JPS59190535A - 空気ばね - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は空気ばね詳しくは空気ばね不体並ひにその荷重
板への固定手段に創意をこらした空気ばねに関するもの
である。

（先行技術とその問題点） 在来の空気ばね本体の構造は第１図に示すように空気内
圧により本体にかかる張力を受は持つ補強用コード（７
）と気密性、耐候性等を受は持つ内外層ゴムシート（８
）との積層構造になっており、主な製造工程は次のよう
な複雑なものである。

１）内外層ゴム練り後シート出し、２）内層ゴムシート
の内型への貼付け、６）補強用コードの接着処理、４）
補強用コードの貼付け、５）外層ゴｌ、シートの貼付け
、６）加硫 捷だ製品として使用した場合、補強用コード（７）が空
気ばねの引張、圧縮に伴ない第２図のようにずれが起こ
る（引張の際は図（ａ）から図（１））へ、圧縮の際は
図（ａ）から図（Ｃ）へずれる）。

即ち」−記にあっては下記のような問題点がある。

１）製造工程が繁雑であるためコスト高である。

２）補強用コードの目ずれ、ゴムとの接着不良等が起こ
りやすいため製品不良が起こりやすい。

３）補強用コードのずれ変形による応力集中、発熱−老
化等によりゴムと補強用コードとの剥離、コード破壊な
どが起こるため製品寿命が短い。

そこで本発明者はこれら問題点を解消するため先に新し
い型の空気ばね即ち空気ばね本体がコードビードを有せ
ずエラストマーだけから作られるものを開発した。

処でこのようなコード、ビードを有しないかつエラスト
マーだけから作られる空気ばね本体（′ｌ）も荷重板に
取付は使用されるわけであるが、その荷重板への取付け
は、在来の補強用コードを持つ空気ばね本体（１′）の
固定金具（２′）による荷重板（３′）への取付けか第
３図に示すようなものであることから（なお第６図中（
４′）はビード−ツイヤ、（５′）はボルトである）、
第４図に示すような同様な手段が考えられる。即ち空気
ばね本体（１）が固定金具から逸脱することを防ぐため
に補強材（４）を入れる構造である。

しかしこの手段は次に述べる欠点がありうまくいかない
。即ちコード、ビードを有しない空気はねではエラスト
マーをモールドに注型して製造するため補強材（４）を
第４図のような位置に入れることは技術的に非常に困難
（注型前に補強材（４）を第４図の位置に保つことが困
難）である。すなわち補強材の位置がずれやすい。従っ
て固定金具からの逸脱、気密もれが起こる。

（発明の構成） 上記に鑑み本発明はこのような問題点を解消するため開
発されたものである。以下例示図面たる第５図に就いて
本発明の詳細な説明する。

本発明は空気はね本体がコード、ビードを有しない、か
つエラストマーだけから作られる空気はねにおける空気
はね本体の荷重板への固定部分の構造および材料を特徴
とする。

構造は空気ばねの圧縮、引張に対する気密性を考慮した
ものである。即ち第５図に示すように空気はね本体（１
）の固定端部（１１）に環状に凸部（１２）　（たとえ
ば０．５〜５Ｒの半球）および荷重板（３）に凸部（ｉ
２）に嵌合する四部（３２）を環状に設け、気密性を保
持するものである。なお取付方法は固定端部を有する空
気はね本体（１）を固定金具（２）に嵌合し、しかる後
に固定金具（２）と荷重板（３）とを固定端部の凸部（
１２）と荷重板の凹部（３２）とが嵌合するようにボル
ト（５）等にて固定する。

１だ材料は空気ばねに加わる外力の大小により空気ばね
本体よ同一のエラストマーもしくはよりｉ、□」モンユ
ラスのエラストマーヲ用いる。

す、」−によりコード、ビードを有せずエラストマーだ
けからなる空気ばね本体が荷重板に固定金具で気密に取
り付けられる。

（発明の効果） 以」二本発明を説明したか、それは下記のような効果を
有している。

■■補強用コードが不用であるためコードの接着処理、
貼合せ等の工程が不用、 ＠従来の製造工程と異なり工程が非常に簡単、Ｏ液状材
料を取り扱うことがらモールドが安価である。

従ってコストダウンが可能となる。

■■補強用コードの目ずれ、ゴムとの接着不良等がない
、 Ｏ内外層コム、補強用コードの貼合ぜにおける接着不良
が起こらない。

従って製品の品質が安定する。

■補強用コードのずれが起こらないためゴムと補強用コ
ードとの剥離、コード破壊などが起こらない。

従って製品寿命が長い。

■空気はね本体の固定端部に凸部を、荷重板に凹部を設
は嵌め合せの構造としているため気密性が得られもれが
ない。

■固定端部を空気ばね本体き同一もしくはより高モジュ
ラスのエラストマーを用いているため補強材が不要であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の空気ばね本体の断面図、第２図は第１図
に於ける補強コードの通常時の状態（図（ａ））と引張
り時の状態（図（ｂ））と圧縮時の状態（図（Ｃ））を
示す図、第３図は従来の空気ばねに於ける空気はね本体
の荷重板への固定部分の断面図、′ｆＪ４図はコード、
ビードを有しないかつエラストマーだけからなる空気ば
ね本体の荷重板への固定手段として考えるものの断面図
、第５図は本発明の空気ばねの断面図を夫々５例示して
いる。 （１）、（１’）・・・空気ばね本体、（２）、（２′
）　　固定金具、（３）、（３’）・・・荷重板、（４
）・・・補強材、（４′）・・・ビードワイヤー、（５
）、（５’）・・ポルｌ−１（７）・・・補強用コード
、（８）・・・ゴムシート、 （１１）・・・空気はね本体の端部、 （１２）・・・端部の凸部、（３２）・・・荷重板の四
部代理人　弁理士　　吉　竹　晶　司 第１図 オ　２　図 （ａ） （ｂ）　　　　（Ｃ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）空気ばね本体は、コード、ビードを有せず、エラ
   ストマーだけから作られ且つその固定端部には気密性保
   持のため空気ばね本体と同一のエラストマーもしくはよ
   り高モジュラスのエラストマーよりなる凸部を備え、他
   方荷重板には上記凸部かはする凹部を備え、」−記凸部
   を凹部にはめ合わせた状態に空気はね本体を荷重板に固
   定金具で固定してなることを特徴とする空気ばね。