JPS5919454B2 - プランジヤソレノイド装置 - Google Patents

プランジヤソレノイド装置

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JPS5919454B2
JPS5919454B2 JP52103148A JP10314877A JPS5919454B2 JP S5919454 B2 JPS5919454 B2 JP S5919454B2 JP 52103148 A JP52103148 A JP 52103148A JP 10314877 A JP10314877 A JP 10314877A JP S5919454 B2 JPS5919454 B2 JP S5919454B2
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JP
Japan
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plunger
solenoid
transistor
generation means
voltage generation
Prior art date
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JP52103148A
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English (en)
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JPS5437251A (en
Inventor
大八郎 高須
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Teac Corp
Original Assignee
Teac Corp
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Publication date
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Publication of JPS5437251A publication Critical patent/JPS5437251A/ja
Publication of JPS5919454B2 publication Critical patent/JPS5919454B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプランジャソレノイド装置に係り、ソレノイド
ヘの通電によりプランジャが吸引された際に、このプラ
ンジャを所望位置に停止させ、もつてプランジャが最終
位置まで吸引されたとき生ずる騒音を防止しえ、またテ
ープレコーダのキュー操作機構に適用して好適なプラン
ジャソレノイド装置を提供することを目的とする。
以下図面と共に本発明につき説明するに、第1図は本発
明装置の一実施例の概略構成図、第2図は本発明装置の
一実施例の具体的回路図で、同一部分には同一符号を付
してある。
両図中、1は摺動抵抗器で、端子A、C及び摺動子2の
端子Bを有しており、端子AはスイッチSWを介して正
の電源電圧入力端子に接続され、端子Cは接地され、端
子Bは抵抗を介してNPNトランジスタQ1のベースに
接続されている。NPNトランジスタQ2はこのトラン
ジスタQ、と共に差動増幅器を構成しており、トランジ
スタQ2のコレクタが抵抗を介してPNPトランジスタ
Q3のベースに接続されている。このトランジスタQ3
のコレクタは抵抗R1コンデンサClを直列に介して上
記トランジスタQ1のベースに接続される一方、NPN
トランジスタQ4のベースに接続され、更に抵抗R2を
介して接地されている。トランジスタQ4のエミッタと
接地間にはソレノイ、ド3が接続されている。第1図に
おいて、4はプランジャで、ソレノイド3が通電されて
いないときは復帰用スプリング5により引出されている
。摺動子2はこのプランジャ4と一体的に移動するよう
構成されており、ソレノイド3の非通電時には端子Cに
接近した位置にある。なお、6は芯金である。また第2
図においてVRは可変抵抗器で、摺動抵抗器1と同一抵
抗値のものが用いられ、その摺動子はトランジスタQ2
のベースに接続されている。
可変抵抗器VRは所望の抵抗値にされている。スイッチ
SWを閉成すると、摺動子2よりトランジスタQ1のベ
ースに直流電圧が印加される。このとき、最初は摺動子
2が端子Cに極めて近い位置にあるため、トランジスタ
Q4のベース電圧は小であり、トランジスタQ4はオフ
に近い状態となる。従つてベースに基準となる電圧が可
変抵抗器VRにより分圧されて印加されているトランジ
スタQ2はオンに近い状態となる。このためトランジス
タQ3のベース電位が小となり、このトランジスタQ3
はオンに近い状態となる。これにより、トランジスタQ
4はそのベースに正の直流電圧を印加されてオンとなり
、ソレノイド3に電流を流す。ソレノイド3の通電によ
つてプランジヤ4がスプリング5のバネカに抗して吸引
され、これに伴なつて摺動抵抗器1の摺動子2が端子A
方向へ摺動される。この摺動子2の移動に応じてトラン
ジスタQ1のベース電位が土昇し、トランジスタQ2の
コレクタ電位すなわちトランジスタQ3のベース電位が
上昇していく。従つて、トランジスタQ4のベース電位
が減少していき、トランジスタQ4のコレクタ電流が減
