JPS59198244A

JPS59198244A - シ−ト搬送装置

Info

Publication number: JPS59198244A
Application number: JP7336783A
Authority: JP
Inventors: Shigeru Yoshimura; 茂吉村; Hiromichi Nagane; 永根　宏道; Kazuya Ijuin; 伊集院　一也; Minoru Yokoyama; 実横山; Takahiro Sakamoto; 孝弘坂本; Tadashi Takano; 正高野
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1983-04-26
Filing date: 1983-04-26
Publication date: 1984-11-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、シート搬送手段によって与えられたシートの
しわを、搬送中にのばすようにしたシート搬送装置に関
するものである。

一般に、複写機、ファクシミリ装置等の画像記録装置に
ついては、原稿シートあるいは記録シートの搬送を、回
転ローラ、回転ベルト等の回転体の摩擦的接触を介して
シートに搬送力を与えるようにしたものが普通であシ、
特に・大きな搬送力を与えるなどのためには、互いに喰
い違って、一方が他の間隙に入シ込む位置に配置された
、対をなす二組の回転体の組合せによる関係的構成から
なるものも考えられている。このような二組の回転体の
組合せによるものとは、例えば、シート搬送方向に関し
て、搬送されるシートの上側には、並列した２個の回転
体を配置し、シートの下側には前記上側２個の回転体の
間に位置する１個の回転体（又は更にその両性側に計３
個の回転体）を設けて、これら上、下の回転体の組の一
方が、他方の回転体の間に若干喰い込みするような関係
となし、これら上、下二組の回転体の間を通過するシー
トを、幅方向に関して波打ち状とさせて、回転体による
シートへの搬送力付与を良好にしたものを言う。

ところで、このような搬送手段による場合には、比較的
大きなシート搬送力を得ることができるが、反面におい
て、これを通過したシートにはしわ状態が残ってしまう
ことは避は難く、搬送方向の下流において原稿シート上
の画像、情報を読取シするようにしている装置、あるい
は同じく搬送方向下流において記録シートに画像、情報
を記録するようにしている装置では、前記の搬送手段に
よって生じたしわが、読取シ画像の歪みの原因となった
夛、記録画像の歪みの原因となったシする虞がある。こ
のような問題は、搬送手段から読取シ位置までの間隔が
一般に短いファクシミリ装置において、特に顕著なもの
となシ、また前記搬送手段が単に大きな搬送力を与える
ためのものはかシでなく、二組の回転体が互いに反対方
向に回転することによって、シートを一枚ずつ分離しな
がら搬送するシート分離搬送手段である場合にも、同じ
問題として見られるのである。

本発明は、前記したような二組の回転体であって、一方
が他方の間に喰い違った位置関係をなしている搬送手段
を用いる場合において、それによって生ずるシートのし
わを、効果的に除去できるようにした手段を併せ持つシ
ート搬送装置の提供を目的とするものでおる。

而して、かかる目的を達成するだめの本発明の要旨とす
るところは、互いに喰い違って、一方が他の間隙に入シ
込む位置に配置された、対をなす二組の回転体からなる
シート搬送手段の下流側に配置され、かつ前記シート搬
送手段によシシートに与えられるしわ部の範囲に渡る幅
を有する、相接回転する一対のしわ取りローラを設けた
ことを特徴とするシート搬送装置にある。

以下、本発明によるシート搬送装置を、ファクシミリ装
置における原稿シート搬送装置として適用せしめた実施
例につき、図面を参照して説明する。

第１図は、ファクシミリ装置の概念断面図であって、図
１は原稿７−トを積載するガイド、２はピックアップ用
ローラ、３は原稿シート分離搬送装置、４Ｕ、４Ｄは給
送ローラ対、５Ｕ、５Ｄは排出ローラ対、６は照明用光
源、７は排出原稿シート積載用トレー、８は記録用７−
トロール、９は記録シート積載トレーを示す。送信の際
、原稿シートがガイド１からピックアップ用ローラ２に
よりて送られ、原稿シート分離搬送装置３によシ一枚づ
つ分離搬送され、給送口〜う対４Ｕ　、　４Ｄによシ給
送され、排出ローラ対５Ｕ、５Ｄによってトレー７上に
排出される。給送ロー２対４Ｕ　、４Ｄと、排出ローラ
対５Ｕ、５Ｄの間に配置された読取装置によって、原稿
は読取られ、送信される。また、受信の際、記録シート
はロール８から送シ出されて、トレーの上に排出され、
３の途中において、サーマルヘッド等の記録手段によっ
て、記録シートに記録がなされる。上記の原稿読取装置
および記録装置は、周知の型式のものでよいので、ここ
では詳細に説明しない。

