JPS5919111B2 - フロ〔3,2−b〕インド−ル類の製法 - Google Patents

フロ〔3,2−b〕インド−ル類の製法

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JPS5919111B2
JPS5919111B2 JP7942875A JP7942875A JPS5919111B2 JP S5919111 B2 JPS5919111 B2 JP S5919111B2 JP 7942875 A JP7942875 A JP 7942875A JP 7942875 A JP7942875 A JP 7942875A JP S5919111 B2 JPS5919111 B2 JP S5919111B2
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JP
Japan
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furo
indole
carboxamide
dimethyl
diethyl
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JP7942875A
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JPS523096A (en
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重多賀 吉名
昭 田中
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5919111B2 publication Critical patent/JPS5919111B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規なフロ〔3・2−b〕インドール類の製
法に関し、更に詳しくは新規なフロ〔3・2−b〕イン
ドールー2−(N−N−ジアルキル)カルボキサミドの
4位のアルキル置換体を得る方法に関するものである。
本発明者らはフロ〔3・2−b〕インドール−2−(N
−N−ジアルキル)カルボキサミドの4位の窒素に分岐
があることがあるアルキル基を導入することにより、医
薬として有用なフロ〔3・2−b〕インドール類の新規
化合物を合成することに成功して、本発明を完成したも
のである。
本発明を詳細に説明すると、一般式 0CONι2(I) (式中、R1は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、
ハロアルキル基またはアルコキシ基を示し、R2はアル
キル基を示す。
)で表わされる化合物をジメチルフオルムアミドなどの
反応にあずからない有機溶媒に溶解もしくは懸濁したも
のに、(式中、R3は分枝があることがあるアルキル基
を示し、Xはハロゲン原子を示す。)で表わされる化合
物を同じくジメチルフオルムアミドなどの反応にあずか
らない有機溶媒に溶解もしくは懸濁したものを滴下しつ
つ、室温でもしくは加熱して攪拌下反応せしめ、生成し
た一般式 く(式中、R1、R2およびR3は前記と同意義である
)で表わされるフロ〔3・2−b〕インドール−2−(
N−N−ジアルキル)カルボキサミドの4位のアルキル
置換体を必要に応じて有機溶媒から再結晶するなどして
精製する。本発明においては、再結晶溶媒として石油ベ
ンジン、リグロイン、ベンゼン、エタノールなどの有機
i媒または石油ベンジン−エーテル混液、石油ベンジン
−クロロホルム混液、石油ベンジン一四塩化炭素混液な
どの有機混合溶媒を用いる。
本発明によつて得られる化合物()を例示すれば、表1
のようになるが、本発明はこの例示によつて限定される
ものではない。なお、本発明の原料である化合物(1)
は例えば次のようにして容易に得ることができる。
即ち、2−ニトロアニリン又は2−ニトロ−4一置換−
アニリン(置換基は前記R1と同意義である。)を常法
によりジアゾニウム化し、生成した2−ニトローフエニ
