JPS59190012A - タイヤチエ−ン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 記載のタイヤチェーン、特にタイヤ滑り防止用チェーン
に関する。

この種の公知のタイヤチェーンでは、閉鎖部材はフック
によって形成され、閉鎖部を閉じるために該フックに環
状部材として形成される対向閉鎖部材が掛止される。チ
ェーンをタイヤ」二に取付ける際には閉鎖部は最初間い
ている。タイヤチェーンがタイヤ上に正しく取付けられ
るに及んではじめて、閉鎖部が内側部分にて閉じられる
。閉鎖部がタイヤの後方にあるため、閉鎖部を閉じる際
には閉鎖部は見えず、従ってタイヤチェーンの取付けが
困難である。

本発明の課題は、この種のタイヤチェーンを次のように
形成すること、即ちタイヤの後方にあり開閉時に見えな
い閉鎖部を難なく開閉させることができ、且つ簡単に取
付は可能であるにもかかわらず閉鎖部がひとりでに開か
ないように形成することである。

」１記の課題は、本発明によれば特許請求の範囲第１項
の特徴部分によって解決される。

本発明によるタイヤチェーンでは、挿入口が対向する対
向閉鎖部材方向へ開口しているため、閉鎖部を非常に簡
単に開くことができる。それによって、内側部分を閉じ
る際に対向閉鎖部材は強制的に挿入口へはいる。従って
、閉鎖過程で閉鎖部材が見える必要はない。対向閉鎖部
材は、挿入口によって案内された後、該対向閉鎖部材の
挿入方向に対して横に配置されている案内部分へ達する
。

対向閉鎖部材は、案内部分で転向し、掛止穴へ案内され
る。案内部分から掛止穴或は挿入口への移行部にある１
呆持要素は次のように形成され、即ち対向閉鎖部材が掛
止穴へ簡単に掛合し、一方閉鎖部材から不慮に係脱する
ことができないように形成されている。案内部分が対向
閉鎖部材の挿入方向に対して横に位置しているため、閉
鎖部が不慮に開かないように付加的な保持性がＪうえら
れている。例えば保持要素が損傷した場合、案内部分は
、州土された対向閉鎖部材が閉鎖部材からすべり出ない
ように作用する。即ち、タイヤチェーンの取付けの間対
向閉鎖部材は、掛止穴から挿入口へ達するような運動は
せず、同時にタイヤチェーンは引張られ、従って両閉鎖
部材はある種の引張り状態にある。対向閉鎖部材が掛合
係脱時に転向するにもかかわらず、該対向閉鎖部材が案
内部分にて強制的に案内されるため、閉鎖部を簡単に開
閉させることができ、その結果開閉過程時に閉鎖部が見
えなくとも、対向閉鎖部材を挿入、掛止のために確実に
動かすことができる。

本発明の他の特徴は他の特許請求の範囲、以下の説明、
図面から明らかになる。

次に、本発明を図面に図示したいくつかの実施例に関し
詳細に説明する。

タイヤチェーンは、滑り止めチェーンとして形成され、
内側部分１を有する。内側部分１は、走行部分２を介し
て外側部分３と結合されている。

内側部分１は、特にばね弾性的な取付は用湾曲体４によ
って形成される。取付は用湾曲体４は、はぼ３６０°の
角度にわたって延び、その端部に閉鎖部材５と対向閉鎖
部材６とを有する。閉鎖部材５と対向閉鎖部材６は、閉
鎖部７を形成している。

閉鎖部７は、タイヤチェーンをタイヤ上に取付ける際に
開かれ、取付は後閉じられる。走行部分２は、走行方向
に対して横に位置する鋼索８によって形成される。鋼索
８は、周方向に延びる軌跡部材９によって互いに結合さ
れている。鋼索８と軌跡部材９は、この実施例では同一
の、環状の鎖環から１茂り、−万能の鎖環から、特に棒
部材や環状部材から成ることもできる。さらに走行部分
２ば、第１図に図示されているものとは異なる構成を有
することもできる。

鋼索によって形成される外側部分３は、鋼索の一端に転
向要素１０を有する。この転向要素１０によって締付は
索１１が案内される。転向要素１０には、１つの鋼索８
の一端が固定されている。外側部分３を形成する鋼索と
、鋼索８と、走行部分２の軌跡部材９とは、この実施例
ではそれぞれ同一の鎖環から成る。転向要素１０は、か
ぎ穴状の通し穴１２を備える。この通し穴１２に締付は
索１１が通される。締付は索１１は、外側部分３の鎖環
よりも小さな鎖環より成る鋼索から構成され、そして外
側部分３の、転向要素１０に対向する端部１３に固定さ
れている。外側部分３の末端の鎖環によって形成される
この端部１３には、走行部分２の末端の鎖環８も固定さ
れている。

タイヤチェーンをタイヤ上に取付けるためには、閉鎖部
７を開き、外側部分３がその締付は状態に比べて拡開さ
れるまで締付は索１１を転向要素１゜を通して後方へ引
張る。次に、ばね弾性的に形成される取付は用湾曲体４
を弾性的に拡開し、タイヤの外側からタイヤ」−へかぶ
せる。取付は用湾曲体４がタイヤの後方にきたときにそ
れを放すと、該取付は用湾曲体４ばその固有弾ｉ生によ
りその出発状態へ弾性的に戻される。次に、取付は用湾
曲体４をタイヤの外側から弾性的に押し縮めると、それ
に」：って閉鎖部イシ５とＺｊ向開閉鎖部材６矢印方向
１４と１５に動き、その際以下に述べるように、対向閉
鎖部材６が自動的に閉鎖部材５に側合する。この閉鎖過
程では、内側部分１がばね弾性的な取付は用湾曲体４に
よって形成されていることが有利にはたらく。取付は用
湾曲体４の固有側さにより、そして閉鎖部７の両開鎖部
材５，６がタイヤの側面に沿って強制的に滑動するため
、両部材５．６をタイヤの外側から簡便に掛合させるこ
とができる。取付は用湾曲体４が環状に形成されている
ため、該数例は用湾曲体４を押し縮めることにより、閉
鎖部７け自動的に閉じられ、従ってタイヤチェーンの利
用者は閉鎖部７を確認する必要はない。

閉鎖部７を内側にて閉鎖した後、締付は索１１を引き締
める。その際締イ」け索１１は、外側部分３が必要な締
付けを得るまで転向要素１０にて滑動する。次に、締付
は索１１をさらに引き締めると、締付は索１１の鎖環の
１つが通し穴１２の幅狭部分に達する。それによって、
締付は索１１の転向要素１０に対する相対移動が阻市さ
れ、該締付は索１１を外側部分３のなかへ容易に通すこ
とができる。締付は索１１が転向要素１０にて固定され
るため、該締伺は索１１はそれを外側部分３のなかへ通
す際スリップして戻ることはなく、従って外側部分の締
付けはゆる捷ない。特に、締付は索１１を外側部分３の
なかへ通す間、使用者は締付は索１１を常にしっかりと
保持している必要はなく、従ってタイヤチェーンの取付
けが著しく容易に々る。

