JPS59190999A - セレン含有白金化合物 - Google Patents
セレン含有白金化合物Info
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- JPS59190999A JPS59190999A JP24313783A JP24313783A JPS59190999A JP S59190999 A JPS59190999 A JP S59190999A JP 24313783 A JP24313783 A JP 24313783A JP 24313783 A JP24313783 A JP 24313783A JP S59190999 A JPS59190999 A JP S59190999A
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- Japan
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- selenium
- selenonucleobase
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
不発明は新規なセレン含有白金化合物に関する。
更に詳しくは、本発明は白金前自己解毒作用を有する白
金系制癌剤として有効な新規なセレン含有白金化合物に
関する。
金系制癌剤として有効な新規なセレン含有白金化合物に
関する。
白金錯体が癌の化学療法に用いられていることはよ〈知
うれている。ローゼンペルグ等〔ローゼンペルグ等、′
ネイチュア′″第222巻、第385−386頁(19
69) ] [Rosenberg etal、 ”N
ature”。
うれている。ローゼンペルグ等〔ローゼンペルグ等、′
ネイチュア′″第222巻、第385−386頁(19
69) ] [Rosenberg etal、 ”N
ature”。
222.385−386(1969):]によって初め
て一部の白金配位錯体が動物実験における動物腫瘍に対
し抗腫瘍活性を有することが示され、その一群の白金配
位錯体の一種であるシス−ジアミンジクロロ白金■(以
下、シスプラチンと称す)は、1972年にナショナル
・キャンサー・インスティチェート(NfLtiona
l Cancer In5tltute )によって臨
床試験に用いられた。今日シスプラチンは人間に広く見
られる広範囲の種類の腫瘍の治療に用いられている。
て一部の白金配位錯体が動物実験における動物腫瘍に対
し抗腫瘍活性を有することが示され、その一群の白金配
位錯体の一種であるシス−ジアミンジクロロ白金■(以
下、シスプラチンと称す)は、1972年にナショナル
・キャンサー・インスティチェート(NfLtiona
l Cancer In5tltute )によって臨
床試験に用いられた。今日シスプラチンは人間に広く見
られる広範囲の種類の腫瘍の治療に用いられている。
シスプラチンは、2個の塩素原子及び2個のアンモニア
部分によって囲まれた中心白金原子を含む水溶性四方平
面配位錯体でおる。シスプラチンによる王な腫瘍放長抑
制機構はDNA合成の阻害によるものであると思われ、
シスプラチンのシス配位がDNA中の領内架橋の形成を
促進するものと考えられている。この白金錯体の発見以
来、シスグラテンの他の類似体や同族体が多くの特許文
献に見られる。米国特許第3,892,790号明細書
には、脂環式−官能性又は脂環式二官能性アミンの構成
員である窒素原子が白金に配位している多数の四方平面
白金錯体が開示されている。米国特許第4.119,6
53号明細書には上記のアミンがフェニレンジアミンで
ある錯体が記載されており、米国特許第4,115,4
.18号明細書には窒素原子が1,2−ジアミノシクロ
ヘキサンの一部となっている錯体が開示されている。又
、米国特許第4,119,653号及び米国特許第4,
119.65’4号明細書には、6カ所の配位部位を有
し、先端部位がヒドロキシ基である白金錯体が開示され
ている。米国特許第4,137,248号明細書には、
4−カルがキシフタラ) (1,2−シアミノシクロヘ
キサン)−白金Hの白金錯体およびそのアルカリ金属塩
が記載されている。米国特許第4,140,707号明
細書にはマロナト白金配位化合物およびその非経口投与
からなる悪性腫瘍の治療法が記載されている。米国特許
第4,151,185号明細書には、白金(ID化合物
の錯体または塩が窒素含有重合体に結合している更に別
の新規な組成物が記載されている。米国特許第4,18
2,724号明細書には、実際には米国特許第4..1
19,653号および同第11,1.19,654号明
細書と類似のものが開示されている。米国特許第4..
203,912号明細書には、シス配位子が塩化物では
なくサルフェート、ホスフェ−1−、ナイトレート、タ
ートレートである場合に、有効な白金抗腫瘍錯体が調製
できることが示唆されている。更に他の米国特許第4,
206,208号明細書には、白血病の治療に併用薬物
として4−カルボキシフタラド(1,2−ジアミノシク
ロヘキザン)白金(TI)およびそのアルカリ金属塩と
シクロホスファミドおよび5−フルオロウラシルとの使
用が開示されている。
部分によって囲まれた中心白金原子を含む水溶性四方平
面配位錯体でおる。シスプラチンによる王な腫瘍放長抑
制機構はDNA合成の阻害によるものであると思われ、
シスプラチンのシス配位がDNA中の領内架橋の形成を
促進するものと考えられている。この白金錯体の発見以
来、シスグラテンの他の類似体や同族体が多くの特許文
献に見られる。米国特許第3,892,790号明細書
には、脂環式−官能性又は脂環式二官能性アミンの構成
員である窒素原子が白金に配位している多数の四方平面
白金錯体が開示されている。米国特許第4.119,6
53号明細書には上記のアミンがフェニレンジアミンで
ある錯体が記載されており、米国特許第4,115,4
.18号明細書には窒素原子が1,2−ジアミノシクロ
ヘキサンの一部となっている錯体が開示されている。又
、米国特許第4,119,653号及び米国特許第4,
119.65’4号明細書には、6カ所の配位部位を有
し、先端部位がヒドロキシ基である白金錯体が開示され
ている。米国特許第4,137,248号明細書には、
4−カルがキシフタラ) (1,2−シアミノシクロヘ
キサン)−白金Hの白金錯体およびそのアルカリ金属塩
が記載されている。米国特許第4,140,707号明
細書にはマロナト白金配位化合物およびその非経口投与
からなる悪性腫瘍の治療法が記載されている。米国特許
第4,151,185号明細書には、白金(ID化合物
の錯体または塩が窒素含有重合体に結合している更に別
の新規な組成物が記載されている。米国特許第4,18
2,724号明細書には、実際には米国特許第4..1
19,653号および同第11,1.19,654号明
細書と類似のものが開示されている。米国特許第4..
203,912号明細書には、シス配位子が塩化物では
なくサルフェート、ホスフェ−1−、ナイトレート、タ
ートレートである場合に、有効な白金抗腫瘍錯体が調製
できることが示唆されている。更に他の米国特許第4,
206,208号明細書には、白血病の治療に併用薬物
として4−カルボキシフタラド(1,2−ジアミノシク
ロヘキザン)白金(TI)およびそのアルカリ金属塩と
シクロホスファミドおよび5−フルオロウラシルとの使
用が開示されている。
上記したような白金錯体は強い抗腫瘍特性を有している
が、一方では治療後体内に残る白金の毒性のため、腎臓
の損傷、骨髄の損傷及び腸管粘膜の変性などが生じるこ
とが知られている。そのため白金錯体系の制癌剤の使用
は大幅に制限されてきた。白金錯体の毒性作用に関して
、教科書「シスシラチン」(アカデミツクプレス イン
コーポレーティット、ニューヨーク、198.1年発行
)[textbook、 −C1aplatin”+
published by AcadernicPre
ss、 Inc、 r NY、 1981 〕 には、
その数章を用いてがん治療における白金化合物の投与の
際に付随する毒性の問題が取シ扱われている。
が、一方では治療後体内に残る白金の毒性のため、腎臓
の損傷、骨髄の損傷及び腸管粘膜の変性などが生じるこ
とが知られている。そのため白金錯体系の制癌剤の使用
は大幅に制限されてきた。白金錯体の毒性作用に関して
、教科書「シスシラチン」(アカデミツクプレス イン
コーポレーティット、ニューヨーク、198.1年発行
)[textbook、 −C1aplatin”+
published by AcadernicPre
ss、 Inc、 r NY、 1981 〕 には、
その数章を用いてがん治療における白金化合物の投与の
際に付随する毒性の問題が取シ扱われている。
本発明者等は、白金錯体の制癌効果を保持したまま、治
療上問題となる白金毒性を低減させることを目的として
鋭意研究を行なった結果、後述の一般式(1)で表わさ
れるセレン含有白金化合物がこの目的に合うことを見い
出し、本発明に到達したものである。
療上問題となる白金毒性を低減させることを目的として
鋭意研究を行なった結果、後述の一般式(1)で表わさ
れるセレン含有白金化合物がこの目的に合うことを見い
出し、本発明に到達したものである。
従って本発明の一つの目的は、白金毒自己解拗作用を有
する白金系制癌剤として有効な新規なセレン含有白金化
合物を提供することである。
する白金系制癌剤として有効な新規なセレン含有白金化
合物を提供することである。
前記及び他の諸口的、諸特徴及び諸利益は、下記に行な
う詳細な記述より明らかになろう。
う詳細な記述より明らかになろう。
本発明によれば、一般式
(式中、R1及びR1はそれぞれ独立に非置換又は置換
セレノグルコースラジカル、非置換又は置換セレノガラ
クトースラジカル、※1工非置換又は置換セレノマンノ
ースラソヵル、又はR1及びR′1が一緒になって セレノ核酸塩基ラジカル、 セレノリゲシル核酸塩基ラジカル、又は非置換又は置換
セレノセミカルバジドを表わし、X及びX′はそれぞれ
独立ic CL 、 No2又Its No3゜又は X及びX′は一緒にy ッテ′;S 03 + > S
O4又はCH2(coo−を表わす) で示されるセレン含有白金化合物が提供される。
セレノグルコースラジカル、非置換又は置換セレノガラ
クトースラジカル、※1工非置換又は置換セレノマンノ
ースラソヵル、又はR1及びR′1が一緒になって セレノ核酸塩基ラジカル、 セレノリゲシル核酸塩基ラジカル、又は非置換又は置換
セレノセミカルバジドを表わし、X及びX′はそれぞれ
独立ic CL 、 No2又Its No3゜又は X及びX′は一緒にy ッテ′;S 03 + > S
O4又はCH2(coo−を表わす) で示されるセレン含有白金化合物が提供される。
上記(1)式における非置換又は置換セレノグルコース
ラジカルは一般式 (式中、R2r Rs 、R4及びR5はそれぞれ独立
にH112− アセチル基、プロピオニル基又はブチリル基を表わす) で表わされる。(1)式におけるR1及びR′1が非置
換又は置換セレノグルコースラジカルである場合、該セ
レノグルコースラジカルのセレン原子は白金原子と直接
結合している。(1)式のR1及びR′lが上記(2)
式で表わされる非置換又は置換セレノグルコースラジカ
ルである本発明におけるセレン含有白金化合物の例とし
ては、R1及びR′、が1−β−D−グルコピラノシル
ラノカル(上記(2)式のR1o’R1i ’ R12
及びR15がHのもの)又は2,3,4.6−チトラー
O−アセチル−1−β−D−グルコピラノシルセレノラ
ジカル(上記(2)式のR10’ R11’ R12及
びR13がアセチル基のもの)であり、X及びX′がC
tであるジー(1−β−D−グルコピラノシルセレノ)
ジクロロ白金やジー(2,3,4,6−チトラー〇−ア
セチル−1−β−D−グルコピラノシルセレノ)ジクロ
ロ白金が挙げられる。
ラジカルは一般式 (式中、R2r Rs 、R4及びR5はそれぞれ独立
にH112− アセチル基、プロピオニル基又はブチリル基を表わす) で表わされる。(1)式におけるR1及びR′1が非置
換又は置換セレノグルコースラジカルである場合、該セ
レノグルコースラジカルのセレン原子は白金原子と直接
結合している。(1)式のR1及びR′lが上記(2)
式で表わされる非置換又は置換セレノグルコースラジカ
ルである本発明におけるセレン含有白金化合物の例とし
ては、R1及びR′、が1−β−D−グルコピラノシル
ラノカル(上記(2)式のR1o’R1i ’ R12
及びR15がHのもの)又は2,3,4.6−チトラー
O−アセチル−1−β−D−グルコピラノシルセレノラ
ジカル(上記(2)式のR10’ R11’ R12及
びR13がアセチル基のもの)であり、X及びX′がC
tであるジー(1−β−D−グルコピラノシルセレノ)
ジクロロ白金やジー(2,3,4,6−チトラー〇−ア
セチル−1−β−D−グルコピラノシルセレノ)ジクロ
ロ白金が挙げられる。
上記(1)式における非置換又は置換セレノガラクトー
スラジカルは一般式 (式中、R6,R,、R8及びR2ばそれぞれ独立にH
。
スラジカルは一般式 (式中、R6,R,、R8及びR2ばそれぞれ独立にH
。
アセチル基、fロピオニル基又はブチリル基を表わす)
で表わされる。(1)式におけるR1及びR1が非置換
又は置換セレノガラクトースラジカルである場合、該セ
レノガ“ラクトースラ・ゾカルのセレン原子は白金原子
と直接結合している。(1)式のR4及びR′、が上記
(3)式で表わされる非置換又は置換セレノガラクトー
スラジカルである本発明におけるセレン含有白金化合物
の例としては、R1及びR1が1−β−D−ガラクトピ
ラノシルセレノラジカル(上記(3)式におけるR6+
R7r Ra及びR7がHのもの)又は2,3.4.
