JPS59200016A - 過給装置付内燃機関 - Google Patents

過給装置付内燃機関

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JPS59200016A
JPS59200016A JP58073623A JP7362383A JPS59200016A JP S59200016 A JPS59200016 A JP S59200016A JP 58073623 A JP58073623 A JP 58073623A JP 7362383 A JP7362383 A JP 7362383A JP S59200016 A JPS59200016 A JP S59200016A
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JP
Japan
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temperature
intake air
compressor
throttle valve
pressure
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Pending
Application number
JP58073623A
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English (en)
Inventor
Kan Nishiyama
西山 「つぶら」
Yujiro Oshima
大島 雄次郎
Nobuyuki Mori
信之 森
Noboru Shibayama
柴山 登
Minaji Inayoshi
三七二 稲吉
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Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
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Publication date
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Priority to JP58073623A priority Critical patent/JPS59200016A/ja
Publication of JPS59200016A publication Critical patent/JPS59200016A/ja
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B29/00Engines characterised by provision for charging or scavenging not provided for in groups F02B25/00, F02B27/00 or F02B33/00 - F02B39/00; Details thereof
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は過給装置付内燃機関の改良に関するものである
ディーゼル機関は始動時又は冷間時(始動後2〜20分
)又時として暖機後の低エンジン回転数極低負荷時に白
煙や炭化水素(HC)の放出が多い欠点がある。そして
この種の機関は騒音の低減や低燃費のため低圧縮比化す
ると圧縮終りシリンダ内ガス温度が下りこの欠点が一層
著しくなる。
これの防止法としては■ 可変圧縮比 ■ シリンダ内
ガス又は吸入空気の電熱加熱 ■ 吸入マニホールド内
でバーナによる加熱等が従来考えられている。前記■は
構造が著しく複雑で信頼性に之し<、−!た0は消費電
力が小型機関でも200〜400Wとなりごく短時間の
加熱を除いては両差である。■は小型機関に於ては微少
燃料のコントロールが困難で吸入空気の酸素(o2)が
消費され酸欠となりシリンダ内の燃焼を妨げる。
そこで9本発明の目的とするところは、前記従来の種々
の欠点を改善するため、電熱やバーナで吸入空気を加熱
