JPS5919497Y2 - 水平偏向回路 - Google Patents
水平偏向回路Info
- Publication number
- JPS5919497Y2 JPS5919497Y2 JP16396379U JP16396379U JPS5919497Y2 JP S5919497 Y2 JPS5919497 Y2 JP S5919497Y2 JP 16396379 U JP16396379 U JP 16396379U JP 16396379 U JP16396379 U JP 16396379U JP S5919497 Y2 JPS5919497 Y2 JP S5919497Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- power supply
- circuit
- ripple
- horizontal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Television Scanning (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はテレビジョン受像機等に用いられる水平偏向
回路に関する。
回路に関する。
第1図はテレビジョン受像機の水平偏向回路の例である
。
。
11は、同期信号及びフライバックパルスが入力される
自動周波数制御(AFC)回路である。
自動周波数制御(AFC)回路である。
また12は水平発振回路である。この回路において、コ
ンデンサC2〜C4及び抵抗R2〜R3は、AFC出力
制御電圧を平滑するフィルタを構成する。
ンデンサC2〜C4及び抵抗R2〜R3は、AFC出力
制御電圧を平滑するフィルタを構成する。
抵抗R4は制御電圧を発振回路へ伝達する抵抗である。
トランジスタQ1は、水平ドライブトランジスタ、Dl
はダンパーダイオード、C7は共振容量、Llは偏向コ
イル、C8はS字補正コンテ゛ンサ、T2はフライバッ
クトランスである。
はダンパーダイオード、C7は共振容量、Llは偏向コ
イル、C8はS字補正コンテ゛ンサ、T2はフライバッ
クトランスである。
電源子Bが加えられると、水平ドライブ回路には抵抗R
6を介して電源電圧が供給され各回路が動作を開始する
とフライバックトランスの出力パルスは、ダイオードD
3、コンテ゛ンサC9で整流、平滑して得られる低電流
LOW BをダイオードD4を介して水平ドライブ回路
の電源電圧として供給する。
6を介して電源電圧が供給され各回路が動作を開始する
とフライバックトランスの出力パルスは、ダイオードD
3、コンテ゛ンサC9で整流、平滑して得られる低電流
LOW BをダイオードD4を介して水平ドライブ回路
の電源電圧として供給する。
このとき抵抗R6を介しても電力の一部が供給されるこ
とになる。
とになる。
一般にドライブ段で必要とする電源電圧は、50■前後
であり、これに対して電源子Bは110V前後となるの
で、ドライブ段で必要とする電源電圧は、50V前後で
あり、これに対して電源子Bは110V前後となるので
、ドライブ段で必要とする電力を全て電源子Bから供給
するよりも、フライバックトランスがら得られる低電源
LOW Bを使用した方が無駄な電力が少なくて済む。
であり、これに対して電源子Bは110V前後となるの
で、ドライブ段で必要とする電源電圧は、50V前後で
あり、これに対して電源子Bは110V前後となるので
、ドライブ段で必要とする電力を全て電源子Bから供給
するよりも、フライバックトランスがら得られる低電源
LOW Bを使用した方が無駄な電力が少なくて済む。
上記したような回路構成において、ドライブ回路に供給
される電源電圧には、第2図に示すような波形の垂直周
期のリップル電圧が含まれている。
される電源電圧には、第2図に示すような波形の垂直周
期のリップル電圧が含まれている。
第2図においてtvは垂直−周期、t vsは垂直走査
期間を示す。
期間を示す。
第2図のような垂直周期のリップルを生じる原因として
は、電源LOW Bを垂直偏向回路等で使用することや
、フライバックトランスの負荷電力が垂直周期で変化す
ること等があげられる。
