JPS59204635A - ビ−ドフイラ−ゴム組成物 - Google Patents

ビ−ドフイラ−ゴム組成物

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JPS59204635A
JPS59204635A JP58078307A JP7830783A JPS59204635A JP S59204635 A JPS59204635 A JP S59204635A JP 58078307 A JP58078307 A JP 58078307A JP 7830783 A JP7830783 A JP 7830783A JP S59204635 A JPS59204635 A JP S59204635A
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JP
Japan
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rubber
parts
polymer
composition
weight
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JP58078307A
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English (en)
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Junnosuke Hayashi
順之助 林
Teruo Tanibuchi
谷淵 照夫
Shinji Yamamoto
新治 山本
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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Publication date
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    • C08L2205/03Polymer mixtures characterised by other features containing three or more polymers in a blend

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ムーニー粘度(M L)が小さくて加工性
に優れ、かつ加硫物の耐屈曲亀裂成長性が良好なビード
フィラーゴム組成物に関するものである。
最近高速道路等の発達に伴い、タイヤにはよりシビアな
高速耐久性が要求されるようになってきた。タイヤは高
速で走行すればする程スタンディングウェーブ現象を発
生しやすくなり、ひいてはタイヤ破壊につ々がることは
よく知られている。
このスタンディングウェーブ現象を抑制する有効な手法
の一つにビード部の剛性を向上することが考えられる・
又ビード部Q高弾性率化は転がり抵抗の低減にも効果が
あることから、ビードフィラーゴムとしては弾性率の高
いものが好ましい。
一方スタンディングウェーブ現象が一旦発生するとビー
ド部は大きく変形するため、安全上の見地からビートフ
ィラーゴムの耐亀裂成長性が良くて直ぐにはタイヤ破壊
に至らないことが必要である。即ちタイヤの高速耐久性
を改善するだめのビードフィラーゴムに必要な条件とし
て、高弾性率であること、1制亀裂成長性の良いことが
挙げられる。
高弾性率のゴムを得る方法としては従来から種々の方法
が試みられている。カーボンブラックを大量に配合する
方法は、加工工程中でのゴムのまと捷りかRくいこと、
バンバリーミキサ−混練時に′風力負荷が増大すること
、配合物MLが大きくなるのでタイヤ成型作業に困難が
伴うこと等のため好ましくない。イオウを多量に配合す
る方法は。
イオウがブルームすること、架橋密度の増大による屈曲
11A、裂成長性等の物性に著しい低下が見られる。熱
硬化性樹脂の添加も高弾性化ゴムを与える一方法である
。しかし多量の熱硬化性樹脂は天然ゴムやジエン系ゴム
と相溶性が低いので、良好な分散状態を得るには例えば
混練時間を長くする等の製造条件が厳しい制約を受ける
。まだ、多量の熱硬化性樹脂を配合した練生地は未加硫
時でも硬いので混練・押出しの際負荷が大きくなったり
成型作業性が劣ったりする。短繊維を単に配合する方法
は、短繊維とゴムとの結合が不十分なのでクリープが大
きくなったり、疲労寿命が低下したりする。
この発明者らは、加硫物の弾性率が大きくて耐粘 尋曲亀裂成長性が良好で、ムーニー粘度の小さいビード
フィラーゴム組成物を得ることを目的として鋭意研究し
た結果、この発明において使用する特定の強化ゴム組成
物を配合し、各成分を特定の割合で配合することによっ
て前記目的が達成されることを見出しこの発明を完成し
た。
すなわち、この発明は、加硫可能なゴム100重量部に
ポリマー分子中に−A−NH−基を有する熱度ジ゛9性
ポリマーの微細な短繊維5〜100重量部が埋封されて
おり、かつ該繊維の界面において前記ポリマーと加硫可
能なゴムとがフェノールホルムアルデヒド系樹脂の初期
縮合物を介してグラフトしている強化ゴム組成物(A)
、天然ゴム、ポリインプレン−j/こは両者の混合物(
B)、天然ゴムおよびポリイソプレンを除くジエン系ゴ
ム(C)、およびカーボンブランク(DJを配合してな
9.かつ下記(1)乃至(1v)の条件を/li’i足
することを特徴とするビードフィラーゴム組成物に関す
るものである。
(061■記熱町・ハ1J性ポリマーの量はゴム成分の
合計100 ilj: ilを部に対して2〜20重量
部であり。
(11ン  ゴムの割合は(A)成分中の天然ゴムまた
はポリイソプレンと(B)成分との合計量が100〜.
