JPS5919676Y2 - ケ−ソン引出し用浮ドツク - Google Patents
ケ−ソン引出し用浮ドツクInfo
- Publication number
- JPS5919676Y2 JPS5919676Y2 JP12713980U JP12713980U JPS5919676Y2 JP S5919676 Y2 JPS5919676 Y2 JP S5919676Y2 JP 12713980 U JP12713980 U JP 12713980U JP 12713980 U JP12713980 U JP 12713980U JP S5919676 Y2 JPS5919676 Y2 JP S5919676Y2
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- JP
- Japan
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- caisson
- groove
- floating dock
- moving
- grooves
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ケーソン引出し用浮ドツク、さらに詳しく
は陸上のケーソンヤード等で製造されたケーソンを海上
に引出して浮かべる際に使用されるケーソン引出し用浮
ドツクに関する。
は陸上のケーソンヤード等で製造されたケーソンを海上
に引出して浮かべる際に使用されるケーソン引出し用浮
ドツクに関する。
ボックスケーソン等陸上で製造されるケーソンは、完成
後海上に引出して浮かべられ、所定の位置まで曳航して
から内部に注水され、海底に沈下させて据付けられる。
後海上に引出して浮かべられ、所定の位置まで曳航して
から内部に注水され、海底に沈下させて据付けられる。
完成後のケーソンの海上に浮かべる場合、大形ケーソン
の場合にはクレーンを使用することは不可能であり、ケ
ーソン引出し用浮ドツクを使用するのが経済的でありか
つ操作も容易で゛ある。
の場合にはクレーンを使用することは不可能であり、ケ
ーソン引出し用浮ドツクを使用するのが経済的でありか
つ操作も容易で゛ある。
このようなケーソン引出し用浮ドツクでは、必要に応じ
てその上でケーソンを製造できることが望ましい。
てその上でケーソンを製造できることが望ましい。
ところが通常のケーソン引出し用浮ドツクでは、甲板上
の数個所にケーソン受台が設けられるため、甲板上に広
い平面を確保するのが困難であり、ケーソン製造時の作
業性が極めて悪い。
の数個所にケーソン受台が設けられるため、甲板上に広
い平面を確保するのが困難であり、ケーソン製造時の作
業性が極めて悪い。
この考案は、上記の実情に鑑みてなされたものであって
、ケーソンの製造にも使用することができ、かつケーソ
ン製造時およびケーソン引出し時の作業性が良いケーソ
ン引出し用浮ドツクを提供することを目的とする。
、ケーソンの製造にも使用することができ、かつケーソ
ン製造時およびケーソン引出し時の作業性が良いケーソ
ン引出し用浮ドツクを提供することを目的とする。
以下この考案を図面に示す実施例により詳細に説明する
。
。
第1図は陸上のケーソンヤード(ケーソン製造設備)1
とその岸壁2に接岸されたケーソン引出し用浮ドツク3
を示している。
とその岸壁2に接岸されたケーソン引出し用浮ドツク3
を示している。
ケーソンヤード1には、岸壁2と平行に第1図横方向に
伸びる3条の移動台車走行溝4 (以下横行溝という)
と、各横行溝4の中央部と直角に交差して第1図縦方向
に岸壁2まで伸びる2条の移動台車走行溝5 (以下縦
行溝という)とが設けられている。
伸びる3条の移動台車走行溝4 (以下横行溝という)
と、各横行溝4の中央部と直角に交差して第1図縦方向
に岸壁2まで伸びる2条の移動台車走行溝5 (以下縦
行溝という)とが設けられている。
ケーソンヤード1には横行溝4に沿って5つの区画が設
けられている。
けられている。
すなわち、横行溝4と縦行溝5とが交差する中央の部分
にはケーソン移動用作業区画6が設けられ、その両側の
部分には、外側の2つのケーソン製造区画7と内側の2
つのケーソン製造区画8とが設けられている。
にはケーソン移動用作業区画6が設けられ、その両側の
部分には、外側の2つのケーソン製造区画7と内側の2
つのケーソン製造区画8とが設けられている。
各製造区画7,8には横行溝4と直交する複数のケーソ
ンジヤツキ挿入溝9が設けられている。
ンジヤツキ挿入溝9が設けられている。
ケーソン製造時等、ケーソンCの移動を行なわないとき
には、例えば水平板の下面に複数の支柱を備えた取外し
式渡し板(図示路)をこれらの溝4. 5. 9内に多
数設置することにより溝4゜4.9が塞がれている。
には、例えば水平板の下面に複数の支柱を備えた取外し
式渡し板(図示路)をこれらの溝4. 5. 9内に多
数設置することにより溝4゜4.9が塞がれている。
各横行溝4には、第2図〜第4図に示すように、その全
長にわたって2条の移動台車走行レール10(以下横行
レールという)がそれぞれ設けられ、外側の2条の横行
溝4にある横行レール10にケーソン移動台車11が載
せられている。
長にわたって2条の移動台車走行レール10(以下横行
レールという)がそれぞれ設けられ、外側の2条の横行
溝4にある横行レール10にケーソン移動台車11が載
せられている。
移動台車11は、横行レール10に移動自在に載せられ
たローラユニット12と、ローラユニット12に移動自
在に載せられた移動台13とからなる。
たローラユニット12と、ローラユニット12に移動自
在に載せられた移動台13とからなる。
ローラユニット12は、横行レール10と平行な細長い
両側板14と、両側板14間に回転自在に支持されて両
