JPS58124797A - 新規1,2−シクロヘキサンジアミン白金錯体 - Google Patents
新規1,2−シクロヘキサンジアミン白金錯体Info
- Publication number
- JPS58124797A JPS58124797A JP814382A JP814382A JPS58124797A JP S58124797 A JPS58124797 A JP S58124797A JP 814382 A JP814382 A JP 814382A JP 814382 A JP814382 A JP 814382A JP S58124797 A JPS58124797 A JP S58124797A
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- JP
- Japan
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- compound
- trans
- platinum
- diaminocyclohexane
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- Pending
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規に2−シクロヘキサンジアミン白金錯体に
関する。
関する。
従来より1種々の白金化合物が抗腫瘍作用を有すること
が知られており、゛たとえばシスプラチン(Br1st
ol & Co、 )、 v oナト(に2−ジアミノ
シクロヘキサン)白金(■)[特開昭33−3/l、グ
ざ]。
が知られており、゛たとえばシスプラチン(Br1st
ol & Co、 )、 v oナト(に2−ジアミノ
シクロヘキサン)白金(■)[特開昭33−3/l、グ
ざ]。
およびスルファトCl2−ジアミノシクロヘキサン)白
金(■)[特開昭jグー弘11620]などが報告され
ている、本発明者らは、よりすぐれた抗腫瘍作用を有し
、かつ毒性の少ない白金化合物を見出すべく鋭意研究し
た結果9本発明を完成するにいたった。
金(■)[特開昭jグー弘11620]などが報告され
ている、本発明者らは、よりすぐれた抗腫瘍作用を有し
、かつ毒性の少ない白金化合物を見出すべく鋭意研究し
た結果9本発明を完成するにいたった。
本発明におけるt2−シクロヘキサンジアミン白金錯体
は、下記一般式(I)で示しうる。
は、下記一般式(I)で示しうる。
[式中、Rは−(C詣ユ□0□7)イ■。
(CnHJn−JOn−1)−〇H’もしくはC2〜C
tP低級アルキル を示すか、まtこは RCOOはカルボキシル基を有する水溶性ビタミン類の
残基を示す。
tP低級アルキル を示すか、まtこは RCOOはカルボキシル基を有する水溶性ビタミン類の
残基を示す。
(mは/−+4の整数、およびnはt
〜jの整数を示す。)
また、12−ジアミノシクロヘキサンの立体配位はシス
、トランス−d−、もしくはトランス−!−を示すもの
とする。]上記におき、Rが−(C,nH,mO,、)
−OHもしくは−(CnH,n、On、)−OH(mお
よびnは前記と同意義)を示すときRCOOHはヒドロ
キシカルボン酸を示し、ヒドロキシカルボン酸とは、た
とえばグリコール酸、グリセリン酸、乳酸、グルコン酸
、グロン酸、グルコヘプトン酸、ガラクツロン酸、グル
クロン酸などを例示しうるが、その他の上記式に適合す
る天然あるいは合成可能なヒドロキシカルボン酸も本発
明の範囲内とする。カルボキシル基を有する水溶性ビタ
ミン類とは、ニコチン酸、パントテン酸1葉酸、ビオチ
ンなどを例示しうる。
、トランス−d−、もしくはトランス−!−を示すもの
とする。]上記におき、Rが−(C,nH,mO,、)
−OHもしくは−(CnH,n、On、)−OH(mお
よびnは前記と同意義)を示すときRCOOHはヒドロ
キシカルボン酸を示し、ヒドロキシカルボン酸とは、た
