JPS59196111A - 鋼片の切断装置 - Google Patents

鋼片の切断装置

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JPS59196111A
JPS59196111A JP6915983A JP6915983A JPS59196111A JP S59196111 A JPS59196111 A JP S59196111A JP 6915983 A JP6915983 A JP 6915983A JP 6915983 A JP6915983 A JP 6915983A JP S59196111 A JPS59196111 A JP S59196111A
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JP
Japan
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cutting
steel piece
platen
cast steel
cylinder
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Application number
JP6915983A
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English (en)
Inventor
Kiyoji Nakanishi
中西 喜代治
Yoshiaki Kano
好昭 加納
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D15/00Shearing machines or shearing devices cutting by blades which move parallel to themselves
    • B23D15/04Shearing machines or shearing devices cutting by blades which move parallel to themselves having only one moving blade

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は連鋳ズラブ等の鋼片の切断装置に係り、さらに
詳しくは、刃物で鋼片を切断した時に鋼片の切断端に発
生するカエリ等の切断バリを鋼片の表面に発生させない
ようにした鋼片の切断装置に関するものである。
従来より、連続鋳造装置の後面に設けられる連鋳鋼片の
切断装Uとしては各種のものが提案されている。
これらのうちの多くは上下の刃物によって連鋳鋼片に剪
断力を与えて切断している。この切断に用いられる上下
の刃物は、例えば、第1図に示すような構造のものが採
用されている。
第1図において、符号1で示すものは固定された上刃、
符号2で示すものは昇降自在な下刃で両者は連鋳鋼片3
に対して剪断力を与えるためにすれ違いできるように平
行に配置されている。
ところが、このような刃物を用いて連鋳鋼片3を切断す
ると、第2図に示すように切断された連鋳鋼片3の切断
端の上下表面近くに鋼片3の略全幅にわたって必ず、カ
エリ等の切断バリ3aが生じる。このような切断バリ3
aが生じたままの状態で連鋳鋼片3を次の圧延工程にお
ける圧延ローラ4.5間に送り込むと、l、77断バリ
3aは必ず連鋳鋼片3の表面に折り返されて圧延7され
てしまう。
折り返えされて圧延さた切断バリ3aは薄く延ばされ、
第3図に示すように帯鋼となった鋼片6の切断端側の表
面に長手方向に山形状に伸びるヘゲ疵6aが形成される
。このヘゲ疵6aが存在づる長ざLは、例えば211m
の厚みの帯鋼で最大’lQmにも達する。
このヘゲ疵6aが生じた部分は、圧延後に切断除去され
ねばならず、製品とはならないために歩留りが著しく低
下する。
本発明は以上のような事情に鑑力なされたもので、圧延
時においてヘゲ疵が生じるもとにインる切断ハリを鋼片
の表面近くに生じさせないようにしだ連&F[片の切断
’&fffを提供することを目的としている。
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。
第4図(よ本発明に係る切断装置の一実施例を説明する
もので、図において符号10.10で示すものは切断装
置本体のハウジングで、その上下端はセパレータ11.
12によって連結されている。
ハウジング10内には、上から順に上刃プラテン13、
