JPS59203637A - 低温で再生可能な吸湿剤 - Google Patents

低温で再生可能な吸湿剤

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JPS59203637A
JPS59203637A JP7917783A JP7917783A JPS59203637A JP S59203637 A JPS59203637 A JP S59203637A JP 7917783 A JP7917783 A JP 7917783A JP 7917783 A JP7917783 A JP 7917783A JP S59203637 A JPS59203637 A JP S59203637A
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JP
Japan
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moisture
pores
moisture absorbent
pore volume
pore
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Pending
Application number
JP7917783A
Other languages
English (en)
Inventor
Goro Sato
護郎 佐藤
Kazuaki Takakura
高倉 和昭
Morio Fukuda
盛男 福田
Yoshinami Tanaka
喜凡 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHOKUBAI KASEI KOGYO KK
JGC Catalysts and Chemicals Ltd
Original Assignee
SHOKUBAI KASEI KOGYO KK
Catalysts and Chemicals Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシリカ、アルミナ等0〕多孔性物質に塩化カル
シウム等の水利性化学物質をお4持せしめた低温で千1
生i丁肖ヒな吸包ニハI]に1耐する。
従来、市販の1汲湿剤ま1こは乾腑剤としては、シリカ
ケル、アルミナゲル、シリカアルミナゲル、ゼオライト
等があり大量に使用されている。
この様な実使用さイ1.ている吸湿剤は、その再生操作
に150℃〜300 ℃の高温が必要であった。例えば
シリカゲルで150℃以上、アルミナゲルで200℃以
上、ゼオライトに至っては250℃以上である。高温で
再生しなければならないということは、経済的に不利で
あるばかりか、再生操作の手軽さを損ない、特に工業上
、吸湿剤を高熱源のある所でしか使用できない不便さを
招く結果となる。
従って低温で再生できる吸湿剤があれば従来捨てられて
いた低温排熱が利用できるし、太陽熱の直接オリ用も可
能で省エネルギ一時代に呼応した吸湿剤と百える。なお
、石綿、辻藻土、シリカゲル等lこ塩化カルシウムを浸
漬した吸湿剤が提案されてはいるもQ〕θつ、実使用に
際し種々問題があり笑用化されていない。
本発明の目的は、低温で再生可能な上に吸着力の優れた
吸湿剤、特に除湿機等の工業的利用に有効な吸溝剤を提
供する所ζこある。
本発明の吸湿剤は、シリカやアルミナ等の多孔質物質(
担持体)に塩化カルシウムや塩化リチウム等の水利性化
学物質を担持させたものであって、担持体の細孔径及び
細孔容積が吸着水景や吸着水分の脱着等に及ぼす影響を
考慮し、更に水和性化学物質の相持による効果を十分に
発揮し得る条件を見い出して完成されたものである。
即ち、本発明の吸湿剤は、全細孔容積か0.50cc/
f以上であって、細孔径35X以下の細孔の細孔容積か
0.15cc/ f以下で、力1っ細孔径2000X以
上の細孔の細孔容積が0.10cc / Y以下の担持
体に水利性化学物質を該相持体の1〜50wt%担持せ
しめたものである。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
