JPS59193717A - 圧延金属箔分割巻取後のコイルのシヤフト抜出しおよび軟化棒插入の自動化装置 - Google Patents

圧延金属箔分割巻取後のコイルのシヤフト抜出しおよび軟化棒插入の自動化装置

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JPS59193717A
JPS59193717A JP6727583A JP6727583A JPS59193717A JP S59193717 A JPS59193717 A JP S59193717A JP 6727583 A JP6727583 A JP 6727583A JP 6727583 A JP6727583 A JP 6727583A JP S59193717 A JPS59193717 A JP S59193717A
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coil
lift
shaft
air
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C47/00Winding-up, coiling or winding-off metal wire, metal band or other flexible metal material characterised by features relevant to metal processing only
    • B21C47/24Transferring coils to or from winding apparatus or to or from operative position therein; Preventing uncoiling during transfer

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は圧延金属箔を巻きつけた広幅コイルから、金
属箔を適当な幅と長さにしてエアーシャフトの挿入され
た適数のコアーに巻き取ることにより形成された分割巻
取コイルからエアーシャフトを自動的に抜き出した後、
各分割巻取コイルを熱処理するために必要な軟化棒を自
動的に挿入する装置に関するものである。
従来、圧延金属箔を巻きつけた広幅コイルの金属箔を熱
処理するには、金属箔を広幅コイルから巻戻しながら分
割コアに応じて小幅に切断し、かつ適当長さに巻取るの
であるが、この場合分割幅と等しい長さのコアを金属箔
の分割数だけ準備し、これ等のコアを一列に並べてコア
内にエアーシャフトを挿入した後エアーシャフトに圧縮
空気を送ってコア列にエアーシャフトを嵌着し、エアー
シャフトを回転させて各コアに分割された金属箔を巻き
つけるようになっていた。そして、このように分割され
た後それぞれのコアに巻き取られてコイル状となった金
属箔を熱処理するには、金属箔のコアからエアーシャフ
トを抜き取り、エアーシャフトの代りに軟化棒という金
属棒をコア内に挿入するようになっていた。
従来、上記のように分割して各コアに巻き取られた金属
箔のコイルから自動的にエアシャフトを抜き出し、さら
に抜き出した後の金属箔のコイルに軟化棒を自動的に挿
入して、省力をはかることが試みられた。併し、従来の
方法では、金属箔の厚さが7〜30μと薄く、又エアー
シャフトを抜き出すエアーシャフト抜出部材の軸心とエ
アーシャフトとの軸心を合致させるための精度が厳しく
要求されることもあり、エアーシャフトの抜き出シ時に
エアーシャフトがこじれてコアを引っ張るため、金属箔
のコイルがコアに追随して膨張する等のことが起り、エ
アーシャフトをコアから自動的に引き抜くことは困難で
あった。従って、従来は分割コイルからのエアーシャフ
トの抜き出しは人力により行なわれていた。又、エアー
シャフト抜き出し後に、分割コイルに軟化棒を挿入する
ことも人力により行なわれていた。
この発明は上記にかんがみ、分割コイルからのエアーシ
ャフトの抜き出し及び分割コイルに対する軟化棒の挿入
を自動的に行ない省力化と作業時間の短縮を行なうこと
のできる装置の提供を目的とするものである。
つぎに、この発明を図面に示す実施例にもとづいて説明
する。
図において、従来広幅に圧延されて大型コイル8に巻き
つけられた金属箔コイル9を分割して巻き取るだめに使
用されるエアーシャフト1は、所定の長さを有する円筒
部2とこの円筒部2の両端を閉鎖するプラグ3,3があ
り、円筒部2には適数の爪4が設けられている。そして
、エアーシャフト1の円筒部2のエアー注入口2aがら
エアーを圧入すると、爪4は円筒部2の半径方向に所定
高さ突出するようになっている。アルミ箔の分割巻取用
のコアー5はパイプ状をしておシ、その内径はエアーシ
ャフトlの外径より僅かに大きくなっている。そして、
直列に並べた複数(この実施例では3個とする。)のコ
アー5の内部にエアーシャフト1を挿入して、円筒部2
のエアー注入口2aからエアーを圧入すると、エアーシ
ャフト1の冬瓜4が突出し、3個のコアー5とエアーシ
ャフト1を一体的に結合する。又、エアー注入口2a 
カIE)エアーシャフト1内のエアーを抜くと、爪4が
円筒部2の表面と同じ位置まで引き込むので、エアーシ
ャフト1はコアー5から引き抜き可能な状態になる。
分割巻取機6は従来から使用されているものであり、床
面F上に設けられている。分割巻取機6には受台7,7
Aが所定の間隔で設けられており、この両受台7及び7
Aにょシ複数のコアー5に挿入して、コアー5を嵌着し
た一対のエアーシャフ1−1.1が支持されるようにな
っている。この分割巻取機6は、その前工程において広
幅に圧延された後大型コイル8に巻き取られた長尺の金
属箔コイル9(この実施例で2枚重ね)を巻き戻しつつ
、両受台7,7Aに支持されエアーシャフト1゜1に取
りつけられたコアー5の数に応じて分割し小幅にして、
両エアーシャフト1,1の各コアー5に適轟長巻き取る
機械である。
この発明のリフトトラバーサ11は分割巻取機6より後
工程にあり、分割巻取機6により、コアー5付エアーシ
ャフト1,1に分割して巻き取られた一対の分割金属箔
コイル(以下分割コイルという)10.IOAを支承す
る装置である。このり7トトラバーサ11には長方形に
形成された下部フレーム12があシ、この下部フレーム
120分割巻取機6側端部及びこの端部と反対側端部に
は、床面F上に取りつけられた一対のレール15゜15
により支承された前輪13.13及び後輪14゜14が
取りつけられている。リフトトラバーサ11は分割巻取
機6と離れた位置にあり、その下部フレーム12がレー