とえばグリコール酸、グリセリン酸、乳酸、グルコン酸
、グロン酸、グルコヘプトン酸、ガラクツロン酸、グル
クロン酸などを例示しうるが、その他の上記式に適合す
る天然あるいは合成可能なヒドロキシカルボン酸も本発
明の範囲内とする。カルボキシル基を有する水溶性ビタ
ミン類とは、ニコチン酸、パントテン酸1葉酸、ビオチ
ンなどを例示しうる。
本発明の化合物(I)は以下に示す方法によって合成し
うる。
うる。
(I)
(式中、Rは前記と同意義である)
上記において、出発化合物りはキャンサー・トリートメ
ントーレポーツ(Cancer TreaLmenL
Reporl、s)、第61巻p、/!;/9〜/32
3 (1977年)に記載の化合物であり、この化合物
りを等モルのカルボン酸と反応させることにより目的化
合物(I)が得られる。反応12用いるカルボン酸には
所望のRと対応するRCOOHのカルボン酸を用いれば
よく1反応は室温〜加熱下で数時間〜1日で達成される
。この反応は定量的に進行し副生、物を生成しないため
、所望の化合物(I)は特に精製することなく生物試験
に供しうるが、要すればメタノール、エタノールなどの
アルコール系溶媒に溶かし。
ントーレポーツ(Cancer TreaLmenL
Reporl、s)、第61巻p、/!;/9〜/32
3 (1977年)に記載の化合物であり、この化合物
りを等モルのカルボン酸と反応させることにより目的化
合物(I)が得られる。反応12用いるカルボン酸には
所望のRと対応するRCOOHのカルボン酸を用いれば
よく1反応は室温〜加熱下で数時間〜1日で達成される
。この反応は定量的に進行し副生、物を生成しないため
、所望の化合物(I)は特に精製することなく生物試験
に供しうるが、要すればメタノール、エタノールなどの
アルコール系溶媒に溶かし。
エーテル、ジオキサンなどのエーテル系溶媒ヲ用いて析
出させてもよい。
出させてもよい。
本発明の化合物は、マウス白血病L1210およびB−
/4メラノーマに対し、シスプラチンと同等以上の抗腫
瘍作用を有し、且つ毒性は少ない。
/4メラノーマに対し、シスプラチンと同等以上の抗腫
瘍作用を有し、且つ毒性は少ない。
また水溶性が高いため、投与しやすい。
本発明の化合物は、ヒトまたは動物に非経口的に投与し
うる。たとえば、化合物(I)は適当な注射用溶剤(た
とえば注射用蒸留水、生理食塩水。
うる。たとえば、化合物(I)は適当な注射用溶剤(た
とえば注射用蒸留水、生理食塩水。
5%ブドウ糖水溶液、エタノール水、グリセリン水、プ
ロピレングリコール水)に溶解または懸濁して静注、筋
注、もしくは皮下注射あるいは点滴などによって投与し
うる。化合物(I)は溶液または懸濁液としてアンプル
に封入しておくこともできるが、結晶、粉末、微結晶、
凍結乾燥物としてアンプルまたはバイアル中に保存し、
用時調整して用いるのが好ましい。また1、安定剤を添
加しておいてもよい。
ロピレングリコール水)に溶解または懸濁して静注、筋
注、もしくは皮下注射あるいは点滴などによって投与し
うる。化合物(I)は溶液または懸濁液としてアンプル
に封入しておくこともできるが、結晶、粉末、微結晶、
凍結乾燥物としてアンプルまたはバイアル中に保存し、
用時調整して用いるのが好ましい。また1、安定剤を添
加しておいてもよい。
化合物(I)を成人の腫瘍治療に用いる場合2通常lθ
015g〜j00tI1gノ日用量で/日l〜3回非経
口的に投与する。
015g〜j00tI1gノ日用量で/日l〜3回非経
口的に投与する。
以下に実施例および実験例を示して本発明の態様を明ら
かにする。但し、実施例に示した生成物の構造式は、確
定的なものではなく推定のものである。
かにする。但し、実施例に示した生成物の構造式は、確
定的なものではなく推定のものである。
実施例/
グリコラド−ヒドロキソ(にコージアミノシクロヘキサ
ン)白金(II) 公知化合物であるジヒドロキソCl2−ジアミノシクロ
