JPS59193825A - 解熱鎮痛剤の製造方法 - Google Patents

解熱鎮痛剤の製造方法

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JPS59193825A
JPS59193825A JP6879583A JP6879583A JPS59193825A JP S59193825 A JPS59193825 A JP S59193825A JP 6879583 A JP6879583 A JP 6879583A JP 6879583 A JP6879583 A JP 6879583A JP S59193825 A JPS59193825 A JP S59193825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
granules
acetylsalicylic acid
coating
granular
antiacid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6879583A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Kato
啓一 加藤
Kaneo Hara
原 統男
Hisao Tohiki
戸引 久雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication of JPS59193825A publication Critical patent/JPS59193825A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は制酸剤を含有する粒状物およびアセチルサリチ
ル酸を含有する粒状物のどちらか一方又は両方の粒状物
に水又は酸性水溶液に溶解するコーティング剤でコーテ
ィングすることにより、制酸剤と7セチルサリチル酸の
配合変化を防止するようにしたアセチルサリチル酸と制
酸剤を含有する解熱鎮痛剤の製造方法に関する。
周知のようにアセチルサリチル酸(アスピリン)は優れ
た解熱作用、抗炎症作用を有しているため、従来より解
熱鎮痛剤として広く使用されており、特に最近ではピリ
ン系鎮痛剤の副作用の問題からアセチルサリチル酸の解
熱鎮痛作用が江目されている。
アセチルサリチル酸を含有する製剤を経口投与する場合
、アセチルサリチル酸による胃腸障害を和らげるために
制酸剤の配合が必須となってくるか、アセチルサリチル
酸と制酸剤は配合変化を起こし不安定であるため単一の
錠剤や粒状物にすることはできない。たとえば錠剤なら
ば多層錠にすれはアセチルサリチル酸と制酸剤を直接接
触させない製剤が可能となる。粒状物の場合は別々の粒
状物にして混合する方法も考えられるか粒状物閥の接触
面相を考慮するとやはり不安定になる要素があり粒状物
という形態での製剤化は困難であった。しかし、粒状物
は吸収面で良好であるという特徴があるため、アセチル
サリチル酸と制酸剤を含有する粒状物の製剤化かできな
いかと鋭意検討したところ、偶然にもアセチルサリチル
酸を含有する粒状物および制酸剤を含有する粒状物のど
ちらが一方又は両方の粒状物をコーティング剤でコーテ
ィングすればアセチルサリチル酸と制酸剤を直接接触せ
ずに配合できるため安定化が図られることを見いだし本
発明を完成するに至った。ただしこの場合制酸剤が胃液
中でその効果を発揮する必要があるのでコーティング剤
としては前液に溶解するもの、例えば水又は酸性水溶液
に俗解するものが用いられる。
以下、本発明につき詳しく説明する。
アセチルサリチル酸または制酸剤を含有する粒状物は、
でん粉、結晶セルロース、乳糖等の賦形剤、崩壊剤、結
合剤なとの添加剤を用いて一般的な方法で調製するがア
セチルサリチル酸の場合、平均粒子径が100μm以上
のもので吸収に支障かなけれは結晶をそのまま粒状物と
して用いてもよい。なお制酸剤としては炭酸マクネシウ
ム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、合成ヒドロタ
ルサイト、乾燥水酸化アルミニウムゲル、酸化マグネシ
ウム、沈降炭酸カルシウム等が用いられる。このように
調製された粒状物へのコーティング剤のコーティングは
一般的な手法で行うことができる。本発明で使用すルコ
ーティング剤は、制酸剤が胃液中でその効果を発揮する
必要があるため水又は酸性水溶液に溶解するものが好ま
しい。この条件を満たすモノトシテ砂糖、PEG−60
00,単糖類、二aa、Sアルコール、士ルロース系の
水溶性コーティング剤(ヒドロキシプロピルセルロース
、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースなど)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリヒ
ニルピロリドン、ポリビニルアセタールジエチルアミノ
ア士テート、ジメ(チルアミノエチルメタクリレート・
メAイタクリレート共重合体(例えばオイドラギット■
り等があげられる。コーテイング量は通常被コーテイン
グ物に対して5〜1oo%、好ましくは10〜40チが
適当である。コーティングはアセチルサリチル酸の粒状
物または制酸剤の粒状物のどちらか一方に施せば効果は
あるが、両方の粒状物にそれぞれコーティングを施す方
かより確実な効果を示すので好ましい。
上記の方法で調製された粒状物は通常、分包剤又は硬カ
プセル剤に充てんして市販されるが、いずれの場合でも
アセチルサリチル酸と制酸剤か直接接触しないので安定
して保存できる。
以下実施例を示し、本発明を具体的に説明する。
実施例1 A・制酸剤の粒状物 造粒成分 重質炭酸マグネシウム     500qト
ウモロコシデンプン     100■コーテイング成
分 絹製白糖          240q上記成分分量に
なるように1質炭酸マグネシウムとトウモロコシテンプ
ンをヒドロキシプロピルセルロースの水溶液で練合した
後、押出し造粒法(スクリーン口径0.89φ)で造粒
し、乾燥、整粒して12〜48メツシユの顆粒を得た。
その顆粒をフローコーター■により80係精製白糖、3
0%エタノール水溶液で上記成分分量になるようにコー
ティングした。
B、アセチルサリチル酸の粒状物 アセチルサリチル酸       600■トウモロコ
シテンブン      100■アセチルサリチル酸と