ル15.15上を移動することによシ、リフトトラバー
サ11が分割巻取機6に近接する方向又はその逆方向へ
移動するようになっている。下部フレーム12の上部に
は、第1支持台16、第2支持台16Aが下部フレーム
12の移動方向に直列に一対設けられている。第1゜第
2支持台16,16Aはそれぞれ一対のリンク機構17
.17Aを介して下部フレーム12に連結されており、
両リンク機構17,17Aはピン20により連結された
一対のリンク18.19が油圧シリンダ又はジヤツキ等
(図示せず)により開閉されるようになっている。そし
て、両リンク18.19はその交シ角θが小さくなる方
向へ動かされると、第1支持台16が上昇し、又両リン
ク18.19がその逆方向へ動かされると、第1支持台
16は下降するようになっている。第1支持台16の上
面には、支持面21aがV形をしたV型受台21がリフ
トトラバーサ11の移動方向に移動可能に設けられてい
る。このV型受台21の支持面21aは分割巻取機6に
よシ巻き取られた分割コイル10が後述するトランスフ
ァー装置23により搬送されてきた時、その下面を支持
可能な形になっている。
第2支持台16Aは第1支持台16のリンク機構17と
同一の作用をするリンク機構17Aにより、下部フレー
ム12に連結されている。そして、第2支持台16Aの
上面には、第1支持台16と同様にV形支持面21aを
有するV型受台21Aが取りつけられている。
上記のようにして、第1支持台16の分割巻取機6側端
部に取りつけられたV型受台21の支持面21aと、第
2支持台16Aの支持台16側端部に取9つけられたV
型受台21Aの支持面21aとの間隔は、分割巻取機6
の受台7及び7Aの間隔と同じpになっている。
分割巻取機6により巻き取られた分割コイル1o。
10Aをリフトトラバーサ11へ移動させるトランスフ
ァー装置23は、分割巻取機6の上方からリフトトラバ
ーサ11の上方へ伸びた天井レール22.22上を移動
するよう罠なっている。トランスファー装置23には天
井レール22.22により前・後の車輪25.26が支
承され、かつ前輪25の軸25aがモータ27により駆
動される天井台車24があり、この台車24にはその両
側に、所定の距離をおいてガイドボスト29を上・下方
向に移動可能に支承するガイドポストホルダ28が各4
個取りつけられている(第3図、第4図参照)。左、右
一対のガイドボスト29.29の下端には、爪付シリン
ダ31を取りつけたリフトフレーム30が天井台車24
の移動方向と直角に固着されている。とのリフトフレー
ム30はその上面中央部に中央プラケット32が固着さ
れておシ、又その両端部には逆U字形のシリンダブラケ
ット33が固着されている。そして、このプラケット3
3の上部にクランプ装置31のクランプ作動シリンダ3
4が取9つけられている。リフトフレーム30の中央プ
ラケット32には、天井台車24の上部に設けられたエ
アーシリンダ35のロッド35aの下端に取シつけられ
たシリンダナックル36がビン37により連結されてい
る。従りて、エアーシリンダ35の作動にょシ、そのロ
ッド35aが下降すると、リフトフレーム3oはその一
対のガイドボス)29.29がガイドボストホルダ28
.28にガイドされて下降し、又ロッド35aが上昇す
ると上記と同様にしてリフトフレーム30が上昇する。
リフトフレーム30の両端下部にはクランプ支持板38
が固着されておシ、このクランプ支持板38に一対のク
ランプアーム39,39の上端部がピア40,40によ
シ軸着されている。作動シリンダ34のロッド34aは
クランプ支持板38の下方に突出しておシ、このロッド
34aの下端に固着された横板41の前・後端には一対
のクランプリンク42.42の一端がピン43.43に
より連結されている。そして、両クランプリンク42.
42の他端はピン44.44にょシ両クラy ファーム
39.39に連結されている。
従って、クランプの作動シリンダ34が作動して、その
ロッド34aを下降させると、横板41にピン連結され
たクランプリンク42.42が開いてクランプアーム3
9,39を開き、又ロッド34aを上昇させるとクラン
プアーム39,39は閉じるようになっている。ここで
、両クランプアーム39,39の爪部39a、39aは
閉じた時の内側面の形がU形をなし、エアーシャフト1
の端部を小さな力で確実に把持するようになっている。
クランプ支持板38には、第5図に示すように、長方形
のスイッチ取付板45が固着されており、この取付板4
5の上部に近接スイッチ46が下向きに取りつけられて
いる。スイッチ取付板45にはその下端部にスイッチベ
ース47が取りつけられており、又このスイッチベース
47には一対のガイドピン48.48が所定の間隔をお
いて上下方向に摺動可能に取シつけられている。そして
、ガイドピン48.48の上端には近接スイッチ46に
対向するプレート49が取りつけられており、又スイッ
チベース47の下方へ突出したガイドピン48.48の
下端には長方形板状のドッグ50が取9つけられている
。そして、各ガイドピン48にはスイッチベース47と
ドッグ50との間でドッグ50を押し下げる圧縮ばね5
1が嵌挿されている。なお、ドッグ50の下面には、小
径のエアーシャフト用としてサブドッグ50aを設けて
もよい。
上記のように、天井台車24の一対のガイドボストホル
ダ28.28によシガイドされる一対のガイドボス)2
9.29の下端に取りつけられたリフトフレーム30は
、第4図に示すように、天井台車24の移動方向に直列
に4個設けられている。
分割コイル10.IOA内にあるエアーシャフト1を抜
き出すために使用されるブツシャ装置52とエアーシャ
フト脱着装置53は、第2図に示すリフトトラバーサ1
1の後方の第2支持台16Aの側方にある(線イはエア
ーシャフト1の脱着装置である。)。そして、ブツシャ
装置52とエアーシャフト脱着装置53とは第6図に示
すようにリフトトラバーサ11を挾む形でそれぞれ設け
られている。ブツシャ装置52は床面F上に固定された
支持台54の上部に取りつけられておシ、ブツシャシリ
ンダ55及びブツシュロッド56を有している。このブ
ツシャ装置52はリフトトラバーti io第11第2
支持台16.16AOV型受台21,21Aに支承され
た分割コイル1o。
10Aからエアーシャフト1を一定長さ押し出すだめの
ものであり、そのプツシ−ロッド56の先端上部にブツ
シャシリンダ55の上方へ伸びるドッグ棒57が取シっ
けられている。このドッグ棒5jはブツシャシリンダ5
5の上部に設けたガイド58によシ摺動可能に支承され
ている。そして、ブツシャシリンダ55が作動すること