第２図と第３図に示すように、閉鎖部材５は平面的に形
成され、はぼＵ字形の形状を有し、そして互いに平行な
アーム１６と１７を具備する。アーム１６と１７は、こ
れらのアームに対して直角に位置するウェブ１８によっ
て互いに結合されている。ウェブ１８には、その背面に
固定ピン１９が設けられ、該固定ビン１９上に締付はブ
シュ２゜が固定されている。さらに締付はブシュ２ｏは
、取付は用湾曲体４のばね鋼部分２２の自由端２１に取
付けられている。アーム１６．１７の互いに離隔した外
面２３．２４とウェブ１８の外面２５とは、平坦に形成
され、互いに円弧状に移行する。

アーム１７の自由端２６は、斜めに内側へ対向アーム１
６方向へ延びる。アーム１７の外面２４は、自由端２６
の外面２７へ円弧状に移行する。外面２７は外面２４と
鋭角を成し、特に約４５°の鋭角を成し、該外面２７け
まっすぐに形成されている。

自由端２６の端面２８は、＠２図の側面図ではほぼ半円
形に曲がっており、外面２７を自由端２６の対向する内
面２９と結合させている。内面２９け、外面２７に対し
てほぼ平行に延びる。捷た内面２９は、外面２７のほぼ
半分の長さにすぎず、外面２４に対して平行に延びるア
ーム１７の内面３０へ円弧状に移行する。内面３０は、
内面２９と鋭角を成し、ウェブ１８の内面３１へ円弧状
に移行する。従って内面３１け、ウェブ１８がアーム１
７からアーム１６方向へ拡がるごとくに、ウェブ１８の
外面２５と鋭角を成している。内面３１は、その長さ全
体にわたって連続的に湾曲しており、そしてアーム自由
端２６の端部２８上方の領域にてアーム１６の内面３２
へ円弧状に移行する。

内面３２は、対向するアーム１７の方向へ外側へ次のよ
うに湾曲し、即ちアーム１６がほぼその半分の長さ位置
にて最大幅を有し、且つ該アームがその端部３３方向へ
並びにウェブ１８方向へ幅がしだいに狭くなっていくよ
うに湾曲している。さらに内面３２け、端部３３方向へ
外面２３と鋭角を成すように延び、そして丸味をおびた
端而３３を経て外面２３へ移行する。

アーム１７の自由端２６とアーム１６の対向する部分と
は、対向閉鎖部材６の挿入口３４を形成する。この挿入
口３４は、ウェブ１８方向へ狭く々っている。挿入口３
４は、アーム端２６の外面２７とアーム１６の内面３２
が成す開口部である。

この挿入口３４が対向閉鎖部材６の差し込み方向１５（
第１図）へしだいに狭くなっていくように形成されてい
るため、対向閉鎖部材６を閉鎖部材５内へ非常に容易に
挿入させることができる。まっすぐな面２７と３２は、
対向閉鎖部材６の挿入時に案内面として用いることがで
きる。アーム端２６の端部２８ば、はぼアーム１６の最
大幅の高さにあシ、従ってこの位置では、挿入口３４は
対向閉鎖部材６の厚さ３５よシもわずかに大きな最小幅
を有Ｌ７ている。挿入口３４は、ウェブ１８の内面３１
が成し差し込み方向１５に対してほぼ直角に延びる案内
部分３６へ移行する。この案内部分３６は、挿入口３４
を掛止穴３７と結合させる。

該掛止穴３７は、アーム１７と自由端２６が成す穴であ
る。閉鎖位置では、対向閉鎖部材６はこの用止穴３７内
にある。この場合自由端２６は、環状に形成され環状穴
３８に自由端２６が係入する対向閉鎖部材６のための州
土用フックとして用いられる。自由端２６が斜めに延び
ているため、対向閉鎖部材６の不慮の係脱が阻１トされ
ている。

閉鎖部７を閉じると、まず対向閉鎖部材６が挿入口３４
へ達する。内面３２と外面２７を案内面として用いるた
め、対向閉鎖部材６は、挿入口３４の中心に正確に達し
ない場合でも、案内部分３６方向へ滑動する。さらに挿
入すると、対向閉鎖部材６は案内部分３６内へ達し、そ
して内面３１に沿って掛止穴３７方向へ向きを変える。

内面３１から内面３０への移行が円弧状であるため、対
向閉鎖部材６け簡単に掛止穴３７へ達することができる
。閉鎖部７を閉じるために、対向閉鎖部材６の運動方向
は、該対向閉鎖部材６が掛止穴内に達する捷でに２度変
えられる。対向閉鎖部材６を閉鎖部材５から係脱する場
合には、対向閉鎖部材の上記の運動は逆方向に行なわれ
る必要がある。しかしながら、タイヤチェーンの取付は
中には対向閉鎖部材６ばこの逆方向の運動を行なわない
。なぜなら、タイヤチェーンの内側部分１が締付は状態
にあシ、その結果対向閉鎖部材６は引張られながら閉鎖
部材５のアーム１７のフック状の端部２６に接合するか
らである。従って、閉鎖部が不慮に開くことはない。こ
れは、保持要素３９が設けられ、該保持要素３９が対向
閉鎖部材６の容易な係脱を阻Ｉ］二していることによっ
ても保証される。この保持要素３９はリングとして形成
され、ウェブ１８への移行部でアーム１６と周囲にて係
合する。

保持要素３９は、案内部分３６から挿入口３４への移行
部に位置する。従って、アーム端部２６の端部２８と１
呆持要素３９の間に通過部４０が形成され、該通過部４
０の幅は、対向閉鎖部材６の厚さ３５よシもわずかに大
きい。従って、対向閉鎖部材６は該対向閉鎖部材６が閉
鎖部材５に対して正確に方向づけられている場合にのみ
該通過部４０を通りぬけることができる。対向閉鎖部材
６が閉鎖部材５に対して斜めに位置すると、対向閉鎖部
材６は保持要素３９が片側に成す通過部４０を通ること
はできない。従ってこの保持要素３９により、対向閉鎖
部材６の種々の運動方向との組合わせに於て、使用者が
望む場合にのみ閉鎖部７が開くように保証されている。

閉鎖部材５は平坦に形成され、そして互いに平行な平ら
な外面４１と４２を有している（第３図）。閉鎖部材５
は、押抜き部品として簡卆につくることができる。挿入
口３４と案内部分３６と掛止穴３７は閉鎖部材を貫通し
、従ってタイヤチェーンの取付は時にこの部分に塵埃、
氷等が固着することはなく、タイヤチェーンを雪中にて
取付ける場合にでも、いつでも閉鎖部を閉じたり開いた
シすることができる。

対向閉鎖部材６も同様に平坦に形成され、互いに平行な
平らな外面４３と４４を有する（第４図）。対向閉鎖部
材６はフレーム状に形成されており、その１つの幅狭側
に延長部４５を具備する。

延長部４５は締付はスリーブ４６に差し込まれ、該締付
はスリーブ４６にはばね鋼部分２２の他の自由端４７が
差し込１れでいる。対向閉鎖部材６も同様に押抜き部品
としてつくることができる。

対向閉鎖部材６は、閉（肖部椙５側に特にカム状の２つ
の案内片４８と４９を具備する。これらの案内片４８と
４９は、対向閉鎖部材６の互いに平行に位置するアーム
５０．５１の延長部として形成されている。案内片４８
と４９の互いに相対する側面５２と５３は、環状穴３８
方向へ収斂し、アーム５０，５］に対して垂直に延びる
平らな側面５４によって互いに結合されている。案内片
４８と４９は、対向閉鎖部材６を閉鎖部材５に掛合させ
る場合の測面案内部として用いられる。斜面５２゜５３
は、対向閉鎖部材６が閉鎖部材５の中心に正確にｈち来
たされない場合で４、対向閉鎖部材６を閉鎖部材５に確
実に掛止させることができるよう保証している。

