JPS59204638A - サイドウオ−ル用ゴム組成物 - Google Patents

サイドウオ−ル用ゴム組成物

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JPS59204638A
JPS59204638A JP58078310A JP7831083A JPS59204638A JP S59204638 A JPS59204638 A JP S59204638A JP 58078310 A JP58078310 A JP 58078310A JP 7831083 A JP7831083 A JP 7831083A JP S59204638 A JPS59204638 A JP S59204638A
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JP
Japan
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rubber
parts
weight
polymer
thermoplastic polymer
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Pending
Application number
JP58078310A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Tanibuchi
谷淵 照夫
Nobuyoshi Yoneda
米田 信義
Shinji Yamamoto
新治 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ダイスウェルおよびムーニー粘度が小さく
て加工性に優れ、かつ加硫物の耐屈曲亀裂成長性が良好
なサイドウオール用ゴム組成物に関するものである。
最近の高速道路の発達やラジアルタイヤの普及に伴い、
タイヤの高速性能を向上させるために。
タイヤのトレンドとビードをより高弾性化しサイドウオ
ールをより低弾性化する傾向にある。サイドウオールを
低弾性化するためには、カーボンブラックの配合量を少
なくすればよいが、従来公知のゴム組成物においては加
硫物の弾性率を満足すべき値とする程度までにカーボン
ブランクの割合を減少させると未加硫ゴム組成物のダイ
スウェルが過度に犬きくなる。しかし、未加硫ゴム組成
物のダイスウェルか大きくなると、押出物のエツジ切れ
などのためにこれを肉薄にして押出すことが困911G
になり、丑だ望み通りの形状、厚みのものを得ることが
困難になるため、タイヤの成形上およびタイヤの軽量化
の点から問題と々る。このため。
従来公知のゴム組成物によっては小さいダイスウェルお
よび加硫物の低弾性化のいずれをも満足するサイドウメ
ール用ゴム組成物を得ることはできなかったのである。
この発明者ら(r−1、加硫物の弾性率が小さく、シか
もダイスウェルの小さいサイドウオール用ゴム組成物を
得ることを目的として鋭意研冗した結果。
この発明において使用する特定の強化ゴム組成物全配合
し、各成分を特定の割合で配合することによって前記目
的が達成されることを見出しこの発明を完成した。
す々わち、この発明は、加硫可能なゴム100重量部に
ポリマー分子中に一ローNH−基を有する熱可塑性ポリ
マーの微細な短繊維5〜10−0重号部が埋封されてお
り、かつ該繊維の界面において前記ポリマーと加硫可能
なゴムとがフェノールホルムアルデヒド系樹脂の初期縮
合物を介してグラフトしている強化ゴム組成物(A)、
天然ゴム、ポリイソプレンまたは両者の混合物(B)、
天然ゴムおよびポリイソプレンを除くジエン系ゴム(C
)、およびカーボンブランク(D)を配合してなり、か
つ下記(1)乃至(IV)の条件を満足することを特徴
とするサイドウオール用ゴム組成物に関するものである
(+)  前記熱可塑性ポリマーの量はゴム成分の合計
