JPS59196048A - タマリンド種子粉末の溶解法 - Google Patents

タマリンド種子粉末の溶解法

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JPS59196048A
JPS59196048A JP58069343A JP6934383A JPS59196048A JP S59196048 A JPS59196048 A JP S59196048A JP 58069343 A JP58069343 A JP 58069343A JP 6934383 A JP6934383 A JP 6934383A JP S59196048 A JPS59196048 A JP S59196048A
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JP
Japan
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tamarind seed
seed powder
water
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tamarind
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Masayoshi Minami
南 昌義
Yoshizumi Hayashi
林 良純
Atsunobu Mizote
溝手 敦信
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Sansho Co Ltd
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Sansho Co Ltd
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不発−明はタマリンド種子粉末の溶解法に関する。さら
に詳しくは特定の無機化合物の存在下に撹拌することを
特徴とするタマリンド種子粉末の溶解法に関する。
り・マリンド種子粉末は、豆科植物であるタマリンダス
 インディカ(Tamarindus 1ndica 
Linn、 )果実中の種子から外皮を除去し、粉末化
することによってえられる。タマリンド果実の果肉は主
としてカレー、ソースなどの食品原料として用いられ、
タマリンド種子はその副産物としてえられるものであり
、廉価に入手できる。
タマリンド種子粉末は粗タンパク質16.95〜20.
12%(重量%、以下同様す、粗脂肪6,03〜7.3
9%、炭水化物(多糖類) 65.14〜72.17%
、粗紛維0.73〜4,32%、灰分2,45〜3,2
8%からなり、灰白色ないしクリーム色の粉末であり、
常温水に分散するがその粘稠度は低い。しかしその水性
分散液を加熱すると著しく粘稠度が増大して糊化する。
かかる糊化物は古くからサイズ剤などとしてインド、パ
キスタン諸国で使用されており、最近では種々の工業分
野で分散安定剤、増粘保水剤、粘着剤、結着剤などの原
料としてその利用が図られている。
しかしながらタマリンド種子粉末は、前記のごとく常温
では水に分散するが溶解糊化せず、糊化するためには8
0〜95°Cに加熱することが必要である。そのような
糊化のための加熱は工業的に不利であり、工業化にあた
って、常温でも水に溶解して糊化可能なタマリンド種子
粉末をうるべく、タマリンド種子粉末をエステル化、エ
ーテル化などの化学的処理により誘導体としたり、タマ
リンド種子から多糖類のみを抽出分離し精製したりして
いる。
しかし、化学的処理により誘導体にするにしてもまた多
糖類を分離抽出するにしても、加工コストの増大は避け
られない。
本発明者らは、そうしたタマリンド種子粉末自体に水溶
化処理を施さすにかつ常温でも水に溶解糊化せしめうる
タマリンド種子粉末の溶解法を開発するべく鋭意研究を
重ねた結果、タマリンド種子粉末を特定の無機化合物の
存在下に水中で攪拌するときは、常温に8いてもタマリ
ンド種子粉末が水に溶解糊化して充分な粘度の糊液がえ
られることを見出し、本発明を完成した。
本発明における特定の無機化合物は、H,NH,、Na
、 K、 Ba、 My、 Oa、 Zn、 Sn、F
eおよびA/よりなる群から選ばれた1種の陽イオンと
OlおよびN03よりなる群から選ばれた陰イオンとの
無機化合物であり、具体的には塩酸、塩化アンモニウム
、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化バリウム、塩化
