JPS5920199A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は生産性を向上させるべく改良した洗濯機に関す
る。

〔発明の技術的背景〕

従来より例えば脱水兼用洗濯機では、外箱内に水受糟９
回転槽及び駆動部等を弾性吊持機構を介して吊持する構
成としており、而して上記外箱は、鋼板を折曲すると共
に接合部を溶着して矩形筒状に形成されていて、その上
端部の４つの隅部には弾性吊持機構の吊持棒を支持する
支持族を溶着により有し、又下端部の４つの隅部には補
強板兼用の脚体を溶着により有する構成であり、而して
該外箱は支持板及び脚体とともに所定の塗装工程で塗装
処理さねている。

〔背景技術の間馴点〕

ところで、一般に塗装工程では、油とり等の前処理、焼
付塗装処理及び乾燥処理等を行なうものであす、従来よ
り塗装工程に時間を要し、特（上記従来の洗濯機では、
外箱が上述の如く支持板や脚体を有する構成であるため
、その塗装工程における各種作業に手間がかかる問題が
あり、ｉ７．かもこれら支持板及び脚体は鋼板をプレス
加工して別々の形状に製作されているため、別々のプレ
ス型を必要とすると共に別４の製作工程を要する問題が
あった。

〔発明の目的〕

本発明は上記亭情に鑑みてなさねたものであり、その目
的は、外箱の塗装処理を簡単になし得、又製作工程の簡
略化も図り得る等、総じて生産性の向上を図り得、しか
も外箱の補強も図り得る洗濯機を提供するにある。

〔発明の概要〕

本発明は、略矩形筒状の外箱の上端部及び下端部の各隅
部に、膨出部及び凹状球面→→→÷÷→部等を有する共
通形状のプラスチック製の補強体を固着する構成として
生産性の向上を図ったところに第１の特徴を有し、しか
も上記補強体の側端部に溝部を形成し、該溝部を外箱の
各隅部のフランジ部に嵌合せしめた状態で該補強体をね
じ止めにより固着する構成として外箱の補強を図ったと
ころに第２の特徴を有する。

〔発明の実施例〕

以下本発明の第１実施例につき第１図乃至第６を８照し
て説明する。まず第１図において、１は外箱で、これは
予め塗装処理済みの所謂化粧鋼板を折曲して形成されて
いて、上下面が解放する略矩形状をなす。そしてこの外
箱１の上端部及び下端各隅角には夫々内方へ突出するフ
ランジ部１ａ及び１１）が形成されており、各フランジ
部１ａ及び１ｂには夫々ねじ孔１０（第４図及び第６図
参照）が形成されている。２は補強体で、これはプラス
チックを同一型により型成形して形成されたものであっ
て共通形状をなし、該補強体２は外箱１の上端部及び下
端部の各隅部に後述の如く設けられている（６個のみ図
示）。而して今上方の補強体２を代表して詳述する。第
２図乃至第４図に示す様に、補強体２は略三角板状をな
しており、その中火部には凹状球面部３が形成されてお
り、該凹状城面部乙の中心部には孔部４が形成されてい
る。さらに該凹状球面部３の下面周縁部には、これと反
対側に突出する円筒状の膨出部５が形成されている。さ
らに、この補強体２において直角隅部に連続する二つの
側端部には、横向きのスリット状の溝部６が連続して形
成されていると共に、夫４の側端部に該溝部６を上下に
貫通するねじ用孔部７が二個列形成さハている。尚、こ
のねじ用孔部７の上下端部には座ぐり部７ａ、’７ａが
形成されている。又、８は補強体２における斜伏の側端
部に下向きに突設された掛合部であり、これは組立工程
時に該補強体２自体を後述の水受、槽１０の端部に一時
的に暉合保持するためのものであって、組立ての便を図
っている。而して斯かる上方の補強体２は、第６図の如
く、ｄつ部６を外箱１の上端各隅部におけるフランジ部
１ａに１萩合せしめた状態にてねじ用孔部７を上方から
通したねじ９をフランジ部１ａのねじ孔１Ｃに螺着する
ことによって、該外箱１の各隅部に固着されている。一
方、下方の補強体２は上方の補強体２と同−構成品であ
るので、その構成については同一部分に同一符号を（＝
Ｉ−して詳ｊ、０］な説明を省略する。而して該下方の
補強体２は、第５図及び第６図に示す如く、溝部６を外
箱１の下端各隅部におけるフランジ部１ｂに嵌合せしめ
た状態にてねじ用孔部７を下方から通したねじ９をフラ
ンジ部１ｂのねじ孔１Ｃに螺着することによって該外箱
１の下端各隅角部に固着されている。ここで上記外箱１
は第１図の如く下方の補強体２を介して床面Ａに載置さ
れるもので、即ち補強体２の膨出部５は脚体をなす。