少していく。プランジヤ4は所定位置で安定するが、そ
れはソレノイド6の吸引力と復帰用スプリング5の張力
とが等しくなつたところである。
この安定位置は可変抵抗器VRの抵抗値を可変すること
により変化する。プランジヤ4はソレノイド3の吸引に
よる慣性とスプリング5のバネ定数とにより決まる周期
をもつて振動し、この振動が漸次減少して上記の安定位
置に至る。従つて、プランジヤ4を短時間で安定な位置
に静止させるためには、上記の振動を軽減する必要があ
る。そこで、本実施例では、第2図に示す抵抗R,及び
コンデンサC1よりなる直列回路を上記振動周期に対応
した周波数特性を有する負帰還回路として設け、上記周
期に対しては回路全体の利得を低下することにより、上
記プランジヤ4の振動をす早く減衰する。この場合、負
帰還回路の周波数特性は、上記振動周期の大きさに応じ
て適宜選択的に設定される。なお、上記の振動はプラン
ジヤ4が安定位置にあつたとき、外乱によつて生ずるこ
ともある。本実施例はこのような外乱に対しても有効で
ある。このようにして、可変抵抗器VRの抵抗値の選定
に応じてプランジヤ4の停止位置を制御することができ
、従つて例えばプランジヤ4が最終位置まで吸引された
際にプランジヤ4の終端部とソレノイド3の芯金6との
当接によつて発生する騒音を防止することができる。
なお、スイツチSWを開成するとソレノイド3への通電
が断たれるため、プランジヤ4は復帰用スプリング5の
バネカによつて原位置に引き戻される。
第3図及び第4図は夫々本発明装置をテープレコーダの
キユ一操作機構に適用した場合の一実施例の機構の平面
図及び具体的回路図を示し、第1図及び第2図と同一部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。
第3図において、7はピンチローラで、軸8に回動自在
に軸承されているアーム9の略中央部に設けてある軸1
0に回動自在に枢支されており、停止モード時はスプリ
ング11の力によりアーム9と共に反時計方向の回動力
を附勢されて同図中実線で示す位置に位置決めされてお
り、アーム9の一端に固定されている板バネ12に連結
されているソレノイド13のプランジヤ14は引き出さ
れている。
プランジヤ14の先端部には衝撃吸収用コイルバネ15
が設けられており、板バネ12と当接している。上記ア
ーム9の先端部にはピン16が植立されており、このピ
ン16に略彎曲状のスライド部17aが係止されている
略逆L字形状の作動アーム17が軸18に回動自在に軸
承されている。
この作動アーム17の先端部17bは、第1のシフトピ
ン19がその略中央部に植立され軸20に回動自在に軸
承されているシフトアーム21の先端部21aを係止し
ており、スプリング22のバネ力により常に反時計方向
への回動力を附勢されているシフトアーム21を、停止
モード時には実線で示す位置に位置決めしている。スプ
リング22はシフトアーム21の略中央部に設けてある
折曲部21bとピン23との間に張架されている。24
は第2のシフトピンで、上記軸18に回動自在に枢支さ
れているシフトアーム25の略中央部に植立されており
、スプリング26のバネカにより反時計方向への回動力
を附勢され、その一部を上記作動アーム17の略半円形
状の係止部17cに係止されて停止モード時、早送り又
は巻戻しモード時は実線で示す位置にある。
スプリング26はアーム17,25を互いに接近する方
向に附勢している。27a,27b,27c,27dは
夫々消去ヘツド、録音ヘツド、再生ヘツド、再生ヘツド
で、停止モード時、早送り(又は巻戻し)モiド時は第
1及び第2のシフトピン19及び24、ピンチローラ7
等は第3図中実線で示す位置にあるため、ガイドピン2
8a1第1のシフトピン19、第2のシフトピン24、
ガイドピン28c等に案内される磁気テープ29が非接
触とされている。
またこのときプランジヤ14は第3図に実線で示す非作
動位置にある。また、第4図に示すスイツチSW,,S
W2はいずれも開成されている。ここでスイツチSW2
はプレイモード時にのみ開成されるスイツチで、プレイ
操作スイツチ(図示せず)と連動して切換わるよう構成
されている。次にキユ一操作時の動作につき説明する。
まず、早送り(又は巻戻し)モード時にキユ一操作を行
なうときはキユ一操作用のスイツチSWlを開成する。
このときスイツチSW2は開成されている。従つて、第
4図示の回路は電源電圧を印加されることになり、動作
状態になる。次に可変抵抗器VRの摺動子Yを第4図中
X端から徐々にZ端方向へ変位させる。これにより、ト
ランジスタQ2のベース電位が徐々に上昇するため、ソ
レノイド13への励磁電流が徐々に増加する。従つてプ
ランジヤ14が徐々に吸引され、アーム9はピンチロー
ラ7と共にスプリング11のバネカに抗して時計方向に
回動していき、最後に摺動子YがZ端まで達すると、ア
ーム9及びピンチローラ7は第3図中一点鎖線で示す位
置に到る。このときピンチローラ7は所定方向に回転し
ているキヤプスタン30には未だ圧接せず、キヤプスタ
ン30の直前で停止する。また、アーム9の時計方向の
回動により、作動アーム17はそのスライド部17aを
ピン16が相対的に滑動しつつ移動する変位に追従して
、スプリング22によるシフトアーム21の反時計方向
回動により時計方向に回動して、第2図中実線で示す位
置より一点鎖線で示す位置に到る。これに伴つて磁気テ
ープ29はガイドピン28a1第1のシフトピン19、
ガイドピン28b1第2のシフトピン24、ガイドピン
28cに案内されてヘツド27a〜27dに夫々摺接す