にょシプッシュロッド56がブツシャシリンダ55から
押し出されて分割コイル10(又はl0A)内のエアー
シャフト1を所定長さ押すと、プツシ−ロッド56とと
もに移動するドッグ棒57のドッグ57aがガイド58
のリミットスイッチ(図示せず)に当接してプツシ−ロ
ッド56を停止させるようになっている。
エアーシャフト脱着装置53ば、エアーシャフト支持装
置59.この支持装置59の前端に設けられたビンチン
グローラ駆動装置60及び支持装置59の上部に設けら
れたエアーシャフト押出装置61とからなっている。エ
アーシャフト支持装置59は第7図(この図は第6図を
逆方向から見た図である。)に示すように、床面Fに固
定されたベース62があυ、このベース62に対してそ
の上部に平行に配設された下部支持部材63が、その内
側部を後述する軟化棒挿入装置131との間に設けられ
た一対の中央主柱64.65に取9つけられている。下
部支持部材63のビンチングローラ駆動装置60側端部
の上方には、中央主柱64に取9つけられた■形の横フ
レーム66がある。この横フレーム66は下部支持部材
63と平行になっておシ、又この横フレーム66には垂
直支持板67が取9つけられている。そして、この垂直
支持板67にはL形をしだ上プラタン) 68゜68A
及び下プラタン)69,69Aがそれぞれ左・右一対土
・下に相対向して固着されている。
そして、上O下の各プラタン)68.69及び68A、
69Aには、第10図に示すように、ビンチングローラ
駆動装置60の第1歯車軸72と第2歯車軸72Aがそ
れぞれ設けられている。第1歯車軸72側の上ブラケッ
ト68の上部と下ブラケット69の下部とにはベアリン
グユニット70及び71がそれぞれ取9つけられており
、この上・下のペアリングユニノ)70.71により第
1歯車軸72が回動可能に支承されている。
つぎに、第10図の左方に位置する第1歯車軸72につ
いて第9図により説明すると、この第1歯車軸72には
上ハウジング73及び下ハ′ウジング74がそれぞれ軸
受75及び76を介して回動可能に取りつけられており
、上・下ハウジング73゜74の間には第1歯車77が
取りつけられている。
又、第1歯車軸72の、上ブラケット68と上ハウジン
グ73との間には、扇形状に歯の形成された第1扇形歯
車78があり、この第1s形歯車78は上ハウジング7
3に取9つけられている。第1歯車軸72には下プラケ
ット69より下方に、駆動歯車79が取9つけられてお
り、又第1歯車軸72の下端は垂直支持板67の下部に
固着されたモータベース80に取9つけられたローラ駆
動モータ81の軸81aとカップリング82.によ多連
結されている。
上ハウジング73及び下ノ1ウジング74には、第1歯
車軸72と平行に配設されたローラ軸83が、軸受84
及び85を介して回動可能に取シつけられている。そし
て、第10−ラ軸83の上端には、■溝86aを有する
樹脂製の第1ビンチングローラ86が、第10−ラ軸8
3に対して上・下方向に所定長摺動可能に取りつけられ
ている。
この第1ビンチングローラ86はその下端を第10−ラ
軸83に嵌着したベアリングナツト87によシ支承され
た圧縮ばね88によシ押し上げられて第10−ラ軸83
の上部に位置している。
第10−ラ軸83には、第1歯車軸72の第1歯車77
と同径で、かつこの歯車77と噛合する第2歯車89が
取りつけられている。上ノ・ウジング73の上面にはシ
リンダレバー90が上ノ)ウジング73から突出して取
9つけられている。
第1歯車軸72と平行に配設された第2歯車軸72Aは
第1歯車軸72と同じ機構により垂直支持板67に取り
つけられている。この第2歯車軸72Aにはローラ駆動
モータ81が取9つけられていないが、第1歯車軸72
の駆動歯車79と噛合する、駆動歯車79と同径の従動
歯車79A及び第1扇形歯車78と噛合する第2扇形歯
車78Aが取りつけられている。第2歯車軸72Aを支
承する上・下のハウジング73A、74Aには第20−
ラ軸83Aが回動可能に取りつけられており、第20−
ラ軸83Aの上端には、第1ビンチングローラ86と同
形の第2ピンチングローラ86Aが第1ビンチングロー
ラ86と同一機構により取りつけられている。
従って、ローラ駆動モータ81が作動すると、第1歯車
軸72が回転し、この第1歯車軸72の第1歯車77及
びこの歯車77と噛合する第2歯車89を介して第10
−ラ軸83が回転させられる。この場合、第1歯車軸7
2と第10−ラ軸83との回転方向は逆方向となる。又
、第1歯車軸72が回転することにより駆動歯車79が
回転し、この歯車79と噛合する第2歯車軸72Aの従
動歯車79Aを回転させるので、第2歯車軸72Aは第
1歯車軸72と逆向きに回転させられる。そして、第2
歯車軸72Aによ多回転させられる第20−ラ軸83A
は第2歯車軸72Aと逆向きで、第1歯車軸72と同方
向に回転させられるので、第20−ラ軸83Aは第10
−ラ軸83とは逆方向に回転することになる。
第10図において、中央主柱64には、ビンチングロー
ラ駆動装置60の取りつけられた面に、シリンダブラケ
ット91が取りつけられており、このシリンダブラケッ
ト91の先端には、ローラ開閉シリンダ92が水平面内
において揺動可能に上・下のピン93(上部のピンのみ
示す)により枢着されている。ローラ開閉シリンダ92
のロッド92aの先端にねじ込まれたナンクル94は第
1歯車軸72側の上ハウジング73に取りつけられたシ
リンダレバー90に連結ピン95により枢着されている
いま、ローラ開閉シリンダ92を作動させて、そのロッ
ド92aをシリンダ92内に引き込ませると、ロッド9
2aは第1歯車軸72を軸としてシリンダレバー90を
時計方向に回動させる。このため、シリンダレバー90
と一体の上ハウジング73が同方向へ回動し、この上ハ
ウジング73に取りつけられた第1扇形歯車78を時計
方向へ回動させる。これによシ、この第1扇形歯車78
と噛み合う第2扇形歯車78Aが第1扇形歯車78と逆
方向へ回動して、第2歯車軸72Aを軸として第2ビン
チングローラ86A側の上ハウジング73Aを反時計方
向へ回動させる。従って、この場合には第1ビンチング
ローラ86と第2ピンチングローラ86Aとは互いに開
き、その軸間距離は大きくなる。
そして、ローラ開閉シリンダ92がそのロッド92aを
押し出す方向に作動すると、第1.第20−ラ86,8
6Aはその軸間距離が狭くなる。
第7図、第8図に示すエアーシャフト支持装置59には
、ビンチングローラ駆動装置60に続いて、ローラサポ
ート96が設けられている。このローラサポート96は
ビンチングローラ駆動装置60により分割コイル10.