転向要素１０は円形板として形成され（第６図）、縁領
域に、外側部分３の端部鎖環５７と走行部分鋼索８の端
部鎖環５８とを接続させるための２つの穴５５と５６を
有している（第１図と第６図）。従って転向要素１０け
、締付は索１１を転向させるために用いられるばかりで
なく、走行部分２の一端の鋼索８及び外側部分３の一端
の鋼索とを係合させるためにも用いられる。それによっ
て、付加的な接続部品を必要としない。鍵穴状の通し穴
１２は、締付は索１１がよｐ大きな穴部分を簡牟に通り
抜けることができ且つより狭い穴部分肉でロックされる
ことができるように形成されている。第７図に示すよう
に、ロック位置では、締倒は索１１の１つの鎖環５９が
幅狭大部分のなかにあり、隣接する鎖環６０と６１によ
ってこの穴部分のなかで１呆持される。

第８図ないし第１２図の実施例では、閉鎖部材は第１図
ないし第３図の前記実施例の場合と同様に形成されてい
る。しかし、第８図ないし第１２図の実施例では、それ
ぞれ１呆持要素が別様に形成されている。

第８図の閉鎖部１１’　５　ａでは、アーム１６ａの内
面３２ａは平らである。ところで、閉鎖部材５ａは第１
図々いし第３図の実施例のい合と同様に形成されている
。アーム１６ａの自由端６２には、［呆持要素３９ａが
旋回可能に装着されている。保持要素３９ａはＵ字形に
形成され、その両アーム６３は（第８図では１つのアー
ムだけが見える）アーム１６ａと両側にて保合する。保
持要素３９ａは、アーム１６．］の自由端６２に固定さ
れている横ピン６４に座着している。さらに横ピン６４
にはレッグスプリング６５が座着している。レッグスプ
リング６５は、保持要素のウェブ６６に保合し、１呆持
要素を第８図に図示したその閉鎖位置へ付勢する。ウェ
ブ６６は、この閉鎖位置ではアーム１７ａの自由端２６
ａの端面２８ａ上に載置されている。レッグスプリング
６５は、保持要素３９ａの両アーム６３の間に保護され
るように位置している。アーム６３は、閉鎖部材５ａの
ウェブ１８ａｉで延び、従ってアームの端部はウェブ１
８ａの両側にある。保持要素３９ａのウェブ６６は、ア
ーム端部２６ａの端面２８ａをわずかに越えて延び、そ
の結果ウェブ１８ａ方向に突出するアーム端部は互いに
結合していない。従って、ウェブ６６が閉鎖部材アーム
１６８の内面３２ａにぶつかるまで保持要素３９ａを横
ピン６４のまわりにレッグスプリング６５の力に抗して
上方へ旋回させることができる。保持要素３９ａの開口
位置にて対向閉鎖部材６のだめの十分な通過横断面を確
保するために、ウェブ６６に接続するアーム６３は面取
りされた下部縁部分６７を具備する。この下部縁部分６
７は、１呆持要素の開口位置にてアーム１６ａの横の領
域に位置するように形成されている。

保持要素３９ａのアーム６３は、横ピン６４のウェブ１
８ａとは逆の側を越えて突出し、取手部６８を形成して
いる。この取手部６８を用いて保持要素を手でその開口
位置へ旋回させることができる。ウェブ６６は、自由端
２６ａから斜めに上方へ向けられ、それによって対向閉
鎖部材６のための案内面を形成している。ウェブ６６は
、対向閉鎖部材６を挿入口３４８方向へ案内し、その結
果閉鎖部の確実な閉鎖が保証されている。挿入口３４ａ
は、該挿入口に対して直角に延びる案内部分３６ａを介
して掛止穴３７ａと結合されている。

掛止穴３７ａは、第１図ないし第３図の州ＩＪ−穴と同
一に形成されている。ウェブ１８ａの内面３１ａは、ま
っすぐに且つ閉鎖部材５ａのアーム１６ａ、１７ａに対
して垂直に延び、案内部分３６ａを我している。第８図
の閉鎖位置では、引止穴３７ａは保持要素３９ａによっ
て完全に閉塞され、その結果州土された対向閉鎖部材を
しっかりと保持することができる。

第９図の実施例では、閉鎖部材５ｂは第８図の実施例の
場合と同一に形成されている。保持要素３９ｂは同様に
Ｕ字形に形成され、２つのアーム６３１〕を有する。こ
れらのアーム６３ｂは、ウェブ６６ｂによって互いに結
合されている。保持要素３９１）は、アーム１６ｂの自
由端６２ｂにある横ピン６４１）に旋回可能に支承され
ている。アーム６３１）は、レッグスプリング６５ｂを
取り囲んでいる。レッグスプリング６５ｂは、ウェブ６
６１〕に並びにアーム１６ｂの内面３２ｂに支持され、
保持要素を第９図に図示した閉塞位置方向へ付勢する。

前述の実施例とは逆に、［呆Ｈｒ要素３９ｂはその一端
にて閉鎖部材５ｂと枢着的に結合されている。それによ
って、１呆持要素３９ｂは閉鎖部伺のウェブ１８１）を
越えて突出し、取手部６８１）を形成している。ウェブ
６６１）の長さは、核ウェブ６６ｂを閉鎖位置でアーム
端部２６ｂの端面２８ｂ上に載置することができる程度
のものにすぎない。それによって、保持要素３９１）の
両アーム６３ｂの、ウェブ６６ｂを越えて突出する部分
は、結合せずに互いに重々り合っている。アーム６３１
）が閉鎖位置で締付はスリーブ２０１〕と接触しないよ
うに、アームのウェブ６６ｂを越えて突出する部分の下
縁６７ｂは傾斜をつけられている。これに対して、アー
ム６３ｂの」１縁６９はアームの全長にわたってまっす
ぐに延びている。それによってアーム６３１〕は、第９
図の側面図では、概ね二辺が互いに円弧状に移行する二
等辺三角形の形状を示している。締付はスリーブ２０Ｉ
）の上方の頭載にあるアーム６８ｂの尖端は傾斜をつけ
られており、その結果保持要素３９ｂを操作する場合の
負傷の危険はない。下縁６７１）が傾斜をつけられてい
るため、取手部６８ｂと締付はスリーブ２０ｂの間に十
分な空間があシ、従って操作者は取手部６８１〕をつか
み、１呆持要素３９ｂを上方へ旋回させることができる
。閉鎖位置では、掛止穴３７ｂは［呆持要素３９ｂによ
って完全に閉塞され、その結果対向閉鎖部材６の不慮の
係脱が阻市されている。しかし、第８図の実施例の場合
のように、１呆持要素を簡単に係脱させることもできる
。これ（ｄ：、保持要素８９ｂがレッグスプリング６５
ｂの力に抗して」一方へ旋回することができ、その結果
対向閉鎖部材をウェブ６６１）に沿って取出すことがで
きるためである。

第１０図に図示した実施例では、保持要素３９Ｃは同様
にＵ字形に形成され、一端によって横ピン６４．　Ｃに
枢着されている。横ピン６４Ｃは、閉鎖部４ｆｌ’　５
　Ｃのアーム１６Ｃの自由端６２Ｃに配置されている。