55重@係であり。
(iii)  カーボンブランクの量はゴム成分の合計
100 、iIi訃部に対して50〜70重量部であり
(1v)組成物の加硫物は50%モジュラスが3゜Jソ
/ctJ以」二である。
この発明のビードフィラーゴム組成物は、ムーニー粘度
ML++4 (100℃) (以下単にMLと略記する
こともある)が小さく、加硫物の50%モジ−ラス(以
下単にM2Oと略記することもある)が301(7,/
cnf以上であり、酬屈曲亀裂成長試峡による屈曲回数
が1000回以上であり、−加工性に優れ、かつ加硫物
の弾性率が大きくて耐亀裂成長性が良好である。
この発明においては、加硫可能なゴム100重骨部にポ
リマー分子中に−6−NH−基を有する熱可塑性ポリマ
ーの微細な短繊維5〜100重歇部。
好tしくは20〜100重量部が埋封されており。
かつ該繊維の界面において前記ポリマーと加硫町組成物
を配合することが必要であり、これによってポリマーの
繊維を配合するにも拘らず、成形加工性に優れたゴム組
成物を得ることができるのである。
前記の加硫可能なゴムとしては、天然ゴム、シス−1,
4ポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジ
ェン共重合体ゴム、インプレフッイソブチレン共重合体
などを挙げることができる。
これらのゴムの中でも天然ゴムが好ましい。
前記の熱可塑性ポリマーの微細な短繊維は、融点が19
0〜2:35℃、好ましくは190−225℃、牛?に
好1しくは200−220℃の、ナイロン6、ナイロン
610.ナイロン12.ナイロン61]、ナイロン61
2などのナイロン、ポリへブタメチレン尿素、ポリウン
デカメチレン尿素などのポリ尿素やポリウレタン々との
ポリマー分子中に一6NH−基を有する熱可塑性ポリマ
ー、好ましく fctナイロンから形成されており、平
均径が0.05〜0.8μであり1円形断面の、最短繊
維長が好寸しく (r−1: ]μ以上で、繊維軸方向
に分子が配列された微細な短繊維の形態で加硫可能なゴ
ム中にJ里封されている。
しかも、前記の繊維の界面において、ポリマー? 分子中に−CN H−基を有する熱可塑性ポリマーと1
1JII 1illF、 ”T 能す:]”ムとがフェ
ノールホルムアルデヒド系樹脂の初+lJJ縮合物を介
してグラフトしている。
MiJ N己のフェノールホルムアルデヒド系樹脂の初
期縮合物として杜、レゾール型またはノボラック型フェ
ノールホルムアルデヒド系樹脂の初A’J 縮合物を林
げることができる。なかでもノボラック型フェノールホ
ルムアルデヒド系樹脂の初期縮合物(以下単にノボラッ
クと略記することもある)が好ましい。
前記のノボラックとは、それ自体公知の触媒。
例えば硫酸、塩酸、リン酸、シーウ酸などの酸を触媒と
して、フェノール、ビスフェノール類などのフェノール
類とホルムアルデヒド(パラホルムアルデヒドでもよい
)とを縮合反1.シさぜることによって得られる可溶可
融の樹脂およびその変形物(変性物)である。ノボラッ
クとして5例えば。
ノボラック型フェノールホルムアルデヒド初期縮合物、
ノボラック型ラクタム−ビスフェノールF−ホルムアル
デヒド初期縮合物、ノボラック型スチレン化フェノール
−フェノール−ホルムアルデヒド初期縮合物などを好適
に使用できる。
この発明においては、使用する強化ゴム組成物において
加硫可能なゴムに埋封されているポリマー分子中に一5
NH−基を有する熱可塑性ポリマーの微細な短繊維の強
度が大きり、シかも該短繊維の界面において前記熱可塑
