JPS59205327A - ヒト膀胱及び尿管がんに対するモノクロ−ナル抗体及び方法 - Google Patents

ヒト膀胱及び尿管がんに対するモノクロ−ナル抗体及び方法

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JPS59205327A
JPS59205327A JP59046965A JP4696584A JPS59205327A JP S59205327 A JPS59205327 A JP S59205327A JP 59046965 A JP59046965 A JP 59046965A JP 4696584 A JP4696584 A JP 4696584A JP S59205327 A JPS59205327 A JP S59205327A
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bladder
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cell
human
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JP59046965A
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イ−ブ・フラデツト
カルロス・コ−ドン−カルド
ウイレツト・エフ・ウイツトモア・ジユニア
マイロン・ア−ル・メラメツド
ロイド・ジエイ・オ−ルド
ケネス・オ−・ロイド
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SUROON KETARINGU INST FUOO KIYANSAA RESEARCH
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SUROON KETARINGU INST FUOO KIY
SUROON KETARINGU INST FUOO KIYANSAA RESEARCH
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、国立がん研究所(The Natlonal
Canser In5titute)により与えられた
CAO8748及びCA21455の下での一部政府援
助でなされたものである。政府は本件発明についである
種の権利を有する。
発明の背景 本発明は、ヒト膀胱細胞を認識するモノクローナル抗体
に関する。該モノクローナル抗体は、正常及びがん性膀
胱皮下細胞についての抗原作 5− 成源(maker )を認識するものである。
抗体特異性は、培養細胞との反応により、また正常成人
組織、胎児組織及び治療抵抗性(悪性)組織との反応に
より明らかにされて来ている。
この抗体特異性會もってすれば、低度非−侵入性かん細
胞から正常細胞を、そして、高度侵入性がん細胞から低
度非−侵入性がん細胞を、それぞれ識別することができ
るので、かかるmAbsは膀胱がんの診断及び予後に有
用である。
こうしたmAbsを用いての試験は、外科医をして膀胱
がんの場合の手術手順を決めることを可能にする。
1975年、Kohler & MilLsteln 
 は、正確にして再現性のある特異性含有するほとんど
無制限量の生産を促すハイブリドーマ(融合細胞)を用
いてモノクローナル抗体(mAbs)の生産方法を発表
した。動物を腫瘍細胞又は他の抗原で免疫して得た通常
の抗血清は、特異性及び特性の異る無数の異る抗体を含
むところとなる。と 6− ころがハイブリドーマは、均一特性の単一抗体を生産す
るものである。前記のに二hter &Mlllste
in  の方法は、不死骨髄腫(rrlye I om
a )細胞と免疫した免疫動物のヒ臓細胞との隅台に基
いたものである。その方法によれは隅台細胞(ハイシリ
ドーマ)から、所望の特異性を有する抗体を生産するク
ローンが分取される。そして、ハイブリドーマ細胞は側
段制限なく培養できる(又は液体窒素に凍結保存できる
)ので、抗体の定常的供給は保証されるところとなる。
抗体は、抗原として知られる他の分子と結合し又それf
:u 識する機能を有する。モノクローナル抗体は、性
質について非常に均一であり且つ唯一の抗原又は決定因
子として知られる抗原の部分全認識するところを除けば
、他の抗体と異るところはない。
N11胞の場合、認識される決定因子は、当該抗体と反
応するか又はその細胞中の抗体である。
特定の抗体は、即ち反応を介して、特定種類の細胞をg
識するのは、こうした細胞抗原が故でおる。したがって
細胞抗原は、その細胞を同定するマーカー(marke
r )たり得るものである。
この抗原マーカーは、正常の細胞分化過程を観察し、与
えられた細胞システム中の異常性を見極めるのに利用で
きる。前記の細胞分化過程は、その細胞の表面抗原表現
型について変化全件い、明瞭な分化系統に属する細胞を
識別するか又は同じ分化系統に於ての異った段階で細胞
を識別する抗原が、それに相応する抗体を用いさえすれ
ば、観察される。分化抗原の最初の確認は、マウスのT
−細胞白血病の表面抗原の分析及び、抗原のTL、Th
y−1及びLytシリーズの公知手段を介してもたらさ
れた。(Old。
Lloyd J、、 Cancer Re5earch
、 41.361−375 、 February 1
981 )こうしたT−細胞分化抗原の分析は、マウス
及びヒトの正常T−細胞及びB−細胞が容易に入手でき
るようになって非常に単純化され、且つそれと共に発展
している。〔米国特許第4.361,549−550号
、同第4,364,932−37号及び同第4,363
,799号(ヒ)T−細胞抗原に対するmAbに関する
)参照〕 他の系列に属する正常にして新生の細胞に露呈する分化
抗原については、はとんど知見がない。
このことは、適切な正常細胞型の手頃な試料を入手する
のが困離であると同時にモノクローナル抗体に係る技術
が変化に富んだものであることに起因している。交雑細
胞系の調製は、接穂物の性質、細胞増殖条件、交雑条件
等の実験的要素により可能であったりなかったりする。
したがって、成る釉の細胞についてハイブリドーマ調製
の可能性を予測することは、その細胞が他の細胞との間
で可能であったからといって、必ずしも可能ではない。
メラニン形成細胞(melanocytes )につい
ての表面抗原を同定することが、最近見い出された正常
皮膚のメラニン形成細胞を培養する技術により可能にな
った( Elsinger、et al、、Proc。