する代りに、過給装置を構成する関を提供することにあ
る。
すなわち9本発明は、前記圧縮機をエンジンの特定運転
状態で駆動せしめて吸入空気の流通促進を図って燃焼室
直前での押し込みを図りあたかも断熱圧縮を実奏して該
吸入空気の温度上昇又は吸入空気の圧力上昇せしめ前記
圧縮機の出口温度を高める。いわば吸入空気の加熱装置
として構成し。
しかもシリンダ内でのピストンの上昇も相まって断熱圧
縮され、圧縮終りのガス温度を著しく高めようとする空
気加熱型過給装置付内燃機関である。
さらに1本発明の内燃機関は、圧縮終りの圧力も上昇せ
しめることにより内燃機関の低速低負荷において1着火
遅れを短かくすると共に、燃焼速度も早くする。このた
め1本発明の内P機関は、従来問題とされていた白煙や
炭化水素(HC)の放出や騒音を著しく低減でき、前記
吸入空気の温度や圧力の上昇には必要最小限の郷関動力
の消費とするために吸入温度や負荷によって前記過給装
置の作動をフントロールするようにしたものである。
以上要するに本発明はいわば可変圧縮圧力機関を提供し
て従来のディーゼル機関(エンジン)における欠点を取
り除くことを目的とするものである。
ここで本発明の空気加熱型過給装置付内燃機関は、あく
までもエンジンの冷間時、負荷の軽いとき、始動時等に
おいていわば加熱装置としての圧縮機により吸気の昇温
を図ってエンジンの圧縮終りのガス温度を著しく高めて
燃焼を改善し白煙や炭化水素(HC)の放出や騒音を著
しく低減せんとするものであ−て、従来のいわゆる過給
機料−“1ンジンが出力(トルり)増大を図らんがため
、吸気の大幅な過給と燃料供給量の増大を図って出力制
御するものとは根本的に相違するものである。
本発明は、吸入空気を流通する吸気通路の外気取入口と
燃焼室直前の吸入弁との間に内燃機関により駆動され吸
入空電を外圧・昇温する空気圧縮機を設けるとともに、
該圧縮機の入口および出口をバイパスする通路を設け、
当該通路に絞り弁(以下第1の絞り弁という)を設け、
さらに前記圧縮機出口と前記吸入弁との間に絞り弁(以
下第2の絞り弁という)を設け、かつ当該絞り弁と前記
圧縮機出口との間に該圧縮機からの吸入空気を貯留すべ
き貯留室を連通して過給装置を構成し、内燃機関の特定
の運転状態で前記過給装置を駆動又は前記各校り弁の少
なくとも一方を制御せしめ前り 記バイパスする通路を通じて吸気を過給又は吸気の昇温
を行なうようにしたことを特徴とする過給装置付内燃機
関である。
以上要するに本発明は、所定容量の貯留室を圧縮機出口
と第2の絞り弁との間に設けることにより。
内燃機関の特定の運転状態で代表的には始動時において
、スタータを回転させるときには、圧縮機は低回転であ
り吸入空気の昇温・昇圧が十分でを壬ない。かかる不十
分に昇温・昇圧された吸入空気t。
り貯留室へ効率良く速やかに貯留を図って達成するので
ある。しかるのち、比較的低い温度の燃焼室内へは、第
2の絞り弁を開く(半開〜全開の領域で)ことにより貯
留室内の高温・高圧の吸入空気が流出して瞬時に供給さ
れ燃焼室での熱損失は最小限とし該吸入空気の燃焼室へ
の充填効率を高めて以後の燃焼を大幅に改善することが
でき9例えば、燃焼の着火を促進することができるので
ある◇このことは1本発明者らが既に案出した特願昭5
7−720220号の改良、改善を図るものであって、
これまでは圧縮機の低回転時、折角吸入空気の昇温・外
圧を図って、さらには第2の絞り弁の紋り効果によって
前述の高温・高圧の吸入空気の温度上昇を図っても流通
過程ならびに比較的低い温度の燃焼室で冷されてその熱
損失は比較的大きく冷間時の始動性に迅速性9円滑性等
をやや事欠いていたが本発明はこれを克服するものであ
って、さらには外気、冷却水温が著しく低い場合。
あるいは粗悪燃料の使用の場合、エンジンの圧縮比が低
い場合等の始動に対して苛酷な条件であっても本発明は
上述のごとき実用上有意義な作用効果を奏する。そして
1本発明は第4図々示のようの運転状態はもとよりその
他の広域な運転状況。
代表的にはアイドル時からの急発進、急加速においても
、貯留室に対する吸入空気の貯留速度、温度および圧力
の制御が可能であり、さらに加えて貯留室からの高温、
