JPS59194063A - ウエツトライナ - Google Patents

ウエツトライナ

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Publication number
JPS59194063A
JPS59194063A JP6829683A JP6829683A JPS59194063A JP S59194063 A JPS59194063 A JP S59194063A JP 6829683 A JP6829683 A JP 6829683A JP 6829683 A JP6829683 A JP 6829683A JP S59194063 A JPS59194063 A JP S59194063A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liner
flange
plate
wet
overtube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6829683A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hamada
博 濱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP6829683A priority Critical patent/JPS59194063A/ja
Publication of JPS59194063A publication Critical patent/JPS59194063A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/02Cylinders; Cylinder heads  having cooling means
    • F02F1/10Cylinders; Cylinder heads  having cooling means for liquid cooling
    • F02F1/16Cylinder liners of wet type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明(J」−ンジンのクランクを構成づるウェットラ
イナに生じるキャビテーション腐食の発生を防11″J
るオーバーチ1−ブを装着したウェットライナに関する
多気筒を有するエンジンに使用されている鋳鉄製のウェ
ットライナには、主に相互のライナが隣接し合っている
、即ちクランクシャフトの長手方向の水路が狭くなって
いる個所のみのライナの表面に、キャビテーション腐食
と呼ばれる穿孔現象が発生する。その現象による穿孔が
深く進行し内面に達し、重大なエンジントラブルになる
ことは周知のことである。このキャビテーション腐食は
、気商内で起こる爆発によって生ずる振動で、ライナ外
周面が激しく振幅すると、冷却水がその振動に追従でき
なくなってライナ表面からII[れ、いわゆる局部的に
真空の個所ができ、次にその真空をft ”lために、
水の粒子が急激に流れてライナ表面を衝撃する。このた
め、ライナが#lj fAである場合、組織が破壊され
てキャビテーション腐食が起こるといわれている。しか
しそれに一種の化学現象も加わるようである。すなわち
、ライナ表面に電気の良導体である銅をメッキすると、
キャビテーション腐食は著しく促進される。このことか
ら、キャビテーション腐食は、物理的要素と化学的要素
とが相乗したときに起こる現象と思われるのである。
その対策として従来技術には、次のようなものがある。
(a>  鋼板等の片を発生個所のライナ外周面に直接
接着する方法。
(1))  ライナ外周にクローム等をメッキする方法
(C)  必要個所に鉄等を溶射して被膜を造る方法。
(d)  ライナ外周面を高周波焼入によって硬化せし
める方法。
しかしながら、これらの方法は、満足できるものではな
かった。すなわち(a)は、剥離が起こり、(b)はメ
ッキに時間を要し二1スト高を44(き、(C)は機械
に1台数億円の設備投資を要し、トータルコストが高く
なり、(d)はライナ外周を高温にし急冷するので歪を
生ずるのみな1うず、硬化してしまいポーリング加工が
不能になってしまう等の理由からである。
これに対し、本出願人は先に特開昭58−44253号
公報にJ3いて、薄板を素材として溶接等で接合したオ
ーバーデユープをライナボディに装着する加工容易・低
コス1〜でキャビデージョン腐食を防止し得るウェット
ライナ、その製造方法およびその製造装置を提案した。
(そしてその実験結果及び現象等、詳しく公報で述べた
通りである。
)すなわち第1図および第2図において、ウェットライ
ナ1は、シリンダブロックの図示されないシリンダヘッ
ドを取イ」ける上部板6と、これに対応する下方の下部
板7との間に嵌着されており、上部板6に形成された段
部やシリンダーヘッドと、ウェットライナ1に形成され
たフランジの上、下面とが接して気密と水蜜が保たれる
。一方、ウェットライナ1の下部のリング満4.5には
、それぞれOリング9.10が装着され、該Oリング9
.10と下部板7により冷却水、エンジンオイルのシー
ルがなされる。
キャビテーション腐食は、冷却水路の狭くなっている個
所8の両側のウェットライナ1の表面にのみ発生する。
これに対し、このウェットライナに、薄板例えば0.1
mmWの5US304すなわちステンレス板のオーバー
チューブ2が巻装され、その両端部を、オーバーラツプ
させたうえで強く締付りそれを、シリーズスポット溶接
で溶着し、その接合位置が、前記冷却水路の狭い個所8
を避(プるようにクランクシャフトの長手方向に直交す
るように組立てられている。
以上のように描成されているので、8の周辺のライナ1
とA−バーデユープ2どの間には冷却水が完全シールさ
れるとともに、水の衝撃が緩和されで、物理的なキャビ
デージョン腐食は起こらない。j、た、ライナ1とオー
バーチューブ2との間には、電位差がなくなって電流が
流れず、従って、イスン化が進まず化学的なキャビテー
ションrD3食も起こらなくなる。さらに、コストがク
ロームメッキの場合にくらべ16%以下ですむという効
果がある。
ところで、このウェットライナ1で、ボディ11のキャ
ビテーション腐食がなりイ【って、ライナのライフが延
びてくると、これまで潜在していた別のキャビテーショ
ン腐食が顕在化し・できた。
図中Yで示す部分、すなわち上部板6に当接するウェッ
トライナのフランジ首下の湾曲部はオーバデユープ2に
よる被覆がされていない。従ってウェットライナ1の地
肌が冷却水中に露出することとなり、この部分にキトビ
ーチジョン腐食が生ずる。
従って本発明の目的は、ウェットライナ上部のフランジ
