JPS59205405A - はすば歯車のサイジング方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）技術分野 焼結金属製ギヤーの内径精度向上のためのサイジング方
法の改良に関する。

（ロ））従来技術とその問題点 焼結金属製ギヤーにおいて内径または歯車精度が厳しい
場合には、サイジングを行うのが一般的である。この方
法としては■外側の金型（ダイ）を円形とし、上下パン
チにより加圧する方法、■ダイを歯形形状とする方法お
よび■内径サイジングのため球を内径に通す方法の６通
りの方法がある。これらの方法をヘリカルギヤー（はす
ば歯車）に利用する場合には、歯がねじれているために
各種の問題点が出てくる。これらの方法について第１図
、第２図を用いて詳細に説明する。第１図において１は
グイ、２は下パンチ、６はファーロンド、４はへりカル
ギヤーの歯部、５は焼結金属。

６は上パンチを示す。上記■の方法をへりカルギヤーに
用いた場合製品と金型の位置合わせが困難なため一般的
に使用されていない。また■の方法を用いた場合には、
上パンチと下パンチによる加圧力によって、歯形誤差、
歯筋誤差が大きくなり、歩留りが悪くなってしまう。し
かもこの傾向はへりカルギヤーのネジレ角が大きくなれ
ばなるほど著しい。この理由は金型ダイで歯形の部分が
支持されていないためであり、これらをさらに改良する
ためには第２図に示す方法が検討されている。

この方法は焼結金属５の中心穴部に球７を通過させるこ
とによって中心径の寸法精度を向上する方法である。こ
の方法を用いた場合は、同じ製品であっても、焼結時の
寸法バラツキによって、通過させる球の直径を決定する
必要があり、このため内径公差が厳しい場合には用いる
球の種類は膨大なものとなる。さらに詳細にｒ４’えば
、Ｊ３％結時の寸法バラツギに応じて、球通過後の内径
のスブ’Ｊングバツクを考慮に入れた選択が必要となる
。これらの問題点を解決するためのサイジング方法は多
くの分」Ｉにで検討されているが、いまだに良好な方法
がｉＪわれでいない。

（／→　斧明の開示 本；、２１１発明はかかる問題点を改良するｔコめに提
案するものであり第５，４，５図により詳細に説明する
。図中の■゛号は、第１図に示すものと同じ−Ｃある３
、第う図に示す＋、バンチ６、および下）々ンチ２の焼
結倉属との接触部は、ヘリカルキャーの山部には接触１
ノない構造とな−っており、この、１うな（１１Ｉ１１
）青の上、ドパンチによ−）て焼結金属を加圧する・−
とによって、中心径の寸法精度の向ト、を計ると同時に
山部の歯筋誤差、ａ１形誤差の小さいた゛Ｌ結金属製ヘ
リカルギＡ・−を得ることができる。第４図には、本；
頴の別の応用例を示す。この場合には、ｉ１Ｌ結金属自
体の中心式近辺に突部を設けることによって第６図に示
す方法と同等の効果が得られるものである。即ち本願発
明の要旨は、第５図に示すように、焼結金属製ヘリカル
ギヤーのサイジング方法において、］−下パンチと焼結
金属との接触部９が、歯底径８より０．５　ｍｍ以ト離
れていることを特Ｒとするサイジング方法を提供するも
のである。この場合、ダイの断面形状と（７ては歯形部
がなく、）Ｄに歯底径より０．５　ｙｙｔｍ以１１以下
１ればよく、円形、橢円形、長方形およびその組み合わ
せを用いることができる。まだ、歯部は外周部にあって
も、内周部にあってもよい３．このような力“法にまり
へリカルギャーの出し入れが容易で、精度の良いサイジ
ング方法を提供することがで島る。

−実施例 Ｃｕ　：　２１図％、Ｃ：Ｑ、３重量％、残部Ｆｅより
なる粉末を型押密度”　８ｇ僧にて表１に示す歯７ＪＩ
仕様をもったへりカルギヤーに成形し、吸熱型変成ガス
（原料ブタン）雰囲気中で１１５０℃１１−（焼結した
後サイジングをおこなった。サイジング方法と（〕て■
従来方法の如＜　、−ｔ、ドパンチをフラットに（ッｔ
コものと■本発明の如く七、ドパンチに凸を設けｔ、：
第１５図の方法の２通りをおこなった。その結宋得られ
た焼結金属製へリカルギャーの歯形誤差と歯筋誤差を第
６図に示す。第６図中Ａ、Ｂは（メｒ来方法による歯筋
、山形誤差を示し、Ｃ，Ｉ）は本発明の方法によって得
られた歯筋、歯形誤差を小す。従来方法と本発明の方法
を比較すると歯形誤λ′二はさほど変化ないが、歯筋誤
差は著しく異なっていることがわかる。即ち従来方法で
は、上。

ドパンチによる加圧が山部にまで影響（ッ、歯筋誤差０
．０１６〜０．０３０　ｆｆ１ｍ、歯形誤差０．１］０
８ｍ＋となっているのに対し、本発明方法は−１−０下
パンチによる加圧が山部に影響をおよぼさず、歯筋誤差
０．００２〜０．００３ｍｍ　、歯形誤差０．００６〜
０．００８　ｙ＝ｒｍと良好な爾中楯度を示している。

