JPS59198179A - 電子タイプライタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はキーボード上に配列された各種のキーの操作に
基づいて印字ヘッドが載置されたキャリッジの移行及び
用紙送りを行ない、用紙への印字を実行する電子タイプ
ライタに関する。

し従来技術］ この種の電子タイプライクは、キシリッジリターンキー
の押下による改行において印字した文字、記号等に行間
が得られるような用紙送りを実行している。従って、た
だ単に同じ列の複数行にわたって縦線を印字しても行間
があるため連続した長い縦線を得ることはできない。

この問題点を解決するために、従来次のような方法が採
られていた。まず、キーボードの縦線キーを押下して、
キャラクタに対応する縦線を一個印字し、必要に応じて
所望の文字、記号等をキー人力して同行に続けて印字を
行なった後、キャリッジリターンキーの押下により用紙
を１行送ると共にキャリッジをレフトマージンまで復帰
させて次行の印字を開始する。ここで再び必要に応じて
所望の文字、記号等をキー人力して印字を行なっていく
。そして、印字ヘッドが前行に印字した前記縦線の位置
まで移行したところで、次に印字する縦線が前行に印字
した縦線につながるようにスーパースクリプトキー等を
操作して用紙を通常の１行の間隔よりは少なくなるよう
に逆送りする。

印字ヘッドと用紙との位置関係を前述のようにしておい
てから縦線キーを押下して縦線の印字を行なう。次にサ
ブスクリプトキー等を操作して用紙をやはり通常の１行
の間隔よりも短く、次に印字する縦線と前に印字した縦
線とが連続するように順方向へ送り縦線キーを押下して
縦線の印字を行なう。一般に、印字が行なわれるごとに
キャリッジは１キヤラクタ分右へ移行するため、ここで
バックスペースキーを押下してキャリッジを１キヤラク
タ分バックスペースした後、再びサブスクリプトキー等
を操作して前述と同様な用紙送りを行なう。ここで、前
記スーパースフリプ１〜↑−等の操作による用紙逆送り
を開始した位置までまだ用紙が送られていない場合は更
に前記と同様な短い用紙送りと縦線の印字とを交互に実
行して縦線を延長していく。そして、用紙がその逆送り
を開始した位置まで送られたとごろで再び縦線キーを押
下して縦線を印字する。」−記した一連のキー操作を行
なって初めて２行に渡って印字した縦線が連続した１木
の縦線となっていた。更に相線を延長する場合は上記し
た一連のキー操作を１つ１つすべて反復（）ていく必要
があった。このように、作表等のために必要な切れ目の
ない連続した縦線の印字は、従来の電子タイプライクに
おいては非常に煩雑な操作を必要どしており、作表等の
作業能率が低かった。

［本発明の目的］ 本発明の目的は上記従来の難点を除去し、作表等のため
の連続した縦線の印字を容易に行なえるようにした電子
タイプライタを提供しようどするにある。

３− ［実施例の構成］ 以下、第１図及び第２図を参照して本発明の一実施例の
構成を説明する。

第１図において、各種文字キー、縦線作表キー、バック
スペース及びキャリッジリターン等の機能キー、用紙送
りピッチ指定スイッチ等が配列されたキーボード１と、
キーボード１から入力されたデータに従ってサーマルヘ
ッドにより熱転写リボンを介して印字を行なう印字装置
２の駆動を制御する印字装置制御部３と、同様にキー人
力されたデータに従って用紙送り装置４の駆動を制御す
る用紙送り装置制御部５と、用紙の逆送り量を記憶する
逆送り量レジスタ６等のワーキング用として働＜ＲＡＭ
７と、これらの装置を制御するプログラムが書き込まれ
ているＲＯＭ８とが中央処理装置（以下ＣＰＵと称す）
９に接続されている。

［実施例の動作コ 上記構成において、次にその動作を第１図及び第２図を
参照して説明する。

キーボード１の縦線キーを押下して前行に印字４− した縦線を延長する場合は、次行において前行の縦線と
同じ列まで印字ヘッドが移行したところでキーボード１
上の縦線作表キーを押下する。これにより作表のための
縦線延長の処理が開始される。

