JPS5994565A - シリンダブロツクの製造方法 - Google Patents
シリンダブロツクの製造方法Info
- Publication number
- JPS5994565A JPS5994565A JP20428982A JP20428982A JPS5994565A JP S5994565 A JPS5994565 A JP S5994565A JP 20428982 A JP20428982 A JP 20428982A JP 20428982 A JP20428982 A JP 20428982A JP S5994565 A JPS5994565 A JP S5994565A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block body
- cylinder
- cylinder liner
- block
- liner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D19/00—Casting in, on, or around objects which form part of the product
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内燃機関用のシリンダブロックの製造方法に係
り、特に性能面及びコスト面の両方の改良を可能とした
シリンダブロックの製造方法に関する。
り、特に性能面及びコスト面の両方の改良を可能とした
シリンダブロックの製造方法に関する。
従来、内燃機関のシリンダブロックとして各穐の型式の
ものが知られている。例えば、シリンダライナを使用す
る方法としてウェット式、ドライ式等があシ、又シリン
ダライナを有しないライナレスブロック等がある。
ものが知られている。例えば、シリンダライナを使用す
る方法としてウェット式、ドライ式等があシ、又シリン
ダライナを有しないライナレスブロック等がある。
ウェット式シリンダナイナーは焼付きや歪の発生率は低
いが、水密性に難点があり、場合によシ水洩れが発生す
る恐れがある。又、ドライ式シリンダライナーは水洩れ
が無い反面焼付きや歪が大きく々つだシする等の欠点が
ある。このような型式のシリンダブロックはブロック本
体にシリンダライナを鋳造後に挿着することに原因して
前ｄＣ欠点が生じるものである。
いが、水密性に難点があり、場合によシ水洩れが発生す
る恐れがある。又、ドライ式シリンダライナーは水洩れ
が無い反面焼付きや歪が大きく々つだシする等の欠点が
ある。このような型式のシリンダブロックはブロック本
体にシリンダライナを鋳造後に挿着することに原因して
前ｄＣ欠点が生じるものである。
なお、ライナレスブロックはシリンダブロック全体を同
一材料で成形するので一前犯欠点は生じないが、全体を
一時に鋳造することから、材質に特別の条件が必要とな
９．一般に合金添加による鋳造性加工性の悪化、或は材
料コストのアップ等の問題を生じる。
一材料で成形するので一前犯欠点は生じないが、全体を
一時に鋳造することから、材質に特別の条件が必要とな
９．一般に合金添加による鋳造性加工性の悪化、或は材
料コストのアップ等の問題を生じる。
本発明はこのような課題に鑑みて為されたもので、水密
性に優れ、歪発生率や熱伝導性の悪化が少なく、シかも
低コストで容易にシリンダブロックを製造することがで
きるシリンダブロックの製造方法を提供することを目的
とする。
性に優れ、歪発生率や熱伝導性の悪化が少なく、シかも
低コストで容易にシリンダブロックを製造することがで
きるシリンダブロックの製造方法を提供することを目的
とする。
本発明では、ブロック本体と材質の異なるシリンダライ
チを軸方向両端部に周方向に沿う突起を有する形状とし
て予め鋳造しておき、このシリンダライナをボア中子で
保持させてブロック本体の鋳型に組込んで該ブロック本
体の鋳込みを行なうようにしたものである。
チを軸方向両端部に周方向に沿う突起を有する形状とし
て予め鋳造しておき、このシリンダライナをボア中子で
保持させてブロック本体の鋳型に組込んで該ブロック本
体の鋳込みを行なうようにしたものである。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。本実
施例ではブロック本体ｉ’Ｆ、ｃ ２，５とし、シリン
ダライナをＦｅ２５にリン（Ｐ）ｋｏ、ａ％及びクロム
（Ｃト）’！ｉ＝’０．３５％添加した材料を用いる。
施例ではブロック本体ｉ’Ｆ、ｃ ２，５とし、シリン
ダライナをＦｅ２５にリン（Ｐ）ｋｏ、ａ％及びクロム
（Ｃト）’！ｉ＝’０．３５％添加した材料を用いる。
まず、シリンダライナｌを軸方向両端部に突起２を突出
させた形状として予め鋳造しておく。このシリンダライ
ナ１の鋳造は従来方法の手段によって行なうことができ
る。
させた形状として予め鋳造しておく。このシリンダライ
ナ１の鋳造は従来方法の手段によって行なうことができ
る。
このシリンダライナｌを図示しないがボア中子で保持さ
せてブロック本体用の鋳型に組み込んでそのブロック本
体３の鋳込みを行なう。これによシ、ウェット式のシリ
ンダライナーと似通った構造のシリンダブロックが形成
されるが一以下の如く格別の特徴を有することが見い出
された。
せてブロック本体用の鋳型に組み込んでそのブロック本
体３の鋳込みを行なう。これによシ、ウェット式のシリ
ンダライナーと似通った構造のシリンダブロックが形成
されるが一以下の如く格別の特徴を有することが見い出
された。
即ち、シリンダライナｌの両端部が周方向に沿う突起２
を間隔的に形成したので、ブロック本体３を鋳造する場
合に溶湯のシリンダライナｌとの溶着が容易に行なわれ
、これらが充分に密着してジャケット４からの水洩れ防
止効果が充分なものとなる。ちなみに、鋳造したシリン
ダブロックをエア洩れ試験したところ、シリンダライナ
ｌとブロック本体３との溶着部分からエア洩れが発生す
ることもないことが確認できた。