ヘキサン)白金(U) [Cancer Treat、
Rrporl、sA1.15/9(/977)] 0
乙92 ’J モルを含む30m1の水溶液をグリコ
ール酸!;2”fC069Eリモル)中に加え室温で一
夜放置する。溶媒を30’Cで減圧留去し、残渣を最少
量のメタノールに室温で酵解し約70倍容量のエーテル
を加える。沈澱する標記化合物スの白色粉末状固体をエ
ーテルで洗浄し減圧乾燥する。
ン)白金(II) 公知化合物であるジヒドロキソCl2−ジアミノシクロ
ヘキサン)白金(U) [Cancer Treat、
Rrporl、sA1.15/9(/977)] 0
乙92 ’J モルを含む30m1の水溶液をグリコ
ール酸!;2”fC069Eリモル)中に加え室温で一
夜放置する。溶媒を30’Cで減圧留去し、残渣を最少
量のメタノールに室温で酵解し約70倍容量のエーテル
を加える。沈澱する標記化合物スの白色粉末状固体をエ
ーテルで洗浄し減圧乾燥する。
収量 26θIIg(9f%)
融点 21θ°c (分解)
元素分析(C,H,、N20□ptとして)計算値(係
):C,23,9グiH、IA!;2 iN 、 6.
9f ipt、11tzgl 実測値(チ):C,23,9ざiH,44,4;jiN
、4.ざ2;pt、llt’z乙6 IR:・ゞ″”’ 333θ、3/fO,309θ
(巾広い。
):C,23,9グiH、IA!;2 iN 、 6.
9f ipt、11tzgl 実測値(チ):C,23,9ざiH,44,4;jiN
、4.ざ2;pt、llt’z乙6 IR:・ゞ″”’ 333θ、3/fO,309θ
(巾広い。
rax
−OH,−NH,) 、 7乙10(Coo、 −1’
J[も)ffi−/。
J[も)ffi−/。
実施例2
グルコヘプトナトーヒドロキソ(トランス−1−12−
ジアミノシクロヘキサン)白金(II)OOH 区 /(トランス−1体) 工L グルコヘプトン酸jj/”f(−!、!!2リモル蚤含
む水溶液!;0tttlに化合惣/ 2.’l ’A
i ’Jモルを含む水溶液!;Oyglを加えて、室温
で2時間攪拌する。
ジアミノシクロヘキサン)白金(II)OOH 区 /(トランス−1体) 工L グルコヘプトン酸jj/”f(−!、!!2リモル蚤含
む水溶液!;0tttlに化合惣/ 2.’l ’A
i ’Jモルを含む水溶液!;Oyglを加えて、室温
で2時間攪拌する。
反応液を33°C以下で減圧濃縮し、乙θ°Cに温反を
上げて減圧乾固する。これを水−エタノール混合溶媒に
溶かしエーテルを加えて再結晶を行う。
上げて減圧乾固する。これを水−エタノール混合溶媒に
溶かしエーテルを加えて再結晶を行う。
白色粉末状固体を10txlの水に溶かして減圧濃縮の
したた、6θ°Cで減圧乾固すると、1分子の水を含有
した標記化合物3を得る。
した標記化合物3を得る。
収量 /、2!;f(93チ)
融点 17θ〜/IrO′C(分解)
元素分析(”/3H3oN2010”として)計算値(
%) : C,27’12:H,よ3/;N、1A92
pt、3≠26 実測値(チ): C,2732;H,j、θ2;N、よ
/4iPL、31Aj3 IR2・I’JLI Jol 36oθ〜3θ00
(巾広い、 −OH。
%) : C,27’12:H,よ3/;N、1A92
pt、3≠26 実測値(チ): C,2732;H,j、θ2;N、よ
/4iPL、31Aj3 IR2・I’JLI Jol 36oθ〜3θ00
(巾広い、 −OH。
1aX
−NHユ)、#92(COO,−NHユ)CIR0’H
−NMR(D20溶媒、 TMS ) :δppm /
、弘θ〜3.07 (m 、 /θH) 、 1AO7
〜4467(m、7H)。
−NMR(D20溶媒、 TMS ) :δppm /
、弘θ〜3.07 (m 、 /θH) 、 1AO7
〜4467(m、7H)。
実施例3
アセタトーヒドロキソ(トランス−1−/: 2−ジア
ミノシクロヘキサン)白金(I) / ()ランス−1体) 一ダー 化合蝿ム01li1モルを含む/3mlの水溶液に酢酸
