JPS59204694A - ブレ−キ液 - Google Patents

ブレ−キ液

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JPS59204694A
JPS59204694A JP7995883A JP7995883A JPS59204694A JP S59204694 A JPS59204694 A JP S59204694A JP 7995883 A JP7995883 A JP 7995883A JP 7995883 A JP7995883 A JP 7995883A JP S59204694 A JPS59204694 A JP S59204694A
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JP
Japan
Prior art keywords
brake fluid
reaction
methanol
oxide
propylene
Prior art date
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Pending
Application number
JP7995883A
Other languages
English (en)
Inventor
「いり」山 繁
Shigeru Fuseyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOTSUKAICHI GOSEI KK
Original Assignee
YOTSUKAICHI GOSEI KK
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Publication date
Application filed by YOTSUKAICHI GOSEI KK filed Critical YOTSUKAICHI GOSEI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はゴムに対する膨潤性が適度である耐寒性のブレ
ーキ液に関するものである。
自動車等のブレーキ液に対して要求される品質は、近年
まずまず高度化し、特に安全性の而から、ブレーキ液は
重要保安部品としてその品質についての信頼性が要求さ
れている。
ブレーキ液の性能中、特に重要な特性としては、沸点(
平衡還流沸点)、低温における粘度、ゴム膨潤性および
耐寒性があげられ、これらはJISK−2233に規定
されている。例えば第4種ブレーキ液については、沸点
は、230″C以上、−40°Cにおける動粘度180
0cs、を以下、−50℃における流動性が規定され、
ゴム膨潤性については120木2°Cで70木2時間浸
漬したSBRゴムカップの直径増加が0.15〜1,4
mm(これはベース直径28mm  に対してJ5〜5
.0%の増加)であることか要求されている。
この様な要求にこたえるため、従来種々のブレーキ液が
提案されている。例えば特公昭68−24259号明細
書には、低級アルコールまたは低級アルキルのグリフー
ルモノエーテルにエチレンオキシドとプロピレンオキシ
ドの両者を付加させた。ポリオキジアルキレンゲリコー
ル・モノエーテルをブレーキ液として用いることが提案
されている。また、特公昭45−23052号明細書に
は、ポ”リオキンアルA−レンゲリコール・モノアルキ
ルエ−テル を主成分とするブレーキ液が提案されている。
低級アルコールにエチレンオキシドおよびプロピレンオ
キシドを付加した生成物をブレーキ液ニ用いる場合、そ
の特性は原料アルコールの種類、エチレンオキシドとプ
ロピレンオキシドの伺加量および両者の比率によって変
化するが、その特性変化の方向は必ずしも各特性が好ま
しい方向に変化するわけてはなく、特に耐寒性とゴム膨
潤性とは相反する方向に変化する。
一方、ブレーキ液として要求される特性を満足させるた
めに、精製された成分を配合するという方法も提案され
ており、例えば特公昭44−14522号明細書では、
メタノールのプロピレンオ。
キシド付加物のゴム膨潤性を調節するためにジエチレン
グリコール・モノアルキルエーテルとジエチレングリコ
ールを配合した組成物が提案されている。この場合、各
成分について精製し、規格に合わせて配合するという煩
雑な(程が必要である。
本発明は低級アルコールにアルキレンオキシドをイ」加
させる反応で、ポリオキジアルキレンゲリコール・モノ
アルキルエーテルとポリオキジアルキレンゲリコールを
同時に適切な割合で生成させることにより、極めて簡略
化された方法で得られた、各種の特性規格を満足するブ
レーキ液を提供するものである。
即ち本発明は、メタノールに水、プロピレングリコール
および/またはジプロピレンダづコールを加えた混合物
に、まずエチレンオキシドを付加反応させ、次いでプロ
ピレンオキシドを付加反応させて得られた反応生成物を
主要成分とすることを特徴とするブレーキ液である。
本発明の原料として用いられる低級アルコールはメタノ
ールであり、それより高級なエタノール、イソプロパツ
ール、ブタノール等を用いたtjl、得られる生成物は
、メタノールを用いた場合よりゴム膨潤性および耐寒性
が劣る。
原料メタノールに水、プロピレングリコール、ジプロピ
レングリコールが添加されるが、これらの添加物はそれ
ぞれ単独でも、または二種以上でもよい。添加量は生成
物のゴム膨潤性、または耐寒性により、更にグリコール
類の粘稠性により左右されるが、次のような範囲が好ま
しい。
即ち、水を用いる場合には単独でも二種以上でも添加物
の合計量がメタノール1モルに対して、0、01〜0.
5モルカ適当である。グリコール類ヲ用いる場合は、単
独でも二種以上でもグリコール類のみの合用量がメタノ
ール1モルに対して0.01〜0.3モルが適当である
。これらの添加物の存在によって、アルキレンオキシド
付加反応に際してポリアルキレングリコールが生成し、
反応生成物のゴム膨潤性が調節される。従ってこれらの
