JPS59199222A - 熱可塑性樹脂発泡体の製造方法およびその製造装置 - Google Patents

熱可塑性樹脂発泡体の製造方法およびその製造装置

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JPS59199222A
JPS59199222A JP58075393A JP7539383A JPS59199222A JP S59199222 A JPS59199222 A JP S59199222A JP 58075393 A JP58075393 A JP 58075393A JP 7539383 A JP7539383 A JP 7539383A JP S59199222 A JPS59199222 A JP S59199222A
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sheet
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岩井 登
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蛭沼 正憲
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    • B29C44/56After-treatment of articles, e.g. for altering the shape
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  • Molding Of Porous Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱可塑性樹脂発泡体の製造方法およびその製造
装置に係り、特に熱可塑性樹脂発泡性シートを連続的に
加熱発泡するにあ1cす、加熱発泡により発生した排ガ
スを利用することにより省エネルギー化と大気汚染の防
止を図った熱可塑性樹脂発泡体の製造方法および製造装
置に関する。
従来より、熱可峨性樹脂製の発泡シー1〜を製造するに
は、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂に熱分解型の有機発
泡剤を混合し、押出機等でシート状に成形した後、電離
性放射線の照射又は架橋剤により架橋し、次いで加熱し
て有機発泡剤を分解させることにより発泡させて製造す
る方法がとられている。
この加熱発泡の方法としては、均一な独立気泡を有する
表面滑かな発泡シートを連続的に効率よく得るため、加
熱発泡室に加熱ガスを導入し、その中に発泡性シートを
通過せしめて加熱発泡させる方法が知られている。
しかしながら、この方法では、250〜350℃に加熱
されたガスを連続的に発生させるための熱風発生装置を
必要とし、またこの熱風発生装置で消費するエネルギー
は大ぎく、多額の燃料費を必要とするという欠点があっ
た。
このため、加熱発泡室に発泡性シートを投入する前に発
泡性シートを予熱し、発泡性シートの供給速度を早めて
単位時間あたりの製造量を増して生産性の向上を図り、
そして単位生産量あたりの消費エネルギーを減少させる
という工夫もなされているが、根本的な解決には至らな
かった。
近年、このような省エネルギ一対策および大気汚染、の
問題から、加熱発泡により発生する排ガスを発泡性シー
トを加熱発泡するための給気ガスとして利用し1=す、
排ガスの保有する熱を、熱交換器により加熱発泡室へ供
給する新鮮空気を加熱するために利用したりすることも
考えられているが、前者の方法は排ガス中に含まれる有
機発泡剤等の添加剤の分解物である昇華物が温度降下に
伴って析出し、製品の表面に付着して製品を汚染すると
いう問題があり、後者の方法は短時間または数日間は有
効であっても時間の経過とともに、熱交換器の高温側で
ある排ガス側が放熱して温度降下することにより昇華物
が析出し、粉末状の残渣が付着堆積するためガスの通路
が目詰まりを起こし、その結果圧力損失が大となり熱交
換効率が下がって使用することができなくなるという問