を間隔的に形成したので、ブロック本体３を鋳造する場
合に溶湯のシリンダライナｌとの溶着が容易に行なわれ
、これらが充分に密着してジャケット４からの水洩れ防
止効果が充分なものとなる。ちなみに、鋳造したシリン
ダブロックをエア洩れ試験したところ、シリンダライナ
ｌとブロック本体３との溶着部分からエア洩れが発生す
ることもないことが確認できた。
なお、突起２の厚さ全ブロック本体３のｌ／２以下、突
出高さをそのブロック本体の肉厚相当分が最低限必要で
ろることがわかった。即ち、このような寸法を有するも
のとすれば、ブロック本体３側の熱容量がシリンダライ
ナｌとの連結部分の熱容量に比べて極めて大きいため、
チル発生等の加工性を害する現象はみら゛れず、全周に
亘って良好な密着状態となることが確認された。又逆に
このような熱容量の大きいことによシ、シリンダライナ
１側ではパーライトの分解管、性能劣化をきたす現象の
発生しないことが確認された。
出高さをそのブロック本体の肉厚相当分が最低限必要で
ろることがわかった。即ち、このような寸法を有するも
のとすれば、ブロック本体３側の熱容量がシリンダライ
ナｌとの連結部分の熱容量に比べて極めて大きいため、
チル発生等の加工性を害する現象はみら゛れず、全周に
亘って良好な密着状態となることが確認された。又逆に
このような熱容量の大きいことによシ、シリンダライナ
１側ではパーライトの分解管、性能劣化をきたす現象の
発生しないことが確認された。
なお、前記実施例ではブロック本体を鋳鉄材料としたの
で−このブロック本体３とシリンダライナｌとは全周に
亘って溶着することになり、強度上及び熱伝導性の面か
ら極めて望ましいものが製造できる。ただし１本発明は
このようなものに限らず、例えばブロック本体３の材質
をアルミニウムとして夾施することも可能である。この
場合は、シリンダライナｌとブロック本体３との収縮率
の差に基づいてシリンタライナｌｋ焼バメと同じような
状態で密閉する構造のシリンタブロックが製造される。
で−このブロック本体３とシリンダライナｌとは全周に
亘って溶着することになり、強度上及び熱伝導性の面か
ら極めて望ましいものが製造できる。ただし１本発明は
このようなものに限らず、例えばブロック本体３の材質
をアルミニウムとして夾施することも可能である。この
場合は、シリンダライナｌとブロック本体３との収縮率
の差に基づいてシリンタライナｌｋ焼バメと同じような
状態で密閉する構造のシリンタブロックが製造される。
この場合でも、ジャケット４内の冷却水は外部に漏洩す
る恐れはないことが確認できた。
る恐れはないことが確認できた。
又、実機についてディーゼルエンジンにて４８００ｒｐ
ｍＸ ３００Ｈｒの連続局速運転を冥施した結果、水洩
ｎ寺のトラブル及び焼付き等の性能上の問題は全くない
ことは確認できた。
ｍＸ ３００Ｈｒの連続局速運転を冥施した結果、水洩
ｎ寺のトラブル及び焼付き等の性能上の問題は全くない
ことは確認できた。
以上のような各実施例のシリンダブロックは例えば、デ
ィー壱ルエンジン用として好適するものである。ただし
、それ以外のものに適用できることはもちろんである。
ィー壱ルエンジン用として好適するものである。ただし
、それ以外のものに適用できることはもちろんである。
そして、前記実施例の製造方法によれば、ブロック本体
３に高コストの合金を添加させる必要もないので、低コ
ストでシリンダブロックの製造が行なえる。
３に高コストの合金を添加させる必要もないので、低コ
ストでシリンダブロックの製造が行なえる。
以上のように１本発明によれば、シリンダライナをブロ
ック本体と異なる材質で周方向に突起を有するものとし
て予め鋳造しておき、このシリンダライナをブロック本
体の鋳型に組み込んで一体＠造するようにしたので、従
来のドライ式、ウェット式等のシリンダライナを有する
シリンダブロックに係る水洩れや焼付き等の欠点を解消
できると共に、シイナレスブロックの如くシリンダライ
ナを有しない型式のものに係る鋳造性加工性の悪化或は
材料コストの高騰等の欠点がなく、高性能のシリンダブ
ロックを低コストで容易に提供することができる。
ック本体と異なる材質で周方向に突起を有するものとし
て予め鋳造しておき、このシリンダライナをブロック本
体の鋳型に組み込んで一体＠造するようにしたので、従
来のドライ式、ウェット式等のシリンダライナを有する
シリンダブロックに係る水洩れや焼付き等の欠点を解消
できると共に、シイナレスブロックの如くシリンダライ
ナを有しない型式のものに係る鋳造性加工性の悪化或は
材料コストの高騰等の欠点がなく、高性能のシリンダブ
ロックを低コストで容易に提供することができる。
図は本発明の一実施例を示すもので、第１図はシリンダ
ライナを示す断面図、第２図はシリンダライナをブロッ
ク本体に鋳込んだ状態を示す断面図でちる。 １・・・シリンダライナ、２・・・突起、３・・・フ゛
ロック本体、４・・・ウォータージャケット。 代理人 鵜 沼 辰 之 （ほか２名） 第 １ 図 第 ２ 図
ライナを示す断面図、第２図はシリンダライナをブロッ
ク本体に鋳込んだ状態を示す断面図でちる。 １・・・シリンダライナ、２・・・突起、３・・・フ゛
ロック本体、４・・・ウォータージャケット。 代理人 鵜 沼 辰 之 （ほか２名） 第 １ 図 第 ２ 図
Claims (1)
- （１） ブロック本体と材質の異なるシリンダライナ
を軸方向両端部に周方向に沿う突起を有する形状として
予め鋳造しておき、このシリンダライナをボア中子で保
持させてブロック本体の鋳型に組込んで該ブロック本体