Natl、Acad、Sci、USA、792018 
(Mareh 1982 ) −9− 米国特許出願5erial No、 469,854 
)。この方法は、メラニン形成細胞分化抗原分析のため
の増殖細胞に新風全もたらすものである。同様に、メラ
ノーマ(黒色腫)由来の多数の細胞が今や株化されてい
て、それ等はメラノーマ表面抗原の分析を助長している
ところである。mAbsの出現は、治療抵抗性のメラノ
〜マの表面抗原についての知見をいつそうに深めた。そ
して、メラノーマ及びメラニン色素細胞の双方について
の細胞マーカーが明らかにされ、メラノーマ及びメラニ
ン色素細胞の双方におけるそれぞれの発育段階で分化抗
原特性を認識するモノクローナル抗体を判別するパネル
が選択されている。
これ等の分化抗原は、メラニン色素細胞とメラノーマを
区分し、それ等を特性サブ−セット(Characte
rlstic 5ub−8ets )に型体系化するの
に使用できる〔Dippold et al、Proc
、Natl。
Acad、 Sci、USA、 77 、6114 (
1980)及びHoughtonet al、、 J、
Exp、Med、、 156,1755(1982)−
米国特許出願5erial NO,445,り61 〕
。メラ=y色素10− 細胞及びメラノーマ細胞のサブ−セットによる免疫学的
検定が、かくして可能になった。
ヒト星状細胞腫mAbsは、Ca1rncross等に
より製造されている( Proc、 Natl、 Ac
ad、 USA 、 79 。
5641 (1982)−米国特許出願5orial 
No。
413.861 :]。
発明の概要 膀胱組織は、過剰量の尿を保持するについて膨張しなく
てはならない。膀胱及び尿管の上皮細胞は、尿路又は移
行性の上皮細胞といわれる特徴的な弾性を有する組織を
形成している。そしてこれ等の細胞は、がん性のものに
変ることができる。移行性細胞がんの第一の形態(TC
C)即ち乳頭腫は、局在する低−程度の非−侵入性腫瘍
でおる。外科治療に於ては、通常、尚該腫瘍が生命をお
びやかす侵入性であったり又は転移性であったりはしな
いので、当該腫瘍を局所切除するにとどめることができ
る。したがって膀胱全体を切除しないですむ。そして繰
返し治療も同様例して行われる。
しかしながら、TCCの第2の形態は、攻撃性、侵入性
そして転移性のものである。これ等2つのTCCがんを
合ぜてみると、初期膀胱がん(膀胱肉腫は依然他の形態
である。)の95%を占めるところとなる。前記2つの
主たるTCC形態についていずれのものであるか、即ち
攻撃的々ものであるか又は非−侵入性のものであるかを
識別することは、それ等に対する予後が根本的に異るこ
とから重要である。現在葦でのところの膀胱組織学的方
法は必ずしも有効なものではない。
がん性膀胱細胞を認識する本発明の12のmAbsのパ
ネルグループは、最初の相応する診断についての判定を
可能にするものである。又、前記パネルは、細胞につい
て正常のものと、がん性のものとを識別するものである
。更に前記・ぐネルは、一般的組織判定に使用するとと
もできる。
正常又は異常組織及び/又は細胞試料は、組織型を決定
する本発明のモノクローナル抗体のそれぞれと接触させ
、当該技術分野に於て公知の抗原−抗体視覚化手段で反
応の正負を判定する。
本発明は、25−240kd(キロダルトン)の範囲の
分子量を有する膀胱グリコプロティンを認識するT16
 、JP165 、J233 、T23 。
Tl0I 、 T43 、 T87 、 J143 、
 T138 、 T11.O。
0m5及び0m37からなる群から選ばれるものであっ
て、ヒト膀胱がん細胞を認識するmAbsを生産するハ
イブリドーマ細胞系を包含する。本発明の他の抗原は、
したがって、ブリコリビイラド(glycollpld
s )又はプロティン(proteins )でなけれ
ばならない。
詳細な説明 組織培養 ヒト膀胱がんの培養細胞は、Dr、 J、 Fogh(
5loan −Ketterfng In5titut
e )  のコレクションから入手した。他の株化ヒト
細胞系の由来及び維持、及び正常皮屑線維芽細胞及び腎
臓上皮細胞は、既に報告されているところのもので13
− ある( Caroy et al、 、 Proc、 
Natl、 Acad、 Set、 。
U 8A * 1LL3278−3282 (1976
) ; Ve d a  e t  a 1− +J、
 Exp、 Med、 、 15(と564−579 
(1979))。
血清学的操作 ウサギ抗−マウスIg又はヒト〇−赤血球に結合してい
るヤギ抗−mu鎖(anti−mu Chain )を
用いた細胞表面抗原の検出についてのRoas41ti
ng分析を先に報告されている方法により行ったC D
ippold at al、、 proe、Natl、
Aead。
Set、、USA、776114−6118(1980
) )。吸収試験、抗原決定因子の熱安定性についての
評価及びIgサブクラスの0uehterlony分析
を公知の方法により行った( Ca1rncross 
et al、、proc。
Natl、Acad、Set、、USA、795641
−5645(1982);Caroy、前述〕。酵素−
関連免疫検定(ELI SA)をゆ着性単層細胞か又は
固−相中プロチインを用いて行った( Lloyd e
t aL、 、 Immunogonet 。
圧537−541 (1983) )。血球凝集検定に
ついてはAnger at al、、Hybridom
a、 1139−146(1982)参照。
14− 免疫 (BALB/c X C57BL/6 ) f’めすマ
ウスを、’l’−24,253−J 、又は486−P
及び253−J膀胱がん細胞のI X 10’細胞景を
腹腔内C1,p−)接種により3−4週の間隔で3〜4
回免疫した。
OmAb1!9導(derivation)に当っては
、細胞懸濁液を膀胱乳頭腫から、機械的分散により調製
し、0.5 %Non1detP−40(NP−40)
緩衝液で抽出した。得られる前記乳頭腫の1ooミクロ
グラムを腹腔内注射しFreud完全補助薬中のそれの
別の1ooミクログラムを皮下注射した。
4週間後、前記抽出物の更なるZooミクログラムを腹
腔内注射した。
マウス−モノクローナル抗体の銹導 最終の免疫後3〜4日してマウスを処置し、ひ臓細胞を
マウス骨髄腫MOPC−21NS/1細胞と公知方法に
より融合した[ Cote et al、、Proc。
Natl、Acad、 Set、、USA 、 802
