JPS5919455B2 - ピンチロ−ラの位置制御装置 - Google Patents

ピンチロ−ラの位置制御装置

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JPS5919455B2
JPS5919455B2 JP52103149A JP10314977A JPS5919455B2 JP S5919455 B2 JPS5919455 B2 JP S5919455B2 JP 52103149 A JP52103149 A JP 52103149A JP 10314977 A JP10314977 A JP 10314977A JP S5919455 B2 JPS5919455 B2 JP S5919455B2
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JP
Japan
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voltage
pinch roller
plunger
transistor
solenoid
Prior art date
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JP52103149A
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English (en)
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JPS5436908A (en
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大八郎 高須
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Teac Corp
Original Assignee
Teac Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はピンチローラの位置制御装置に係り、プランジ
ャの停止位置を任意に制御しうるプランジャソレノイド
装置を、ピンチローラ駆動機構に適用することにより、
極めて簡単な回路構成によりピンチローラの位置を制御
しうる装置を提供することを目的とする。
記録再生装置は記録又は再生の際に、一時停止(ポーズ
)を行なう機能を一般に有しており、このポーズを行な
うにはピンチローラをキヤプスタンから若干離間させて
いる。
このような記録再生装置はストップモード、プレイモー
ド及びポーズモードを行ないうるが、従来これらのモー
ドを得るためには単一のプランジャをもつてしては不可
能であつた。例えばプランジャの吸引動作をもつてする
機構では2個のプランジャを用い、第1のプランジャは
ストップモード時及びプレイモード時にピンチローラを
吸引し、第2のプランジャがストップモード時及びポー
ズモード時に吸引動作を行なうなどの構成をとつていた
。このため、プランジャソレノイド装置を2組必要とし
、構成が比較的複雑になるという欠点があつた。本発明
は上記の動作を単一のプランジャソレノイド装置で行な
うことにより、上記の欠点を除去したものであり、以下
第1図及び第2図と共にその一実施例について説明する
第1図は本発明装置の要部の一実施例の具体的回路図、
第2図は本発明装置の一実施例の概略機構の平面図を示
す。
両図中、1は摺動抵抗器で、端子A、C間を摺動する摺
動子2を有しており、摺動子2の端子Bは抵抗を介して
NPNトランジスタQ1のベースに接続されている。N
PNトランジスタQ2はこのトランジスタQlと共に差
動増幅器を構成しており、トランジスタQ2のコレクタ
が抵抗を介してPNPトランジスタQ3のベースに接続
されている。このトランジスタQ3のコレクタは抵抗R
1、コンデンサC,を直列に介して上記トランジスタQ
1のベースに接続される一方、NPNトランジスタQ4
のベースに接続され、更に抵抗R2を介して接地されて
いる。トランジスタQ4のエミツタと接地間には単一の
ソレノイド3が接続されている。摺動抵抗器1と同一の
抵抗値に選定された抵抗R3の一端は開閉成スイツチS
Wlを介して正の直流電源電圧入力端子に接続される一
方、切換スイツチSW2の接点aに接続され、また抵抗
R3の他端は接地されている。
また抵抗R3のタツプは上記スイツチSW2の接点bに
接続されている。上記スイツチSW2の可動接片は前記
トランジスタQ2のベースに接続されている。まず、開
