JPS5919870Y2 - 石油スト−ブ - Google Patents
石油スト−ブInfo
- Publication number
- JPS5919870Y2 JPS5919870Y2 JP18095179U JP18095179U JPS5919870Y2 JP S5919870 Y2 JPS5919870 Y2 JP S5919870Y2 JP 18095179 U JP18095179 U JP 18095179U JP 18095179 U JP18095179 U JP 18095179U JP S5919870 Y2 JPS5919870 Y2 JP S5919870Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pendulum
- ratchet
- lever
- extinguishing mechanism
- fire extinguishing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は石油ストーブに関するものでその目的とすると
ころは、倒立振子を使用した消火機構において、倒立し
た振子の復帰を予め蓄積された消火機構の作動力により
自動的にしようとするものである。
ころは、倒立振子を使用した消火機構において、倒立し
た振子の復帰を予め蓄積された消火機構の作動力により
自動的にしようとするものである。
従来、地震等の振動が加われは1動的に消火する安全機
構を備えた石油ストーブは振動を感知するのに振子を使
用している。
構を備えた石油ストーブは振動を感知するのに振子を使
用している。
正振子、即ち錘を釣り下げた振子はそれ自体錘の重さと
腕の長さによって決まる固有振動数を有するため、特定
の振動数の揺れに対して共振を起こし、正確な振動を感
知しにくい。
腕の長さによって決まる固有振動数を有するため、特定
の振動数の揺れに対して共振を起こし、正確な振動を感
知しにくい。
これに反し腕の上に錘をつけた倒立振子は固有振動数を
持たないために正確な振動の感知という点ですぐれてい
る。
持たないために正確な振動の感知という点ですぐれてい
る。
従って、この倒立振子を使用した消火機構が多く採用さ
れつつある。
れつつある。
しかし、倒立振子は反面一度倒れたら自刃では復帰でき
ないという欠点を有する。
ないという欠点を有する。
そのため振動が加わって振子が倒れた場合、従来はその
漢族接手で振子を起こすか、または振子を起こす専用の
レバー、ボタン等を押して起こしていたが、これは意外
と煩わしい操作である。
漢族接手で振子を起こすか、または振子を起こす専用の
レバー、ボタン等を押して起こしていたが、これは意外
と煩わしい操作である。
実際振子は地震に限らず日常の掃除等で石油ストーブを
動かす時にも倒れることが多い。
動かす時にも倒れることが多い。
本考案は上記のような従来の欠点を除去し、予め蓄積さ
れた消火機構の作動力により自動的に振子が起き上がる
ように構成したもので、以下本考案の一実施例を図面と
共に説明する。
れた消火機構の作動力により自動的に振子が起き上がる
ように構成したもので、以下本考案の一実施例を図面と
共に説明する。
1は石油ストーブ本体、2は燃焼筒、3は燃焼芯で、下
部は灯油に浸漬され、毛細管現象により灯油を吸い上げ
て先端に点火するようになっている。
部は灯油に浸漬され、毛細管現象により灯油を吸い上げ
て先端に点火するようになっている。
4は案内筒で、燃焼芯3が前記燃焼筒2とこの案内筒4
の間をスライドできるようになっている。
の間をスライドできるようになっている。
5はラックギヤで、燃焼芯3に固定されている。
6はラックギヤと噛合うピニオンで、これを回転させる
ことによりラックギヤ5即ち燃焼芯3を上下動できる。
ことによりラックギヤ5即ち燃焼芯3を上下動できる。
7は圧縮コイルバネで、ラックギヤ5を常時下方へ押圧
している。
している。
8は回転軸で、ガイドパイプ9とガイドナラ) 10で
回転可能に支持されていて、その一端には前述のピニオ
ン6が固定され、他端にはこれを回すためのツマミ11
が取り付けである。
回転可能に支持されていて、その一端には前述のピニオ
ン6が固定され、他端にはこれを回すためのツマミ11
が取り付けである。
12は灯油の漏れを防ぐOリングである。回転軸8の中
間には第3図に示すようにラチェット13とツバ14が
僅かの隙間をあけて固定されている。
間には第3図に示すようにラチェット13とツバ14が
僅かの隙間をあけて固定されている。
15はその隙間に回動可能に取り付けられた回転子で、
第4図イ9口に示す形状をしている。
第4図イ9口に示す形状をしている。
ラチェット13にはピン16が固定されており、このピ
ン16が前記回動子15を引っかけるようになっている
。
ン16が前記回動子15を引っかけるようになっている
。
ラチェット13の歯は全周にわたって切られている。
17は感知レバーで、ピン18を支点に回動可能である
感知レバー17の一端は折り曲げて爪となっておりラチ
ェット13の歯に噛合いラチェットが左回転するのを防
止している。
感知レバー17の一端は折り曲げて爪となっておりラチ
ェット13の歯に噛合いラチェットが左回転するのを防
止している。
19はねじりコイルバネで、感知レバー17をラチェッ
ト13に押し当てている。
ト13に押し当てている。
感知レバー17の他端は第2図に示すように概略円形に
なっており、同心円の穴17 aがおいている。
なっており、同心円の穴17 aがおいている。
20は規定の値以上の振動を感知すると倒れるように倒
立支持された振子であり、取付板21の上に置かれてい
る。
立支持された振子であり、取付板21の上に置かれてい
る。
振子20から下に腕20 aが延びており、取付板21
の穴21 aと感知レバーの穴17 aと振子起しレバ
ー22の穴22aを貫通して円板20 bが取付けられ
ている。
の穴21 aと感知レバーの穴17 aと振子起しレバ
ー22の穴22aを貫通して円板20 bが取付けられ
ている。
振子起しレバー22はピン18により回動可能に軸支さ
れ、一端は概略円形になっており同心円の穴22 aに
前述のように振子の腕20 aが通っている。
れ、一端は概略円形になっており同心円の穴22 aに
前述のように振子の腕20 aが通っている。