る。これにより、再生音を得ることができるので、編集
や音の頭出しができる。このように、可変抵抗器VRの
抵抗値を可変することによつて、ヘツド27a〜27b
に対する磁気テープ29の位置を連続的に適度な状態で
可変することができ、最終的にはピンチローラ7をキヤ
プスタン30に圧接することなく少なくともヘツド27
c,27dに摺接させて再生音を得ることができる。
なお、プレイモード時には第4図示のスイツチSW2が
閉成されるため、ソレノイド13には電源電圧が印加さ
れて最大の励磁電流が流れるため、プランジヤ14の吸
引ストローク量は最大となり、ピンチローラ7はキヤプ
スタン30に圧接して磁気テープ29を第3図中右方向
へ挟持駆動する。
上述の如く、本発明になるプランジヤソレノイド装置は
、基準電圧発生手段と、プランジヤの位置に対応した電
圧を発生する位置電圧発生手段と、上記基準電圧発生手
段及び位置電圧発生手段の両発生電圧を夫々比較して得
た電圧によりソレノイドの励磁電流レベルを制御する励
磁電流制御手段と、上記プランジヤの復帰用スプリング
と、上記ソレノイドの吸引による慣性と該プランジヤの
復帰用スプリングのバネ定数とにより決まる振動の周波
数に対して利得を低下させるように働く周波数特性を有
し上記励磁電流制御手段にて比較して得た電圧を上記位
置電圧発生手段の出力側に負帰還する負帰還手段とより
なるため、上記基準電圧に対応してプランジヤの停止位
置を制御することができ、従つて例えばプランジヤが最
終位置まで吸引された際にプランジヤの終端部とソレノ
イドの芯金との当接によつて発生する騒音を防止するこ
とができ、またプランジヤに連結された負荷を任意の位
置で停止できるため、テープレコーダのピンチローラと
シフターとが連動されたものを負荷として適用すること
により、好適なキユ一操作機構とすることができ、又、
上記振動周期に対しては回路全体の利得を低下せしめ得
、これにより、プランジヤをソレノイドの吸引による慣
性とスプリングのバネ定数とによつて決まる周期で振動
させることなく、安定な状態で吸引せしめ得る等等の特
長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例の概略構成図、第2図は
本発明装置の一実施例の具体的回路図、第3図及び第4
図は夫々本発明装置をテープレコーダのキユ一操作機構
に適用した場合の一実施例の機構の平面図及び具体的回
路図である。 1・・・・・・摺動抵抗器、3,13・・・・・・ソレ
ノイド、4,14・・・・・・プランジヤ、5,11・
・・・・・復帰用スプリング、VR・・・・・・可変抵
抗器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基準電圧発生手段と、プランジャの位置に対応した
    電圧を発生する位置電圧発生手段と、該基準電圧発生手
    段及び位置電圧発生手段の両発生電圧を夫々比較して得
    た電圧によりソレノイドの励磁電流レベルを制御する励
    磁電流制御手段と、上記プランジャの復帰用スプリング
    と、上記ソレノイドの吸引による慣性と該プランジャの
    復帰用スプリングのバネ定数とにより決まる振動の周波
    数に対して利得を低下させるように働く周波数特性を有
    し上記励磁電流制御手段にて比較して得た電圧を上記位
    置電圧発生手段の出力側に負帰還する負帰還手段とより
    なり、前記基準電圧に対応してプランジャの停止位置を
    制御することを特徴とするプランジャソレノイド装置。
JP52103148A 1977-08-30 1977-08-30 プランジヤソレノイド装置 Expired JPS5919454B2 (ja)

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JP52103148A JPS5919454B2 (ja) 1977-08-30 1977-08-30 プランジヤソレノイド装置

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JP52103148A JPS5919454B2 (ja) 1977-08-30 1977-08-30 プランジヤソレノイド装置

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JPS5437251A JPS5437251A (en) 1979-03-19
JPS5919454B2 true JPS5919454B2 (ja) 1984-05-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01178160U (ja) * 1988-06-07 1989-12-20
JPH037014U (ja) * 1989-06-09 1991-01-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3313313C2 (de) * 1983-04-13 1986-09-25 M.A.N. Maschinenfabrik Augsburg-Nürnberg AG, 8900 Augsburg Hubkolbenbrennkraftmaschine mit einer Einrichtung zur Einspritzzeitpunktverstellung

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