ウェブ６６°の長さは、該ウェブ６６Ｃが１呆持要素の
閉塞位置でアーム端部２６Ｃの端面２８Ｃ」−に載置さ
れる程度のものである。保持要素３９Ｃの両アーム６８
Ｃは、ウェブ６６Ｃを越えて閉鎖部１ｆｌ’　５　Ｃの
ウェブ１８Ｃの高さ捷で突出している。アーム６３Ｃの
」１縁６９ｃと下縁６７Ｃけ、互いに平行に延び、そし
てこれらの縁に対して垂直に延びる端面７０によって互
いに結合されている。保持要素３９Ｃは、」一部アーム
１６Ｃとウェブ６６Ｃにて支持され、横ピン６４．　Ｃ
に支承されているレッグスプリング６５Ｃの力の作用を
受けている。保持要素３９Ｃは、閉鎖位置及び開口位置
では閉鎖部材５Ｃを越えて突出せず、その結果閉鎖部材
の取付けに必要な空間はわずかなものにすぎない。閉鎖
位置（第１０図）では、保持要素３９Ｃは引止穴３７Ｃ
を完全に閉塞する。

第１１図の実施例では、保持要素８９ｄは、一端によっ
て、圧縮ばね７１の力に抗して横ピン６４ｄに旋回可能
に支承されている。圧縮ばね７１は、閉鎖部材５ｄのア
ーム１６ｄと保持要素８９ｄのウェブ６６ｄにて支持さ
れている。横ピン６４ｄは、アーム１６ｄへの移行部付
近で閉鎖部材５ｄのウェブ１８ｄを貫通している。ウェ
ブ６６ｄは、アーム端部２６（Ｉの端部２８ｄ」二に載
置され、保持要素３９　（１の閉塞位置では閉鎖部材５
ｄのウェブ１８ｄ例近まで延びている。［呆持要素３９
ｄのアーム６３ｄは、第９図の実施例の場合と同一に形
成されている。しかし、横ピン６４．　ｄが閉鎖部４Ｊ
’　５　ｄのウェブ１８ｄに設けられているため、横ピ
ン６４．　ｄは、傾斜をつけられた尖端付近でアーム６
３ｄを貫１ｍする。アーム６８ｄは、閉鎖部材５ｄのア
ーム１６ｄ　、１７ｄを越えて突出している。アーム６
３（１の突出部分は取手部６８ｄを形成し、該取手部６
８ｄを用いて保持要素３９　（Ｉを圧縮ばね７１の力に
抗して開口位置へ旋回させることができる。１呆持要素
３９ｄは、掛止穴３７ｄを完全に閉塞する。

第１２図の保持要素３９ｅばばね要素として形成され、
核ばね要素は、閉鎖部４．’！’　５　ｅのアーム１６
ｅの端部３３Ｃにねし７２等によって固定されている。

ばね要素３９ｅは、予荷重のもとにアーム端部２６ｅの
端部２８　ｅ　Ｊ：：に載置されている。１呆持要素３
９ｅの自由端７３はＵ字形に形成されており、その結果
このように形成されるアームはウェブ１８ｅの両側にあ
る。この保持要素３９ｅｉｄ、閉鎖部材５ｅの掛ｃＬ穴
３７ｅを完全に閉塞する。

１呆持要素３９ｅが閉鎖部′４′；３５ｅのアーム１６
ｅから斜めに延びているため、１呆持要素３９ｅは対向
閉鎖部材の挿入時に強制的に上方へ押され、その結果対
向閉鎖部材を州土させることができる。対向閉鎖部材の
係［悦時には、保持要素３９ｅは同様に」二方へ旋回し
、その結果対向閉鎖部材を自由にさせる。次に、保持要
素８９ｅは第１２図に図示した閉塞位置へ弾性的に戻る
。１呆持要素３９ｅは、ねじ７２によって着脱可能に閉
鎖部材５ｅに固定され、その結果簡単に交換することが
できる。前述の実施例でも、保持要素は着脱可能に閉鎖
部材に支承されている。この場合横ピンは着脱可能に閉
鎖部材にて１呆持されている。

第１３図の実施例では、保持要素８９ｆはゴム弾けリン
グである。このゴム弾性リングは、閉鎖部材５ｆのアー
ム１６ｆへの移行部にあるウェブ１８ｆにて支承されて
いる。保持要素３９ｆとアーム端部２６ｆの対向する端
面２　ｓ　ｒとの間隔は、対向閉鎖部材６の厚さ３５（
第４図）よりも小さく、その結果対向閉鎖部イ珂６は、
［呆持要素が弾性的に変化する場合にのみ掛止穴８７ｆ
に州土されることができる。対向閉鎖部４ｆｌが閉鎖部
材５ｆがら係脱される場合には、保持要素３９ｆが弾性
的に変形する必要がある。［呆持要素３９ｆがウェブ１
８ｆ上でのロック状態を失なわないように、保持要素８
９ｆはウェブ１８ｆ上で特に形状閉面的に１呆持されて
おり、この為に閉鎖部１１’　５　ｆは、その外面２５
ｆに四部７４を備え、該凹部７４に環状の保持要素８９
ｆが係入し、それによって状態が保持されている。

第１４図ないし第１７図は、対向閉鎖部材と付属の閉鎖
部材を示す。対向閉鎖部材６（第１４図と第１５図）は
、第４図及び第５図の実施例と同一に形成されている。

閉鎖部材５ｇはＵ字形に形成され、２つのアーム１６ｇ
と１７ｇを有する。

これらのアームは、ウェブ１．８　ｇによって互いに結
合されている。両アーム１６ｇ、！＝１７ｇの、互いに
平行に延びる平らな外面２８ｇと２４ｇは、ウェブ１８
ｇの外面２５ｇへ円弧状に移行する。

外面２５ｇは、外面２３ｇと鈍角を成して固定ピン１９
ｇまで延びる。固定ピン１９ｇは、前述のすべての実施
例の場合と同１子に、アーム１６ｇよりもアーム１７ｇ
により近く位置する。外面２５ｇは、固定ピン１９ｇか
らアーム１７ｇの外面２４ｇに対して垂直に延びる。

アーム１６ｇは、自由端にて肉厚に形成され、そしてリ
ングとして形成される保持要素３９ｇのための掛止穴７
５を備える。肉厚のアーム端部は、第１６図の側面図で
はほぼ半円形の形状を有１−７、そしてアーム１６ｇの
ほぼ一゛１′分の長さにわたって延びる。従って、アー
ム１６ｇの内面３２ｇけ］−記の肉厚の端部域ではほぼ
半円形に延びている。

この場合内面３２ｇは、アーム１７ｇに関して凹状に曲
がってウェブ１８ｇの内面３１ｇへ移行し、そして外面
２５ｇに対して平行に延びている。内面３１ｇには、固
定ピン１９ｇの高さに、横断面にてほぼ直角のくぼみ部
７６が設けられている。