2グダ(θllll上ル)を加えて、室温で3時間攪拌
する。溶媒の水を3θ°Cで減圧留去し。
ミノシクロヘキサン)白金(I) / ()ランス−1体) 一ダー 化合蝿ム01li1モルを含む/3mlの水溶液に酢酸
2グダ(θllll上ル)を加えて、室温で3時間攪拌
する。溶媒の水を3θ°Cで減圧留去し。
残留固体をメタノールの最少量に溶かし約10倍容量の
エーテルを加える。沈澱する標記化合物Tの白色粉末状
固体を集め室温で減圧乾燥する。
エーテルを加える。沈澱する標記化合物Tの白色粉末状
固体を集め室温で減圧乾燥する。
収量 730mg(ざtチ)
融点 /乙θ’C(分解)
元素分析(C,H,、N、0.PCとして)計算値(チ
) : C,2’A9グiH,447/iN、7..2
7iPも、!;063 実測値(チ):c、、2よ62:I−1,≠ざ/;N、
7,1墨pt、4t9ざj IR: v”j0’ 31100.3/90.301.
0 (IIJ広イ。
) : C,2’A9グiH,447/iN、7..2
7iPも、!;063 実測値(チ):c、、2よ62:I−1,≠ざ/;N、
7,1墨pt、4t9ざj IR: v”j0’ 31100.3/90.301.
0 (IIJ広イ。
na x
−OI(、−N)ら)、/jざθ(coo 、 −N)
(,2)α 。
(,2)α 。
’H−NMR(D20溶媒、 TMS ) :δppm
/、30〜3.20(m 、/(7H)。
/、30〜3.20(m 、/(7H)。
λ、110. (s 、 3H)
実施例グ
パントチナトーヒドロキソ(にλ−ジアミノシクロヘキ
サン)白金(II) ユ 化合物/jlliリモルを含む水溶液20m1をJ:l
ミリモルのパントテン酸水溶液20m1中に攪拌下に加
える。反応液を室温で2時間攪拌したのち。
サン)白金(II) ユ 化合物/jlliリモルを含む水溶液20m1をJ:l
ミリモルのパントテン酸水溶液20m1中に攪拌下に加
える。反応液を室温で2時間攪拌したのち。
ロータリーエバポレーターを用いて30°C以下で減圧
留去し、得られる残渣を50°Cで減圧乾燥する。残留
固体をl0txtのエタノールに溶かし、これをλθO
mlのエーテルを攪拌した中へ、徐々に加える。生成す
る白色沈澱を集め、エーテル、11−ヘキサンで順次洗
浄し減圧乾燥すると標記化合物j、2.6fc収率tr
s>を得る。この物質は03〜θ!分子のエタノールを
含有する(’H−NMRによって測定)。脱エタノール
するため水に溶かしたのち加熱減圧乾燥を行うと吸湿性
の白色ないし褐色を帯びた固体と−して標記化合物lが
得られる。
留去し、得られる残渣を50°Cで減圧乾燥する。残留
固体をl0txtのエタノールに溶かし、これをλθO
mlのエーテルを攪拌した中へ、徐々に加える。生成す
る白色沈澱を集め、エーテル、11−ヘキサンで順次洗
浄し減圧乾燥すると標記化合物j、2.6fc収率tr
s>を得る。この物質は03〜θ!分子のエタノールを
含有する(’H−NMRによって測定)。脱エタノール
するため水に溶かしたのち加熱減圧乾燥を行うと吸湿性
の白色ないし褐色を帯びた固体と−して標記化合物lが
得られる。
収量 2.tl(♂ざ俤)
融点 2/j−23θ’C(分解)
元素分析(c、よH,、N30.P tとして)計算値
(チ) : C,33,09,H,!;7’l−、N、
7.72;Pt、33:ざ3 実測値(係):C,33,ググ:H,jt73.N、7
7/;Pt、J44と2 I R: v”j0’ 3600〜3000 (rf
l広L’し、 −()H。
(チ) : C,33,09,H,!;7’l−、N、
7.72;Pt、33:ざ3 実測値(係):C,33,ググ:H,jt73.N、7
7/;Pt、J44と2 I R: v”j0’ 3600〜3000 (rf
l広L’し、 −()H。
ax
−Mち ’) 、 /1.70−/3θ0(COO1−
NH,、−CONH) atr ’。
NH,、−CONH) atr ’。