026−2030(1983))。
クローンは最初に、培養がん細胞と正常腎臓皮下細胞の
パネル上でELISAにより反応性形状によって選択さ
れた。OmAbiについての最初のスクリーニングu、
Falcon 3040マイクロテス)II  ゾ レ
ー )  (Falcon &  Labware  
、  Div、  FBecton 、 Dickin
son & Co、 、 0xnard 、 CA) 
[コンカナツマリンAでゾレコートしたもの](Mat
tes at al、 、 J、 Immunol、M
eth、 、 61 145(1983) )のウェル
(well)に加えられた乳頭腫細胞懸濁液についての
直接免疫けい光分析により行った。3〜4回のサブクロ
ーニング後、ハイブリドーマをnu/nuマウス(Sw
iss産)に皮下注射し、腫脹の次第に増元するマウス
の血清を培養細胞の血清学的及び生化学的分析に使用し
た。
組織の凍結区分(5ミクロン)を、3.7%ホルムアル
デヒド−りん酸−緩衝塩(pBS)液中で固定し、洗滌
し、非希釈ハイシリドーマ培養物の上油を用いて1時間
培養した。スライド(5lides )を洗滌し、フル
ロルスセイン結合された( flurorscainc
onjugated)やぎ抗−マウスIg(Cappe
l Laboratorios、Coehravill
e、PA)の1:40希釈物を用いて30分間培養し、
再び洗滌し、PBS中90%クリセロールでウエットー
マウンテインクした。
免疫沈降操作 〔3H〕グルコサミン又は(35S)メチオニンの結合
、又は125工での表面ラベリング(Dlppolde
t al、前出; Ca1rncross 、前出)の
3つの手段の1つでラベル化した洗剤−溶解細胞抽出物
を用いて抗体を免疫沈降活性試験に付した。細胞のNP
−40溶解及びスタフィロコッカス アウレウス(S、
 aureus) を用いる免疫沈降方法は既に発表さ
れているところでおる( Dippold。
前出; Caircrosg 、前出)。分子量は、減
圧条件下で定量した。
本発明の好しい実施態様によれば、患者の尿中に入った
転移細胞をパネルのモノクローナル抗体のそれぞれで試
験する。該細胞又はそれ等の一部を、系列希釈した前記
モノクローナル抗体のそれぞれで試験するか又は個々に
接触せし17− める。したがって、がんの検出は、最少の患者破壊で可
能であり、その際体液及び滲出物の使用が好しい。
全くのところ、本発明は、当該モノクローナル抗体に対
する抗原マーカーを含有する細胞断片について被検人尿
試料試験を行うものであり、就中、その尿に入ったマー
カーについて同様に試験してもよい。
本発明にあっては、けい光子ツクローナル抗体によりラ
ベル化した細胞マーカーを検出するについてフロー血球
流量測定法を用いることもできる。
本発明の前記モノクローナル抗体は、ヒトがん性膀胱皮
下細胞で免疫したマウス(又は他のは乳動物)のひ臓細
胞をマウス骨髄腫と融合しハイブリドーマを形成する改
良されたKohler−Milisteinの方法によ
り調製した。血清学的スクリーニングにより、正常膀胱
及び/又はがん性膀胱についての分化抗原全認識する抗
体をこれ等のハイブリドーマを使用して見い出した。
18− 他の組織についても、それが正常であるにしろがん性の
ものであるにしろ、これ等のモノクローナル抗体のいく
つかにより同様に認識される。
これ等の分化抗原に基いて、分類体系即ちがん性膀胱組
織又は細胞と同様正常なそれ等の判別(typing)
は今や可能であり、これ等のマーカーに対するモノクロ
ーナル抗体を使用して分化又は侵入の各種段階での膀胱
の腫瘍の血清学的検定方法を開発した。これ等の検定方
法は、転移性皮下組織の膀胱腫瘍の早期診断に特に有効
に採用されるものである。注目すべきは、それ等方法に
よると、膀胱の高度侵入性がんから低度非−侵入性乳頭
腫全区別でき、そこにを)って乳頭腫の診断は、その肺
癌の外科的な局部切除の必要性全示唆し、一方侵入性が
んの診断はその膀胱の外科的切除の盛装性を示唆するも
のである。
そういうわけで、本発明のモノクローナル抗体のパネル
を用いれば、転移性細胞がんについての予後が先づもっ
て可能である。
非−攻撃性乳頭腫に対する攻撃性TCCは、本発明の膀
胱外科処置に必要なところに付随する判断を介すれば識
別できる。
上記のところは本発明の好しい実施態様のものである。
本発明の検定方法は、膀胱細胞を含有する組織を、膀胱
細胞抗原を認識する抗体、好しくは前記膀胱の抗原系の
1又はそれ以上の細胞抗原に対するモノクローナル抗体
と接触させ、前記モノクローナル抗体と前記抗原との間
の免役血清学的又は免疫病理学的抗原反応を観察するこ
とからなる。本発明の好しい態様に於ては、接触せしめ
る組織試料は尿管又は膀胱組織であり、前記の接触組織
の抗原反応は、免疫けい光、放射性mAb 、プロティ
ンA又は抗−免疫グロブリンに結合したやぎ又はヒト赤
面細胞とのロゼツト形成、直接吸収等の公知手段により
観察される。
本発明の他の好しい実施態様に於ては、未知のヒト細胞
被検試料を、フローシトメトリー(f low cyt
ometry )用の細胞ソーターを使用して上述の細
胞・ぞネル上のそれぞれのものとのmAb反応について
分析する。この方法に於ては、けい光性mAbと反応す
る細胞数がカウントできる。mAb抗原を表徴する細胞
数をカウントするについて他の公知の観察手段が採用で
きる。
本発明の更に他の好しい実施態様に於ては、検定に付さ
れる組織全切取し、そのままか又は凍結後か、又は当該
技術分野に於て公知の方法により、Rラフイン中に埋め
込むかして、前述のモノクローナル抗体に接触させ、そ
の際の反応を前記と同様に観察する。
本発明の更にまた他の好しい実施態様に於ては、検定に
付される組織は、一部分又は全体部の損傷のない完全体
からなるものであり、これ等に、放射性又は他のエネル
ギー発生要素全付加した抗体を投与し、がん性成路上皮
細胞の位置で放射能の局在具合を外部スキャンする。
本発明はまた、患者の膀胱腫瘍の治療を可能21− にするものであって、がん性の転移性上皮細胞の細胞抗
原、好しくけ細胞分化抗原、を患者に対しがん性細胞の
増大又は増殖を阻害する有効量投与する。この方法の好
しい実施態様に於ては、前記抗原に、がん細胞の破壊を
もたらす潜在的組織破壊剤を付加する。該組織破壊剤の
例としては、ワクチン、放射性核種、トキシン、起働質
を凝固せしめる補助賦活剤等を包含する化学的毒性剤、
化学的治療剤がある。
以下に実施例をあげて本願発明を更に詳しく説明するが
