JPS5919976A - 画像記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 良に関し、特に、電子写真感光体（以下、単に感光体と
云う）の如き画像形成体上に形成した乾式トナー像を複
写紙の如き記録体に転写する転写装置が加熱手段をきん
でいるために画像形成体が加熱されるようになる画像記
録装置の改良に関する。

従来、感ソ０体上の乾式トナー像をコロナ放電極を用い
た転写手段゛により複写紙に転写する電子写真複写機に
おいて、感光体支持ドラムの内部に放熱用フィンを形成
して、感光体の温度を冷却するようにしたものは実開昭
ｊ乙−７２０！ｔｇ号、特開昭ｊ乙−７６ψ３１０号公
報等により知られている。しかし乍ら、そのような画像
形成体の冷却方法では、転写装置が加熱手段を含んでい
るために加熱されるようになる画像形成体の冷却方法と
しては不十分であって、転写装置によって加熱される画
像形成体を十分に冷却することができないと云う問題が
ある。

本発明は、転写装置によって加熱される画像形成体が十
分に冷却される画像記録装置の提供を目的としてなされ
たものであり、本発明の画像記録装置は、画像形成体の
支持部材内にヒートパイプと放熱部材からなる冷却手段
を設けたことを的徴とし、この特徴によって上述の目的
を達成したものである。

以下、本発明を１ノ面に基いて説明する。

第１図は本発明に係る画像記録装置の一例を示す概要構
成側面図、第一図、第３図および第１１菌は冷却手段が
設けられた支持部材の例を示す横断面図９部分斜視図お
よび部分側面図、第５図（４）はヒートバイブの軸方向
断面図、同（Ｂ）は横断面百である。

第１図において、／は表面に画像形成体である感光体／
ａを設けられた支持部材である感光体支持ドラムで、矢
印方向に回転し、帯電装着２によって感光体／ａの表面
を一様帯電され、その帯電面に原稿投影装置３によって
原稿りの画像を投影されて静電潜像を形成され、その静
電潜像が乾式現像装置弘によって乾式トナー像に現像さ
れ、その乾式トナー像が電子写真感光体／ａの表面に圧
接する中間転写体Ｓの表面に転写され、その転写された
トナー像が記録押圧体ぶによって中間転写体ｊの表面に
圧接される記録体の複写紙Ｐに再転写され、乾式トナー
像を中間転写体ｊに転写された感光体／ａの表面は除電
装置７によって除電され、そしてクリーニング装置ｔに
よって残存トナーを除かれることにより一回の複写サイ
クルを終了する。

中間転写体ｊは基体ドラムに簿いシリコンゴム層を形成
したもので、感光体ｌａ上の粉体トナー像は中間転写体
ｊを感光体／ａに押圧することにより粘着転写される。

中間転写体！」二のトナー像は押圧体６との接触位１ａ
において、加熱溶融され、複写紙Ｐに転写定着される。

中間転写体Ｓ内には赤外線ランプの如き加熱手段５ａが
設けられていて、中間転写体ｊ上のトナー粉体ｔ」、溶
融状態までは行かないがある程度の温度まで加熱される
。記録押圧体６内にも同様の加熱手段、４ａが設けられ
、抑圧位置において、トナー粉体を溶融状態にまで加熱
し、複写紙Ｐに転写定着する。

以上の如き構成並びに作用により、感光体／ａから中間
転写体Ｓへのトナー像の転写および中間転写体ｊから複
写紙Ｐへの再転写は効率よく行われ、複写紙）゛に転写
されたトナー像はそのま＼定着される。

この第１図の画像記録装置においては、加熱手段を含む
中間転％、ｊ体Ｓおよび記録押圧体６が画像形成体上に
形成した乾式トナー像を記録体に転写する転写装置を構
成している。そして、ｊｂおよびｇｂはそれぞれ必要に
応じて中間転写体ｊおよび記録押圧体乙に対して設けら
れるクリーニング手段、ワ、９′は一対の複写紙送り込
みロール、／θ。

ｌθ′　は送り出しロールである。また、第１図の画像
記録装置では、転写効率が良くて電子写真感光体／ａの
残存トナーが少ないこと、および比較的導電性の乾式ト
ナーを用いていることから、除電装置７に感光体／ａ面
の除電を主にした露光ランプを用いて、完全に除電が行
われる。

以上のような画像記録装置においては、転写装置が加熱
手段を含むものであるだめに、感光体／ａの温度が上昇
してその像形成能が損われ易い。そこで本発明の画像記
録装置においては、感光体支持ドラム／の内部に放熱部
材と結合したヒートバイブ／／からなる冷却手段を設け
て感光体／ａの温度が一定に保たれるようにしている。

第１図はヒートパイプ７ノが感光体支持ドラム／の内部
の円周方向を６等分する位置に組込まれている例を示し
ており、第２１Ｍ　、第３図は円周方向をダ等分する位
置に感光体支持ドラム／の両側から組込まれている例を
示している。勿論、第１図の感光体支持ドラムｌにおい
ても、ヒートパイプ／／は両側から組込まれる。なお、
第ｖ図は第１１２Ｉ乃至嬉３図の例に共通の部分側面を
示している。