高圧の吸入空気の流出量の制御が可能であり、従って、
燃焼室内へ供給する吸入空気の温度と圧力と流量の制御
が可能でその他前述したとほぼ同様の作用効果を実奏し
これらのことは前述のごとく第3の絞り弁を配設せずに
第2の絞り弁の配設した貯留室のみの場合でも同様であ
る。
ここで前述の貯留室は吸入空気の流通路自体を膨出した
構造や第1図、および第2図々示のように吸入空気の流
通路に独立して分岐連通した構造を採り得て、この場合
貯留室は第1および第2の絞り弁と圧縮機出口との連通
路をも含む構成である。その他貯留室はその内部を断熱
木構造とし。
吸入空気から貯留室壁部への熱損失の著しい低減を図り
吸入空気のさらに一層の昇温、昇圧の著しい促進を図る
構成とすることもできる。
また1本発明にあっては前記過給装置が、内燃機関の特
定運転状ないとして冷間時における燃料供給量、冷却水
温、吸気温、油温、内燃機関の回転数及び圧縮機の回転
数の少なくとも一つに対応して駆動せしめ、又は前記各
校り弁の少な(とも一方を制御せしめ前記バイパスする
通路を通じて吸の 気娠過給又は吸気の昇温を行なうようにしたことを特徴
とする過給装置付内燃機関である。         
    今Nma x/ 2〜Nma x/ 8以下の
少なくとも低負荷域。
及び冷間もしくは温間時における全負荷で回転数がNm
a x/2〜Nmax/3以下の少なくとも−の運転状
態で駆動され、−II記バイパスする通路を通じての 吸気を過給又は吸気の昇温を行なうようにしたごとを特
徴とする過給装置付内燃機関である。
シカも9本発明にあっては前記バイパスする通路に設け
た第1の絞り弁かバキニームポンプの負圧又は内燃機関
の油圧により開閉制御せしめ吸気の圧力又は温度を調整
するようにしたことを特徴とする過給装置付内燃機関で
ある。
また2本発明は前記過給装置の圧縮機が回転駆動源との
間に変速装置を配役せしめ回転を変速するようにしたこ
とを特徴とする過給装置付内燃機関である。
さらに本発明は、前記変速装置によって内燃機関の始動
時の回転数が1100Orpより小のとぎ前記過給装置
の圧縮機を冷却水温および吸気温又はこれらのいづれか
一方を検出して制御せしめるようにしたことを特徴とす
る過給装置付内燃機関である。
しかも本発明は、前記過給装置の圧縮機に加えて回転数
Nmax/4〜Nm1x/3以上の運転時に駆動する排
電ダービン過給機を装備することを特徴とする過給装置
付内燃機関である。
かかる本発明は、特定運転状態である始動時又は始動間
もない冷間時等にあって、過給装置を駆動せしめて前記
バイパスする通路を通じて吸t4過給又は吸気の昇温を
行なう。すなわち、過給装置を構成する圧縮機の駆動に
伴って吸入空気の流通を促進して該吸入空気の外圧、外
温を図るのである。しかも前記バイパスする通路に設は
過給装置を構成する第1の絞り弁の開度な絞ることによ
り吸入空気の流通に対し一種の絞り効果を付与して該吸
入空気の外圧、昇温をもたらすのである。
さらに加えて、前記圧縮機出口と前記吸入弁との間に設
は過給装置を構成する第2の絞り弁の開度をも絞ること
により圧縮機出口より流出する吸入空気に対しても一種
の絞り効果を付与して前述の吸入空気の昇温に加えてさ
らに圧縮機出口における吸入空気の温度を上昇すること
ができ、吸入物気の温度上昇幅を著しく拡大することが
できる。
このとき、前記圧縮機出口と前記吸入弁との間に設けた
第2の絞り弁はその開度を絞ることにより。
吸入弁直前の圧力は負圧となり燃焼室内における排気ガ
スの残存量の割合が増すこととなる。このため、前述し
た通り予め外圧、昇温されて燃焼室内に吸入された吸入
空気には、かかる排気ガスが極めて高温でありこの温度
が付与され効率良く昇温されるのである。さらに加えて
前記圧縮機は変速装置により所定の変速比で駆動するこ
とにより吸入空気の流通を著しく促進して燃焼室It前
での吸入空気の押し込みを図ってあたかも吸入空気を断
熱圧縮せしめて前述よりさらに吸入空気を昇温。
昇圧することができ、しかも吸入空気の燃焼室への充填
効率を高めて、以後の燃焼を改善することができる作用
効果を奏するのである。しかもシリンダ内でピストン上
