
に含まれる熱部分を、上記エジェクター(6)の中に導
入する前に、流体駆動装置に移送することを可能にする
。これはエジェクター(6)から出て来る流体の凝縮の
熱レベルを変えることなく、流体駆動装置の気化のため
に供給すべきエネルギーを節減することを可能にする。
エジェクター(6)から出て凍る流体の中に含まれるエ
ネルギー留分の部分的な移送は、パイプ(9)により全
体の気化、又場合によってはパイプ(3)(4)により
運ばれ分留塔(1)から出て来る蒸気の過熱を確保する
ため、第2図には表わされていない熱交換器により、同
様に有利に実施することができる。当業者はかかる熱交
換は、万が−の場合にもエジェクター(6)の混合器の
中でパイプ(4)から出て来る蒸気が部分的に凝縮する
ことを避けることができることを理解し青よう。
第3図(第1図の変形)に表わされかつ先に記述した方
法の実施での他の有利な変形に基づくと、熱交換器(3
0)は、液体相(貯蔵容器(15)から出て来るもの)
の熱部分の熱移送を可能にし、該液体相はパイプ(3H
4)により分留塔(1)から出て来る蒸気相で、パイプ
(17)により頂部のコンデンサー(7)に戻る。この
熱交換は、一方では、より多くの場合パイプ(4)の蒸
気相の過熱、又より多くの場合エジェクター(6)の機
能の改善を可能にし、他方では、コンデンサー(1)レ
ベルに放出すべき熱の節減を可能にする。
第4図に描かれた他の実施モードに基づくと、分留塔(
1)の精留ゾーン(A)の頂部から出て来る蒸気相の全
部は、パイプ(3)によりエジェクター(6)に運ばれ
る。
上記より、パイプ(9)から出る流体の全凝縮による熱
」は、恐らくリボイラの必要mを上層るということが導
き出される。リボイラ(10)の中での部分的凝縮は、
従ってリボイラへの熱部mに十分であり、又凝縮はリボ
イラ(10)と貯蔵容器(15)の間に設けられたコン
デンサー(31)の中で続けられ完了する。容器(15
)の中に容れられた液体相の第1の部分は、還流として
使用され、パイプ(17)、膨脹ゾーン、又は場合によ
っては流1m整ゾーン(18)及びパイプ(26)を介
して分留塔(1)の頂部に戻される。容器(15)の中
に容れられた液体相の第2の部分は、パイプ(16)に
よりポンプ(19)で吸上げられ、ポンプ(19)で高
圧に加圧され、次いでパイプ(20)により気化器(2
1)に送られる。そこでパイプ(8)によりエジェクタ
ー(6)に送られる前に、これは少なくとも一部気化す
る。容器(15)の中に容れられた液体の第3の最後の
部分は回収され、これは分留塔の供給混合物(F)の中
に含まれる軽質留分(D)の一部と一致する。
かかる実施モードにより、分留塔の頂部の圧力は、エジ
ェクターにより創り出される負圧でしか制御できない。
特に、この圧力は、分留塔の頂部の温度を室温により低
くするために選ばれる。そのように記述した実施モード
は、通常、頂部のコンデンサーでの冷気の生産に必要な
、分留塔(1)の頂部の低い温度での作動にも完全に適
応する。分離すべき混合物(F)の重質留分(R)の一
部は、ストリッピング・ゾーン(B)からパイプ(11
)により分留塔(1)の基部で排出され、パイプ(28
)により回収される。
パイプ(11)により排出される混合物(IIの重質留
分の他の部分は、パイプ(12)によりリボイラ(10
)に送られ、パイプ(13)によりストリッピング・ゾ
ーン(B)に再循環される。
第5図に描かれた他の方法の実施モードに基づくと、冷
却媒質の湿度より低い温度で発生させた頂部の蒸気の一
部のみが、リボイラ(10)に必要な熱出量を供給する
ため、エジェクター(6)の中で再圧縮される。頂部の
蒸気の他の部分は、パイプ(32)によって第二のエジ
ェクター(33)に運ばれ、同エジェクター(33)に
は熱交換器(21)で発生されかつパイプ(8)(34
)で到着するる流体部分によって高圧の蒸気が供給され
ている。
第二のエジェクターの存在により、エジェクター(33
)から出て来る蒸気がパイプ(35)により外部の冷却
流体(例えば空気又は水)によって熱交換器(36)の
中で凝縮可能であるために、頂部の蒸気の圧縮比を十分
な値に調整することが可能である。熱交換器(36)の
中で少なくとも−部凝縮した蒸気は、容器(31)の中
に回収される。
リボイラ(10)及び熱交換器(36)での凝縮段階の
熱レベルは、この方法が室温より低い温度でリボイラ(
10)で少なくとも部分的な凝縮が行なえるように、異
なったものとすることができることを特記しておきたい
パイプ(38)により容器(37)より出て来る液状流
体は、パイプ(11)により少なくとも一部分留塔の頂
部及び膨脹ゾーン(18)に、場合によっては流量調整
ゾーン(18)及びパイプ(26)を経由して、再循環
される。
予測される分離の還流比は小さい。かかる仮定で、パイ
プ(38)の流通はパイプ(17)中の還流のRmを超
える。余剰分はパイプ(44)により排出される軽質留
分(D)の流量の一部を形成するように、パイプ(39
)及び流量調整装置(40)を通して排出される。この
留分は、同時に一部分容器(15)より出て来てパイプ
(41)、流量調整装置(42)及びパイプ(43)に
より排出される液体の部分から生れる。もし、還流比が
大きい場合には、パイプ(38)から出て来る流mが不
十分となろう。
この場合、パイプ(41)、流量調整装置(42)、パ
イプ(43)、流山調整装@ (40)及びパイプ(3
9)により、容器(15)から出て来る液体の部分は、
パイプ(11)により分留塔の頂部に向って送られる。
この方法の実施の他のモードは、第6図で描かれるが、
その原理は、第5図(第6図に基づく工程中で使用され
る第5図の要素は下記に再び取り上げない)に関連して
、先に記述した原理と比較し得る。しかし、コンデンサ
ー(10)の圧力(及び温度)のレベルは、コンデンサ
ー(36)の圧力レベルより大きい。分留塔から出て来