は、電源LOW Bを垂直偏向回路等で使用することや
、フライバックトランスの負荷電力が垂直周期で変化す
ること等があげられる。
第3図aはドライブトランスT1の1次側に発生するパ
ルス電圧、第3図すはトランジスタQ2のベース電流、
第3図Cは偏向ヨーク電流の各波形である。
ルス電圧、第3図すはトランジスタQ2のベース電流、
第3図Cは偏向ヨーク電流の各波形である。
ドライブ回路の電源電圧に第2図に示したようなリップ
ル電圧がある場合、例えばリップルの■点の部分で電源
電圧が低いと、ドライブトランスT1の1次側に発生す
るパルス電圧は第3図aに■で指すようにレベルが小さ
い。
ル電圧がある場合、例えばリップルの■点の部分で電源
電圧が低いと、ドライブトランスT1の1次側に発生す
るパルス電圧は第3図aに■で指すようにレベルが小さ
い。
このときトランジスタQ2のベースに供給される電流も
小さく第3図すに■で指すようになる。
小さく第3図すに■で指すようになる。
一般にスイッチング動作を行なう水平出力トランジスタ
はそのベースにドライブ回路から電流が供給されること
によって、ベース・エミッタ間に電荷が蓄積され、それ
が抜は終わるまでコレクタ・エミッタ間は導通状態にあ
る。
はそのベースにドライブ回路から電流が供給されること
によって、ベース・エミッタ間に電荷が蓄積され、それ
が抜は終わるまでコレクタ・エミッタ間は導通状態にあ
る。
つまり、ドライブトランスT1の1次側のパルス電圧が
無くなっても、トランジスタQ2はある期間導通してい
る訳で、その期間を一般に蓄積時間又はストレージタイ
ムと言い、第3図に示すt5がそれに相当する。
無くなっても、トランジスタQ2はある期間導通してい
る訳で、その期間を一般に蓄積時間又はストレージタイ
ムと言い、第3図に示すt5がそれに相当する。
次に第2図のリップルの■点の部分で電源電圧が高い場
合には、ドライブトランスT1の1次側に発生するパル
ス電圧は、第3図aに■で指すようにレベルが大きくな
る。
合には、ドライブトランスT1の1次側に発生するパル
ス電圧は、第3図aに■で指すようにレベルが大きくな
る。
この時トランジスタQ2のベース電流は第3図すに■で
指すように増加する。
指すように増加する。
スイッチングトランジスタにおいては、ベース電流が増
加すると、蓄積電荷量も増加するので、それが抜は終わ
るまでの時間すなわちストレージタイムが長くなる。
加すると、蓄積電荷量も増加するので、それが抜は終わ
るまでの時間すなわちストレージタイムが長くなる。
従ってこのときのトランジスタQ2のストレージタイム
は、第3図すに■で゛指すようにt5′となる。
は、第3図すに■で゛指すようにt5′となる。
第3図Cに示すのは、偏向コイルL1に流れる掃引電流
波形を示すものである。
波形を示すものである。
掃引電流は、トランジスタQ2が導通している限り流れ
続け、トランジスタQ2のカットオフと同時に掃引が終
了し帰線期間に入る。
続け、トランジスタQ2のカットオフと同時に掃引が終
了し帰線期間に入る。
このことかられかるように第3図に示すように■で指す
状態の場合は、t8が短いため掃引終了のタイミングが
早くなり、■で指す状態の場合は遅くなる。
状態の場合は、t8が短いため掃引終了のタイミングが
早くなり、■で指す状態の場合は遅くなる。
つまり、ドライブ回路に供給する電源電圧にリップルが
含まれていると、第3図に示すように掃引電流の位相が
Stsだけ変化することになる。
含まれていると、第3図に示すように掃引電流の位相が
Stsだけ変化することになる。
このような位相変化はAFC回路のループゲインが無限
大であればキャンセルされることになるが、実際には無
限大にはなっていないからキャンセルできない。
大であればキャンセルされることになるが、実際には無
限大にはなっていないからキャンセルできない。
その結果法のような不都合を生じる。
第2図のリップル波形で■で指す部分は掃引電流の位相
が進む。
が進む。
この事は言いかえれば、掃引電流の位相を基準に考えれ
ば同期信号の位相すなわち映像信号の位相が遅れるとい
うことになる。
ば同期信号の位相すなわち映像信号の位相が遅れるとい
うことになる。