昇によって断熱圧縮され圧縮終りのガス温度を著しく上
昇せしめることにより以後の燃焼速度を速めかつ着火遅
れを著しく減少することができる。このため本発明の過
給装置付内燃機関は従来問題とされていた白煙や炭化水
素(HC)の放出や騒音を著しく低減でき、あたかも吸
入空気を加熱したり圧縮比を高くしたのと同様またはそ
れ以上の作用効果を奏するのである。
前述の圧力、温度の上昇には機関動力を消費するから吸
入温度や負荷によって過給装置の作動をコントロールし
1本発明はいわば可変圧縮圧力機関であってディーゼμ
機関(エンジン)の欠点を取り除くことができる。
第1図乃至第1図に示す一実施例の過給装置付内燃機関
は具体的にはディーゼルエンジンDEであり、吸入空気
を流通する吸気通路IPの外電取入口10と燃焼室上↑
の直前の吸入弁佇との間にエンジンDEにより駆動され
吸入空気を昇圧・昇温する空気圧縮機MCを設けるとと
もに、該圧縮機MCの入口12および出口1Bをバイパ
スすす る通路BPを設け、当該通路BPに第1の絞り弁TV、
  を設け、さらに前記圧縮機MCの出口13と前記吸
入弁]≠V“との間に第2の絞り弁T V、を設け、か
つこの第2の絞り弁TV2 と圧縮機MCの出口13と
の間に貯留室STを連通して過給装置を構成し、内燃機
関の特定の運転状態で前記過給装置を駆動又は前記各校
り弁TV+ 、  TVIIの少なくとも一方を制御せ
しめ前記バイパスする通路BPを通じて吸気の過給又は
吸気の外温を行なうと共に該昇温・昇圧された吸入空気
を貯留室18T内に効率良く速やかに貯留して吸入空気
のさらに一層の高温・高圧化を実奏するように構成され
ている。
さらに詳述すれば、過給装置の圧縮機MCはルーツやベ
ーンタイプの容積型圧m1.(メカニカルチャージャ)
を歯車、■ベルト、タイミングベlレト等の伝達要素R
によってディーゼルエンジンDEの回転軸1と回転連絡
しである。空気吸入系としてはエヤクリーナCからバイ
パスする通路B PJl−通じて圧縮機MCに入り圧縮
された空気がエンジンDEの燃焼室内に吸入されるよう
に構成されている。圧縮機MCには高速時等エンジンに
よる駆動力減少のため電磁クラッチCLを有し、かつ。
過給装置の圧縮機MC出口18の圧力(エンジン吸入空
気)調整用に過給装置の圧縮機MCの入口12、出口1
8を直結する通路BPに第1の絞り弁T V 、を有す
る。そしてエンジンの特定の運転状態である始動時又始
動間もない冷間時にあってはシリンダ壁、燃焼室壁の温
度が低く、エンジン回転数の低い時はシリンダ内で壁面
によって圧縮空気が冷される。
従って、前記過給装置の圧縮機MCは、前記エンジンの
特定運転状態として冷間時における燃料供給量、冷却水
温、吸完温、油温、エンジンの回転数及び圧縮機の回転
数の少なくとも一つに対応して駆動せしめ、又は前記各
校り弁TV0.TV2の一層なくとも一方を制御せしめ
前記バイパスする通路BPを通じて吸気?過給又は吸気
の昇温を行なうように構成されている。さらに具体的に
は、前記過給装置の圧縮機Meは前記エンジンの特定運
転状態としての冷却水温40℃〜70℃以下1回転・数
Nmaz/2〜Nmax/ 3以下の少なくとも低負荷
域、及び冷間もしくは温間時における全負荷で回転数が
Nm a x/ 2〜Nma x / 3以下の少なく
とも−の運転状態で駆動され、前記バイパヌする通路B
Pの を通じて吸気を過給又は吸気の昇温を行なうように構成
されている。本実施例にあってはシリンダ。
ピストンの各壁面温度の低い冷間時(水温又は油温41
0〜70′C以下)では温度センサTCによって電磁ク
ラッチCLをONとし第2図々示のようにバキュームア
クチュエータVAにオルタネータ2に附属するバキュー
ムポンプ8の負圧を作用させ水温又は空気温センサによ
ってソレノイドバキューム弁RVをコントロールし第1
の絞り弁TV。
を絞る。この他にエンジンの油圧によって第1の絞り弁
TV、を開閉制御してもよい。かがる構成により、エン
ジンは過給装置の圧縮機MCを介して通路BPより高圧
、高温の空気をシリンダ内に吸入する。よって、圧縮終
りの圧力温度が上り以後の燃焼速度を速めて着火遅れを
著しく減少して白煙や灰化水素(I(C)を低減出来あ