100重量部に対して1〜10重量部であり。
(iii)  カーボンブラックの量はゴ仏城分の合計
100重量部に対して20〜45重量部であり。
(1v)組成′吻の加硫物は300係モジ−ラスが80
に’、l/cnブ以下である。
このづら明のサイドウオール用ゴム組成物は、100℃
、剪断速度360sec=で押出した場合のスウェル比
(以下単にスウェル比と略記することもある)が1.8
以下であり、加硫物の300係モジ−ラス(以下単にM
3TIOと略記することもある)が80 K9/al以
下であり、耐屈曲亀裂成長試験によるMi(曲回数が5
×104回以上であり、ダイスウェルが小さくて加工性
に優れ、かつ加硫物のモジュラスが小さくて削出1裂成
長性が良好である。
この発明におい、では、加硫用能なゴム100重−11
部にポリマー分子中に一〇−NH−基を有する熱可塑性
ポリマーの微細な短繊維5〜100重量部。
好脣しくけ20〜100重情部が埋封されており。
かつ該(裁維の界面において前記ポリマーと加硫可組成
物を配合することが必要であり、これによってポリマー
の繊維を配合するにも拘らず、耐亀裂成長性の良好な加
硫物を得ることができるのである。
前記の加硫可能なゴムとしては、天然ゴム、シス−1,
4ポリブタジエン、ポリインプレン、スチレン−フリジ
エン共重合体ゴ^、イレプレンーイソプチレン共重合体
などを挙げることができる。
これらのゴムの中でも天然ゴムが好ましい。
前記の熱可塑性ポリマーの微細な短繊維は、融点が19
0〜235℃、好ましくは190〜225℃1%に好ま
しくは200〜220℃の、ナイロン6、ナイロン61
0.ナイロン12.ナイロン611.ナイロン612な
どのナイロン、ポ1リヘプタメチレン尿素、ポリウンデ
カメチレン尿素などのポリ尿素やポリウレタンなどのポ
リマー分♀ 子牛に一〇NH−基を有する熱可塑性ポリマー、好まし
くけナイロンから形成されており、平均径が0.05〜
0.8μであり1円形断面の、最短繊維長が好ましくは
1μ以上で、繊維軸方向に分子が配列された微細な短繊
維の形態で加硫可能なゴム中に埋封されている。
加硫可能゛なゴムとがフェノールポルムアルデヒド系樹
脂の初期縮合物を介してグラフトしている。
前記のフェノールホルムアルデヒド系樹脂の初期縮合物
としては、レゾール型またはノボラック型フェノールホ
ルムアルデヒド系樹脂の初期縮合物を挙げることができ
る。なかでもノボラック型フェノールホルムアルデヒド
系樹脂の初期縮合物(以下単にノボラックと略記するこ
ともある)が好ましい。
前記のノボラックとは、それ自体公知の触媒。
例えば硫酸、塩酸、リン酸、シュウ酸などの酸を触媒と
して、フェノール、ビスフェノールMなどのフ薔ノール
類とホルムアルデヒド(パラホルムアルデヒドでもよい
)とを縮合反応させることによって得られる可溶可融の
樹脂およびその変形物(変性物)である。ノボラックと
して1例えば。
ノボラック型フェノールポルムアルデヒド初期縮合物、
ノボラック型ラクタム−ビスフェノールF−ホルムアル
デヒド初期縮合物、ノボラーソク型スチレン化フェノー
ル−フェノール−ホルムアルデヒド初期縮合物などを好
適に使用できる。
この発明においては、使用する強化ゴム組成物において
加硫可能なゴムに埋封されているポリマー0+、、1.
に−8NH−Jt!f*f4%@’!1’6g ’) 
? −の微細々短繊維の強度が犬きく、シかも該短繊維
の界面において前記熱可塑性ポリマーと加硫可能なゴム
とが好適にはノボ2ツクを介してグラフト結合している
だめ、ダイスウェルが小さくしかも加硫物の弾性率が小
さいサイドウオール用ゴム組成物を得ることができるの
である。
この発明においては、加硫可能なゴムにグラフトして埋
封されているポリマー分子中に−5−NH−基を有する
熱可塑性ポリマーの微細々短繊維の割合が加硫可能なゴ
ム100重量部当り該繊維が5〜100重量部である強