閉成スイツチSW,が開成されている場合には第1図示
の回路に電源電圧が供給されないため、回路は動作せず
、ソレノイド3に電流が流れないので第2図示のプラン
ジヤ4は復帰用スプリング5のバネカにより最大位置ま
で引出されている。
第2図中、6はアームで、上記復帰用スプリング5の一
端がその略中央部に固定されており、またアーム6の一
端に設けられた軸7を中心にして回動自在に構成されて
いる。またアーム6の他端にはピンチローラ8が固着さ
れている。更にアーム6の軸7側端部の付近には、一端
が摺動抵抗器1の摺動子2に固定され、ブランジヤ4と
一体的に変位すべくブランジヤ4に取付けられている作
動片9の他端が固定されている。ブランジヤ4の先端部
と上記作動片9のブランジヤ4の取付部との間には衝撃
吸収用スプリング10が設けられている。従つて、上記
開閉成スイツチSWlの開成時はピンチローラ8は第2
図中実線で示す如くキヤプスタン11と離間した位置で
静止した状態とされる。このとき、記録再生装置はスト
ツプモード時である。次に、プレイモード時の動作につ
き説明するに、第1図示のスイツチSWlを閉成すると
同時に切換スイツチSW2を接点a側に接続する。
これによりトランジスタQ2のベースには電源電圧が殆
ど分圧されることなくスイツチSW2を介して印加され
ると同時に、摺動子2よりトランジスタQ1のベースに
上記電源電圧が摺動抵抗器1により分圧されて印加され
る。従つて、トランジスタQ,はオフに近い状態となり
、トランジスタQ2がオンに近い状態となる。このため
、トランジスタQ3のベース電位が小となり、このトラ
ンジスタQ3はオンに近い状態になる。これにより、ト
ランジスタQ4はそのベースに大なる正の直流電圧を印
加されるので、大なるコレクタ電流が流れ、このコレク
タ電流はソレノイド3に励磁電流として流れる。ソレノ
イド3の通電によつてプランジヤ4がスプリング5のバ
ネカに抗して吸引され、これに伴なつて摺動抵抗器1の
摺動子2が端子A方向へ摺動される。この摺動子2の移
動に応じてトランジスタQ,のベース電位が上昇し、ト
ランジスタQ2のコレクタ電位すなわちトランジスタQ
3のベース電位が上昇していく。従つて、トランジスタ
Q4のベース電位が減少していき、トランジスタQ4の
コレクタ電流が減少していく。このようにして、プラン
ジヤ4は所定位置まで吸引されて停止するが、それはソ
レノイド3の吸引力と復帰用スプリング5の張力とが等
しくなつたところである。
このときピンチローラ8は第2図中1点鎖線1で示す位
置にまで回動されて所定方向に回転しているキヤブスタ
ン11に磁気テープ12を介して圧接し、磁気テープ1
2を挾持走行せしめる。次に、上記のブレイモード時か
らポーズモード動作を行なう場合につき説明する。
ボーズ動作を行なうときはスイツチSW2を接点bへ切
換える。一方、スイツチSWlは閉成し続けられている
。このスイツチSW2の接点bへの切換えにより、電源
電圧は抵抗R3により分圧されることになり、従つてト
ランジスタQ2のベース電位はトランジスタQ1のベー
ス電位よりも低くなる。従つて、トランジスタQ2のコ
レクタ電流が減少し、トランジスタQ3のベース電位が
上昇する。これにより、トランジスタQ4のベース電位
及びトランジスタQ4のコレクタ電流が減少する。従つ
て、ソレノイド3の励磁電流は前記ブレイモード時より
も減少するのでソレノイド3の吸引力が小となり、復帰
用スプリング5のバネカによりプランジヤ4が若干引出
され、これと同時に摺動子2が端子C側へ移動し、ソレ
ノイド3の吸引力と復帰用スプリング5のバネカとが等
しくなつた所でプランジヤ4の引出しが停止する。この
停止位置はトランジスタQ2のベース電位に応じて決ま
る。しかして、このポーズモード時のトランジスタQ2
のベ一ス電位は前記ブレイモード時よりもやや低いため
、プランジヤ4はプレイモード時よりも若干引出された
位置で停止する。従つて、このときのピンチローラ8の
停止位置は第2図中2点鎖線で示す位置となり、キヤプ
スタン11に対しやや離間した位置となる。ピンチロー
ラ8のキヤブスタン11からの離間によつて磁気テープ
12の走行は一時停止せしめられることになる。なお、
上記ポーズモード時及び前記ブレイモード時において、
ブランジヤ4及びピンチローラ8は、ソレノイド3の吸
引又は引出しによる慣性とスプリング5のバネ定数とに
より決まる周期をもつて振動し、この振動が漸次減少し
て上記の安定位置に至る。
従つてプランジヤ4及びピンチローラ8を短時間で安定
な位置に静止させるためには、上記の振動を軽減する必