の首下湾曲部のキャビテーション腐食を防止するオーバ
ーデユープを装着したウェットライナを提供するにある
かかる目的は、シリンダブロックに嵌着され上部に形成
されたフランジにより前記シリンダブロックの上部板と
の間の気密を図る一方、ボディに装着した前板製のオー
バーチューブによりボディのキャビデージョン腐食を防
止するようにしたウェットライナにおいては、前記オー
バーチューブの上部を前記ウェットライナのフランジ下
部の直径が嵌合する上部板の孔との間にオーバーヂュ−
フのもつ板厚が嵌り1qるクリアランスを形成し、該ク
リアランス間にオーバーチューブの上端部分を嵌入さU
て組立る。しかる後にシリンダヘッドを締(すけて固定
することにより達成される。
以上のJ:うに構成されると、フランジの首下):を曲
部は冷却水の衝撃が緩和され、叉イオン化が進まずその
結果、ギトビテーション腐食が防止される。
以下、第3図を参照して、本発明の1実施例を詳細に説
明する。第3図において、第1図に対応する部分は、同
じ荀号で示しである。
第3図にd5いて、ウエッ1ヘライブ′1のフランジ1
6下部とシリンタブロックの1一部板6との間に(よ、
クリ/ランスCが形成されており、そのクリアランスC
には、オーバーチューブ2の上端が挿右されている。そ
して、オーバーヂ」−ブ2の接合部分は、刈払1」×L
に4角に切欠いて、クリアランスCの挿着部分が2重に
ならないように形成されでいる。この寸法Hは、フラン
ジ16の首下湾曲部14とウェットライナ1のボディ1
1の接点より若干用法Eだt)下った線、寸法りは、重
ね目15よりスリット寸法Fだけ手前の線にするのが望
ましい。
首記クリアランスCは、実施例のオーバーチューブ2の
板厚がQ、1mmであり、その厚さは±3ミクロンの誤
差が目標規格なので、それらを勘案して決められ、それ
に基づいて、ライナのフランジ首下部外径りが決められ
る。(本実施例ではライナ1の互換性を8慮してそうし
たが、孔径の方を変えてもよい。) このオーバーチューブ2の製作法と装着法は、先ず、オ
ーバーチューブの必要な長さに等しい巾をもつフープ材
を用意し、それをπD+(1−−F)の長さに切断する
とともに、1つの角部を前述の寸法1」X Lに切欠き
、例えば特開昭58−44253号公報の巻装装置に取
イ」け、巻くと固く巻装できるからその状態でシリ−ス
スボッ1〜溶接13をする。このときは、首下湾曲部1
4に相当する部分から上部は、溶接していないので20
度位のロート状に開いた形状になっている。そうなって
いても、オーバーチューブ2とライナ1は固着している
から、シリンダブロックの上方からウェットライナ1を
挿通してもオーバーチューブは動くことがないからシリ
ンダブロックの上部板6に挿入し、下部板7まで貫通し
てゆくと、前述のロー1〜状の部分は、上部板6で絞ら
れてライナのフランジ首下湾曲部14に密着しながら、
クリ77ランスCに挿着される。したがって本発明では
この問いICところも充分に密着せしめることができる
但しザービスパーツ等の完成品を作る場合は適宜の冶具
で別個に加工する方が良い。
参考までに特殊な実施例を紹介する。それはオーバーデ
ユープ2のl−I X Lの切欠をUす゛に接合部分を
二重のまま使用する例である。そうできるのはライナ1
が組立られるとさは二重になっている部分は、クランク
シャツl〜ど直交した位置に嵌入されるからである。従
ってライナ1が嵌る孔のクリアランスを二重の部分が通
り得るまで大ぎくして−6−i8の用は011mm程度
であって、このためにライナ1の首トがクランクシャフ
トの回転方向に、僅かO,l+mだ(プの回転差しか作
らないことである。それ故にその稈麿の差は性能に現わ
れないし、現われても調整可能だからである。もう1つ
はライナ1はフランジの上面からシリンダヘッドによっ
て強力に締付けられており、クリアランスが多くなった
ことによって振動が多くなるとは考えられないからであ
る。
以上のように構成されたオーバーデユープ2により、ラ
イナ上部のフランジの首下湾曲部は直接滲入り水の衝撃
を受9プることはなくなり、従ってキャビデージョン腐
食が防止れるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のオーバーチューブを装着したウェブ1〜
ライチの側断面図、第2図は第1図の横断面図、第3図
は本発明の1実施例を示す側断面図である。 1・・・ウェットライナ  2・・・オーバーチューブ
  6・・・上部板    14・・・首下湾曲部  
16・・・フランジ部 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シリンダブロックに嵌着され上部に形成されたフランジ
    の上面と当該面を締(=lけるシリンダヘッドとで気密
    を図る一方、ボディに装着した薄板製のオーバーチュー
    ブによりボディのキャビデージョン腐食を防雨するJ:
    うにしたつ]−ツツーへイナにおいて、前記ウェットラ
    イナのフランジ下部とシリンダブロックの上部板にある
    、前記当該部分が嵌入づる孔どの11!]にオーバーチ
    ューブのもつ板厚が嵌り得るクリアランスを形成し、該
    クリアランス間にオーバーデユープの上端部を嵌へ挿お
    したことを特徴どJ−るウエツ1−ライブ−3゜
JP6829683A 1983-04-20 1983-04-20 ウエツトライナ Pending JPS59194063A (ja)

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JP6829683A JPS59194063A (ja) 1983-04-20 1983-04-20 ウエツトライナ

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JP6829683A JPS59194063A (ja) 1983-04-20 1983-04-20 ウエツトライナ

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JPS59194063A true JPS59194063A (ja) 1984-11-02

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ID=13369675

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JP6829683A Pending JPS59194063A (ja) 1983-04-20 1983-04-20 ウエツトライナ

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