市販のシリカゲル、アルミナゲル、セ“オライド等の水
利性化学物質を金談ぬ物理吸着を利用した吸湿剤は、比
表面積が大きく細孔径のlJlさいものほど吸着力が強
いため、細孔径をできるだけ/J−さく作っている。し
かし、吸湿剤の杓生tこといて細孔径が小さいほど高温
揚土(150℃〜300 ℃) (、なければ吸着水分
が脱着しない。一方、細孔径が大きく、例えば200X
以上の細孔はRH90%の雰−気下であっても物理吸着
は起らず、無駄な細孔となってしまう。吸湿量を大きく
するにはどうしても2001以上の大きな細孔をも利用
しなければならない。従って、2011X以上でも吸湿
可能な性質を付与すれば吸湿量を飛躍的に増加させるこ
とができる。
この200X以上の細孔をも有効4こ活用するために本
発明は、水和性化学物質を併存させて吸湿量の増大を図
ったものである。即ち、200X以上の細孔中(こ水和
性化学物質を担持せしめて水分を水利吸着させようとす
るものである。
もつとも、本発明品では200X未満の細孔にも担持さ
れる。また、水利性化学物質を適当に選ぶことlこよっ
て低温で水利水を放田することが判った。更に、細孔径
の小さい特に351以下の軸孔を多く有する吸湿剤は1
10℃での再生でも十分に水分が抜けず次の吸M時の吸
着容量が小さいことか判った。従って、低温で再生可能
な吸湿剤であるためには、細孔径35X以下の細孔の剤
孔容積はo、 1s cc/ を以下であることが肝要
である。
一方、細孔径の非常に大きな珪酸カルシウム保温剤や大
きな細孔も存在するボーキサイト及び天然モルデナイト
ヲ担持体とし水和性化学物質を含浸した吸湿剤に対し水
分を吸着させた結果、吸湿剤表面か潮解してべとつくた
め使用に耐えないことが判った。この事実は、細孔内の
水利性化学物質か水分を吸着して粘調な状態にあって、
これが、細孔径が大きいため、細孔内に十分に取り込ま
れないで細孔より露出もしくは滲み出してし沫うためと
考えられる。また、吸湿後の再生で吸湿剤表面へ水利性
化学物質が滲み出し、吸着・再生の繰返しで担持体と水
利性化学物質との分離が認められた。吸湿剤表面の潮解
を引き起こす細孔径は、大きいほど顕著で、RJ(90
%の湿度で細孔径2000X以上の細孔を多く有する吸
湿剤が潮解性を持つことが判った。従って、このような
不都合を生じさせないためには、細孔径2000X以上
の細孔の細孔容積は0.10 cc/ f以下であるこ
とが肝要である。
全細孔容積は0.50 cc / 9以上であることが
必要である。調製された吸湿剤の吸湿量は、110℃の
再生温度lこおいては35X以上の細孔の細孔容積に左
右され、その細孔容積の大きいものほど吸着量も太きい
。なお、200i〜2000Xの細孔の細孔容積は0.
6〜0.8 cc / f程度が好ましい。
担持させる水利性化学物質は、塩化カルシウムが優れた
性能を与えるが、水利性(吸湿性)のある化学物質であ
れば使用でき、他の塩化物である塩化マグネシウム、才
た硝酸塩として硝酸コノζシト等も有効である。水利性
化学物質の担持量は、担持体の1〜50wt%、好まし
くは5〜40wt%であって、この範囲外では本発明の
目的は達成できない。最適量は、担持体及び水和性化学
物質の性質等に応じて適宜決定すれば良い。
担持体への水利性化学物質の担持は、含浸法、混合法、
混線法等によってなされる。
なお、細孔構造の測定法については、水の吸収法及び水
銀圧入法を採用し、その方法で得られた値とした。
本発明の吸湿剤は、通常60〜110℃程度の低温で再
生できる。才だ、低湿度下であれば常温付近の低温でも
再生可能である。これによりエネルギー面で有利である
だけでなく、失活の問題も失しない。更に、比戟的細孔
径の大きな細孔も有効に活用するため、吸湿力も優れた
ものである。
以下、実施例により本発明の効果を明らかにする。
実施例1 全細孔容積がL 57 cc/ tあり、細孔径35X
以下の細孔の細孔容積が0. f) 6 cc / t
であり、細孔径2000X以上の細孔の細孔容積が0.