添加物の量が少ない場合には得られる生成物のゴム膨潤
性が適切とならず、また添加量が上記の範囲を超えると
生成物の耐寒性が悪くなり、かつ、粘度が高くなるおそ
れがあって好ましくない−。
本発明で原料メタノールに添加されるプロピレンクリコ
ールの代わりにエチレングリコールヲ用いることは、エ
チレングリコールの反応性が強すぎるため、アルキレン
オキシド付加反1+i;、に際して優先的に反応し、そ
の結果高分子のポリアルキレンゲリコールが生成し、生
成物の耐寒性を悪化せしめるので好ましくなく、たとえ
共存せしめるとしても、その量はメタノール1モルに対
してJQ1モル以下に押える必要がある。
本発明においてメタノール混合物に対するアルキレンオ
キシドの付加反応は、工業的に一般に行われているアル
コールへのアルキレンオキシド付加反応により製造する
ことができる。即ち、メタノール混合物に触媒として苛
性アルカリ、例えば水酸化カリウムの様な塩基性触媒を
用い、80〜150°Cの温度、2 〜4 kg/cr
l Gの圧力下でアルキレンオキシドを付加重合せしめ
る。この付加重合は無触媒でも行うことができるが、そ
の場合には反応の進行度が遅いので、約200℃の高温
および約20 kg/ca Gの高圧を用いる必要があ
る。また酸触媒によるf」加屯合も可能であるが、副反
応物の生成量か多いという難点がある。
塩基性触媒の使用量は、例えば水酸化カリウムの場合、
反応終了時の反応粗液に対し、0.05〜0.5重量%
存在する程度が適当である。付加反応はまずエチレンオ
キシドを前記条件で行ない、所定量のエチレンオキシド
を導入した後、反応圧がほぼ常圧になるまで反応を続け
、次いでプロピレンオキシドを前と同様の反応条件で付
加重合せしめる。反応路r後、常法、例えばケイ酸マグ
ネシウムの様な脱アルカリ剤を用いて触媒を除去し、3
0〜40 mm Hg の減圧−下で130〜140℃
で低沸点物を留去し、残液を製品とする。
付加重合せしめるエチレンオキシドおよびプロピレンオ
キシドの量は、原料のメタノール混合物1モルに対し、
全アルキレンオキシドが2.5〜5.0モル、好ましく
は2.8〜4.5モルであり、全アルキレンオキシドに
対しプロピレンオキシドの付加量が20〜50重量%で
あることが好ましい。
全アルキレンオキシド付加量が少ないと製品の沸点が低
くなり、逆に付加量が多いと低湿における動粘度が高く
なりすぎるおそれがある。また、フ。
ロビレンオキシドの付加率が上記より小さいと耐寒性が
悪く、大きすぎる場合には製品のコ゛ム膨潤性が大きく
なる。
実施例1〜5 内容1500m7のオートクレーブに32gのメタノー
ルと所定量の水を仕込み、更に触媒として1gの水酸化
カリウムを添加した。系を窒素置換した後、100°C
に加湿し、所定量のエチレンオキシドを2〜4 kg/
cm、Gの圧力で導入し、導入路γ後系内の圧力がほぼ
常圧になるまで約30分反応ヲ続ける。7次いでプロピ
レンオキシドを同様に2〜4 kg / c++! a
の圧力で導入し、導入終了後0.5〜2時間湿度を保っ
て充分反応させる。反応終了後、アルカリ吸着剤として
ケイ酸マグネシウムを粗反応液に加え脱アルカリ処理を
行ない、濾過して吸着剤を除去し、30〜4QmmHg
の減圧下に130〜150°Cで減圧AMして低沸点物
を留去して目的物を得た。得られたブレーキ液の特性を
JISK−2233に基づいて測定した結果を第1表に
示す。
世しゴム膨潤性については増加率(%)で表示した。
実施例6〜12 実1m 例1の水にかえてプロピレンク゛1ノコールを
用いた以外は実施例1と同様に行った。得られたブレー
キ液の特性を第2表に示す。
実施例13〜15 原料メタノールへの添加物に水とプロビレンク゛リコー
ルの混合物を用いた以外は実施例1と同様に行った。得
られたブレーキ液の特性を第3表番こ示す。
比較例1〜6 特公昭45−25052号および特公昭68−2425
9号の方法で合成したブレーキ液につl/)での特性の
測定結果を第4表に示す。
比較例7〜8 原料アルコールの添加物にエチレンゲリコールを用いて
、実施例1と同様に行った。得られた生成物のブレーキ
液としての特性を第5表に示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  メタノールに水、プロピレングリコールおよ
    び/またはジプロピレンダリコールを加えた混合物に、
    まずエチレンオキシドを付加反応させ、次いでプロピレ
    ンオキシドを付加反応させて?6 ラれた反応生成物を
    主要成分とすることを特徴とするブレーキ液。
  2. (2)付加反応に用いられる全アルキレンオキシド量が
    、原料混合物1モルに対し2.5〜5.Qモルである、
    特許請求の範囲第(1)項に記載のブレーキ液。
  3. (3)付加反応に用いられるプロピレンオキシド量か、
    付加反応に用いられる全アルキレンオキシド量の20〜
    50重量%である、特許請求の範囲第(1)項または第
    (2)項に記載のブレーキ液。
JP7995883A 1983-05-07 1983-05-07 ブレ−キ液 Pending JPS59204694A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113853422A (zh) * 2020-04-23 2021-12-28 科莱恩国际有限公司 不含硼酸酯的低粘度功能流体组合物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113853422A (zh) * 2020-04-23 2021-12-28 科莱恩国际有限公司 不含硼酸酯的低粘度功能流体组合物
CN113853422B (zh) * 2020-04-23 2022-10-11 科莱恩国际有限公司 不含硼酸酯的低粘度功能流体组合物

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