性ポリマーと加硫可能なゴムとがな−r適にはノボラッ
クを介してグラフト結合しているため、加硫物の弾性率
および屈曲回数が太き(、+X t、の小さいゴム組成
物を得ることができるのである。
この発明においては、加硫可能なゴムにグラフトして川
1)月されているポリマー分子中に一〇−NH−基を有
する熱可塑性ポリマーの微細な短繊維の割合が加11・
伝可能なゴム100重量部当り該繊維が5〜100重量
部である強化ゴム組成物を使用する。
特に、この発明において、加硫可能なゴムに埋封されて
いる熱ね1塑性ポリマーの微細な短繊維の重用に対する
H 4aq維の界面においてノボラックを介して熱可塑
性ポリマーにグラフト結合している加(mf Or能々
ゴムの重量の割合(加硫可能なゴム/熱町塑+’tポリ
マーの微細な短繊維)で示されるグラフト率が3〜・2
.5重量係、特に5〜20重量係となるようにす、・代
翔・を形成する熱可塑性ポリマーと加1111i可能な
ゴムとが好適にはノボラックを介してグラフト結合して
いることが好ましい。
上述のJ:うなlb徴を有するこの発明における強化ゴ
ム組成物は9例えば、加硫可能なヨ゛ムと1分千都:2
000−00未)劉のポリマー分子中に一へNH−基を
有する熱可塑性ポリマーと、これらゴムと熱可塑性ポリ
マーとの合計量100重量部当り0.2〜5 M t 
部のノボラック型フェノールホルムアルデヒド系樹脂の
初期縮合物とホルムアルデヒド供力体とを熱可塑性ポリ
マーの融点以上でかつ270℃以下の温度で混練し、得
られた混練物を、混線物中のゴムと熱可塑性ポリマーと
の割合がゴム100重量部当り熱可塑性ポリマーが5〜
1’00重量部であるときはその丑ま、混線物中のゴム
と熱可塑性ポリマーとの割合がゴム100:i置部当り
熱可塑性ポリマーが5重量部より多くなるときは必要で
あれば追加の加硫可能なゴムを、全部のゴム100重量
部当り熱可塑性ポリマーが5〜100重量部と々るよう
に混練物に添加して、さらに熱可塑性ポリマーの融点以
上でかつ270℃以下の温度で混練した後、熱可塑性ポ
リマーの融点以上でかつ270℃以下の温度で押出し、
押出物を熱可塑性ポリマーの融点より低い温度で延伸す
る方法によって製造することができる。
前1i13のホルムアルデヒド供鳥体としては、加熱に
よりホルムアルデヒドを発生する化合物が使用される。
例えは、ホルムアルデヒド供与体として。
ヘキサメチレンテトラミン、アセトアルデヒドアンモニ
ア: (CHl−占H−NH2:)3.  ノくう月く
ルムアルデヒド、α−ポリオキシメチレン、多価メチロ
ールメラミン誘導体、オキサゾリジン誘導体、多価メチ
ロール化アセチレン原木などが挙げられる。
前記の方法においては上記のノボラックおよびホルムア
ルデヒド供与体を使用し、加硫可能なコ゛ムとポリマー
分子中に−apnH−基を有する熱可塑性ポリマーとノ
ボラックとホルムアルデヒド体とを前述のように混練す
ることによって,カロ硫可能なゴムと前記熱可塑性ポリ
マーとをノボラックを介してグラフト結合させるととも
に,加硫可能なゴム中に前記熱可塑性ポリマーを微細(
分散した熱可塑性ポリマーの粒径は通常1〜2μである
。)に均一に分散させることができる。
また、前記の方法においては押出物を延伸することによ
って,得られる強化ゴム組成物の加硫可能なゴム中の熱
可塑性ポリマーは繊維が分子配向して繊維構造に変換し
て強度の大きな微細な短繊維と々るのである。
前記の方法によって得られる強化ゴム組成物は。
