JPS5919134Y2 - リニアベアリング - Google Patents
リニアベアリングInfo
- Publication number
- JPS5919134Y2 JPS5919134Y2 JP162083U JP162083U JPS5919134Y2 JP S5919134 Y2 JPS5919134 Y2 JP S5919134Y2 JP 162083 U JP162083 U JP 162083U JP 162083 U JP162083 U JP 162083U JP S5919134 Y2 JPS5919134 Y2 JP S5919134Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainer
- linear bearing
- transfer surface
- lower transfer
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、リテーナの位置ずれ防止および防塵機能を有
するリニアベアリングに関するものである。
するリニアベアリングに関するものである。
従来のリニアベアリングを第１図により説明する。
第１図において、１は下部転送面、２は上部転送面、３
はボール或いはローラー（以下ボールという）、４はリ
テーナを示し、周知の如く、ボール３を回転自在に支持
したリテーナ４が上下転送面の間に配設されている。
はボール或いはローラー（以下ボールという）、４はリ
テーナを示し、周知の如く、ボール３を回転自在に支持
したリテーナ４が上下転送面の間に配設されている。
前記の如き構造を有するリニアベアリングにおいては、
下部転送面１を固定し、上部転送面２をＳだけストロー
クさせた場合、ボール３を含むリテーナ４はＳ／２だけ
ストロークすることは衆知の現象であるが、リテーナ４
の動きは理論通りとはならず、微少のずれが生じ、これ
が往復動を繰返す内次第に蓄積されて不具合になる。
下部転送面１を固定し、上部転送面２をＳだけストロー
クさせた場合、ボール３を含むリテーナ４はＳ／２だけ
ストロークすることは衆知の現象であるが、リテーナ４
の動きは理論通りとはならず、微少のずれが生じ、これ
が往復動を繰返す内次第に蓄積されて不具合になる。
この不具合を防止するために、従来は下部転送面１上に
リテーナが当るストッパー６と設け、必要に応じ上、部
転送面２を最大ストロークさせてリテーナ４をストッパ
ー６に衝き当てて強制的に位置ずれを筐正している。
リテーナが当るストッパー６と設け、必要に応じ上、部
転送面２を最大ストロークさせてリテーナ４をストッパ
ー６に衝き当てて強制的に位置ずれを筐正している。
また従来のリニアベアリングにおいては、防塵カバー５
が必要であり、その防塵カバー５は最大ストロークをＳ
とすると図示の如＜Ｓ十ａだけ上部転送面２より両側に
突出させる必要があり、従って全ストロークする場合の
専用空間長１はｌ＋４８＋２ａとなり、それだけ大きな
空間が占有される。
が必要であり、その防塵カバー５は最大ストロークをＳ
とすると図示の如＜Ｓ十ａだけ上部転送面２より両側に
突出させる必要があり、従って全ストロークする場合の
専用空間長１はｌ＋４８＋２ａとなり、それだけ大きな
空間が占有される。
この防塵カバー５は上部転送面２の移動するたびに下部
転送面１の外側に突出して危険でもある。
転送面１の外側に突出して危険でもある。
本考案は、前記の如き従来技術の欠点を除去し、簡単な
構造でリテーナのずれ防止およびコンパクトな防塵技能
を有するリニアベアリングを提供せんとするものである
。
構造でリテーナのずれ防止およびコンパクトな防塵技能
を有するリニアベアリングを提供せんとするものである
。
本考案は前記の目的を遠戚せんがため、リテーナの往復
動方向両端にプーリを設け、該各プーリに懸架され、両
端部を上下転送面の転送方向両端部に接続され、リテー
ナの動きをリニアベアリングの宛に規制するとともに、
リテーナの往復動と直角な一方向両端面を防塵するベル
トを設け、かつ上記リテーナの往復動と直角な他方向両
端部に前記上下転送面を介挿し、上下転送面とリテーナ
との間の間隙を防塵する側板を設けたことを特徴とする
ものである。
動方向両端にプーリを設け、該各プーリに懸架され、両
端部を上下転送面の転送方向両端部に接続され、リテー