る頂部の蒸気の再圧縮を2つの段階で行なうため、2つ
のエジェクターの存在を活用するのが有利であろう。
第一段階で、分留塔(1)から出て来る頂部の蒸気は、
エジェクター(33)で圧縮されて、その部分はパイプ
(45)により第二のエジェクター(6)に運ばれるが
、そこでの圧縮作業は大きく減少する。
逆に、第7図(第5図の変形)の原理図に描かれた実施
モードに基づくと、コンデンサー(10)の温度(従っ
て圧力)レベルは、コンデンサー (38)のそれより
低い。又、第一段階で、エジェクター(6)の中で頂部
の蒸気の圧縮を行ない、次いでエジェクター(6)の出
口でパイプ(46)により取出されかつ第二のエジェク
ター(33)に送られる頂部の流出留分を、エジェクタ
ー(33)の中で再圧縮する。
第8図で描かれた他の実施モードに基づくと、エネルギ
ーの移送は介在する還流レベルで確保できよう。分留塔
(1)にパイプ(2)により導入される混合物(F)の
供給孔と分留塔(1)の頂部との間にあるポイントで、
精留ゾーン(A)から出て来る蒸気は、パイプ(47)
によりエジェクター(6)に運ばれる。この蒸気は、気
化器(21)の中で発生されかつパイプ(8)を通じエ
ジェクター(6)中に入る高圧の蒸気相の膨脹によって
圧縮される。エジェクター(6)から出て来てその結果
生ずる流体は、パイプ(49)によりコンデンサー(5
0)に送られる。流体は、少なくとも部分的に凝縮し、
コンデンサー(50)からコンデンサー(5G)を貯蔵
容器(15)と結び付けるパイプ(51)によって再び
出て行く。パイプ(160)により容器(15)から出
て来る液体留分は、高圧蒸気モーターを生み出すため、
パイプ(161) 、ポンプ(19)及び熱交換器(2
1)により再循環される。残りの部分は、分留塔で取り
出される流通と一致し、パイプ(160)(56) 、
圧力・8!母調整装置(57)及びパイプ(58)によ
り、分留塔に再循環される。
コンデンサー(50)での熱交換は、分留塔の排水ゾー
ンすなわちストリッピング・ゾーン(B)からパイプ(
52)及びポンプ(53)により取り出され、次いでパ
イプ(54)により熱交換器(50)に運ばれる液体留
分の気化を可能にする。熱交換器(50)の中の熱交換
から出て来る蒸気は、パイプ(55)により分留塔に戻
される。
分留塔の頂部の蒸気は、パイプ(30)によりコンデン
サー(7)に送られ、そこで少なくとも部分的に凝縮さ
れる。コンデンサー(7)から出て来る流体は、パイプ
(22)により回収容器(23)に送られる。容器(2
3)の液体の一部は、パイプ(24)、ポンプ(25)
及びパイプ(26)により分留塔(1)の精留ゾーン(
A)に送り戻される。容! (23)に容れられた液体
の他の部分は、パイプ(21)により採取されるが、こ
れは混合物(F)の中に含まれる軽質留分(D)の一部
に一致する。
分離されるべき混合物(F)の重質留分(R)の一部は
、パイプ(11)により、分留塔(1)の基部から排出
される。留分(R)の一部ははパイプ(28)により回
収され、残りの部分は、パイプ(12)によりリボイラ
(100) l;送られ、パイプ(13)により分留塔
(1)のストリッピング・ゾーン(B)の中に再循環さ
れる。
第9図に描かれた他の実施モードに基づくと、本発明の
方法は、第9図上で(I)  (II)  (III)
で示された分留塔の列の場合にも同様に適用できる。こ
の実施に基づくと、分留塔の数は、3基以上とし得よう
。エジェクター(6)により分留塔(1)の再圧縮され
た蒸気が凝縮することにより例えば、温度レベルとエネ
ルギーの必要性に応じて、分留塔(It)又は分留塔(
I)(II)又は分留塔(If)(1)又は全ての他の
組合せのリボイラに必要な熱出員を供給することが可能
になる。
本発明の範囲を出ることなく第9図に関連して記述され
た原理図に当業者により修正を加えることができる。例
えば特に分留塔(I)から出て来る蒸気の留分を用いて
、それを再圧縮するエジェクターの活用を考えることが
可能である。上記の再圧縮された蒸気は、そこで、例え
ば、分留塔(III)のリボイラに熱を謬り渡す。
3基の分留塔(I)  (It>  (III)を含む
第9図上に表わされた原理図では、混合物(F)は、ラ
イン(60)により分留塔(I>の中間点で導入される
。頂部の蒸気はパイプ(63)により回収され、その一
部はパイプ(65)により熱交換器(66)に通される
か、又は少なくとも部分的に凝縮される。コンデンサー
(66)から出て来る流体はパイプ(67)により分留
塔(I>に還流として送り戻される。パイプ(63)に
より回収される頂部の蒸気の他の部分は、パイプ(64
)によりエジェクター(72)の中に送られる。エジェ
クター(12)のレベルではパイプ(64)により到着
する流体は、パイプ(81)によりエジェクター(72
)の中に到着する高圧の蒸気の膨脹により圧縮される。
流体の混合物はエジェクター(T2)からパイプ(73
)により分留塔(II)のリボイラ(74)に送られる
この混合物は、分留塔(II)の基部の生産物の一部と
熱交換しながら少なくとも一部分凝縮され、リボイラ(
74)から出て、パイプ(75)により貯蔵容器(76
)に送られる。貯蔵容器(76)の中に容れられた液体
の最初の部分は、ライン(11)(82)により回収さ
れる。これは、混合物(F)の中に含まれる軽質留分の
一部(D1)に一致する。
容器(76)の中に容れられた液体の第二の部分は、パ
イプ(77) (7B)を通して、ポンプ(19)によ
り吸上げられ、このポンプ(79)は流体の圧力を増大
し、それを熱交換器又は気化器(80)に送るか、又は
パイプ(81)を通し、エジェクター(72)に送り戻
される前に少なくとも部分的に気化する。
容器(16)の中に容れられた第3の最後の部分は、好
ましくは膨脹、場合によっては熱交換器(66)の中で
凝縮の後で、分留塔(I)の頂部に再循環できる。分留