ルジアゾニウム塩又は2ニトロ−4一置換−フエニルジ
アゾニウム塩とフランカルボン酸とを反応せしめて、5
−(2−ニトロフエニル)−フランカルボン酸又は5−
(2ーニトロ−4一置換−フエニル)−フランカルボン
酸となし、エチルアルコールでそのエチルエステルとな
した後、常法により還元してニトロ基をアミノ基に変え
る。次いでこれを酸性、低温下で亜硝酸塩を加える常法
でジアゾニウム塩となし、更にアジ化ナトリウムなどの
アジ化アルカリを加えてアジ化した後、O−ジクロルベ
ンゼンの如き反応にあずからない有機溶媒中で150〜
300℃で加熱して脱窒素閉環してフロ〔3・2−b〕
インドールカルボン酸のエチルエステルとするか、更に
このエチルエステルを加水分解して酸にもどし、ハロゲ
ン化チオニルを用いて酸ハロゲナイドとする。次いでこ
のエステル又は酸ハロゲナイドをジアルキルアミンと反
応させて化合物(1)を得る。化合物(1)の製造方法
の一実例として次に参?例を示す。
容考例 1) 2−ニトロアニリン5.52yを濃塩酸11.2
m1に攪拌下添加し、これに亜硝酸ナトリウム3.6y
を水7.2m1に溶解した溶液を温度が5℃を越えない
ように撹拌下滴下してジアゾニウム塩溶液とした。
これに酢酸ナトリウム6rを水45m1に溶解した溶液
にフランカルボン酸4.487を溶解した溶液を加え、
次に塩化第二銅1.6tを水8m1に溶解した溶液を4
時間で滴下し、その間温度を5℃を越えないように保つ
た。これを一昼夜冷却後、室温にもどし60〜70℃に
加温し、室温にもどしてから吸引沢過し、残渣に100
m1の熱湯を加え、炭酸水素ナトリウムを加えてアルカ
リ性となした後、吸引沢過し、沢液に濃塩酸を加えて酸
性となし、結晶を析出させ、吸引沢取後乾燥して5−(
2−ニトロフエニル)−フランカルボン酸6.8f7を
得た。M.p.2O7〜209℃。!)濃硫酸5fを加
えた無水エタノール100d中に前記の5−(2−ニト
ロフエニル)−フランカルボン酸10Vを加え、5時間
加熱還流後攪拌下氷水中に注加し、得られた結晶をエタ
ノールより再結晶して5−(2−ニトロフエニル)フラ
ンカルボン酸エチルエステル9.1tを得た。
M.p.78〜80℃。(3)前記の5−(2−ニトロ
フエニル)−フランカルボン酸エチルエステル87を精
製エタノール32m1に溶解し、これにエタノールで湿
めらせた5%パラジウムカーボン0.247を混和した
溶液を接触還元により2.251の水素を添加し、反応
後触媒を除去し、濃縮した。
析出した結晶を吸引沢取し、リグロインから再結晶して
5−(2−アミノフエニル)−フランカルボン酸エチル
エステル5.87を得た。M.p.96〜98℃o(4
)前記の5−(2−アミノフエニル)−フランカルボン
酸エチルエステル17を35%塩酸1.6m11tc加
え、亜硝酸ナトリウム0.37を水0.6m1に溶解し
た溶液を温度0〜5℃で攪拌下滴下し湧。
窒素の発生が止まつたところで、アジ化ナトリウム0.
65fを水3m1に溶解した溶液を滴下して反応せしめ
、析出した結晶を吸引沢取し、石油ベンジンより再結晶
して5−(2−アジドフエニル)−フランカルボン酸エ
チルエステル0.987を得た。M.p.7O〜72℃
。(5) 0−ジクロロベンゼン10m1を攪拌、還流
下、0−ジクロロベンゼン1゛5m1に前記の5−(2
ーアジドフエニル)−フランカルボン酸エチルエステル
57を溶解した溶液を徐々に滴下し、滴下後窒素の発生
が止むまで攪拌、還流を続けた。約2時間還流後室温に
もどし、析出した結晶を吸引沢取し、その沢液は濃縮し
、析出した結晶を沢取する。その結晶をベンゼンから再
結晶して2−エトキシカルボニル−フロ〔3・2一b〕
インドール2.47を得た。M.p.l5l〜153℃
。(6)水酸化ナトリウム0.57を水5m1に溶解し
た溶液に前記の2−エトキシカルボニル−フロ〔3・2
−b〕インドール0.67を加え、加熱溶解後室温にも
どし、撹拌下氷水中に注加し、35%塩酸で酸性とした
析出した結晶を吸引沢取、水洗し、メタノールから再結
晶してフロ〔3・2−b〕インドール−2−カルボン酸
0.45yを得た。M.p.23l〜234℃。(7)