化ゴム組成物を使用する。
特に、この発明において、加硫可能なゴムに埋封されて
いる熱可塑性ポリマーの微細な短繊維の重量に対する該
繊維の界面においてノボラックを介して熱司贈性ポリマ
ーにグラフト結合している加j’fi可能なゴムの重量
の割合(加硫可能なゴム/熱町9〃性ポリマーの微細な
短繊維)で示されるグラフト率が3〜・25重量%、特
に5〜20重量係となるように繊廚1を形成する熱可塑
性ポリマーと加(jli:可能なゴムとが好適にはノボ
ラックを介してグラフト結合していることが好ましい。
上述のような特徴を有するこの発明における強化ゴム組
成物は1例えば、加硫可能なゴムと1分子量20000
0未満のポリマー分子中に一:8NH−基を有する熱可
塑性ポリマーと、これらゴムと熱用塑性ポリマーとの金
側量100重量部当り0.2〜5.1iJj、畦部のノ
ボラック型フェノールホルムアルデヒド系樹脂の初期縮
合物とホルムアルデヒド供I−7、体とを熱可塑性ポリ
マーの融点以上でかつ2’i’0℃以下の温度で混練し
、得られた混練物を、混線物中のゴムと熱可塑性ポリマ
ーとの割合がゴム100重邦部当り熱可塑性ポリマーが
5〜100重併部であるときはそのまま、混線物中のゴ
ムと熱可塑性ポリマーとの割合がゴム100重量部当り
熱可塑性ポリマーが5重量部より多くな゛るときは必要
であれば追加の加硫可能なゴムを、全部のゴム1’OO
重量部当り熱可塑性ポリマーが5〜100重量部となる
ように混線物に添加して、さらに熱可塑性ポリマーの融
点以上でかつ270’C見、下の温度で混練した後、熱
可塑性ポリマーの融点以上でかつ2’70℃以下の温度
で押出し、押出物を熱可塑性ポリマーの融点より低い温
度で延伸することによって製造することができる。
前記のホルムアルデヒド供与体としては、加熱によシホ
ルムアルデヒドを発生する化合物が使用される。例えば
、ホルムアルデヒド供与体として。
デヒド、α−ポリオキシメチレン、多価メチロールメラ
ミン誘導体、オキサゾリジン誘導体、多価メチロール化
アセチレン尿素などが挙げられる。
混線物中の前記加硫可能なゴムとポリマー分子♀ 中に一〇NH−基を有する熱可塑性ポリマーとの割合は
、特に制限はないが通常加硫可能なゴム100重量部当
り熱可塑性ポリマーが5〜2000重量部、好ましくは
5〜100重量部である。
? 加硫用能なゴムとポリマー分子中に−CNH−基を有す
る熱可塑性ポリマーとノボラックとホルムアルデヒド供
与体との混練は前記熱可塑性ポリマーの融点以上でかつ
270℃以下の温度、好ましくけ熱可塑性ポリマーの融
点より5℃以上高くかつ260 ’C以下の温度で、加
硫可能なゴムと前回すl性ポリマーとノボラックとホル
ムアルデヒド供与体との混合物が一種の浴融状態で行わ
れる。前盲シ各成分の混線は、ブラベンダープラストグ
ラフ。
パンバリーミキザ−,ロール、押出機などを用いて好ま
しくは]−〜15分間行われる。また、前記各成分をブ
ラベンダープラストグラフなどの混線装置に添加混練す
る方法には特に制限はないが。
混線装置に先ず力旧流可能なゴムと必要ならば老化防止
剤を投入して素線し、ついでポリマー分子中♀ に−C’NH−基を有する熱可塑性ポリマーを投入して
混練し、熱可塑性ポリマーを溶融させ、ゴム中に熱可塑
性ポリマーを分散させ、ついでノボラックを投入してさ
らに混練後、最後にホルムアルデヒド供与体を投入して
1〜15分間混練して各成分を混練する方法が好適に採
用される。
前記の方法においては上記のノボラックおよびホルムア
ルデヒド供与体を使用し、加硫可能なゴムとポリマー分
子中に−CNH−基を有する熱可塑性ポリマーとノボラ
ックとホルムアルデヒド供力体とを前述のように混練す
ることによって、加硫可能なゴムと前記熱可塑性ポリマ
ーとをノボラックを介してグラフト結合させるとともに
、加硫可能なゴム中に前記熱可塑性ポリマーを微細(分
散した熱可塑性ポリマーの粒径は通常1〜2μである。