加硫可能なゴム100重量部当り5〜100重量部のポ
リマー分子中に一6NH− 基を有する熱可塑性ポリマ
ーが含有され,該熱可塑性ポリマーが微細な短繊維であ
り,しかも該繊維の界面において熱可塑性ポリマーと加
硫可能なゴムとがノボラックを介してグラフト結合して
いるものである。
この発明のビードフィラーゴム組成物は,前記の強化ゴ
ム組成物(A)、天然ゴム、ポリイソプレンまたは両者
の混合物(B)、天然ゴムおよびポリイソプレンケ除く
ジエン系ゴム(C)、およびカーボンブーランク(D)
を配合してなるものである。
前記のジエン系ゴム(C)としては、シス−1.4ポリ
ブタジエン、スチレン−ブタジェン共重合体ゴム、イソ
プレン−イソブチレン共重合体などが挙げられる。
カーボンブラックとしては,粒子径90mμ以下,ジブ
チルフタレート( DBP )吸油量7C1ml!/ 
1 0 0 f以上のものが好適に使用される。カーボ
ンブラックとして,例えばH.AF,FF,FEF,(
)PF’,SA’F,I SA.F,SRFなどの各種
カーボンブランクが使用される。
前記各成分−t,(i)前記熱可塑゛性ボ1)マー(短
繊糾)の量はゴム成分の合41 1 0 0重量部に対
して2〜20重h(°部,好ましくは2〜15重量部で
あり, (ii)ゴムの割合は(A)成分中の天然ゴム
またはポリインプレンと(B)成分との合計量が1 0
1 0〜55屯量係であり, (iii)カーボンブラ
ックの量はゴム成分の台網100重量部に対して50〜
70重量部であり, (iv)組成物の加硫物は50%
モジュラスが3 0 i’−97C11f以上である,
との各条件を満足すべく配合する。
前記熱可塑性ポリマーの量が前記下記より少ないとMI
Lが小さく加ば物の弾性率および屈曲回数の大きいゴム
組成物が得られず,熱可塑性ポリマーの量が前記上限よ
り多いと組成物のMLが太きく々る。天然ゴムまたはポ
リインプレンの配合割合が前記範囲外であると加硫物の
屈曲回数が小さくなる傾向にある。カーボンブラックの
電が前記下限より少ないと加硫物の弾性率が小さくなり
カーボンブラックの量が前記上限より多いとゴム組成物
のMLが大きくなる。また、加硫物のM5。
が前記範囲外であるとビードフィラーゴム組成物として
適当ではない。
この発明のビードフィ、マーゴム組成物は,前記各成分
をバンバリーミキサ−、ロールなどの混練機を用い50
.−180℃で1〜60分間程度混練することによって
得ることができる。
この発明のビードフィラーゴム組成物には,加硫剤など
の添加剤が配合される。
加硫剤としては公知の加硫剤,たとえばイオウ。
有機過酸化剤,含イオウ化合物などを使用することがで
きる。加硫剤をゴム組成物に配合する方法については特
に制限はなく,それ自体公知の配合方法を採用すること
ができる。加硫剤と共に,熱硬化性樹脂,ホワイトカー
ボン、活性化炭酸カルシウム、超イ散1分けい1俊マグ
ネシウム、ハイスチレン4ul IIW 、クマロンイ
ンデン樹脂、フェノール樹脂。
リグニン、変性メラミン樹脂7召油樹脂などの補生ゴム
、粉末ゴム、エボナイト粉末などの充填剤。
アルデヒド、アンモニア類、アルデヒド・アミン類、グ
アニジン類、チオウレア類、チアゾール類。
チウラム−順、ジチオカーバメート類、キサンテート類
などの加(lifE促進剤、金属酸化物、脂肪酸などの
加(庵促進助剤、アミン・アルデヒド類、アミン−ケト
ンが、アミン類、フェノール類、イミダゾール類、含イ
オウ系あるいは含リン系老化防止剤。
ナフテン系やアロマティック系のプロセス油など勿この