端部が横行レール10に受けられた多数のローラ15と
からなり、ローラ15の中央部が両端部より若干太く形
成されることにより、ローラ15の蛇行が阻止される。
両側板14と、両側板14間に回転自在に支持されて両
端部が横行レール10に受けられた多数のローラ15と
からなり、ローラ15の中央部が両端部より若干太く形
成されることにより、ローラ15の蛇行が阻止される。
移動台13は、細長い箱型の本体16と、本体16の下
面に横行レール10と同幅に取付けられた2条のレール
17と、本体16の上面に取付けられた木製板状のケー
ソン受け18とからなり、レール17がローラユニット
12のローラ15の両端部に受けられている。
面に横行レール10と同幅に取付けられた2条のレール
17と、本体16の上面に取付けられた木製板状のケー
ソン受け18とからなり、レール17がローラユニット
12のローラ15の両端部に受けられている。
そして、移動台13のケーソン受け18の部分が横行溝
4より若干上方に突出している。
4より若干上方に突出している。
また、移動台13の長さはケーソンCの横行レール10
方向の幅にほぼ等しい。
方向の幅にほぼ等しい。
また、ケーソンヤード1にはウィンチ47が設けられ、
適所に滑車48が配置されている。
適所に滑車48が配置されている。
この移動台車11は、ケーソンCを外側の製造区画7か
ら内側の製造区画8もしくは作業区画6まで、または内
側の製造区画8から作業区画6まで移動させるために使
用される。
ら内側の製造区画8もしくは作業区画6まで、または内
側の製造区画8から作業区画6まで移動させるために使
用される。
第1図および゛第4図において、ケーソンCを外側の製
造区画7で移動台13に載せて例えば左方向に押すと、
移動台13ハ、ローラユニット12のローラ15を回転
させながらその上を左方に移動し、やがて内側の製造区
画8に達し、さらに左方に押すと作業区画6まで達する
。
造区画7で移動台13に載せて例えば左方向に押すと、
移動台13ハ、ローラユニット12のローラ15を回転
させながらその上を左方に移動し、やがて内側の製造区
画8に達し、さらに左方に押すと作業区画6まで達する
。
このとき、移動台13の移動によってローラ15か゛回
転させられるため、ローラユニット12も横行レール1
0に対して移動台13の半分の速度で左方に移動する。
転させられるため、ローラユニット12も横行レール1
0に対して移動台13の半分の速度で左方に移動する。
なお、ケーソンCがら外側の製造区画7がら作業区画6
まで移動する間に、移動台13がローラユニット12の
右端がら左端まで移動するように、ローラユニット12
の長さが決められている。
まで移動する間に、移動台13がローラユニット12の
右端がら左端まで移動するように、ローラユニット12
の長さが決められている。
ケーソンCを移動台車11に載せる操作は次の通りであ
る。
る。
すなわち、ケーソンCの下のジヤツキ挿入溝9内の適当
な位置にケーソンジヤツキJを挿入し、これらをジヤツ
キアップしてケーソンCを移動台車11のケーソン受け
18より若干上方に持上げ、ウィンチ47と滑車48に
掛けられた索80等によって、移動台13がケーソンC
の真下にくるように移動台車11を移動、位置決めし、
ジヤツキJをダウンさせてケーソンCを移動台13に載
せる。
な位置にケーソンジヤツキJを挿入し、これらをジヤツ
キアップしてケーソンCを移動台車11のケーソン受け
18より若干上方に持上げ、ウィンチ47と滑車48に
掛けられた索80等によって、移動台13がケーソンC
の真下にくるように移動台車11を移動、位置決めし、
ジヤツキJをダウンさせてケーソンCを移動台13に載
せる。
このとき、移動台車11のすぐ内側にあるケーソン挿入
溝9すなわち第2図左側の溝9については、移動台車1
1を移動させてくる前に、横行溝4の底部に溝9の底面
と同じ高さの渡し板(図示略)を設置して、外側の溝9
からこの渡し板の上を通してジヤツキJを挿入しておけ
ばよい。
溝9すなわち第2図左側の溝9については、移動台車1
1を移動させてくる前に、横行溝4の底部に溝9の底面
と同じ高さの渡し板(図示略)を設置して、外側の溝9
からこの渡し板の上を通してジヤツキJを挿入しておけ
ばよい。
また、作業が終了すれば、ジヤツキJを取除いておけば
よい。
よい。
また、ケーソンヤード1には、横行溝4相互間に、これ
らと平行に2条の横行ガイドレール19が設けられ、中
央の横行溝4に自よ式の油圧ポンプ20が設けられると
ともに、2条のガイドレール19に走行体21がそれぞ
れ設けられており、これらによってケーソン移動装置が
構成されている。
らと平行に2条の横行ガイドレール19が設けられ、中
央の横行溝4に自よ式の油圧ポンプ20が設けられると
ともに、2条のガイドレール19に走行体21がそれぞ
れ設けられており、これらによってケーソン移動装置が
構成されている。
各ガイドレール19は、横行溝4の両端から縦行溝5の
付近まで伸びており、第5図に示すように、水平板状を
なし、ケーソンヤード1に埋設されたコンクリ−1〜溝
22内に配置されている。
付近まで伸びており、第5図に示すように、水平板状を
なし、ケーソンヤード1に埋設されたコンクリ−1〜溝
22内に配置されている。
ガイドレール19の中心線下面には垂直材23が固着さ
れ、垂直材23の下端にはその長さ方向に一定間隔を置
いて水平材24が固着されており、垂直材23の下部お
よび水平材24がコンクリート溝22の底壁内に埋込ま
れることによって、ガイドレール1つが堅固に支持され
ている。
れ、垂直材23の下端にはその長さ方向に一定間隔を置
いて水平材24が固着されており、垂直材23の下部お
よび水平材24がコンクリート溝22の底壁内に埋込ま