下刃プラテン14、ボトムプラテン15が〕Jイド16
.16に沿って昇降可能に設けられている。上刃プラテ
ン13とボトムプラテン15とは連結部材であるタイロ
ッド17によって一体に連結されている。タイロッド1
7は下刃プラテン14を摺動自在に貫通して設【ノられ
ている。
下端に位置する切断装置本体のセパレータ12には、レ
ベル調整用のシリンダ18が複数個設(プられており、
そのビス]−ンロツl〜18aの先端はボトムプラテン
15に連結されている。また、下刃プラテン14とボト
ムプラテン15との間には切断用シリンダが設けられて
いる。すなわち、ボトムプラテン15には切断用のラム
19が内蔵されており、その上端は下刃プラテン14に
連結されている。
なお、ボトムプラテン15と下刃プラテン14との間に
はプルバックシリンダ20が所定数設けられている。
一方、上刃のプラテン13と下刃プラテン14にはそれ
ぞれギャグシリンダ21.22が設けられてa3す、こ
れらシリンダのピストンロットの先端にはそれぞれ支持
ロール21a、22aが回転自在に設(プられている。
これら支持ローラ21a、22aによって被切断月であ
る連鋳鋼片23がパスライン上に支えられる。なお、第
6図に示すように後面側の下部支持ロール22aは、斜
め下方からシリンダ36により、また、斜め上方からは
ターンバックル等の連結装置37により、切断装置本体
に移動自在に取付りられて83す、クロップを下方への
落し込む時に、シリンダ36のビス1−ンロツドを後退
させることにより、この支持ロール22aを後面側に逃
がせるように構成されている。
ところで、上刃プラテン13と下刃プラテン14には、
それぞれ対向する位置に連鋳鋼片23を挟1vで上刃2
4、下刃25が設(プられている。
上刃24および下刃25は、第5図おJ:び第6図に示
すような構造および配置を採用している。
すなわち、上刃24および下刃25は、それぞれとがっ
た刃先24a 、25aを有し、これらの刃同士および
刃先同士は連鋳鋼片23を挟んで上下対称位置になるよ
うに配置される。
一方、第4図および第6図に示すように、ハウジング1
0の両側には車輪26が複数個回転自在に設けられてd
3す、それぞれの車7輪はレール27上に走行自在に接
している。また、ハウジング10の下端部にも車輪39
が設けられており、ガイjミレール38の下側に接して
転勤し、切rlft装置本体の転倒を防止している。
そして、第6図しこ示すようにハウジング10には、走
行用シリンダ28のピストンロット288が連結されて
おり、切断装置本体を連鋳鋼片23の搬送速度に同期さ
せて前進させ、また、元の位置に復帰させるように構成
されている。
切断装置本体を挟んで走行用シリンダ28と反対側には
、連鋳鋼片23のパスライン上に沿って支持枠29が配
置されており、この支持枠29には所定間隔で連鋳鋼片
23の搬送[1−ラ30が設けられている。
支持枠29の切断装置本体側の端部には、チルチングチ
−プル31が軸32によって回動自在に軸承されている
。このチルチングチ−プル31には1個の搬送ローラ3
3が設(′1られている。
このデルチングチ−プル31は、支持枠29側に取り付
けられたシリンダ34のビス]−ンロツド34aの先端
に回転自在に連結されている。
従って、シリンダ34を作動させて、ピストンロッド3
4aを後退さければ、プルチングデーブル31は第6図
に実線で示ず水平な位置から、二点鎖線で示す下方に逃
げた位置まで回動させることができる。
また、第6図中筒号40で示づものは連鋳設備末端のビ
ンヂロール、符号41で示すものは切断装置の前面に位
置する搬送ローラである。
次に、以上のように構成された本発明の詳細な説明Jる
まず、レベル調整用シリンダ18を作動さけ、ボトムプ
ラテン15を上下させる。ボトムプラテン15が上下す
ると、タイロッド17により連結されている上刃プラテ
ン13が上下し、上刃24が上下する。このような動作
によって上刃24を連鋳鋼片23から所定路14[tM
れた位置にセットする。
一方、下刃プラテン14の下刃25が連鋳鋼片23を挟
んで上刃24と上下対称な位置になるようにプルハツク
シリンタ20を作動させて調節する。このような上刃プ
ラテン13および下刃プラテン14の位置決めは、運転
前に1度たけプリセラ[・させてお+jば良い。この位
置決めは、例えば、上刃プラテン13と本体との間に、
また、下刃プラテン14と本体との間にそれぞれリミッ
トスイッチ等の位置検出器を設けて制御さけるか、また