、それ等実施例は本発明の具体的内容の例示であって、
それ等実施例に本発明の範囲が限定されるものでは々い
抗体例、及び認識される抗原例 以下K11ll!載する例は、それ昏倒、とりわけここ
に記載するハイブリドーマ、モノクローナル抗体及び細
胞系についての実質的機能同等物については、それ等に
限定するというものではなく、本発明を例示的に説明す
るためのものである。
22− 因みにmAbについては、記述のmAbと実質的に類似
するものが本明細書に記載の本発明の方法に従えば調製
することができる。
このシリーズで産生ずる前述のマウス−モノクローナル
抗体は、253−J膀胱がん細胞(AbJ143及びA
bJ233)でか又は486−PaJlm(AbJP1
65)とのコンビネーションでの免疫物又はT24細胞
(Abs T16 、 T23 。
T43 、T87 、Tl0I 、Tll0 、T13
8 )での免疫細胞から誘導した。Mab  0m5及
びMabOm37は免疫細胞から誘導し、最初のスクリ
ーニングは未培養膀胱乳頭腫で行った。
抗体特異性は、75の株化ヒト細胞系、及び線維芽細胞
と腎臓皮下細胞の短−期培養物の、Rネル上での直接試
験及び/又は吸収試験(表■及びIA、また表■参照)
と、50の正常胎児及び成人組織(表■及びHA参照)
及び43の腫瘍標本(表■及び■A参照)の免疫けい光
分析とにより判定した。これ等の抗体により検出される
抗原については、以下の例に示すようにして行われる免
疫沈降試験によりそれ等の特異性を明らかにした。
即ち、 オートラジオグラム(autoradiogram )
 k、膀胱がんの細胞表面抗原を検出するマウス−モノ
クローナル抗体により免疫沈降させたT−24膀胱がん
細胞の溶解質(1ysates )からの〔3H〕グル
コサミン−ラベル化グリコプロティンで作成し、NaD
o d So、/ポリアクリルアミド ゲル電気泳動に
より分析した。(細化試料使用)トラック(Track
s ) : a  n 11 / n Ll  マウス血清(コント
ロール)b    AbT138 c    AbT16 d    AbT87 e    AbT43 f    Ab J 143 g   AbTllo 分子量マーカー(キロダルトン): ミオジン(200)、β−ガラクトシダーゼ(120)
、ホスホリラーゼ(98)、ラレ血清アルブミン(68
)、卵アルブミン(43)、コンカナバリンA(26)
吸収分析は、表■に示したようにMa b OM 5 
’l”16及びT43について行った。
以下は、モノクローナル抗体の尚該パネルにより明らか
にされた11の抗原システムについての説明である。
いずれも、A、B、O又はメイラミニダーゼ−処理0(
T−抗原)ヒト赤血球での血球凝集及び吸収試験による
か、又はfii/製血液型クリコブロチイン(抗原、A
、B、H,I、Le”。
Leb、 X及びY)での固相ELISA検定により同
定したA 、 B 、 H/I又はルイス血液型抗原に
は関係しない。
実施例1 0m5抗原系 mAb Om 5とmAb On 37の反応性パター
ンは一致しており、このことは同一抗原の確認を示唆す
るものである。培養細胞における試験では、Om+だけ
の細胞型は18の膀胱腫瘍のうちの425一 つ、SK−MEL−28およびCADAN−2であった
正常胎児組織および正常成人組織(正常な尿路上皮を含
む)についての免疫螢光試験は0m反応性を示さなかっ
た。しかしながら、1oの膀胱腫瘍のうちの4つはmA
b Om 5と強く反応し、該0m5+腫瘍のそれぞれ
は乳頭状形態を有していた。mAbom5で検出された
抗原は熱−不安定(100℃5分間)であり、プロナー
ゼ(Pronase )又はトリプミン感受性であり、
このことは、蛋白質であることを示唆しているが、mA
b Om 5およびmAb Om 37のいずれも、〔
H〕グルコサミン、〔35S〕メチオニン又は125I
でラベルされたSK−MEL−28細胞の抽出物または
免疫乳頭腫の  工でラベルされた抽出物から、検出し
うる成分を免疫沈降しなかった。
T16抗原系 mAb T 16は、還元および非還元の両条件のもと
で、〔H〕グルコサミンでラベルされたT24溶解物か
らMr848,000および42,000のグリコプロ
ティン複合体を免疫沈降した。こ26− の抗原は、殆どの膀胱がん細胞および乳がん細胞によっ
て強く表置されたが、メラノーマ、星状細胞腫、又は腎
臓がん細胞によっては表置されなかった。これに反して
、9/12正常腎臓からの上皮培養物はT164であっ
た。胎児組織および成人組織においては、T16は腎臓
の遠心細管および集合細管(collecting t
ubles )の上皮細胞、尿路上皮、前立腺、孔管、
および皮1角、子宮頸管外部および食道の重層上皮上に
検出された。培養細胞におけるT16の表徴Aターンと
一致して、膀胱および乳がん標本はT16+であった。
T87抗原系 mAb T 87はMr 60,000のグリコプロテ
ィンを免疫沈降した。T87抗原は、はとんどの培養細
胞型によって表置された。泌尿管系の正常組織において
は、mAb T 87は重層上皮と反応しなかったが、
一方、乳腺房、子宮内膜、甲状腺、結腸および胎児胸腺
細胞とは反応した。腎臓がん以外のほとんどのヒトのが
んはT87+であった。神経外胚葉起源の腫瘍(メラノ
ーマ、星状細胞腫)は、これらの腫瘍の培養系がT87
を強度に表置したにもかかわらず、T87−であった。
J143抗原系 mAb J 143は140.120および30KDの
グリコプロティン複合体を確認した。すでに報告されて
いるモノクローナル抗体であるmAbAJ2(: Ma
ttes etal、 、 Hybridoma (発
表済)〕 もまた該複合体を検出する。J143はリン
パ芽細胞以外の実質的にすべての培養細胞上に強く表置
された。しかしカがら、J143の正常成人組織および
正常胎児組織における分布は、腎臓糸球、甲状小膝の基
礎膜、および尿路上皮、皮膚および食道の基底細胞層に
限定された。その他の上皮腫瘍と同じように、すべての
膀胱腫瘍はJ143を表置した。mAb 87 におい
て見い出されるのと同様に、培養腎臓がん、メラノーマ
および星状細胞腫は5143を表置したが、一方、これ
らのがんの非培養標本は5143陰性であつた。
T43抗原系 mAb T 43はMr 85,000のグリコプロテ
ィンを免疫沈降した。T43は腺維芽細胞以外のほとん
どの培養細胞型に広く分布した。正常m織においては、
T43は、腎臓の隣接細管と、皮膚、子宮頸管外部およ
び食道の基底細胞層にのみ見い出された。成人又は胎児