ヒートパイプ／／は、第５図に示したような構造からな
り、／／ａが銅合金のような熱伝導性の良い材料からな
るコンテナ、／／ｂが薄い金網を何層か重ねたような毛
管力の大きい構造体からなるウィックであり、ウィック
／／ｂＫ囲まれた内部が蒸気空間／／Ｃになっていて、
コンテナ／／ａの内部に水等の作動液が封入され、その
作動液が冷却部分■においてウィック／／ｂから蒸気空
間／／Ｃに蒸発し、蒸発した蒸気が＋＆熱部分Ｏにおい
て凝縮して蒸気空間／／Ｃからウィック／／ｂに還元す
ることによって効率の良い熱伝導を行うものである。そ
して、第１図乃至第グ図に見るように、ヒートパイプ／
／の感光体支持ドラム／に嵌装されている部分が冷却部
分Ｖとなり、感光体支持ドラム／の側面から突出して放
熱フ・ｒンｌλを取付けられた部分が放熱部分Ｃとなっ
ている。

以上のように感光体支持ドラム／に冷却手段が設けられ
ているから、放熱フィン１２を太矢印で示した冷却風で
冷却することによって感光体支持ドラム／の熱は効率よ
くヒートパイプ／／を介して取り去られ、感光体支持ド
ラム／およびそれに設けられた感光体／ａの温度上昇が
防止される。そして、ヒートパイプｌ／と放熱フィンｔ
２による熱除去効率が良いから、感光体支持ドラム／あ
るいは感光体／ａ＝１だけその近傍に温度検出手段を設
けて、その検出情報により放熱フィン１２への冷却風の
吹き付けを制御して感光体支持ドラム／および感光体／
ａの温度を制御するようにもできる。

感光体として、アモルファスシリコンを用いた実施例で
は、中間転写体と感光体との接触部、即ち、転写部にお
いて、ｑｏ〜／、２０℃の温度になっているがヒートパ
イプによる冷却で感光体はψ〜Ｓθ℃に定常的に保たれ
、安定した画像形成、複写が行われた。なお、感光体の
温度をより安定して維持するためには、前述のように感
光体上の又はその近傍の湿度を検知するセンサーを設け
、該センサーの出力でヒートパイプの放熱フィルに送る
冷却風を制御することが望ましい。

本発明は以上述べた例に限らず、例えば第７図において
中間転写体ｊを除き、記録押圧体６が直接複写紙Ｐを感
光体／ａの表面に圧接させてトナー像を複写紙Ｐに転写
、定着させるようなものであってもよく、また画像形成
体が感光体に限られるものでもない。

【図面の簡単な説明】

第７図は本発明に係る画像記録装置の一例を示す概要構
成側面図、第λ図、第３図および第ψ図は冷却手段が設
けられた支持部材の例を示す横断面図１部分斜視図およ
び部分側面図、第５図（４）はヒートパイプの軸方向断
面図、同（Ｂ）は横断面図である。 ／・・・感光体支持ドラム、２・・・帯電装置、３・・
・原稿投影装置、　　　グ・・乾式現像装置、Ｓ・・・
中間転写体、　　　！ａ・・・加熱手段、乙・・記録押
圧体、　　　　ａａ・・・加熱手段、７・・・除電装置
、　　　　　と・・・クリーニング装置、ｌ／・・・ヒ
ートパイプ、１２・・・放熱フィン。 特許出頼人　小西六写貞工柴株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　画像形成体上に形成した乾式トナー像を記録体に
   転写する転写装置が加熱手段を含む転写装置である画像
   記録装置において、前記画像形成体の★持部材内にヒー
   トパイプと放熱部材からなる冷却手段を設けたことを特
   徴とする画像ｎ己録装置Ｐ！ｔ０ ２　前記画像Ｊｅ成体が電子写真感光体であり、前記乾
   式トナー１象が静電潜像を乾式現像装置により現像され
   たトナー像である特許請求の範囲第１項記録の画像記録
   装置。 ３　前記転写装置が前記画像形成体に圧接して乾式トナ
   ー像を粘着転写される中間転写体と該中間転写体に前記
   記録体を圧接させてトナー像を記録体に再転写させると
   共に加熱して定着させる転写定着手段とからなる喘許請
   求の範囲第１ＪＪｉ又は第２項記載の画像記録装置。 ４　前記転写装置が前記画像形成体に前記記録体を圧接
   させてトナー像を転写させると共に加熱して定着させる
   転写定着手段からなる特許請求の範囲第１項又は第２項
   記載の画像記録装置。 ５、　前記画像形ｈ”Ｌ体又はその近傍の温度を検出す
   る測温手段及び該測温手段の検出信号に基いて前記冷却
   手段の作動を制御する制御手段が設けられている特許請
   求の範囲第１項乃至第４項記載の画像記録装置。