逆にリップル波形の■で指す部分では映像信号の位相が
進むということになる。
進むということになる。
このため、画面上に縦線の絵柄が現われるような映像信
号を受像してみると第4図に示すような曲がりを生じて
しまう。
号を受像してみると第4図に示すような曲がりを生じて
しまう。
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、ドライ
ブ回路に供給する電流電圧のリップルによって画面縦線
が曲がってしまうのを補正できるようにした水平偏向回
路を提供することを目的とする。
ブ回路に供給する電流電圧のリップルによって画面縦線
が曲がってしまうのを補正できるようにした水平偏向回
路を提供することを目的とする。
以下この考案の実施例を図面を参照して説明する。
第5図はこの考案の一実施例であり、第1図のものに比
較して、コンデンサC1oと抵抗器R7が追加接続され
ている。
較して、コンデンサC1oと抵抗器R7が追加接続され
ている。
その他の部分は、第1図と共通するので、同一符号を付
す。
す。
第5図において、コンテ゛ンサC1oと抵抗R7とは、
ドライブ回路の電源電圧端子と、自動周波数制御用出力
電圧端子との間に直列に接続されている。
ドライブ回路の電源電圧端子と、自動周波数制御用出力
電圧端子との間に直列に接続されている。
従って、直流電圧はコンデンサCIOによって阻止され
るからドライブ回路に供給される電源電圧に含まれるリ
ップル電圧成分のみが、AFC出力に重畳されることに
なる。
るからドライブ回路に供給される電源電圧に含まれるリ
ップル電圧成分のみが、AFC出力に重畳されることに
なる。
発振回路は制御電圧が上昇すれば発振周波数が高くなり
、制御電圧が下降すれば発振周波数が低くなるような方
式で構成される。
、制御電圧が下降すれば発振周波数が低くなるような方
式で構成される。
従って、制御電圧にリップル電圧を重畳すると、発振周
波数がリップル電圧に追従して変化することになるが、
同期引込状態では、発振周波数の変化としては現われず
に、位相の変化となって現われる。
波数がリップル電圧に追従して変化することになるが、
同期引込状態では、発振周波数の変化としては現われず
に、位相の変化となって現われる。
同期信号の位相を基準に考えると制御電圧が低い場合は
発振周波数が低くなろうとするから発振回路出力パルス
の位相が遅れる。
発振周波数が低くなろうとするから発振回路出力パルス
の位相が遅れる。
この時、発振回路出力パルスの位相を基準に考えると同
期信号すなわち映像信号の位相が進むことになる。
期信号すなわち映像信号の位相が進むことになる。
つまり、第2図に示したリップル波形において■点で示
すように電源電圧がリップルによって低くなった場合映
像信号の位相が進む訳であるから、トランジスタQ2の
t5が短かくなって生じる映像信号の位相遅れを打ち消
す方向となり、電源電圧がリップルによって高くなる部
分■点でもやはり、同様にして発振回路の位相変化とト
ランジスタQ2のt5′による位相変化とで打ち消す方
向となる。
すように電源電圧がリップルによって低くなった場合映
像信号の位相が進む訳であるから、トランジスタQ2の
t5が短かくなって生じる映像信号の位相遅れを打ち消
す方向となり、電源電圧がリップルによって高くなる部
分■点でもやはり、同様にして発振回路の位相変化とト
ランジスタQ2のt5′による位相変化とで打ち消す方
向となる。
自動周波数制御用出力電圧に供給するリップル電圧量は
、抵抗R7の抵抗値を変えることにより適当に変えるこ
とができるから、画面上の縦線の曲がりがなくなるよう
な抵抗R7の抵抗値に設定すればよい。
、抵抗R7の抵抗値を変えることにより適当に変えるこ
とができるから、画面上の縦線の曲がりがなくなるよう
な抵抗R7の抵抗値に設定すればよい。
またコンテ゛ンサCIOは直流阻止を目的として接続す
るコンテ゛ンサであるので、リップル波形の位相に影響
を及ぼさない程度の容量以上のものであればよい。
るコンテ゛ンサであるので、リップル波形の位相に影響
を及ぼさない程度の容量以上のものであればよい。
以上説明したようにこの考案によれば、ドライブ回路に