題があった。
これを防ぐためには高温側の熱交換器壁面をしばしば清
掃すればよいが、その頻度が多いため実用的ではなかっ
た。
また上述のような排熱回収利用は別としても、排ガス中
の昇華物は、製造量と運転時間にもよるが、次第に排ガ
ス排出ダクト内に堆積したり、大気放出口周辺を汚染し
たりするので排ガスの処理が必要とされていた。
このような排ガス処理法としては、排煙洗浄し−C浄化
するスクラバーによる方法、電気集塵機を用いる方法お
よびそれらを併用する方法があるが、いずれも洗浄水を
さらに浄化する排水処理設備を必要とし、2次、3次の
処理を重ねることによる不都合が多いという欠点があっ
た。
本発明者等はこのような問題を解決するため排ガスにつ
いて種々研究した結果、次のような知見を得た。
(1)排ガスの温度を昇華物が析出する温度以下に下げ
ず、例えば200℃以上の温度の排ガスを温度降下10
℃以内でリサイクルすれば昇華物が析出することがない
(2)排ガスを燃焼させることにより排ガス中の昇華物
が加熱分解して昇華物のほとんどないガスが得られる。
例えば200〜250℃の温度の排ガスを約150°C
昇温すれば、排ガス中の昇華物濃度にもよるが、約50
℃の燃焼熱を発生し、400〜450 ’Cの浄化され
た昇華物のほとんどないガスが得られる。
以上のU1究結果から、加熱発泡室から排出される約2
00〜250℃の排ガスと燃焼させて高温になった例え
ば400〜450℃のガスとを混合すれば、両ガスの中
間の温度であるガスが得られるので、これを加熱発泡用
の給気ガスとして使用すれば、熱風発生装置の燃料の消
費がほとんどなくなり、排ガスを燃焼するための燃料だ
けで発泡性シートの加熱発泡を賄うことが可能になるこ
とを見い出した。
本発明はこのような知見に基づいてなされICもので、
排ガスを燃焼し、この燃焼したガスを発泡性シートの加
熱発泡の際に利用することにより、省エネルギー化、大
気汚染の減少および無用循環方式によって熱安定性のよ
い加熱方法を提供し、ひいては品質の向上した熱可塑性
樹脂発泡体を製造する方法および装置を提供することを
目的とする。
すなわち本発明方法は、熱可塑性樹脂発泡性シートを連
続的に加熱発泡させるにあたり、前記発泡性シートの加
熱発泡により発生する昇華物を燃焼により加熱分解せし
めてガス状生成物を得るとともにこのガス状生成物を用
いて前記発泡性シートを連続的に加熱発泡させることを
特徴とし、本発明装置は、熱可塑性樹脂発泡性シートを
供給する入口部と発泡を完結したシートの出口部を有し
、かつ熱可塑性樹脂発泡性シートの加熱発泡により発生
する昇華物を含んだガスの排出口と加熱ガスの供給口の
設けられた加熱発泡室を具備する熱可塑性樹脂発泡体の
製造装置において、前記排出口と供給口とを管路で連結
して閉回路を形成し、この閉回路に昇華物を含んだガス
を燃焼するための燃焼装置を介在させたことを特徴とす
る。
以下本発明方法を詳細に説明する。
本発明において、熱可塑性樹脂発泡性シートとは、有機
発泡剤を含むフラット状またはチューブ状のシートを加
熱発泡時の粘度特性が発泡に適した状態となるよう架橋
させたものである。使用する熱可塑性樹脂とし°Cは、
低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリ
エチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系重合体
、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブタジェ
ン共重合体、■ヂレンー酢酸ビニル共重合体、エチレン
−アクリル酸ニスデル共重合体、エチレンーアクリノL
;酸共重合体、■ヂレンー塩化ビニル共重合体、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体等の共重合体およびエチレン
系樹脂に天然ゴム、ブタジェンゴム、イソブチレンゴム
、ニトリルゴム、スチレン−ブタジェンゴム等のゴム状
物質を混入させたものがあげられる。このようなゴム状
物質を混入させると得られるエチレン系樹脂発泡体の引
