JPS59192882A

JPS59192882A - 旋回スクロ−ルの加工方法

Info

Publication number: JPS59192882A
Application number: JP6536083A
Authority: JP
Inventors: Akira Murayama; 朗村山; Hiroaki Kuno; 久野　裕章; Naoshi Uchikawa; 内川　直志; Takahiro Tamura; 田村　貴寛; Takao Mizuno; 隆夫水野
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1983-04-15
Filing date: 1983-04-15
Publication date: 1984-11-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は旋回スクロールの加工方法に係り、特に、ラッ
プ先端及び鏡板の平面度を精度良く加工する方法に関す
る。

〔従来技術〕

従来の密閉形スクロール圧縮機の構造を第１図〜第４図
によシ説明する。

相対的に旋回連動を行なう旋回スクロール１と固定スク
ロール２、クランク軸３、フレーム４からなるスクロー
ル形圧縮機構と、これを駆動するモータ５、これらを収
納するケーシング６からなる０旋回スクロールは合板（鏡板）１ａ上にうす巻き状のラ
ップ１ｂを有し、背面には自転を防止するための自転防
止機構１Ｃとクランク軸のクランク部が挿入される旋回
軸受１ｄを有する。

固定スクロール２も合板（鏡板）２ａ上にうす巻き状の
ラップ２ｂを有する。

また固定スクロールには吸入口２Ｃと、吐出口２ｄが設
けられている。

１ｍｌｍｌタスクロール回スクロールは互いにラップを
内側に向けて組み合わされる。

フレーム４には暁７．回スクロールの鏡板１ａが旋回運
動を行なえるスペースを有する切欠き４ａが設けられ、
この切欠きに旋回スクロールの鏡板を収納してフレーム
と固定スクロールが締結され、旋回スクロールを挾持す
る。

旋回スクロールの背面はフレームにより背圧室４ｂが形
成される。背圧室は旋回スクロールに設け／Ｃ均圧穴（
図示せず）により旋回スクロールと固定スクロールのラ
ップと鏡板で形成される圧縮室と連１ｒｆｉされている
。

フレームにはさらにクランク軸を支承する軸受４Ｃとモ
ータを支承する脚４ｄが設けられている。７レームＩｒ
ｉケーシング６に収納され、ケーシング内を上下に２分
する。

フレーム外周部には、ケーシングの上下を連通ずる吐出
通路７が設けられている。

クランク軸３内には給油穴３ａが設けられ、ケーシング
下部の油を旋回軸受１ｄ１軸受４ｃへ給油する。

モータの回転によりクランク軸と自転防止機構の働きで
相対的に旋回運動を行ない、両スクロールのラップと鏡
板で形成される空間（！Ｅ縮室）が中心に移動するに従
ってその容積を減少する。

この結果、吸入口から吸入したガスを圧縮し吐出口より
吐出する。

吐出口より吐出されたガスは吐出通路を経てケーシング
下部から外部へ吐出される。

スクロールが圧縮作用を行なうと両スクロールを離そう
とする力が作用する。旋回スクロールが離れるのを防止
するために、旋回スクロールの背圧室の圧力は吸入子方
より高く、吐出圧カより低い中間の圧力に設定され、旋
回スクロールを固定スクロールに押しつける。

クランク軸３の給油穴３ａがら旋回軸受１ｄ、軸受４Ｃ
へ供給された油は圧力の低い背圧室へＭＬれる。

背圧室へ流れた油は旋回スクロールの均田穴から圧縮室
へ排出される。

前述のごとくスクロール田縮機の圧縮室け、旋回スクロ
ールの鏡板面１ｆが固定スクロールの２ｆ面で支持され
た状態で固定スクロールのラップ先端２ｇと旋回スクロ
ールの歯底１ｇ、旋回スクロールのラップ先端１ｈと固
定スクロールの歯底２ｈ、およびｌｈ１定スタスクロー
ルップ２ｂと旋回スクロールのラップ１ｂの間の微少す
きまにより構成される。

従ってこのすきまが太きいと、もれが増大し、性能が低
ドする。

このため固定スクロールの歯底面２ｈ、ランプ先端部２
ｇ、２Ｆ、旋回スクロールのラップ先端部１ｈ、歯底面
１ｇおよび鏡板面１ｆは平面度雪要する。

従来、旋回スクロールは、ラップ及び鏡板面の加工を終
了した後、軸受１ｄを組付けていた。

軸受１ｄを組付けることにより第４図に示すように、ラ
ップ先端１ｈ、歯底１ｇ、鏡板１ｆとも中心に向って凹
んだ形状となる。

この結果、固定スクロールのラップ先端２ｇと旋回スク
ロールの歯底１ｇ、旋回スクロールのラップ先端１ｈと
固定スクロールの歯底２ｈ、旋回スクロールの鏡板外周
部１ｆと固定スクロールの２ｆおのおののすきまがスク
ロールの中心・に向うに従い犬となり、もれがＪ′ｄ犬
し、入力の増加、渦紋の一辷昇をもたらす。