第２図は、第１図における原稿シート分離搬送装置３の
うちの下部ベルト３Ｄ、給送ロー２対のうちの下部ロー
、；４Ｄ　、排出ローラ対のうちの下部ロー２５Ｄの平
面配置を示すもので、給送ローラ対の下部ローラ４Ｄは
、中央ローフ４Ｄ！、両側補助ロー２４Ｄ、、４Ｄ３か
らなシ、排出ローラ対の下部ローラ５Ｄは、中央−一２
５Ｄ１２両側補助ローラ５Ｄ２゜５Ｄｓよシなる。これ
らの下部ローラの上方に夫々対向する給送ロー２対の上
部ローラ４Ｕも、中央ロー２４Ｕ１９両側補助ローラ４
Ｕ２，４Ｕ、からなシ、排出ローラ対の上部ローラ５Ｕ
も、中央ローラ５Ｕ１゜両側補助ローラ５Ｕ２．５Ｕ、
からなる。本例においては、これらの下部ローラは、い
ずれも駆動ロー２であシ、それに対向する上部ローラは
従動ローラである。図中、Ｓは原稿とし゛てのシートで
ラシ、矢印はその搬送方向である。

第３図に示すように、ローラ４Ｄｔ　　、４Ｄ２　　。

４Ｄ、は同型であシ、機体に強固に支持された共通の剛
性軸１０により、同一回転速度で回転されるが、上部両
側補助ローラ４Ｕ２．４Ｕ３は上部中央ローラ４Ｕ１　
よシも小径でろって、／−ト搬送方向の変位は拘束され
ているが、上下方向変位は、拘束されていないやや弾性
のある共通軸１１に回転自在に支承されている。中央ロ
ーラ４Ｕｌは、中央ローラ４Ｄ、に対して、該軸１１に
作用する一対の押しバネ１２．１２により常時抑圧接触
せしめられているが、両側補助ローラ４Ｕ２　。

４Ｕ、は小径でおるため、両側補助ローラ４Ｄ２゜４Ｄ
、とは常時接触しておらず、その間に薄手シートが接触
せずに通過し得るに足る間隙ｄが存するようになってい
る。

薄手のシートＳが、これら夫々対向する中央ローラ４Ｕ
１，４Ｄｔ１両側補助ローラ４Ｕ２．４Ｄ。

および４Ｕｓ、４Ｕ３間に進入したときには、該シート
によシ、上部中央ローラ４Ｕ、は、下部中央ロー２４Ｄ
１から持ち上げられるが、その持ち上夛量は僅かである
から、軸１１は殆んど上方に彎曲せず、従って、上部両
側ローラ４Ｕ２，４Ｕ、の下向き変位は殆んど生じない
ので、これら夫々の両側ロー２間には、依然として、該
薄手シートが接触せずに通過し得る間隙が存在し、そこ
では、該シートに搬送力は働かない。

しかし、厚手のシートＳが、これら対向ローラ間に進入
した時には、該シートによシ、上部中央ローラ４Ｕ１が
下部中央ローラ４Ｄ、から持ち上げられる量が大きいの
で、軸１１の上方への彎曲も大きく、従って上部両側ロ
ーラ４Ｕ、、４Ｕ。

は下降して、下部両側ローフ４Ｄ２　．４ＤＢ　との間
で該シートを接触挾持して、これに搬送力を与えるよう
に作用する。

以上の関係は、排出ローラ対を構成するローラ５Ｕ、　
、　５Ｄ、　、　５Ｕ２　、５Ｄ２　、５Ｕ３　、５Ｄ
、についても成立つように設計されている。このことを
表すため、第３図に、これらローラの符号をも併記した
。

以上のように、給送ローラ対および排出ローラ対とも、
それを構成する中央ローラ対は常に相接して、薄手シー
トにも厚手シートにも搬送力を与え、また両側ローラ対
は常時相離れていて、薄手シートには搬送力を与えない
が、厚手シートには接触して、搬送力を与えるようにな
っている。

仮に、両側ロー２対４Ｕ２．４Ｄ２および４Ｕ３゜４Ｄ
３が常時相接しているならば、薄手シートＳが斜行して
進入した場合、先にシートに接する側のローラ対、例え
ば４Ｄ３　．４Ｕ、による搬送力ｆ、によシ、モーメン
トＦが生じて、斜行は一層助長され、この場合、シート
の両側縁を′案内するがイドが設けられていれば、薄手
シートＳは腰が弱いことから、しわが発生する。これに
対し、本発明の前記実施例によれば、薄手シートに対し
ては、前記の如き偏倚した搬送力ｆｂは生じないので、
斜行助長作用はなく、シわも生じない。勿論、前記実施
例においても、厚手シートに対しては、斜行を助長する
作用は生じるが、厚手シートは腰が強いから、両側縁案
内用ガイドが設けてあれば、事実上斜行は生じず、しわ
も発生しない。

また、給送ローラ対４Ｄ　、４Ｕを通）過ぎて、斜行／
−トの先端が排出ローラ対のうち左側のローラ対５Ｕ３
，５Ｄ、間に先ず進入したと考えると、この状態のとき
、仮にこの左側ローラ対が相接しているものであれば、
そこに搬送力ｆ０が生じ、これと給送ローラ対の中央ロ
ーラ対４Ｕ、、４Ｄ。

で生ずる搬送力ｆとの大きさ関係如何によっては、しわ
を生じ易い。これに対し、本発明の前記実施例によれば
、このような偏倚した搬送力ｆ。は生じないから、この
しわの発生はない。厚手シートについては、前記実施例
でも偏倚した搬送力ｆ０が生じるが、厚手シートの腰が
強いことにより、シわは生じない。