れることによって、ガイドレール1つが堅固に支持され
ている。
ガイドレール19の幅方向両側部には、レール19の長
さ方向に一定の間隔を置いて多数の長方形状の係合孔2
5が形成されている(第6図参照)。
さ方向に一定の間隔を置いて多数の長方形状の係合孔2
5が形成されている(第6図参照)。
ポンプ20は、第4図に示すように、車輪を備え、人が
乗って横行溝4上端の両側縁部に沿って走行するように
なされている。
乗って横行溝4上端の両側縁部に沿って走行するように
なされている。
各走行体21は、第6図および第7図に詳細に示すよう
に、2本の可撓管26によってポンプ20に接続された
油圧シリンダ27と、シリンダ27の両端にそれぞれ枢
着された移動部材28.29とからなる。
に、2本の可撓管26によってポンプ20に接続された
油圧シリンダ27と、シリンダ27の両端にそれぞれ枢
着された移動部材28.29とからなる。
各移動部材28.29は、両端両側部にガイドレール1
9の両側縁部を上下から挾むガイド30.31を有し、
これによりガイドレール19から離れることなく、これ
に沿って移動しつるようになされている。
9の両側縁部を上下から挾むガイド30.31を有し、
これによりガイドレール19から離れることなく、これ
に沿って移動しつるようになされている。
また、各移動部材28.29の両側の孔25と対応する
位置には、ガイドレール19の長さ方向と直角な水平軸
32.33を中心にして約180°回動しうるように係
合部材34.35が取付けられ、各係合部材34.35
の回動端には、両側に突出した爪36.37が形成され
ている。
位置には、ガイドレール19の長さ方向と直角な水平軸
32.33を中心にして約180°回動しうるように係
合部材34.35が取付けられ、各係合部材34.35
の回動端には、両側に突出した爪36.37が形成され
ている。
各係合部材34.35は第7図に示す右側の位置とこれ
から約180°回動した左側の位置とのいずれかに向き
を揃えて静止させられ、上記いずれの位置にある場合で
も、係合部材34、35の下側にある爪36.37が自
重によって孔25に嵌まり込むようになされている。
から約180°回動した左側の位置とのいずれかに向き
を揃えて静止させられ、上記いずれの位置にある場合で
も、係合部材34、35の下側にある爪36.37が自
重によって孔25に嵌まり込むようになされている。
なお、孔25のレール19長さ方向の相互間隔(ピッチ
)は、シリンダ27のストロークとほぼ等しく、かつ向
きを揃えた両方の係合部材34.35の爪36.37が
全て孔25に嵌まるように決められている。
)は、シリンダ27のストロークとほぼ等しく、かつ向
きを揃えた両方の係合部材34.35の爪36.37が
全て孔25に嵌まるように決められている。
また、シリンダ27のロッド27 a側の移動部材29
にはケーソン押し部材49が取付けられている。
にはケーソン押し部材49が取付けられている。
第7図に示すように各係合部材34.35が右側位置に
ある場合、右向きの力に対しては、爪36.37の右側
垂直面が孔25の側壁に圧接して移動部材28、29の
右行が阻止されるが、左向きの力に対しては、爪36.
37の左側傾斜面が孔25側壁に当接して係合部材34
.35が若干上方に回動することにより爪36.37が
孔25から脱出し、移動部材28゜29が左方に移動す
る。
ある場合、右向きの力に対しては、爪36.37の右側
垂直面が孔25の側壁に圧接して移動部材28、29の
右行が阻止されるが、左向きの力に対しては、爪36.
37の左側傾斜面が孔25側壁に当接して係合部材34
.35が若干上方に回動することにより爪36.37が
孔25から脱出し、移動部材28゜29が左方に移動す
る。
すなわち、係合部材34.35が右側位置にあるときに
は、移動部材28.29は左向きには自由に移動しうる
が右向きには移動できないようになっている。
は、移動部材28.29は左向きには自由に移動しうる
が右向きには移動できないようになっている。
第7図とは逆に係合部材34、35が左側位置にあると
きには、移動部材28゜29は右向きには自由に移動し
つるが左向きには移動できないようになっている。
きには、移動部材28゜29は右向きには自由に移動し
つるが左向きには移動できないようになっている。
これらポンプ20および走行体21は、前述のように移
動台車11に載せたケーソンCを押すために使用される
。
動台車11に載せたケーソンCを押すために使用される
。
例えばケーソンCを左方に押す場合には、第6図および
第7図に示すように、押し部材49を有する移動部材2
9が左側にくるように走行体21の各移動部材28.2
9を横行ガイドレール19に取付け、両方の移動部材2
8.29の係合部材34.35を右側に位置させて、下
側にある爪36゜37を全て孔25に嵌めておく。
第7図に示すように、押し部材49を有する移動部材2
9が左側にくるように走行体21の各移動部材28.2
9を横行ガイドレール19に取付け、両方の移動部材2
8.29の係合部材34.35を右側に位置させて、下
側にある爪36゜37を全て孔25に嵌めておく。
このような状態から、ポンプ20を走行させながら、シ
リンダロッド27 aの進出、退入を繰返すと、各移動
部材28.29が順次左方に移動して、ケーソンCを左
方に押す。
リンダロッド27 aの進出、退入を繰返すと、各移動
部材28.29が順次左方に移動して、ケーソンCを左
方に押す。
以下第8図を参照して、このときの動作を説明する。
第8図イにおいてロッド27 aを進出させると、右側
の移動部材28には右向きの力が、左側の移動部材29
には左向きの力が作用する。
の移動部材28には右向きの力が、左側の移動部材29
には左向きの力が作用する。
したがって、左側の移動部材29だけが左方に移動し、