塔(I)の基部の生産物の一部は、パイプ(62)(6
8)を通してリボイラ(69)に送られ、次いでライン
(70)により分留塔CI)に再循環される。
分留塔(I)の基部の生産物の他の部分は、パイプ(6
2)(78)を通して分留塔(I)に送られる。分留塔
(II)の頂部からパイプ(83)により出て来る蒸気
は、熱交換器(84)の中で少なくとも部分的に凝縮さ
れる。熱交換器(コンデンサーN84)の出口で得た流
体は、パイプ(85)により回収容器(86)に送られ
る。回収容器(86)の中に容れられた液体の一部は、
パイプ(87) (88)を通じて還流として分留塔(
If)に送り戻される。
容器(86)の中に容れられた液体の他の部分は、パイ
プ(87) (89)により回収される。これは、分留
塔(I)の中に導入された混合物(F)の留分(D2)
に一致する。
分留塔(II)の基部の生産物の一部は、パイプ(90
)(91)によりリボイラ(74)に送られ(上記を参
照)、次いでパイプ(92)により分留塔(II)に再
循環される。分留塔(II)の基部の生産物の他の部分
は、パイプ(90)(93)を通じて分留塔(III)
に送られる。
分留塔(III)の頂部からパイプ(94)により出る
蒸気は、熱交換器(95)の中で少なくとも部分的に凝
縮される。熱交換器(95)の出口で得た流体は、回収
容器(96)の中に送られる。容器(96)の中に容れ
られた液体の一部は、パイプ(97)(98)により還
流として分留塔(III)に再循環される。容器(96
)の中に容れられた液体の他の部分は、パイプ(97)
(99)により回収される。これは分留塔(I>の中に
導入された混合物(F)の留分(D3)に一致する。分
留塔(III)の基部の生産物の一部は、パイプ(10
1)(102)を経てリボイラ(103)に送られ、パ
イプ(104)により分留塔<III)に再循環される
。分留塔11)のM部の生産物の他の部分(R1)は、
パイプ(101)(105)により回収される。これは
分留塔(I)の中に導入された混合物(F)の重質留分
の一部に一致する。
第1図に関連して先に記述した如く、本発明に基づく方
法(第2図及び第3図)の実施の変形は、第4図及び第
9図に関連して記述した如く、本発明の実施のモードと
同様に非常に有効に適用し得る。
第5図に関連して記述した実施方法の場合には1、同様
に第3図の変形によって記述したタイプの熱交換器(3
0)の2基の熱交換器の利用を考えることが可能である
。熱交換はそこでパイプ(17)に依り分留塔(1)の
頂部に戻る流体と、パイプ(3)(32)によりエジェ
クター(6)(33)に送られる頂部の蒸気との間で行
なわれる。
発明の作用・効果 かくの如く記述した方法は、従って分留塔の精留ゾーン
から出て来る蒸気の凝縮エネルギーを排出ゾーン又はス
トリッピング・ゾーン又は分留塔の基部のゾーンの溶液
の再沸騰に利用するために回収することを可能にする。
この回収のために必要な熱レベルを上げることは、熱出
量により、少なくともプロセス流体(混合物F)の留分
をかなり完全に気化させることにより確保される。本方
法の他の利点は、この熱出口がエネルギーの節減に導く
分留塔のリボイラに必要なエネルギーの橙より低い所に
ある。本方法の他の利点は、分留塔の頂部の蒸気と、こ
の分留塔の基部の流体との間の温度及び圧力の差がどの
ようなものであっても、リボイラのエネルギー需要に調
整することができることである。
実際に、頂部の蒸気の駆動比は、排気手段レベルに用い
られるガス駆動手段又は蒸気駆動手段の高圧レベルによ
って調整可能である。この駆動比は、このようにして0
.1近くから数単位に変動することができる。リボイラ
に譲り渡された熱は、頂部の蒸気の凝縮による又高圧蒸
気へのゼネレーターによる変化に比例して供給される。
この適用の柔軟性は、蒸気工程の機械的再圧縮の場合に
は見られない。蒸気工程では成績計数C0P(コンプレ
ッサーでの機械的作業で回収可能な熱の比)が、分留塔
の頂部と基部の温度レベルに基本的に結び付いている。
これらの温度が近いとき、COPは高められ、又リボイ
ラに回収可能な熱は、それ自体頂部の蒸気中に含、まれ
る熱に非常に近い。分留塔による分離を良く機能させる
ために、蒸気の再圧縮の後で使用し得る熱よりも更に大
きい熱を必要とする場合は、もう一つのリボイラにより
熱補給を考えることが必要である。この不便さは、本発
明に基づく方法により回避し得る。
本発明の他の利点は、頂部と基部との間の熱の移送流体
として、分留塔に導入された混合物(F)の一部を活用
することと関連する。これは、コンプレッサー・オイル
が汚染するように、他の流体による汚染を回避できる。
又これは同様にハロゲン化炭化水素タイプの作業流体を
用いるヒート・ポンプの流体に利用し得る温度以上の温
度レベルで熱回収のサイクルに利用できる。
他の利点は、コンプレッサーのような回転機関が存在し
ないことである。
本方法の他の利点は、循環の簡素化であり、これは全て
の蒸留の通常の熱交換器を除いては多くの場合−基のリ
ボイソ、−基のポンプ及び−M又は二基のエジェクター
しか必要としないことである。これらの機器は、標準的
なもので頑丈でコストも安い。
分留塔の基部と、分留塔の頂部の蒸気相の留分との間の
温度の差異は、例えば、5℃又は10℃以上又はそれ以
′上、例えば100℃まで相当に高めることができる。
本方法の他の利点は、高圧の流体を気化するための異な
った熱源に、室温よりさえも低い分留塔の熱レベルで適
応する能力に関連している。
特に、低コストの電気ボイラーを加えることにより、こ
の電気エネルギーが経済的に利用し得る場合は電気エネ
ルギーを活用することができることである。
特に限定なしの参考例として、本方法は少な   ”く
とも成分の一つが有機物である混合物の分離に、特に良
く適応する。参考例として、次の混合物の分離を挙げる
ことができる。