)に均一に分散させることができる。
この発明においては繊維を形成するポリマーと? して、ポリマー分子中に −CNH〜基を有する熱可塑
性ポリマーを使用することが必要であり、繊維形成の可
能なポリマーであってもポリマー分子中に −ON、H
−基を有さない熱可塑性ポリマーではゴム中に分散した
熱可塑性ポリマーの粒径が犬きくなシ太い繊維やフィル
ムが生成し、繊維界面での熱可塑性ポリマーとゴムとの
グラフト結合が起らないので、この発明に使用すること
ができないのである。
前M己の方法においては、各成分の混練および押出しの
際に可硫111能なゴムのゲル化防止の目的で。
力1白1イc可能なゴムに老化防止剤1例えばN−(3
−メタクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロピル)−
11′−フェニル−p−フェニルレンジアミン、フェニ
ル−α−ナフチルアミン、フェニル−β−ナフチルアミ
ン、 N、N’−ジフェニル−p〜フェニレンジアミン
、N−インプロピル−N’−フェニル−p−フェニレン
ジアミン、N〜シクロヘキシル−N′−フェニル−p−
フェニレンジアミン、2.6−ジ第三ブチル−4−メチ
ルフェノール、2,6−ジ第三ブチル−α−ジメチルア
ミン−p−クレゾール、 2.2’  ジヒドロキシ−
3,3′−ビス(α−メチルシクロヘキシル) −5,
5’−ジメチル、ジフェニルメタンなどの低揮発性の老
化防止剤を配合することが好寸しい。
前記の方法においては、前述のようにして各成分を混練
して得られた混合物を、混練物中のゴム? とポリマー分子中に −CNH−基を有する熱可塑性ポ
リマーとの割合がゴム100重量部当り前記熱可塑性ポ
リマーが5〜100重量部、好ましくは20〜100重
量部であるときはそのまま押出し。
混線中のゴムと前記熱可塑性ポリマーとの割合がゴム1
00重量部当り前記熱可塑性ポリマーが5重量部より多
くなるときは前述した加硫可能なゴムの中から選ばれる
追加の加硫可能なゴムを、全部のゴム100重量部当り
熱可塑性ポリマーが5〜100重量部、好ましくは20
−100重量部。
となるように混線物に添加してさらに前記熱可塑性ポリ
マーの融点以上でかつ270℃以下の温度。
好ましくは前記熱可塑性ポリマーの融点より5℃以上高
くかつ260℃以下の温度で混練した後押出す。
混練物は、吐出口の形状が円形またけ矩形のダイ、たと
えば円形ダイ、矩形ダイを通して組状(またはシート状
)に押出すことができる。円形ダイを使用する場合は、
その吐出口の内径が0.]〜・5 hun 、吐出口の
長さと吐出口の内径の比(L/D)が1〜20であるこ
とが好寸しく、矩形ダイを使用する」21合は、そのス
リット間隙が0.1〜5mm。
11〕が0.2 = 200−am 、ダイランドの長
さが10−20 +ll+nであることが好ましい。
上記の各種のダイの中でも円形ダイを使用することが好
ましい。円形ダイとしては、1つの吐出口を有するもの
や、多数の吐出口を有するもの(マルチホールトタイプ
)が使用できる。
混練物の押出しに尚っては公知の押出し機、たとえばス
クリュ一式押出し機を用い、スクリュ一式押出の温度を
前記熱可塑性ポ、リマーの融点以上でかつ270℃以下
の温度に、ダイの温度を前記熱可塑性ポリマ〜の融点以
上でかつ270 ’q−、−Jg、下。
特に前記前回す′Pl性ポリマーの融点より5℃以上高
くかつ260℃以下の温度に設定して混線物を押・□出
すことが好ましい。
AiJ記の方法においては上述のようにして混練物を押
出すことによって、得られる押出物の加硫可能なゴム中
の熱可塑性ポリマーは繊維状の形態となり、しかも繊維
状熱可塑性ポリマーの“界面では熱可塑性ポリマーと加
硫可能なゴムとがノボラックを介してグラフト結合され
ている。
この発明において使用する強化ゴム組成物は。
上記の押出物を、好ましくは連続して緊張をかけつつ、