他端は回転軸8の上方へ伸びており、前述の回動子15
の腕15 aに設けられた溝15 bに係合するように
なっている。
の腕15 aに設けられた溝15 bに係合するように
なっている。
本考案は上記のような構成をとったので、地震等の振動
が加わって振子20が倒れたとすると第5図に示すよう
に円板20 bは振子起しレバー22、感知レバー17
を押し上げ、感知レバー17の爪はラチェット13の歯
から外れ、第1図に示すコイルバネ7の押圧力で左回転
をし、同時に燃焼芯3を押し下げ消火する。
が加わって振子20が倒れたとすると第5図に示すよう
に円板20 bは振子起しレバー22、感知レバー17
を押し上げ、感知レバー17の爪はラチェット13の歯
から外れ、第1図に示すコイルバネ7の押圧力で左回転
をし、同時に燃焼芯3を押し下げ消火する。
本実施例では芯3が最下位置まで押し下げられるまで、
回転軸8及びラチェット13は概略1回転半回転して停
止する。
回転軸8及びラチェット13は概略1回転半回転して停
止する。
このとき回動子15もラチェットに固定されたピン16
に押されて回転するが1回転遊びがあるので半回転しか
しない。
に押されて回転するが1回転遊びがあるので半回転しか
しない。
第6図は芯3が最下位置まで押し下げられ、回転が止っ
た時の状態を示している。
た時の状態を示している。
この図で分かるように停止寸前に回動子15が振子起し
レバー22を押し上げ振子20の円板20 aを押し下
げるので、振子20は起き上がる。
レバー22を押し上げ振子20の円板20 aを押し下
げるので、振子20は起き上がる。
22 bは回動子がオーバーランするのを防ぐための爪
である。
である。
振子20が起き上がれば、ねじりコイルバネ19が感知
レバー17をラチェット13に押し当てる。
レバー17をラチェット13に押し当てる。
これが消火時の状態である。
つまり振子20は燃焼時には倒れることができるが消火
時には常に起きている。
時には常に起きている。
点火する際には第6図の状態から回転軸8を右方向に回
して最終第1図に示すまで燃焼芯3を上げる。
して最終第1図に示すまで燃焼芯3を上げる。
このとき回動子15が感知レバー17に当たった所で位
置決めする。
置決めする。
上記のように本考案によれば燃焼時に振動が加わって振
子が倒れても予め蓄積された消火機構の作動力により消
火と同時に振子が起き上がるのでわざわざ振子を起こす
操作が不要であるという利点がある。
子が倒れても予め蓄積された消火機構の作動力により消
火と同時に振子が起き上がるのでわざわざ振子を起こす
操作が不要であるという利点がある。
また消火時には常に振子が立っていて倒れることがない
ので1常の室内掃除等でストーブを移動する際にも便利
でその実用的効果は大きい。
ので1常の室内掃除等でストーブを移動する際にも便利
でその実用的効果は大きい。
第1図は本考案の一実施例としての要部を示す正面図で
、一部断面を示す。 第2図は要部平面図、第3図はラチェットの周辺の側面
図、第4図イ9口は回動子の正面図と側面図、第5図は
振子が倒れた時のレバーの関係図、第6図は消火時に回
動子が振子を起こす様子を示した正面図。
、一部断面を示す。 第2図は要部平面図、第3図はラチェットの周辺の側面
図、第4図イ9口は回動子の正面図と側面図、第5図は
振子が倒れた時のレバーの関係図、第6図は消火時に回
動子が振子を起こす様子を示した正面図。
Claims (2)
- (1)地震等規定の値以上の振動を感知すると倒れるよ
うに倒立支持した振子を有し、前記振子が倒れる動きに
より消火機構が作動するように構成された石油、ストー
ブにおいて、倒れた振子の下方腕端に設けた円板を介し
て感知レバーが支点を中心に回動し、消火機構の駆動を
可能とし、この感知レバーと同じ支点に軸支された振子
起しレバーを設け、予め蓄積された消火機構の作動力に
より振子起しレバーが前記円板に作用し、振子を起き上
がるように構成したことを特徴とする石油ストーブ。 - (2)予め蓄積された消火機構の作動力として、燃焼芯
を上下動できるラックギヤと噛合って回転するラチェッ
トを設け、このラチェットの歯に係合して回転を防止し
た感知レバーが地震等により保合を解いた時、ラックギ
ヤを駆動するよう付勢したコイルバネの押圧力によりラ
チェットが回転し、ラチェット上のピンと同軸回転自在
に設けた回動子を介して前記振子起しレバーを回動させ
、このレバーの端部で円板を介して振子を起き上がるよ
うにした実用新案登録請求の範囲第1項記載の石油スト
ーブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18095179U JPS5919870Y2 (ja) | 1979-12-25 | 1979-12-25 | 石油スト−ブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18095179U JPS5919870Y2 (ja) | 1979-12-25 | 1979-12-25 | 石油スト−ブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5699278U JPS5699278U (ja) | 1981-08-05 |
JPS5919870Y2 true JPS5919870Y2 (ja) | 1984-06-08 |
Family
ID=29691351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18095179U Expired JPS5919870Y2 (ja) | 1979-12-25 | 1979-12-25 | 石油スト−ブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919870Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-25 JP JP18095179U patent/JPS5919870Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5699278U (ja) | 1981-08-05 |
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