JPS59201390A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPS59201390A
JPS59201390A JP7578283A JP7578283A JPS59201390A JP S59201390 A JPS59201390 A JP S59201390A JP 7578283 A JP7578283 A JP 7578283A JP 7578283 A JP7578283 A JP 7578283A JP S59201390 A JPS59201390 A JP S59201390A
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JP
Japan
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choke groove
choke
door
heating chamber
partition plate
Prior art date
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Application number
JP7578283A
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English (en)
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JPH0129318B2 (ja
Inventor
博文 吉村
信夫 池田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高周波誘電加熱を主に食品を加熱する為に応用
した電子レンジと呼ばれる高周波加熱装置のドア部分の
シール装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来例えばドアのシール構造としてチョーク溝の一部や
、内部に遅波線路のような複数のスリットを設けること
により、シール性能を高めることはよく知られている。
これらの構造は高周波電磁波をシールする性能は充分で
ちるがチョーク溝やスリットの長さが高周波電磁波の波
長の略4分の1である必要がある。したがって高周波電
磁波が2450 MHz程度の場合は波長が1201+
lK程度になる。しだがってチョーク溝やスリットの長
さは約30fil11の長さが必要となる。チョーク溝
をドアに設ける場合はドアの厚みは約307nmとなり
、かなり厚いドアになってし甘う、故にドアのコストも
高く、加熱室の有効スペースも狭いものとなっていた。
発明の目的 本発明は」二記従来の欠点を解消するもので、ドアの厚
みを従来の半分程度にし、しかも電波遮蔽性能が優れて
いるシール装置を提供することを目的とする。又ドアを
構成する為の部品の数を少なくすることを目的とする。
発明の構成 上記目的を達成するため、本発明のチョーク溝及びスリ
ットは2段構造とすることにより伝搬インピーダンスの
異るチョーク溝及びスリットを設け、チョーク溝及びス
リット部の入口部の巾寸法を短絡部のそれよりも小さく
することにより深さの短いチョーク溝及びスリットを構
成することができる。
これらの原理について説明する。
第1図は従来のチョーク溝の原理図である。
加熱室1側から本体外部2に電波が伝搬して電波が漏れ
るのであるが途中にチョーク溝3を有することにより電
波の伝搬のしかだが変わってくる。
第2図は第1図の等価回路である。
伝送線路の中間にチョーク溝30入力インピーダンスZ
〜が線路に直列に設けられたことになる。
この入力インピーダンス2−を無限大にすることにより
電波は加熱室1側から本体外部2に伝搬しなくなってし
まう。
この入力インピーダンスZ!。はチョーク溝3の深さl
の寸法に関係し次の式で示される。
とこでZRは終端のインピーダンスで、チョーク溝の終
端は短絡であるから0となる。
βは伝搬定数でβ=2π/λで示される。λは高周波電
磁波の波長である。
zo はチョーク溝3内の伝搬インピーダンスで主にチ
ョーク溝3巾方向す寸法に比例し仕切板の故に式(1)
はZ r。:=j Zotanβlとなる。
6 /  ・ ここでzXoを無限大にするにはβeがyr/2になれ
ばよいのであるからe−πhβつまりl=%λとなり、
λが120朋であるならばlは301朋m必要となる。
第3図は本発明のチョーク溝3の原理図である。
第3図においてチョーク溝3は巾の異る、つまり特性イ
ンピーダンスの異なるチョーク溝3を構成している。し
かもチョーク溝3の入口の巾寸法は奥の巾寸法よりも小
さくしている。
次にこのチョーク溝3の入力インピーダンスZr2を求
める。Zr2を求める前に、チョーク溝3の奥の部分の
入力インピーダンスZr、を求めるとZ■+=jZ、t
anβlIとなる。
しだがってチョーク溝3の入口部の入力インピーダンス
zI2は次の式で示される。
・・・・・・・・・(2) ここで4はチョーク溝3の奥の部分の特性インピーダン
