JPS5920347A - 難燃性樹脂組成物 - Google Patents
難燃性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS5920347A JPS5920347A JP13011782A JP13011782A JPS5920347A JP S5920347 A JPS5920347 A JP S5920347A JP 13011782 A JP13011782 A JP 13011782A JP 13011782 A JP13011782 A JP 13011782A JP S5920347 A JPS5920347 A JP S5920347A
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- Japan
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- resin
- parts
- weight
- butadiene
- flame
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共
重合体を主成分とする離燃性樹脂組成物に関する。
重合体を主成分とする離燃性樹脂組成物に関する。
従来よりアクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重
合体(以下ABS樹脂と略す)の難燃化方法として、三
酸化アンチモン(Sh、O,)および含臭素化合物を併
用して添加する手払が行なわれていた。しかし、この方
法によると無機化合物である二酸化アンチモン粒子とA
BS樹脂界面の接着が悪く耐衝撃性を悪くする。かとい
って三酸化アンチモンを減少すれば難燃性が悪くなり、
通常はABS樹脂100重量部に対して三酸化アンチモ
ン10〜20重量部および −臭素含有率によって
異なるか含臭素化合物を20〜40重量部を添加しなけ
ればならない。従って、得られた組成物は脆い性質のも
のしか得られていない。
合体(以下ABS樹脂と略す)の難燃化方法として、三
酸化アンチモン(Sh、O,)および含臭素化合物を併
用して添加する手払が行なわれていた。しかし、この方
法によると無機化合物である二酸化アンチモン粒子とA
BS樹脂界面の接着が悪く耐衝撃性を悪くする。かとい
って三酸化アンチモンを減少すれば難燃性が悪くなり、
通常はABS樹脂100重量部に対して三酸化アンチモ
ン10〜20重量部および −臭素含有率によって
異なるか含臭素化合物を20〜40重量部を添加しなけ
ればならない。従って、得られた組成物は脆い性質のも
のしか得られていない。
本発明は従来の欠点を解決すべく鋭意検討を行った結果
なされたもので、具体的にはA 13 S樹脂にメチル
メタアクリレ−ドープ、タジエンースチレン共重合体を
わずか添加するだけでその難燃性および耐衝撃性を両立
することかできたものである。
なされたもので、具体的にはA 13 S樹脂にメチル
メタアクリレ−ドープ、タジエンースチレン共重合体を
わずか添加するだけでその難燃性および耐衝撃性を両立
することかできたものである。
すなわち本発明は、ABS樹脂100重量部に対してテ
トラブロモビスフェノールA(以下TBAと略す)10
〜20重量部、二酸化アンチモン6〜12重社部および
メチルメタアクリレート−ブタジェン−スチレン共重合
体樹脂(以下MBS樹脂と略す)5〜lO重量部を添加
した難燃性樹脂組成物である。
トラブロモビスフェノールA(以下TBAと略す)10
〜20重量部、二酸化アンチモン6〜12重社部および
メチルメタアクリレート−ブタジェン−スチレン共重合
体樹脂(以下MBS樹脂と略す)5〜lO重量部を添加
した難燃性樹脂組成物である。
本発明は、特1こMBS樹脂を用いることにより三酸化
アンチモンおよびTBAによって劣化する耐衝撃性を人
中に改良することかできた。
アンチモンおよびTBAによって劣化する耐衝撃性を人
中に改良することかできた。
従来は、三酸化アンデモ210〜20重量部およびTB
Aを20〜40重量部添加しなければならなかったか、
本発明によればMBS樹脂を用いることにより、三酸化
アンチモン6〜12Wr I+i部およびTBA I
O〜20重■部を添加するたけで従来組成と同等の難燃
性を保持し且つ耐衝撃性に慢れた炙E燃性樹脂組成物を
得ることかできる。この効果の発現機構はまだ不明確で
あるか、MBS樹脂によりTBAおよび三酸化アンチモ
ンのABS樹脂マトリックス中への分散か著しく改良さ
れたためと思われる。その結果、燃焼時に三酸化アンチ
モンとTBAの反応により発生し14燃性を賦与する三
臭素化アンチモン(sbsrm)が燃焼面を均一に膜状
に被覆できることになり、三酸化アンチモンおよびTB
Aの量を著しく減少することか可能となるものである。
Aを20〜40重量部添加しなければならなかったか、
本発明によればMBS樹脂を用いることにより、三酸化
アンチモン6〜12Wr I+i部およびTBA I
O〜20重■部を添加するたけで従来組成と同等の難燃
性を保持し且つ耐衝撃性に慢れた炙E燃性樹脂組成物を
得ることかできる。この効果の発現機構はまだ不明確で
あるか、MBS樹脂によりTBAおよび三酸化アンチモ
ンのABS樹脂マトリックス中への分散か著しく改良さ
れたためと思われる。その結果、燃焼時に三酸化アンチ
モンとTBAの反応により発生し14燃性を賦与する三
臭素化アンチモン(sbsrm)が燃焼面を均一に膜状
に被覆できることになり、三酸化アンチモンおよびTB