空冷、水冷、冷却したメタノールのようなゴムおよび熱
可塑性ポリマーに対する不活性な有機溶媒による冷却、
あるいはダイから引き取り機(巻き取り機ともいう)ま
での距離を長くする方法などによって熱可塑性ポリマー
の融点より低い温度に冷却し、それ自体公知の方法によ
って、ボビンあるいは巻き取りロールなどの巻き取り機
に1−100 m/10.好ましくは20−40m/分
の巻取速度で巻き取った後、一対の圧延ロールを用いて
圧延したシ、延伸ロールを用いて一軸延伸に延伸するこ
とによって得ることができる。押出物を引き取るときの
巻き取り機の温度は0−100℃が好ましい。押出物を
冷却しないで巻き取ると繊維状熱可塑性ポリマーの一部
が偏平状(極端な場合にはフィルム状)となり、良好な
結果が得られない9″、合がある。前記の圧延ロールに
よる圧延の温度はO〜]、 00℃が好ましい。壕だ、
延伸ロールによる延伸は、延伸倍率が1.1−10にな
るように行なうことが好ましい。
前記の方法においては上述のようにして押出物を延伸す
ることによって、得られる強化ゴム組成物の加1直可能
なゴム中の熱可塑性ポリマーは繊維が分子配向してj、
XC維構造に変換して強度の大きな微細な全1フ繊維と
なるのである。
前記の方法によって得られる強化ゴム組成物は。
力旧’Ail可能なゴム100重量部当95〜100重
量部のポリマー分子中に −cNH−基を有する熱可塑
t/lポリマーが含有され、該熱可塑性ポリマーが微細
な類1オヒζ維であり、しかも該繊維の界面において熱
可塑性ポリマーと加硫可能なゴムとがノボラソクケ介し
てグラフト結合しているものである・この発明のザイド
ウォール用ゴム組成物は、前記の強化ゴム組成物(A)
、天然ゴム、ポリイソプレンまたは両者の混合物(B)
、天然ゴムおよびポリイソプレンを除くジエン系ゴム(
0) 、およびカーボンブランク<D)を配合してなる
ものである。゛前記のジエン系ゴム(C)としては、シ
ス−1,4ポリブタジエン、スチレン−ブタジェン共重
合体コゞム、インブレン、インブチレン共重合体などが
挙げられる。
カーボンブラックとしては9粒子径90mμ以下、ジブ
チルフタレー) (DBP )  吸油量70+m/1
00 @以上のものが好適に使用される。カーボンブラ
ックとして1例えばFEF、HAF、FF”。
()PF  などの各釉カーボンブラックが使用される
前記各成分を、(1)前記熱可塑性ポリマー(短繊維)
の量はゴム成分の合計100重量部に対して1〜lO重
量部、好ましくは2〜7重量部であり。
(11)ゴムの割合は(A)成分中の天然ゴムまたはポ
リインプレンと(B)成分との合計量20〜60重B、
 %に対して(A)成分中の天然ゴムおよびポリイソプ
レンを除くジエン系ゴムと(C)成分との合計量が80
〜40重量係であり、 (iii)カーボンブラックの
量はコ゛ム成分の合計100重量部に対して20〜45
重量部、好ましくは30〜45重量部であり、 (iv
)組放物の加硫物1t−j: 300%モジュラスが8
0 K2/(Jl以下、好捷しくけ40〜80艮2/c
dである。との各榮件を満足すべく配合する。
前記前回・視性ポリマーの量が前記下記より少ないとダ
イスウェルの小さいサイドウオール用ゴム組成物が得ら
れず、前回す〃性ポリマーの量が前記上ISj%より多
いと力1白1+ffi物のM2O3が大きくなり、耐亀
裂成長性か低下する。天然ゴムまたはポリイソプレンと
他のジエン系ゴムとの割合が前記範囲外であると、加硫
物のM 3oOが大きくなったり、未加硫のゴム組成物
のダイスウェルが大きくなるので好1しくない。カーボ
ンブラックの量が前記下限より少ないと未加イ1/lL
のゴム組成物のダイスウェルが太キ<なり、カーボンブ
ランクの量が前記上限より多いと、未加硫組成物のムー
ニー粘度が大きくなり加硫物のM2O3が大きくなると
ともに耐亀裂成長性が低下するので好ましくない。また
