JPS59190059A

JPS59190059A - 自動車の後部車体構造

Info

Publication number: JPS59190059A
Application number: JP6296483A
Authority: JP
Inventors: Kenji Numazaki; 沼崎　憲司
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 1983-04-12
Filing date: 1983-04-12
Publication date: 1984-10-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、自動車のリアフロアパネル、リアパネルア
ッパおよびロア、さらにリアバンパー等からなる後部車
体構造の改良に関するものである。

従来、この種の後部車体構造としては、例えば第１図お
よび第２図に示すようなものがあり、実質的に同一の構
造のものとして実開昭５５−１０１６旧号公報がある。

すなわち、図中符号１はリアフロアパネル、２はリアパ
ネルアッパ、３はリアパネルロアで、これらパネル１．
．２．３の各フランジ部１ａ、　２ａ、　３ａが車外へ
突出してリアフロアパネル１の−・膜面部１ｂと同じ高
さでスポット溶接にて接合されている。そして、リアフ
ロアパネル１の下面側に接合されているリアサイドメン
バ４に、パンパスティ５が後方に向って取り付けられ、
前述フランジ部１ａ、　２ａ、　３ａの下側近傍で車外
へ突出している。このパンパスティ５にリアバンパー６
が装着され、このリアバンパー６とリアパネルアッパ２
との隙間Ｃを覆い隠すためにサイドシールドアがリアパ
ネルアッパ２にポル１−８・ナツト９（７；で取り付け
られている。

しかしながら、このような従来の後部車体構造にあって
は、適当な地上高に配設されているリアバンパー６がフ
ランジ部１ａ、　２ａ、　３ａを覆うような位置関係と
なっており、パンパスティ５とフランジ部１ａ、　２ａ
、　３ａとが近くに位置することとなり、パンパスティ
５はフランジ部１ａ、　２ａ、　３ａと干渉しないよう
に、−に方へかなり曲げられた形状どなっている。よっ
て、後方からの人力ｐ＝　ｔＪしてパンパスティ５の強
度をかなり大きなものに形成しなければならすステイ５
が大型化するという問題がある。またサイドシール１−
７をリアパネル７ツバ２に取すイ」けて隙間Ｃを隠して
いるため、ポル１−８やクリップ等の孔をリアパネルア
ッパ２に開設する必要があり、この孔から市内へ水が漏
れたり、サビが発生したりする虞ＪＬがあるとともに、
ポル１−８・ナラ１〜９等の部品を必要とし部品点数の
増加を招くという問題もある。

この発明は、かかる従来の実状に鑑Ｊ、でなされたもの
で、パンパスティを大型化することなく後方からの入力
に対する強度を確保てきるようにするとともに、パネル
に孔あけ等をすることなく、水漏れやサビの発生を防止
し、あわせてサイ１ヘシールド装着用のポル１−等の部
品点数の削減を図った後部車体構造を提供することを［
」的どするものである。

かかるＩ−Ｉ的達成のため、この発明の後部車体構造は
、リアフロアパネルの後端部またはリアパネルロアの−
１一端部の少なくとも一方と、リアパネルアッパの１で
端部とに車外／＼突出して接合されるフランジ部を、こ
のリアフロアパネルの一般面部より高い位置に形成する
−・方、リアフロアパネル−膜面部下面側に配設されて
いるリアサイドメンバにパンパスティを取り付け、この
パンパスティにリアバンパーをフランジ部の１Ｚ方に位
置するように取り（ｉｌけたことを要旨としている。

以下、この発明を図面に示す各実施例に基づいて説明す
る。

第３図はこの発明の第１実施例を示す図である。

まず構成を説明すると、図中符号１１はリアフロアパネ
ルで、後端部が立ち上−）で−膜面部１１ａよりかなり
高い位置に車体後方へ突出するフランジ部１１ｂか形成
されている。このリアフロアパネル１１の立ち上り部１
１（：に、リアパネルロア１３の−１一端部１３ａがス
ポッｌ−溶接等によって接合さ九ている。

一方、リアパネルアッパ１２の下端部には、従来よ一３
＝りかなり高い位置で車体後方ｔ・突出するフランジ部１
２ａが形成さ扛ており、このフランジ部１２ａとリアフ
ロアパネル１１のフランジ部１１１Ｉとがスボソトン宿
接等によって接合されている。そして、リアフロアパネ
ル１１の一般面部１．１ａ下面側に配設されているリア
サイドメンバ１４に所定の強度に形成されたパンパステ
ィ１５がボルト２０等によって略水平に、車外へ突出し
た状態で固定されている。このパンパスティ１５に樹脂
製のリアバンパー１６がポルト２トナット２２によって
装着され、このリアバンパー１６が前述フランジ部］１
．ｂ、　１２ａの下側に位置し、隙間Ｃがフランジ部１
１ｂ、　］２ａで覆い隠されている。