6−チトラーO−アセチル−1−β−D−ガラクトピラ
ノシルセレノラジカル(上記(3)式のR6+ Ry
r R8及びR2がアセチル基のもの)であり、X及び
X′がctであるノー(1−β−D−ガラクトピラノシ
ルセレノ)ジクロロ白金やジー(2゜3.4.6−テト
ラ−0−アセチル−1−β−D−ガラクトピラノシルセ
レノ)ジクロロ白金が挙げられる。
又は置換セレノガラクトースラジカルである場合、該セ
レノガ“ラクトースラ・ゾカルのセレン原子は白金原子
と直接結合している。(1)式のR4及びR′、が上記
(3)式で表わされる非置換又は置換セレノガラクトー
スラジカルである本発明におけるセレン含有白金化合物
の例としては、R1及びR1が1−β−D−ガラクトピ
ラノシルセレノラジカル(上記(3)式におけるR6+
R7r Ra及びR7がHのもの)又は2,3.4.
6−チトラーO−アセチル−1−β−D−ガラクトピラ
ノシルセレノラジカル(上記(3)式のR6+ Ry
r R8及びR2がアセチル基のもの)であり、X及び
X′がctであるノー(1−β−D−ガラクトピラノシ
ルセレノ)ジクロロ白金やジー(2゜3.4.6−テト
ラ−0−アセチル−1−β−D−ガラクトピラノシルセ
レノ)ジクロロ白金が挙げられる。
上記(1)式における非置換又は置換セレノマンノース
ラジカルは一般式 (式中、R4゜’ ”111 ”12及び”13は、そ
れぞれ独立にH1アセチル基、プロピオニル基又はブチ
リル基を表わす) で表わされる。(1)式におけるR1及び鵬が非置換又
は置換セレノマンノースラジカルである場合、該セレノ
マンノースラジカルのセレン原子は白金原子と直接結合
している。上記(1)式のR1及びR′1が上記(4)
式で表わされる非置換又は置換セレノマンノースラジカ
ルである本発明におけるセレン含有白金化合物の例とし
ては、R1及びR1が1−α−D−マンノピラノシルセ
レノラジカル(上記(4)式の”10 ’ ”11 #
R1□及びR13がHのもの)又は2,3,4.6−
チトラーO−アセチル−1−α−D−マンノピラノシル
セレノラジカル(上記(4)式のR10’ R111R
12及びR13がアセチル基のもの)であり、X及びX
′がCtであるジー(1−α−D−マンノピラノシルセ
レノ)ジクロロ白金やノー(2,3,4,6−テトラ−
0−アセチル−1−α−D−マンノピラノシルセレノ)
ジクロロ白金が挙げられる。
ラジカルは一般式 (式中、R4゜’ ”111 ”12及び”13は、そ
れぞれ独立にH1アセチル基、プロピオニル基又はブチ
リル基を表わす) で表わされる。(1)式におけるR1及び鵬が非置換又
は置換セレノマンノースラジカルである場合、該セレノ
マンノースラジカルのセレン原子は白金原子と直接結合
している。上記(1)式のR1及びR′1が上記(4)
式で表わされる非置換又は置換セレノマンノースラジカ
ルである本発明におけるセレン含有白金化合物の例とし
ては、R1及びR1が1−α−D−マンノピラノシルセ
レノラジカル(上記(4)式の”10 ’ ”11 #
R1□及びR13がHのもの)又は2,3,4.6−
チトラーO−アセチル−1−α−D−マンノピラノシル
セレノラジカル(上記(4)式のR10’ R111R
12及びR13がアセチル基のもの)であり、X及びX
′がCtであるジー(1−α−D−マンノピラノシルセ
レノ)ジクロロ白金やノー(2,3,4,6−テトラ−
0−アセチル−1−α−D−マンノピラノシルセレノ)
ジクロロ白金が挙げられる。
上記(1)式におけるセレノ核酸塩基ラジカルあるいは
セレノリボシル核酸塩基ラジカルは一般式:(式中R1
4は、セレノ核酸塩基ラジカルの場合Hを表わし、セレ
ノリボシル核酸塩基ラジカルの場合1−β−D−リボフ
ラノシル基”k&わし、R15はH又はアミノ基全表わ
す); (式中R16け、セレノ核酸塩基ラジカルの場合Hを表
わし、セレノリボシル核酸塩基ラジカルの場合1−β−
D−りざフラノシル基を表わス);(式中R17は、セ
レノ核酸塩基ラジカルの場合Hを表わし、セレノリボシ
ル核酸塩基ラジカルの場合1−β−1)−リ&フラノシ
ル基を表わす);又は(式中R48は、セレノ核酸塩基
ラジカルの場合Hを表わし、セレノリボシル核酸塩基ラ
ジカルの場合1−β−D−リボフラノシル基を表わす)
で表わされる。上記のセレノ核酸塩基ラジカル及びセレ
ノリボシル核酸塩基ラジカルは非竜換体でも曾換体であ
ってもよい。(1)式におけるR1及びR1が−緒にな
って上記(5) 、 (6)又は(7)式で表わされる
セレノ核酸塩基ラジカル又はセレノリiにシル核酸塩基
ラジカルである場合、該セレノ核酸塩基ラジカル又はセ
レノリボシル核酸塩基ラジカルのセレン原子及びその第
7位の窒素原子は各々白金原子に直接結合している。一
方、(1)式におけるR4及びR1が一緒になって上記
(8)式で表わされるセレノ核酸塩基ラジカル又はセレ
ノリボシル核酸塩基ラジカルである場合、該セレノ核酸
塩基ラジカル又はセレノリゾシル核酸塩基ラジカルのセ
レン原子及びその第4位の炭素に結合している窒素原子
は各々白金原子に直接結合している。(1)式のR4及
びR′1が上記(5)〜(8)式で表わされるセレノ核
酸塩基ラジカル又はセレノリボシル核酸塩基ラジカルで
ある本発明のセレン含有白金化合物の例としては、R1
及びR/、が−緒になって6−セレツプリンラジカル(
上記(5)式のR44及びR45がHのもの)でありX
及びX′がCtである6−セレツプリンゾクロロ白金、
R4とR/、が−緒になって6−セレツプリンリテサイ
ドラジカル(上記(5)式のR44が1−β−D−リボ
フラノシル基、R15がHのもの)でちりXとX′がC
tである6−セレツゾリンリポサイドジクロロ白金、R
1とR′1が一緒になって6−セレノグアニンラジカル
(上記(5)式のR14がHXR15がアミノ基のもの
)であり、XとX′がCtである6−セレノグアニンジ
クロロ白金、R1とR/、が−緒になって6−セレノグ
アノシンラジカル(上記(5)式のR14が1−β−D
−リボフラノシル基、R15がアミン基のもの)であシ
、XとX′がCtである6−セレノグアノシンジクロロ
白金、R1とR1,が−gになって8−セレノグアニン
ラジカル(上記(6)式のR16がHのもの)でありX
とX′がCtである8−セレノグアニンジクロロ白金、
R1とR/が一緒になって8−セレノグアノシンラジカ
ル(上記(6)式のR16が1−β−D−りが7ラノシ
ル基のもの)でありXとX′がCtである8−セレノグ
アノシンジクロロ白金、R1とR′1が一緒になって8
−セレノアデニンラジカル(上記(7)式のR17がH
のもの)でありXとX′がCtである8−セレノアデニ
ンジクロロ白金、R1とR2が一緒になって8−セレノ
アデノシンラジカル(上記(7)式のR17が1−β−
D−リボフラノシル基のもの)であ、DXとx’カct
テhる8−セレノアデノシンジクロロ白金、R1とR′
、が−緒になって5−セレノシトシンラジカル(上記(
8)式のR18がHのもの)でありXとX′がCtであ
る5−セレノシトシンジクロロ白金及びR1とR1が一
緒になって5−セレノアデニンラジカル(上記(8)式
のR18が1−β−D −IJ yt’7ラノシル基の
もの)であυXとX′がCtである5−セレノシチジン
ジクロロ白金が挙げられる。
セレノリボシル核酸塩基ラジカルは一般式:(式中R1
4は、セレノ核酸塩基ラジカルの場合Hを表わし、セレ
ノリボシル核酸塩基ラジカルの場合1−β−D−リボフ
ラノシル基”k&わし、R15はH又はアミノ基全表わ
す); (式中R16け、セレノ核酸塩基ラジカルの場合Hを表
わし、セレノリボシル核酸塩基ラジカルの場合1−β−
D−りざフラノシル基を表わス);(式中R17は、セ
レノ核酸塩基ラジカルの場合Hを表わし、セレノリボシ
ル核酸塩基ラジカルの場合1−β−1)−リ&フラノシ
ル基を表わす);又は(式中R48は、セレノ核酸塩基
ラジカルの場合Hを表わし、セレノリボシル核酸塩基ラ
ジカルの場合1−β−D−リボフラノシル基を表わす)
で表わされる。上記のセレノ核酸塩基ラジカル及びセレ
ノリボシル核酸塩基ラジカルは非竜換体でも曾換体であ
ってもよい。(1)式におけるR1及びR1が−緒にな
って上記(5) 、 (6)又は(7)式で表わされる
セレノ核酸塩基ラジカル又はセレノリiにシル核酸塩基
ラジカルである場合、該セレノ核酸塩基ラジカル又はセ
レノリボシル核酸塩基ラジカルのセレン原子及びその第
7位の窒素原子は各々白金原子に直接結合している。一
方、(1)式におけるR4及びR1が一緒になって上記
(8)式で表わされるセレノ核酸塩基ラジカル又はセレ
ノリボシル核酸塩基ラジカルである場合、該セレノ核酸
塩基ラジカル又はセレノリゾシル核酸塩基ラジカルのセ