(IOA)から抜き取られたエアーシャツ)1(17)
を支持するためのものである。ローラサポート96の上
部には、その長手方向にV溝を有する支持ローラ97が
、水平方向に所定のピッチでローラサポート96に取り
つけられた適数の支軸98にょシ軸支されている。ロー
ラサポート96の下部は水平方向に配置された上部支持
部材99に取9つけられている。
上部支持部材99は下部支持部材63の上方において、
下部支持部材63にょシ支承されて水平になっている。
すなわち、下部支持部材63には第7図に示すように、
ピンテングローラ駆動装置6゜及びその反対側に前・後
のジヤツキ1oo及び101が一対取りつけられてお9
、この両ジヤツキ100゜101の支持腕100a、1
01aの上端は上部支持部材99に固着されている。そ
して、両ジヤツキ100,101をそれぞれ両側から挾
む形で下部支持部材63に取りつけられたガイド部材1
05のガイド軸106が上部支持部材99に取りつけら
れている(第11図参照)。前・後のジヤツキ100及
び101は連結シャフト102により連結されており、
後ジヤツキ101を回動するローラ高さ調整ハンドル1
03は下部支持部材63のビンチングローラ駆動装置6
0と反対側端部外側に位置している。ローラ高さ調整ハ
ンドル103のシャフト104及び連結シャフト102
は各2個の軸受184により回動可能に支承されている
そして、ローラ高さ調整ハンドル103を回転さセルト
、シャフト104が回転して後ジヤツキ101を作動さ
せ、同時に連結シャフト102を介して前ジヤツキ10
0が作動させられる。これにより、前・後のジヤツキの
支持腕100a及び101aが上昇又は下降させられる
。これにより、上部支持部材99が、4個のガイド部材
105にガイドされて上昇又は下降させられるので、ロ
ーラサポート96が上昇又は下降する。なお、ローラサ
ポート96の側方には、リフトフレーム107がローラ
サポート96と平行に設けられている。このリフトフレ
ーム107は上部支持部材99に取うつけられたリフト
シリンダ108により支承されている。又、リフトシリ
ンダ108を挾む形で上部支持部材99に取りつけられ
たガイド部材109゜109のガイド110,110が
リフトフレーム107の下面に取りつけられている。こ
の両ガイド部材109はリフトフレーム107がリフト
シリンダ108により昇降される際、リフトフレーム1
07の水平を維持するものである。
エアーシャフト押出装置61は第7図に示すようにエア
、!−シャフト支持装置59の上方に設けられている。
このエアーシャフト押出装置61はリフトトラバーサ1
1の支持台16.16AのV型受台21.21A上にコ
アー5付エアーシヤフト1を押し出すものであり、中央
支柱64.65の上部を連結する連結部材135に取シ
つけられた長尺の部材である押出装置支持材111によ
り支持されている。エアーシャフト押出装置61にはロ
ーラサポート96より長尺のガイドシャフト112゜1
13が上・下に一対あり、それぞれの両端部をローラサ
ポート96の端部より両側に突出させた状態で、押出装
置支持材111に取りつけられた一対のガイドサボー1
−114,115により支持されている。このように、
ガイドサポート114及び115により支持されたガイ
ドシャフト112及び113はローラサポート96と平
行になっている。そして、両ガイドシャフト112,1
1.3の中間には、ガイドシャフト112と略同じ長さ
のねじ部材116がガイドシャフト113に平行に配置
され、その両端をガイドサボー)114゜115と一体
の一対の軸受117,1.18により回動自在に支承さ
れている。ねじ部材116にはナツト部材119がねじ
込まれている。このナツト部材119は両ガイドシャフ
ト112,113に摺動可能に嵌挿された一対のガイト
ノ・ウジング120.121に結合されて摺動部材12
2を形成している。ねじ部材116の一端は軸受117
から突出しており、この突出端にはタイミングプーリ1
23が取りつけられている。このタイミングプーリ12
3を駆動するタイミングプーリ124を取りつけた駆動
モータ125は押出装置支持部材111の上部に取りつ
けられており(第11図参照)、両タイミングプーリ1
23,124にはタイミングベルト126が巻き掛けら
れている。
摺動部材122の下部には、プッシャープレート127
が固着されており、このプッシャープレート127の下
端にはブツシャロッド128がガイドハウジング121
と平行に取シつけられている。
このブツシャロッド128はその先端128aをローラ
サポート96によシ支承されたコアー5付エアーシヤフ
ト1の方向に向けられている。
このエアーシャフト押出装置61の駆動モータ125を
作動させると、このモータ125のタイミングプーリ1
24が、タイミングベルト126を介してねじ部材11
6のタイミングプーリ123を回転させる。これによシ
、ねじ部材116が回転するので、このねじ部材116
に噛合するナツト部材119が移動させられ、このナツ
ト部材119と一体の摺動部材122が一対のガイドシ
ャフト113.114にガイドされて移動する。従って
、摺動部材122に取りつけられたプッシャープレー4
127が摺動部材122と同方向に移動する。
ローラガイド96はその上部で、ピンチングローラ60
と反対側端部にコアー5用のストッパ129が取りつけ
られている。このストッパ129はその位置が調整可能
になっている。
分割コイル10.IOAは熱処理をする必要があるので
、この分割コイル10.IOAからそれぞれエアーシャ
フト1をエアーシャフト脱着装置53により抜き出した
後、分割コイル10.1OAに軟化棒130を押し込む
ために、軟化棒挿入装置131が設けられている(第1
3図〜第15図参照)。この軟化棒挿入装置131はエ
アーシャフト脱着装置53と並列で、かつリフトトラノ
(−サ11の進行方向に所定の間隔をおいて配置されて
いる(第2図の線口は軟化棒130の挿入位置である)
。この軟化棒挿入装置131は、エアーシャフト脱着装
置53の取りつけられた中央支柱64.65に対して、
脱着装置53と反対側の面に取りつけられている(第1
2図参照)。軟化棒挿入装置131には、エアーシャフ
ト脱着装置53のエアーシャフト押出装置61と略同じ
構造をした軟化棒押出装置132がある。この押出装置
132にも長尺のガイドシャツ)133,134が上ψ