たかも吸入空試を加熱したり、圧縮比を高くしたのと同
様な実用上有意義な作用効果を実奏するのである。
このとき第1の絞り弁TV、を絞っても、十分な昇温か
得られない場合がある。この場合には、第2の絞り弁T
 V 2を絞る(全閉ではない)と、圧縮機MCの吐出
圧力が高(なるため、加熱度合を増すことができるので
ある。この場合、エンジン側は吸気を絞られることにな
るため残留ガスの爪が増し、その熱も併せて利用できる
ここで本実施例の作動原理を圧縮機MCの特性図(第5
図々示)によって説明する。横軸はエンジン及び圧縮機
MCの回転数(rpn+)縦軸はエンジン吸気の温度上
昇を℃で表わしたものである。
図中r n + r 11 ”21 ”3  は大気圧
に対する圧力比を表わしr、は第1の絞り弁TV、の全
開に相当する第1の絞り弁TV、を絞って行くと図中r
l + r2r3へと移行する。
また図中ml 、 m2はディーゼルエンジンDEと圧
縮機MCとのマツチング例であってml  で説明・j するとエンジンと組合せた圧縮機MCは回転数の上昇と
ともに第1の紋り弁TV、全閉でml線を作動する。0
3点で第1の絞り弁TV、を開き始め圧力比をL3に保
つと更に回転の上昇とともにr3上を作動する。
図中”I + r; + r3はそれぞれの圧力比のと
き第2の絞り弁T V x  を絞ることによって実現
出来た温度上昇である。
絞り弁T V 2を絞ると0゜に移行し温度上昇は約2
4″Cとなって有効適切に加熱出来る。
さらに前に述べたように冷間、低速時等は灰化水素(H
C)、白煙、騒音等の欠点があるが、これを除くに必要
な要求空気温度上昇は第5図中。
Xの破線で示すことが出来る。
従って冷間、低速時又は始動時におけるコントロールは
X線上で圧縮機MCを作動させることであり、一方全負
荷時の出方向上には第5図中のml−r、 上に作動す
るようコントロールすることである。本過給装置は圧縮
機Mc、第1の絞り弁TV、 、第2の絞り弁Tv2と
各センサによってこの両方の作動をエンジンの運転状I
!uに応じで行うことにある。
そして、エンジンの回転数が低い稈、シリンダ内の空気
は冷され易いから低速時に十分な過給装置の圧縮機MC
の出口圧力が必要である。このためには過給装置の圧縮
機MCとディーゼルエンシフDEの回転軸1との間のプ
ーリ比を増速側で使い過給装置の圧縮機MCの回転を高
くしたい。しはない。従って、過給装置の圧縮機Mcの
使用は壁温影響の大きいNma x/ 2〜Nma x
/ 8  以下程度で使用し、これ以上の回転数ではエ
ンジン又は噴射ポンプに取り付けられてしする回転数セ
ンサRCによって得た信号で電磁クラッチCLをOFF
とし過給装置の圧縮機MCを停止する。
また、温間時にあっても灰化水素(HC)の低減用に低
速時の負荷の小さい燃料の噴射量の極小時に噴射量セン
サFC又はラック位置、バキュームポンプのコントロー
ルし÷パー位置センサsc等よりの信号で電磁クラッチ
CLをON第1の絞つ弁TV、を閉とすれば燃料消費は
やや増大するが温度が上るので騒音、炭化水素(HC)
を低減出来る。
さらに噴射量が増大し最大噴射量に近づ(と上記各セン
サにより電磁クラッチCLをON、第1の絞り弁TV、
を閉とすると過給装置の圧縮機MCにより圧縮された空
気がディーゼルエンジンの燃焼室につめ込まれ、いわゆ
る機械過給エンジンとなるので空気量が増大し噴射量を
増加出来るので低速側のヱンジン出力(トルク)をいち
じるしく増大することが出来る。
これらのコントロールは噴射ボンデPの噴射量センサF
C,(ラック位置、コントロールレバー位置センサSC
)とエンジンジャケット内水温センサWC(エンジンオ
イル温度センサOCでモ可)とエンジン回転数センサR
Cの信号をコントローラ4にみちびきあらかじめ設定さ
れた条件にて電磁クラッチCL、バキー−ムアクチュエ
ータVA。
第1の絞り弁TV、を制御する。
ここで、前述した第1図乃至第3図々示の実施例の過給
装置付内燃機関における作動状況を便宜的に表12表2
に示す。
なお、上記実施例ではバキュームポンプ3の負圧で第1
の絞り弁TV、を開閉制御する場合を示したが本実施例