トウモロコシテンプンにヒドロキシプロピルセルロース
のアルコール浴液で練合した後、押出し造粒法(スクリ
ーン口径08製φ)で造粒し、乾燥、整粒して12〜4
8メツシユの顆粒を得た。
と コーティングされた制酸剤の顆粒台アセチルサリチル酸
の顆粒を混合したのちアルミ箔袋詰を行い、次の所定条
件で保存して顆粒の変色の程度を観察し表1の結果を得
た。また比較のためコーチインク処理していない制酸剤
の顆粒と上記Bのアセチルサリチル酸の顆粒を同様に保
存しその変色の程度を観察した。
また変色の程度の評価は以下の基準に従った。
評価 −:変色せず ±:わずかに赤褐色に変色 十二赤褐色に変色 H−二著しく赤褐色に変色 衣1 実施例2 A、制酸剤の粒状物 重質炭酸マグネシウム       250■トウモロ
コシデンプン        100Tl!コーテイン
グ成分 上記の成分になるようにメタケイ酸アルミン酸マグネシ
ウム(ノイシリン■)と重質炭酸マグネシウムとトウモ
ロコシデンプンをヒドロキシプロピルセルロース水溶液
で練合した後押出し造粒法(スクリーン口径0.8鵡φ
)で造粒し、乾燥、整粒して12〜48メツシユの顆粒
を得た。
その顆粒をフローコーター■により5%AEAエタノー
ル溶液で上記成分分量になるようにコーティングした。
B、アセチルサリチル酸の粒状物 アセチルサリチル酸        60019トウモ
ロコシデンプン       100キアセチルサリチ
ル酸とトウモロコシデンプンをヒドロキシプロピルセル
ロース水溶液で練合した後、押出し造粒法(スクリーン
口径0、8 M・φ)で造粒し、乾燥、整粒して12〜
48メツシユの顆粒を得た。
コーティングされた制酸剤の顆粒とアセチルサリチル酸
の顆粒を混合したのちガラスびん詰を行い、次の所定条
件で保存して顆粒の変色の程度を観察し表2の結果を得
た。また比較のためコーティング処理していない制酸剤
の顆粒と上記Bのアセチルサリチル酸の顆粒を同様に保
存しその変色の程度を観察した。
表2 実施例3 A、制酸剤の粒状物 造粒成分 合成ヒドロタルサイl−500!トウモロコ
シデンプン     10011vメチルセルロース 
       20Tnfコ一テイング成分 ステアリン酸          50■上記成分にな
るように合成とドロタルサイトとトウモロコシデンプン
をメチルセルロース水溶液で練合した後押出し造粒法(
スクリーン口径0.8 aφ)で造粒し、乾燥、整粒し
て12〜48メツシユの顆粒を得た。
その顆粒をフローコーター[有]によりヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース(TC−5R)とステアリン酸の
アルコール水溶液で上記分量になるようにコーティング
した。
B、アセチルサリチル酸の粒状物 造粒成分 アセチルサリチル酸        600
〜トウモロコシデンプン      100■コーテイ
ング成分 オイドラキット@E        200■上記成分
になるようにアセチルサリチル酸とトウモロコシデンプ
ンをヒドロキシプロピルセルロースのアルコール溶液で
練合した後、押出し造粒法(スクリーン口径0.8訃φ
〕で造粒し、乾燥、整粒して12〜48メツシユの顆粒
を得た。その顆粒をフローコー宍ター〇によりオイドラ
ギット[有]Eアルコール溶液で上記分量になるように
コーティングした。
コーティングされた制酸剤の顆粒とコーティングされた
アセチルサリチル酸の顆粒を混合したのちカプセルに充
てんしP’I’P包装を施し、次の所定条件下で保存し
て顆粒の変色の程度を観察し表3の結果を得た。また比
較のためコーティング処理していない制酸剤の顆粒とア
セチルサリチル酸の顆粒を同様に保存しその変色の程度
を観察した。
実施例3 2及び3から明らかなように、制酸剤を含有
する粒状物とアセチルサリチル酸を含有する粒状物のど
ちらにもコーティングを施さずに混合したものは保存中
に変色したか、制酸剤を含有する粒状物およびアセチル
サリチル酸を含有する粒状物のどちらか一方又は両方の
粒状物にコーティングを施すことにより混合しても保存
中の変色を防止することができた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 制酸剤を含有する粒状物およびアセチルサリチル酸を含
    有する粒状物のどちらか一方又は両方の粒状物に水又は
    酸性水溶液に溶解するコーティング剤でコーティングす
    ることを特徴とするアセチルサリチル酸と制酸剤を含有
    する解熱鎮痛剤の製造方法。
JP6879583A 1983-04-18 1983-04-18 解熱鎮痛剤の製造方法 Pending JPS59193825A (ja)

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JP6879583A JPS59193825A (ja) 1983-04-18 1983-04-18 解熱鎮痛剤の製造方法

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JPS59193825A true JPS59193825A (ja) 1984-11-02

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0213761A2 (en) * 1985-08-13 1987-03-11 Pharmacontrol Corp. Stable sodium aspirin tablet compositions
EP0294933A2 (en) * 1987-05-08 1988-12-14 Smith Kline & French Laboratories Limited Pharmaceutical compositions
JP4736299B2 (ja) * 1999-12-28 2011-07-27 ダイキン工業株式会社 変成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0213761A2 (en) * 1985-08-13 1987-03-11 Pharmacontrol Corp. Stable sodium aspirin tablet compositions
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