の正常尿路上皮はT43陰性であった。膀胱腫瘍および
腎臓腫瘍のサブセットはT43+であった。乳がん、肺
がんおよび結腸がんの表現型がT43+であるのに対し
、これらの臓器の良性腫瘍はT43陰性であった。
該抗原は培養細胞型の限られたいくつかによって表置さ
れた。正常組織の場合、T23は尿路上皮またはその他
の上皮細胞上に検出されなかったが、星状細胞上、メラ
ニン色素細胞上、腺維芽細胞上、平滑筋上、軟骨上、お
よび末梢血管、肺臓、リッツ11節および胸腺髄の成熟
’l’ IJ29− ンパ球上に見い出された。rnAbT23  は、膀胱
がんおよび腎臓がんのサブセットを認識し、また、いく
つかのその他の腫瘍型と反応もした。
T23は、神経代胚葉腫瘍標本により表置された、この
シリーズの中のただ1つの抗原である。
mAb T 23  は、〔3H〕グルコサミン、(3
5s〕メチオニン又は125■でラベルされた細胞溶解
物から免疫沈降され得なかった熱−不安定決定因子を認
識した。
T138抗原系 mAb T 138はMr 25,000のグリコプロ
ティンを免疫沈降した。T138は一連の腫瘍細胞系お
よび培養腎臓上皮によって表置された。しかしながら、
正常成人組織または正常胎児組織においては、mAbT
138との反応は内皮細胞に限られていた。膀胱かん標
本のサブセットはT138を表置した。33の非−膀胱
がん標本のうち、Ti2B表徴は、1つの肉腫、2つの
肺がんの細胞のサブ個体群(5ubpopulatio
ns ) 、および2つの乳腫瘍ののり胞領域の内股細
胞に限30− られている。
mAb T 110はMr240,000のグリコプロ
ティンを免疫沈降した。培養細胞はT110の低度な表
面表置を示した。しかしながら、各種の培養された正常
細胞および腫瘍性細胞に使用した培地は茜いレベルのT
110抗原を有していることが、同相免疫検定によって
証明された。
T110は、試験されたすべての正常および悪性組織の
細胞外基質において原腺維染色として検出された。Ab
Tlloは精製ヒト細胞又は血しようフィブロネクチン
とは反応しないことが、直接結合または阻害検定によっ
て示された。
JP165.J233およびT101抗原系mAbJ2
33およびT101は、熱−不安定決定因子を検出した
が、しかしこれらの抗原は放射線ラベルした細胞溶解物
を用いた免疫沈降試験で認識できなかった。しかしなが
ら、それらはそれらの培養細胞、eネルについての反応
性パターンにより識別される。JP165.J233ま
たはT101の表置は正常成人組織又は正常胎児組織に
おいて検出された。JP165 の表置は培養細胞およ
び腫瘍標本の試験において、膀胱がんおよび腎臓かんの
小さなサブセットに本質的に限定された。J233の培
養膀胱細胞系および培養腎臓がん細胞系上での表置に比
較して、J233の表置はこれらおよびその他の&瘍型
の標本上には見い出されなかった。Tl0Iは培養細胞
上において、JP165およびJ233よりもより広範
に分布していた。しかしながら、腫瘍標本については、
Tl0Iの表徴は膀胱かんのサブセット、各種腺腫およ
び乳がんに限られていた。
本発明において便用するにつき選択されるモノクローナ
ル抗体は、乳頭肺膜抽出物あるいは253J′J3よび
T24のごとき侵入移行性細胞がんの細胞培養物の細胞
全部によって免疫されたマウスの膵臓細胞から、当該技
術分野においてはよく知られているω合方手法によって
得られるものである。融合過程のためのN8/1メラノ
ーマ細胞に対する膵臓細胞の割合は2−5:1である。
抗体Om5又は0m37およびJP165 を産出・す
るハイブリドーマはHATではなくてHTにおける2−
メルカプトエタノール中で培養された。
すなわち、HATはこれらの細胞系のその後のクローニ
ングに用いられた。(H=ヒポキサチン。
A=アミノゾテリン、T=チミジン) (Dippol
d 。
上述〕 膀胱上皮細胞の%異的細胞抗原を確認することが見い出
されたモノクロナール抗体のグループは、膀胱パネルと
して選ばれる。このパネル及び確認された抗原系は、表
t−Vに記載されている。ヒト移行性細胞がんの不均一
性はそこに記述されている。表のデーターは移行性細胞
が33− んの不均一性を指摘し、明らかにしている。
TCCの11の識別新規抗原系はこれらのmobsによ
って明らかにされ、このことは18の膀胱がん、50以
上の非−膀胱がんおよび20以上の正常ヒト細胞系につ
いての血清学的分析によって決定された(表1.IAお
よびH)。免疫病理学的分析は正常成人組織及び正常胎
児組織の凍結区分(表■とIA)および各種腫瘍の凍結
区分(表VとIVA)においてなされた。
一般に0m37(又は0m35 )は低度な乳頗状かん
および乳頭腫、例えば膀胱腫瘍のサブセット8認識する
。それらはTCCの染色では不均一であって、正常尿路
上皮又は侵入TCCに対しては陰性である。更に、0m
5および0m37のいずれも、いかなる正常成人組織又
は正常胎児ヒト組織と反応しない。0m37(又は0m
5)は充分に分化されたToe 、例えばヒトTCCの
サブセラトラ認識する。0m5は正常膀胱尿路上皮にお
いても、またいかなるその他の正常ヒト組織又は悪性ヒ
ト組織のいずれにおいても検出されなかった。
34− しかしながらT43はわずかに分化された侵入性TCC
を認識し、乳頭腫および正常尿路上皮に対しては陰性で
あった。T43は腎臓の隣接細管の正常組織、および食
道、皮膚および子宮頚内膜の基底上皮細胞と反応する。
0m37 (又は0m5)およびT43はTOOの相互
に排他的なサブセットを染色する。
T101およびJP165は、正常組織中では検出され
ないところの膀胱がんに対するマーカーのサブセットで
もある。T16 、 T43 、 T87およびJ14
3 (多くの培養細胞上に表現する抗原)は、正常温尿
管系の特異的領域およびその他の正常細胞型および悪性
細胞型の特徴的範囲に見い出される。例えばT16の表
置は皮膚、頚管外部および食道の多層化上皮に見られる
。T138抗原もまた正常組織系に共通した特徴である
が、該抗原の正常組織区分での表置は内皮細胞に限定さ
れている。これに反して、Tll0は培養細胞には殆ん
ど表示されないが、培養上澄液中では検出される。T1
10の正常組織におけるこうした局在は、Tll0が細
胞外基質の複合体であることを説明している。このシリ
ーズのに体によって検出されたすべての決定因子は熱−
不安定であって、ABH/I/ルイス型血液グループ抗
原とは関係していない。この抗体のうちの6つは放射腓