、加硫物のM2O3が前記上限より大きいゴム組成物は
、サイドウオール用のゴム組成物としては適当ではない
この発明のサイドウオール用ゴム組成物は、前記各成分
をバンバIJ−ミキサー、ロール゛などの混練機を用い
て50〜180℃で1〜60分間程度混練することによ
って得ることができる。
この発明のサイドウオール用ゴム組成物には。
加硫剤などの添加剤が配合される。加硫剤としては公知
の加硫剤、たとえばイオウ、有機過酸化剤。
含イオウ化合物などを使用することができる。加硫剤を
サイドウオール用ゴム組成物に配合する方法については
特に制限はすく、それ自体公知の配合方法を採用するこ
とができる。加硫剤と共に。
ワックス、ホワイトカーボン、活性化炭酸カルシウム、
超微粉けい酸マグネシウム、)・イスチレン樹脂、クマ
ロンインデン樹脂、フェノール樹脂。
リグニン、変性メラミン樹脂1召油樹脂などの補強剤、
各種グレードの炭酸カルシウム、塩基性炭酸マグネシウ
ム、クレー、亜鉛華、けいそう土。
再生ゴム、粉末ゴム、エボナイト粉末などの充填剤、ア
ルデヒド、アンモニア類、アルデヒド・アミン類、グア
ニジン類、チオウレア類、チアゾール類、チウラム類、
ジチオカーバメート類、キサンテート類などの加硫促進
剤、金属酸化物、脂肪酸などの加硫促進助ill 、ア
ミン・アルデヒド類。
アミン・ケトン類、アミン類、フェノール類、イミダゾ
ール類、含イオウ系あるいは含すン系老化防止剤、ナフ
テン系やアロマティック系のプロセス油などをこの発明
の効果を損わない範囲で配合して組成物を調製すること
ができる。
特に、この発明のサイドウオール用ゴム組成物には、ゴ
ム分]、 O0重量部に対して1〜20重量部のプロセ
スオイルと0.1〜5重量部のワックスを配合するのが
好ましい。
この発明のサイドウオール用ゴム組成物は、ダイスウェ
ルが小さく、シかもムーニー粘度が小さ一ル用ゴム絹放
物に代えて乗用車、ノ(ス、トランクなどのタイヤ部材
として5社丑他のタイヤ部材(トレッド、チェーファ−
、リム、ビードなど)とともに使用することができる。
以下に実施例および比較例を示す。以下の記載においで
部は重量部を示す。
また、未加硫のゴム組成物のスウェル比はキャピラリー
レオメータ−を用いてダイのL / D= 2″l″l
/ lJu+、押出温度100℃、剪断速度3605e
c−1にてiす定し、ムーニー粘度MLl+4  (1
00℃)はJISK6300に従って測定した。加硫物
の物性はJISK6301に従って測定した。
実施例1 150℃、150rpmにセントしたノくンノ(り一ミ
キサー(南千住製)に粘度がI X 106ボイズの天
然ゴム(N ’R’) 100部、およびN−(3−メ
タクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロピル)−N′
−フェニル−p−フェニレンジアミン〔ツノクラックG
−1.大内新興製)l、0部を投入し。
1分間素線後、6−ナイロン(商品名:103OB、宇
部興産(株)製、融点221℃1分子量3000’0)
50部を投入し、4分間混練した。この間にミキサー内
の温度は230℃まで上昇し、6−ナイロンは溶融した
ついで、蓚酸を触媒として使用し、フエノールとパラホ
ルムアルデヒドとを縮合させて得た軟化点106℃、水
分含清0.12重量係、フリーフェノール含帛0.13
重量係の粉末結晶であるノボラック35gフェノール−
ホルムアルデヒド初期縮合物(明相化成(株)製、部品
名550 P L ) 2.25部を投入し7分間混線
後、ヘキサメチレンテトラミンO,,225部を投入し
、2.5分間混練して(この間のバンバリー内の温度は
230℃)グラフト反応させた後、夕゛ンプした。得ら
れた混線物をノズルの内径2・1ljl+ 、長さと内
径との比(L/D)が2の円形ダイを有する201nJ
IIφ押出機(Hoake社製)を用いてダイ設定温度
235℃で紐状に押出し。