第１図において、１０は水受槽で、これは外箱１内に弾
性吊持機構１１を介して吊設されたものであり、この水
受Ｆ１１０内には回転槽１２が配設されており、この回
転槽１２内にはパルセータ１３が配設されている。さら
に水受槽１０外底部には駆動モータ１４及び機構部１５
が配設されていて、駆動モータ１４の回転動力を機構部
１５により回転槽１２及びパルセータ１６に切換えて伝
達する様になっている。さて上記弾性吊持機構１１は、
吊持棒１６とその下端部に設けられた吸振部１７及び上
端部に設けられた滑動体１８とから構成されている。そ
して第３図に示す如く、滑動体１８の下面部は凹状球面
状をなしており、該滑動体１８は前記上方の補強体２の
凹状球面部乙に滑動自在に嵌合されており、この場合吊
持体１６は孔部４を挿通して略垂下されていて、該吊持
体１６下端部の吸振部１７が水受槽１０に連結されてい
る。

この結果、上方の補強体２の凹状球面部５は吊持体１６
用の支持体をなす。第１図において、１９はカバーで、
これは外箱１の上端部に装置’ｆｔされており、このカ
バー１９においてその略中夫部には洗−物出入口２０が
形成され、又後部に操作箱２１が形成されている。

さて上記構成の洗濯機によれば、次の効果を得る。

（ａ）　　膨出部５及び凹状球面部５を形成した補強体
２を、外箱１の上端部及び下端部の各隅部のフランジ部
１ａ及び１ｂにねじ止めし、そして膨出部５により脚体
を構成し、又凹状球面部３により吊持体１６支持用の支
持体を構成する様にしたので、外′ｆｖＪ１に従来の如
き別体の支持板や脚体を溶着せずに済み、よって外箱１
を上下面が開放された矩形筒状なる単純形状に形成でき
、この結果、外箱１を化粧鋼板から構成することを可能
になし得、これにて塗装処理を省略できる。即ち、外箱
に支持板や脚体を溶着する構成の場合には、外箱を化粧
鋼板製とするとその溶着の際に化粧鋼板の塗装が剥落し
たりその溶着強度が不充分であったりする問題があって
、外箱を化粧鋼板製とすることができないのが実情であ
った。

（１］）　　本来であれば、脚体たる膨出部５は下方の
補強体２のみに、設は且つ支持体たる凹状球面部６は上
方の補強体２のみに設ければ済むのであるが、この場合
上方の補強体２と下方の補強体２との成形型を別々に用
意し、そして別々の工程にて製作しなければならない面
倒があり、これに対して上記構成では、補強体２に膨出
部５及び凹状球面部３の双方を設けて形状を共通とし、
以て成形型の共通化を図ったので、製作工程の簡略化を
図り得る。