下に一対あり、それぞれの両端を一対のガイドサポート
136,136A及び137,137Aに取りつけられ
ている。そして、上・下ガイドシャフト133及び13
4の中間にはガイドシャフト133と略同じ長さのねじ
部材138がある。
そして、このねじ部材138は第13図においてガイド
サボー)136,136Aを連結する連結板139に取
りつけられた軸受140とガイドサポート137.13
7Aを連結する連結板141に取りつけられた軸受14
2とによシ回転可能に支承されている。ねじ部材138
にはナツト部材143がねじ込まれておシ、このナツト
部材143は両ガイドシャフ)133.134に摺動可
能に嵌挿された一対のガイドハウジング144,145
に結合されて摺動部材146が形成されている。
そして、この摺動部材146の下部にはブツシャプレー
ト147が取りつけられており、又プノンヤプレート1
47の下端にはブツシャロッド148がその軸線方向に
移動可能に取りつけられている。
摺動部材146のねじ部材138には一端(第183を
介して駆動するタイミングプーリ150を取りつけた駆
動モータ151は連結板139と直角にこの連結板13
9の上端に取りつけられたモータブラケッ)151aに
取9つけられている。
この軟化棒押出装置132がエアーシャフト押出装置6
1と相違する点は、軟化棒押出装置132自体が水平方
向に移動可能になっていることである。すなわち、軟化
棒押出装置132の一端のガイドサボー)136,13
6Aを取9つけた連結板139及び他端のガイドサボー
)137,137Aを取シつけた連結板141はそれぞ
れ支持部材152及び153に取9つけられている(第
14図参照)。
前述の中央支柱64.65の上部を連結する連結部材1
35の一端部側面にはガイドサボー) 154゜155
が上・下に取りつけられてお9、このガイドサポート1
54,155と連結部材135の中央寄りの側面に取り
つけられた上会下一対のガイドサボー)156,157
とによシ、軟化棒押出装置132のガイドシャフト13
3よシ短かい上・下の左ガイドシャフト158,159
を支持している。同様にして、連結部材135の他端部
側面に取りつけられた上−下のガイドサボー) 160
゜161と、連結部材135の中央寄りの側面に取シつ
けられた上e下のガイドサポート162.163とによ
シ左ガイドシャフト155と同じ長さの右ガイドシャフ
ト164,165が支持されている。
このようにして、連結部材135に取りつけられた左働
右の上ガイドシャフト158と164とは同一線上にあ
り、又左参右の下ガイドシャフト159と165も同一
線上にある。
そして、駆動モータ150を取りつけた第1支持部材1
52は左のガイドシャフト’158,159にガイドさ
れて移動し、又駆動モータ150と反対側の第2支持部
材153は右のガイドシャフト164.165によシ摺
動可能に支承されている。
第2支持部材153にはナツト部材(図示せず)が設け
られており、右ガイドシャ7 ) 164,165の間
に取9つけられた軸受166によシ軸支されたねじ部材
167が第2支持部材153のナツト部材と噛合してい
る。ねじ部材167は軸受166から右方に突出する端
部にグー!j168が取9つけられておシ、このプーリ
168と連結部材135の上部に取9つけられた駆動モ
ータ169のプーリ170とにベルト171が巻き掛け
られている。
駆動モータ169が作動し、このモータ169のプーリ
170がベルト171を介してねじ部材167のプーリ
168を回転させると、ねじ部材167が回転して第2
支持部材153を第13図において左方又は右方へ移動
させるので、第2支持部材153にガイドシャフト13
3及び134によ多連結された第1支持部材152が左
ガイドシャフト158,159にガイドされて移動させ
られる。このため、軟化棒押出装置132が左ガイドシ
ャフト158,159及び右ガイドシャフ)164.1
’65によシガイドされて、図の右方(軟化棒130を
押し込む方向)又はその逆方向へ移動する。
第1.第2支持部材152及び153の下面には、吊ジ
アーム172及び173が一対固着されており、又両市
ジアーム172,173の下部には両吊りアーム172
,173を連結する長尺の吊υ板支持板174が取シっ
けられている。そして、この吊り板支持板174には所
定の間隔をおいてローラ吊シ板175が適数取りつけら
れておシ、この各ローラ吊り板175の下端にはV形ロ
ーラ176が水平な支軸177により回動可能に取9つ
けられている。そして、第2支持部材153の下方にあ
る吊シ板支持板174の端部には、V形ローラ176の
支軸177の高さでこの軸177に平行に、矯正ローラ
取付板178が取シつけられておシ、この矯正ローラ取
付板178にはV形ローラ176〜176により支承さ
れた軟化棒130が軟化棒押出装置132によシ押し出
される際、軟化棒130の横振れを防止するだめのv形
の矯正ローラ179が一対軸着されている。
つぎに、この実施例の作用について説明する。
広幅に圧延拝れて大型コイル8に巻きつけられた金属箔
コイル9の金属箔ml+m2は、従来同様分割巻取機6
の受台7,7Aに支持されたコアー5付エアーシャフト
1.1に巻き取られて分割コイル10.IOAとなる。
天井レール22上で、リフトトラバーサ11の上方の原
位置にあるトランスファー装置23は、この装置23を
作動させるスイッチ(図示せず)をオンにすると、その
天井台車24が後退端である分割巻取機6の上方に移動
して停止する。この時、第2図においてBで示す位置に
ある(左から2番目)リフトフレーム30は分割巻取機
6の分割コイル10の上方に、又りで示す位置にある(
左から4番目)リフトフレーム30は分割コイル10A
の上方に位置している。トランスファー装置23が停止
すると同時に、上記2個のリフトフレーム30.30の
エアーシリンダ35が作動してそのロッド35aが下降
し、このリフトフレーム30.30を下降させる(第4
図参照)。なお、リフトフレーム30の両側にあるクラ
ンプ装置31゜31は、リフトフレーム30が下降時に
おいて、その両側のクランプアーム39,39は開いた
状態になっている。リフトフレーム30が下降端に達す
ると、図示しないリミットスイッチの電気信号でクラン
プシリンダ34が作動し、両側のクランプアーム39,