マグネシウム、塩化カルシウム、塩化亜鉛、塩化スズ、
塩化鉄、塩化アルミニウム、硝酸、硝酸アンモニウム、
硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸バリウム、硝酸マ
グネシウム、硝酸カルシウム、硝酸亜鉛、硝酸スズ、硝
酸鉄、硝酸アルミニウムがあげられる。それらは含水塩
であってもよい。
本発明において特定の無機化合物は、タマリンド種子粉
末の水分散液中に添加してもよいし、あらかじめ水に溶
解させておいてもよいし、またタマリンド種子粉末とあ
らかじめ混合していてもよい。
特定の無機化合物の用は、無機化合物の種類、水温、溶
液のpHなどによって異なるが、通常水100部(重量
部、以下同様)に対して10部以上、とくに20部以上
が好ましい。
タマリンド種子粉末はタマリンド種子から外皮を取り除
いて粉末化したものが用いられるか、脱脂したものも用
いることができる。
本発明のすぐれた効果は、タマリンド種子粉末を特定の
無機化合物の存在下に水中で攪拌するだけで常温lこお
いてタマリンド種子粉末を充分溶解糊化できることにあ
るが、所望により加温または加熱して溶yN、糊化を促
進させてもよい。
撹拌に要する時間はタマリンド柚子粉末の媚や無機化合
物の種類、量、処理温圧、攪拌条件などによって異なる
が、常温に2いては通常30分m]〜1時間である。
本発明の方法によってえられるたとえばタマリンド種子
粉末5%の糊液は、淡褐色の不透明できわめて流動性に
すぐれたものであり、タマリンド種子粉末を水に加熱溶
解してえられるIJ液に優るも劣らない保水性、粘稠性
を示す。
なお本発明の方法によってえられる糊液は、水で希釈さ
れ無機化合物の濃度が下がってもタマリンド種子粉末を
析出することがない。
本発明の方法によるときは、廉価でかつ入手容易な前記
無機化合物の存在下にタマリンド種子粉末を水に分散さ
せるだけで常温においてタマリンド種子粉末を溶解糊化
することができ、タマリンド種子粉末の工業的価値を飛
躍的に増大せしめつる。
つぎに本発明の方法を実施例に基ついて説明するが、本
発明はかかる実施例のみlこ限定されるものではない。
実施例1 インド産タマリンド種子粉末(200メツシュパス分9
5%以上)5部を、第1表に示す無械化合物を同表に示
す濃度になるよう溶解し1こ水浴液95部に加えてタマ
リンド種子粉末の分散液を調製した。
各分散液をプロペラ攪拌機により30分間攪拌(回転数
1500rpm ) してタマリンド種子糊液をえた。
それらの粘度(BH型粘度計、20 rpm、以下同様
〕を調べた。結果を第1表に示す。
えられた各タマリンド種子糊液は無機化合物の種類や添
加量によって淡黄褐色ないし褐色の半透明ないし透明な
粘稠性の液となった。
比較例1 無機化合物を加えなかったほかは実施例1と同様にして
タマリンド種子粉末を調製し、実施例1と同様にして3
0分間攪拌したところ、その分散液の粘度は40 aP
ときわめて低いものであった。
比較例2 水150部に第三リン酸アンモニウム150部を分散さ
せた液にタマリンド種子粉末15部を攪拌下に加えて2
時間さらに撹拌を続けたが、分散液に粘稠性は発現せず
、攪拌を止めるとタマリンド種子粉末が分離沈澱した。
なお、この分散液の粘度は3Q cP以下であった。
比較例3 水150部に硫酸アンモニウム150部を分散させた液
にタマリンド種子粉±15部を攪拌下に加えて2時間さ
らに攪拌を続けたが、分散液に粘稠性は発現せず、攪拌
を止めるとタマリンド種子粉末が分離沈澱した。上澄液
は殆んど着色して2らず、透明であった。
実施例2 20°Cの水450部にタマリンド種子粉末50部を攪
拌下に分散させ、タマリンド種子分散液を調製した。こ
の分散液の粘度は約100 cPであり、攪拌を停止す
るとタマリンド種子粉末が分離沈澱した。
その分散液にS n 0(12・2H20を500部攪
拌下(回転数1500rpm )に添加すると、タマリ
ンド種子粉末が膨潤溶解して分散液の粘度か急激に上昇
し、糊化した。えられたタマリンド種子糊液は白色を帯
びた淡褐色のペースト状のものであり、その粘度は98
000 cPであつfこ。
また、このタマリンド種子糊液を室温で10日間放置し
たものの粘度は94500 cPであり、殆んど変化が
なかった。
えられた塩化スズを含むタマリンド種子粧液50部、泗
石酸アンモニウム2部、オクチルアルコール1部および
水10部を均一に混合したものは、ポリエステル用白色
抜染糊としてきわめてすぐれたものであった。
実施例3 20°0の水200部をこタマリンド種子粉末10部を