03cc/lであるシリカゲルIc、0a04 fシリ
カゲルの3&6wt%(計算値)含浸させ、次いで11
0℃で2時間乾燥して吸湿量」を得た。
この吸湿剤をJISの吸水試験法(z−0701)に基
づき、温度は30 ’Cで関係湿度(几FI)を2゜チ
、60%及び90チとして、48時間吸湿させた結果は
次の通りであった。
AH吸湿量(吸湿剤1002当り) 20%      32.5F 60%      614f 90%      93.1f 更に、一度吸湿した吸湿剤を110℃で3時間再生して
、再度同一条件下で吸湿させ、吸湿−再生のサイクルを
4回繰り返した時の結果は次の通りであった。゛ 吸湿i:(f) (吸湿剤1002当り)RHサイクル
数1   2   3   4〔()内の吸湿蓋はCa
 O/−!を全く担持させなかった場合のデータを示す
。〕 実施例2 実施例1と同じシリカゲルに、該シリカゲルに対しCa
C1,f 13.6wt % %MgCL2を38.6
wt係、C!o(NOs)tを38.6wt%各々含浸
させ、次いで110℃で2時間乾燥して吸湿剤を得た。
これらの吸湿剤を実施例1と同様の条件下で  。
吸湿させた結果は次の通りであって、RH90%で吸湿
させても潮解性を示さなかった。
吸湿量(2)(吸湿剤1002当り) 担持物   担持量 RH20%  60%  90% CaC1113,6%     17.5 29,1 
54.6Mg0L238.6%     16,8 4
9,4 84.2Co (NOa)2  3 & 6%
     11.2 34.2 61.9実施例3 沈澱法で得られたガンマアルミナは、全細孔容積力0.
72 cc / fあり、細孔径35 X以下の細孔の
細孔容積か0.03 cc/ fであり、細孔径200
0X以上の細孔の細孔容積が0.01 cc/ tであ
った。このアルミナそ担持体として0aC4を29.5
wt%(計算値)含浸させて110℃で2時間乾燥して
吸湿剤を(9た。
この吸湿剤は、温度30℃、RH90%で48時間吸湿
させても潮解性を示さず、吸湿剤100f尚り53.2
 fの水分吸着量を示した。
比較例1 ゼオライト成型品そ担持体として実M8行なった。ゼオ
ライトの全細孔容積は0.24 cc/ fであり、細
孔径35久以下の細孔の細孔容積は0、18 cc/ 
fであった。また細孔径2000X以上の細孔の細孔容
積は0.02 cc/ ?であった。
このゼオライトにCaO4,を13.3wt%(計算値
)含浸させて110℃で2時間乾燥して吸湿剤を得た。
この吸湿剤は、温度30℃、几H90%で48時間吸湿
させた所、水分吸湿簸はわずか14.2f/吸湿剤−1
002であり、CaCA2f吸着させる前の値(22,
89’/ゼオライ!−−10Of)よりも少なくなって
いた。
比較例2 結晶性水酸化アルミニウム(ジブサイト)から得られた
活性アルミナを担持体として用いた。
活性アルミナU〕全紺孔容積は0.27 cc/ ?で
あり、細孔径35X以下の細孔の細孔容積は0,21c
c/lであった。茨た細孔径2000X以上の細孔の細
孔容積は0.03cc/ f/であった。この活性アル
ミナにCa0t、を152%(計算値)含浸させて11
0℃で2時間乾燥して吸湿剤を得た。
この吸湿剤は、温度30℃、RH90裂で48時間吸湿
させた所、水分吸着量はわずか17,02/吸旙剤−1
002であり、CaO42f吸着させる前の値(21,
Oy /活性アルミナー1002〕よりも少なくなって
いた。
比較例3 砂床上を成型して全細孔容積0.33 cc/ t 。
細孔径35X以下の細孔の細孔容積0.03 cc/1
、細孔径2000X以上の細孔の細孔容積0.11cc
/グの担持体を得た。これにCa C12を188wt
%(計請−値)含浸させて110℃で2時間乾燥して吸
湿剤を得た。
この吸湿剤は、温度30℃、l(、H90%で48時間
吸湿させた所、潮解性があり使用に耐えないものであっ
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 全細孔容積が0.50 cc/ 9以上であって
    、刹]孔径35i以下の細孔の細孔容積が0.15cc
    /f以下で、かっ細孔径znaoX以上の細孔の細孔容
    積力50.10 cc/ を以下の担持体に水利性化学
    物質を該担持体の1〜50wt%担持ぜしめた吸湿剤。
JP7917783A 1983-05-06 1983-05-06 低温で再生可能な吸湿剤 Pending JPS59203637A (ja)

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Cited By (4)

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