レン原子及びその第4位の炭素に結合している窒素原子
は各々白金原子に直接結合している。(1)式のR4及
びR′1が上記(5)〜(8)式で表わされるセレノ核
酸塩基ラジカル又はセレノリボシル核酸塩基ラジカルで
ある本発明のセレン含有白金化合物の例としては、R1
及びR/、が−緒になって6−セレツプリンラジカル(
上記(5)式のR44及びR45がHのもの)でありX
及びX′がCtである6−セレツプリンゾクロロ白金、
R4とR/、が−緒になって6−セレツプリンリテサイ
ドラジカル(上記(5)式のR44が1−β−D−リボ
フラノシル基、R15がHのもの)でちりXとX′がC
tである6−セレツゾリンリポサイドジクロロ白金、R
1とR′1が一緒になって6−セレノグアニンラジカル
(上記(5)式のR14がHXR15がアミノ基のもの
)であり、XとX′がCtである6−セレノグアニンジ
クロロ白金、R1とR/、が−緒になって6−セレノグ
アノシンラジカル(上記(5)式のR14が1−β−D
−リボフラノシル基、R15がアミン基のもの)であシ
、XとX′がCtである6−セレノグアノシンジクロロ
白金、R1とR1,が−gになって8−セレノグアニン
ラジカル(上記(6)式のR16がHのもの)でありX
とX′がCtである8−セレノグアニンジクロロ白金、
R1とR/が一緒になって8−セレノグアノシンラジカ
ル(上記(6)式のR16が1−β−D−りが7ラノシ
ル基のもの)でありXとX′がCtである8−セレノグ
アノシンジクロロ白金、R1とR′1が一緒になって8
−セレノアデニンラジカル(上記(7)式のR17がH
のもの)でありXとX′がCtである8−セレノアデニ
ンジクロロ白金、R1とR2が一緒になって8−セレノ
アデノシンラジカル(上記(7)式のR17が1−β−
D−リボフラノシル基のもの)であ、DXとx’カct
テhる8−セレノアデノシンジクロロ白金、R1とR′
、が−緒になって5−セレノシトシンラジカル(上記(
8)式のR18がHのもの)でありXとX′がCtであ
る5−セレノシトシンジクロロ白金及びR1とR1が一
緒になって5−セレノアデニンラジカル(上記(8)式
のR18が1−β−D −IJ yt’7ラノシル基の
もの)であυXとX′がCtである5−セレノシチジン
ジクロロ白金が挙げられる。
上記(1)式における非置換又は置換セレノセミカルバ
ジドは一般式 %式% (式中、R4,及びR20はそれぞれ独立にH2低級ア
ルキル基又はアリール基を表わす) で表わされる。(1)式のR1及びR1が一緒になって
上記(9)式で表わされる非置換又は置換セレノセミカ
ルパッドである場合、該セレノセミカルバジドのセレン
原子とその第1位の窒素原子が白金原子に直接結合して
いる。(1)式のR4及びR1が一緒になって上記(9
)式で表わされる非置換又は置換セレノセミカルバジド
である本発明におけるセレン含有白金化合物の例として
は、R1とR′lが一緒になって4−フェニルセレノセ
ミカルバジド(上記(9)式のR19がH,R,がフェ
ニル基のもの)であシXとX′がCtである4−7エニ
ルセレノセミカルパジドジクロロ白金が挙げられる。
ジドは一般式 %式% (式中、R4,及びR20はそれぞれ独立にH2低級ア
ルキル基又はアリール基を表わす) で表わされる。(1)式のR1及びR1が一緒になって
上記(9)式で表わされる非置換又は置換セレノセミカ
ルパッドである場合、該セレノセミカルバジドのセレン
原子とその第1位の窒素原子が白金原子に直接結合して
いる。(1)式のR4及びR1が一緒になって上記(9
)式で表わされる非置換又は置換セレノセミカルバジド
である本発明におけるセレン含有白金化合物の例として
は、R1とR′lが一緒になって4−フェニルセレノセ
ミカルバジド(上記(9)式のR19がH,R,がフェ
ニル基のもの)であシXとX′がCtである4−7エニ
ルセレノセミカルパジドジクロロ白金が挙げられる。
本発明のセレン含有白金化合物の一般的な製造方法は以
下の通フである。
下の通フである。
前記(1)式においてR1及びR1が各々独立に非置換
又は置換セレノグルコースラジカルである場合のセレン
含有白金化合物は次のようにして得られる。アシルグル
コースのハロゲン誘導体R24 (式中’ R211R22# R25及びR24はアセ
チル基、ゾロピオニル基又はブチリル基、Xはハログン
ヲ表わす)をワグナ−の方法(ジー・ワグナ−とビー・
ヌーン′”アーヒー7工・デア・ファーマチア”196
4年+ 297+ 461 ) (Wagner、 G
、 andNuhr+。
又は置換セレノグルコースラジカルである場合のセレン
含有白金化合物は次のようにして得られる。アシルグル
コースのハロゲン誘導体R24 (式中’ R211R22# R25及びR24はアセ
チル基、ゾロピオニル基又はブチリル基、Xはハログン
ヲ表わす)をワグナ−の方法(ジー・ワグナ−とビー・
ヌーン′”アーヒー7工・デア・ファーマチア”196
4年+ 297+ 461 ) (Wagner、 G
、 andNuhr+。
P、、ArahPharm、、297,461(196
4))に従ってセレノ尿素と反応させて相当するセレノ
イソ尿素誘導体を得る。例えばアシルブロモグルコース
とセレノ尿素全反応させて、アシルグルコースノイソセ
レノ尿素ハイドロブロマイド誘導体を得る。
4))に従ってセレノ尿素と反応させて相当するセレノ
イソ尿素誘導体を得る。例えばアシルブロモグルコース
とセレノ尿素全反応させて、アシルグルコースノイソセ
レノ尿素ハイドロブロマイド誘導体を得る。
この反応において溶媒としてはアセトン、メチルエチル
ケトンなどのケトン類を用いる。反応温度は室温から1
00℃の範囲であるが、一般には用いる溶媒の沸点で行
なう。反応時間は10分から5時間の範囲であり、セレ
ノ尿素はアシルブロモグルコースに対してほぼ当量を用
いる。得られたセレノイソ尿素誘導体をワグナ−の方法
(ノー・ワグナ−とビー・ヌーンパツア−f )シュリ
フトデア ヘミ−” 1963年3巻+ 64−11
) (G、Wagnerund P、Nuhn+ ”Z
、 chemie、” 3.64(1963) )に従
ってセレノアシルグルコース誘導体を生成させ、生じた
セレノアシルグルコース誘導体と塩化第一白金酸カリと
反応させ、アシルグルコースセレノ白金とすることがで
きる。すなわちアシルグルコースセレノイソ尿素ハイド
ロブロマイドを2倍モルのカセイカリヒ0.5倍モルの
塩化第一白金酸カリを含むアセトン−水混合液中で反応
させることによシジー(アシルグルコシルセレノ)ジク
ロロ白金 (式中、R4,l RI22. Rム、R′24.R″
21.R′22.R#!3及びR″24はアセチル基、
プロピオニル基又はブチリル基を表わす。)とすること
ができる。上記反応は0 ℃から室温の範囲で行なわれ
、反応時間は1゜23− 分から10時間の範囲で行なわれる。ここで得られるジ
ー(アシルグルコシルセレノ)ジクロロ白金はメタノー
ル中過剰のナトリウムメトキシドを用いて室温で脱アシ
ル化することによシジー(グルコシルセレノ)ジクロロ
白金 とすることができる。
ケトンなどのケトン類を用いる。反応温度は室温から1
00℃の範囲であるが、一般には用いる溶媒の沸点で行
なう。反応時間は10分から5時間の範囲であり、セレ
ノ尿素はアシルブロモグルコースに対してほぼ当量を用
いる。得られたセレノイソ尿素誘導体をワグナ−の方法
(ノー・ワグナ−とビー・ヌーンパツア−f )シュリ
フトデア ヘミ−” 1963年3巻+ 64−11
) (G、Wagnerund P、Nuhn+ ”Z
、 chemie、” 3.64(1963) )に従
ってセレノアシルグルコース誘導体を生成させ、生じた
セレノアシルグルコース誘導体と塩化第一白金酸カリと
反応させ、アシルグルコースセレノ白金とすることがで
きる。すなわちアシルグルコースセレノイソ尿素ハイド
ロブロマイドを2倍モルのカセイカリヒ0.5倍モルの
塩化第一白金酸カリを含むアセトン−水混合液中で反応
させることによシジー(アシルグルコシルセレノ)ジク
ロロ白金 (式中、R4,l RI22. Rム、R′24.R″
21.R′22.R#!3及びR″24はアセチル基、
プロピオニル基又はブチリル基を表わす。)とすること
ができる。上記反応は0 ℃から室温の範囲で行なわれ
、反応時間は1゜23− 分から10時間の範囲で行なわれる。ここで得られるジ
ー(アシルグルコシルセレノ)ジクロロ白金はメタノー
ル中過剰のナトリウムメトキシドを用いて室温で脱アシ
ル化することによシジー(グルコシルセレノ)ジクロロ
白金 とすることができる。
上記の得られたα9式又は(6)式の化合物に含まれる
2個の塩素原子を他の置換基で置換する場合、α1)弐
又は(6)式の化合物を熱水中(約50〜100℃)、