エタン・エチレン、プロパン・プロピレン、エチルベン
ゼン・スチレン、N−ブタン・イソブタン(イソブタン
除去)、N−ペンタン・イソペンタン(イソペンタン除
去) 本方法は、同時に、塩水又は淡海水から淡水の回収及び
不純な水から飲料水の回収に用いることができる。
本方法は同時に、二つ以上の成分を含む混合物の分離に
用いることができる。参考例として、ベンゼン・トルエ
ン・キシレンの混合物を挙げることができる。
実  施  例 第2図を参照して本発明の実施例を記述する。
これはN−ペンタンからイソペンタンの分離に関するも
のである。
イソペンタンは、分留塔の頂部からパイプ(3)により
、温度40.3℃、圧力1.5バールで排出される。
エジェクターは高圧のイソペンタンすなわち、パイプ(
8)により、温度180℃、圧力30バール(3メガパ
スカル)のイソペンタンを蒸気で供給される。
パイプ(20)により気化器(21)に到着したイソペ
ンタン22.7に9/hの気化には、73℃(入口の温
度)から180℃(気化装置(21)の出口での温度)
まで、10063 KJ/hが必要である。この蒸気は
、エジェクター(6)の出口でパイプ(9)の中の圧力
3バール、温度78.2℃のイソペンタン64.9kg
/hを得るように、圧力1.5バール、温度40.3℃
のイソペンタン42.2に9/F1を駆動させることが
できる。
この蒸気の流体は、熱交換器(29)の中で、ポンプ(
19)により気化器(21)に向って再循環されるイソ
ペンタンの流体と熱交換され、74.4℃まで冷却され
る。従ってリボイソレベルでは、もし温度65℃、圧力
3バールのイソペンタンを、リボイソ(10)で凝縮す
るなら、21733にJ/hに相応する熱エネルギーの
回収が可能である。この熱量は、分留塔の基部の流体に
60℃で譲り渡される。
上述した循環は、本方法に供給される熱量が分留塔の基
部に直接の再沸騰を利用することにより、21733に
J/hの代りに10063にJ/hとなることを示す。
システムに供給されるエネルギーとリボイソに移送され
るエネルギーとの比として定義されるCOPは2.16
である。もしエジェクターから出て来るガスを高圧下で
再循環される液体との間で熱交換が行なわれない場合(
第1図)は、従ってシステムに506にJ/h以上、即
ち、10569にJ/hを供給しなければならないが、
しかし回収リボイソには、同様に506にJ/h以上、
即ち、22240にJ/hを供給し、COPは従って、
2.10となる。
二つの予測されるケースとして、エジェクターレベルで
吸込まれるイソペンタン42.2Kg/hは、エジェク
ターによって吸込まれなかった頂部の蒸気の留分によっ
て頂部の熱交換器(コンデンサー)(7)に戻る。
【図面の簡単な説明】
第1図から第9図まで、は本発明を示すフロー図である
。 以  上 特許出願人  アンステイテユ・フランセ・デュ・ペト
ロール 手続補正書 昭和61年9月22日 昭和61年特許願第152602号 2)発明の名称 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 4、代理人 補正の内容 1、特許請求の範囲を別紙のとおりに訂正する。 2)明lIl山20頁10行、同頁13行、21頁15
行、22頁10行、同頁16行、26頁2行、同頁6行
、28頁18行、31頁9行、33頁18行、37頁6
行、38頁3行の各「膨脹」をいずれも「減圧」に訂正
する。 3、明細書18頁9行、同頁11行、41頁74行の各
「ガス駆動手段」をいずれも「駆動ガス」に訂正する。 以  上 特許請求の範囲 (1)頂部の凝縮した生産物軽質留分(D)と、基部の
生産物重質留分(R)とを別々に得るために、蒸留によ
り分離可能な少なくとも二つの成分から成る混合物(F
)を蒸留によって分留する方法であって、この方法にお
いて少なくとも一つの蒸留ゾーン(1)に蒸留により分
離可能な少なくとも二つの成分の虹に混合物(F)が導
入され、LM蒸留ゾーン(1)に熱を与え、蒸気相と所
ヱの基り産物重質留分(R)を構成する基部の液体相と
が別々に集められLL五に点記ユ、次の事項を包含する
ことを特徴とする方法上(a)蒸留ゾーン匹から出て来
る蒸気相の少なくとも一部を、駆動ガスを用いてエジェ
クション丁虹圧縮する段階、 (b) 1に見見1ノ及び蒸気相の庇旦星会により形成
されかつ排出される混合物を熱交換ゾーンエ送り、そこ
で混合物が少なくとも一部凝縮しながら熱を11なくと
も一つの蒸留ゾーン(1)に譲り渡す段階、 (c)段階(b)で得られた凝縮物の一部を取出し、こ
の部分が所望の凝縮生産物軽質留分(D)の少なくとも
一部を構成する段階、 (d)段lIi (b)で得られた凝縮物の他の部分を
与圧シー>E送り、そこで@記凝縮物の圧力を高める段
階、 (e)段階(d)から出て来る凝縮物を熱交換ゾーンに
送り、そこで並記凝縮物を本質的に外部に由来する熱源
との熱交換によって少なくとも一部気化させる段階、 (f)段階(e)で得られた流体を段階(a)に送り、
そこで流体が蒸留ゾーンLリーから出て来る蒸気相の圧
縮に必要なエネルギーを供給する段階。 (2)特許請求の範囲第1項に基づ(方法であって、少
なくとも一つの精留ゾーン(^)と少なくとも一つのス
トリッピング・ゾーン(B)とを包含する蒸留ゾーン(
1)の中に、混合物(F)を導入し、前記精留ゾーン(
A)は混合物(F)の導入点の上側に位置し、庇Iスト
リッピング・ゾーン(B)は前記蒸留ゾーン(1)の中
に混合物(F)を導入する点の下側に位置1法において
、次の事項を包含すること上(a)精留ゾーン(A)か
ら出て来る蒸気の少なくとも一部を圧力PBで圧縮ゾー
ン(6)に送り、その際少なくとも一つのエジエクショ
>4段によりその圧力を値PBより高い値PMになるよ
うに持って行き、又場合によっては前記蒸気の他の部分
を段階(d)に送る段階、゛(b)段階(a)から出て
来る圧縮した流体を熱交換ゾーン(10)に送り、そこ