ス、4はチョーク溝3の入口部分の特性イ6、−ジ ンビーダンス、石はチョーク溝3の奥の部分の長さ、4
は入口部分の長さである。ここでzf2を無限大にすれ
ば加熱室1内の電波が本体外部に伝搬しないのであるか
ら、(2)式において、Z、−Z、anβl、−tan
βl、=o となればよい。したがってZ2/Z、 =
tar17?l、 tan7?l、にすればよいことに
なる。
たとえば4と4の比すなわちチョーク溝の巾寸法b1と
鳩の比を4:1とするとtanB6. tanβ4=1
/4となる。したがって系と4の合計の長さは約18m
mとなり、第1図の場合に比べて12111m少くなっ
ている。この場合の条件としてはチョーク溝内の電界方
向を一定にする為には& > b+という条件が必要な
ことはいうまでもない。
さらに巾の狭い入口部に誘電体を入れることにより4の
特性インピーダンスは1ATに比例するので等何曲にb
2は小さくできる。
実施例の説明 以下、本発明の実施例について、図面に基づいて説明す
る。
第5図において、据置きタイプのコンロ4の上7、、、
、−5 部に換気を兼ねた高周波加熱装置である電子レンジ本体
5が棚6の下に吊り下げられている。電子レンジ本体5
はコンロ4の換気の為の収気ロアとコンロ部の照明装置
8を有している。
又電子レンジ本体5には開閉自在なドア9と電子レンジ
の操作パネル10、ドア9を開閉する為のレバー11、
換気スイッチ12、照明スイッチ13を有している。
第6図は電子レンジ5と棚3の断面図である。
照明装置8としては螢光灯14が設けられ、ガラスで作
られた照明用カバー15で保護されている。
コンロ4からの水蒸気や熱はフィルター16を通す、ク
ロスフローファン1γにより外に排出される。電子レン
ジ本体の加熱室1の下部にはマグネトロン(図示せず)
からの高周波電磁波が、導波管18及びプーリー19で
回転される回転アンテナ20を通じて供給されている。
又回転アンテナ2oの上部には低損失誘電体で作られた
皿21が配置されている。
加熱室1の前面にはとンジ(図示せず)によシ開閉自在
なドア6が設けられている。
第7図は第6図の要部断面図である。
第7図において加熱室1の開口部には開口周縁部22が
設けられている。一方ドア9は加熱室1開口部に開閉自
在に設けられている。ドア9は、チョーク溝3を構成す
る金属板で作られたドアA23と、ドアA23の表面に
は、加熱室1の内部の状態が見えるように透明誘電体で
作られたドアスクリーン24が設けられている。又ドア
人23の加熱室部分は、加熱室1内部の様子が見えて、
加熱室1の電波が洩れないように小孔が複数個設けられ
、ドア人22の加熱室側には加熱室1内の蒸気などがド
ア9の中に入らないように透明誘電体で作られたシート
26を占有している。
開口周縁部22に対向して設けられたチョーク溝3の中
に複数のスリット29を有する仕切板27を配置してい
る。仕切板27によりチョーク溝3の入口部分の巾を狭
くし又奥の部分を広くしている。又仕切板27によって
仕切られたチョーク溝3の外側の第2のチョーク溝28
も入口部分を狭97ミ・ くする為に、適宜仕切板の先端部分を曲げてチョーク溝
3と第2のチョーク溝28をほぼ同一形状としている。
第8図は第7図のA −AZ線における断面図であり、
仕切板27は複数のスリット29を有しており、スリッ
ト29もチョーク溝3の形状と同様にスリット29の入
口部分の巾を、奥の部分の巾よりも狭くして、巾の狭い
部分に誘電体3oを充填している。
第9図は第7図の仕切板27の拡大斜視図である。
このように本実施例によれば、特性インピーダンス(巾
)の異なるチョーク溝及びスリットを接続することによ
り使用波長の4分の1以下の寸法で実質的に使用波長の
4分の1であるという効果を有する。したがってチョー
ク溝をドア9に設けた場合薄いドア9が構成できるとと
になる。又仕切板の折り曲げによりチョーク溝の巾を変
えているのでチョーク溝は一つの部品だけで構成できし
かも同一形状のチョーク溝が2つ構成できるので107
、、−ジ 電波遮蔽効果はさらに向上する。
又第1o図は本発明の他の実施例の要部断面図である。
仕切板27をチョーク溝3に対して対称に折り曲げて、
同一形状のチョーク溝3と第2のチョーク溝28を構成
している。第10図は本発明の他の実施例の要部断面図
である仕切板27の加工性を上げる為に、曲げ方向を変
えてチョーク溝3と第2のチョーク溝28を構成してい
る。
第11図は第10図の仕切板27の拡大斜視図である。
発明の効果 以上のように本発明によれば次の効果を得ることができ
る。
(1)使用波長の4分の1以下の深さでチョーク溝を構
成することができるので、チョーク溝をドアに設ける場
合はドアを薄く設計できる。
(噂 上記理由の為に庫内の有効寸法が増加し、特に、
高周波加熱器本体をキャビネット内にビルトインする場
合は本体がキャビネットより異常に突き出すことはなく
、デザインもすっきりす11/−5・ る。
(3)チョーク溝の入口部分に誘電体を充填することに