第２図において、まずステップ１１でキーボード１上に
備えられた用紙送りピッチ指定スイッチからの信号を参
照してキャリッジリターン時の用紙送り量を検出する。

次にステップ１２へ進み、ステップ１１で検出した用紙
送り吊よりも少なく、且つ次に印字する縦線が前行に印
字した縦線に連続するように用紙の逆送りを行なう。次
にステップ１３へ進み、ステップ１２における用紙の逆
送り量に対応した値をＲＡＭ７内の逆送り聞レジスタ６
ヘセツトする。次にステップ１４へ進み、縦線を印字す
る。次にステップ１５へ進み、印字ヘッドを１キャラク
タ分移行する。次にステップ１６へ進み、印字ヘッドを
１キヤラクタ分戻ずためにバックスペースを１回行なう
。次にステップ１７へ進み逆送り量レジスタ６の値が作
表送り量、すなわち、縦線を同じ列へ互いに接触するよ
うに印字し縦線の延長を行なうために１キヤラクタとし
ての縦線の全長よりも短く設定した一定の用紙送り吊に
対応した値よりも小さいか否かの判断を行なう。ここで
、逆送り吊レジスタ６の値の方が大きいか又は等しい場
合は、ステップ１８へ進み、作表送り準だけ用紙送りを
行なう。次にステップ１つへ進み、逆送り量レジスタ６
からステップ１８における用紙送り串を減筒する。次に
ステップ２０へ進み、縦線の印字を行なう。次にステッ
プ２１へ進み、印字ヘッドを１キヤラクタ分移行した後
、再びステップ１６へ行く。一方、ステップ１７で逆送
り量レジスタ６の値の方が小さい場合は、ステップ２２
へ進み逆送り量レジスタ６の値に対応した送り量だけ用
紙を送る。次にステップ２３へ進み、縦線の印字を行な
う。次にステップ２４へ進み、印字ヘッドを１キヤラク
タ分移行する。

上記動作により、通常のキャリッジリターンによる改行
で２行にわたる縦線が１本の連続した縦線として得るこ
とができる。

尚、本実施例の印字ヘッドはサーマルヘッドであり熱転
写リボンを介して用紙へ印字を行なっており、熱転写リ
ボンの用紙へ転写されなかった部分を用紙から剥離する
ために印字ヘッドの１キヤラクタ分の移行が各キャラク
タの印字後に必要であったが、インパクト型の印字ヘッ
ドの場合においては、縦線印字後に印字ヘッドの移行は
行なわなくとも同等支障がないため実行する必要はない
。

また、上記印字ヘッドの移行を実行しない場合には、印
字ヘッドを縦線の印字を行なった位置まで復帰さけるバ
ックスペースの動作も不要となる。

「発明の効果］ 以上に詳述した通り、本発明に係る電子タイプライタは
、作表等の場合における行間を設けない連続した縦線の
印字に要する一連の動作を、キーボード上の１ｆ線作表
キーを１個押下するだけで容易に実行できる。このため
、作表作業等の能率を非常に高めることが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すプロツ７一 り図、第２図はそのフローチャートである。 図中、１はキーボード、２は印字装置、４は用紙送り装
置、７はＲＡＭ、８はＲＯＭ、９は中央処理装置である
。 特許出願人 ブラザー工業株式会社 取締役社長　河嶋勝二 ８−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、各種文字キー、縦線作表キー等の特殊キー及びバッ
   クスペース、キャリッジリターン等の機能キーが配列さ
   れたキーボードと、キャリッジ上に載置され操作された
   キーに対応する文字、記号等を印字する印字装置と、プ
   ラテンに装着された用紙を送る用紙送り装置と、前記キ
   ーボードの操作に基づいて前記印字装置及び用紙送り装
   置の駆動を制御する制御装置とを有する電子タイプライ
   タにおいて、 前記制御装置は、前記縦線作表キーの押下に基づいて、
   前行に印字した縦線に次に印字する縦線が連続すべく用
   紙を逆送りした後で縦線を印字し、以後、前記縦線に次
   の印字による縦線が連続すべく、前記用紙の逆送りを開
   始した位置まで１回の印字による縦線の長さよりも短い
   ピッチのラインフィードと縦線の印字とを交互に実行す
   るように前記印字装置及び用紙送り装置を制御すること
   を特徴とする電子タイプライタ。