で同じ蒸留ゾーン(1)のストリッピング・ゾーン又は
段M (a)から出て来る圧縮した流体が出て来るゾー
ンとは別の蒸留ゾーン(1)−のストリッピング・ゾー
ンから出て来る生産物の少なくとも一部にその熱を譲り
渡しながら、少なくとも一部凝縮する段階、 (c)段階(b)から出て来る少なくとも一部凝縮した
流体を、場合によっては流体の凝縮を続けるか又は完了
する熱交換ゾーンを通過した後、液体の貯蔵ゾーン(1
5)に送り込む段階、(d)貯蔵ゾーン(Iu玉容れら
れた液体の少なくとも一部を与圧ゾーン(1拉呈送り込
み、そこで前記液体の圧力を高める段階、 (e)段階(d)から出て来る加圧された液体を熱交換
ゾーン(21)に送り込み、そこで前記液体を外部の熱
源との熱交換によって少なくとも一部気化させる段階、 (f)段階(a)で得られた流体i1階(a)の圧縮ゾ
ーン(6)に送り込み、この流体がそこで精・留ゾーン
(^)から出て前記圧縮ゾーン(6)に達する蒸気の圧
力を高めるために必要なエネルギーを供給する段階、 (tll)貯蔵ゾーン(15)に容れられた液体の少な
くとも一部をmlゾーン(18)に送り、次いで熱交換
ゾーン(7)に送り込み、そこで液体を段階(a)から
出て来た蒸気の一部と場合によっては混合してその凝縮
を続け止血スは完了し、又減圧ゾーン(18)又は熱交
換ゾーン(7)から出て来る生産物の少なくとも一部を
精留ゾーン(A)に送り戻す段階。 および、精留ゾーン(A)から出て来る蒸気の少なくと
も一部は、凝縮の後頂部の生産物軽質留分(D)として
電車5れ、又ストリッピング・ゾーン(B)からて来る
生産物の少なくとも一部は基部の生産物重質留分(R)
として収集されること を特徴とする方法。 (3)  特許請求の範囲第1又は2項に基づく方法に
においで、蒸留ゾーン(1)から出て来る蒸気が、前記
蒸留ゾーンの頂部で染められる方法。 (4)  v1許請求の範囲第2又は3項に基づく方法
において、蒸留ゾーン(1)から出て来て前記蒸留ゾー
ンの頂部で集められる蒸気の全部が、段階(a)の圧縮
ゾーンに送られ、所望の頂部生産物(D)が段階(c)
で集められる方法。 (5)  特許請求の範囲第1〜4項のうちいずれか1
項に暴づく方法において、段階(a)から出て来る圧縮
された流体が段階(d)の与圧ゾーンから出て来る流体
と熱交換し、段階(a)から出て来る圧縮されたLWi
体が次いで段階(b)の熱交換ゾーンに送られ」階(d
)の直l与圧ゾーンから出て来る流体が次いで段階(e
)の熱交換ゾーンに送られる方法。 (6)特許請求の範囲第2〜5項のうちいずれか1項に
基づく方法において、段階(c)から出て来てtJIゾ
ーン(18)に送られる流体がm記■ゾーン(18)の
前の精留ゾーン(^)から出て来る蒸気と熱交換し、前
記精留ゾーン(A)から出て来る蒸気が前記熱交換の後
圧縮ゾーン(6)に送られる方法。 (7) 特許請求の範囲第2〜6項のうちいずれか1項
に基づく方法において、段階(b)から出て来る流体が
貯蔵ゾーン(15)に送られる前に、熱交換ゾーン(3
1)の中で(第4図参照)その凝縮を続け妨又は完了す
る方法。 (8)特許請求の範囲第2〜7項のうちいずれか1項に
基づく方法において、精留ゾーン(A)から出て来る蒸
気の少なくとも一部は圧縮ゾーン(6)に送られ、前記
精留ゾーン(A)から出て来る残りの蒸気は圧縮ゾーン
(33)に送られ(第5図参照)、圧縮ゾーンではその
圧力が高められ、この圧力の増大に必要なエネルギーは
熱交換ゾーン(21)から出て来る流体の一部により供
給され、圧縮ゾーン(33)から出て来る流体はパイプ
(35)により熱交換ゾーン(3吋玉送られ、そこで流
体が少なくとも一部凝縮し、得られた液体は貯蔵容器(
3匹集められ、容器(3匹容れられた液体の少なくとも
一部は肛ゾーン(18)に送り戻され次いで精留ゾーン
(A)に送り戻され、残りの液体はパイプ(38)(3
9)及び流量調整装置(40)により排出され、バイ 
44   て・ −虹頂部の生産物軽質留分(D)の一
部を構成見、頂部の生産カニの部分は、パイプ(41)
、流量調整装置(42)及びパイプ(43)により貯蔵
容器(15)から出て来エコ1刀コ、精留ゾーン(A)
から出て来て圧縮ゾーン(6)(そこで熱交換ゾーン(
21)から出て来る流体の少なくとも一部により供給さ
れるエネルギーによりその圧力が高められ盃」−に゛ら
れる蒸気の部分は熱交換ゾーン(10)に送られて、ζ
≦=工この蒸気Get 2リツピング・ゾーン(B)か
ら出て来る生産物の少なくとも一部に熱を譲り渡して、
少なくとも一部凝縮し、次いで貯蔵容器(15)に送ら
れ、貯蔵容器(15)の液体の一部が熱交換ゾーン(2
1)に送られる方法。 (9)  特許請求の範囲第8項に基づく方法において
、精留ゾーン(A)から出て来る蒸気の全部が圧縮ゾー
ン(33)に送られ(第6図参照)、前記圧縮ゾーン(
33)から出て来る流体の一部が圧縮ゾーン(6)に送
られ、他の部分が熱交換ゾーン(36)に送られる方法
。 (10)特許請求の範囲第9項に基づく方法において、
精留ゾーン(^)から出て来る蒸気の全部が圧縮ゾーン
(6)に送られ(第7図参照)、前記圧縮ゾーン(6)
から出て来る流体の一部が圧縮ゾーン(33)に送られ
、他の部分が熱交換ゾーン(10)に送られる方法。 (11)  特許請求の範囲第2〜10項のうちいずれ
か1項に基づく方法において、精留ゾーン(A)から出
て来て前記ゾーンの頂部で集められた蒸気は、熱交換ゾ
ーン(7) r少なくとも一部凝縮され、得られた液体
の一部は前記精留ゾーン(A)に再循環され、他の部分
は所望の凝縮生産物(D)を構成して回収され(第8図
参照)、混合物(F)の投入点と前記精留ゾーン(A)
の頂部との間に位置する精留ゾーン(A)の中間点から
出て来る蒸気は、全部バイブ(47)によって圧縮ゾー
ン(6)に送られ、そこでその圧力が熱交換ゾーン(2