もちろん軸受の組付けによる変形を考慮して、あらかじ
め、スクロールの中心に向うに従って凸になる形状にラ
ップ及び鏡板を仕上るととも可能であるが、軸受組付け
による変形には当然ばらつきがあり、正確な寸法管理は
難かしい。

〔発明の目的〕

本発明の目的はもれを防止し、良好な性能を得るために
、軸受組付は状態で、精度の良いラップ形状を得る為の
加工法を提供することにある。

〔発明の概費〕

１ｈ１１受組付けによるランプの変形は、軸受組付けに
よる軸受ハウジングの変形に起因する。

軸受ハウジングが変形しないように剛性を増すことは、
大きさ、重鰯の点で好址しくない。

あらかじめ軸受を組付けるか、これと同等のひずみを軸
受ノ・ウジングに与えた状態でスクロールの加工を行な
えば、イ・°・度の良い形状を得ることができる。

〔発りｊの実施９１ｊ　）実施例を第５図に示す。尚、全体構造及び作動は従来と
同一であり、説明を省く。

ｋ　回スクロールの軸受ハウジングに軸受を組付けると
スクロールは１点鎖線で示すようにスクロールの中上・
に向って凹んだ形状となる。

この状ｋ「でラップおよび鏡板の仕上加工を行なうこと
により精度の良いスクロール形状を裂ることができる。

本実施例においては、軸受をあらかじめ組付けた例を示
したが、軸受／・ウジングに軸受組付は時と同等のひず
みを与える代替物、さらに、軸受ノ・ウジング内側を軸
受組付は時と同等の力でチャッキングしで加工を行なっ
ても同等の効果が得られ；　　　６゜〔発明の効果〕スクロールのラップ、および鈍根を精度良く加工するこ
とができるので、スクロール王縮機の回能を高く保つこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のスクロール圧絹機の全体ｈ′４造を示す
断面図。第２図は固定スクロールの偽造を７Ｊ＜す断面
図。第３図は旋回スクロールの構造を示す断面図、第４
図は従来の刀ロ工法による旋回スクロールの軸受組付は
後の変形を示す断面図、第５図は本発明の加工法を示す
旋回スクロールの断面図である。１・・・旋回スクロール　１ａ・・・鏡板　１ｂ・・・
ランプＩＣ・・・自転防止機構　１ｄ・・・旋回軸受　
１ｅ・・・給油穴　１ｆ・・・鏡板摺動面　１ｇ・・・
爾底面　１ｈ・・・ラップ先端　２・・・固定スクロー
ル　２ａ・・・、鏡板２ｂ・・・ラップ　２Ｃ・・・吸
入口　２ｄ・・・吐出口　２θ・・・吸入室　２ｆ・・
・摺動向　２ｇ・・・ラップ先端２ｈ・・・歯底　３・
・・クランク軸　３ａ・・・給油穴　４・・・フレーム
　４ａ・・・切欠き　４ｂ・・・背圧室　４Ｃ・・・軸
受　４ｄ・・・胆１５・・・モータ　６・・・ケーソン
グア・・・吐出ガス通路嬰（ｌ第ｚ（Ｂ竿うｍｈ

Claims

【特許請求の範囲】１　台板（鏡板）とこの鏡板に直立しているうす巻き状
のランプからなる旋回スクロール及び固定スクロールか
ら成り、両スクロールを互いにランプを内側に向けて組
み合わせ、各々のラップと鏡板により形成される空間が
スクロールの中心方向に移動するに従ってその容積を減
少するように両スクロールの相対運動を行なうスクロー
ル形流体機械において、旋回スクロールの鏡板背面に旋
回運動を行なうだめの軸受を有し、この軸受を旋回スク
ロールに組付けた後に、ラップおよび／または鏡板の仕
上を行なう旋回スクロール。２　軸受のハウジング内に、軸受組付けと同等のひずみ
を与えた状態でラップ、および／または鏡板の仕上を行
なう、侍許請求の範囲第１項記載の旋回スクロールの加
工方法。