39が閉じてエアーシャフト1の両側のプラグ3,3を
把持する。
クランプアーム39,39のクランプ完了にとも々いエ
アーシリンダ35が作動するので、各分割コイル10及
びIOAのエアーシャフト1を把持したリフトフレーム
30が上昇する。このようにして左から2番目と4番目
のリフトフレーム30が上昇端に達すると、天井台車2
4は分割巻取機6の受台7,7Aの間隔pの1/2だけ
その進行方向に移行する(この時天井台車24は第2図
の位置にある。)。これと同時に、第2図のA位置(第
1番目)及びC位置(第3番目)にあるリフトフレーム
30の昇降用エアシリンダ35が作動して、リフトフレ
ーム30を下降させる。
ここで、天井台車24が1/2ピツチpだけ移行したこ
とにより第1番目のリフトフレーム30は分割巻取機6
のサポート7の上方に位置し、又第3番目のリフトフレ
ーム30は分割巻取機6のサボー)7Aの上方に位置し
、父上記両リフトフレーム30.30の各クランプ装置
31は後述する理由によりコアー付エアーシャフト1を
把持している。従って、第1番目と第3番目のリフトフ
レーム30.30が下降し、下降端に達すると、この場
合も図示しないリミットスイッチの電気信号によシ各リ
フトフレーム30.30の両側のクランプシリンダ34
が作動し、クランプアーム39゜39を開かせるので、
両側のクランプ装置31゜31に把持されたコアー5付
エアーシヤフト1゜1が分割巻取機6の受台7,7A上
に供給される。
このようにして、分割巻取機6の受台7,7Aにエアー
シャフト1をそれぞれ供給すると、第1゜第3番目のリ
フトフレーム30の昇降用エアシリンダ35が作動して
、各リフトフレーム30を上昇端位置まで上昇させる。
第1.第3番目のリフトフレーム30が上昇すると、天
井台車24は前進して、後退端にあるリフトトラバーサ
11の上方の原位置に達すると停止する。天井台車24
が停止すると、分割コイル10、IOAを把持する第2
番目及び第4番目のリフトフレーム30を昇降用エアシ
リンダ35が作動して、両リフトフレーム30を下降さ
せる。
そして、各昇降用エアシリンダ35のロッド35aがそ
のストローク端に達するとリフトフレーム30は停止す
る。この時、第2番目のリフトフレーム30の一対のク
ランプ装置31,31により支持される分割コイル10
はリフトトラバーサ11の第1支持台16のV型受台2
1の僅か上方に位置し、又第4番目のリフトフレーム3
0の一対のクランプ装置31.31によシ支持される分
割コイルIOAは第2支持台16Aのv型受台21Aの
僅か上方に位置している。
上記のように、第2.第4番目のリフトフレーム30.
30が停止すると、リフトトラバーサ11の第1支持台
16のリンク機構17及び第2支持台16Aのリンク機
構17Aの各リンク18.19の交り角θをそれぞれ変
えるシリンダが作動して、第1支持台16及び第2支持
台16Aを上昇させる。これによυ、第1支持台16の
v型受台21及び第2支持台16AのV型受台21Aの
上面が分割コイル10及びIOAの下面に当接して、両
分側コイル10.IOAを上昇させる。
まず、第1支持台16について説明すると、分割コイル
10がV型受台21により上昇させられると、第2番目
のリフトフレーム300両側のクランプ装置31のクラ
ンプアーム39.39によシ把持されたエアーシャフト
1の両側のプラグ3゜3も同時に各クランプアーム39
,39の把持力に抗して押し上げられる。このように、
エアーシャフト1が押し上げられて一方のプラグ3がド
ック50を押し上げると、ドック50は近接スイッチ4
6を作動させる。この場合、近接スイッチ46が作動す
ると、第1支持台16を押し上げるリンク機構17のシ
リンダの作動が停止して、第1支持台16の上昇が止ま
るとともに、クランプシリンダ34が前とは逆に作動し
てクランプアーム39゜39を開くので、エアーシャフ
ト1は両側のクランプ装置31から開放される。
同様にして、第2支持台16AのV型受台21Aの上昇
も止まるとともに、このV型受台21Aにより支持され
た分割コイルIOAのエアーシャフト1も、第3番目リ
フトフレーム300両側のクランプ装置31から開放さ
れる。
上記のように、V型受台21(又はV型受台21A)に
より押し上げられたエアーシャフト1が近接スイッチ4
6を作動させた時、第1支持台16(又は第2支持台1
6A)の上昇が止まるので、分割コイル10の巻きの大
きさに関係なく、エアーシャフト1は一定高さで停止す
る。
そして、リフトトラバーサ11の第2支持台16AのV
型受台21A上にある分割コイル10 Aの両側には、
グツシャ装置52とエアーシャフト脱着装置53とがあ
る。分割コイルIOAのエアーシャフト1がクランプ装
置31から開放されるとエアーシャフト1内のエアーが
作業者によシ抜かれるので、エアーシャフト1は分割コ
イルIOAの各コアー5に対して遊嵌状態になる。この
時、ブツシャ装置52が作動させられると、そのブツシ
ュロッド56がブツシャシリンダ55から押し出され、
分割コイルIOA中のエアーシャフト1を所定長押し出
す。
一方、エアーシャフト脱着装置53のピンチングローラ
駆動装置60はその第1ビンチングローラ86と第2ビ
ンチングローラ86Aとの間隔がローラ開閉シリンダ9
2によりA整されており、両ビンチングローラ86,8
6Aはエアーシャフト1を締めつけ得る状態になってお
シ、プッシャ装置52が作動すると同時にピンチングロ
ーラ駆動装置f61のローラ駆動モータ81が作動させ
られる。このため、両ビンチングローラ86及び86A
が回転して、ブツシャ装置52により分割コイルIOA
から押し出されたエアーシャフト1をエアーシャフト支
持装置59のローラサポート96の支持ローラ97〜9
7上に支持されたコアー5〜5内に押し込む。ここで、
コアー5〜5けエアーシャフト1が押し込まれる前に、
リフトシリンダ108により押し上げられるリフトフレ
ーム107により支持ローラ97〜97上に載置されて
いる。
上記のように、エアーシャフト1がピンチングローラ駆
動装置60によシコアー5〜5内へ押し込まれるとエア
ーシャフト1とともにコアー5〜5が移動し、コアー5
の他端がストツパ129に当接して止まる。又、この時
エアーシャフト1の他端は近接スイッチ185に接近し
て、近接スイッチ185をオンにするので、ビンテング
ローラ駆動装置60のローラ駆動モータ81が停止させ