押出物をノズルから垂直下の位置に設けたロート(ロー
ト内にはポンプおよび管によって0℃の冷却水が供給さ
れ、供給された冷却水はロート内を通って流れ、ロート
の垂直下の位置に設けた冷却水貯蔵容器中に流下し、そ
こから冷却水はポンプおよび管によってロート内に返送
される。)内を通過させ、ついでガイドロールを経て、
ボビンにドラフト比9で35m/分の速度で巻取った。
この巻取物を一昼夜室温で真空乾燥し付着−水を除いた
後、この巻取物約500本を束ねてシート状(厚さ’;
!、 rnn+ 、巾150mm)とし、このシート状
物をロール間隙0.2明、温度60℃の一対の圧延ロー
ルで約10倍にロール圧延して1強化コ゛ム組放物(マ
スターバッチ)(試料l)を得た。
90℃、  77 rpmにセットしたノ(ンノ(リ−
で第2表に示す配合処方のうち加硫促進剤、イオウを除
く配合剤を混練してサイドウオール用コ゛ム組成物であ
る混練物を得た。次いで、この混練物710インチロー
ル上で加硫促進剤、イオウを混練し。
これをシート状にロール出しした後、金型に入れて加硫
し、加硫物を得た。加硫は、145℃、40分にて行な
った。結果をまとめて第1表に示す。
分別、グラフト率測定 実施例1で得られた強化ゴム組成物22をベンゼン20
0 mlに室温で添加し1強化ゴム組成物中のゴム分を
溶解させ、得られたスラリーを室温で遠心分離して溶液
部分と沈殿部分とに分けた。沈殿部分について前記の操
作を7回縁シかえし行なった後、沈#I’;E部分を乾
燥してナイロン繊維を得た。
このナイロン繊維をフェノールとオルソジクロルベンゼ
ンの]、 :3 (i量比)の混合溶媒に溶解させて、
 ’11の核1饅気共1のスペクトル(NMR)で分析
(内部柳亭テトラメチルシラン)l、、NMRチャート
から天然ゴムに起因するメチル基およびメチレン基、6
−ナイロンに起因するCO基に隣接したメチレン基、N
H基に隣接したメチレン基および他の3個のメチレン基
の各々のピークについて、切り取り面積法により6−ナ
イロンと天然ゴムとのモル比を求めて、グラフト率を算
出した。
址だ前記のナイロン繊維の形状を、繊維約200本につ
いて1. OO00倍の倍率で走査型顕微鏡を用いて測
定した。繊維は断面円形の極めて細い短繊維であった。
結果を第1表および第2表に示す。
実施例2 ノボラックとして、ε−カプロラクタム141部と純度
B1y%のバラホルムアルデヒド55.6部とを120
℃で5時間反応させて、ε−カプロラクタムとホルムア
ルデヒドとの付加反応物を含む付加反応液を得、この付
加反応液全量を、ビスフェノールF315部と水32部
と濃度35チの塩酸1.6部との混合液に、徐々に滴下
し、ε−カプロラクタム−ホルムアルデヒド付加物とビ
スフェノールFとを縮合反応させた後1反応混合液から
減圧蒸留(180℃、 l OrnmHg )  して
得たノボラック型ラクタム−ビスフェノールF−ホルム
アルデヒド初期縮合物を使用した他は実施例1と同様に
して強化ゴム組成物(試料2)を得、この強化ゴム組成
物を使用した他は実施例1と同様にしてサイドウオール
用ゴム組成物を得た。結果俊1とめて第1表および第2
表に示す。
実施例3 ノボラックとして、フェノール1412部と濃度35%
の塩酸40.3部との混合液に、スチレン1041部を
徐々に滴下し、130℃で2時間混合してフェノールを
スチレン化し9反応混合物から減圧蒸留(180℃、 
40mynHg )  L、てスチレン゛化フェノール
を得、このスチレン化フエノールの全問に、ホルマリン
1426部と40部濃度の水酸化すl−IJウム87部
を加え、80℃で5時間混合してスチレン化フェノール
にホルムアルデヒドを付加(メチロール化)させ、この
付加反応物全i°1;に、フェノール1653部とシュ
ウ酸123部とを加え、]、00℃で2時間メチロール
化され7′コスチレン化フエノールとフェノールトラ縮