−ラベルされた細胞溶解物からグリコプロティンを免疫
沈降した。すなわち、mAbT16(MrS 48,4
2 KD) 、 mAbT87(Mr 60KD) 。
mAb T4B(Mr 85KD)、mAb J143
(Mr 140,120.3+1KD)およびmAb 
TIIO(Mr 2411KD)。
モノクローナル抗体T23. J233 、 JP16
!5およびT110は、高度膀胱かん細胞系のサブセッ
ト上に表置され、また可変的にその他のがん系に表置さ
れるが、生体外および組織区分のいずれの正常細胞にも
表置されないところの抗原を検出するが、組織区分のい
くつかの正常細胞(腺維芽細胞、ある型のリンパ球、メ
ラニン色素細胞および星状細胞)上に表置されるT25
の場合はこの例外である。
T16は、正常な尿路上皮上および、高麗に未分化なも
のを除く殆んどすべての移行性腫瘍系上に表置される、
48kd−グリコプロティンを確認する。T87. J
143およびT43は、異なった臓器における分化分布
でほとんどすべての腫瘍細胞系上に現われるip複合体
を検出する。T138は内皮細胞およびいくつかの腫瘍
系に表置される2 5 kd −rp抗原と反応し、T
ll0は、腫瘍細胞系および正常細胞系の培養物上澄液
中へ入ったプロティンを検出する。
このグリコプロティン抗原の大きさの範囲は、おおよそ
25kdから約240kd首でである。JP165゜J
233.T43.T87.Jl 43.Tl 10,0
m5および0m37はγ1免疫グロゾリン分子であゆ、
これに対し、T16はγ、B、’riotはhlmそし
てT23トT138はmμ免免疫グツゾリンある。
Tl6.T87およびJ143 mAbは、分子量およ
び正常上皮細胞上での反応性によって識別されうるより
な2p抗原を検出する。この3つ全部は正常上皮細胞と
反応するが% JI43は基底層の細胞とのみ反応する
。J143抗原は充分分化37− されたTCCの基底層およびより攻撃的TCCのすべて
の細胞において見い出された。
T16およびT87抗原はすべてのTOO標本に見い出
されたが、いくつかのTCC標本の殆んど分化されてい
ない領域はT16 (IITC!0)およびT87 (
IIITCO)に対して陰性であった。転移性TOOは
0m37およびT16に対して陰性であるが、T87.
J143およびT43に対しては陽性であった。
膀胱の第1期肉腫の1つはT16 、 T87.0m3
7J143およびT43に対する抗原に陰性であった。
このことはTOCパネルの選択性を示唆するものである
表面抗原の変化は、分化の段階の違いに相応している。
だから、本発明の手法は、膀胱がんに相応した表面抗原
を明らかにするものである。
培養細胞系の標準パネルは、ヒトのがんの細胞表面抗原
に対するモノクローナル抗体の産出および分析を容易に
してきた。これらの細胞系は、広範な明瞭な分化系統か
らの細胞を意味し、38− 免疫法ならびに血清学的研究および生化学的研究に比教
的均−な細胞個体群を提供するものである。モノクロー
ナル抗体を産出するための代替手段は、現在ではまだ広
く用いられていないものではあるが、培養細胞よりもむ
しろ新生組懺での直接免疫法である。いくつかの抗原は
生体外では細胞中に殆んど表置されず、もし分析を培養
組織個体群に限定すると、抗原の存在に気かつかないで
あろう。このことは0m抗原を用いる場合に現われ、す
なわち0m抗原は生体外では膀胱がん細胞によって弱く
しか表置されないが、乳頭状膀胱腫瘍の新生標本におい
ては充分に表置される。
モノクロナール抗体により確認された新規な抗体の数が
増すにつれて、その抗原を比較し分類するのに鳴動な手
法に対するニーズも増加するであろう。これは、培養細
胞パネル上の表示、正常および悪性組織上の表置パター
ン、生化学的特徴づけ、コード配列の染色体指定等を包
含する数多くの方法でなし得るものであり、そしてこの
極の情報が各々の抗原について役立つようになると、総
括的分類システムが可能であろう。
培養細胞・ぞネル上での広範な分布、中間的分布または
限定的分布を基にして抗原を識別することは有用である
。本研究において明らかにされた膀胱かんの11の抗原
系については、腎臓および膀胱がん由来の細胞糸におい
て優位な表置を有しており、そのうちの4つは広範に分
布された抗原(T87.J143.T43およびT13
8)を意味し、4つは中間的分布を有する抗原(T16
゜T23.Tl0IおよびTll0)であり、残りの3
つは限定的分布を示すもの(0m5.J233およびJ
P165 )である。これらの抗原の分析を正常および
腫瘍組織との反応にまで拡大すると、培養細胞内対非培
養細胞内における抗原の表徴を比軟することができ、細
胞パネルに表示されていない細胞型について研究するこ
とができる。
いくつかの抗原は、生体外と生体内の表置の間の比較的
直接的相互関係を示めしている。例えげT87. J1
43およびT43は培養細胞に広範に表置され、それら
の表置の正常および悪性細胞型の範囲は平行している。
もう一つの例はJPI65であり、これは培養された膀
胱および腎臓がんに限定的分布を示し、この分布・ぞタ
ーンはJP165の腫瘍標本における表置と類似してお
り、腫瘍標本における表置は腎臓と膀胱がんのサブセッ
トに限られている。膀胱、腎臓および乳がんにおけるT
1.6の表現型もまた培養細胞系と腫瘍標との間の良好
な一致を示している。
すなわち、膀胱および乳がんはT16+であり、腎臓が
んけT16−である。
培養細胞と組織区分における抗原表置間にはいくつかの
一致しないところがある。T101とT138は生体外
では多くの細胞型により表置される。正常な胎児および
成人組織においては、T101は検出できず、T138
の表置は内皮細胞に限定されている。腫瘍標本において
は、膀胱がんの場合を除いて、T10】とT138の表
置け、培養細胞による結果から予想される以上にさら4
1− に限定されていた。(これと反対のパターン、例えば生
体外では限定された分布であり、生体内では広範な分布
であるようなものは、これまでには見い出されていない
。)加えて、数多くの例が見い出されており、腎臓がん
の場合には特に明白であって(例えばJ143.T13
Bを参照。)、この場合、培養がん細胞は抗原を表置し
たのに対し、それに相応する腫瘍型の標本は表置しなか
った。こうした一致し々いところの理由は、抗原表置に
増殖に関係しており、それ故に急速に増殖する培養細胞
においてはこれらの抗原のより亮度なレベルが予想され
るということで説明できる。
本研究で明らかにされた数多くの抗原は、生体外および