ロッド27 aの進出端において、その爪37が左隣り
の孔25に嵌まり込む(第8図口の状態)。
ロッド27 aの進出端において、その爪37が左隣り
の孔25に嵌まり込む(第8図口の状態)。
次に、ロッド27 aを退入させると、右側の移動部材
28には左向きの力が、左側の移動部材29には右向き
の力がそれぞれ作用し、右側の移動部材28だけが左方
に幾移動する(第8図への状態)。
28には左向きの力が、左側の移動部材29には右向き
の力がそれぞれ作用し、右側の移動部材28だけが左方
に幾移動する(第8図への状態)。
そして、ロッド27 aの退入端において、右側の移動
部材28の爪36が左隣りの孔25に嵌まり込む(第8
図二の状態)。
部材28の爪36が左隣りの孔25に嵌まり込む(第8
図二の状態)。
以下同様の動作を繰返すことにより、走行体21は徐々
に左方に移動する。
に左方に移動する。
上記のようにケーソンCを移動させる場合、移動中のケ
ーソンCの暴走を防止するため、第1図および第4図に
示すようにウィンチ47から繰出した索80を移動台車
11の移動台13に接続しておき、ウィンチ47により
適当に制動しながらケーソンCを移動させるようにする
。
ーソンCの暴走を防止するため、第1図および第4図に
示すようにウィンチ47から繰出した索80を移動台車
11の移動台13に接続しておき、ウィンチ47により
適当に制動しながらケーソンCを移動させるようにする
。
第7図において両方の移動部材28.29の保合部材3
4.35を左側に位置させて、ロッド27の進出、退入
を繰返せば、上記とは逆に走行体21は右方に移動する
。
4.35を左側に位置させて、ロッド27の進出、退入
を繰返せば、上記とは逆に走行体21は右方に移動する
。
このとき、押し部材49の代わりにケーソンCまたは移
動台13との連結部材(図示路)を設けて左側の移動部
材29をこれらに連結しておけば、ケーソンCを右方に
引張ることも可能である。
動台13との連結部材(図示路)を設けて左側の移動部
材29をこれらに連結しておけば、ケーソンCを右方に
引張ることも可能である。
また、第1図左側の製造区画7,8から右方にケーソン
Cを押す場合には、第7図とは逆に、押し部材49を有
する移動部材29が右側にくるように走行体21を左側
の横行ガイドレール19に取付け、両方の移動部材28
.29の係合部材34.35を左側に位置させて上記同
様の操作を行なえばよい。
Cを押す場合には、第7図とは逆に、押し部材49を有
する移動部材29が右側にくるように走行体21を左側
の横行ガイドレール19に取付け、両方の移動部材28
.29の係合部材34.35を左側に位置させて上記同
様の操作を行なえばよい。
このように走行体21が移動するにつれて、ポンプ20
も中央の横行溝4に沿って移動するが、ケーソン移動時
には、例えばジヤツキ挿入溝9に渡し板を設けておき、
横行溝4とジヤツキ挿入溝9との境界部ではポンプ20
がこの渡し板の上を通るようにすればよい。
も中央の横行溝4に沿って移動するが、ケーソン移動時
には、例えばジヤツキ挿入溝9に渡し板を設けておき、
横行溝4とジヤツキ挿入溝9との境界部ではポンプ20
がこの渡し板の上を通るようにすればよい。
各縦行溝5には、横行溝4の場合と同様、その全長にわ
たって2条の縦行レール38がそれぞれ設けられ、この
レール38に、ローラユニット39ト移動台40とから
なる移動台車41が載せられている。
たって2条の縦行レール38がそれぞれ設けられ、この
レール38に、ローラユニット39ト移動台40とから
なる移動台車41が載せられている。
また、ケーソンヤード1の縦行溝5相互間には、横行ガ
イドレール19と同様の2条の縦行ガイドレール42が
設けられ、一方の縦行溝5に自走式の油圧ポンプ43が
設けられるとともに、2号条のガイドレール42に走行
体44がそれぞれ設けられている。
イドレール19と同様の2条の縦行ガイドレール42が
設けられ、一方の縦行溝5に自走式の油圧ポンプ43が
設けられるとともに、2号条のガイドレール42に走行
体44がそれぞれ設けられている。
ポンプ43および走行体44は前記ポンプ2゜および走
行体21と同様であるが、これらをいずれか一組だけ設
けて、横行溝4と縦行溝5とでそれを共用してもよい。
行体21と同様であるが、これらをいずれか一組だけ設
けて、横行溝4と縦行溝5とでそれを共用してもよい。
各縦行溝5には、第9図に示すように、各横行溝4と交
差する部分の上端両側縁部に、回動式レール45の一端
が水平面内において約90°回動しうるように取付けら
れている。
差する部分の上端両側縁部に、回動式レール45の一端
が水平面内において約90°回動しうるように取付けら
れている。
そして、ポンプ43がこの部分を通るときには、レール
45が第9図に示す位置に静止して、この上をポンプ4
3が走行するようにし、それ以外の場合は、横行溝4内
の移動台車11の走行の邪魔にならないように、第9図
に鎖線で示す位置に静止せられている。
45が第9図に示す位置に静止して、この上をポンプ4
3が走行するようにし、それ以外の場合は、横行溝4内
の移動台車11の走行の邪魔にならないように、第9図
に鎖線で示す位置に静止せられている。
同様に、第10図に示すように、縦行ガイドレール42
が各横行溝4と交差する部分には、回動式ガイドレール
46の一端が水平面内において約90°回動しつるよう
に取付けられている。
が各横行溝4と交差する部分には、回動式ガイドレール
46の一端が水平面内において約90°回動しつるよう
に取付けられている。
そして、走行体44がこの部分を通るときには、レール
46が第10図に示す位置に静止して両側のガイドレー
ル45を連結し、それ以外の場合には、第10図に鎖線
で示す位置に静止せられている。