供給する電源電圧に含まれるリップル電圧によって、水
平出力トランジスタのベース電流が変調されそれによっ
てストレージタイムが変化することによって生じる画面
の曲がりを、コンデンサと抵抗器によって、前記リップ
ル電圧をAFC出力電圧に重畳することによって補正で
きる水平偏向回路を提供できる。
供給する電源電圧に含まれるリップル電圧によって、水
平出力トランジスタのベース電流が変調されそれによっ
てストレージタイムが変化することによって生じる画面
の曲がりを、コンデンサと抵抗器によって、前記リップ
ル電圧をAFC出力電圧に重畳することによって補正で
きる水平偏向回路を提供できる。
第1図はこの考案に供する水平偏向回路の回路構成図、
第2図はドライブ回路に供給する電源電圧のリップル電
圧波形の例を示す図、第3図a。 b、Cはそれぞれ、ドライブトランスの1次側に発生す
るパルス電圧、水平出力トランジスタのベース電流波形
、偏向コイルに流れる電流波形を示す図、第4図は第1
図の回路構成によって生じる画面の曲がりを示す図、第
5図はこの考案の一実施例を示す回路構成図である。 Ql、Q2・・・・・・トランジスタ、T2・・・・・
・フライバックトランス、D、〜D4・・・・・・ダイ
オード、01〜CIO・・・・・・コンテ゛ンサ、R1
−R7・・・・・・抵抗、T1・・・・・・ドライブト
ランス。
第2図はドライブ回路に供給する電源電圧のリップル電
圧波形の例を示す図、第3図a。 b、Cはそれぞれ、ドライブトランスの1次側に発生す
るパルス電圧、水平出力トランジスタのベース電流波形
、偏向コイルに流れる電流波形を示す図、第4図は第1
図の回路構成によって生じる画面の曲がりを示す図、第
5図はこの考案の一実施例を示す回路構成図である。 Ql、Q2・・・・・・トランジスタ、T2・・・・・
・フライバックトランス、D、〜D4・・・・・・ダイ
オード、01〜CIO・・・・・・コンテ゛ンサ、R1
−R7・・・・・・抵抗、T1・・・・・・ドライブト
ランス。
Claims (1)
- 水平ドライブ回路の電源電圧端子と、水平発振回路の発
振周波数を制御する自動周波数制御用出力電圧端子との
間に抵抗器とコンテ゛ンサを直列に接続して、前記水平
ドライブ回路の電源電圧に含まれる垂直周期のリップル
電圧を自動周波数制御用出力電圧に重畳するようにした
ことを特徴とする水平偏向回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16396379U JPS5919497Y2 (ja) | 1979-11-27 | 1979-11-27 | 水平偏向回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16396379U JPS5919497Y2 (ja) | 1979-11-27 | 1979-11-27 | 水平偏向回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5683167U JPS5683167U (ja) | 1981-07-04 |
JPS5919497Y2 true JPS5919497Y2 (ja) | 1984-06-05 |
Family
ID=29674921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16396379U Expired JPS5919497Y2 (ja) | 1979-11-27 | 1979-11-27 | 水平偏向回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919497Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-27 JP JP16396379U patent/JPS5919497Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5683167U (ja) | 1981-07-04 |
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