数時間〜5日間の範囲で−NO2+ −NO3+ ys
O5+ 〉SO4OO− 又はCH2< の、例えば銀塩と攪拌反応させるO
O− ことにより、上記αや式又は(6)式の化合物の2個の
塩素原子が、2個のNO又はNO又は1個のンSO3゜
3 〜24− 有口金化合物が得られる。この際の反応はほぼ当量を用
いて行なうことができる。
2個の塩素原子を他の置換基で置換する場合、α1)弐
又は(6)式の化合物を熱水中(約50〜100℃)、
数時間〜5日間の範囲で−NO2+ −NO3+ ys
O5+ 〉SO4OO− 又はCH2< の、例えば銀塩と攪拌反応させるO
O− ことにより、上記αや式又は(6)式の化合物の2個の
塩素原子が、2個のNO又はNO又は1個のンSO3゜
3 〜24− 有口金化合物が得られる。この際の反応はほぼ当量を用
いて行なうことができる。
前記(1)式においてR4及びR1が各々独立に非置換
又は置換セレノガラクトースラジカルでおる場合のセレ
ン含有白金化合物は、前記00式で表わされるアシルグ
ルコースのハロゲン誘導体の代わυにアシルガラクトー
スハロダン誘導体 (式中、R251R26’ R27及びR28は、アセ
チル基、プロピオニル基又はブチリル基、Xはハロゲン
を表わす)を用いる以外は、α9式及び(2)式の化合
物を得たと同様の方法で、それぞれジー(アシルガラク
トシルセレノ)ジクロロ白金: R′2Bはアセチル基、プロピオニル基、又はブチリル
基を表わす)及びノー(ガラクトシルセレノ)ジクロロ
白金二 (Jl−1 全得ることができる。
又は置換セレノガラクトースラジカルでおる場合のセレ
ン含有白金化合物は、前記00式で表わされるアシルグ
ルコースのハロゲン誘導体の代わυにアシルガラクトー
スハロダン誘導体 (式中、R251R26’ R27及びR28は、アセ
チル基、プロピオニル基又はブチリル基、Xはハロゲン
を表わす)を用いる以外は、α9式及び(2)式の化合
物を得たと同様の方法で、それぞれジー(アシルガラク
トシルセレノ)ジクロロ白金: R′2Bはアセチル基、プロピオニル基、又はブチリル
基を表わす)及びノー(ガラクトシルセレノ)ジクロロ
白金二 (Jl−1 全得ることができる。
得られた(14式及びα0式の化合物に含まれる2個の
塩素原子を他の置換基で置換する方法は、上記C11)
式で表わされるノー(アシルグルコシルセレノ)ジクロ
ロ白金に含1れる2個の塩素原子を他の置換基で置換す
る方法と同様である。
塩素原子を他の置換基で置換する方法は、上記C11)
式で表わされるノー(アシルグルコシルセレノ)ジクロ
ロ白金に含1れる2個の塩素原子を他の置換基で置換す
る方法と同様である。
前記(1)式においてR4及びR′lが各々独立に非置
換又は置換セレノマンノースラジカルである場合のセレ
ン含有白金化合物は、前記α0式で表わされるアシルグ
ルコースのハロゲン誘導体の代わりにアシルマンノース
のハロゲン誘導体 (式中、R291R301R31及びR32はアセチル
基、プロピオニル基又はブチリル基、Xは戸口rンを表
わす)を用いる以外は、α復式及び(6)式の化合物を
得たと同様の方法で、それぞれジー(アシルマンノシル
セレノ)ジクロロ白金: 27− (式中・ R′29・R′30・1′51・1′52・
R′29・R′−〇・R′51及びR′′52はアセチ
ル基、プロピオニル基、又はブチリル基ヲ表わす)及び
ノー(マンノシルセレノ)ジクロロ白金: を得ることができる。
換又は置換セレノマンノースラジカルである場合のセレ
ン含有白金化合物は、前記α0式で表わされるアシルグ
ルコースのハロゲン誘導体の代わりにアシルマンノース
のハロゲン誘導体 (式中、R291R301R31及びR32はアセチル
基、プロピオニル基又はブチリル基、Xは戸口rンを表
わす)を用いる以外は、α復式及び(6)式の化合物を
得たと同様の方法で、それぞれジー(アシルマンノシル
セレノ)ジクロロ白金: 27− (式中・ R′29・R′30・1′51・1′52・
R′29・R′−〇・R′51及びR′′52はアセチ
ル基、プロピオニル基、又はブチリル基ヲ表わす)及び
ノー(マンノシルセレノ)ジクロロ白金: を得ることができる。
得られた04式及び0樽式の化合物に含まれる2個28
− の塩素原子を他の置換基で置換する方法は、上記(11
)式で表わされるジー(アシルグルコシルセレノ)ジク
ロロ白金に含まれる2個の塩素原子を他の置換基で置換
する方法と同様である。
− の塩素原子を他の置換基で置換する方法は、上記(11
)式で表わされるジー(アシルグルコシルセレノ)ジク
ロロ白金に含まれる2個の塩素原子を他の置換基で置換
する方法と同様である。
前記(1)式においてR1及びR′1が一緒になってセ
レノ核酸塩基ラジカル又はセレノリボシル核酸塩基ラジ
カルである場合のセレン含有白金化合物は、まずセレノ
核酸塩基又はセレノリボシル核酸塩基を合成し、得られ
たセレノ核酸塩基又はセレノリボシル核酸塩基と塩化第
一白金酸カリとを反応させることにより得られる。セレ
ノ核酸塩基又はセレノリボシル核酸塩基は (式中、R35はH又は1−β−D−リヂフラノシル基
を表わし、R54はH又はアミノ基を表わし、XlはC
t又はBrを表わす。) で表わされるハロゲノ核酸塩基又はハロダノリボシル核
酸塩基を、エイチ・ジー・マウトナー等の方法〔ジャー
ナル オブ アメリカン ケミカルンサイアティ、78
巻、5292頁(1956)及びツヤ−ナル オブ メ
ディシナル ケミストリイ、6巻、:′S6頁(196
3年) 〕CJ、 Am、 Chern。
レノ核酸塩基ラジカル又はセレノリボシル核酸塩基ラジ
カルである場合のセレン含有白金化合物は、まずセレノ
核酸塩基又はセレノリボシル核酸塩基を合成し、得られ
たセレノ核酸塩基又はセレノリボシル核酸塩基と塩化第
一白金酸カリとを反応させることにより得られる。セレ
ノ核酸塩基又はセレノリボシル核酸塩基は (式中、R35はH又は1−β−D−リヂフラノシル基
を表わし、R54はH又はアミノ基を表わし、XlはC
t又はBrを表わす。) で表わされるハロゲノ核酸塩基又はハロダノリボシル核
酸塩基を、エイチ・ジー・マウトナー等の方法〔ジャー
ナル オブ アメリカン ケミカルンサイアティ、78
巻、5292頁(1956)及びツヤ−ナル オブ メ
ディシナル ケミストリイ、6巻、:′S6頁(196
3年) 〕CJ、 Am、 Chern。
Soc、+ 78 、5292(1956)and J
、 M’ed、 Chem、、 6゜36(1963)
)により、無水エタノール中でほぼ等モル量のセレノ尿
素と30分力・ら5時間煮沸還流するか、又は無水エタ
ノール中ナトリウムとノ・イド口・ジエンセレナイドか
ら得られるほぼ等モル量のナトリウムセレナイドと10
〜30時間煮沸還流することにより得ることができる。
、 M’ed、 Chem、、 6゜36(1963)
)により、無水エタノール中でほぼ等モル量のセレノ尿
素と30分力・ら5時間煮沸還流するか、又は無水エタ
ノール中ナトリウムとノ・イド口・ジエンセレナイドか
ら得られるほぼ等モル量のナトリウムセレナイドと10
〜30時間煮沸還流することにより得ることができる。
ここで用いラレるハロケゞノ核酸塩基又はハロケゞノリ
ゴシル核酸塩基とは、具体的には6−クロロ(ブロモ)
プリン、6−クロロ(ブロモ)fリンリボサイド、6−
クロロ(ブロモ)グアニン、6−クロロ(ブロモ)グア
ノシン、8−クロロ(ブロモ)グアニン、8−クロロ(
ブロモ)グアノシン、8−クロロ(ブロモ)アデニン、
8−クロロ(ブロモ)アデノシン、5−クロロ(ブロモ
)シトシン、5−クロロ(ブロモ)シチジンが挙げられ
る。得られるセレノ核酸塩基又はセレノリボシル核酸塩
基の具体例としてば6−セレノゾリン、6−セレノプリ
ンリボサイド、6−セレノグアニン、6−セレノグアノ
シン、8−セレノグアニン、8−セレノグアノシン、8
−セレノアデニン、8−セレノアデノシン、5−セレノ
シトシン及び5−セレノシチジンが挙げられる。上記の
ようにして得られるハロダノ核酸塩基又はノ・ログノリ
ボシル核酸塩をほぼ等モル量の塩化第一白金酸カリ及び
2倍モルのカセイカリを含む水溶液中で0℃から80℃
の範囲で1時間から24時間の範囲で攪拌反応させるこ
とによυ、下記の式で表わされるセレノ核酸塩基ジクロ
ロ白金又はセレノリボシル核酸塩基ジクロロ白金が得ら
れる。
ゴシル核酸塩基とは、具体的には6−クロロ(ブロモ)
プリン、6−クロロ(ブロモ)fリンリボサイド、6−
クロロ(ブロモ)グアニン、6−クロロ(ブロモ)グア
ノシン、8−クロロ(ブロモ)グアニン、8−クロロ(
ブロモ)グアノシン、8−クロロ(ブロモ)アデニン、
8−クロロ(ブロモ)アデノシン、5−クロロ(ブロモ