発明の効果を損わない範囲で配合して組成物を調製する
ことができる。
特に、この発明のゴム組成物にはゴム100重量部に対
して1〜30重量部の7ボラノク型フエノール系(す1
脂のような熱硬化性樹脂を配合するのが好ましい。
いため加工性が優れており、しかも加硫物のM2Oが3
01(91cr1以上で屈曲回数が1000回以上であ
り1弾性率が大きく側屈的亀裂成長性が優れており、従
来公知のビードフィラーゴム組成物に代えて1乗用車、
バス、トラック、飛行機などのタイヤ部材として他のタ
イヤ部材(サイドウオール。
トレッド、チェーファ−、リムなど)とともに使用する
ことができる。
以下に実施例および比較例を示す。以下の記載において
部は重量部を示す。
また、ゴム組成物のメー二−粘度MLi+4 (100
℃)はJ l5K6300に従って測定し、加硫物の物
性(引張弾性率、引張強さ、屈曲回数、硬さ)はJIS
K6301に従って測定した。
実施例1 150℃、 l 50rpmにセントしたバンバリーミ
キサ−(南千住製)に粘度がlXl0’ポイズの天然ゴ
ム(NR)100部、およびN−(3−メタクリロイル
オキシ−2−ヒドロキシプロピル)−1q′−フェニル
−p−フェニレンジアミン(ノックラックr; −1、
大向新興製)1.0部を投入し。
1分間素線後、6−ナイロン(商品名:1030I3.
宇部興産(株)製、昂咀点221℃9分子量3000θ
)50都を投入し、4分間混練した。この間にミキザー
内の温度は230℃まで」二昇し、6−ナイロンは溶融
した。
ついて、係酪を触媒として使用し、フェノールとパラホ
ルムアルデヒドとを縮合させて得た軟化点106℃、水
分含量0.12重量係、フリーフェノール含量0’、 
13−、Qi 4 %の粉末結晶であるノボラ、ツク型
フェノール−ホルムアルデヒド初期縮合物(明み11化
成(株)製、商品名550PL)’2.25部を投入し
7分間混練後、ヘキサメチレンテトラミン0.225部
を投入し、2.5分間混練して(この間のバンバリー内
の温度は230℃)グラフト反Lr:=さぜた拶・、ダ
ンプした。得られた混練物をノズルの円径2 mm 、
長へと内径とめ比(L/D )が2の円1(ソダイをイ
ジする20柳φ押出機(Hoake社製)を用いてダイ
設定温度235℃で紐状に押出し。
押出物をノズルから垂直下の位置に設けたロート(ロー
ト内にはポンプおよび管によって0℃の冷却水が供給さ
れ、供給された冷却水はロート内を通って流れ、ロート
の垂直下の位置に設けた冷却水貯蔵容器中に流下し、そ
こから昂却水はポンプおよび管によってロート内に返送
される。)内を通過させ、ついでガイドロールを経て、
ボビンにドラフト比9で35m/分の速度で巻取った。
この巻取物を一昼夜室温で真空乾燥し付着水を除いた後
、この巻取物約500本を束ねてシート状(厚さ2 m
yn 、巾150+nm)とし、このシート状物をロー
ル間隙0.2ηLm 、温度60℃の一対の圧延ロール
で約10倍にロール圧延して1強化ゴム組成物(マスタ
ーバンチ)(試料1)を得た。
90℃、  ’77 rpmにセットしたバンバリーで
第2表に示す配合処方′のうち加硫促進剤、イオウを除
く配合剤を混練しビードフィラー組成物である混線物を
得1次いで、この混練物を1部インチロール上で加硫促
進剤、イオウを混練し、これをシート状にロール出しし
た後、金型に入れて加硫し。
加硫物を得/仁。加硫は、145℃、40分にて行なっ
た。5:1.:果をまとめて第1表および第2表に示す