’)(NMR(D、O溶媒、 TMS ) :δppm
/、 4tO−3,30(m、#7H)。
/、 4tO−3,30(m、#7H)。
/、31(d 、J=j、OHz 、gH)。
2、IICt 、J=&JHz 、、2H)。
3、ざ6〜’A2!;(m 、Q−H)。
IALJ(S、/H)。
実験例1
(試験方法)
マウス白血病L/210の腹水細胞io個をBDF7マ
ウス(各投与群にv〜io匹使用)の腹腔内に移植し、
その翌日に被験薬剤を各投与置版腔内投与する。
ウス(各投与群にv〜io匹使用)の腹腔内に移植し、
その翌日に被験薬剤を各投与置版腔内投与する。
(効果の判定)
各投与群の平均生存日数(a)および無処置対群の平均
生存日数(b)から下式に従って延命率(工LS)を求
める。
生存日数(b)から下式に従って延命率(工LS)を求
める。
(被験薬剤)
(A)グルコヘプトナトーヒドロキソ(トランス−I−
12−ジアミノシクロヘキサン)白金(If) (13)ジクロル(シス−ジアンミン)白金(■)(C
)アコスルファト(トランス−!−42−ジアミノシク
ロヘキサン)白金(■)[米国特許第1Aii5tii
t号に記載の化合物](以下余白) (結 果) 前記の表から明らかなように、マウスが30日以上生存
する発生頻度は本発明の化合物の場合が最も高い。
12−ジアミノシクロヘキサン)白金(If) (13)ジクロル(シス−ジアンミン)白金(■)(C
)アコスルファト(トランス−!−42−ジアミノシク
ロヘキサン)白金(■)[米国特許第1Aii5tii
t号に記載の化合物](以下余白) (結 果) 前記の表から明らかなように、マウスが30日以上生存
する発生頻度は本発明の化合物の場合が最も高い。
実験例2
B−/乙メラノーマに対する抗腫瘍効果(試験方法)
マウスB−#メラノーマ腫瘍細胞lθ7個ヲBDF、マ
ウス(各投与群に6〜/θ匹使用)の腹腔内に移植し、
その翌日に被験薬剤を各投与置版腔内投与する。
ウス(各投与群に6〜/θ匹使用)の腹腔内に移植し、
その翌日に被験薬剤を各投与置版腔内投与する。
(効果の判定)
実験例1と同様に延命率(ILS)を求める。
(被験薬剤)
(A)グルコヘプトナトーヒドロキソ(トランス−1−
12−ジアミノシクロヘキサン)白金(n) (B)ジクロル(シス−ジアミン)白金(n)(以下余
白) (結 果) 上記において、シスプラチンではマウスが60日以上生
存した例がみられなかったのに対し1本発明化合物では
りO″′/ および乙0”/にβ与の時〜 マウスの生存例がみとめられた。
12−ジアミノシクロヘキサン)白金(n) (B)ジクロル(シス−ジアミン)白金(n)(以下余
白) (結 果) 上記において、シスプラチンではマウスが60日以上生
存した例がみられなかったのに対し1本発明化合物では
りO″′/ および乙0”/にβ与の時〜 マウスの生存例がみとめられた。
実験例3
腎毒性
(試験方法)
DS系マウス(雄、3〜6週令)を各投与群に6匹使用
して、無麻酔下で尾静脈より被験薬剤を投与し、そのt
日夜にベンドパルビタール麻酔下で腹部大静脈よりヘパ
リン塗布シリンジで採血する。全血は300θrpmで
75分間室温で遠心し。
して、無麻酔下で尾静脈より被験薬剤を投与し、そのt
日夜にベンドパルビタール麻酔下で腹部大静脈よりヘパ
リン塗布シリンジで採血する。全血は300θrpmで
75分間室温で遠心し。
血漿を分離する。被験薬剤は、使用直前にJ[ブドウ糖
注射液に溶解し、0/ml//θg体重の容量で投与す
る。対照群には同容量の5%ブドウ糖注射液を投与する
。採取した血漿についてコレステロール、クレアチニン
、血漿尿素窒素、および乳酸脱水酵素(LDH)を測定
する。
注射液に溶解し、0/ml//θg体重の容量で投与す
る。対照群には同容量の5%ブドウ糖注射液を投与する
。採取した血漿についてコレステロール、クレアチニン
、血漿尿素窒素、および乳酸脱水酵素(LDH)を測定
する。
(被験薬剤)