このようにして本発明は焼結金属製ヘリカルギ−１−−
−のサイジング方法によって精度のよい安価な量産性に
富んだ方法を提供することが出来る。

第　　１　　表 歯直角断面歯車仕様

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は従来方法による焼結金属のサイジング
方法を示す。第３．４．５図は本願発明のへりカルギヤ
ーのサイジング方法を示す。第６図は本願発明によって
得た歯筋、歯形誤差の本願実施例と、比較例の精度を示
す。図中の各番号”の意味は下記の通りである。 １　：ダイ ２：下パンチ ６　コアロッド ４：へりカルギヤーの歯部 ５：焼結金属 ６：上パンチ Ａ　従来方法にょる歯筋誤差 Ｂ　従来方法による歯形誤差 Ｃ本発明による歯筋誤差 Ｄ　本発明による歯形誤差 芳１図 著２図 Ｗ３図 芳４閏 Ｗ６図 Ａ、向筋梗羨 Ｂ、歯形殺夏 Ｃ９愉肪捩差 亀 １０．０２０”” Ｄ、場形殺五 手続補正書 特許庁長官　若　杉　和　夫 １、事件の表示 昭和５８年特許願　第７’？７２６　　号２、発明の名
称 はすは歯車のザイジング方法 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住所　　　　大阪市東区北浜５丁目］５番地名称（２１
３）住友電気工業斗式会社 社長　用上哲部 ・１・１代理人 住　所　　　　　大阪市此花区島屋１−Ｊ”　１］］番
３号住友電気工業株式会社内 （電話　大阪・１１６１−１０３１） 氏名（７８８１）弁理士　上代性用 ６　補正の対象 明細書中、特許請求の範囲の欄、及び発明の詳細な説明
の欄○ Ｚ　補正の内容 （１）　　明細書、の牛６１許請求の範囲の欄を別紙の
通り補正します。 （２）　　同書、発明の詳細な説明の欄で第４頁１行目
「離れている」を「離した状態で行う」に補正する。 （３）　　ｌｎＪ　ｉ！ｉ　　第４頁１４行［１ｒ　＝
　　実施例Ｊを「に）実施例−１に補正する。 （４）同占　第４頁１６行目ｒ６．８ｇ／（・＃ｌｌを
［６，８に９／ａ＋＋Ａ　ｊに補正する。 特許請求の範囲 「（１）焼結金属製はすば歯車のサイジング方法におい
て、−に上パンチと焼結金属との接触部を歯底径より０
，５関以−に離した状態で行うことを９，１゛徴とする
はすは歯車のサイジング方法。」 −ｒ、針ノｄン市ｉ丁−１↓ｆ　　（）Ｊ】い昭和５１
３年７月７４日 特許庁長官　　苔　杉　和　夫　殿 １、事件の表示 昭和５８年　特許馴１第　７≦〕７２６号２、発明の名
称 はすば歯車のサイジング方法 ３、抽１Ｅをする者 を件との関係　　　１．′ｌ許出願人 住　　　所　　　　大阪中東区北浜５’ｌ’１．ｌ　１
５番地名　　称（２１３）　　住友電気工業株式会社社
長　用１哲部 ４、代理人 住　　所　　　　　大阪市此花区島屋１丁トｌ　ｌ　ｒ
ｉ３号住友電ター■ユ業株式会社 〔５，補止のヌ・ｊ象 図　　面 °７．袖ｄ−，の内容 １図面中説明文を削除した第Ｌ３図を別紙の如くｊに出
しよ−〇６図 □４ ↓ｏ、ｏ２０ｍｍ 璽−一 −［叙ｉ　　ン山　　ｉＩＥ　　　占 昭和５１］年　２ＪＪ、？どＨ ｉ′、；、、ｌ由長′Ｌイ名杉和入殿 １、・トイ′Ｉの表示 昭４１１５８年特ｈノ１゛願第７９７２　ｔｉ　’３′
、２４発明の？′１称 は１は南中のサイシンク法 ：（、１ｌｕ）を４る者 ”）ｉｌ’ｌどの関係　　　特　ｈノ（出　願　人１１
　　　所　　　　大阪南東［λ北＞！−＜５　Ｉｌｌ　
ｌ　５番地名　　称（２１：（）　　ｎ友電気Ｔ業株式
会社ン１長　川　１４１ノｊ　部 ／１１代理人 １１　　所　　　　　大阪１１】此花区島屋１　ｒ［１
１番：化イ１−友電気工業株式会社内 （電話　大阪４６１−Ｈ１３１） Ｆ’５−抽ｌｌ：、命令σ井１）・ｊ １発抽＋Ｌ 〔５，補正の対象 明細書中、発明のｉｉＹ細な説明の（）■、及び図面、
７、補正の内容 り１）明細古中、第４頁５ｔＪ１−１、「９が、」を「
９を、」に訂正する。 （２）同省同頁１６行「１、 「型理密度６．８ｇ／品にＣＪを 「を押密度６．８１７．／品に調整（ノー（」にｒｉｌ
’ｉＥ’Ｊる。 （３）図面、第１図を別紙の通り、；Ｉ正゛４る。 （４）図面、第５図を別紙の通りＩｉｌ’、ｉＥＪる。 ’ｙ’ｒ１巳 大５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）焼結金属製はすば歯車のサイジング方法において
   、上下パンチと焼結金属との接触部が、歯底径より０．
   ５１Ｒｓ以上離れていることを特徴とするはすば歯車の
   サイジング方法。