1)から出て来る流体によるエネルギー補給によって高
められ、前記圧縮ゾーン(6)から出て来る流体はパイ
プ(49)により熱交換ゾーン(50)に送られ、そこ
で流体は前記ストリッピング・ゾーンの基部と混合物(
F)の導入点との間に位置するストリッピング・ゾーン
からパイプ(52)、ポンプ(53)及びパイプ(54
)により取り出された生産物の一部と熱交換し、前記生
産物は次いで前記ストリッピング・ゾーンにパイプ(5
5)により送り戻され、圧縮ゾーン(6)から出て来て
熱交換ゾーン(50)を横切ユた流体はパイプ(51)
により貯蔵容器(15)に送られ、貯蔵容1匹容れられ
た液体の一部は圧力と流量の調整ゾーン(51)を通り
、精 −−ン(A)における混合物(F)の導入点と圧
縮ゾーン(6)に送られる蒸気の取出し点との間に位置
するfLJM送り戻され、他の部分は与圧ゾーン(19
)に送られ次いで熱交換ゾーン(21)に送られ、スト
リッピング・ゾーンの基部から取り出された生産物tr
i t<イブ(28)により基部の生産物(R)として
一部回収され、他の部分はリボイラ(10G)に送られ
、次いでストリッピング・1−ン(B)における基部と
パイプ(52)により熱交換ゾーン(50)に送られる
生産物の取り出し点との1再循環される方法。 (12)特許請求の範囲1〜11項のうちいずれか1項
に基づく方法において、幾つかの蒸留ゾーン(1)が用
いられ(第9図参照)、蒸留塔(りの精密ゾーン(^)
から出て来る蒸気の一部は圧縮ゾーン(72)に送られ
、又一部は熱交換器(66]1匁少なくとも部分的な凝
縮の後、前記の精留ゾーン(A)に再循環され、圧縮ゾ
ーン(72)IcV11着する蒸気は熱交換ゾーン(8
0)から出てパイプ(81)により圧縮ゾーン(72)
に到着する流体によるエネルギー補給によって一層高い
圧力【止1、パイプ(73)により直配ゾーン(12)
から出て来る流体は熱交換ゾーン(74)に送られ、そ
こで流体はパイプ(90)により分留塔(II)のスト
リッピング・ゾーンから出て来て、パイプ(91)によ
り直配ゾーン(74)に到着する生産物の一部と熱交換
し、この生産物はパイプ(92)により分留塔(II)
のストリッピング・ゾーンに向って帰って行き、圧縮ゾ
ーン(72)から出て来る流体は少なくとも一部凝縮さ
れて、熱交換ゾーン(74)から再び出て来て、貯蔵容
器(76)に送られ、容器(7匹容れられた流体の一部
はパイプ(77)(7B)により与圧ゾーン(19)に
送られ次いで熱交換ゾーン(80)に送られ、他の部分
はパイプ(77082)により集められて頂部の生産物
(Dl)を構成し、分留塔(I)のストリッピング・ゾ
ーン(B)から出て来る生産物の一部は分留塔(II)
に送られて前記分留塔(II)の供給流を構成し、他の
部分はリボイラ(69)に送られ次いで分留塔(I)の
ストリッピング・ゾーン(B)の中に送り戻され、分留
塔(II)のストリッピング・ゾーンから出て来て熱交
換各(74)に送られない生産物の部分は、供給流とし
て分留塔(DI)に送られ、分留塔(II)の精留ゾー
ンから出て来る蒸気は、熱交換ゾーン(8匹送られ、そ
こで蒸気は少なくとも一部凝縮し、得られた流体の一部
は分留塔(II)の精留シー>K還流として再循環され
、残りの部分は集められて頂部の生産物(D2)を構成
し、分留塔(III)の精留ゾーンから出て来る゛蒸気
は熱交換ゾーン(95L!l少なくとも一部凝縮され、
得られた流体の一部は還流として分留塔(II[)の精
留シー>1.C再循環され、残りの部分Uめられて頂部
の生産物(D3)を構成し、分留塔(1)のストリッピ
ング・ゾーンから出て来る生産物の一部はリボイラ(1
03)に送られ次いで前記分留塔(II[)のストリッ
ピング・ゾーンの中に再循環され、残りの部分は集めら
れプロセスの基部の生産物(R1)を構成する方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)頂部の凝縮した生産物軽質留分(D)と、基部の
    生産物重質留分(R)とを別々に得るために、蒸留によ
    り分離可能な少なくとも二つの成分から成る混合物(F
    )を蒸留によって分留する方法であって、この方法にお
    いて少なくとも一つの蒸留ゾーンの中に蒸留により分離
    可能な前記の少なくとも二つの成分の混合物(F)が導
    入され、蒸気相と所要の基部の生産物重質留分(R)を
    構成する基部の液体相とが別々に回収され、次の事項を
    包含することを特徴とする方法、 (a)蒸留ゾーンから出て来る蒸気相の少なくとも一部
    を、ガス駆動手段を用いてエジェ クション手段の中で圧縮する段階、 (b)上記のガス駆動手段及び上記蒸気相の一部により
    形成されかつ排気される混合物を 熱交換ゾーンの中に送り、そこで混合物が 少なくとも一部凝縮しながら熱を蒸留ゾー ンの少なくとも一つに譲り渡す段階、 (c)段階(b)で得られた凝縮物の一部を取出し、こ
    の部分が所望の凝縮生産物軽質留分 (D)の少なくとも一部を構成する段階、 (d)段階(b)で得られた凝縮物の他の部分を与圧ゾ
    ーンの中に送り、そこで上記凝縮物 の圧力を高める段階、 (e)段階(d)から出て来る凝縮物を熱交換ゾーンに
    送り、そこで上記凝縮物を本質的に 外部に由来する熱源との熱交換によって少 なくとも一部気化させる段階、 (f)段階(e)で得られた流体を段階(a)に送り、
    そこで流体が蒸留ゾーンから出て来る 蒸気相の圧縮に必要なエネルギーを供給す る段階。 (2)特許請求の範囲第1項に基づく方法において、少
    なくとも一つの精留ゾーン(A)と少なくとも一つのス
    トリッピング・ゾーン(B)とを包含する蒸留ゾーン(
    1)の中に、混合物(F)を導入し、上記精留ゾーン(
    A)は混合物(F)の導入点の上側に位置し、ストリッ
    ピング・ゾーン(B)は上記蒸留ゾーン(1)の中に混