このくぼみ部７６には、後述するように、対向閉鎖部材
６が係脱時にその１ｌｌｌＩ而５４によって係入する。

くぼみ部７６は、片側でアーム１７ｇの内面３０ｇによ
って形成されている。内面３０ｇは長い四部７７を有し
、該凹部７７は、アーム１７ｇの自由端２６ｇまで延び
る。自由端２６ｇは、前述の実施例の場合と同様にフッ
ク状に形成され、そして外面２４．　ｇと鋭角を成す、
特に約４５°を戎す外面２７ｇを有する。外面２７ｇは
、屈曲した端部２８ｇを経て自由端２６ｇの内面２９ｇ
へ移行する。外面２７ｇと内面２９ｇは、外面２４．　
ｇ方向へ発散している。内面２９ｇは、アーム１７ｇの
内面３０ｕと鈍角なｔ戊し、−＋４ｊにて凹１゛″ａ≦
７７を成す。

外面２７ｇと円弧状に延びる内面３２ｇとは挿入口３４
ｇを成し、且つ対向閉鎖部材６のだめの案内面をも形成
する。保持要素３９ｇは、掛止穴７５に旋回可能に配置
され、閉塞位置ではアーム端部２６ｇの内面２９ｇに接
合する。この為に内面２９ｇは掛止穴７５に対してずら
して配置され、その結果保持要素３９ｇは、第１６図に
図示した閉鎖部材５ｇの水平状態では、重力にまり内面
２９ｇに接合する。対向閉鎖部材６を挿入すると、１呆
持要素３９ｇはその自由位置へ旋回する。四部７７の長
さは、１呆持要素がアーム１６ｇ方向へ支障なく旋回で
きるほどのものである。内面８２ｇが凹状に延びている
ため、アーム１６ｇに内面のくぼみ部７８が形成され、
該〈はみ部７８内へ保持要素が旋回することができ、そ
の結果対向閉鎖部イ珂を挿入口８４ｇを経て案内部分３
６ｇまで動かすことができる。案内部分８６ｇは、ウェ
ブ１８ｇの内面２８ｇによって］戊され、核内向２８ｇ
にて対向閉鎖部イン６は下方へ掛止穴８７ｇ方向へ動く
ことができる。対向閉鎖部材６が案内部分３６ｇへ動か
されると、１呆持要素３９ｇは閉鎖状態へ戻る。″Ａ対
向閉鎖部材の内側幅７９は、保持要素３９ｇの外側幅８
０よりも大きく、その結果保持要素は閉鎖位置で対向閉
鎖部材６の環状穴３８へ係入する。保持要素が対向閉鎖
部材６の係脱方向にアーム端２６ｇの内面２９ｇにて支
持されているため、保持要素が不慮に閉鎖位置へ旋回す
ることはない。ウェブ１８ｇのくぼみ部７６は、対向閉
鎖部材６の不慮の係［悦を阻Ｉ卜するだめの付加的な手
段として用いられる。対向閉鎖部材６が閉鎖部材５ｇ内
でウェブ１８ｇまで動かされると、対向閉鎖部材の側面
５４がくぼみ部７６へ達し、それによって対向閉鎖部材
の横運動が阻１」二されている。

また対向閉鎖部′４シロは、自動的に案内部分３６ｇへ
は達しない。対向閉鎖部材６を案内部分３６ｇまで動か
すには、該対向閉鎖部材６を再びくぼみ部７６から出し
、該くぼみ部７６に対して横に案内部分８６ｇまで案内
しなければならない。この閉鎖部材５ｇの実施例の特徴
は、構成が簡単なことである。閉鎖部材５ｇと対向閉鎖
部材６は、安価につくられる簡単な押抜き部品である。

金属リングによって形成される１呆持要素３９ｇは耐摩
耗性である。特に、掛止穴７５の直径は保持要素３９ｇ
の直径よシも大きい。従って、保持要素３９ｇの旋回能
に支障をきたす塵埃等が掛止穴７５に固着することはな
い。タイヤチェーンを取付ける際、１呆持要素３９ｇは
自由端２６ｇに対［７て並びにタイヤに対して強く押圧
され、その結果掛止された対向閉鎖部材６の確実な保持
が１呆証されている。

閉鎖部を開きたい場合には、締付は索１１をゆるめる。

開く際にはアーム１６ｇは下側にある。重心により保持
要素３９ｇがくぼみ部７８に落ち、その結果対向閉鎖部
材６を簡単に係脱させることができる。

第２０図と第２１図の実施例では、保持要素３９１］は
閉鎖部材アーム１７１１の自由端２６１１の一端によっ
て形成される。１呆持要素３９　ｈは、掛止穴３７ｈの
一部を形成している突出部として形成されている。自由
端２６ｈば、第２図、第３図、第８図ないし第１３図に
図示した実施例と同様に、閉鎖部材５１】の半分の高さ
よりもわずかに突出している。自由端２６ｈの外面２７
ｈは、全長にわたって連続的に曲がっており、アーム１
７ｈの平らな外面２４１１に対して鋭角にて交わる。外
面２４１】は、閉鎖部材５ｈの他のアーム１６１１の外
面２８ｈに対して平行に延びる。筒外面２３Ｉ］と２４
ｈは、それぞれ閉鎖部材５ｈのウェブ１８ｈの外面２５
１１に円弧状に移行する。アーム端部２６ｈの外面２７
１１け、はぼ半円形に曲がった端部２８１］へ連続的に
円弧状に移行し、該端部２８１〕け、第２０図の側面図
にてほぼ半円形に延びる保持要素３９１１の端部８１へ
続く。掛止穴３７　ｈは、アーム１７１１の内面３０１
１とアーム端部２６ｈの内面２９１１とアーム端部２６
１〕の他の内面８２によって形１戊される。アーム１７
１】の内面３ｏｈは平らであり、閉鎖部伺５１〕のウェ
ブ１８方向へ外面２４１１に対し収斂するように延びて
いる。内面３ｏ１］は内面２９１】へ連続的に円弧状に
移行し、該内面２９１１はウェブ１８Ｉ＋の外面２５ｈ
に対してほぼ平行に位置し、且つ内面３ｏｈと鈍角を成
している。他の内面８２は、円弧状に移行する内面２９
１１に対して直角に位置している。掛止穴３７ｈは、」
二連の（ｇ　５９７にょシ自由端２６ｈ方向へ狭くなっ
ている。内面８２け、保持要素３９１１の屈曲した端部
８１に接合する。

第１６図と第１７図の実施例の場合と同様に、アーム１
７ｈの内面３０ｈはウェブ１８ｈの領域で、該ウェブの
内面３１ｈに設けられているくぼみ部７６ｈの１つの端
面を形成している。内面３１ｈは、外面２５ｈに対して
平行に延び、アーム１６ｈの内面３２ｈへ円弧状に移行
する。内面３２ｈは、第２０図の側面図ではＳ字状に屈
曲している。

外面２７ｈとアーム１６ｈの自由端の内面３２ｈとは、
これらの両アーム端部が成す挿入口３４ｈの収斂する側
壁を形成している。この収斂する而にて、対向閉鎖部材
６が閉鎖部材５ｈ内へ確実に誘導される。アーム２６ｈ
の端部２８ｈは、大部分内面３２ｈに対して平行に延び
、該内面３２ｈは、この領域ではアーム１７ｈに対して
凹状に屈曲している。これによって幅狭の案内経路８６
が形成され、該案内経路８６内で対向閉鎖部材の側面５
４が案内される。案内経路８３は、案内部分３６ｈへ連
続的に屈曲して移行し、該案内部分５６ｈ　）側面は、
ウェブ１８ｈとフック状ノ自由端２６　ｈによって形成
されている。案内部分′５６ｈは、案内経路８３に対し
てほぼ直角に位置し、そして該案内経路８６に対してほ
ぼ直角に延びる中間案内部分８４へ移行する。この中間
案内部分８４は、掛止穴３７ｈへ通じ、そして保持要素
３９ｈとアーム１７１１によって形成される。