生体内での膀胱かんで見い出されたが、正常な膀胱尿路
上皮には検出されなかった。
対抗する正常組織に関する明瞭な“腫瘍特異性″を示す
これらの例のほとんどの場合、その抗原は他の正常組織
には見出されている。しかしながら、生体外及び生体内
において膀胱かんで検42− 出された2つの抗原、すなわち0m5(0m37)とJ
233が、正常な起源の培養細胞によって、または正常
な成人または胎児の組織によって表置されることはいま
までには見い出されてい々い。
細胞表面抗原を検出するモノクローナル抗体においてし
ばしば見られることは、組織学的に類似した腫瘍型に由
来する細胞系の間に観察される不均一性である。造血性
腫瘍[Foon et al、/。
Blood、 601−19(1982)〕およびメラ
ノーマ[Houghtoneta4. J、Exp、M
ed、  ]561755−1766(1982) )
の場合であって、これがほとんど全体にわたって発見さ
れるものについては、腫傷の表面表現型の差異は、腫瘍
が分化の初期、中期および後期を通じて進行するが故に
、正常細胞の表面抗原において相応した差異をもたらす
ところとなる。腫瘍サブセットはこれらの表面マーカー
を基にして明らかにすることができ、腫瘍の生物学的挙
動に関係するこれらの表面マーカーは大きな興味のもた
れる点であるーこの研兜において産出されたモノクロー
ナル抗体については、膀胱がん系と膀胱がん標本もまた
、明瞭なサブセット中に配置することができる。
蛸、在のところの解釈ば、0m5と0m37け膀胱腫瘍
の低度な悪性を認識し、一方、T23. T43および
Tl3Bはより攻撃的腫瘍を特徴づけるということであ
る。こうして膀胱の悪性の分化診断のための方法が本発
明により可能になった。
以下のハイプリドーマは、次のように2各ハイゾl 旨
によって産出されるmAbに対応した符号をつけて、S
loan−Ketterlng In5titnte 
forCancer Re5earch、 1275 
York Avenue、 New York、 N、
Y。
1002]に寄託維持されている。
T16.JP165.J233.T23.Tl0I、T
43゜T87.J143.T138.Tll0,0m3
7および0m5上記ハイブリドーマ系は、上記S lo
an−Ketteringの符号に対応して一以下に示
すATOO寄記査号もってThe American 
Type Cu1ture Co11ection、1
230Parklawn 1)rive、 Rockv
[IIe、 Maryland 20852に寄託され
ている。
Sloan−Kettering   対応するATO
O寄託JP1fi5           HB828
0T  16            HB8279J
  233           HB8272T  
23            HB827]T  10
1           HB8273T  43  
           HB8275T  87   
         HB8274J  143    
       HB8276T  138   、  
       HB8277T  110      
     HB82780m3711B8233 0m  5             HB82704
5− 表Iの股間 ラビット抗−マウスIPと結合したヒト血液細胞とのロ
ゼツト形成による、膀胱パネルモノクローナル抗体の、
各種組織の腫瘍細胞系との血清学的反応(D : pp
old ら、上述)0−反応なし 2=抗体上澄液の10,000倍以下の希釈で反応 3=抗体上澄液の10,000倍以上の希釈で反応 上記試験による反応がない場合は、吸収試験を行なった
。抗体がロゼツト形成においては陰性であるが試験抗原
系において吸収があった場合は、次のように陽反応と見
なした。
1=ロゼツト形成試験は陰性であるが、吸収試験による
反応はあり。
例えば、ロゼツト形成試験が0のものはさらに吸収試験
を行かう。それ故、この表で0は吸収およびロゼツト形
成のいずれもにも反応なしな表わす。
50− 270− 49− 特開昭59−205327 (17) OOC・ b O■ ■    〜 ■ ○ [F] 000   〜 b Φ b ・ 8 Q    ラ [有] [株] ■■00  
・[株]魯O 特開臼ff59−205327  (1B)○ ○  
 OC ○ ○   ’C)’C1 l ′O・   ・ ■ iI   O・ 272− 場 1   ・   ・ *e    ’C1?:) )′OΦ   ○ −s’o    b   ・ OO○    ○ 特開口H59−205327(19) ○ ○ ■ b ○        −0−0 00’o  −。
0        −0 −0 0       −O−C ○ ○       ■ ○ o  o      −o  。
○        ’o  −c ○ 0     0 −0 o  o      ’C)−。
○         O○ ○ Ob b ○ ○     −00 凸              4h   偽IJ  
                 W    −1O
Ia  番 00       9 0 0      ■ b ○ 8      ′01 ♂          ・ e ) 1 0      @ ) ○ ○     )) O@ 0 0           b O○ 二        円 賀 特開昭59−2t15327 (20)、1 表Hの説明 膀胱パネルモノクローナル抗体の正常ヒト細胞系との面
清学的反応、ψが吸収試験のみを行なった場曾に反応が
ないことを示す以外は表1と同じ (以下余白)  56− 276− 表1の説明 間接免疫蛍光による、凍結区分における胎児および成人
正常ヒト組織との、膀胱パネルモノクローナル抗体の免
疫病理学的反応−一反応なし ±=組織内での不均一反応 +=組織内での均−反応 例えば、不均一反応は、正常尿路上皮の基底上皮細胞と
のみ反応するmAbJ143に見い出される。
(以下余白) 62− 282− 傘14周胎児から入手した胎児組織 組織区分とのモノクローナル抗体の反応性は次のような
記号で表わす。
○、免疫蛍光なし;・、免疫蛍光あシ;Q、12蛍光の
不均一なノソターン +、基底細胞層についてのみ陽性 (以下余白) 64− 284− a=よく分化した鱗状がんの領域のみ b−不均−反応一細胞のサブ個体群についてのみ陽性 C=のり胞領域の内膜上でのみ陽性 d = T 110モノクロ一ナル抗体はすべての腫瘍
の間質組織において、種々の強度で陽性であった。