張り強度や弾性が向上する。
また有機発泡剤としでは、アゾジカルボンアミド(分解
温度190℃)、N−N’−ジニトロペンタメチレンテ
トラミン(分解温度約204℃)、P−P’ −オギシ
ビスベンゼンスルホニルヒドラジド(分解温度約164
℃)がエチレン系樹脂の溶融温度の関係上好適に使用さ
れる。この有機発泡剤の添加mは得ようとする発泡シー
トの発泡倍率によって決定されるものであり、おおざっ
ばにいえば熱可塑性樹脂100重量部に対し発泡倍率の
1/2重量部の見当で添加される。例えば発泡倍率を3
0倍にしたいときは、有機発泡剤を約15重量部の割合
で添加する。なお上記有機発泡剤の中でもアゾジカルボ
ンアミドは分解が急激に起こり、しかも着色および爆発
のおそれがなく、ざらにエチレン系樹脂に対する混練溶
融温度および発泡温度との釣り合いがうまくとれ−Cい
て気泡の細かい発泡シートが得られ、最も好、しいもの
である。
なお熱可塑性樹脂としてエチレン系樹脂、有機発泡剤と
してアゾジカルボンアミドを使用する場合は、これにス
テアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリ
ン酸バリウム、ステアリン酸マグネシウム、モノステア
リン酸アルミニウム、ジステアリン酸アルミニウム、バ
ルミチル酸アルミニウム、オクト酸アルミニウム等の脂
肪酸の金属塩を添加すると、土チレン系樹脂中ヘアゾジ
カルボンアミドが良好かつ均一に分散し、しかもアゾジ
カルボンアミドの分解が急激に起こり、その結果さらに
良好な発泡シートが得られるのでその使用が望ましい。
脂肪酸の金属塩の添加はエチレン系樹脂100重機部に
対し0.5〜3重量部が好ましい。
また、熱可塑性樹脂を架橋させる手段として電離性放射
線を使用する場合は、電子線、χ線、β線、γ線等が使
用できるが、工業的観点から電子線の使用が好ましい。
電離性放射線の照射量は0.5〜20 M radの範
囲が好ましく、0.5Mrad未満では、発泡倍率の低
い気泡の不均一な多泡体しか得られず、また2 0 M
 radを越えると架橋度が大ぎくなりすぎて良好に発
泡しない。なお均一に照射させるため、同一線mの電子
線をシー1〜の表と裏から照射づる等の工夫を加えうる
また熱可塑性樹脂を架橋させる手段として架橋剤を使用
する場合は、ジクミルパーオキサシト(分解温度約16
6℃)、2・5−ジメチル−2・5−゛ジターシャリー
パーオキシヘキサン(分解温度約157℃)、ジターシ
A7リープチルパーテレフタレートく分解温度約144
℃)等の有機過酸化物が好適に使用される。上記の有機
過酸化物を使用するに際しては、前に述べた有機発泡剤
の分解温度よりも約20 ℃以上低い分解温度を有する
有機過酸化物を要するのが望ましく、最良の結果が得ら
れる組み合わせは有機発泡剤がアゾジカルボンアミドで
あって、有機過酸化物がジクミルパーオキサイドの組み
合わせである。有機過酸化物の添加量は一般に熱キシレ
ンに対するゲル分率が30〜45重ω%となるように添
加するのが好ましい。
本発明において昇華物とは、有機発泡剤を含む熱可塑性
樹脂を加熱発泡させた際に発生する発泡ガス中の成分で
、常温に降下した時析出して固体となる物質であり、主
として有機発泡剤の分解物、発泡助剤として使用する脂
肪酸の金属塩および未発泡の有機発泡剤等が含まれる。
次に本発明方法の実施に直接使用する製造装置をその一
実施例を示す図面を用いて説明する。
第1図ないし第2図は本発明装置の実施例を模式的に示
す図である。
第1図に示すように、加熱発泡室1は予熱室2と発泡室
3より構成されており、この予熱室2の上部には発泡性
シート4が挿入される入口部5が設けられており、下部
は発泡芋3と連結され−Cいる。そして発泡室3の上部
は予熱室2と連結されており、下部には発泡したシート
の出口部6が開口されている。
また、発泡室3の下部付近に発泡用の熱風の供給ロアが
設けられ、さらに予熱室2の上部付近にガスを排出する
排出口8が設(プられ−Cいる。加熱発泡室1は放熱を
防ぎ、最小の熱損失とするため室壁は断熱材を装着した
構造となっている。