前記のフロ〔3・2−b′)インドール−2−カルボン
酸17と塩化チオニル0.8937とを無水ベンゼン2
0m1中で8.5時間撹拌還流後減圧下濃縮し、残渣を
ベンゼンより再結晶して、2−クロロカルボニル−フロ
〔3・2−b〕インドール0.97を得た。M.p.l
63〜165℃03)前記の2−クロロカルボニル−フ
ロ〔3・2b〕インドール1.1fiをアセトン30m
2に溶解し、これにジメチルアミン0.3417を含む
30%水溶液を2〜3m1のアセトンに溶解した溶液を
室温で滴下して反応せしめた後、この反応溶液を氷水中
に注加し、析出した結晶を吸引沢取し、ベンゼンより再
結晶し、フロ〔3・2b〕インドール−2−(N−N−
ジメチル)カルボキサミド17を得た。
M.p.l74〜176℃o〕)前記(1)〜(8)に
おいて、2−ニトロアニリンの代りに、4−メチル−2
−ニトロアニリン、4−メトキシ−2−ニトロアニリン
、4−クロロ−2−ニトロアニリン、4−トリフルオロ
メチル−2−ニトロアニリンを用いることにより、同様
にして、それぞれ、6−メチル−フロ〔3・2−b〕イ
ンドール2−(N−N−ジメチル)カルボキサミド、M
.p.227〜229)C;6−メトキシ−フロ〔3・
2−b〕インドール−2−(N−N−ジメチル)カルポ
キサミド、M.p.l88〜189℃;6−クロロ−フ
ロ〔3・2−b〕インドールー2−(N−N−ジメチル
)カルボキサミド、M.p.257〜258℃:6−ト
リフルオロメチル−フロ〔3・2−b〕インドール−2
−(N−N−ジメチル)カルボキサミ ド、M.p.2
5l,5〜252.5℃を得た。
10)前記(1)〜(8)において、ジメチルアミンの
代りにジエチルアミン、ジプロピルアミンを用いること
により、同様にして、それぞれ、フロ〔3・2−b〕イ
ンドール−2−(N・N−ジエチル)カルボキサミド、
M.p.2O5〜207℃:フロ〔3・2−b〕インド
ール−2−(N・N−ジプロピル)カルボキサミド、M
.p.24l〜243℃を得た。
11)前記(1)〜(8)において、2−ニトロアニリ
ンとジメチルアミンの代りに、4−メチル−2−ニトロ
アニリンとジエチルアミン、4−メチル−2−ニトロア
ニリンとジプロピルアミン、4−メトキシ− 2 −ニ
トロアニリンとジエチ ,ルアミン、4−メトキシ−
2 −ニトロアニリンとジプロピルアミン、4−クロロ
−2−ニトロアニリンとジエチルアミン、4−クロロ−
2−ニトロアニリンとジプロピルアミン、4−トリフル
オロメチル−2−ニトロアニリンとジエチルアミン、4
−トリフルオロメチル−2−ニトロアニリ .ンとジプ
ロピルアミンを用いることにより、同様にしてそれぞれ
、6−メチル−フロ〔3・2−b〕インドール−2−(
N−N−ジエチル)カルボキサミド、M.p.258〜
259℃:6−メチル−フロ〔3・2−b〕インドー
ル−2−(N−N−ジプロピル)カルボキサミド、M.
p.288〜 291℃;6−メトキシ−フロ〔3・2
−b〕インドール− 2 −( N − N−ジエチル
)カルボキサミド、M.p.22O〜 221℃;6−
メトキシ−フロ〔3・2−b〕インドール− 2 −(
N − N −ジプロピル)カルボキサミド、M.p
.249〜252℃:6−クロロ−フロ〔3 ・2−b
〕インドール− 2 −( N − N−ジエチル)カ
ルボキサミド、M,p.286〜 288℃;6−クロ
ロ−フロ〔3・2−b〕インドール− 2 −( N
− N −ジプロピル)カルボキサミド、M.p.3l
3〜 318℃;6−トリフルオロメチル−フロ〔3・
2−b〕インドール− 2 −( N − N−ジエチ
ル)カルボキサミド、M.p.284〜 288℃;6
−トリフルオロメチル−フロ〔3 ・ 2−b〕インド
ール− 2 −( N − N−ジプロピル)カルボキ
サミド、M.p.3l6〜320℃を得た。
更にまた、本発明の目的物である化合物()は例えば次
のようにしても容易に得ることができる。
即ち、2−ニトロアニリン又は2−ニトロ−4−置換−
アニリン(置換基は前記R1 と同意義である。
)を常法によりジアゾニウム化し、生成した2−ニトロ