（Ｃ）　　補強体２を外箱１の各隅部に取付けるので、
該各隅部を補強し得る。

（ｄ）シかもこの場合、補強体２の側端部に形成した溝
部６を外箱１の各隅部のフランジ部１ａ及び１ｂＫｉ１
４合せしめること及び該溝部６と嵌合するフランジ部１
ａ、１ｂに対しその状態で補強体２をねじ止めすること
の（・日東効果により、該補強体２を各隅部に極めて強
固に取付は得、逆にＨえば、外箱１の各隅部を確実に′
Ｍ着でき、よって該各隅部の補強を−ｊ嗜強化でき、総
じて外箱全体の強度を高め得る。

次に第７図及び第８図は本発明の第２実施例を示し、該
実施例において（は、補強体２２の構成が上記第一実施
例の補強体２と若干具なる。即ち、該補強体２２は、溝
部６の下壁部６ａが外箱１の内面に当接する様に突出さ
れた構成となっており、而してこの第二実施例によれば
、上記第−実施例と同様の効果を奏する他に、補強体２
２が例えば第７図中矢印方向の力全受ける様な場合でも
、この力に充分に抗し得、よって一層強す強度を得るこ
とができ、しかも溝部６の上壁部６１）はカバー１９の
度付けの際のガイドとして有効であるといった効果を奏
する。

尚、上記した各実施例では外箱１を塗装処理済の所謂化
粧鋼板にて形成しだが、外箱１は未塗装の一般鋼板によ
り形成してその後に塗装処理する様にしてもよく、この
場合、外箱１は従来の脚体や支持体が存しないところの
単純形状をなすので、塗装処理を容易に行ない得る。

その他本発明は上記し且つ図示に示す各実施例のみに限
定されず、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施
し得る。

〔発明の効果〕

本発明は以上説明した様に次の効果を得ることができる
。即ち、外箱を、従来とけ異なり脚体や支持体の無い矩
形筒状なる単純形状に形成できるので、該外箱の塗装処
理を簡単ならしめ得る。！。

た、外箱の上端部及び下端部の各隅部に設けられる補強
体を共通什しだので、製作工程の簡略化を図り得、総じ
て生産性の向上を図り得る。し、かも補強体の側端部に
溝部を形成すると共に該溝部を上下に貫通するねじ用孔
部を形成し、補強体を、外箱の各隅部におけるフランジ
部に溝部を嵌合イしめた状態にてねじ用孔部でのねじ止
めにより固着する購成としたので、外箱の各隅の補強を
図り得ると共に外箱全体の強度の強化も大いに図り得る
。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第６図は本発明の第１実施例を示し、第１図
は全体の縦断側面図、第２図は上方の補強体部分の拡大
平面図、第３図は同部分の拡大縦断側面図、第４図は同
部分の拡大分解斜視図、娘５図は下方の補強体部分の拡
大下面図、第６図は同部分の拡大縦断側面図であり、そ
して第７図及び第８図は本発明の第２実施例を示す夫々
第３図和尚図及び第４図相当図である。 図中、１は外箱、１ａ及び１ｂはフランジ部、２け補強
体、３は凹状球面部、４け孔部、５は膨出部、６は溝部
、７１叶ねじ用孔部、９はねじ、１０は水受槽、１１け
弾性吊持機構、１６は吊持棒、２２け補強体である、 第２　Ｍ 第３　Ｍ 第４　口 第５図 ９ 第６　図 第７　図 第８　図 ５９

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　夫４ブフスチツクにて共通形状に型成形されたも
   のであって且つ孔部を有する凹状球面部及びこれとは反
   対側に突出する膨出部を形成しさらに側端部に横向きの
   スリット状の溝部を形成すると共に該溝部を上下に貫通
   するねじ用孔部を形成した補強体を、上下面が開放する
   様に形成された略矩形筒状の外箱の上端部及び下＠部の
   各隅部に、該各隅部において内方へ突出するフランジ部
   に対し前記溝部を嵌合せしめた状態にて前記ねじ用孔部
   でのねじ止めにより固着したを特徴とする洗濯機。 ２、補強体はｌ薄部の下壁部が外箱の内面に当接する様
   に突出する構成であることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項に記載の洗濯機。