は、油圧系統を制御させたり、位置調節可能な機械的ス
トッパを設けるなどして行なえば良い。
このようにして、上刃24および下刃25を連#kn4
片23を挟んで上下対称な位置にセットづると共に、シ
リンダ34を作動させて、そのビスl−ンロツド34a
を前進ざV、チルチングチ−プル31を水平な状態にし
連1m片23のパスラインと一致させる。j、た、ギャ
グシリンダ22.36を作動さゼ、支持0−ル22’a
を上昇させて連鋳鋼片23のパスラインに合わける。こ
の支持ロール22aにより、切断装置本体内でも連鋳鋼
片23を支持できるので、搬送ローラ間の距離を縮める
ことができ、高温で変形しやづい状態にある連鋳鋼片2
3の変形を防ぐことができる。
各機器を以上のような状態にざぜた後、連鋳鋼片23を
切断装置内部に導く。
一般に、連鋳設備から最初に導かれる連鋳鋼片は、その
先端が不定形をしl〔クロップと呼ばれる製品として使
用で゛ぎない部分となっている。このため、まず最初に
、このクロップの切断除去が行なわれる。すなわち、ク
ロップの先端が切断装置内部に導かれ、その切断位置が
上下の刃物24.25間に達した時、切断装置の走行用
シリンダ28を作動さulそのピストンロッド28aを
前進させ、切断装置本体を連鋳鋼片23の搬送速度に同
期させて前進させる。その直後に、ギャグシリンダ21
を作動させ上部支持ロール21aを下降させて連鋳鋼片
23を下部支持ロール22aとの間で均等の力で挟持す
る。この時の各機器の状態が第4図および第6図に示さ
れている。
同時に、切断用ラム19およびレベル調整用シリンダ1
8を作動さU、切断動作を開始させるが、この時の作動
要領は次のようにする。すなわち、ボトムプラテン15
に対して下刃プラテン14がVの速度で上昇するように
ラム19のヘッド室19aへ切断力としての油圧を作動
させる。同時に、ボトムプラテン15および上刃プラテ
ン13が、v/2の速度で下降するようにレベル調整用
シリンダ18のロッド側に油圧を作動させる。そうする
と、下刃プラテン14はV −V /2 =V /2の
速度で上昇することになる。すなわち、上刃24と下刃
25は同一速度v/2でそれぞれ下降、上昇することに
より、連鋳鋼片23へくい込んでいき、連鋳鋼片23が
切断される。なお、切断時には、連鋳鋼片23はその被
切断部の両側で上下のギャグシリンダ21.22.36
により支持ロール21a、22aを介して上下方向から
均等に挟持されるため、連鋳鋼片23は上下方向へ移動
することがないので、上刃24と下刃25とは連鋳鋼片
23を中心として上下対称な位置を保ちつつ、上刃24
と下刃25は連鋳鋼片23に対して同一速度で同一量ず
つくい込んで行き、切断作用が確実に行なわれる。
このようにして、連鋳鋼片23は切断されていくが、上
刃24と下刃25による連’4614片23の切断は上
下の刃物24.25の刃先24aおよび25aがぶつか
ることが無い位置で終了する。
すなわち、上下の刃物24.25の刃先24a125a
がおのおの連鋳鋼片23の厚みの中心部付近に達すると
第5図(a )に示すように三角形状の断面を有する上
下の刃物24.25の左右の斜面によって連鋳鋼片23
は刃物24.25を挾んで左右の水平方向に分離される
ように押される。
従って、上下の刃物24.25の刃先24a 、 25
aが連鋳鋼片23の中心部付近に達すると、このく、さ
び作用により連鋳鋼片23は、その板厚中心部付近が簡
単に破断されて分離される。このため、上下゛の刃物2
4.25の刃先24aおよび25aが連鋳鋼片23へく
い込み、連鋳鋼片23の板厚中央部付近に達し、連鋳鋼
片23の板厚中央部が破断される時点でそれぞれ上刃2
4および下刃25の下降動作および上昇動作を終了させ
るよ゛うにすれば、刃先24aおよび25a同士がぶつ
かり合うことはない。
この切断が完了した時の連鋳鋼片23の切断部形状は、
第5図(b)のようになり、板厚中央の先細部の先端部
、すなわち破断部にバリ3bがわずかに発生している。
なお、前記したように切断装置本体の走行を開始させる
前に、シリンダ34を作動させ、チルチングチ−プル3
1を第6図に二点鎖線で示す位置へ逃がしてやり、切断
装置本体の走行に邪魔にならないようにしておく。
このようにして、クロップの切断が完了すると、油圧シ
リンダ36を作動−させて、後面側の下部支持ロール2
2aを後退させ、切断されたクロップをシュート35上
に落下させ、図示していないクロップ台車上に導き、回
収する。
このようにクロップの切断除去が行なわれた後に、走行