ナの動きをリニアベアリングの宛に規制するとともに、
リテーナの往復動と直角な一方向両端面を防塵するベル
トを設け、かつ上記リテーナの往復動と直角な他方向両
端部に前記上下転送面を介挿し、上下転送面とリテーナ
との間の間隙を防塵する側板を設けたことを特徴とする
ものである。
次に本考案の一実施例を第２図乃至第５図により詳細に
説明する。
説明する。
第２図は、大略においては従来例を説明した第１図と同
一であるが、リテーナ４の往復動方向両端にプーリー７
を配設し、このプーリー７を介し、上下転送面１，２の
両端をベルト８で接続した点が第１図と異るものである
。
一であるが、リテーナ４の往復動方向両端にプーリー７
を配設し、このプーリー７を介し、上下転送面１，２の
両端をベルト８で接続した点が第１図と異るものである
。
すなわち、第３図乃至第５図について本考案のリニアベ
アリングを更に具体的に説明すると、リテーナ４はその
往復動と直角な他方向両端部即ち左右両側に側板４′を
１体に形威し、かつ該側板の両端をリテーナ４より更に
外方に延長させ、その側板４’、 ４’間に軸９を介し
プーリー７を枢支する。
アリングを更に具体的に説明すると、リテーナ４はその
往復動と直角な他方向両端部即ち左右両側に側板４′を
１体に形威し、かつ該側板の両端をリテーナ４より更に
外方に延長させ、その側板４’、 ４’間に軸９を介し
プーリー７を枢支する。
そして、この両端のブー’Ｊ−７，７を介し上部転送面
２と下部転送面１の転送方向両端部をベルト８で接続し
ている。
２と下部転送面１の転送方向両端部をベルト８で接続し
ている。
前記リテーナ４は、前記した如く、下部転送面１と上部
転送面２のＶ形溝に嵌合するボール３を有する。
転送面２のＶ形溝に嵌合するボール３を有する。
前記の如き構造よりなる本考案のリニアベアリングは、
上部転送面２の移動に従い上部転送面２に固定されたベ
ルト８の一端が同一方向に移動する。
上部転送面２の移動に従い上部転送面２に固定されたベ
ルト８の一端が同一方向に移動する。
従ってベルト８とプーリー７との間に、リニアベアリン
グのボール３と上部転送面２と同一の関係、即ちベルト
８を上部転送面２とし、プーリー７をリニアベアリング
のボール３とする関係を強制され、しかもプーリー７を
含むリテーナを移動可能に構成しているから、例えば第
２図に示すように、リニアベアリングの最大ストローク
２Ｓだけ移動させると、上部転送面の端面２′は２″迄
２Ｓ分移動し、それに従ってプーリー７は７′の位置か
ら７″の位置までＳだけ移動する。
グのボール３と上部転送面２と同一の関係、即ちベルト
８を上部転送面２とし、プーリー７をリニアベアリング
のボール３とする関係を強制され、しかもプーリー７を
含むリテーナを移動可能に構成しているから、例えば第
２図に示すように、リニアベアリングの最大ストローク
２Ｓだけ移動させると、上部転送面の端面２′は２″迄
２Ｓ分移動し、それに従ってプーリー７は７′の位置か
ら７″の位置までＳだけ移動する。
また前記ベルト８は、上下転送面１，２の転送方向両端
部をプーリー７を介し接続しているがら、リテーナ４の
往復動と直角な一方同郡ち上下両面を常にベルト８が覆
う如くなり防塵の役目を果たす。
部をプーリー７を介し接続しているがら、リテーナ４の
往復動と直角な一方同郡ち上下両面を常にベルト８が覆
う如くなり防塵の役目を果たす。
またリテーナ４自身も、第４図および゛第５図に示す如
く、ボール或はローラ３並びに転送面１，２の側板４′
により覆って防塵している。
く、ボール或はローラ３並びに転送面１，２の側板４′
により覆って防塵している。
前記したように、本考案のリニアベアリングは上部転送
面２の移動範囲内をボール或はローラーを含むリテーナ
自身が強制的に７ストローク移動するように構成したた
め、従来のように筐正用ストッパーが不要となり、かつ
防塵カバーを含む全装置の点有空間の広さｌを、従来の
１＋４ｓ＋２ａから１＋２ｓ＋２ｄと大巾に小さくする
ことができる。
面２の移動範囲内をボール或はローラーを含むリテーナ
自身が強制的に７ストローク移動するように構成したた
め、従来のように筐正用ストッパーが不要となり、かつ
防塵カバーを含む全装置の点有空間の広さｌを、従来の
１＋４ｓ＋２ａから１＋２ｓ＋２ｄと大巾に小さくする
ことができる。
なお、■は上部転送面の長さ、２Ｓはリニアベアリング