さらに予熱室2内および発泡室3内にはそれぞれ輻射型
ヒータ9.10が取付【プられており、発泡室3内のヒ
ータ10は加熱発泡の最終段階でシーi〜に熱線を与え
てシートの発泡開始位置が発泡室3のシート通過部の一
定位置に安定する効果を与えている。
発泡性シート4は入口部5を通って予熱室2に投入され
、さらに発泡室3に投入されて加熱発泡し、排出口6よ
り引出されて発泡したシートが製造される。
このような加熱発泡室1は従来のものと同じであり、本
発明の特徴をなすところは、排出口8と供給ロアとを管
路11、燃焼装置12、管路13とにより連結して閉回
路を形成したことにある。
なお図中符号14.15はそれぞれガスを管路11およ
び供給ロアに導くためのブロワ−C゛ある。
この燃焼装置12は、例えば燃焼室16、触媒エレメン
ト17、ガス予熱機器18、自動制御装置(図示せず)
等から構成されており、燃焼室16は主にステンレスで
形成されている。
この燃焼室16には触媒エレメント17とガス予熱機器
18の一部が装着され、かつ燃焼前のガスが入る排ガス
供給口1つと燃焼後浄化され゛C排出される燃焼ガス排
出[120が設けられている。
また、触媒エレメント装着や点検用のマンホール、温度
測定用の計測孔くいずれも図示Vず)等が設けられてい
る。ガスの予熱は都市ガスやプロパンガスのJ:うなガ
ス燃料の燃焼による方法と電気ヒーターによる方法とが
あるが、プロパンガスの例ではバーブ−が燃焼室16内
に配置されている。
ガス予熱機器18はバーナーの他に燃焼用空気供給用ブ
ロワ−、プロパンガス、空気それぞれの配管、弁類およ
び圧力計等があり、自動制御装置は燃焼制御機器、温度
指示調節計、圧力スイッチからなり、制御操作盤と前記
配管および燃焼室に装備されている。なお図中71号2
1は燃A′」管路である。
触媒エレメント17中の触媒は、排ガスを酸化燃焼させ
るにあたり、反応速度の促進に寄与し、自身は反応の前
後ひ変化しない。触媒をガスと接触させるために担体を
用いるが、その種類によつ−C粒状、ハニカム状、金属
海面体状のものがあり、装着構成上エレメント化されて
いる。ガスの通過面積と触媒の厚さは処理風量によって
適宜選定する。
排出口8からの排ガスはブロワ−14により管路11を
通って燃焼室16の排ガス供給口19に入り、ガス予熱
機器18ににって燃料管路21から供給される燃料の燃
焼によって予熱される。予熱されたガスは、例えば通気
性の触媒エレメント17を通過する際、酸化燃焼し排ガ
ス中の昇華物が分解される。この際燃焼熱を発生し、昇
華物含有量によって決まる温度上昇がある。このように
して得られた高温のガスは燃焼ガス排気口20から排出
され、一部は管路22により系外に除去されるとともに
、管路13を通ってブロワ−15により供給ロアに供給
されて発泡性シート4の加熱発泡に使用される。
第2図は第1図の閉回路にバイパス管路23を加え、排
ガスと燃焼後の排ガスとして使用するとともに、燃焼後
の排ガスを熱交換器24により排ガスの予熱に使用する
例を示している。なお第1図と共通する部分は同一符号
で示す。
排出口8からブロワ−14により排出される排ガスは一
部バイパス管路23に導かれ、残量が熱交換器24を介
して管路11を通って燃焼装置12に供給される。
燃焼後の排ガスは管路13と22に分けられ、管路22
のガスは熱交換器24の高温側となつC前記管路11を
通る排ガスを予熱覆るため熱を与えた後、系外に放出さ
れる。管路側13のガスとバイパス管路23からのカス
はそれぞれ弁25.26によつ−C必要量が混合器27
に供給され、混合器27で混合されてブロワ−15によ
り供給ロアに導入されて発泡性シートの加熱発泡に使用
される。
なお第1図ないし第2図では、加熱発泡室1は発泡性シ
ートおよび加熱発泡後の発泡シートがそれぞれ重力に従
って垂下される縦型を例示したが、本発明はこれに限定
されるわ【プではなく、水平に移送される横型にも適用
できる。
実施例1 低密度ポリエチレン100重量部、アゾジカルボンアミ
ド15重ω部、ステアリン酸亜鉛2重量部、とからなる
シートに電子線3Mradを照射して架橋した厚さ1.