用シリンダ28が作動され、切111′i装置本体が元
の位置に後退し始める。同時に上側のギャグシリンダ2
1が作動し、上部支持ロール21aが−F臂し、また、
シリンダ34が作動してチルチングチ−プル31は水平
状態に復帰し、さらに、シリ〕/夕36が作動して後面
側の下部支持ロール22aも元の位置に戻り、搬送され
ている連鋳鋼片23を支持覆る。そして、ボトムプラテ
ン15に対して下刃プラテン14がVの速度で下降づ−
るようにプルバックシリンタ20のロッド側に油を供給
し、同時に、ボトムプラテン15 a3よび上刃プラテ
ン13がV/2の速度で上昇するようにレベル調整用シ
リンダ18のヘッド側に油を供給してやる。この結果、
下刃プラテン14はV −V 、/2=V/2の速度で
下降するので、上刃プラテン13と下刃プラテン14は
同一速度V/ 2でそれぞれ上昇、下降し、上刃24と
下刃25は連鋳鋼片23を挾んで上下対称な位置にとま
る。
このように切断装置の各機器が切断開始前の状態に復帰
している間も、連鋳鋼片23は連続して搬送されており
、上下の刃物24.25間を通って、後面のチルチング
チ−プル31の方向へ導かれているが、この時、切断装
置内の2本の下部支持ロール22aおよびチルチングチ
−プル31は連鋳鋼片23のパスライン上の水平位置に
あって連鋳鋼片23を支持、搬送しているので、高温で
変形しやすい状態にある連鋳鋼片23は下方に向って湾
曲したり変形したりするようなことはない。
やがて、連鋳鋼片23が所定距離搬送され、切断位置に
来ると、連viM片23の定寸切断が開始される。すな
わち、前)ホしたクロップ切断時の作動要領と同、様に
、走行用シリンダ28が作動し、切断装置本体が連鋳鋼
片23の搬送速度と同期して前進を始める。−同時に、
シリンダ34が作動し、チルチングチ−プル31が下降
する。そして、上側のギャグシリンダ21が作動して上
部支持ロール21aが3!!鋳鋼片23の表面に当接さ
れ、下部支持ロール22aとの間で連鋳鋼片23が上F
から均等な力で挾持される。続いて、ラム19およびレ
ベル調整用シリンダ18が前述と同要領で作動され、上
下の刃物24.25が同一速度で、IA]〜liだけ連
鋳鋼片23へくい込んで連鋳鋼片23の切断が行なわれ
る。
切断が完了すると同局に、前述したり[1ツブの切断完
了時と同じ要領で、走行用シリンダ28が作動して切断
装置本体は元の位置に戻り始め、上側のギャグシリンダ
21が作動して上部支持fコール21aが上昇する。ま
た、プルパックシリンダ20およびレベル調整用シリン
ダ18も前)ホど同要領の作動をして、上下の刃物24
.25が離れ、元の位置に復帰する。そして、チルチン
グデーブル31が水平位置に戻る。ただし、このような
連鋳鋼片23の定寸切断を行なう時には、クロップの切
断完了後のように後面側の下部支持[コール22aを後
退させる動作はさせる必要はない。
以下、同様な作動を繰り返して、連鋳鋼片23の定寸切
断が行なわれる。そして、このようにして定寸切断され
た連鋳鋼片23は、圧延工程へと搬送される。
このようにして切断された連鋳鋼片23の切断端には、
従来のように鋼片23の外表面側に向う切断パリは生じ
ることはなく、第5図(b)に示すように、板厚中央の
先細部の先端にわずかに発生ずるだ(プなので、これを
圧延ロールで圧延しても第7図(B)に示すようにヘゲ
疵6a′/J′X発生する距離り一は極めて小さく製品
の歩留りは著しく向−1ニする。
以上説明した実施例では、上刃24と下刃25とを同時
に昇降させて鋼片23を切断させるようにしたが、これ
は上刃24を固定させ、下刃25のみを昇降さセるか、
あるいは逆に、下刃25を固定させ、上刃24のみを昇
降させるようにして切断させることもできる。この場合
には、例えばレベル調整用シリンダ18等により、上刃
プラテン13あるいは下刃プラテン14のいずれか一方
を固定させるように・し、切断に伴なう鋼片23の上下
方向の移動を吸収しうるディプレッシングテーブル等を
切断装置本体に隣接させて設けるなどしてやれば良い。
また、以上の説明では切断用シリンダとしてボトムプラ
テン15に切断用ラムを内蔵させ、このラムを下刃プラ
テン14に連結させた場合を示したが、これは切tli
用シリンダとして、ボトムプラテン15と下刃プラテン
14との間に独立したシリンダを設け、例えば、シリン
タ本体をボトムプラテン15に取付【プ、そのピストン
ロッドを下刃プラテン14に連結させるようにしても良
い。
さらに、本実施例においては、上刃24と下刃25とを