の最大ストロークであり、ａは下部転送面の横から突出
する部分の防塵カバーの長さ、ｂプーリーまでの寸法を
示すものであり、仮りに、１＝７００ ｍｍ、 ５＝２
００ ｍｍ、 ａ＝２０ ｍｍ、 ｂ＝４０ ｍｍとす
れば、従来例では、７００＋８００＋ ４ ＝１５０４
ｍｍの占有空間が必要であるのに対し、本考案の場合
は、７００＋４００＋８０ ＝ １１８０ ｍｍとなり
、３２４ ｍｍ少くてすむ。
の最大ストロークであり、ａは下部転送面の横から突出
する部分の防塵カバーの長さ、ｂプーリーまでの寸法を
示すものであり、仮りに、１＝７００ ｍｍ、 ５＝２
００ ｍｍ、 ａ＝２０ ｍｍ、 ｂ＝４０ ｍｍとす
れば、従来例では、７００＋８００＋ ４ ＝１５０４
ｍｍの占有空間が必要であるのに対し、本考案の場合
は、７００＋４００＋８０ ＝ １１８０ ｍｍとなり
、３２４ ｍｍ少くてすむ。
その上特に防塵カバーおよびストッパーを設ける必要が
ない 以上述べた如く、本考案のリニアベアリングは、リテー
ナの往復動方向両端にプーリーを設け、そのプーリーを
介して上下転送面の転送方向両端部をベルトで接続して
リテーナ自身が強制的に移動されるように構成しかつ上
記リテーナの往復動と直角な他方向両端部に前記上下転
送面を介挿する如く側板を設けたものであるから、リテ
ーナのずれを完全に防止すると共に、装置全体の占有空
間を大巾に縮小して小形化され、しかも前記ベルトおよ
び側板が防塵カバーの役目を果すので、防塵設備を特設
する必要がない等の効果がある。
ない 以上述べた如く、本考案のリニアベアリングは、リテー
ナの往復動方向両端にプーリーを設け、そのプーリーを
介して上下転送面の転送方向両端部をベルトで接続して
リテーナ自身が強制的に移動されるように構成しかつ上
記リテーナの往復動と直角な他方向両端部に前記上下転
送面を介挿する如く側板を設けたものであるから、リテ
ーナのずれを完全に防止すると共に、装置全体の占有空
間を大巾に縮小して小形化され、しかも前記ベルトおよ
び側板が防塵カバーの役目を果すので、防塵設備を特設
する必要がない等の効果がある。
第１図は従来のリニアベアリングを示す断面図、第２図
は本考案を適用したリニアベアリングを示す概略図、第
３図は本考案によるリニアベアリングの詳細を示す一部
断面図、第４図および第５図は夫々第３図のＩ−Ｉ、■
Ｉ−ＩＩ線にそう断面図である。 １・・・・・・下部転送面、２・・・・・・上部転送面
、３・・・・・・ボール或はローラー ４・・・・・・
リテーナ、５・・・・・・防塵カバー、６・曲・ストッ
パー、７・曲ゲーリー８・・・・・ベルト、ａ・・・・
・・防塵カバーの突出寸法、ｂ・・・・・・プーリーの
突出寸法、 Ｓ・・・・・・ストローク。 ■・・・・・・転送面の長さ、
は本考案を適用したリニアベアリングを示す概略図、第
３図は本考案によるリニアベアリングの詳細を示す一部
断面図、第４図および第５図は夫々第３図のＩ−Ｉ、■
Ｉ−ＩＩ線にそう断面図である。 １・・・・・・下部転送面、２・・・・・・上部転送面
、３・・・・・・ボール或はローラー ４・・・・・・
リテーナ、５・・・・・・防塵カバー、６・曲・ストッ
パー、７・曲ゲーリー８・・・・・ベルト、ａ・・・・
・・防塵カバーの突出寸法、ｂ・・・・・・プーリーの
突出寸法、 Ｓ・・・・・・ストローク。 ■・・・・・・転送面の長さ、
Claims (1)
- リテーナ往復形リニアベアリングにおいて、リテーナの
往復動方向両端にプーリを設け、該各プーリに懸架され
、両端部を上下転送面の転送方向両端部に接続され、リ
テーナの動きをリニアベアリングの×に規制するととも
にリテーナの往復動と直角な一方向両端面を防塵するベ
ルトを設け、かつ上記リテーナの往復動と直角な他方向
両端部に前記上下転送面を介挿し、上下転送面とリテー
ナとの間の間隙を防塵する側板を設けたことを特徴とす
るリニアベアリング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP162083U JPS5919134Y2 (ja) | 1983-01-12 | 1983-01-12 | リニアベアリング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP162083U JPS5919134Y2 (ja) | 1983-01-12 | 1983-01-12 | リニアベアリング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58129328U JPS58129328U (ja) | 1983-09-01 |