0 実施例1でイ腎られた強化ゴム組成物27をベンゼン2
00 meに室温で添加し1強化ゴム組成物中のゴム分
を溶rrr’lさぜ、得られたスラリーを室温で遠心分
離して浴液部分と沈殿部分とに分けた。沈1役部分につ
いて前記の操作を7回繰りかえし行なった後、沈111
9部分を乾燥してナイロン繊維を得た。
このナイロン繊維をフェノールとオルソジクロルベンゼ
ンの1. : 3 (重量比)の混合溶媒に溶解させて
、 ”l−1の核磁気共theスペクトル(NMR)で
分Ji (内部(車重テトラメチルシラン)L、NMR
チャートから天然ゴムに起因するメチル基およびメチレ
ン基、6−ナイロンに起因するCO基に隣接したメチレ
ン基、NH基に隣接したメチレン基および他の3個のメ
チレン基の各々のピークについて、切り取りIM iF
R法により6−ナイロンメ天然ゴムとのモル比を求めて
、グラフト率を算出した。
0本について10000倍の倍率で走査型顕微鏡を用い
て測定した。繊維は断面円形の極めて細い短繊維であっ
た。結果を第1表に示す。
実施例2 ノボラックとして、ε−カプロラクタム141部と純度
81%のパラホルムアルデヒド55.6i15とを10
0℃で5時間反応させて、ε−カプロラクタムとホルム
アルデヒドとの付加反応物を含む付加反応液を得、この
付加反応液全量を、ビスフェノールF315部と水32
部と濃度35チの塩酸1.6部との混合液に、徐々に滴
下し、ε−カプロラクタム−ホルムアルデヒド付加物ト
ビスフエノールFとを縮合反応させた後9反応混合液か
ら減圧蒸留(18C)℃、10mfnH?)  して得
たノボラック型ラクタム−ビスフェノールF−ホルムア
ルデヒド初期縮合物を使用した他は実施例1と同様にし
て強化ゴム組成物(試料2)を得、この強化ゴム組成物
を使用した他は実施例1と同様にしてビードフィラーゴ
ム組成物を得た。結果をすとめて也1表および第2表に
示す。
実施例3 ノボラックとして、フェノール1412部と濃1及35
飴の塩酸40.3部との混練液に、スチレン:1.04
 ]部を徐々に滴下し、130℃で2時間混合してフェ
ノールをスチレン化し1反応混合物から減11:蒸’i
W (180℃ 40 mnHg )  してスチレン
化フェノールを得、このスチレン化フェノールの全)へ
゛に、ホルマリン1426部と40係濃度の水酸化ナト
リウム87部を加え、80℃で5時間混合してスチレン
化フェノールにホルムアルデヒドをf・1加(メチロー
ル化)させ7この付加反応液全量に、フェノール165
3部とシュウ酸123部とを加え、:100℃で2時間
メチロール化されたスチレン化フェノールとフェノール
とを縮合反応させ1反応混合物から減圧蒸留(100→
180’C、40+a+++HP)l、て得た軟化点7
3℃(環球法)のスチレン化フェノール−フェノール−
ホルムアルデヒド初期縮合物を使用した他は実施例1と
同様にして強化ゴム組成物(試料3)を得、この強化ゴ
ム組成物を使用した他は実施例2と同様にしてビードフ
ィラーゴム組成物を得た。結果をまとめて第1表および
第2表に示す。
実施例4 天然ゴムに投入する6−ナイロンの11:°を100部
にかえた他は実施例1と同様にして強化ゴム組成物(試
料4)を得、この強化ゴム組成物を使用し、第2表に示
す配合のビードフィラーゴム組成物を得た。結果をまと
めて第1表および第2表に示す。
実施例5 天然ゴムに投入する6−ナイロンの量を20部にかえた
他は実施例1と同様にして強化ゴム組成物(試料5)を
得、この強化ゴム組成物を使用し2て第2表に示す配合