)シトシン、5−クロロ(ブロモ)シチジンが挙げられ
る。得られるセレノ核酸塩基又はセレノリボシル核酸塩
基の具体例としてば6−セレノゾリン、6−セレノプリ
ンリボサイド、6−セレノグアニン、6−セレノグアノ
シン、8−セレノグアニン、8−セレノグアノシン、8
−セレノアデニン、8−セレノアデノシン、5−セレノ
シトシン及び5−セレノシチジンが挙げられる。上記の
ようにして得られるハロダノ核酸塩基又はノ・ログノリ
ボシル核酸塩をほぼ等モル量の塩化第一白金酸カリ及び
2倍モルのカセイカリを含む水溶液中で0℃から80℃
の範囲で1時間から24時間の範囲で攪拌反応させるこ
とによυ、下記の式で表わされるセレノ核酸塩基ジクロ
ロ白金又はセレノリボシル核酸塩基ジクロロ白金が得ら
れる。
(式中R14は、セレノ核酸塩基ジクロロ白金の場合H
1セレノリゴシル核酸塩基ジクロロ白金の場合1−β−
D−リボフラノシル基を表わし、R15はH又はアミノ
基を表わす); (式中R16は、セレノ核酸塩基ジクロロ白金の場合H
、セレノリボシル核酸塩基ジクロロ白金の場合1−β−
D−リボフラノシル基を表わす)、(式中R17は、セ
レノ核酸塩基ジクロロ白金の場合H1セレノリゴシル核
酸塩基ジクロロ白金の場合1−β−D−リボフラノシル
基を表わす)二又は ”18 (式中R18は、セレノ核酸塩基ジクロロ白金の場合H
1セレノリボシル核酸塩基ジクロロ白金の場合1−β−
D−りが7ラノシル基を表わす)。
1セレノリゴシル核酸塩基ジクロロ白金の場合1−β−
D−リボフラノシル基を表わし、R15はH又はアミノ
基を表わす); (式中R16は、セレノ核酸塩基ジクロロ白金の場合H
、セレノリボシル核酸塩基ジクロロ白金の場合1−β−
D−リボフラノシル基を表わす)、(式中R17は、セ
レノ核酸塩基ジクロロ白金の場合H1セレノリゴシル核
酸塩基ジクロロ白金の場合1−β−D−リボフラノシル
基を表わす)二又は ”18 (式中R18は、セレノ核酸塩基ジクロロ白金の場合H
1セレノリボシル核酸塩基ジクロロ白金の場合1−β−
D−りが7ラノシル基を表わす)。
得られたセレン含有白金化合物に含まれる2個の塩素原
子を他の置換基で置換する方法は、上記0υ式で表わさ
れるノー(アシルグルコシルセレノ)ジクロロ白金に含
まれる2個の塩素原子を他の置換基で置換する方法と同
様である。
子を他の置換基で置換する方法は、上記0υ式で表わさ
れるノー(アシルグルコシルセレノ)ジクロロ白金に含
まれる2個の塩素原子を他の置換基で置換する方法と同
様である。
前記(1)式においてR1及びR1が一緒になって非置
換又は置換セレノセミカルバジドである場合のセレン含
有白金化合物は以下のようにして製造することができる
。例えば、まずター・ニー・ジエンセン尋の方法〔ツァ
イトシュリフト ヒュアアンオルガニッシェ ラント
アルグマイネ ヘミ−1230巻、33頁(1936)
〕〔Z、 Anorg、A11g。
換又は置換セレノセミカルバジドである場合のセレン含
有白金化合物は以下のようにして製造することができる
。例えば、まずター・ニー・ジエンセン尋の方法〔ツァ
イトシュリフト ヒュアアンオルガニッシェ ラント
アルグマイネ ヘミ−1230巻、33頁(1936)
〕〔Z、 Anorg、A11g。
Chem、、230.33(1936))によって4−
7エニルセレノセミカルパジドを得、得られた4−7エ
ニルセレノセミカルパジドをほぼ等モル量の塩化第一白
金酸カリと2倍モルのKOH’i含む水溶液中で0℃か
ら80℃の範囲で1時間から24時m]の範囲で攪拌反
応させることにより、式 %式%) で表わされる4−フェニルセレノセミカルバジド5クク
ロロ白金を得ることができる。得られた4−フェニルセ
レノセミカルバノドジクロロ白金に含まれる2個の塩素
原子を他の置換基で置換する方法は、上記(11)式で
表わされるノー(アシルグルコシルセレノ)ジクロロ白
金に含まれる2個の塩素原子を他の置換基で置換する方
法と同様である。
7エニルセレノセミカルパジドを得、得られた4−7エ
ニルセレノセミカルパジドをほぼ等モル量の塩化第一白
金酸カリと2倍モルのKOH’i含む水溶液中で0℃か
ら80℃の範囲で1時間から24時m]の範囲で攪拌反
応させることにより、式 %式%) で表わされる4−フェニルセレノセミカルバジド5クク
ロロ白金を得ることができる。得られた4−フェニルセ
レノセミカルバノドジクロロ白金に含まれる2個の塩素
原子を他の置換基で置換する方法は、上記(11)式で
表わされるノー(アシルグルコシルセレノ)ジクロロ白
金に含まれる2個の塩素原子を他の置換基で置換する方
法と同様である。
前記(1)式におけるX及びX′は一緒になってホスフ
ェ−1−、タードロネート、ハイドロキシマロナト、1
−ジカルポキシレ−1・、フタレート、オキザレート、
タートレート、グルコネー+−、サクシナト、グルタラ
ド、アノノクト、ピメラト、マラト又は4−カルボキシ
フタラドであってもよく、又X及びX′が各々独立にピ
ルベート、シアナト又はチオシアナトであってもよい。
ェ−1−、タードロネート、ハイドロキシマロナト、1
−ジカルポキシレ−1・、フタレート、オキザレート、
タートレート、グルコネー+−、サクシナト、グルタラ
ド、アノノクト、ピメラト、マラト又は4−カルボキシ
フタラドであってもよく、又X及びX′が各々独立にピ
ルベート、シアナト又はチオシアナトであってもよい。
前記(1)式で表わされる本発明のセレン含有白金化合
物は、白金前自己解毒作用を有する白金系制癌剤として
有効であり、非経口的に人又は動物に投与することがで
きる。非経口的投与方法としては、適当な注射用溶剤に
溶解又は懸濁して、静脈注射、筋肉注射、皮下注射ある
いは点滴などにょって投与する方法が挙げられる。注射
用溶剤としては、例えば5%ブドウ糖溶液、生理食塩水
、注射用蒸留水、グリセリン水、プロピレングリコール
水を用いることができる。本発明の化合物は、溶液又は
懸濁液としてアンプルに封入しておくこともできるが、
結晶、粉末、微結晶、凍結乾燥物としてアンプル又はバ
イアル中に保存し、用時注射液に調製して用いるのが好
ましい。
物は、白金前自己解毒作用を有する白金系制癌剤として
有効であり、非経口的に人又は動物に投与することがで
きる。非経口的投与方法としては、適当な注射用溶剤に
溶解又は懸濁して、静脈注射、筋肉注射、皮下注射ある
いは点滴などにょって投与する方法が挙げられる。注射
用溶剤としては、例えば5%ブドウ糖溶液、生理食塩水
、注射用蒸留水、グリセリン水、プロピレングリコール
水を用いることができる。本発明の化合物は、溶液又は
懸濁液としてアンプルに封入しておくこともできるが、
結晶、粉末、微結晶、凍結乾燥物としてアンプル又はバ
イアル中に保存し、用時注射液に調製して用いるのが好
ましい。
本発明のセレン含有白金化合物を制癌剤として用いる場
合、投与量は、患者の年齢、病状及び体重などにより異
なってくるが、一般には大人1日当たり有効成分である
セレン含有白金化合物で約10〜約500mgであシ、
必要に応じて1日に何回かに分けて投与することができ
る。
合、投与量は、患者の年齢、病状及び体重などにより異
なってくるが、一般には大人1日当たり有効成分である
セレン含有白金化合物で約10〜約500mgであシ、
必要に応じて1日に何回かに分けて投与することができ
る。
本発明のセレン含有白金化合物は、白金前解毒剤として
も用いることができる。
も用いることができる。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本
発明の範囲は実施例により限定されるものではない。
発明の範囲は実施例により限定されるものではない。
実施例I
J−(2,3,4,6−テトラ−0−7セチに−1−β
−D−グルコピラノシルセレノ)ジクロロ白金の製造 アセトブロモグルコース10.3rとセレノ尿素3.1
fをアセトン50fn!中で還流反応させて(2゜3.
4.6−テトラ−0−アセチル−1−β−D−グルコピ
ラノシル)−2−セレノイソ尿素ハイドロブロマイドを
得た。得られた( 2,3,4.6−テトラ−0−アセ
チル−1−β−D−グルコピラノシル)−2−セレノイ
ソ尿素ハイドロブロマイド540即(1ミlJモル)お
よび塩化第−白金酸力IJ1.70mq (0,5ミリ
モル)を水酸化カリウム110mg(2ミリモル)を含
むアセトン3−と水7rn!Vの混合溶液に加え、室温
で2時間攪拌した。反応終了後アセトンを減圧下除去し
、析出した固体を炉取乾燥し目的物220■(収率40
チ)を得た。
−D−グルコピラノシルセレノ)ジクロロ白金の製造 アセトブロモグルコース10.3rとセレノ尿素3.1
fをアセトン50fn!中で還流反応させて(2゜3.