鋼片23に対して同一速度で同一量た(ブくい込ませる
ことにより、鋼片23の切断動作か、を刃24と下刃2
5のそれぞれの刃先24aと25aが鋼片23の板厚方
向の中央部伺近に達した時点で完了するようにし、第5
図(1))に示すような切断端の断面形状が板厚方向の
中央部か突出した先細形となるようにしたが、これは例
えば切断中にレベ・調整用シリンダ18の作動j*度■
を変えるなどして、上刃24と下刃25とを異った昇降
速度とすることにより、板厚方向の中央部以外の位置で
切断が完了するようにすることもできる。
また、上述した実施例に示した上下の刃物24.25は
、先端部の断面形状が三角形状のものとして例示したが
、必ずしもこれに限定されるものではなく、第8図(A
)〜(F)に示ずような上下が対称な各種の19i面形
状のものも採用することができる。
また、上述した実施例においては、レベル調整用シリン
ダ18は、下側のセパレータ12に取付番プであるが、
これは上側のセパレータ11に取付(づたり、ハウジン
グ10に取付けたりし、そのピストンロッド18aは、
上刃プラテン13、下刃プラテン]4、ボトムプラテン
15のうちのどれか1つに連結させても良い。
さらに、以上の実施例では、切断装置本体を連鋳鋼片2
3の搬送速度に同調させて前進させつつ切断する、いわ
ゆる走間切断方式を採用したちのとして例示したが、本
発明は勿論、鋼片23を停止させて切断する固定した切
断装置にも適用することができる。
なお、本発明の詳細な説明で述べたように、第5図(a
)に示したような上下の刃物24.25により鋼片23
を切断している時、鋼片23は刃物24.25を挾んで
左右の水平方向へ押されるが、刃物24.25にりも上
流側(前面側)の鋼片23は連続しており、かつ、所定
の速度で搬送されているので、この上流側の鋼片23は
押し戻される結果となる。そこで、このような押し戻さ
れるノJを鋼片23に加えないようにするため、切断中
は、切断装置本体の移動走行速度を鋼片23の搬送速度
よりも、前記の押し戻される速度だ【プ早くさせて、走
間切断をしてやる必要がある。
ところで、本発明を適用すると、前述したように切断パ
リが切断端の板厚方向の中央部付近にわずかに発生ずる
だけなので、圧延後のヘゲ疵6aの発生は大巾に少なく
なり、また、切断と同時に切断端が先細形に予成形にさ
るため圧延後に端部のクロップ量も減少するが、以上の
実施例で説明したような直線刃、例えば第7図(A)に
示すものを用いて、鋼片23をその長手方向に対して直
゛角に切断したものを圧延すると、第7図(B)に示す
ようなフィンシコテール6bおよび先端不定形部6Cの
ようなりロツプ部がそれぞれ製品の長手方向の両端に依
然として発生する。すなわち、−例を示すと、第7図(
B)に示すように圧延方向(図中矢印方向)に対して後
端のフィッシコテール部6bがへこみ、先端不定形部6
cが丸くとがった形状となる。この部分は製品の不良形
状部であり、製品とはならない。
従って、このような不都合を少しでも解消するためには
、第9図あるいは第10図に示すような上下の刃物24
.25とすると良い。すなわら、切断後の被切断部の形
状が、前記したような圧延後の先端クロップ6Cおよび
後端クロップ6bの形状と逆向きになるように上下の刃
物24.25を湾曲させたり、あるいは屈曲されたりす
ると良い。
このような形状の刃物24.25を採用すれば、圧延後
において切断端をはぼ直線状にすることができ、クロッ
プの発生量をざらに減少させることかできる。
なお、以上の実施例では、被切断材として連鋳スラブ等
の連鋳鋼片を切断する場合を説明したが、本発明はこれ
に限定されるものて゛はなく、通常の鋼板等の被切断材
にも勿論適用できる。
以上の説明から明らかなように、本発明(こよれば、そ
れぞれ先が細った刃先を有する上刃ど下刃を、その刃物
同士およびその刃先同士をそれぞれ鋼片を挾んで十1;
ター]称位置に配して6JAハを切断させる装置を採用
しているため、次のような優れた効果がある。
(1〉従来のように、鋼片の切断端の」〕下表面近くに
切断パリが生じない。従って、圧延時に生ずるヘゲ疵の
量を大I+] 4こ減少さけることができ、製品の歩留
りを名しく向上させる口とができる。
く2)切断※し“4の板厚方向の断面形状が突出した先
細形になるため、月−延づるj場合にJ土延ロ〜ルに1
噛み込み易い。また、この切断された鋼片をローラテー
ブルで搬送する時に、ローラへのつつかけが小ざい。
(3)鋼片の先後端が切断と同時に先細形に予成形され