のビードフィラーゴム組成物を得た。結果を1とめて第
1表お【び第2表に示す。
実施例6〜10 各成分の配合割合を第2表に示すように変えた他は実施
例1と同様にしてビードフィラーゴム組放物を得/こ。
結果を寸とめて第2表に示す。
実施1り:1」」〜・13 配合するカーボンブラックの種類を変えた他は実がij
 1ull ]と同4ゴ(に実施した。結果を捷とめて
第2表に示す。
比較例1〜2 強化ゴム組成物を使用しないで各成分の割合を第2表に
示すように変えた他は実施例1と同様にしてビートフィ
ラーゴム組成物を得た。結果をまとめて第2表に示す。
第  1  表 なお、試ル・11へ・5の各強化ゴム組成物中に埋包さ
れているナイロン)截維の繊維長はいずれも約200μ
以下(割算による)である。
(注]−)  i3R:  ポリプタジxン(UBEP
OL−BR100。
宇部興産(株)5!・% ) (注2) !;+3+1 :  スチレン−ブタジェン
共重合体ゴム(5DR−1500,日本合成ゴム (株)・トす) (t」−:3 )  N −330:](ΔF1粒子径
30■1)t、 DBP吸油量110 mA71007
N−4側:”F+  〃33 mμ+   〃75ml
/ 100 fll、J−550: F EF 、  
 ’ JL   4. i 11+μ、     ” 
    122mv100 S’)1−66o:oJ−
)l;’、    p    84m1t、     
  〃       81mg/100S’(注4)他
の配合剤 曲鉛イ” : 5?4S +ステアリン酸:2部、老化
防止剤  N−7エニルーN′−イソグロピルーP−フ
ェニレンジアミン 1部、加4jAY促進剤 N−オキ
シジエチレンベンン゛チアジル−2−スルフェンアミド
 o、s+祁。
イオウ 3部(比較例1のみ、4部) 特許出願人 宇部興産株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 加(l+Ii、可能なゴム100重量部にポリマー分子
    中に−^トr )] −:4%をイ〕する熱可塑性ポリ
    マーの微細な11()繊組5〜上00重献部が埋封され
    ており、かつ該繊組の界面において前記ポリマーと加硫
    可能なゴムとがフェノールホルムアルデヒド系樹BNの
    初1lJI第1°・i合物全弁してグラフトしている強
    化ゴム組成!吻(A) 、 天然ゴム、ポリイソプレン
    または両者の混合物(B)、天然ゴムおよびポリイソプ
    レンを除くジエン系ゴム(C)、およびカーボンブラッ
    ク(D)を配合してなり、かつ下記(1)乃至(1■)
    の条件を満足するととを唱徴とするビードフィラーゴム
    組成物。 (1)前記熱可塑性ポリマーの量はゴム成分の金側]0
    0重量部に対して2〜20重量部であり。 (11)  コムのγ;り合は(A)成分中の天然ゴム
    またはポリイソプレンと(B)成分との合計量が100
    〜55重量係であり。 (iii)  カーボンブラックの量はゴム成分の金側
    100重量部に対して50〜70重歌部であり。 Ov)  組成物の加硫物は50係モジ−ラスが3OK
    9/7以上である。
JP58078307A 1983-05-06 1983-05-06 ビ−ドフイラ−ゴム組成物 Pending JPS59204635A (ja)

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