の鋳込みを行なうこと全特徴とするシリンダブロックの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20428982A JPS5994565A (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | シリンダブロツクの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20428982A JPS5994565A (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | シリンダブロツクの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5994565A true JPS5994565A (ja) | 1984-05-31 |
Family
ID=16488010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20428982A Pending JPS5994565A (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | シリンダブロツクの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5994565A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0323021A2 (en) * | 1987-12-24 | 1989-07-05 | Ford Motor Company Limited | Method of making and apparatus for monoblock engine construction |
| EP0363844A2 (en) * | 1988-10-14 | 1990-04-18 | Isuzu Jidosha Kabushiki Kaisha | A cylinder liner unit for use in an internal combustion engine |
| US5069266A (en) * | 1989-01-19 | 1991-12-03 | Mazda Motor Corporation | Cylinder block making method and device |
-
1982
- 1982-11-19 JP JP20428982A patent/JPS5994565A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0323021A2 (en) * | 1987-12-24 | 1989-07-05 | Ford Motor Company Limited | Method of making and apparatus for monoblock engine construction |
| EP0363844A2 (en) * | 1988-10-14 | 1990-04-18 | Isuzu Jidosha Kabushiki Kaisha | A cylinder liner unit for use in an internal combustion engine |
| US5069266A (en) * | 1989-01-19 | 1991-12-03 | Mazda Motor Corporation | Cylinder block making method and device |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5005469A (en) | Cylinder liner unit for use in an internal combustion engine | |
| US3168081A (en) | Engine block assembly | |
| JPH07284905A (ja) | シリンダブロック | |
| JPS5994565A (ja) | シリンダブロツクの製造方法 | |
| JPH05240347A (ja) | エンジン用ピストン耐摩環 | |
| JPH02192870A (ja) | シリンダブロックの製造方法 | |
| US5280820A (en) | Method for metallurgically bonding cylinder liners to a cylinder block of an internal combustion engine | |
| JPS5894622A (ja) | 内燃機関用コンロツドの製造方法 | |
| JPH03141847A (ja) | 内燃機関のシリンダブロック | |
| JPS5820348A (ja) | 砂型 | |
| JPS61255246A (ja) | 内燃機関のシリンダライナ | |
| JP2539636Y2 (ja) | 吸気系アルミニウム合金鋳物製部品 | |
| JPH08312447A (ja) | エンジンのシリンダブロックおよびその製造方法 | |
| JPH0466258A (ja) | 鋳鉄製シリンダブロック及びその製造方法 | |
| JPH0311375Y2 (ja) | ||
| JPS6056151A (ja) | 水冷式エンジンのシリンダブロツク | |
| JPH07232262A (ja) | 吸気マニホルドの製造方法 | |
| JP2504879Y2 (ja) | 液冷式２サイクルエンジンのシリンダ | |
| JP2543992Y2 (ja) | エンジンのシール構造 | |
| JPH0347420A (ja) | 冷媒通路鋳ぐるみ式排気マニホルドおよびその製造方法 | |
| US1505401A (en) | Casting and in the process for its manufacture | |
| JPS6036760Y2 (ja) | ロ−タリピストンエンジンのロ−タハウジング | |
| JPH01247743A (ja) | シリンダブロック | |
| JPS59194060A (ja) | 内燃機関のシリンダブロツク | |
| JPH03138071A (ja) | 鋳鉄製シリンダブロックの製造方法 |