に限らす2この他にエンジンの油圧を利用して油圧アク
チーエータ(図示せず)で第1の絞り弁TV、を制御し
てもよく、上述の実施例とほぼ同様の作用効果を奏する
次に9本発明のその他の実施例につき説明する。
さらに第2の絞り弁TV2を大きく絞り過ぎるとエンジ
ンの吸入ポンプ損失が生じることもあるので第2の絞り
弁TV2のほかに変速装置(可変増速機)VTを設は第
6図の圧縮機MCを高回転側に作動点を移すと効果的で
ある。また、$6図々示の変速装置VTは第2の絞り弁
TV2のコントロールと同様にエンジン回転数、吸究温
度、水温等に対応して行う。
すなわち、冷間始動性を改善するのも同様であってディ
ーゼルエンジンDEの始動クランキング回転数(150
〜800rpm)でも充分な過給装fit ii’) 
圧M 機M Cの出口圧力を得るため第6図々示のよう
に過給装置の圧縮機Meに変速装置VTを追加しコント
ロー″74より過給装置MC回転数を制御すると始動に
従来のような電気加熱が不用となり火花点火式ガソリン
エンジンと同様の始動が可能となる作用効果を実奏する
とともに、その他上記実施例とほぼ同様の作用効果を奏
するのである。ここで@2の絞り弁TVpを大きく佼る
と、この第2の絞り弁T V 2と吸入弁との間の吸気
圧力が下がるゆえに吸蔵量が著しく減少してンリンダ#
牛内に残存する排気ガス量が増大するがために以後の燃
焼を悪化して白煙や炭化水素(HC)の発生をもたらす
こととなる。
しかしながら本実施例にあっては、この第2の絞り弁T
■2と吸入弁との間とに吸気圧力を検出する圧力センサ
(図示せず)を配設することにより吸気圧力を検出する
ように構成しである。
よって9本突施例にあってはかかる負圧が大なる場合に
は圧力センサからの出力信号により変速・) 装置VTの変速比を大とし第2の絞り弁TV20開度は
負圧が例えば1100nH以内の絞り状態にすることに
より吸気の湿度、圧力を高めてυ1気ガスの残存量を低
減して以後の燃焼を良好とし、白煙や炭化水素(HC)
の発生を防止することができる実用上の作用効果を奏す
る。なお、上述の例と同一部分は同一符号を示して詳述
は省略したが以下同様である。
ここで、前述した第6図々示の実施例の過給装置付内燃
機関における作動状況を便宜的に表2゜/1−−−−−
−−−−−一−−一−−−−−一−−−1設なお、前記
表1および表8において、冷間始動時の作動状況はこの
他に、吸入空気(外霞)および冷却水温が一10〜5℃
以上の条件下では電磁クラッチ(CL)、第1および第
2の絞り弁TV+。
T V aの作動状況は表1および表3と同様であって
吸入空気(外気)および冷却水温が一10〜5℃以下の
条件下では表1に関しては電磁クラッチ(CL)はON
、第1の絞り弁(TVI )は絞り、また第2の絞り弁
(TV2)は10〜80seo間又は貯留室ST内の空
気温度が10〜50℃に上昇するまでは絞り、上昇後は
その絞りを緩和し、さらに表8に関しては上述に加えて
変速装@(VT)の変速比を大としその後通常に戻した
り、これらの組合せ制御を行う作動状況を採り得るもの
である。
また、前述の過給装置の各圧縮機MCはベーンタイプに
限らずルーツタイプ、ピストンタイプ、)1スクリユー
タイプ等のいわゆる容積型圧縮機ならば同様の作用効果
を奏するのである。上述の過給装置の圧縮機MCはエン
ジンにより駆動される機械式のため圧力比をあまり高く
とれず1,8〜L4が限度である。従って更に圧力比を
高くし高出力機関にするためには第7図に示すように排
気タービン過給機TBを直列に配設する。すなわち、こ
の排気タービン過給機TBは、排気ガヌのエネルギーを
排気タービン5で回収して有効利用し駆動源として遠心
過給機6を駆動する過給機(ターボチャージャ)TBで
ある。この場合は機械過給の受は持ち範囲は始動からN
max/2〜Nmax/3以下で1またNma x/ 
4 NNma x / 3 以上を排気タービン過給機
TBに受は持たせ1重複する部分を設けて当該部分にト
ルクの増大とスムーズなコントロールを行えるといった
実用上多大な効果を奏する。
例えばエンジン回転数Nmaxを4000rpmとすれ
ば圧縮機MCは2000〜1800rpmであり排気ゲ