4.6−テトラ−0−アセチル−1−β−D−グルコピ
ラノシル)−2−セレノイソ尿素ハイドロブロマイドを
得た。得られた( 2,3,4.6−テトラ−0−アセ
チル−1−β−D−グルコピラノシル)−2−セレノイ
ソ尿素ハイドロブロマイド540即(1ミlJモル)お
よび塩化第−白金酸力IJ1.70mq (0,5ミリ
モル)を水酸化カリウム110mg(2ミリモル)を含
むアセトン3−と水7rn!Vの混合溶液に加え、室温
で2時間攪拌した。反応終了後アセトンを減圧下除去し
、析出した固体を炉取乾燥し目的物220■(収率40
チ)を得た。
元素分析(C28H58018Se2PtC22として
)計算値(イ): c、30.95;H,3,53実測
値(%): C,30,87;H,3,62遠赤外スペ
クトル: Pt−CL 325ぼ−’ 318(m−
’実施例2 ノー(グルコピラノシルセレノ)ジクロロ白金の製造 実施例1と同様にして得られるジー(2,3,4,6−
チトラーO−アセチル−1−β−D−グルコピラノシル
セレノ)ジクロロ白金330〜(0,2ミリモル)を無
水メタノール10rnl中でナトリウムメトキシド54
mg(1ミリモル)を加えて室温で12時間攪拌反応さ
せる。反応終了後、0. I N−HClで反応液を微
酸性にした後、水5−を加え残存する沈殿を渥取し、乾
燥して目的物120〜を得た。
)計算値(イ): c、30.95;H,3,53実測
値(%): C,30,87;H,3,62遠赤外スペ
クトル: Pt−CL 325ぼ−’ 318(m−
’実施例2 ノー(グルコピラノシルセレノ)ジクロロ白金の製造 実施例1と同様にして得られるジー(2,3,4,6−
チトラーO−アセチル−1−β−D−グルコピラノシル
セレノ)ジクロロ白金330〜(0,2ミリモル)を無
水メタノール10rnl中でナトリウムメトキシド54
mg(1ミリモル)を加えて室温で12時間攪拌反応さ
せる。反応終了後、0. I N−HClで反応液を微
酸性にした後、水5−を加え残存する沈殿を渥取し、乾
燥して目的物120〜を得た。
元素分析(Cl2Hz201oSe2PtCt2として
)計算値(@: C,19,21;H,2,96実測値
((イ)二C,19,29;H,2,91遠赤外スペク
トル二Pt−023290M−’ 318m−”実施例
3 ノー(2,3,4,6−チトラーO−アセチル−1−β
−D−ガラクトピラノシルセレノ)ジクロロ白金の製造 (式中、Acはアセチル基を表わす) アセトブロモグルコースの代わりにアセトブロモガラク
トースを用いた以外は実施例1と同様にしてノー(2,
3,4,6−テトラ−0−アセチル−1−β−D−がラ
クトピラノシルセレノ)ジクロロ白金を得た。
)計算値(@: C,19,21;H,2,96実測値
((イ)二C,19,29;H,2,91遠赤外スペク
トル二Pt−023290M−’ 318m−”実施例
3 ノー(2,3,4,6−チトラーO−アセチル−1−β
−D−ガラクトピラノシルセレノ)ジクロロ白金の製造 (式中、Acはアセチル基を表わす) アセトブロモグルコースの代わりにアセトブロモガラク
トースを用いた以外は実施例1と同様にしてノー(2,
3,4,6−テトラ−0−アセチル−1−β−D−がラ
クトピラノシルセレノ)ジクロロ白金を得た。
元素分析(C28H38018se2Ptct2として
)計算値(イ): C,30,95;H,3,53実測
値(鉤: C、30,88:H、3,47遠赤外スペク
トル: Pt−CL 332crIL−’ + 316
crIL−’実施例4 ジー(1−β−D−ガラクトピラノシルセレノ)ジクロ
ロ白金の製造 シー(2,3,4,6−テトラ−0−アセチル−1−β
−D−グルコピラノシルセレノ)ジクロロ白金の代わり
に実施例3と同様にして得られるジー(2゜3.4.6
−チトラーO−アセチル−1−β−D−がラクトピラノ
シルセレノ)ジクロロ白金ヲ用いた以外は実施例2と同
様にしてジー(1−β−D−がラクトピラノシルセレノ
)ジクロロ白金を得た。
)計算値(イ): C,30,95;H,3,53実測
値(鉤: C、30,88:H、3,47遠赤外スペク
トル: Pt−CL 332crIL−’ + 316
crIL−’実施例4 ジー(1−β−D−ガラクトピラノシルセレノ)ジクロ
ロ白金の製造 シー(2,3,4,6−テトラ−0−アセチル−1−β
−D−グルコピラノシルセレノ)ジクロロ白金の代わり
に実施例3と同様にして得られるジー(2゜3.4.6
−チトラーO−アセチル−1−β−D−がラクトピラノ
シルセレノ)ジクロロ白金ヲ用いた以外は実施例2と同
様にしてジー(1−β−D−がラクトピラノシルセレノ
)ジクロロ白金を得た。
元素分析(C1□H220,。5e2PtC62として
)計算値@ : C、19,21:H,2,96実測値
鍾): C,19,27;H,3,01遠赤外スペクト
/l/ : Pt−Ct322cr+t 、 317
6m実施例5 ノー(2,3,4,6−テトラ−0−アセチル−1−α
−D−マンノピラノシルセレノ)ジクロロ白金の製造 アセトブロモグルコースの代わりにアセトブロモマンノ
ースを用いた以外は実施例1と同様にしてジー(2,3
,4,6−テトラ−0−アセチル−1−α−D−マンノ
ピラノシルセレノ)ジクロロ白金を得た。
)計算値@ : C、19,21:H,2,96実測値
鍾): C,19,27;H,3,01遠赤外スペクト
/l/ : Pt−Ct322cr+t 、 317
6m実施例5 ノー(2,3,4,6−テトラ−0−アセチル−1−α
−D−マンノピラノシルセレノ)ジクロロ白金の製造 アセトブロモグルコースの代わりにアセトブロモマンノ
ースを用いた以外は実施例1と同様にしてジー(2,3
,4,6−テトラ−0−アセチル−1−α−D−マンノ
ピラノシルセレノ)ジクロロ白金を得た。
元素分析’ (C2aT(360,6Se2PtCt2
として)計算値(@ : C、30,95:H,3,5
3実測値(@ : C、31,01:H、3,48遠赤
外スペクトル: pt−cz 334CrrL−’ +
321cIIL−1実施例6 ジー(1−α−D−マンノピラノシルセレノ)ジクロロ
白金の製造 ノー(2,3,4,6−チトラーO−アセチル−1−β
−D−グルコピラノシルセレノ)ジクロロ白金の代わり
に実施例5と同様にして得られるジー(2゜3.4.6
−テトラ−0−アセチル−1−α−D−マンノピラノシ
ルセレノ)ジクロロ白金47用いた以外は実施例2と同
様にしてジー(1−α−D−マンノピラノシルセレノ)
ジクロロ白金を得/こ。
として)計算値(@ : C、30,95:H,3,5
3実測値(@ : C、31,01:H、3,48遠赤
外スペクトル: pt−cz 334CrrL−’ +
321cIIL−1実施例6 ジー(1−α−D−マンノピラノシルセレノ)ジクロロ
白金の製造 ノー(2,3,4,6−チトラーO−アセチル−1−β
−D−グルコピラノシルセレノ)ジクロロ白金の代わり
に実施例5と同様にして得られるジー(2゜3.4.6
−テトラ−0−アセチル−1−α−D−マンノピラノシ
ルセレノ)ジクロロ白金47用いた以外は実施例2と同
様にしてジー(1−α−D−マンノピラノシルセレノ)
ジクロロ白金を得/こ。
元素分析(C1□H2201oSe2PtCt2として
)計算値(aA: C,19,21:H,2,96実測
値@): c 、 19.13 ;II、 3.02遠
赤外スペクトル: Pt−C1327c+4−’ 、
319crn−’実施例7 ローセレノグアニンジクロロ白金の製造6−クロログア
ニン1.7 F (10ミIJモル)トセvノ尿素1.
2F(10ミリモル)?:無水エタノール3〇−中で2
時間煮沸還流して反応させた。
)計算値(aA: C,19,21:H,2,96実測
値@): c 、 19.13 ;II、 3.02遠
赤外スペクトル: Pt−C1327c+4−’ 、
319crn−’実施例7 ローセレノグアニンジクロロ白金の製造6−クロログア
ニン1.7 F (10ミIJモル)トセvノ尿素1.