合反応させ1反応混合物から減圧蒸留(1oo−+18
0℃、40 mnzHl、、 )  して得た軟化点7
3℃(環球法)のスチレン化フェノール〜フェノール−
ボルムアルデヒド初Jts縮金物を使用した他は実施例
1と回1)(にして強化ゴム組成物(試料3)を得、こ
の強化ゴノ・組成物を使用した他は実施例1と同様にし
てサイドウオール用ゴム組成物を得た。結果を〜まとめ
て第1表および第2表に示す。
実施例 天然ゴムに投入する6−ナイロンの量を100iXl≦
にかえ/ζ他d、実蝿例1と同様にして強化ゴム組成物
(試半44)を得、この強化ゴム組成物を使用し、第2
表に示す配合のサイドウオール用ゴム組成物を得た。結
果を1とめて第1表およ′び第2表に示す。
実施例5 天然ゴムに投入する6−ナイロンの量を20部にかえた
他は実施例1と同様にして強化ゴム組成物(試料5)を
得、この強化ゴム組成物を使用して第2表に示す配合の
サイドウオール用ゴム組成物を得/ζ。結果をまとめて
第1表および第2表に示す。
実施例6〜8 各成分の配合割合を第2表に示すように変えた他は実施
例1と同様にしてサイドウオール用ゴム組成物を得た。
結果・イ・まとめて第2表に示す。
実施例9〜11 配合するカーボンブラックの種類を変えた他は実施例1
と同様に実施した。結果を1とめて第2表に示す。
比較例1〜2 強化ゴム組成物を使用しないで各成分の割合を第1表に
示すように変えた他は実施例1と同様にしてサイドウオ
ール用ゴム組成物を得た。結果を寸とめて第2娠に示す
第]−表 なお、試料1へ・5の各強化ゴム組成物中に埋包されて
いるナイーロン繊維の繊維長はいずれも約2(f′ド]
、)  +n+  :  ポリブタジェン(U13EP
OL −BR100。
宇部與産(株)製) (シt1)  S+;++  : スチレン−ブタジェ
ン共重合体ゴム(slうR−1500、日本合成ゴム(
妹)Fjg) (?J二3)  N :330:■1Δli’、粒子径
30 m14 DBP吸油@ 11(hi/100#N
−440”、  I”F’、  n  38mμ、  
 n   75 mJ!/100yN−11)1ンO:
   丁1”1すF’、    rt    4111
1/Z、        p       122 m
ノロ/LoogN−Ci(io:(井Hi、  II 
 84■1.’(、II   81m/!/100g(
注4)他の配合剤。
曲鉛1j’l−:3−.’、15.ステアリン酸:2部
、老化防止剤1]−フェニル−■・跨イソプロピルーp
−フェニレンジアミン 2部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 加イ1イi1可能々ゴム100重量部にポリマー分子中
    ♀ に−〇NH−基を壱する熱可塑性ポリマーの微細な知誠
    Af145〜100重量部が埋封されてお9.かつ該+
    fy、維の界面において前記ポリマーと加硫可能なゴム
    とがフェノールホルムアルデヒド系樹脂の初j0j縮合
    物を介してグラフトしている強化ゴム組成物(A)、天
    然コム、ポリイソプレンまたは両者の混合物(B)、天
    然ゴムおよびポリインプレンを除くジエン系ゴム(C)
    、およびカーボンブランク(D)を配合してなり、かつ
    下記(1)乃至θV)の条件を満足することを特徴とす
    るサイドウオール用ゴム組成物。 (i)  前記r−’pk Tif塑性ポリマーの量は
    ゴム成分の金側100重量部に対して1〜10重量部で
    あり。 重量係 “         ・・ −・・(m)  
    カーボンブランクの量はゴム成分の合計100重量部に
    対して20〜45重量部であり。 (1■)組成物の加硫物は300%モジュラスが80 
    Ky/ca以下である。
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