さて以上の構成をなす本例の原稿シート搬送装置におい
ては、その原稿シート分離搬送装置３の構成が、第１図
Ａ−Ａ線の断面として示した第４図で明らかとしている
ように、上部ベルト３Ｕ　。

３Ｕが一つの組下部ベルト３Ｄ、３Ｄ、３Ｄが他の組を
なし、これらが幅方向につき互いに喰い違って一方が他
の間隙に入シ込む位置関係に配置されておシ、これによ
シ、搬送対象のシートＳが、第１図の図の右方から原稿
シート分離搬送装置に重送移入されたときにも、該シー
トに図示の如き波状のしわを与えながら、上部ベルト３
Ｕによる搬送力の付与と、下部ベルト３Ｄによる戻し力
の付与とが、好適に行なわれて、シート一枚づつの分離
搬送が行なわれるようになっている。なお、第４図中の
１３．１３は、上部ベルト３Ｕを回動案内する従動プー
リ、１４はその回転支持軸、１５゜１５．１５は下部ベ
ルト３Ｄを回転駆動させる駆動プーリ、１６はその駆動
軸である。

このような構成の原稿シート分離搬゛送装置３を通った
原稿シー＋−Ｓが、仮に、波状のしわの修正がなされず
に読取位置（第１図のＲで示す）に至るとすると、原稿
情報の読取りにおいて、しわの歪状態が影響し、特に、
本例のようなファクシミリ装置では、原稿シート分離搬
送装置から、読取シ位置Ｒまでの搬送長が短いために、
顕著に現われる場合もあることは既に述べた通シである
。

そこで、本実施例においては、原稿シート分離装置３の
下流に近接して配設している給送ローラ対４Ｕ、、４Ｄ
、を、このシートのしわを修正（すなわち、しわ取シ）
に兼用させるようにしたのであシ、これら給送μｍう対
４Ｕ、、４Ｄ、は少なくとも、前記原稿シート分離搬送
装置３の幅方向長さ範囲に渡るようにして設けられてい
るのである。而して、この給送ローラ対４Ｕ、、４Ｄ、
は、相接回転してこの間を通るシートに搬送力を与えつ
つ、合わせてシートのしわを修正除去するのである。

なお、このようなシートのしわ取シのためのローラ対は
、適度な接触圧をもってシートを挾むことでしわを取る
ものであれば足シるから、かならずしも給送ローラとし
て搬送力を付与するものであることを要せず、また、し
わ部の範囲をカバーしておれば、それよシも幅方向に長
く設けられていても差支えない。

また、シートに対してしわを与えるのは、必ずしも実施
例で示した原稿シート分離搬送装置に限られるものでは
なく、その他の同様のしわ発生を招くシート搬送装置の
下流に設けることができる。

以上述べた如く、本発明よシなるシート搬送装置は、し
わ取ジロー２対を併有することで、搬送力付与、あるい
はシートの分離搬送のだめの構造を選択する設計上の自
自由度が大幅に増大でき、その有用性は犬なるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施したファクシミリ装置の概観断面
図、第２図は第１図実施例における分離搬送装置、給送
ローラ対および排出ローラ対の下手分の平面配置を示す
図、第３図は同実施例における給送ローラ対、排出ロー
ラ対を搬送方向からみた図、第４図は第１図Ａ−Ａ線の
断面図である。１・・・ガイド　　　　　　２・・・ピックアップ用ロ
ー２３・・・原稿シート分離搬送装置３Ｕ・・・上ヘルド　　　３Ｄ・・・下ベルト４Ｕ、・
・・上部中央給送ローラ４Ｄｌ・・・下部中央給送ロー
ラ４Ｕ２，４Ｕ３・・・上部両側補助給送ローラ４Ｄ、
、４Ｄ、・・・下部両側補助給送ローラ５Ｕｌ・・・上
部中央排出ローラ５Ｄ１・・・下部中央排出ローラ５Ｕ、、５Ｕ３・・・上部両側補助排出ｏ　−、ｙ５Ｄ
、、５Ｄ３・・・下部両側補助排出ローラ６・・・照明
光源７・・・排出原稿シート積載用トレー８・・・記録シートロール　９・・・記録シート積載ト
レー１０・・・剛性軸　　　　１１・・・共通軸１２・
・・押しバネ　　　１３・・・従動プーリ１４・・・支
持軸　　　　１５・・・駆動プーリ１６・・・駆動軸第３図第４図１、　　’ｌ′、件の表示 ′１１百和９Ｓ年特　許願第ｑ３３乙７号氏名（名称）
Ａヤ／ンイ５１−氏、／ンＳンｒお４代理人

Claims

【特許請求の範囲】

互いに喰い違って、一方が他の間隙に入シ込む位置に配
置された、対をなす二組の回転体からなるシート搬送手
段と、このシート搬送手段の下流側に配置され、かつ前
記シート搬送手段によシシートに与えられるしわ部の範
囲に渡る幅を有する、相接回転する一対のしわ取シロー
ラを設けたことを特徴とするシート搬送装置。