より、寸法が安定し又特性インピーダンスが低くなるの
でさらにチョーク溝を浅くすることができる。
(4)チョーク溝が浅いので、チョーク溝を一枚の金属
板を絞るだけで構成することができ、構成部品が非常に
少なくなる為に大巾なコストダウンが期待できる。
(5)同一のチョーク溝が2個構成できるので遮蔽性能
が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のチョーク溝の原理図、第2図は第1図の
等価回路図、第3図は本発明のチョーク溝の原理図、第
4図は第3図の等価回路図、第6図は本発明の一実施例
である高周波加熱装置の要部斜視図、第6図は第6図の
断面図、第7図は第6図の要部断面図、第8図は第7図
のムーム′線における断面図、第9図は第6図の仕切板
の拡大斜視図、第10図は本発明の他の実施例の要部断
面図、第11図は第10図の仕切板の拡大斜視図である
。 3・・・・・・チョーク溝、27・・・・・・仕切板、
28・・・・・・第2のチョーク溝、29・・・・・・
スリット。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 @3図 第4図 第5図 OOG 0 匡         fl (2 j3 5 田[[> 1>  0OOO PCP 4三三三三=♂     4 第6図 6 特開昭59−201390(5) f 0 第9図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)本体内に被加熱物を加熱する加熱室と、前記加熱
    室の開口の一部に開閉自在なドアと、前記加熱室の開口
    の周辺に開口周縁部と、前記開口周縁部あるいは前記ド
    アのいずれか一方に設けられたチョーク溝と、前記チョ
    ーク溝内に複数のスリットを有する仕切板とを備え、前
    記仕切板と仕切板との間にはスリットを設けるとともに
    前記仕切板によりチョーク溝を形成し、前記チョーク溝
    を有効断面積をほぼ同一とする2つのチョーク溝に前記
    仕切板で仕切る構成とし、前記チョーク溝の入口の巾寸
    法を奥よりも狭い構成とした高周波加熱装置。
  2. (2)  スリット及びチョーク溝の入口部分に低損失
    誘電体を入れた構成とした特許請求の範囲第1項記載の
    高周波加熱装置。
  3. (3)スリット及びチョーク溝の短絡部の形状は巾2、
    、。 寸法よりも奥行寸法を長くする構成とした特許請求の範
    囲第1項記載の高周波加熱装置。
  4. (4)チョーク溝を一枚の板金で構成した特許請求の範
    囲第1項記載の高周波加熱装置。
JP7578283A 1983-04-28 1983-04-28 高周波加熱装置 Granted JPS59201390A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7578283A JPS59201390A (ja) 1983-04-28 1983-04-28 高周波加熱装置

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JP7578283A JPS59201390A (ja) 1983-04-28 1983-04-28 高周波加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59201390A true JPS59201390A (ja) 1984-11-14
JPH0129318B2 JPH0129318B2 (ja) 1989-06-09

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ID=13586124

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JP7578283A Granted JPS59201390A (ja) 1983-04-28 1983-04-28 高周波加熱装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5378457A (en) * 1976-12-22 1978-07-11 Hitachi Heating Appliance Co Ltd High-frequency heater

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5378457A (en) * 1976-12-22 1978-07-11 Hitachi Heating Appliance Co Ltd High-frequency heater

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JPH0129318B2 (ja) 1989-06-09

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