(A)グルコヘプトナトーヒドロキソ(トランス−1−
12−ジアミノシクロヘキサン)白金(II) (B)ジクロル(シス−ジアンミン)白金(II)(以
下余白) 前記性においてPはプロパビリティ(Proba −b
ility)の略であり有意差を表わす。
12−ジアミノシクロヘキサン)白金(II) (B)ジクロル(シス−ジアンミン)白金(II)(以
下余白) 前記性においてPはプロパビリティ(Proba −b
ility)の略であり有意差を表わす。
上記結果より、シスプラチンは腎機能へノ影響および全
身への作用は著明であるが9本発明の化合物はほとんど
影響を与えない。
身への作用は著明であるが9本発明の化合物はほとんど
影響を与えない。
特許出願人 塩野義製薬株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式: [式中、Rは−(CmH2mO,、)−OH(CnHJ
n−2on−/)−OH1もしくはC7〜C−低級アル
キル を示すか、または RCOOはカルボキシル基を有する水溶性ビタミン類の
残基を示す。 (mは1〜乙の整数、およびnはグ 〜jの整数を示す。) また、12−ジアミノシクロヘキサンの立体配位はシス
、トランス−d−、もしくはトランス−1−を示すもの
とする。]で示される。新規t2−シクロヘキサンジア
ミン白金錯体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP814382A JPS58124797A (ja) | 1982-01-20 | 1982-01-20 | 新規1,2−シクロヘキサンジアミン白金錯体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP814382A JPS58124797A (ja) | 1982-01-20 | 1982-01-20 | 新規1,2−シクロヘキサンジアミン白金錯体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58124797A true JPS58124797A (ja) | 1983-07-25 |
Family
ID=11685077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP814382A Pending JPS58124797A (ja) | 1982-01-20 | 1982-01-20 | 新規1,2−シクロヘキサンジアミン白金錯体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58124797A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4562275A (en) * | 1984-03-23 | 1985-12-31 | Bristol-Myers Co. | Antitumor platinum complexes |
CN110218230A (zh) * | 2018-03-02 | 2019-09-10 | 天津谷堆生物医药科技有限公司 | 维生素c偶联铂配合物、其中间体、其制备方法、药物组合物及用途 |
WO2024049306A1 (en) * | 2022-08-31 | 2024-03-07 | Lopez Gonzalez Ricardo | Chemical conjugates, compositions, and methods of preparation and use thereof |
-
1982
- 1982-01-20 JP JP814382A patent/JPS58124797A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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