46が第10図に示す位置に静止して両側のガイドレー
ル45を連結し、それ以外の場合には、第10図に鎖線
で示す位置に静止せられている。
ケーソン引出し用浮ドツク3は、平面がら見て長方形状
をなす中空状のポンツーン50と、このポンツーン50
の両側端に上向きに形成された一対の中空状の側壁51
とからなる。
をなす中空状のポンツーン50と、このポンツーン50
の両側端に上向きに形成された一対の中空状の側壁51
とからなる。
ポンツーン50と側壁51は一体に形成されており、こ
れらの内部は複数の区画に分割され、浮力タンク、バラ
ストタンクおよびポンプ室等が設けられている。
れらの内部は複数の区画に分割され、浮力タンク、バラ
ストタンクおよびポンプ室等が設けられている。
また、側壁51の上面にウィンチ52およびクレーン5
3等が設置されている。
3等が設置されている。
浮ドツク3のポンツーンデツキ(甲板)54には、その
幅方向中央部に縦方向(長さ方向)全長にわたるケーソ
ン受台55が設けられている。
幅方向中央部に縦方向(長さ方向)全長にわたるケーソ
ン受台55が設けられている。
受台55の間には側壁51と平行な2条の移動台車走行
溝56がポンツーンデツキ54の全長にわたって設けら
れ、各走行溝56には、ポンツーンデツキ54上面に、
ケーソンヤード1の縦行溝5の場合と同様の2条の移動
台車走行レール57が設けられている。
溝56がポンツーンデツキ54の全長にわたって設けら
れ、各走行溝56には、ポンツーンデツキ54上面に、
ケーソンヤード1の縦行溝5の場合と同様の2条の移動
台車走行レール57が設けられている。
また、受台55の長さ方向中央部には、ケーソンヤード
1の横行溝4の場合と同様、走行溝56と直交する複数
のケーソンジヤツキ挿入溝58が設けられている。
1の横行溝4の場合と同様、走行溝56と直交する複数
のケーソンジヤツキ挿入溝58が設けられている。
走行溝56相互間の受台55上面には、ケーソンヤード
1側の一端から長さ方向中央部に至る2条のガイドレー
ル59が設けられている。
1側の一端から長さ方向中央部に至る2条のガイドレー
ル59が設けられている。
ガイドレール59は、第13図に示すように、ケーソン
ヤード1のガイドレール42と同様、2列の多数の係合
孔60を有する水平板状をなし、その中心線下面を通る
垂直材61によって、受台55上面に形成された溝62
内に固着されている。
ヤード1のガイドレール42と同様、2列の多数の係合
孔60を有する水平板状をなし、その中心線下面を通る
垂直材61によって、受台55上面に形成された溝62
内に固着されている。
また、ガイドレール59の孔60と両側縁部を除く部分
、垂直材61および溝62の底面には、レール59の長
さ方向に一定の間隔を置いて補強用ブラケット63が固
着されている。
、垂直材61および溝62の底面には、レール59の長
さ方向に一定の間隔を置いて補強用ブラケット63が固
着されている。
受台55は中空密閉状に形成され、独立の浮力タンクを
溝底している。
溝底している。
走行溝56およびケーソンジヤツキ挿入溝58は、ケー
ソンCの移動すなわち積込みを行なわないときには、前
述のケーソンヤード1の場合と同様の渡し板(図示略)
によって塞がれている。
ソンCの移動すなわち積込みを行なわないときには、前
述のケーソンヤード1の場合と同様の渡し板(図示略)
によって塞がれている。
第14図〜第17図に示すように、浮ドツク3の各側壁
51には、ケーソンヤード1側の端面に、縦長の位置決
め用溝64および引寄せ用溝65がそれぞれ形成されて
おり、ケーソンヤード]の岸壁2には、これらに対応し
て、位置決め用突起66と引寄せアーム67とが2個ず
つ突出状に設置されている。
51には、ケーソンヤード1側の端面に、縦長の位置決
め用溝64および引寄せ用溝65がそれぞれ形成されて
おり、ケーソンヤード]の岸壁2には、これらに対応し
て、位置決め用突起66と引寄せアーム67とが2個ず
つ突出状に設置されている。
位置決め用溝64および突起66の両側壁は互いに対応
するように傾斜状に形成されている。
するように傾斜状に形成されている。
引寄せ用溝65は方形状の水平断面を有し、その上部と
下部を除く中間部分の側壁51端面には、互いに接近す
る方向に若干突出した垂直帯状の一対の突出部(保合部
)68が形成されている。
下部を除く中間部分の側壁51端面には、互いに接近す
る方向に若干突出した垂直帯状の一対の突出部(保合部
)68が形成されている。
引寄せアーム67は、ケーソンヤード1に固定された油
圧シリンダ69のロッド端に回動自在に取付けられ、先
端部両側に、アーム67と直角な水平軸を中心にして回
転する一対のローラ70を備えている。
圧シリンダ69のロッド端に回動自在に取付けられ、先
端部両側に、アーム67と直角な水平軸を中心にして回
転する一対のローラ70を備えている。
ローラ70の直径は、引寄せ用溝65の底壁65 aと
突出部68との間隔より小さく、一対のローラ70の外
側面間の距離(幅)は、溝側壁65 bの相互間隔より
小さく、かつ突出部68の相互間隔より大きくなってい
る。
突出部68との間隔より小さく、一対のローラ70の外
側面間の距離(幅)は、溝側壁65 bの相互間隔より
小さく、かつ突出部68の相互間隔より大きくなってい
る。
また、アーム67の横幅は、突出部68の相互間隔より
小さくなっている。
小さくなっている。
ケーソンヤード1の岸壁2付近の海中には、浮ドツク上
下方向位置決め支持用のマウンド71が設けられている
。
下方向位置決め支持用のマウンド71が設けられている
。
このマウンド71は、図のようにコンクリート等で形成
されてもよいし、岩石等を積重ねることにより形成され
てもよい。
されてもよいし、岩石等を積重ねることにより形成され