5〜2部、幅33011Illの発泡性シート4を2m
/分の速度で第1図に示す製造装置の加熱発泡室1に投
入して加熱発泡させたところ、厚さ4謹、幅940市の
発泡シートが得られ lこ 。
この時排出口から排出され排ガスの温度は約200〜2
50℃であり、排ガス中の昇華物含有量は500〜10
00馳/NT13、排ガスの燃焼後のガス中の昇華物含
有量は10〜20 +11g / N +n”であった
。この結果昇華物の除去率は98%以上であることがわ
かった。
実施例2 実施例1と同様の低密度ポリエチレン製の発泡性シート
4を使用し、第2図に示す製造装置を用いて加熱発泡す
ると、4111ガス渇度は約200〜250℃で排ガス
中の昇華物含有量は1500〜3000馳/NTll3
であり、これを約り50℃昇温し、燃焼した排ガス中の
昇華物含有量は30〜60 I[g/ N ?+13、
温度は400〜450℃であった。
この200〜250℃の排ガスと400〜450℃の燃
焼後の排ガスを弁27.28により適量混合することに
より加熱発泡に必要な250〜350°Cの熱風を得る
ことができる。
従って第2図の装置によれば、従来の熱風発生装置は不
要となり、燃焼装置C′排ガスを浄化するとともに、熱
交換器により排ガスを昇温するため目詰りがなく、消費
エネルギーは著しく低減し、従来の1/′2以下となつ
に。
また、燃焼後のυ1ガスの温度は、例えば触媒燃焼によ
るので安定し’CJ3す、さらに弁25.26の開度調
節を行なったうえ、混合器で混合されて供給されるので
、加熱発泡全1内は極めC温度変動のない安定しIC状
態となり、発泡寮内のシートの発泡開始位置−6安定し
、良好な品質の熱可塑性樹脂発泡体が得られる。
以上説明したように、本発明方法J3よび装置によれば
、燃料使用量は従来の1/2以下となり、また従来の湿
式排ガス処理装置はまったく不要となる。
また、無用発生装置も熱風供給の単なるガス混合器とな
り、さらに加熱発泡室1内の温度が安定しているので、
従来制御が困難とされていた発泡開始位置の安定化が行
なえ、熱可塑性樹脂発泡体の品質の向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第2図は本発明装置のそれぞれの実施例を
模式的に示す図である。 1・・・・・・・・・・・・加熱発泡室2・・・・・・
・・・・・・予熱室 3・・・・・・・・・・・・発泡室 5・・・・・・・・・・・・入口部 6・・・・・・・・・・・・出口部 7・・・・・・・・・・・・供給口 8・・・・・・・・・・・・排出口 14.15・・・ブロワ− 11,13,22・・・管 路 23・・・・・・・・・・・・バイパス管路12・・・
・・・・・・・・・燃焼装置17・・・・・・・・・・
・・触媒エレメント18・・・・・・・・・・・・ガス
予熱機器19・・・・・・・・・・・・排カス供給[1
20・・・・・・・・・・・・燃料ガス排出口21・・
・・・・・・・・・・燃料管路24・・・・・・・・・
・・・熱交換器25.26・・・弁 27・・・・・・・・・・・・混合濡 出 願 人  積水化学T業株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性樹脂発泡性シートを連続的に加熱発泡6
    せるにあたり、前記発泡性シートの加熱発泡により発生
    する昇華物を燃焼により加熱分解せしめてガス状生成物
    を得るとともにこのガス状生成物を用いて前記発泡性シ
    ートを連続的に加熱発泡させることを特徴とする熱可塑
    性樹脂発泡体の製造方法。
  2. (2)熱可塑性樹脂発泡性シートは、有機発泡剤を含有
    する架橋した熱可塑性樹脂シートである特許請求の範囲
    第1項記載の熱可塑性樹脂発泡体の製造方法。
  3. (3)燃焼により得られるガス状生成物は、加熱発泡に
    より発生する昇華物を含むガスと混合されて発泡性シー
    トの加熱発泡に用いられる特許請求の範囲第1項または
    第2項記載の熱可塑性樹脂発泡体の製造方法。
  4. (4)熱可塑性樹脂発泡性シートを供給する入口部と発
    泡を完結したシー1への出口部を有し、かつ熱可塑性樹
    脂発泡性シートの加熱発泡により発生する昇華物を含ん
    だガスの排出口と加熱カスの供給口の設けられた加熱発
    泡至を具備する熱可塑性樹脂発泡性シートを連続的に加
    熱発泡させる熱可塑性樹脂発泡体の製造装置において、
    前記排出口と供給口とを管路で連結して開回路を形成し
    、この開回路に昇華物を会んだガスを燃焼するための燃
    焼装置を介在させたことを特徴とする熱可塑性樹脂発泡
    体の製造装置。
JP58075393A 1983-04-27 1983-04-27 熱可塑性樹脂発泡体の製造方法およびその製造装置 Granted JPS59199222A (ja)

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