られ、コアー5付エアーシヤフト1が支持ローラ97〜
97上に支承される。ローラ駆動モータ81が停止する
とともに、第1.第2ビンチングロー286 、−86
 Aが開き、図示しない持上装置によりコアー5付エア
ーシヤフト1は支持ローラ97〜97から持ち上げられ
る。
分割コイルIOAからエアーシャフト1が抜き出される
と、トラバーサ11はそのV型受台21と21Aとのピ
ッチpの1/2だけ移行して、V型受台21Aの分割コ
イルIOAが軟化棒挿入装置131と相対する位置に達
する。この軟化棒挿入装置131はその軟化棒押出装置
132のブツシャプレート147並びブツシャロッド1
48の位置が、駆動モータ169を作動させて、第2支
持部材153を移動させることにより、分割コイル10
Aに挿入される軟化棒130を押し出すのに適当な位置
にセットされている。
そして、軟化棒押出装置132の駆動モータ151が作
動してねじ部材138が回転するとナツト部材143が
第13図において図の右方へ移動し、このナツト部材1
43の取りつけられた摺動部材146並びにこの摺動部
材146と一体のブツシャプレート147が同方向へ移
動する。これにより、軟化棒押出装置132の吊シ板支
持板174の■形ローラ176〜176上に載置された
軟化棒130はブツシャプレート147の下端のブツシ
ャロッド148に押される。この時V形ローラ176〜
176は回転し、又矯正ローラ179゜れるようにする
そして、ブツシャロッド148が軟化棒130を分割コ
イルIOAの所定の位置まで押し込むと、ブツシャプレ
ート147に取シつけられたドッグ180が、吊りアー
ム173に取りつけられた前進端リミットスイッチ18
1を作動させて駆動モータ151を停止させる。ついで
、駆動モータ151を逆転させると、ねじ部材138が
軟化棒130の押し込み時とは逆回転して摺動部材14
6を引き戻す。そして、ブツシャプレート147のドッ
グ180が吊りアーム172に取りつけられた後退端リ
ミットスイッチ182を作動させて駆動モータ151を
停止させる。
分割コイルIOAに対する軟化棒130の挿入が終了す
ると、リフトトラバーサ11はピッチpの1/2移動し
て、第1支持台16のV型受台21に支持された分割コ
イル10がエアーシャフト脱着装置53と相対する位置
に達するので、この分割コイル10からのエアーシャフ
ト1の抜き出しが分割コイルIOAの場合と同様に行な
われる。
分割コイル10のエアーシャフト1の抜き出しが終了す
ると、リフトトラバーサ11はさらに1/2ピツチ移動
するので、分割コイル10は軟化棒挿入装置131と相
対する位置に達する。従って、この位置で分割コイル1
0に対する軟化棒130の挿入が分割コイルIOAの場
合と同様にして行なわれる。
そして、分割コイル10が軟化棒挿入装置131と相対
する位置にある時、軟化棒130挿入済みの分割コイル
IOAはこの分割コイルIOAを搬送するクレーンの下
方に達するので、クレーンにより熱処理炉へ搬送される
分割コイル10に対する軟化棒130の挿入が終了する
と、リフトトラバーサ11が1ピッチp進み、分割コイ
ル10がクレーンの下方に達するので、この分割コイル
10もクレーンにより搬送される。
上記のようにして、リフトトラバーサ11の両V型受台
21.21A上が空になると、リフトトラバーサ11は
前とは逆の方向に移動して、第1支持台16のV型受台
21がエアーシャフト脱着装置52と相対する位置に達
して停止する。この時、エアーシャフト支持装置59の
各支持ロー297上には3個のコアー5内に嵌着された
エアーシャツ)1が載置されておシ、又ビンチングロー
の作用によショアー5付エアーシャフト1の締付位置よ
り開いた状態になっている。
そして、リフトトラバーサ11が停止したことにより、
エアーシャフト押出装置61の駆動モーψ騙作動を始め
てねじ部材116を回転させるので、ナツト部材119
及びこのナツト部材119の取りつけられた摺動部材1
22が第7図において左方へ移動させられ、摺動部材1
22に取りつけられたブツシャプレート】27並びにブ
ツシャロッド128が同方向へ移動し、エアーシャフト
支持装置59の支持ローラ97〜97上にあるコアー付
エアーシャフト1を押し出し、トラバーサ11の第1支
持台16のV型受台21上に位置させる。そして、駆動
モータ125が逆転して、ブツシャロッド128が元位
置に戻ると、図示しない持上装置により持ち上げられて
いたコアー5付エアーシヤフト1が支持ローラ97,9
7上に戻される。
ついで、リフトトラバーサ11はその原位置まで移行す
るので、その第2支持台16AのV型受台21がエアー
シャフト脱着装置53と相対向する位ftになる。ここ
で、エアーシャフト脱着装置53が再び作動して、コア
ー付エアーシャフト1を第2支持台16のV型受台21
上に位置させる。
上記のように、リフトトラバーサ11の原位置において
、第1支持台16のV型受台21と第2支持台16Aの
V型受台21A上にコアー付エアーシャフト1が載置さ
れると、分割コイル10゜10Aをリフトトラバーサ1
1に供給した位置よC更K 1/2ピツチだけ移動して
いたトランスファー装置23はその1番目のリフトフレ
ーム30と第3番目のリフトフレーム30の各エアーシ
リンダ35が作動して、両リフトフレーム30を下降さ
せる。これによシ、第1番目のり7トフレ一ム300両
側のクランプ装置31.31がV型受台21上のコアー
付エアーシャフト1を、又第3番目のリフトフレーム3
0の両側のクランプ装置31゜31がV型受台21A上
のコアー5付エアーシヤフト1をそれぞれ把持する。そ
の後、両す7トフレーム30.30の各エアーシリンダ
35が作動して、両リフトフレーム30.30を上昇さ
せるので、コアー5付エアーシヤフト1は第1番目と第
3番目のリフトフレーム30のクランプ装置31゜31
に把持されて、天井台車24の下方に位置する。
上記のようにして、2個のコアー5付エアーシヤフト1
を支持したトランスファー装置23は、1/2ピツチだ
け戻りその原位置に復帰する。
そして、トランスファー装置23が再度スタートすると
、分割巻取機6の受台7.7A上の分割コイル10.I
OAの取シ出しと、コアー5付エアーシヤフト1の受台
7,7Aへ供給及び分割コイル10.1OAからのエア
ーシャフト1の脱着と、分割コイル10.IOAに対す