要がある。そこで、本実施例では第1図に示す抵抗R1
、コンデンサC1よりなる直列回路を上記振動周期に対
応した周波数特性を有する負帰還回路として設け、上記
周期に対しては回路全体の利得を低下することにより、
上記プランジヤ4及びピンチローラ8の振動はす速く減
衰せしめられる。この場合、負帰還回路の周波数特性は
、上記振動周期の大きさに応じて適宜選択的に設定され
る。なお、上記の振動はブランジヤ4及びピンチローラ
8が安定位置にあつたとき外乱によつて生ずることもあ
るが、本実施例はこのような外乱に対しても有効である
。なお、抵抗R3を可変抵抗器とし、その摺動子をスイ
ツチSW2の接点bに接続し、この摺動子位置を可変す
ることにより、ピンチローラ8の停止位置を任意に微調
整することができる。
上述の如く、本発明になるピンチローラ位置制御装置は
、プランジヤの位置に対応した電圧を発生する位置電圧
発生手段と、プレイモードでは第1の電圧を発生しポー
ズモードでは第2の電圧を発生する設定電圧発生手段と
、上記位置電圧発生手段及び設定電圧発生手段よりの両
発生電圧を夫夫比較して得た電圧によりソレノイドの励
磁電流レベルを制御する励磁電流制御手段と、上記プラ
ンジヤにピンチローラを接続し、このブランジヤの停止
位置に対応して上記第1の電圧発生時にはピンチローラ
をキヤプスタンに圧接しかつ第2の電圧発生時にはピン
チローラをキヤプスタンと近接した位置に離間せしめる
機械手段と、上記プランジヤの復帰用スプリングと、上
記ソレノイドの吸引による慣性と該ブランジヤの復帰用
スプリングのバネ定数とにより決まる振動の周波数に対
して利得を低下させるように働く周波数特性を有し上記
励磁電流制御手段にて比較して得た電圧を上記位置電圧
発生手段の出力側に負帰還する負帰還手段とよりなるた
め、前記第1又は第2の電圧の発生に対応してピンチロ
ーラの位置を単一のプランジヤソレノイド装置で制御す
ることができ、従つて従来にくらべて構成を簡単にする
ことができ、また第1又は第2の電圧を可変しうる構成
とすることにより、ピンチローラの停止位置を任意に微
調整し得、又、上記振動周期に対しては回路全体の利得
を低下せしめ得、これにより、ピンチローラをソレノイ
ドの吸引による慣性とスプリングのバネ定数とによつて
決まる周期で振動させるεとなく、安定な状態で変位せ
しめ得る等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の要部の一実施例の具体的回路図、
第2図は本発明装置の一実施例の概略機構の平面図であ
る。 1・・・・・・摺動抵抗器、2・・・・・・摺動子、3
・・・・・・ソレノイド、4・・・・・・ブランジヤ、
5・・・・・・復帰用スプリング、8・・・・・・ピン
チローラ、11・・・・・・キヤプスタン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 プランジャの位置に対応した電圧を発生する位置電
    圧発生手段と、プレイモードでは第1の電圧を発生しポ
    ーズモードでは第2の電圧を発生する設定電圧発生手段
    と、該位置電圧発生手段及び設定電圧発生手段よりの両
    発生電圧を夫々比較して得た電圧によりソレノイドの励
    磁電流レベルを制御する励磁電流制御手段と、前記プラ
    ンジャにピンチローラを接続し該プランジャの停止位置
    に対応して前記第1の電圧発生時には該ピンチローラを
    キヤプスタンに圧接しかつ前記第2の電圧発生時には該
    ピンチローラをキヤプスタンと近接した位置に離間せし
    める機械手段と、上記プランジャの復帰用スプリングと
    、上記ソレノイドの吸引による慣性と該プランジャの復
    帰用スプリングのバネ定数とにより決まる振動の周波数
    に対して利得を低下させるように働く周波数特性を有し
    上記励磁電流制御手段にて比較して得た電圧を上記位置
    電圧発生手段の出力側に負帰還する負帰還手段とより構
    成したことを特徴とするピンチローラの位置制御装置。
JP52103149A 1977-08-30 1977-08-30 ピンチロ−ラの位置制御装置 Expired JPS5919455B2 (ja)

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JPS5436908A JPS5436908A (en) 1979-03-19
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