表■の説明 間接免疫蛍光による、膀胱、eネルモノクローナル抗体
の、凍結区分のヒトがん組織との免疫病理学反応 mAb sO下に記載された数は、間接免疫蛍光で陽反
応を示す与えられたタイプのヒト腫瘍標本の数を表わす
。試験腫瘍の数は、かっこ書きしである。
(以下余白) 66− 傘すべての腫瘍標本の内皮細胞が賜性 十よく分化した鱗状がんの領域のみ 不均−反応一細胞のサブ個体群のみ のう胞領域の内膜のみ 一;腫瘍細胞の免疫蛍光なし 表  ■ 吸収分析 T16 0m5  T43” 8に−MEN、−23     $  ■T−240の 乳頭のり腫瘍      Φ   ■   −正常膀胱
尿路上皮    の   −   −申T16とT43
はT−24細胞上で試験した。
ψ傘Om5はSK−MEL−28上で試験した。
68− 第1頁の続き C12R1/91 ) 優先権主張 @1983年12月30日■米国(US)
[有]567066 0発 明 者 カルロス・コードンーカルドアメリカ合
衆国10021ニュー・ ヨークeニュー・ヨーク・イー スト67ストリート430番地 0発 明 者 ライレット・エフ・ウィツトモア・ジュ
ニア アメリカ合衆国10021ニユー・ ヨーク・ニュー・ヨーク・イー スト68ストリート345番地 0発 明 者 マイロン・アール・メラメッドアメリカ
合衆国10583ニュー・ ヨーク・スカースデール・エバ リー・ロード251番地 アメリカ合衆国10024ニユー・ ヨーク・ニュー−ヨーク−ウニ スト・エンド・アヴエニュ600 番地 0発 明 者 ケネス・オー・ロイド アメリカ合衆国10471ニユー・ ヨーク・ブロンクスeヘンリー ・ハドソン・パークウェイ4525 番地

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 ヒト膀胱移行性細胞を確認する、T16゜T23
     、J232 、JP165 、Tl0I 、0m37
    ゜0m5 、T43 、J143 、T87 、Tl3
    B 、  およびT110からなる群から選ばれる2又
    はそれ以上のモノクローナル抗体パネル。 2、 グリコプロティン、グリコリピッド、およびプロ
    ティンからなる群から選ばれるヒト膀胱移行性上皮抗原
    を確認する特許請求の範囲第1項目記載のモノクローナ
    ル抗体。 3、 グリコプロティンの分子量がおおよそ25−40
     kd、でおるような特許請求の範囲第2項目記載のモ
    ノクローナル抗体。 4、 その分子量が、48kd 、 85kd 、 6
    0kd 。 80kd 、 30kd 、 120kd 、 25k
    d 、 140kd 。 および240 kdからなる群から選ばれるグリコゾロ
    ティンである特許請求の範囲第3項目記載のモノクロー
    ナル抗体。 5、 ヒト膀胱移行性細胞を確認する、T16゜T23
     、J143 、J233 、JP16!5 、Tl0
    I 。 0m5 、0m37 、 T43 、 T87 、 T
    138およびT110からなる群から選ばれるモノクロ
    ーナル抗体産生で特徴づけられた、抗体産生ハイブリド
    ーマ細胞系。 6、 メラノーマ由来細胞株と、ヒト膀胱移行性11I
    II胞がんまたはヒト乳頭腫の株化培養系で免疫された
    晴乳動物由来牌臓細胞とを融合させることにより形成さ
    れた特許請求の範囲第5項目記載のモノクローナル抗体
    産生ハイブリドーマ細胞系。 7、 メラノーマ由来細胞株を、ヒト膀胱移行型細胞が
    んまたはヒト乳頭腫の株化培養系で免疫された唾乳動物
    由来の膵臓細胞と融合させることからなる特許請求の範
    囲第6項目記載のモノクローナル抗体産生ハイブリドー
    マ細胞系の形成方法。 8、 特許請求の範囲第7項目記載の方法で形成された
    ハイブリドーマ細胞系。 9 特許請求の範囲第8項目記載のノ・イブリドーマ細
    胞系から産生されたモノクローナル抗体。 10、  ヒト膀胱細胞標本に、T16 、T23 、
    T43゜J233 、JP165 、Tl0I 、0m
    5.0m37 。 J143 、T87 、T138およびT110からな
    る群から選ばれるモノクローナル抗体を接触させること
    、および該抗体と反応する悪性膀胱細胞系を検出するこ
    とからなる、正常および悪性ヒト膀胱細胞を分化する方
    法。 11、上記標本が、各々異なった上記モノクローナル抗
    体の2またはそれ以上と別々に接触させられる特許請求
    の範囲第10項目記載の方法。 12、  ヒト膀胱移行性細胞標本に、T16 、T2
    3゜T43 、J233 、JP165 、Tl0I 
    、0m5 。 0m37 、J143 、T87 、T138および’
    rll。 からなる群から選ばれるモノクローナル抗体を接触させ
    ること、および該抗体と反応する悪性移行性膀胱細胞を
    検出することからなる、悪性ヒト膀胱移行性細胞の分化
    診断方法。 13、  検出方法が70−サイトメトリー(血球計’
    74、cytomerty )である特許請求の範囲第
    12項目記載の方法。 14、上記標本が、各々異なった上記モノクローナル抗
    体の2またはそれ以上と別々に接解させられる特許請求
    の範囲第12項目記載の方法。 15、  非−侵入腫脹が、0m5,0m37およびT
    43からなる群から選ばれるモノクローナル抗体を用い
    ることにより侵入移行性細胞かんがら識別される特許請
    求の範囲第12項目記載の方法。 16、移行性細胞がんが、0m37 、T16 、T8
    7゜J143およびT43からなる群から選ばれるモノ
    クローナル抗体を用いることにより膀胱肉腫から識別さ
    れる特許請求の範囲第12項目記載の方法。 17、  ヒト膀胱細胞と反応した特許請求の範囲第1
    項目記載のモノクローナル抗体。 18、  ヒト膀胱細胞抗原成分と反応した特許請求の
    範囲第1項目記載のモノクローナル抗体。 19、  ヒトの組織又は細胞に、特許請求の範囲第1
    項目記載のモノクローナル抗体の各々を接触させること
    、および陽性免疫学的応答を観察することからなるヒト
    細胞を分類する方法。 20、  ヒト膀胱移行性細胞脱落抗原を確認するモノ
    クローナル抗体。
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