ーフエニルジアゾニウム塩又は2 −ーニトロ一4−置
換−フエニルジアゾニウム塩とフランカルボン酸とを反
応せしめて、5 −( 2 −ニトローフエニル)−フ
ランカルボン酸又は5−(2−ニトロ−4−置換−フエ
ニル)−フランカルボン酸となし、エチルアルコールで
そのエチルエステルとなした後、常法により還元してニ
トロ基をアミノ基に変える。次いでこれを酸性、低温下
で、亜硝酸塩を加える常法でジアゾニウム塩となし、更
にアジ化ナトリウムなどのアジ化アルカリを加えてアジ
化した後、0−ジクロルベンゼンの如き反応にあずから
ない有機溶媒中で150〜300℃で加熱して脱窒素閉
環し、これをジメチルフオルムアミドなどの反応にあず
からない有機溶媒に溶解もしくは懸濁したものに、一般
式 (式中、R3およびXは前記のものと同意義である。
)で表わされる化合物()を同じくジメチルフオルムア
ミドなどの反応にあずからない有機溶媒に溶解もしくは
懸濁したものを滴下しつつ、室温もしくは加熱下に撹拌
せしめて、一般式 (式中、R1およびR3は前記と同意義である。
)で表わされるフロ〔3 ・ 2 − b〕インドール
−2−カルボン酸のエチルエステルとなすか、更にこれ
を加水分解してエステルを酸にもどし、ハロゲン化チオ
ニルを用いて酸ハロゲナイドとなす。次いでこのエステ
ル又は酸ハロゲナイドをジアルキルアミンと反応させて
化合物()を得ることができる。なお、アジ化後加熱し
て脱窒素閉環の際、化合物()を作用せしめて化合物(
)を得ることもできる。
本発明の方法により得られた化合物()は、文献未載の
新規化合物であつて、精神作用剤、鎮痛鎮静剤、解熱剤
または抗炎症剤として有用である。
次に実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例 1 フロ〔3・2−b〕インドール−2−(N−Nジメチル
)カルボキサミド0.47をジメチルフオルムアミド1
5m1に溶解し、室温で攪拌下水素化ナトリウム0,0
887を加え、これに更にnーブチルプロミド0.24
9yをジメチルフオルムアミド5T1L1に溶解した溶
液を同じく攪拌下2.5時間かけて滴下し、反応?しめ
た。
反応終了後、この反応溶液を氷水中に注加し、塩析し、
吸引沢取し、残渣を水洗し、乾燥した。
次いで石油ベンジンから再結晶し、4−ブチルフロ〔3
・2−b〕インドール−2−(N−N−ジメチル)カル
ボキサミド0.34f1を得た。M.p.lO5〜10
7ミC0n−ブチルプロミドの代りにメチルヨーダイド
、エチルプロミド、n−プロピルプロミド、イソプロピ
ルプロミド、イソブチルプロミドを用いて、同様にして
、それぞれ、4−メチル−フロ〔3・2−b〕インドー
ル一2−(N−N−ジメチル)カルボキサミド、M.p
.lO8〜110℃;4−エチル−フロ〔3・2−b〕
インドール2−(N−N−ジメチル)カルボキサミド、
M.p.89〜9FC;4−(n−プロピル)−フロ〔
3・2−b〕インドール−2−(N−N−ジメチル)カ
ルボキサミド、M.p.73〜75℃;4−(イソプロ
ピル)−フロ〔3・2−b〕インドール−2−(N−N
−ジメチル)カルボキサミド、M.p.lO7〜109
℃;4−(イソブチル)−フロ〔3・7一b〕インドー
ル−2−(N−N−ジメチル)カルボキサミド、M.p
.9l〜93℃を得た。
実施例 2 6−メチル−フロ〔3・2−b〕インドール2−(N−
N−ジメチル)カルボキサミド0.57をジメチルフオ
ルムアミド35m1に溶解し、これに水素化ナトリウム
0.17を加えた。
更にこれにメチルヨーダイド0.37をジメチルフオル
ムアミド10m1に溶解した溶液を室温で撹拌下2時間
かけて滴下し、反応せしめた。反応終了後、反応液を氷
水中に注加し、塩析し、吸引沢取し、残渣を水洗し乾燥
した。次いで石油ベンジンから再結晶して、4・6−ジ
メチル−フロ〔3・2−b〕インドール−2−(N−N
−ジメチル)カルボキサミド0.467を得た。M.p
.l72.5〜174℃06−メチル−フロ〔3・2−
b〕インドール2−(N−N−ジメチル)カルボキサミ
ドとメチルヨーダイドの代りに、6−メチル−フロ〔3