    合物(F)を導入する点の下側に位置し、次の事項を包
    含することを特徴とする、 (a)精留ゾーン(A)から出て来る蒸気の少なくとも
    一部を圧力PBで圧縮ゾーン(6)に送り、少なくとも
    一つのエジェクションの 手段によりその圧力を値PBより高い値P Mになるように持って行き、又場合によっ ては上記蒸気の他の部分を段階(d)に送る段階、 (b)段階(a)から出て来る圧縮した流体を熱交換ゾ
    ーン(10)に送り、そこで同じ蒸留ゾーン(1)のス
    トリッピング・ゾーン又は段階(a)から出て来る圧縮
    した流体が出て来る他の蒸留ゾーンのストリッピング・
    ゾー ンから出て来る生産物の少なくとも一部に、その熱を譲
    り渡し、少なくとも一部凝縮す る段階、 (c)段階(b)から出て来る少なくとも一部凝縮した
    流体を、場合によっては流体の凝縮 を続け或いは完了する熱交換ゾーンを通過 した後、液体の貯蔵ゾーン(15)に送り込む段階、 (d)貯蔵ゾーン(15)の中に容れられた液体の少な
    くとも一部を与圧ゾーン(19)の中に送り込み、そこ
    で上記液体の圧力を高める段 階、 (e)段階(d)から出て来る加圧された液体を熱交換
    ゾーン(21)に送り込み、そこで上記液体を外部の熱
    源との熱交換によって少な くとも一部気化させる段階、 (f)段階(e)で得られた流体を、段階(a)の圧縮
    ゾーン(6)に送り込み、そこで精留ゾーン(A)から
    出て上記圧縮ゾーン(6)に達する蒸気の圧力を高める
    ために必要なエネ ルギーを供給する段階、 (g)貯蔵ゾーン(15)に容れられた液体の少なくと
    も一部を、膨脹ゾーン(18)に送り、次いで場合によ
    っては熱交換ゾーン(7)に送り込み、そこで液体を場
    合によっては段階 (a)から出て来た蒸気の一部と混合し、その凝縮を続
    け或いは完了し、又膨脹ゾーン (18)又は熱交換ゾーン(7)から出て来る生産物の
    少なくとも一部を精留ゾーン(A)に送り戻す段階。 それにより、精留ゾーン(A)から出て来る蒸気の少な
    くとも一部は、凝縮の後頂部の生産物軽質留分(D)と
    して収集され、又ストリッピング・ゾーン(B)からて
    来る生産物の少なくとも一部は基部の生産物重質留分(
    R)として収集される。 (3)特許請求の範囲第1又は2項に基づく方法におい
    て、蒸留ゾーン(1)から出て来る蒸気が、上記蒸留ゾ
    ーンの頂部で集められる方法。 (4)特許請求の範囲第2又は3項に基づく方法におい
    て、蒸留ゾーン(1)から出て来て上記蒸留ゾーンの頂
    部で集められる蒸気の全部が、段階(a)の圧縮ゾーン
    に送られ、所望の頂部生産物(D)が段階(c)で集め
    られる方法。 (5)特許請求の範囲第1〜4項のうちいずれか1項に
    基づく方法において、段階(a)から出て来る圧縮され
    た液体が段階(d)の与圧ゾーンから出て来る流体と熱
    交換し、上記段階(a)から出て来る圧縮された流体が
    次いで段階(b)の熱交換ゾーンに送られ、上記段階(
    d)の与圧ゾーンから出て来る流体が次いで段階(e)
    の熱交換ゾーンに送られる方法。 (6)特許請求の範囲第2〜5項のうちいずれか1項に
    基づく方法において、段階(c)から出て来て膨脹ゾー
    ン(18)に送られる流体が上記膨脹ゾーン(18)の
    前の精留ゾーン(A)から出て来る蒸気と熱交換し、上
    記精留ゾーン(A)から出て来る蒸気が上記熱交換の後
    圧縮ゾーン(6)に送られる方法。 (7)特許請求の範囲第2〜6項のうちいずれか1項に
    基づく方法において、段階(b)から出て来る流体が貯
    蔵ゾーン(15)に送られる前に、熱交換ゾーン(31
    )の中で(第4図参照)その凝縮を続け、又は完了する
    方法。 (8)特許請求の範囲第2〜7項のうちいずれか1項に
    基づく方法において、精留ゾーン(A)から出て来る蒸
    気の少なくとも一部は圧縮ゾーン(6)に送られ、上記
    精留ゾーン(A)から出て来る残りの蒸気は圧縮ゾーン
    (33)に送られ(第5図参照)、圧縮ゾーンではその
    圧力が高められ、この圧力の増大に必要なエネルギーは
    熱交換ゾーン(21)から出て来る流体の一部により供
    給され、圧力ゾーン(33)から出て来る流体はパイプ
    (35)により熱交換ゾーン(36)の中に送られ、そ
    こで流体を少なくとも一部凝縮し、得られた液体は貯蔵
    容器(37)の中に集められ、容器(37)の中に容れ
    られた液体の少なくとも一部は膨脹ゾーン(18)に送
    り戻され次いで精留ゾーン(A)に送り戻され、残りの
    液体はパイプ(38)(39)及び流量調整装置(40
    )により排出され、頂部の生産物軽質留分(D)の一部
    を構成してパイプ(44)を通じ集められ、頂部の生産
    物の他の部分は、パイプ(41)、流量調整装置(42
    )及びパイプ(43)により貯蔵容器(15)から出て
    来て、(貯蔵容器(15)には)精留ゾーン(A)から
    出て来る蒸気の一部が圧縮ゾーン(6)に送られ、そこ
    で熱交換ゾーン(21)から出て来る流体の少なくとも
    一部により供給されるエネルギーによりその圧力が高め
    られ、次いで熱交換ゾーン(10)に送られて(この蒸
    気は)スリッピング・ゾーン(B)から出て来る生産物
    の少なくとも一部に熱を譲り渡して、少なくとも一部凝
    縮し、次いで貯蔵容器(15)に送られ、貯蔵容器(1
    5)の液体の一部が熱交換ゾーン(21)に送られる方
    法。 (9)特許請求の範囲第8項に基づく方法において、精