閉鎖部材５ｈに関係づけられる対向閉鎖部材６は、前記
の各実施例の場合とほぼ同一に形成されている。ただし
、環状穴３８はより長く形成されている。これは、閉鎖
部材５ｈの自由端２６ｈが、アーム１６ｈ或は１７ｈの
方向に見て、前記の各実施例の場合の閉鎖部材の自由端
よりも長く形成されているためである。

対向閉鎖部材乙の挿入時には、前部側面部分５４は挿入
口３４ｈから案内経路８６内に達する。上述した構成に
より、対向閉鎖部材６は傾斜した案内面２７ｈ、３２ｈ
にて確実に案内経路８６内へ誘導され、しかも対向閉鎖
部材６がどの位置でこれらの案内面２７ｈ、３２ｈに突
き出たるかに関係なく誘導される。さらに挿入すると、
対向閉鎖部材６は案内経路８６から、該案内経路８６に
対して直角に位置する案内部分３６ｈ内へ確実に誘導さ
れ、そして該案内部分３６ｈから中間案内部分８４を経
て掛止穴３７ｈへ達する。保持要素３９ｈとこれに対向
するアーム１７ｈとの間隔は、対向閉鎖部材６の厚さ３
５よりもわずかに大きいにすぎないが、保持要素５９ｈ
は、対向閉鎖部材が掛止穴３７ｈから自動的にすべり出
ることを確実に阻止する。たとえタイヤチェーンの取付
は時の場合でも、対向閉鎖部材の移動運動の方向が２度
変わることにより、対向閉鎖部材が閉鎖部材５ｈからす
べり出ないよう保証される。付加的な保持部としてくぼ
み部７６ｈが設けられている。このくぼみ部７６ｈは、
中間案内部分８４の延長部内に配置され、その結果対向
閉鎖部材６はまずこのくぼみ部７６ｈに達し、ここで連
動方向の変更が阻ＩＪ二される。移動方向が２度変わる
にもかかわらず、対向閉鎖部材６は非常に簡単に掛止さ
れ、また係脱される。第２０図と第２１図に図示した実
施例は、閉鎖部１’５ｈが一体的に形成され、且つ保持
要素に対して付加的な部品を要しないため、特に有利で
ある。

これまで説明してまた閉鎖部７はすべて、取付は用湾曲
体４によって形成される内側部分１が弾性的に押し縮め
られると自動的に閉じるように形成されている。タイヤ
チェーンを取付けるためには、取イ１け用湾曲体４を弾
性的に拡開し、タイヤ全体にかふせる。第２２図に図示
したように、取付は用湾曲体４はタイヤの後方で再びそ
の元の環状形に弾性的に戻ることができる。この出発状
態では、閉鎖部材５と対向閉鎖部材６とは互いに間隔を
もって離れている。このことの利点は、次に閉鎖部７を
閉じる際に両開鎖部材５と６が予荷重のもとに掛合し、
それによって閉鎖部７が不慮にはずれないよう付加的に
保証されていることにある。取付は用湾曲（４−４をか
ぶせた後、該取付は湾曲体４はタイヤの外側から利用者
によって押し縮められる。それによって取付は用湾曲体
の両端が互いに接近し、対向閉鎖部材６と閉鎖部材５は
第２２図の矢印８５と８６の方向へ相対して運動する。

次に対向閉鎖部材６は、前述のようにその側面５４によ
って閉鎖部倒５の挿入口へ達し、そして斜面に沿って自
動的に案内部分へ移動し、該案内部分から化１１−穴内
へ移動する。従ってタイヤチェーンの利用者は、閉鎖部
７を閉じる際に両開鎖部材５と６を手で１灰合させる必
要はなく、中に取付は用湾曲体４を弾性的に押し縮める
だけで閉鎖部７を閉じることができる。両開鎖部（′Ａ
５と６の前述のごとき構成により、両開鎖部材が互いに
結合されることも保証されている。

閉鎖部７を簡単に閉じることができるように、取付は装
置８７を設けることも可能である。この取付は装置８７
は、縦長の把持部分８８と８９から成る。把持部分８８
と８９は、それぞれ端面に差し込み用突出部９０と９１
を具備する。差し込み用突出部９０と９１には、それぞ
れ取付は用湾曲体４内の差し込み穴９２と９３が関係づ
けられている。差し込み用突出部９０．９１と差し込み
穴９２．９５とは、把持部分８８．８９が締付けによっ
て差し込み穴内に座着するように形成されている。１９
Ａ鎖部７を閉じるために、把持部分８８゜８９は差し込
み用突出部９０．９１によって差し込み穴９６．９４に
差し込まれ、次に取付は用湾曲体４が把持部分を用いて
弾性的に押し縮められ、その結果閉鎖部材５と６は咬合
することができる。

利用者は、閉鎖部材５，６が掛止されるまで取付は用湾
曲体４が十分に弾性的に押し縮められたかどうかを、締
付けによって簡単に確認することができる。もし掛止さ
れていない場合には、把持部分８８．８９を差し込み穴
９３．，９４から゛引き出す際に取付は用湾曲体４を弾
性的に拡開する。拡開の状態を利用者はすぐに確認する
ことができる。

従って、閉鎖部７が所定どおりに閉じたかどうかは利用
者がコントロールする。

把持部分８８．８９は、長方形の横断面を有し、差し込
み用突出部９０．９１と一体的に形成されている。差し
込み用突出部９０，９１は、把持部分と同じ厚さをもっ
ている（第２３図）。差し込み穴９２．９３は、半径方
向へ外側へ取付は用湾曲体４を越えて突出する該取付は
用湾曲体４の拡張部分９４．９５に設けられている。こ
の部分９４゜９５は、スプリングワイヤ部分２２まで延
びている中間部材である。第２２図に示すように、この
部分９４．９５は同時に走行部分の鏡片８のためのスペ
ーサとしても用いることができる。部分９４゜９５のね
じれをｌ］１　ｄ二するために、ばね肩部分２２は長方
形の横断面をもっている。走行部分２の鋼索８の接続用
鎖環９６は縦長の鎖環であり、その互いに平行なアーム
によってばね肩部分２２に直接に座着している。それに
よって接続用鎖環９６のねじれも阻止され、その結果タ
イヤチェーンをタイト上に取付ける際の走行部分のねじ
れも阻■１ユされている。

上述の閉鎖部材と対向閉鎖部材の実施例は、構造的に簡
潔な構成と簡単な製造と確実な機能とを特徴としている
。このような閉鎖部材と対向閉鎖部材により、操作者が
両部材を手で嵌合させる必要なしに、閉鎖部７をその都
度自動的に閉じることができる。さらに両部材５と６は
、塵埃、雪、氷等が付着しないように形成され、その結
果地形条件が悪くとも閉鎖部を確実に開閉できることが
保証されている。

さらに閉鎖部の確実な閉鎖は、閉鎖部材と対向閉鎖部材
がその装着高さにてタイヤ方向へほぼ同じ高さに位置し
、その結果取付は用湾曲体４を弾性的に押し縮める際に
画部分が確実に衝合し互いに結合されることができるこ
とによって促進される。