てもよい。
また、マウンド71の近くには、海面上に若干突出した
接岸用ドルフィン72が設けられている。
接岸用ドルフィン72が設けられている。
浮ドツク3の形状、寸法は、浮ドツク3に完成後のケー
ソンを積載した場合であってもバラストを排水すること
によりポンツーンデツキ54が海面上に浮上してマウン
ド71より上方に浮上することができ、かつバラストを
注水することにより側壁51上端の一部分を残して浮ド
ツク3が海面下に没し積載されていたケーソンが受台5
5から離れて海面に浮上することができるように決めら
れている。
ソンを積載した場合であってもバラストを排水すること
によりポンツーンデツキ54が海面上に浮上してマウン
ド71より上方に浮上することができ、かつバラストを
注水することにより側壁51上端の一部分を残して浮ド
ツク3が海面下に没し積載されていたケーソンが受台5
5から離れて海面に浮上することができるように決めら
れている。
そして、浮ドツク3が最も浮上している場合には、引寄
せ用溝65の突出部68より下方の部分(下側全開部)
73とアーム67とが同じ高さにあり(第17図参照)
、浮ドツク3がマウンド71上に着底している場合には
、突出部68上端部とアーム67とが同ヒ高さにあるよ
うに、関係寸法が決められている。
せ用溝65の突出部68より下方の部分(下側全開部)
73とアーム67とが同じ高さにあり(第17図参照)
、浮ドツク3がマウンド71上に着底している場合には
、突出部68上端部とアーム67とが同ヒ高さにあるよ
うに、関係寸法が決められている。
また、上記いずれの場合であっても、位置決め用突起6
6が溝64のいずれかの部分と対応するように、溝64
の位置、高さ等が決められている。
6が溝64のいずれかの部分と対応するように、溝64
の位置、高さ等が決められている。
後述するように浮ドツク3が接岸、着底したときには、
各突起66と対応する溝64の側壁同志が接し、かつケ
ーソンヤード1の縦行溝5、縦行レール38および縦行
ガイドレール42が、浮ドツク3の走行溝56、走行レ
ール57およびガイドレール59とそれぞれ合致するよ
うになされている。
各突起66と対応する溝64の側壁同志が接し、かつケ
ーソンヤード1の縦行溝5、縦行レール38および縦行
ガイドレール42が、浮ドツク3の走行溝56、走行レ
ール57およびガイドレール59とそれぞれ合致するよ
うになされている。
また、ケーソンヤード1の縦行溝5の岸壁2側の先端に
は、第18図および第19図に示すように油圧シリンダ
74により水平軸75を中心にして回動する連結板76
が設けられ、この連結板76の全長に、水平位置におい
て縦行レール38と連続する2条の連結レール77が設
けられている。
は、第18図および第19図に示すように油圧シリンダ
74により水平軸75を中心にして回動する連結板76
が設けられ、この連結板76の全長に、水平位置におい
て縦行レール38と連続する2条の連結レール77が設
けられている。
連結板76の先端はテーパ状に形成され、浮ドツク3の
走行溝56の端部は、連結板76の先端形状に合致する
ように切欠き状に形成されており、浮ドツク3が接岸、
着底したときに、連結板76を水平にすることにより、
縦行レール38、連結レール77および走行レール57
が一直線状に連続するようになされている。
走行溝56の端部は、連結板76の先端形状に合致する
ように切欠き状に形成されており、浮ドツク3が接岸、
着底したときに、連結板76を水平にすることにより、
縦行レール38、連結レール77および走行レール57
が一直線状に連続するようになされている。
上記において、浮ドツク3の接岸は次のようにして行な
う。
う。
まず、マウンド71より上方に浮上させた浮ドツク3を
、沖合からタグボートで曳航し、接岸用ドルフィン72
を案内として、係船索78およびウィンチ52を用いて
岸壁2に接近させる。
、沖合からタグボートで曳航し、接岸用ドルフィン72
を案内として、係船索78およびウィンチ52を用いて
岸壁2に接近させる。
なお、このとき、ケーソンヤード1の連結板76を第1
8図に鎖線で示すように上方に回動させておくとともに
、引寄せ用アーム67を引込めておく。
8図に鎖線で示すように上方に回動させておくとともに
、引寄せ用アーム67を引込めておく。
浮ドツク3が岸壁2に接近すると、岸壁2の突起66が
溝64に係合し、浮ドツク3の横方向の大体の位置決め
がなされる。
溝64に係合し、浮ドツク3の横方向の大体の位置決め
がなされる。
このような状態で、シリンダ69によりアーム67を進
出させてローラ70を下側全開部73から溝65内に進
入させる。
出させてローラ70を下側全開部73から溝65内に進
入させる。
次に、バラストを注水して浮ドツク3を除徐々に沈め、
アーム67のローラ70が溝65の突出部68に係合し
たならば、シリンダ69を操作してローラ70により浮
ドツク3を岸壁2に引寄せながら、バラストを注水して
浮ドツク3をさらに沈める。
アーム67のローラ70が溝65の突出部68に係合し
たならば、シリンダ69を操作してローラ70により浮
ドツク3を岸壁2に引寄せながら、バラストを注水して
浮ドツク3をさらに沈める。
やがて、浮ドツク3はマウンド71に着底し、浮ドツク
3の接岸が完了する。
3の接岸が完了する。
接岸が完了したならば、連結板76を水平にして、連結
レール77により縦行レール38と走行レール57とを
連結する。
レール77により縦行レール38と走行レール57とを
連結する。
これにより、横行溝4の場合と同様、移動台車41が縦
行レール38、連結レール77および走行レール57上
を自由に移動しうるようになる。
行レール38、連結レール77および走行レール57上
を自由に移動しうるようになる。