2F(10ミリモル)?:無水エタノール3〇−中で2
時間煮沸還流して反応させた。
反応終了後、析出した沈殿をい取し、水洗した。
得られた固体’1200m6の2 wt係炭酸ナトリウ
ム43− 溶液に加温溶解した後、酢酸で酸性にして析出した結晶
を漣取し乾燥して6−セレノグアニン1.5f(7ミリ
モル)を得た。
ム43− 溶液に加温溶解した後、酢酸で酸性にして析出した結晶
を漣取し乾燥して6−セレノグアニン1.5f(7ミリ
モル)を得た。
ここで得られた6−セレノグアニン1.0r(5ミリモ
ル)を塩化第一白金酸カリ1.79(5ミリモル)及び
KOH560m9(10ミリモル)を含む水溶液30ゴ
中に入れて室温で10時間攪拌反応させた。析出した固
体を炉取し、乾燥して6−セレツグアニンノクロロ白金
1.4f(3ミリモル)を得た。
ル)を塩化第一白金酸カリ1.79(5ミリモル)及び
KOH560m9(10ミリモル)を含む水溶液30ゴ
中に入れて室温で10時間攪拌反応させた。析出した固
体を炉取し、乾燥して6−セレツグアニンノクロロ白金
1.4f(3ミリモル)を得た。
元素分析(C5H4N5SθPtCt2として)計3画
[イ直(つ6) : C,12,53:H,0,8
4SN、14.62実測値(4): C,12,41:
H,0,89:N、14.67遠赤外スペクトル: P
t−Ct328CrrL−’ 、 318m−’実施例
8 6−セレノグアノシンジクロロ白金の製造=44− (式中、Rbは1−β−D−リボフラノシル基を表わす
) ナトリウム0.169を15mgの無水エタノールに加
え、水冷下ハイドロジエンセレナイドを飽和させた。反
応は窒素気流下で行なった。6時間後、6−クロログア
ノシン0.98 mgと20 mlのエタノールを加え
、18時間煮沸還流し反応を行なう。
[イ直(つ6) : C,12,53:H,0,8
4SN、14.62実測値(4): C,12,41:
H,0,89:N、14.67遠赤外スペクトル: P
t−Ct328CrrL−’ 、 318m−’実施例
8 6−セレノグアノシンジクロロ白金の製造=44− (式中、Rbは1−β−D−リボフラノシル基を表わす
) ナトリウム0.169を15mgの無水エタノールに加
え、水冷下ハイドロジエンセレナイドを飽和させた。反
応は窒素気流下で行なった。6時間後、6−クロログア
ノシン0.98 mgと20 mlのエタノールを加え
、18時間煮沸還流し反応を行なう。
反応終了後30meの水を加え、不溶部を炉別した後、
P液を水冷し酢酸3 mlを加え酸性にした。析出した
固体を炉取し乾燥して6−セレツグアノシン700ンn
gを得た。
P液を水冷し酢酸3 mlを加え酸性にした。析出した
固体を炉取し乾燥して6−セレツグアノシン700ンn
gを得た。
得られた6−セレノグアノシン520 mgヲF 化第
−白金酸カリ500 mg及びKOH84m9と共に水
溶液15mN中で8時間攪拌反応させた。析出した固体
をE取し乾燥し6−セレツグアノシンノクロロ白金錯体
600mgを得た。
−白金酸カリ500 mg及びKOH84m9と共に水
溶液15mN中で8時間攪拌反応させた。析出した固体
をE取し乾燥し6−セレツグアノシンノクロロ白金錯体
600mgを得た。
元素分析(C1oH12N504SePtCt2として
)計算値(2): C,1965;H,1,98;N、
11./16実迎1値((ト): C,19,72;H
,1,87;N、11.52遠赤外スペクトルニPt−
Ct325CTL” 、 318CTL−”実施例9 5−セレノシトシンジクロロ白金の製造5−ブロモシト
シン1.9vとセレノ尿素1.2Fを無水エタノール3
0ゴ中で2時間煮沸還流して反応させた。反応終了後、
析出した固体を沖取し、水洗する。得られた固体を20
0m/!の2wt%炭酸ナトリウム水溶液に加温溶解し
た後、酢酸で酸性にして析出した結晶を戸数し乾燥して
5−セレノシトシン1.2>を得た。
)計算値(2): C,1965;H,1,98;N、
11./16実迎1値((ト): C,19,72;H
,1,87;N、11.52遠赤外スペクトルニPt−
Ct325CTL” 、 318CTL−”実施例9 5−セレノシトシンジクロロ白金の製造5−ブロモシト
シン1.9vとセレノ尿素1.2Fを無水エタノール3
0ゴ中で2時間煮沸還流して反応させた。反応終了後、
析出した固体を沖取し、水洗する。得られた固体を20
0m/!の2wt%炭酸ナトリウム水溶液に加温溶解し
た後、酢酸で酸性にして析出した結晶を戸数し乾燥して
5−セレノシトシン1.2>を得た。
ここで得られた5−セレノシトシン950mgを塩化第
−白金酸力IJ 1.7 f及びKOH560■と共に
水溶液30m/!中で室温で10時間攪拌反応させた。
−白金酸力IJ 1.7 f及びKOH560■と共に
水溶液30m/!中で室温で10時間攪拌反応させた。
析出した固体ヲ炉取し、乾燥して5−セレノシトシンジ
クロロ白金1.11を得た。
クロロ白金1.11を得た。
元素分析(C4H3N30SePtCt2として)計算
値(2): C,10,58:H,0,67:N、9.
26実測値(支)): C,10,71;H,0,73
;N、9.22遠赤外スペクトル: Pt−Ct330
c1rL、 318m−’実施例10 5−セレノシチジンジクロロ白金の製造5−ブロモシチ
ジン3.22fとセレノ尿素1.2ff無水エタノール
3Ornt中で2時間煮沸還流して反応させた。反応終
了後、析出した固体を沖取し、水洗した。得られた固体
を200−の2wt%炭酸ナトリウム水溶液に加温溶解
した後、酢酸で酸性にして析出した結晶を沖取し乾燥し
て5−セレノシチノン1.91を得た。
値(2): C,10,58:H,0,67:N、9.
26実測値(支)): C,10,71;H,0,73
;N、9.22遠赤外スペクトル: Pt−Ct330
c1rL、 318m−’実施例10 5−セレノシチジンジクロロ白金の製造5−ブロモシチ
ジン3.22fとセレノ尿素1.2ff無水エタノール
3Ornt中で2時間煮沸還流して反応させた。反応終
了後、析出した固体を沖取し、水洗した。得られた固体
を200−の2wt%炭酸ナトリウム水溶液に加温溶解
した後、酢酸で酸性にして析出した結晶を沖取し乾燥し
て5−セレノシチノン1.91を得た。
ここで得られた5−セレノシチノン1.61を塩化第一
白金酸カリ1.71及びKOH560mgと共に水溶液
30mg中室温で10時間攪拌反応させた。
白金酸カリ1.71及びKOH560mgと共に水溶液
30mg中室温で10時間攪拌反応させた。
析出した固体′ftF取し乾燥して5−セレノシチジン
ジクロロ白金1.21を得た。
ジクロロ白金1.21を得た。
47−
元素分析(C2H11N305SePtC42として)
計算値(イ): C,18,44;I(,1,89:N
、7.17実側値鈍): C,18,52;H,1,7
7;N、7.23遠赤外スペクトル: Pt−CA 3
24m−” 、 316cm−’実施例11 4−7エニルセレノセミカルパジドジクロロ白金の製造 NT(−Ph 4−フェニルセレノセミカルバジド1.11を塩化第一
白金酸カリ1.71及びKOH560rngと共に水溶
液30+nl中で室温で10時間攪拌反応させた。
計算値(イ): C,18,44;I(,1,89:N
、7.17実側値鈍): C,18,52;H,1,7
7;N、7.23遠赤外スペクトル: Pt−CA 3
24m−” 、 316cm−’実施例11 4−7エニルセレノセミカルパジドジクロロ白金の製造 NT(−Ph 4−フェニルセレノセミカルバジド1.11を塩化第一
白金酸カリ1.71及びKOH560rngと共に水溶
液30+nl中で室温で10時間攪拌反応させた。
析出した固体全戸数し、乾燥して4−フェニルセレノセ
ミカルバジドジクロロ白金1.21を得た。
ミカルバジドジクロロ白金1.21を得た。
元素分析(C,H,N、Pt5eC62として)計算値
((6): C,17,51;H,1,89;N、8.
75実測値(%)二C,17,64;H,1,81;N
、8.72遠赤外スペクトル: pt−C23280,
318工48一 実施例12 6−クロログアニンの代わりに6−クロロゾリン及び6
−クロロプリンリ?サイドを各々用いる以外は実施例7
と同様にして6−セレノプリンジクロロ白金及び6−セ
レツプリンリゴサイド白金をそれぞれ得た。
((6): C,17,51;H,1,89;N、8.
75実測値(%)二C,17,64;H,1,81;N
、8.72遠赤外スペクトル: pt−C23280,
318工48一 実施例12 6−クロログアニンの代わりに6−クロロゾリン及び6
−クロロプリンリ?サイドを各々用いる以外は実施例7
と同様にして6−セレノプリンジクロロ白金及び6−セ
レツプリンリゴサイド白金をそれぞれ得た。
〔1〕6−セレツプリンゾクロロ白金
元素分析(C,、H3N4SePtCt2として)計算
値C@: C,13,34:H,0,67SN、9.3
4実側値@: C,13,41:H,0,62;N、9
.28遠赤外スペクトル: Pt−04333cm
、318clrL〔2〕6−セレノゾリンリボサイドジ
クロロ白金(式中、Rbは1−β−D−リボフラノシル
基を表わす)元素分析(C4゜H11N404PtSe
C62として)計算値(@: C,20,63:H,1
,90;N、7.22実徂1値(イ): C,20,5
4:H,1,97:N、7.16遠赤外スペクトル:
Pt−C4325Li1.318閏−1実施例13 5−ブロモシトシンの代わシに、8−ブロモグアニン、
8−ブロモグアノシン、8−ブロモ7fニン及び8−ブ
ロモアデノシンを各々用いる以外は実施例9と同様にし
て8−セレノグアニンジクロロ白金、8−セレノグアノ
シンジクロロ白金、8−セレノアデニンジクロロ白金及
び8−セレノアデノシンジクロロ白金をそれぞれ得た。
値C@: C,13,34:H,0,67SN、9.3
4実側値@: C,13,41:H,0,62;N、9
.28遠赤外スペクトル: Pt−04333cm
、318clrL〔2〕6−セレノゾリンリボサイドジ
クロロ白金(式中、Rbは1−β−D−リボフラノシル
基を表わす)元素分析(C4゜H11N404PtSe
C62として)計算値(@: C,20,63:H,1
,90;N、7.22実徂1値(イ): C,20,5
4:H,1,97:N、7.16遠赤外スペクトル:
Pt−C4325Li1.318閏−1実施例13 5−ブロモシトシンの代わシに、8−ブロモグアニン、
8−ブロモグアノシン、8−ブロモ7fニン及び8−ブ
ロモアデノシンを各々用いる以外は実施例9と同様にし
て8−セレノグアニンジクロロ白金、8−セレノグアノ
シンジクロロ白金、8−セレノアデニンジクロロ白金及
び8−セレノアデノシンジクロロ白金をそれぞれ得た。
[1] 8−セレノグアニンジクロロ白金元素分析(
C5H4N50SePtC62として)計算値(%):
C,13,93:H,0,94:N、16.25実測
値(鉤: C,14,01:H,0,87:N、16.