タイヤチェーンを取付ける場合、閉鎖部７を閉じた後タ
イヤの内面にて締付は索１１が転向要素１０の通し穴１
２を通して引張られ、必要な締付けが得られると幅狭の
穴部分向へ引張られる。それによって、締付は索１１は
締付けられた状態を維持し、次に外側部分６へ通す聞手
で締付けて保持する必要はない。従ってタイヤチェーン
の取付けが簡単になるばかりでなく、最初の取付は時に
すでにタイヤチェーンが必要な締付けをＯＷｆえている
ことも保証される。締付は索１１は、外側部分乙にたけ
設けられているため、比］咬的短かく形成することがで
き、従って取付は時のタイヤチェーンの見Ｉｍシか非常
によくなる。さらに、経験の少ないドライバーでも難な
く取付けることができる。

本発明によるタイヤチェーンは、取付は後タイヤ−１−
に所定どおりに位置し、従って取付は後は閉鎖部７を内
側部分にて閉じ、締付は索１１を引き寄せ外側部分３へ
通すたけでよい。転向要素１０は特にプラスチックから
成り、従って耐食性がある。

環状穴３８の幅広部分から幅狭部分への移行部に、弾性
的に押しつぶすことのできる節部を設けることができ、
その結果締付は索１１の各鎖環はこの節部を弾性的に変
形させるだけでより小さな穴部分のなかへ入れられる。

従って、掛止された締付は索に対して付加的な保持性が
Ｉｊ−えられ、さらに締付は索１１を外側部分乙に通ず
際に該締付は索１１が不慮に幅狭部分から幅広の穴部分
へすべり戻ることが用爪されている。しかしながら、締
Ｎ。

り索１１が外側部分３でのその固定方向へ戻されるため
、幅狭大部分での付加的な保持は必ずしも必要でない。

第２４図ないし第２６図に図示した閉鎖要素５ｊは、第
２図と第６図に図示した実施例の閉鎖要素と同一である
。アーム１７ｉの内面３０ｉは、自由なアーム端部２６
１の内面２９ｉと鋭角を成し、そして円弧状に曲がった
壁部分９７ｉを経てウェブ１８ｉの内面３１１へ移行す
る。ウェブ１Ｂ量は、アーム１７ｊからアーム１６ｉ方
向へ先細りになっている。内面３１ｉは平らに形成され
ており、自由なアーム端部２６１の端面２８ｉの上方の
領域にてアーム１６ｉの内面３２ｉへ移行する。

内面３２ｉは平らに形成されており、アーム１７１の内
面３０ｉに対して平行に延びる。アームＬ６ｉの外面２
３ｉは、該外面２３１に対して鋭角に延びる平らな端面
を介して内面３２ｉと結合されている。

アーム１６ｉには、保持要素３９ｉが移動可能に装着さ
れている。保持要素３９ｉは、引張部材として形成され
る取手部９８を具備し、該取手部９８を用いて保持要素
を閉鎖部材５１のアーム１６１から圧縮ばね９９の力に
抗して移動させることができる。閉鎖部４４’５ｉは、
タイヤチェーンの内側部分１に配置されているため、タ
イヤチェーン取付は時にはタイヤの後方に位置する。し
かし閉鎖部材５１を開くために保持要素３９ｉを簡単に
操作することができるように、引張部イ珂９８は、走行
部分２を越えてタイヤチェーンの外側部分６方向へ転向
し、該外側部分６から操作可能である。従って保持要素
３９ｉを第２５図に図示した自由位置へ動かすために、
タイヤチェーンの利用者は引張部材９８をタイヤの外側
から操作するだけでよい。引張部材９８をタイヤの後方
に位置するように形成することももちろん可能であり、
口の場合利用者はタイヤの後方で把持しなければならな
い。しかしこのような場合でも、引張部材を用いて保持
要素３９ｉを簡屯に開くことができる。その際引張部材
９８は、把持するのに便利なリングとして形成されてい
る。

引張部材９日はフレキシブルに形成するのが合目的であ
り、その結果該引張部材９８は簡屯に外側部分６方向へ
案内されることができ、或はフレキシブルなリングとし
てタイヤの後方に設けるならば、簡単に把持され且つチ
ェーン内側にあって支障ない。

保持要素３９ｉは、閉鎖部材５のアーム１６ｉの両側に
ある２つのアーム１００と１０１を有する（第２６図）
。アーム１００と１０１は、この実施例ではアーム１６
ｉよりもわずかに幅広に形成されている。アーム１００
は、アーム１０１よりも長い。延長部は、引張部材９８
のための接続部材１０２を形成する。接続部材１０２は
穴１０口を有し、該穴１０３にす［張部材９８が固定さ
れる。

第２４図と第２５図かられかるように、接続部材１０２
はウェブ１８ｉの外面２５ｉを越えて突出する。

アーム１００と１０１は、接続部材１０２とは逆の側の
端部にて拡張して形成されている。この拡張部１０４，
１０５は尖端部１０６で終わり、そしてそれぞれ互いに
鋭角を成している２つの縁１０７．１０８を有する。縁
１０７は、アーム１００．１０１の端面を形成する。ま
た縁１０７は、円弧状にアーム１００，１０１の外縁１
０９へ移行する。外縁１０９は、該外縁１ｏ９よりも短
く且つ縁１０８が鈍角にて接続する内縁１１０に対して
平行に位置している。アーム１０１が短かくなると、外
縁１０９と内縁１１０はこれらに対して垂直に位置する
端部側の縁１１１によって互いに結合される。アーム１
００が長くなると（第２５図）、外縁１０９′と内縁１
１０′は拡張部１０４とは逆の側の端部にて、円弧状に
曲がっている端部側の縁１１１′によって互いに結合さ
れる。

第２４図と第２５図の側面図では、保持要素３９ｉのア
ーム１００，１０１の外縁１０９，１０９’は、閉鎖部
材５１のアーム１６１の外面２３ｉを含む面内にある。

これに対してアーム１００，１０１の内縁１１０．１１
１’は、アーム１６ｉの内面３２ｉよりも閉鎖部材５１
のアーム１７ｉにより近く位置する。保持要素３９４の
両アーム１００と１０１は、ウェブ１１２によって互い
に結合され、該ウェブ１１２は、拡張部１０４，１０５
の尖端部４８から閉鎖部拐５１のアーム１６ｉの内面５
２ｉまで延びる（第２６図）。ウェブ１１２は止め部材
１１６へ続き、該止め部材１１３は、両拡張部１０４，
１０５の間の領域で該拡張部の縁１０８に沿って延びる
。しかし、止め部材１１６は拡張部の縁１０８よりも短
い（第２４図と第２５図）。

圧縮ばね９９は、閉鎖部材５童のアーム１６ｉの長穴１
１４内に取付けられ、一端を長穴１１４の端壁１１５に
支持され、他端を案内部分１１６に支持されている。案
内部分１１６は長穴１１４を貫通し、そして保持要素３
９ｉの両アーム１００゜１０１を拡張部１０４，１０５
の高さで結合させている。