これと同時に、縦行溝5と浮ドツク3の走行溝56とが
連結され、横行溝4の場合と同様にこれらの上をポンプ
43が移動しうるようになり、縦行ガイドレール42と
浮ドツク3のガイドレール59とが連結され、横行ガイ
ドレール19の場合と同様にこれらの上を走行体44が
移動しつるようになる。
連結され、横行溝4の場合と同様にこれらの上をポンプ
43が移動しうるようになり、縦行ガイドレール42と
浮ドツク3のガイドレール59とが連結され、横行ガイ
ドレール19の場合と同様にこれらの上を走行体44が
移動しつるようになる。
なお、接岸完了後は、引寄せアーム67を上方に回動さ
せて、−ヒ側全開部79を通してローラ70を溝65か
ら取外しておけばよい。
せて、−ヒ側全開部79を通してローラ70を溝65か
ら取外しておけばよい。
浮ドツク3を岸壁2から離す場合には上記と逆の操作を
行なえばよい。
行なえばよい。
ケーソンヤード1では、4つの製造区画7,8において
通常の方法でケーソンを製造する。
通常の方法でケーソンを製造する。
これらの区画7,8で製造されたケーソンCは、後述す
るように、横行溝4に沿って作業区画6まで横移動され
た後、縦行溝5に沿って縦移動され、岸壁2に接岸され
た浮ドツク3に積込まれ、浮ドツク3によって所定の位
置に据付けられる。
るように、横行溝4に沿って作業区画6まで横移動され
た後、縦行溝5に沿って縦移動され、岸壁2に接岸され
た浮ドツク3に積込まれ、浮ドツク3によって所定の位
置に据付けられる。
例えば、内側の製造区画8で完成したケーソンCを上記
のように浮ドツク3に積込まんだ後、外側の製造区画7
で製造中のケーソンCを内側の製造区画8に移して製造
を続け、外側の製造区画7では新たにケーソンの製造を
開始する。
のように浮ドツク3に積込まんだ後、外側の製造区画7
で製造中のケーソンCを内側の製造区画8に移して製造
を続け、外側の製造区画7では新たにケーソンの製造を
開始する。
ケーソンCの浮ドツク3への積込みは次のようにして行
なう。
なう。
まず、前述のように内側の製造区画8において完成した
ケーソンCを移動台車11に載せ、作業区画6まで移動
する。
ケーソンCを移動台車11に載せ、作業区画6まで移動
する。
次に、作業区画6の溝4,5の適当な位置にジヤツキJ
を挿入してケーソンCを持上げ、ウィンチ47等を使用
して、移動台車11をケーソンCの下から抜き出す。
を挿入してケーソンCを持上げ、ウィンチ47等を使用
して、移動台車11をケーソンCの下から抜き出す。
さらに溝4,5内の適当な位置に、移動台車41の邪魔
にならないようにジヤツキJを挿入してケーソンCを持
上げ、縦行溝5内の移動台車41をケーソンCの下まで
移動させ、ジヤツキダウンしてケーソンCを移動台40
に載せる。
にならないようにジヤツキJを挿入してケーソンCを持
上げ、縦行溝5内の移動台車41をケーソンCの下まで
移動させ、ジヤツキダウンしてケーソンCを移動台40
に載せる。
そして、前述した横行溝4の場合と同様に、移動台車4
1.ポンプ43および走行体間によってケーソンCを浮
ドツク3の受台55上まで移動する。
1.ポンプ43および走行体間によってケーソンCを浮
ドツク3の受台55上まで移動する。
次に、浮ドツク3のジヤツキ挿入溝58内にシャツlを
挿入してケーソンを持上げ、移動台車41をケーソンC
の下からケーソンヤード1の縦行溝5まで戻す。
挿入してケーソンを持上げ、移動台車41をケーソンC
の下からケーソンヤード1の縦行溝5まで戻す。
そして、ジヤツキJをダウンさせてケーソンCを受台5
5によって支持する。
5によって支持する。
以上でケーソンCの積込みが完了し、作業終了後は溝5
8からジヤツキJを取出しておく。
8からジヤツキJを取出しておく。
上記実施例では常に内側の製造区画8から完成したケー
ソンCを順次浮ドツク3に積込んでいるが、外側の製造
区画7において完成したケーソンCを一挙に作業区画6
まで移動することもある。
ソンCを順次浮ドツク3に積込んでいるが、外側の製造
区画7において完成したケーソンCを一挙に作業区画6
まで移動することもある。
また、場合によっては、浮ドツク3の谷溝56.58に
渡し板を設置して受台55上面を平面状にし、この上で
ケーソンの製造を行なうこともできる。
渡し板を設置して受台55上面を平面状にし、この上で
ケーソンの製造を行なうこともできる。
比較的小形のケーソンを製造する場合、隣り合う2条の
横行溝4例えば第1図の上側の2条の横行溝4に移動台
車11を入れて、これらによりケーソンを移動させる。
横行溝4例えば第1図の上側の2条の横行溝4に移動台
車11を入れて、これらによりケーソンを移動させる。
このときには、上側のガイドレール19に設けた1個の
走行体21によってケーソンCを押す。
走行体21によってケーソンCを押す。
また、縦行溝5および浮ドツク3の走行溝56は3条設
けられてもよく、この場合には、ケーソンの大きさによ
って上記のように使い分けられる。
けられてもよく、この場合には、ケーソンの大きさによ
って上記のように使い分けられる。
また、上記実施例では、浮ドツク3のポンツーンデツキ
54全にケーソン受台55が設けられ、この受台55に
走行溝56およびジヤツキ挿入溝58が設けられている
が、ポンツーンデツキ54全体をケーソン受面として、
このデツキ54に直接谷溝56、58が設けられてもよ
い。
54全にケーソン受台55が設けられ、この受台55に
走行溝56およびジヤツキ挿入溝58が設けられている
が、ポンツーンデツキ54全体をケーソン受面として、
このデツキ54に直接谷溝56、58が設けられてもよ
い。
以上のように、この考案によるケーソン引出し用浮ドツ
クは、甲板54上面に長さ方向に形成された2条ないし
3条の移動台車走行溝56と、各走行溝56と交差する