Aの量を著しく減少することか可能となるものである。
また、MBS樹脂添加により難燃性が改良てきるばかり
でなく機械的物性特に引張強度、曲げ弾性率などを大き
く改良することかできる。
でなく機械的物性特に引張強度、曲げ弾性率などを大き
く改良することかできる。
これは三酸化アンチモンおよびTBAの分散を良好にす
るだけの効果ではなく、これらとABS樹脂界面にMB
’S樹脂が入り込みABS樹脂な3 一三酸化アンチモンーTBAよ覧絹成物を緻密な構造に
していることが推定される。
るだけの効果ではなく、これらとABS樹脂界面にMB
’S樹脂が入り込みABS樹脂な3 一三酸化アンチモンーTBAよ覧絹成物を緻密な構造に
していることが推定される。
本発明で用いるTBAはABS樹脂100重が部に対し
好ましくは10〜20重聞ΔVである。
好ましくは10〜20重聞ΔVである。
10重量部より少ないと所望の難燃性を達成できなくな
る。また、20重量部を越えると溶融成形時にブリード
して揮散し作業環境を悪くするはかりてなく、TBAか
ABS梗脂の可塑剤として働き分子の流動を著しく増加
させ耐熱性、機械的物性を劣化する原因となるので好ま
しくな−い。また、本発明はTBAの代替として他の[
燃剤を用いることもできる。この場合性tくしなけれは
ならないのはハロゲン含有率、分解温度、沸点などであ
るか特に))ロゲン含有率を調整すればほぼ所望の難燃
性を得ることができる。
る。また、20重量部を越えると溶融成形時にブリード
して揮散し作業環境を悪くするはかりてなく、TBAか
ABS梗脂の可塑剤として働き分子の流動を著しく増加
させ耐熱性、機械的物性を劣化する原因となるので好ま
しくな−い。また、本発明はTBAの代替として他の[
燃剤を用いることもできる。この場合性tくしなけれは
ならないのはハロゲン含有率、分解温度、沸点などであ
るか特に))ロゲン含有率を調整すればほぼ所望の難燃
性を得ることができる。
また本発明で用いる二酸化アンチモンはABS樹脂10
0重量部に対し好ましくは6〜12重財部シンる。6重
量部より少ないと離燃性が不足しまた12重量部を越え
ると製品コストを上げるはかりてなく耐衝撃性を満足す
ることかできなくなる。また本発明は三酸化アンチモン
の代替として三弗化ホウ素なども適宜用いることかでき
る。これらの無機難燃剤は難燃化を発なり易いので好ま
しくは05〜5μmにすると良い。
0重量部に対し好ましくは6〜12重財部シンる。6重
量部より少ないと離燃性が不足しまた12重量部を越え
ると製品コストを上げるはかりてなく耐衝撃性を満足す
ることかできなくなる。また本発明は三酸化アンチモン
の代替として三弗化ホウ素なども適宜用いることかでき
る。これらの無機難燃剤は難燃化を発なり易いので好ま
しくは05〜5μmにすると良い。
本発明で特に重要であるMBS樹脂はABS樹脂100
重量部に対し好ましくは5〜10重量部である。5重量
部より少ないと難燃性、機械的物性を満足できなくなり
、また10重量部を越えることは製品コストを上げ且つ
樹脂粘度を上昇し成形性を阻害するので好ましくなLl
。
重量部に対し好ましくは5〜10重量部である。5重量
部より少ないと難燃性、機械的物性を満足できなくなり
、また10重量部を越えることは製品コストを上げ且つ
樹脂粘度を上昇し成形性を阻害するので好ましくなLl
。
本発明の樹脂組成物は射出成形、押出成形等の材料に良
好に用いることかできる。
好に用いることかできる。
さらに、本発明の組成物iこ対し発煙性を抑制する無機
充填剤(例えば微細炭酸カルシウム、シリカ、ケイソウ
上等の無機フィラー)、難燃剤分解温度調整剤(例えば
Fetus、znoなどの金属酸化物)、界面接着改良
剤(例えば有機チタネート、シラン系のカップリング剤
)および滑剤(例えはアマイド系、ステアリン酸系の滑
剤)を適宜用いることかできる。
充填剤(例えば微細炭酸カルシウム、シリカ、ケイソウ
上等の無機フィラー)、難燃剤分解温度調整剤(例えば
Fetus、znoなどの金属酸化物)、界面接着改良
剤(例えば有機チタネート、シラン系のカップリング剤
)および滑剤(例えはアマイド系、ステアリン酸系の滑
剤)を適宜用いることかできる。
次に本発明の実施例および比較例を説明する。
第1表に示す配合にて180℃の熱ロールを用いて15
分間混練し樹脂組成物を得た。これを200℃の熱プレ
スにてシート状とし物性を測定した。その結果を併せて
第1表に示す。
分間混練し樹脂組成物を得た。これを200℃の熱プレ
スにてシート状とし物性を測定した。その結果を併せて
第1表に示す。
、・−一一)
第 1 表
試験方法:降伏時引張強度、曲げ弾性率、ア℃に於ける
数値である。HDT (熱変形温度)はASTM D
−648の2s+pstに於けるものである。難燃性は
1.61nm厚さのシートで測定した。
数値である。HDT (熱変形温度)はASTM D
−648の2s+pstに於けるものである。難燃性は
1.61nm厚さのシートで測定した。
上述のように、本発明はABS樹脂に刺し三酸化アンチ
モン、TBA、さらにMBS樹脂を添加することにより
、 (11T B A 、三酸化アンチモンの添加量を減少
できるため機械的物性、耐熱性を向上することができる
。
モン、TBA、さらにMBS樹脂を添加することにより
、 (11T B A 、三酸化アンチモンの添加量を減少
できるため機械的物性、耐熱性を向上することができる
。
(21TBA、三酸化アンチモンの添加量か少な −く
ても良好な難燃性を賦与できる。
ても良好な難燃性を賦与できる。