| JPS5919134Y2 true JPS5919134Y2 (ja) | 1984-06-02 |
Family
ID=30014625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP162083U Expired JPS5919134Y2 (ja) | 1983-01-12 | 1983-01-12 | リニアベアリング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5919134Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4610281B2 (ja) * | 2004-09-29 | 2011-01-12 | 本田技研工業株式会社 | 変速装置 |
| JP6113537B2 (ja) * | 2013-03-14 | 2017-04-12 | 盛岡セイコー工業株式会社 | 移動装置 |
-
1983
- 1983-01-12 JP JP162083U patent/JPS5919134Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58129328U (ja) | 1983-09-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3414042B2 (ja) | 低発塵直動アクチュエータ | |
| JPS5919134Y2 (ja) | リニアベアリング | |
| JP2003194057A (ja) | 転動体間にセパレータを備えた直動案内ユニット | |
| DE69121466D1 (de) | Bandantriebssystem | |
| US4129374A (en) | Electrophotographic copying machine having moving carrier for original | |
| US4566523A (en) | Adjustable sliding mold for multiple-strand casting devices | |
| US5326197A (en) | Drive apparatus | |
| SE8305240L (sv) | Anordning for instellning av en gjutspalt | |
| CN217207351U (zh) | 双侧伸缩手指气缸的滑轨模组 | |
| US20020172437A1 (en) | Slide track structure of a linear platform | |
| US5281031A (en) | Linear motion guide unit having a synchronized retainer | |
| JPH0211921A (ja) | 移動テーブルの支持装置 | |
| JPH0396610U (ja) | ||
| JPH0647707U (ja) | ロッドレスシリンダのダストスクレーパ | |
| JPH062025Y2 (ja) | ローラ形リニアガイド装置 | |
| JPH0755382Y2 (ja) | ローラタイプ直動案内軸受 | |
| US5251984A (en) | Linear motion guide unit having a synchronized retainer | |
| JPH0731918Y2 (ja) | プレス機械 | |
| JPS6320863Y2 (ja) | ||
| JP2627091B2 (ja) | 直線駆動ベアリング | |
| JPS5856425Y2 (ja) | スライドベアリング | |
| JPH0712726Y2 (ja) | ロッドレスシリンダ | |
| JPS58177245A (ja) | 静圧軸受を用いた可動台のバ−ガイド装置 | |
| JPH0446091Y2 (ja) | ||
| JP2933200B2 (ja) | ロッドレスシリンダ |