ように形成された複数のケーソンジヤツキ挿入溝58と
、これらの溝56.58を塞ぐ取外し式渡し板とを備え
ているから、ケーソンの引出しの他にケーソンの製造に
も使用することができ、甲板54上の溝56.58を渡
し板によって塞ぐことにより、甲板54上に広い平面を
確保できるから、作業性が極めて良い。
クは、甲板54上面に長さ方向に形成された2条ないし
3条の移動台車走行溝56と、各走行溝56と交差する
ように形成された複数のケーソンジヤツキ挿入溝58と
、これらの溝56.58を塞ぐ取外し式渡し板とを備え
ているから、ケーソンの引出しの他にケーソンの製造に
も使用することができ、甲板54上の溝56.58を渡
し板によって塞ぐことにより、甲板54上に広い平面を
確保できるから、作業性が極めて良い。
図面はこの考案の実施例を示し、第1図はケーソンヤー
ドおよびその岸壁に接岸されたケーソン引出し用浮ドツ
クを示す平面図、第2図は第1図II −II線の拡大
断面図、第3図は第2図の一部をさらに拡大して示す図
、第4図はケーソン移動台車およびケーソン移動装置の
一部を示す側面図、第5図は第1図V−■線の拡大断面
図、第6図は横行ガイドレールおよびケーソン移動装置
の走行体の一部を示す平面図、第7図は同側面図、第8
図は上記走行体の動作を説明する第7図相当の図、第9
図および第10図はそれぞれ第1図のA部およびB部を
拡大して示す図、第11図は第1図の一部切欠き側面図
、第12図はケーソン引出し用浮ドツクの横断面図、第
13図はケーソン引出し用浮ドツクのガイドレールの拡
大横断面図、第、14図は接岸前のケーソン引出し用浮
ドツクを示す平面図、第15図は同一部切欠き側面図、
第16図は第14図の一部拡大図、第17図は第16図
XVII−XVII線に沿って接岸直前の状態を示した
断面図、第18図は連結レールを示す側面図、第19図
は同平面図である。 3・・・・・・ケーソン引出し用浮ドツク、54・・・
・・・ポンツーンデツキ(甲板)、56・・・・・・移
動台車走行溝、58・・・・・・ケーソンジヤツキ挿入
溝。
ドおよびその岸壁に接岸されたケーソン引出し用浮ドツ
クを示す平面図、第2図は第1図II −II線の拡大
断面図、第3図は第2図の一部をさらに拡大して示す図
、第4図はケーソン移動台車およびケーソン移動装置の
一部を示す側面図、第5図は第1図V−■線の拡大断面
図、第6図は横行ガイドレールおよびケーソン移動装置
の走行体の一部を示す平面図、第7図は同側面図、第8
図は上記走行体の動作を説明する第7図相当の図、第9
図および第10図はそれぞれ第1図のA部およびB部を
拡大して示す図、第11図は第1図の一部切欠き側面図
、第12図はケーソン引出し用浮ドツクの横断面図、第
13図はケーソン引出し用浮ドツクのガイドレールの拡
大横断面図、第、14図は接岸前のケーソン引出し用浮
ドツクを示す平面図、第15図は同一部切欠き側面図、
第16図は第14図の一部拡大図、第17図は第16図
XVII−XVII線に沿って接岸直前の状態を示した
断面図、第18図は連結レールを示す側面図、第19図
は同平面図である。 3・・・・・・ケーソン引出し用浮ドツク、54・・・
・・・ポンツーンデツキ(甲板)、56・・・・・・移
動台車走行溝、58・・・・・・ケーソンジヤツキ挿入
溝。
Claims (1)
- 甲板54上面に長さ方向に形成された2条ないし3条の
移動台車走行溝56と、各走行溝56と交差するように
形成された複数のケーソンジヤツキ挿入溝58と、これ
らの溝56.58を塞ぐ取外し式渡し板とを備えている
ケーソン引出し用浮ドツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12713980U JPS5919676Y2 (ja) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | ケ−ソン引出し用浮ドツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12713980U JPS5919676Y2 (ja) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | ケ−ソン引出し用浮ドツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5748199U JPS5748199U (ja) | 1982-03-17 |
JPS5919676Y2 true JPS5919676Y2 (ja) | 1984-06-07 |
Family
ID=29487550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12713980U Expired JPS5919676Y2 (ja) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | ケ−ソン引出し用浮ドツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919676Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH042291Y2 (ja) * | 1985-09-20 | 1992-01-27 |
-
1980
- 1980-09-05 JP JP12713980U patent/JPS5919676Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5748199U (ja) | 1982-03-17 |
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