ービン過給機TBはlooo−180orpmである。
さらに2本過給装置付内燃機関は第8図々示のように吸
入空気温度、圧力、燃料噴射量、エンジン速度等を各セ
ンfTC,WC,QC,FC,SC,ZCにより検出し
てこれをフィードバックして電磁クラッチCL、変速装
置VTおよび第1の絞り弁TV、をコントロールするこ
とができ前述とほぼ同様な作用効果を奏する。
本発明は前記各実施例の適宜選択組合せ、さらに特許請
求の範囲を逸脱しない範囲での幾多の変更、変形の態様
を採り得るものである。すなわち−例としては、電磁ク
ラッチCLは、変速装置VTとの関連で必要に応じて省
略してもよく、変速装置VTを具備しない態様にあって
は電磁クラッチCLは必要である。
また、前述の各態様にあっては、前述した排気タービン
過給機TBを適宜選択組合せ可能であって、始動からN
max/ 2〜Nmax/ 8 以下を前述の過給装置
における圧縮機MCにより受は持たせ。
またNma x / 4〜Nmax/8  以上を排気
タービン過給機TBにより受は持たせることにより1両
者の重複する部分を設けて当該部分のトルクの増大と安
定2円滑な制御を実奏するといった実用上多大な効果を
奏するのである。
以上要するに本発明は、圧縮機出口と第2絞り弁との間
に貯留室を設けたことを特徴とし、始動困難な寒冷時に
始動初期(スタータが回転し始め。
未だ着火に到らない時期)に第2絞り弁を絞る(あるい
は完全に閉じる)ことにより、圧縮機から吐出される空
気の温度を著しく高温にすると同時にこれを貯留室に蓄
え、その後に第2絞り弁を開いて、高温空気を瞬時に焼
灼室内へ送り込むことにより2着火を完奏促進する実用
上有意義な作用効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明の代表的な実施例をそれぞれ
示す概要図、第4図は本発明のその他の実施例を示す概
要図、第5図は本発明におけるエンジンおよび圧縮機の
回転数と吸気上昇温度との関係を示す線図、第6図乃至
第8図は本発明のその他の実施例をそれぞれ示す概要図
である。 図中  MC・・・過給装置の圧縮機、IP・・・吸入
空気の吸気通路、VT−・・変速装置、BP・・特許出
願人 株式会社 豊田中央研究所 代理人 第7図 第4図 第5図 IUC)C)     2t)t)U  、pmエンジ
゛ン回転 数 第6図 第7回

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吸入空気を流通する吸気通路の外気取入口と燃焼
    室直前の吸入弁との間に内燃機関により駆動され吸入空
    気を外圧・昇温する空気圧縮機を設けるとともに、該圧
    縮機の入口および出口をバイパスする通路を設け、当該
    通路に絞り弁を設け。 さらに前記圧縮機出口と前記吸入弁との間に絞り弁を設
    け、かつ当該絞り弁と前記圧縮機出口との間に、該圧縮
    機からの吸入空気を貯留すべき貯留室を連通して過給装
    置を構成し。 内燃機関の特定の運転状態で前記過給装置を駆動又は前
    記各校り弁の少なくとも一方を制御せしΩ め前記バイパスする通路を通じて吸気を過給又は吸気の
    昇温を行なうようにしたことを特徴とする過給装置付内
    燃機関。
  2. (2)前記貯留室の連通路はその内部に絞り弁をフ 設は該絞り弁の開閉制御により吸気な過給又は吸気の昇
    温を行なうようにしたことを特徴とする特許 関。
JP58073623A 1983-04-26 1983-04-26 過給装置付内燃機関 Pending JPS59200016A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63156426U (ja) * 1987-03-31 1988-10-13

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JPS63156426U (ja) * 1987-03-31 1988-10-13

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