等の効果かあり、製品コストの低減と俟まってその工業
的価値は極めて大なるものである。
的価値は極めて大なるものである。
特許出願人
Claims (1)
- アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体樹脂
100重量部に対してテトラブロモビスフェノールAI
O〜20 重klK、二酸化アンヂモン6〜12重損部
およびメチルメタアクリレート−ブタジェン−スチレン
共重合体樹脂5〜10重量部を添加した難燃性樹脂組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13011782A JPS5920347A (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | 難燃性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13011782A JPS5920347A (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | 難燃性樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5920347A true JPS5920347A (ja) | 1984-02-02 |
JPS6317298B2 JPS6317298B2 (ja) | 1988-04-13 |
Family
ID=15026350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13011782A Granted JPS5920347A (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | 難燃性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5920347A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000044830A1 (en) * | 1999-01-28 | 2000-08-03 | Alliedsignal Inc. | Light-reflecting molded |
JP2008501849A (ja) * | 2004-10-07 | 2008-01-24 | エルジー・ケム・リミテッド | 高い耐衝撃性を有する難燃性スチレン系樹脂組成物 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3926884A (en) * | 1974-10-18 | 1975-12-16 | John M Mccolgan | ABS Resin compounds |
JPS5485246A (en) * | 1977-12-21 | 1979-07-06 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Flame-retardant resin composition |
JPS555546A (en) * | 1978-06-28 | 1980-01-16 | Sony Corp | Detection circuit for ac supply voltage |
-
1982
- 1982-07-26 JP JP13011782A patent/JPS5920347A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3926884A (en) * | 1974-10-18 | 1975-12-16 | John M Mccolgan | ABS Resin compounds |
JPS5485246A (en) * | 1977-12-21 | 1979-07-06 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Flame-retardant resin composition |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6607794B1 (en) | 1998-04-16 | 2003-08-19 | Alliedsignal Inc. | Light-reflecting molded articles and methods of making the same |
WO2000044830A1 (en) * | 1999-01-28 | 2000-08-03 | Alliedsignal Inc. | Light-reflecting molded |
JP2008501849A (ja) * | 2004-10-07 | 2008-01-24 | エルジー・ケム・リミテッド | 高い耐衝撃性を有する難燃性スチレン系樹脂組成物 |
US7923508B2 (en) | 2004-10-07 | 2011-04-12 | Lg Chem, Ltd. | Flame retardant styrene-based resin composition with high impact property |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6317298B2 (ja) | 1988-04-13 |
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