    留ゾーン(A)から出て来る蒸気の全部が圧縮ゾーン(
    33)に送られ(第6図参照)、上記圧縮ゾーン(33
    )から出て来る流体の一部が圧縮ゾーン(6)に送られ
    、他の部分が熱交換ゾーン(36)に送られる方法。 (10)特許請求の範囲第9項に基づく方法において、
    精留ゾーン(A)から出て来る蒸気の全部が圧縮ゾーン
    (6)に送られ(第7図参照)、上記圧縮ゾーン(6)
    から出て来る流体の一部が圧縮ゾーン(33)に送られ
    、他の部分が熱交換ゾーン(10)に送られる方法。 (11)特許請求の範囲第2〜10項のうちいずれか1
    項に基づく方法において、精留ゾーン(A)から出て来
    て上記ゾーンの頂部で集められた蒸気は、熱交換ゾーン
    (7)の中で少なくとも一部凝縮され、得られた液体の
    一部は上記精留ゾーン(A)に再循環され、他の部分は
    所望の凝縮生産物(D)を構成して回収され(第8図参
    照)、混合物(F)の投入点と上記精留ゾーン(A)の
    頂部との間に位置する精留ゾーン(A)の中間点から出
    て来る蒸気は、全部パイプ(47)によって圧縮ゾーン
    (6)に送られ、そこでその圧力が熱交換ゾーン(21
    )から出て来る流体によるエネルギー補給によって高め
    られ、上記圧縮ゾーン(6)から出て来る流体はパイプ
    (49)により熱交換ゾーン(50)に送られ、そこで
    流体は上記ストリッピング・ゾーンの基部と混合物(F
    )の導入点との間に位置するストリッピング・ゾーンか
    らパイプ(52)、ポンプ(53)及びパイプ(54)
    により取り出された生産物の一部と熱交換し、上記生産
    物は次いで上記ストリッピング・ゾーンにパイプ(55
    )により送り戻され、圧縮ゾーン(6)から出て来て熱
    交換ゾーン(50)を横切らせた流体はパイプ(51)
    により貯蔵容器(15)に送られ、貯蔵容器の中に容れ
    られた液体の一部は圧力と流量の調整ゾーン(57)を
    通り、混合物(F)の導入点と圧縮ゾーン(6)に送ら
    れる蒸気の取出し点との間に位置する点で精留ゾーン(
    A)に送り戻され、他の部分は与圧ゾーン(19)に送
    られ次いで熱交換ゾーン(21)に送られ、ストリッピ
    ング・ゾーンの基部から取り出された生産物は、パイプ
    (28)により基部の生産物(R)として一部回収され
    、他の部分はリボイラ(100)に送られ、次いで上記
    ゾーンの基部とパイプ(52)により熱交換ゾーン(5
    0)に送られる生産物の取り出し点との間に位置する点
    でストリッピング・ゾーン(B)に再循環される方法。 (12)特許請求の範囲1〜11項のうちいずれか1項
    に基づく方法において、幾つかの蒸留ゾーン(1)が用
    いられ(第9図参照)、蒸留塔( I )の精留ゾーン(
    A)から出て来る蒸気の一部は圧縮ゾーン(72)に送
    られ、又一部は熱交換器(66)の中で少なくとも部分
    的な凝縮の後、上記の精留ゾーン(A)に再循環されて
    圧縮ゾーン(72)の中に到着し、蒸気は熱交換ゾーン
    (80)から出てパイプ(81)により圧縮ゾーン(7
    2)に到着する流体によるエネルギー補給によつて一層
    高い圧力を持って行かれ、パイプ(73)により上記ゾ
    ーン(72)から出て来る流体は熱交換ゾーン(74)
    に送られ、そこで流体はパイプ(90)により分留塔(
    II)のストリッピング・ゾーンから出て来て、パイプ(
    91)により上記ゾーン(74)に到着する生産物の一
    部と熱交換し、この生産物はパイプ(92)により分留
    塔(II)のストリッピング・ゾーンに向って帰って行き
    、圧縮ゾーン(72)から出て来る流体は少なくとも一
    部凝縮されて、熱交換ゾーン(74)から再び出て来て
    、貯蔵容器(76)に送られ、容器(76)の中に容れ
    られた流体の一部はパイプ(77)(78)により与圧
    ゾーン(79)に送られ次いで熱交換ゾーン(80)に
    送られ、他の部分はパイプ(77)(82)により集め
    られて頂部の生産物(D1)を構成し、分留塔( I )
    のストリッピング・ゾーン(B)から出て来る生産物の
    一部は分留塔(II)に送られて上記分留塔(II)の供給
    流を構成し、他の部分はリボイラ(69)に送られ次い
    で分留塔( I )のストリッピング・ゾーン(B)の中
    に送り戻され、分留塔(II)のストリッピング・ゾーン
    から出て来て熱交換器(74)に送られない生産物の部
    分は、供給流として分留塔(III)に送られ、分留塔(
    II)の精留ゾーンから出て来る蒸気は、熱交換ゾーン(
    84)の中に送られ、そこで蒸気は少なくとも一部凝縮
    し、得られた流体の一部は分留塔(II)の精留ゾーンの
    中に還流として再循環され、残りの部分は集められて頂
    部の生産物(D2)を構成し、分留塔(III)の精留ゾ
    ーンから出て来る蒸気は熱交換ゾーン(95)の中で少
    なくとも一部凝縮され、得られた流体の一部は還流とし
    て分留塔(III)の精留ゾーンの中に再循環され、残り
    の部分は、集められて頂部の生産物(D3)を構成し、
    分留塔(III)のストリッピング・ゾーンから出て来る
    生産物の一部はリボイラ(103)に送られ次いで上記
    分留塔(III)のストリッピング・ゾーンの中に再循環
    され、残りの部分は集められプロセスの基部の生産物(
    R1)を構成する方法。
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