かかる構成よりなる後部車体構造の作用について説明す
ると、フランジ部１１１−＋、　１２ａがリアフロアパ
ネル１１の一般面部］］、ａよりかなり」一方に位置し
ているので、−膜面部１．１ａの下方に位置するパンパ
スティ１５とフランジ部１１ｂ、　１２ａとの干渉を心
配する必要がないため、パンパスティ］５をあまり大型
化しなくても車両後方からの入力に対し、リアバンパー
】６をしっかりと支持することができる。

４− また、隙間Ｃをフランジ部１１ｂ、　１．２ａで覆うこ
とにより、このフランジ部］］ｂ、　＋２ａが従来のサ
イ１〜シールド７としての機能を兼備させることができ
、従来のようなサイドシールドアを装着する必要がなく
なる。従って、リアパネルアッパ１２にはボルト孔が開
設されていないため、水漏れやサビの発生等の心配はな
い。なお、図中２点鎖線で示すように、フランジ部１１
ｂ、　１２ａにモールディング２３を嵌装させることも
できる。この場合でも勿論、ポル１〜孔等はないため、
水漏れやサビの発生等の心配もない。このように、モー
ルティング２３を取り付けた場合でも、イ」けない場合
でも従来のサイトシールド取付用のボルト８・ナノ１−
９等を必要とせず、部品点数の削減が図られることとな
り、また装着の手間も掛からなくなる。特にモールディ
ング２３を装着しない場合には、より部品点数の削減が
図られることとなる。

第４図はこの発明の第２実施例を示す図である。

この実施例は、リアフロアパネル３】に第１実施例のよ
うなフランジ部］、］、ｂが形成されておらず、リアパ
ネルロア３３に形成されている。すなわち、リアパネル
ロア３３の一］二端部は、リアフロアパネル３１の一般
面部３］ａよりかなり１・方まで延長され、Ｉ一端位置
に車体後方へ突出するフランジ部３３ａが形成されてい
る。このリアパネルロア３３の鉛直面部３３ｂに、リア
フロアパネル３１の立ち−１−り部３］ｃかスポラ１〜
溶接等によって接合されている。一方。

リアパネルアッパ３２の下端部には、第１実施例と同様
にフランジ部３２ａか車体後方へ突出して形成され、こ
のフランジ部３２ａとリアパネルロア３３のフランジ部
３３ａとがスポラ１〜溶接等によって探信されている。

他の構成および作用は第１実施例と同様であるので説明
を省略する。

なお、この発明のフランジ部は、−１−２各実施例では
、リアパネルアッパと、リアフロアパネルおよびリアパ
ネルロアのどちらか一方とに形成したが、全部に形成す
ることも勿論できる。

以上説明してきたように、この発明によれば、パンパス
ティを大型化しなくても十分な強度を確保でき、また、
サイトシールド装着用の孔を開設することがないため、
水漏れやサビの発生等を防雨でき、あわせてサイ１−シ
ールド装着用のポル１−宿−の部品削減を図ることがで
きる、という実用」二有益な効果を発揮する。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動車の斜視図、第２図は従来の後部車体構造
を示す第１図１１−１１線に沿う断面図、第３図および
第４図はそれぞれこの発明の第１実施例および第２実施
例を示す第２図と同様な断面図である。１１．３］・リアフロアパネル、Ｉｌａ、３１ａ−＝般
面部、１１ｂ・・・フランジ部、１２．３２・・・リア
パネルアッパ、１２ａ、３２ａ・フランジ部、１．３．
３３・・リアパネルロア、３３ａ・・フランジ部、１４
・・・リアサイドメンバ、１５・・・パンパスティ、１
６・・リアバンパー。７− 第２図８− 第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

リアフロアパネルの後端部またはリアパネルロアの１一
端部の少なくとも一方と、リアパネルアッパの下端部と
に車外へ突出して接合されるフランジ部を、前記リアフ
ロアパネルの一般面部より高い位置に形成する一方、該
リアフロアバネルー膜面部下面側に配設されているリア
サイドメンバにパンパスティを取り付け、該パンパステ
ィにリアバンパーを前記フランジ部の下方に位置するよ
うに取り付けたことを特徴とする自動車の後部車体構造
。