るために、圧延後に圧延材の先後端のクロップ量が減少
し、歩留りが向上する。
(4)スラブ断面中央部が未凝固な鋼片を切断する場合
、従来のようにガス切断または平行刃をずれ違いに47
降ぎせて切断する装置では、未凝固部分がブレイクアラ
1〜する可能性があるが、本発明による切断装置を採用
ずれば、切断端の未凝固部分を鋼片の凝固した表面組織
で包み込む状態となり、ブレイクアウトを防止すること
かできる。
(5〉ラム等の大型の切断用シリンダをボトムプラテン
と下刃プラテンとの間に設(ブたので、切断装置の重心
が下方に位置し、切断装置の安定度が高くなり、確実な
切断動作をさせることができる。
(6)上下の刃を昇降自在として鋼片にくい込ませて鋼
片を切断させる場合は、上部支持ロールと下部支持ロー
ルにより鋼片を上下から均等な力で挾持すれば、鋼片の
パスラインを常に一定に保つことができる。そして、こ
のために切断装置の前後面のディプレッシングテーブル
、あるいはローラへのつつかけ防止設備等の鋼片の上下
方向への移動に伴なう対応設備が不要となり、装置が簡
単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の切断装置による切断要領を示す説明図、
第2図は従来の切断装置により切断しl〔場合の切断パ
リの発生状態を説明する図、第3図は従来の切断装置に
より切断された鋼片を圧延した場合のヘゲ疵の発生状態
を示で図、第4図は本発明の一実施例を説明する正面図
、第5図(a)および第5図(b)はそれぞれ本発明に
よる切断状態の一例および切断後の切断端形状の一例を
説明する図、第6図は第4図の側面図、第7図(△)は
本発明の刃物の一実施例を示ず斜視図、第7図(B)は
本発明により切断した場合のヘゲ疵の発生状態を説明す
る図、第8図(A)〜(F)は本発明による上下の刃物
の他の実施例を示す図、第9図および第10図は本発明
の上下の刃物の変形例を説明する斜視図である。 1.24・・・上刃、2.25・・・下刃、24a、2
5a・・・刃先、3.23・・・鋼片、6a・・・ヘゲ
疵、10・・・ハウジング、11.12・・・セパレー
タ、13・・・上刃プラテン、14・・・下刃プラテン
、15・・・ボ1〜ムプラテン、17・・・連結部材(
タイロッド)、18・・・レベル調整用シリンダ、19
・・・ラム、19a・・・ラム用ヘッド全、20・・・
プルバックシリンタ゛、21.22.36・・・ギャグ
シリンダ、21a、22a・・・支持ロール、28・・
・走行用シリンダ、26.39・・・車輪、31・・・
チルチングチ−プル。 特許出願人   宇部興産株式会社 第1図 第2図 第3図 a 第4図 第5図 (a) 第7図 (A) 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 切断装置本体に対して上から下にかレノで順次、上刃プ
    ラテン、下刃プラテン、ボトムプラテンをそれぞれ昇降
    自在に設け、上刃プラテンと下刃プラテンにそれぞれ上
    刃と下刃を対向させて設け、−ト刃ブラデンとボトムプ
    ラテンとの間に切断用シリンダを設()、Jl刃フ゛ラ
    テンとボ1〜ムブラデンとを一体に連結し、切断装置本
    体と前記33つのプラテンのうちのいずれか1つのプラ
    テンとの間にレベル調整用シリンタを設け、前記上刃と
    下刃とをそれぞれ先が細った刃先を右する刃とし、かつ
    その刃同士および刃先同士をそれぞれ鋼片を挾んで互に
    上下対称位置に配したことを特徴とする鋼片の切断装置
JP6915983A 1983-04-21 1983-04-21 鋼片の切断装置 Pending JPS59196111A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111069678A (zh) * 2019-11-28 2020-04-28 武汉大西洋连铸设备工程有限责任公司 连铸钢坯同步液压剪切方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111069678A (zh) * 2019-11-28 2020-04-28 武汉大西洋连铸设备工程有限责任公司 连铸钢坯同步液压剪切方法
CN111069678B (zh) * 2019-11-28 2021-09-17 武汉大西洋连铸设备工程有限责任公司 连铸钢坯同步液压剪切方法

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