・2−b〕インドール2−(N−N−ジメチル)カルボ
キサミドとエチルヨーダイド、6−メチル−フロ〔3・
2−b〕インドール一2−(N−N−ジメチル)カルボ
キサミドとn−プロピルプロミド、6−メトキシ−フロ
〔3・2−b〕インドール2−(N−N−ジメチル)カ
ルボキサミドとメチルヨーダイド、6−メトキシ−フロ
〔3・2−b〕インドール−2−(N−N−ジメチル)
カルボキサミドとnプロピルヨーダイド、6−クロロ−
フロ〔3・2−b〕インドール2−(N−N−ジメチル
)カルボキサミドとメチルヨーダイド、6−クロロ−フ
ロ〔3・2−b〕インドール2−(N−N−ジメチル)
カルボキサミドとエチルヨーダイド、6−クロロ−フロ
〔3・2−b〕インドール2−(N−N−ジメチル)カ
ルボキサミドとnプロピルヨーダイドを用いて同様にし
て、それぞれ4−エチル−6−メチル−フロ〔3・2−
b〕インドール−2−(N−N−ジメチル)カルボキサ
ミ ド、M.p.l58〜159.5゜C;6−メチル
−4−(n−プロピル)−フロ〔3・2−b〕インドー
ル−2−(N−N−ジメチル)カルボキサミド、M.p
.l45〜146℃;6−メトキシ−4−メチル−フロ
〔3・2−b〕インドール−2−(N−N−ジメチル)
カルボキサミ ド、M.p.2O2〜204℃:6−メ
トキシ−4−(n−プロピル)−フロ〔3・2−b〕イ
ンドール−2−(N−N−ジメチル)カルボキサミド、
M.p.lO9〜110.5℃;6−クロロ−4−メチ
ル−フロ〔3・2−b〕インドール−2−(N−N−ジ
メチル)カルボキサミド、M.p.l64〜166℃;
6−クロロ−4−エチル−フロ〔3・2−b〕インドー
ル−2−(N−N−ジメチル)カルボキサミ ド、M.
p.l44〜146℃;6−クロロ−4−(n−プロピ
ル)−フロ〔3・2−b〕インドール−2−(N−N−
ジメチル)カルボキサミド、M.p.l5l〜153℃
を得た。
実施例 3 6−トリフルオロメチル−フロ〔3・2−b〕インドー
ル−2−(N−N−ジメチル)カルボキサミド0.2V
をジメチルフオルムアミド20m1に溶解し、これに水
素化ナトリウム0.057を加えた。
更にこれにn−プロピルプロミド0.17をジメチルフ
オルムアミド10Tn1に溶解した溶液を撹拌下室温で
滴下しつつ2.5時間反応させた。反応終了後、反応液
を氷水中に注加し、クロロホルムで抽出し、そのクロロ
ホルム層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後沢過し、その
沢液を濃縮して結晶を得、四塩化炭素一石油ベンジン(
1:3)混液から再結晶し、6−トリフルオロメチル−
4一(n−プロピル)−フロ〔3・2−b〕インドール
−2−(N−N−ジメチル)カルボキサミド0.17V
を得た。M.p.l28〜130℃。n−プロピルプロ
ミドの代りにメチルヨーダイドを用いて同様にして、6
−トリフルオロメチル−4−メチル−フロ〔3・2−b
〕インドール−2−(N−N−ジメチル)カルボキサミ
ド、M.p.l8l〜183℃を得た。
実施例 4 実施例1において、フロ〔3・2−b〕インドール−2
−(N−N−ジメチル)カルボキサミドとn−ブチルプ
ロミドの代りに、フロ〔3・2−b〕インドール−2−
(N−N−ジエチル)カルボキサミドとメチルヨーダイ
ド、フロ〔3・2−b〕インドール−2−(N−N−ジ
プロピル)カルボキサミドとメチルヨーダイド、フロ〔
3・2−b〕インドール−2−(N−N−ジエチル)カ
ルボキサミドとエチルプロミド、フロ〔3・2−b〕イ
ンドール−2−(N−N一ジプロピル)カルボキサミド
とエチルプロミド、フロ〔3・2−b〕インドール−2
−(N−Nジエチル)カルボキサミドとn−プロピルプ
ロミ ド、フロ〔3・2−b〕インドール−2−(N−
N一ジプロピル)カルボキサミドとn−プロピルプロミ
ド、フロ〔3・2−b〕インドール−2−(N−Nジエ
チル)カルボキサミドとイソプロピルプロミド、フロ〔
3・2−b〕インドール−2−(N−N−ジプロピル)
カルボキサミドとイソプロピルプロミド、フロ〔3・2
−b〕インドール−2−(N−Nジエチル)カルボキサ