(b押下に分散させ、タマリンド種子分散液を調製した
。この分散液の粘度は約4[] cPであり、攪拌を停
止するとタマリンド種子粉末が分離沈澱した。
その分散液にNH4No3を200部攪拌下(回転数1
500 rl)m )に添加すると、タマリンド種子粉
末が膨潤溶解して分散液の粘度が急激に上昇し、糊化し
た。えられたタマリンド柚子糊液は半透明の淡褐色の糊
液であり、その粘度は約2000cPで゛あった。
このタマリンド種子糊液にさらにNH4No3200部
、Oa (N O3)2200部、NaNO350部、
トウモロコシデンプン50部、アルミニウム15Llo
部耶よびピロアンチモン酸カリウム0.1部を加えて6
0分間混練し、成形用能な泥状のスラリーをえた。この
スラリーを内径2.4cm、長さ40部mのポリエチレ
ンフィルム製のチューブ状袋に充填し、24時間放置し
たところ内容物がゲル状となり、耐水性のスラリー爆薬
かえられた。
実施例4 KOI 10部、尿素10部およびタマリンド種子粉末
1部を粉末状で充分混合したのち、20°Cの水10部
を添加して混練し、粘稠なペースト状のタマリンド種子
糊液をえた(粘度100000 cP以上ン。これにリ
ン酸アンモニウムの粉末20部を加えて均一に分散せし
めたのち、ざらにタマリンド種子粉末8.5部とホウ砂
0.5部を加えて充分混練すると粘着性を有するうの礼
状になり、これを成形乾燥して約5mm径の固形肥料を
えた。
実施例5 20°Cの水1eにタマリンド種子粉末1000.を撹
拌下に分散させてタマリンド種子分散液をえた。この分
散液の60分後の粘度は約100cPであり、撹拌を停
止するとタマリンド種子粉末が分離沈澱した。
この分散液にNa0A! 290gを攪拌下(回転数1
50Orpm )に投入するとタマリンド種子粉末が徐
々に膨潤溶解し、半透明の淡黄褐色の粘稠なタマリンド
種子糊液がえられた(粘度47000cP)。
このタマリンド種子糊液100部にマンニット2.5部
を均一に混入し、ついでホウ酸カルシウム粉末2部を混
入したのち、直ちに2cmX10cmX20cmのプラ
スチック容器に充填密封したところ、24時間以内に内
容物が常温でゲル状に変化した。
えられたゲル状物は融点が一21°0であり、蓄冷剤と
してすぐれた効果を有しており、凍結、解凍の繰り返し
に対しても離水することなくきわめて安定していた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l  H,NHNa、に、Ba、Mg、Oa、 Zn、
     Sn、 Fe 2よひA71 よりなる群から選ばれた1種の陽イオンとOlおよびN
    O3よりなる群から選ばれた陰イオンとの無機化合物の
    存在下にタマリンド種子粉末を水中で攪拌することを特
    徴とするタマリンド種子粉末の溶解法。 2 常温で行なう特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP58069343A 1983-04-18 1983-04-18 タマリンド種子粉末の溶解法 Granted JPS59196048A (ja)

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JP58069343A JPS59196048A (ja) 1983-04-18 1983-04-18 タマリンド種子粉末の溶解法

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JPS59196048A true JPS59196048A (ja) 1984-11-07
JPH0429330B2 JPH0429330B2 (ja) 1992-05-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009060794A (ja) * 2007-09-04 2009-03-26 Taiyo Kagaku Co Ltd 糊料組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009060794A (ja) * 2007-09-04 2009-03-26 Taiyo Kagaku Co Ltd 糊料組成物

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JPH0429330B2 (ja) 1992-05-18

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