る軟化棒130の挿入が前述のように自動的に行なわれ
ることになる。
この発明は上記のように、広幅長尺金属箔コイルを複数
のコアーを嵌着して所定のピッチで分割巻取機に取9つ
けられた一対のエアーシャフトに前記コアーの幅でかつ
所定の長さに巻き取った一対の分割コイルの移動方向の
上部に配設されたトランスファー装置と、このトランス
ファー装置の下方に配置されたりフトトラバーサと、こ
のリフトトラパーサを両側から挾む形でリフトトラノ(
−サの移動方向と直角方向に設けられたエアーシャフト
ブツシャ装置並びにエアーシャフト脱着装置と、このエ
アーシャフト脱着装置と所定の間隔をおいて並列に設け
られた軟化棒挿入装置とによシ、金属箔分割巻取コイル
に対するエアーシャフトの脱着と軟化棒挿入の自動化装
置を構成したことにより、所定のピッチを持って配置さ
れた一対の分割巻取コイルからのエアーシャフトの抜き
出し、エアーシャフトの抜き出された分割巻取コイルに
対する軟化棒の挿入及びコアーに嵌着されたエアーシャ
フトの分割巻取機への供給を総て人手を必要とせず自動
的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示し、第1図(イ)はエアー
シャフトの正面図、第1図(ロ)はコアーの縦断面図、
第2図は金属箔分割巻取コイルに対するエアーシャフト
の脱着と軟化棒挿入の自動化装置の概略正面図(但し、
エアーシャフトの脱着装置、軟化棒の挿入装置等は示さ
ず。)、第3図はトランスファー装置の拡大作用説明図
(−・部所面を示す)、第4図は第3図の■−■線矢視
作用説明図、第5図は第3図のトランスファー装置の近
接スイッチ部の拡大図、第6図は第1図の■−■線矢視
図(但し分割コイルは下降端位置にある。)、第7図は
第6図のエアーシャフト脱着装置の一部断面を示す拡大
図(但し、第6図と逆向きで示す側面図)、第8図は第
7図の■−■線矢視図(但し要部を示す。)、第9図は
ピンチングローラ駆動装置の一部断面を示す拡大正面図
、第10図は第9図の平面図、第11図はエアーシャフ
ト脱着装置で抽キキ呑#嘲7図のXI−M線矢視図、第
12線 図は第6図の刈−店)視拡大図、第13図は第12図の
III −XI線矢視図、第14図は第13図の平面図
、第15図は第13図のxV −Xy線矢視図である。 1・・・エアーシャフト   5・・・コアー6・・・
分割巻取機  7,7A・・・受 台9・・・金属箔コ
イル 10.1OA・・・分割コイル11・・・リフト
トラバーサ  16・・・第1支持台16A・・・第2
支持台 17.17A・・・リンク44n!21、21
A・・・v型受台 23・・・トランスファー装置24
・・・天井台車   30・・・リフトフレーム31・
・・クランプ装置   39・・・クランプアーム46
・・・近接スイッチ   52・・・ブツシャ装置53
・・・エアーシャフト脱着装置 59・・・エアーシャフト支持装置 60・・・ビンチングローラ駆動装置 61・・・エアーシャフト押出装置 86・・・第1ビンチングローラ・ 86A・・・第2ビンチングローラ 131・・・軟化棒挿入装置 132・・・軟化棒押出装置 出 願 人    株式会社 五十鈴製作所代理人  
弁理士岡田英彦 か0図 ffi二 4 7B 第29図 第11 母

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数のコアーに挿通してコアーに嵌着したエアーシャフ
    トを受台により支持して前記エアーシャフトのコアーに
    圧延金属箔を分割して所望長さに巻き取った分割コイル
    を移動させる、分割巻取機の上方に設けられた移動可能
    なトランスファー装置と、このトランスファー装置の移
    動経路下方に配置され前記分割コイルを支承するV型受
    台を上昇させるリフトトラバーサと、このリフトトラバ
    ーサを両側から挾む形でり7トトラパーサの移動方向と
    直角方向に設けられたブツシャ装置並びにエアーシャフ
    ト脱着装置と、このエアーシャフト脱着装置と所定の間
    隔をおいて並列に設けられた軟化棒挿入装置とからなシ
    、前記トランスファー装置は両端にエアーシャフトをU
    字状に把持するり2ングを設けかつ所定のピッチでトラ
    ンスファー装置の移動方向に配置されたリフトフレーム
    を複数有し、このリフトフレームの中分割巻取機から次
    工程に向けて偶数番目のものはそのクランプにより巻取
    機受台上の分割コイルのエアーシャフトを把持して上昇
    し、所定ピッチ移行して第1番目と第3番目のリフトフ
    レームはそのクランプの把持するエアーシャフトを前記
    受台に供給した後さらに所定ピッチ移行してリフトトラ
    バーサのV型受台に前記分割コイルを荷卸しその後この
    V型受台にエアーシャフト脱着装置により供給されたエ
    アーシャフトを奇数番目のリフトフレームのクランプに
    より把持して持ち上げるトランスファー装置を有し、こ
    のトランスファー装置のリフトフレームの検知手段はV
    型受台上の分割コイルのエアーシャフトが所定位置まで
    上昇したことを検知してリフトトラバーサの上昇を停止
    させる機構を有し、前記エアーシャフト脱着装置はりフ
    トトラバーサのV型受台により支持された分割コイルか
    らブツシャ装置により押し出されたエアーシfフトを抜
    き出し同シャフトをサポート上のコアー内に挿入するピ
    ンチングローラ駆動装置を有し、前記軟化棒挿入装置は
    エアーシャフト脱着装置によりエアーシャフトを抜き出
    された分割コイルに軟化棒を押し込む機構を有すること
    を特徴とする圧延金属箔分割巻取後のコイルのシャフト
    抜出しおよび軟化棒挿入の自動化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112320424A (zh) * 2020-11-03 2021-02-05 无锡联洋玻纤科技有限公司 一种毡的纵向卸卷系统及其方法
CN114084719A (zh) * 2021-11-15 2022-02-25 河南惠强新能源材料科技股份有限公司 一种防滑落物料小车

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