ミドとn−ブチルプロミド、フロ〔3・2−b〕インド
ール−2−(N−N一ジプロピル)カルボキサミドとn
−ブチルプロミド、フロ〔3・2−b〕インドール−2
−(N−N−ジエチル)カルボキサミドとイソブチルプ
ロミド、フロ〔3・2−b〕インドール−2−(N−N
−ジプロピル)カルボキサミドとイソブチルプロミドを
用いて、同様にして、それぞれ 4−メチル−フロ〔3・2−b〕インドール2−(N−
N−ジエチル)カルボキサミド、M.p.l86〜18
8℃;4−メチル−フロ〔3・2−b〕インドール一2
−(N−N−ジプロピル)カルボキサミド、M.p.2
23〜224℃:4−エチル−フロ〔3・2−b〕イン
ドール一2−(N−N−ジエチル)カルボキサミド、M
.p.l2l〜122)C;4−エチル−フロ〔3・2
−b〕インドール一2−(N−N−ジプロピル)カルボ
キサミド、M.p.l57〜158℃;4−(n−プロ
ピル)−フロ〔3・2−b〕インドール一2−(N−N
−ジエチル)カルボキサミ ド、M.p.lO5〜10
6℃;4−(n−プロピル)−フロ〔3・2−b〕イン
ドール−2−(N−N−ジプロピル)カルボキサミド、
M.p.l4O〜142℃;4−(イソプロピル)−フ
ロ〔3・2−b]インドール−2−(N−N−ジエチル
)カルボキサミ ド、M.p.l39〜140ルC;4
−(イソプロピル)−フロ〔3・2−b〕インドール−
2−(N−N−ジプロピル)カルボキサミド、M.p.
l74〜176ピC;4−(n−ブチル)−フロ〔3・
2−b〕インドール−2−(N−N−ジエチル)カルボ
キサミド、 M.p.l37〜138℃ ;4−(n−
ブチル)−フロ〔3・2−b〕インドール−2−(N−
N−ジプロピル)カルボキサミド、M.p.l7l〜1
74℃ ;4−(イソブチル)−フロ〔3・2−b〕イ
ンドール−2−(N−N−ジエチル)カルボキサミド、
M.p.l23〜124℃;4−(イソブチル)−フロ
〔3・2−b〕インドール−2−(N−N−ジプロピル
)カルボキサミド、M.p.l57〜160℃を得た。
実施例 5 実施例2において、6−メチル−フロ〔3・2−b〕イ
ンドール−2−(N−N−ジメチル)カルボキサミドと
メチノレヨージドの代りに、6−メチル−フロ〔3・2
−b〕インドール2−(N−N−ジエチル)カルボキサ
ミドとメチルヨーダイド、6−メチル−フロ〔3・2−
b〕インドール2−(N−N−ジプロピル)カルボキサ
ミドとメチルヨーダイド、6−メチル−フロ〔3・2−
b〕インドール2−(N−N−ジエチル)カルボキサミ
ドとエチノレフロミド6−メチル−フロ〔3・2−b〕
インドール一2−(N−N−ジプロピル)カルボキサミ
ドとエチルプロミド、6−メトキシ−フロ〔3・2−b
〕インドール−2−(N−N−ジエチル)カルボキサミ
ドとエチルプロミド、6−メトキシ−フロ〔3・2−b
〕インドール′2−(N−N−ジプロピル)カルボキサ
ミドとエチルフロミド、6−メトキシ−フロ〔3・2−
b〕インドール2−(N−N−ジエチル)カルボキサミ
ドとnープロピルプロミドを用いて、同様にして、それ
ぞれ 4・6−ジメチル−フロ〔3・2−b〕インドール−2
−(N−N−ジエチル)カルボキサミド、M.p.2O
l〜204℃;4・6−ジメチル−フロ〔3・2−b〕
インドール−2−(N−N−ジプロピル)カルボキサミ
ド、M.p.233〜236℃ :4−エチル−6−メ
チル−フロ〔3・2−b〕インドール−2−(N−N−
ジエチル)カルボキサミド、M.p.l86〜190℃
:4−エチル−6−メチル−フロ〔3・2−b〕インド
ール−2−(N−N−ジプロピル)カルボキサミド、M
.p.2l9〜22FC;4−エチル−6−メトキシ−
フロ〔3・2−b〕インドール−2−(N−N−ジエチ
ル)カルボキサミド、M.p.l76〜178℃:4−
エチル−6−メトキシ−フロ〔3・2−b〕インドール
−2−(N−N−ジプロピル)カルボキサミド、M.p
.2O5〜209℃;6−メトキシ−4−(n−プロピ
ル)−フロ〔3・2−b〕インドール−2−(N−N−
ジエチル)カルボキサミド、M.p.26l〜265℃
を得た。
実施例 6 実施例3において、6−トリフルオロメチル−フロ〔3