19遠赤外スペクト/l/ : Pt−CL 335(
1−’ 、 320(1’[2] 8−セレノグアノ
シンジクロロ白金(式中、Rhは1−β−D−リボフラ
ノシル基を表わす) 元素分析(C1oH12N505SePtC42として
)計算値(イ): C,19,15;H,1,93:N
、11.17実測値鈍): C,19,21:H,1,
87:N、11.22遠赤外スペクトル: Pt−C4
335crfL−1,320m−’〔3〕8−セレノア
デニンジクロロ白金51− 元素分析(C5H3N5SePtCt2として)計算値
(4): C,13,93:H,0,94;N、16.
25実測値(イ)二C,13,88:H,1,01:N
、16.19遠赤外スペクトル: Pt−CL332c
rrL−’ 、 318(X−’[4] 8−セレノ
アデノシンジクロロ白金(式中、Rbは1−β−D−リ
ゴフラノシル基を表わす)元素分析(C1゜Hl、N5
04SePtC42として)計算値(1): C,19
,68:H,1,82:N、11.48実測値(イ):
C,19,72:H,1,87:N、11.53遠赤
外スペクトル: PtPt−C433O’ 、 322
cm−’特許出願人 リチャード エフ ストッヶルフ
ィリッゾ イー デユーマス 52−
C5H4N50SePtC62として)計算値(%):
C,13,93:H,0,94:N、16.25実測
値(鉤: C,14,01:H,0,87:N、16.
19遠赤外スペクト/l/ : Pt−CL 335(
1−’ 、 320(1’[2] 8−セレノグアノ
シンジクロロ白金(式中、Rhは1−β−D−リボフラ
ノシル基を表わす) 元素分析(C1oH12N505SePtC42として
)計算値(イ): C,19,15;H,1,93:N
、11.17実測値鈍): C,19,21:H,1,
87:N、11.22遠赤外スペクトル: Pt−C4
335crfL−1,320m−’〔3〕8−セレノア
デニンジクロロ白金51− 元素分析(C5H3N5SePtCt2として)計算値
(4): C,13,93:H,0,94;N、16.
25実測値(イ)二C,13,88:H,1,01:N
、16.19遠赤外スペクトル: Pt−CL332c
rrL−’ 、 318(X−’[4] 8−セレノ
アデノシンジクロロ白金(式中、Rbは1−β−D−リ
ゴフラノシル基を表わす)元素分析(C1゜Hl、N5
04SePtC42として)計算値(1): C,19
,68:H,1,82:N、11.48実測値(イ):
C,19,72:H,1,87:N、11.53遠赤
外スペクトル: PtPt−C433O’ 、 322
cm−’特許出願人 リチャード エフ ストッヶルフ
ィリッゾ イー デユーマス 52−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ■、 一般式 (式中、巧、及びR1はそれぞれ独立に非置換又は置換
セレノグルコースラジカル、非置換又は置換セレノガラ
クトースフジカル、久1よ非置換又は置換セレノマンノ
ースラジカル、又はR1及びR1か一緒になって セレノ核酸塩基ラジカル、 セレノリボシル核酸塩基ラジカル、又は非置換又は置換
セレノセミカルバジドを表わし、X及びX′はそれぞれ
独立にCL 、 NO又はNo3゜又はX及びX′は一
緒になってンS03.〉S04又はC111000−f
:表わす) 2\COO− で示されるセレン含有白金化合物。 2 R1及びR11,がそれぞれ独立に、式(式中、R
2、R5,R4及びR5はそれぞれ独立にH。 アセチル基、fロビオニル基又はブチリル基を表わす) で表わされる非置換又は置換セレノグルコースラジカル
であυ、該セレノグルコースラジカルのセレン原子が白
金原子に直接結合している特許請求の範囲第1項記載の
セレン含有白金化合物。 3、 R2+ R3r R4及びR5がそれぞれ独立
にH又はアセチル基である特許請求の範囲第2項記載の
セレン含有白金化合物。 4、R4及びR′、がそれぞれ独立に、式(式中、R6
,R7,R8及びR2はそれぞれ独立にH。 アセチル基、fロビオニル基又はブチリル基を表わす) で表わされる非置換又は置換セレノガラクトースラジカ
ルであり、該セレノガラクトースラジカルのセレン原子
が白金原子に直接結合している特許請求の範囲第1項記
載のセレン含有白金化合物。 5、 R6,R,、R8及びR2がそれぞれ独立にH
又はアセチル基である特許請求の範囲第4項記載のセレ
ン含有白金化合物。 6、R4及び出がそれぞれ独立に、式 (式中、”101 R111R12及びR13はそれぞ
れ独立にH,アセチル基、グロピオニル基又はブチリル
基を表わす) で表わされる非置換又は置換セレノマンノースラジカル
であり、該セレノマンノースラジカルのセレン原子が白
金原子に直接結合している特許請求の範囲第1項記載の
セレン含有白金化合物。 7、R4゜l R1,l R12及びR15がそれぞれ
独立にH又はアセチル基である特許請求の範囲第6項記
載のセレン含有白金化合物。 8、 R及びR′1は一緒になって次式で表わされす るセレノ核酸塩基ラジカル又はセレノリゾシル核酸塩基
ラジカルを表わし、 R14−NジN (式中、R14は、セレノ核酸塩基ラジカルの場合Hを
表わし、セレノリ日ぐシル核酸塩基ラジカルの場合1−
β−D−リボフラノシル基を表わし、R1゜はH又はア
ミノ基を表わす) 該セレノ核酸塩基ラジカル又はセレノリゾシル核酸塩基
ラジカルは非置換又は置換体であシ、該セレノ核酸塩基
ラジカル又はセレノリボシル核酸塩基ラジカルのセレン
原子及びその第7位の窒素原子が各々直接白金原子に結
合している特許請求の範囲第1項記載のセレン含有白金
化合物。 9、 X及びX′が各々Ctである特許請求の範囲第
8項記載のセレン含有白金化合物。 10、 R1及びR′lが一緒になって次式で表わさ
れるセレノ核酸塩基ラジカル又はセレノリゾシル核酸塩
基ラジカルを表わし、 (式中R46は、セレノ核酸塩基ラジカルの場合Hを表
わし、セレノリゾシル核酸塩基ラジカルの場合1−β−
D −IJ yk’フラノシル基を表わす)該セレノ核
酸塩基ラジカル又はセレタクざシル核酸塩基ラジカルは
非置換又は置換体であシ、該セレノ核酸塩基ラジカル又
はセレノリゾシル核酸塩基ラジカルのセレン原子及びそ
の第7位の窒素原子が各々直接白金原子に結合している
特許請求の範囲第1項記載のセレン含有白金化合物。 11、X及びX′が各々Ctである特許請求の範囲第1
0項記載のセレン含有白金化合物。 12R1及びR1は一緒になって次式で表わされるセレ
ノ核酸塩基ラジカル又はセレノリボシル核酸塩基ラジカ
ルを表わし、 (式中R17は、セレノ核酸塩基ラジカルの場合Hを表
わし、セレノリボシル核酸塩基ラジカルの場合1−β−
D−リボフラノシル基を表わす)該セレノ核酸塩基ラジ
カル又はセレタクがシル核酸塩基ラジカルは非置換又は
置換体であり、該セレノ核酸塩基ラジカル又はセレノリ
ボシル核酸塩基ラジカルのセレン原子及びその第7位の
窒素原子が各々直接白金原子に結合している特許請求の
範囲第1項記載のセレン含有白金化合物。 13、X及びX′が各々Ctである特許請求の範囲第1
2項記載のセレン含有白金化合物。 14. R1及びR′、は−緒になって次式で表わさ
れるセレノ核酸塩基ラジカル又はセレノリボシル核酸塩
基ラジカルを表わし、 (式中R18は、セレノ核酸塩基ラジカルの場合Hを表
わし、セレノIJ 、yシル核酸塩基ラジカルの場合1
−β−D−りぎ7ラノシル基を表わす)該セレノ核酸塩
基ラジカル又はセレノリボシル核酸塩基ラジカルは非置
換又は置換体であシ、該セレノ核酸塩基ラジカル又はセ
レノリボシル核酸塩基ラジカルのセレン原子とその第4
位の炭素原子に結合している窒素原子が各々直接白金原
子に結合している特許請求の範囲第1項記載のセレン含
有白金化合物。 15、X及びX′が各々Ctである特許請求の範囲第1
4項記載のセレン含有白金化合物。 16、 R1及びR1が一緒になって、式%式% (式中、R49及びR2oは各々独立にH11個アルキ
ル基又はアリール基を表わす) で表わされる非置換又は置換セレノセミカルバシトであ
シ、該セレノセミカルバジドのセレン原子及びその第1
位の窒素原子が白金原子に配位結合している特許請求の
範囲第1項記載のセレン含有白金化合物。 17、 R19がH1R2oがフェニル基、X及びX
′が各々Ctである特許請求の範囲第16項記載のセレ
ン含有白金化合物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/484,874 US4536571A (en) | 1981-10-16 | 1983-04-14 | Selenium-containing platinum compound |
US6/484874 | 1983-04-14 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59190999A true JPS59190999A (ja) | 1984-10-29 |
Family
ID=23925984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24313783A Pending JPS59190999A (ja) | 1983-04-14 | 1983-12-24 | セレン含有白金化合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59190999A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014520897A (ja) * | 2011-07-21 | 2014-08-25 | アルファーマ インコーポレイテッド | 一酸化ルテニウム放出分子およびその使用 |
US10358456B2 (en) | 2017-03-22 | 2019-07-23 | King Fahd University Of Petroleum And Minerals | Platinum(II) complexes with selone ligands and method of use |
-
1983
- 1983-12-24 JP JP24313783A patent/JPS59190999A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014520897A (ja) * | 2011-07-21 | 2014-08-25 | アルファーマ インコーポレイテッド | 一酸化ルテニウム放出分子およびその使用 |
US10358456B2 (en) | 2017-03-22 | 2019-07-23 | King Fahd University Of Petroleum And Minerals | Platinum(II) complexes with selone ligands and method of use |
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