・2−b〕インドール−2−(N−Nジメチル)カルボ
キサミドとn−プロピルブロミドの代りに、6−クロロ
−フロ〔3・2−b〕インドール−2−(N−N−ジエ
チル)カルボキサミドとメチルヨーダイド、6−クロロ
−フロ〔3・2−b〕インドール2−(N−N−ジプロ
ピル)カルボキサミドとメチルヨーダイド、6−クロロ
−フロ〔3・2−b〕インドール一2−(N−N−ジエ
チル)カルボキサミドとエチルプロミド、6−クロロ−
フロ〔3・2−b〕インドール一2−(N−N−ジプロ
ピル)カルボキサミドとエチルプロミド、6−クロロ−
フロ〔3・2−b〕インドール−2 −( N − N
−ジエチル)カルボキサミドとnープロピルプロミド
、6−クロロ−フロ〔3・2−b〕インドール一2 −
( N − N−ジプロピル)カルボキサミドとn−プ
ロピルプロミド、6−トリフルオロメチル−フロ〔3・
2−b〕インドール−2−(N − N−ジエチル)カ
ルボキサミドとメチルヨーダイド、6−トリフルオロメ
チル−フロ〔3・2−b〕インドール− 2 −( N
− N−ジプロピル)カルボキサミドとメチルヨーダ
イド、6−トリフルオロメチル−フロ〔3・2−b〕イ
ンドール− 2 −( N − N−ジエチル)カルボ
キサミドとn−プロピルプロミド、6−トリフルオロメ
チル−フロ〔3・2−b〕インドール−2−(N−N−
ジプロピル)カルボキサミドとn−プロピルプロミドを
用いて、同様にして、それぞれ6−クロロ− 4 −メ
チル−フロ〔3・2−b〕インドール− 2 −( N
− N−ジエチル)カルボキサミ ド、M.p.l9
4〜1.96℃;6−クロロ−4−メチル−フロ〔3・
2−b〕インドール− 2 −( N − N −ジプ
ロピル)カルボキサミド、M.p.223〜 226℃
;6−クロロ−4−エチル−フロ〔3・2−b〕インド
ール− 2 −( N − N −ジエチル)カルボキ
サミ ド、M.p.l7O〜173℃ ;6−クロロ−
4−エチル−フロ〔3・2−b〕インドール− 2 −
( N − N −ジプロピル)カルボキサミド、M,
p.l99〜 203℃;6−クロロ− 4 −( n
−プロピル)−フロ〔3・2−b〕インドール−2−
(N−N−ジエチル)カルボキサミド、M.p.l76
〜180℃;6−クロロ− 4 −( n −プロピル
)−フロ〔3・2−b〕インドール− 2 −( N
− N−ジプロピル)カルボキサミド、M.p.2O6
〜 210℃;6−トリフルオロメチル−4−メチル−
フロ〔3・2−b〕インドール− 2 −( N −
N−ジエチル)カルボキサミド、M.p.l96〜19
8℃;6−トリフルオロメチル−4−メチル−フロ〔3
・2−b〕インドール−2−(N−N−ジプロピル)
カルボキサミド、M.p.2l5〜217℃:6−トリ
フルオロメチル− 4 −( n −プロピル)−フロ
〔3・2−b〕インドール−2−(N−N−ジエチル)
カルボキサミド、M.p.l64〜168℃;6−トリ
フルオロメチル− 4 −( n −プロピル)−フロ
〔3・2−b〕インドール−2−(N−N−ジプロピル
)カルボキサミド、M.p.l94〜199℃を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I )(式中、R
    _1は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ハロアル
    キル基またはアルコキシ基を示し、R_2はアルキル基
    を示す。 )で表わされる化合物と一般式 R_3X(II) (式中、R_3は分枝があることがあるアルキル基を示
    し、Xはハロゲン原子を示す。 )で表わされる化合物とを反応させることを特徴とする
    一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III)(式中、R
    _1、R_2およびR_3は前記と同意義である。 )で表わされるフロ〔3・2−b〕インドール類の製法
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