閉潴部材５１は、その周囲の一部を補強して形成されて
おり、この為に補強部１１７を備える。

補強部１１７は、アーム１７ｉとウェブ１８ｉに沿って
延び、その外面はアーム１７ｉとウェブ１８ｉの外面２
４ｉと２５ｉを形成する。補強部１１７は、アーム１７
ｉとウェブ１８ｉの両側を越えて突出する（第２６図）
。補強部１１７は、アーム端部２６１の外面２７ｉから
保持要素３９ｊのアーム１００，１０１の内縁１１０．
　１１０’の高さまで延びる。保持要素６９１が移動す
る際、補強部１１７の１つの端面１１８はアーム１００
と１０１のための付加的な案内部を形成する（第２５図
）。閉鎖部材５１のアーム１６１の外面２３ｉには、他
の補強部１１９が設けられている。

この補強部１１９は、保持要素３９ｉのアーム１００．
１０１と外縁１０９，１０９’にて係合する（第２６図
）。この補強部１１９も、保持要素、３９ｉの移動時に
アーム１００，１０１のための案内部を形成する。補強
部１１９の一部は、ウェブ１８ｉの外面２５４からアー
ム１６ｉの端部３３ｉの方向へ延びる。

保持要素３９１の閉鎖位置（第２４図）では、縁１０７
はアーム端部２６１の外面２７ｉとともに対向閉鎖部材
のための挿入口３４ｉを形成する。

縁１０７と外面２７ｉは、挿入口３４ｉが挿入方向に先
細りなるように互いに鈍角にて交わる。保持要素３９ｉ
は、圧縮はね９９の力のもとにウェブ１１２によってア
ーム端部２６ｉの端面２８　ｉに接合する（第２１１図
）。それによって、対向閉鎖部材６は縁１０７或は外面
２７ｊに沿って確実に閉鎖部材５１の挿入口３４ｉに案
内される。対向閉鎖部材乙の挿入時には、保持要素６９
１は圧縮ばね９９の力に抗して自由位置（第２５図）の
方向へ動かされる。次に対向閉鎖部材６は、案内部分３
６ｉを介して閉鎖部（第５１の掛止穴３７ｉへ達するこ
とができる。対向閉鎖部材６は、案内部分３６ｉ内で挿
入方向１２０から該方向に対して横に転向される。この
場合、拡張部１０４，１０５の縁１０７と保持要素３９
ｉのウェブ１１２は、対向閉鎖部材の案内部として用い
られる。対向閉鎖部材がｔｆ　＋Ｉ〕穴６７１の領域に
達すると、保持要素３９１は「Ｅ縮ばね９９の作用のも
とにその閉鎖位置へ戻され、その結果掛止穴の不慮の係
脱が阻止されている。この閉鎖位置では、拡張部１０４
゜１０５の縁１０８は、第２４図の側面図では、閉鎖部
材５】のアーム端部２６ｉの内面２９ｉの延長部を形成
している。縁１０８と内面２９ｉは、ウェブ１８ｉの内
面３１ｉに対して平行に位置している。

対向閉鎖部材６が閉鎖部イ１’ｓ＋から係脱される場合
には、保持要素３９ｉがその引張部材９８によって、ば
ね９９の力に抗して第２５図に図示した自由位置へ動か
される。この自由位置では、保持要素３９ｉは止め部材
１１３によってウェブ１８ｉの内面３１ｉに接合する。

従って、この止め部材１１３により保持要素３９ｉの移
動経路を簡単に制限することができる。自由位置では、
屈曲した壁部分９７は、第２５図の側面図では、保持要
素３９ｉの拡張部１０４，１０５の縁１０７へ移行する
。それによって対向閉鎖部材６は、壁部分９７と縁１０
７に沿って掛止穴３７ｉから挿入口３４ｔへ動かされ、
係脱することができる。

第２７図の実施例では、保持要素３９ｊはばねである。

このばねは、閉鎖部材５ｊのアーム１６ｊに固定され、
そしてその自由端によって閉鎖部材のアーム１７ｊの自
由端２６ｊに接合する。ばね３９ｊは、弾性的な予荷重
のもとにアーム１７ｊに接合し、その結果掛止された対
向閉鎖部材の係脱が１面実に阻１１１されている。アー
ム１７ｊの自由端２６ｊは、閉鎖部材のウェブ１８ｊの
方向へ屈曲した端部部材１２１を有し、該端部部材の丸
味をおびた端部１２２は、ばね３９ｊのための止め面と
して用いられる。矢印で示した引張部材９８ｊは、ばね
の自由端に係合する。引張部材９８ｊにより、ばね３９
ｊを破線にて示した自由位置へ動かすことができ、その
際ばねは弾性的に変形される。それによってはね３９ｊ
は、自由位置到達後υ１張部材９８ｊによって自動的に
そのロック位置へ戻される。ばね３９ｊは種々に形成さ
れることができ、例えば板ばねまたはレッグスプリング
として形成することができる。

ばね３９ｊは、自由位置では対向閉鎖部材の掛止または
係脱時の案内部として用いることができ、それによって
対向閉鎖部材を簡単に掛止係脱させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は内側部分に設けられる閉鎖部を具備する本発明
によるタイヤチェーンの部分図、第２図は第１図のタイ
ヤチェーンの閉鎖部材の拡大図、第６図は第２図の閉鎖
部材の平面図、第４図は第１図のタイヤチェーンの対向
閉鎖部材の拡大図、第５図は第４図の対向閉鎖部材の平
面図、第６図は第１図のタイヤチェーンの外側部分にあ
る転向要素の拡大図、第７図は第６図の転向要素の側面
図、第８図ないし第１３図は閉鎖部材の種々の実施例を
示す図、第１４図は対向閉鎖部材の他の実施例を示す図
、第１５図は第１４図の対向閉鎖部材の平面図、第１６
図は閉鎖部材の他の実施例を示す図、第１７図は第１６
図の閉鎖部材の平面図、第１８図は対向閉鎖部材の他の
実施例を示す図、第１９図は第１８図の対向閉鎖部材の
平面図、第２０図は閉鎖部材の他の実施例を示す図、第
２１図は第２０図の閉鎖部材の平面図、第２２図は取付
は装置を備える第１図のタイヤチェーンの内側部分を示
す図、第２６図は第２２図の線ＸＸＩＩ　−ＸＸｌ１１
による断面図、第２４図は閉鎖位置にある保持要素を具
備する閉鎖部材の他の実施例の拡大側面図、第２５図は
保持要素が自由位置にある第２４図の閉鎖部材を示す図
、第２６図は第２４図の閉鎖部材の矢印ＸＸＶ１方向に
見た図、第２７図は閉鎖部材の他の実施例を示す図であ
る。 １・・・内側部分 ２・・・走行部分 ろ・・・外側部分 ４・・・取付は用湾曲体 ５．５ａないし５Ｊ・・・閉鎖部材 ６・・・対向閉鎖部拐 ３４．３４ａ、３４ｇ、３４ｈ、３４ｉ　＝−挿入口３
６．５６ａないし３６ｉ・・・案内部分３７．３７ａな
いし３７ｉ・・・掛止穴ろ９，３９ａないし３９ｊ・・
・保持要素ｒ′〜 Ｆｉｇ、４ Ｆｉｇ、５ Ｆｉｇ、３ ］］Ｉ５ Ｆｉｇ、２５ １１６　１１９

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）内側部分と外側部分と走行部分とを有し、走行部
   分が内側部分と外側部分を結合させ、内側部分が閉鎖部
   拐と７１向閉鎖部材とを具備する少なくとも１つの閉鎖
   部を有し、閉鎖部材が押入口と掛止穴とを有し、該担止
   穴に対向閉鎖部材を掛止可能にしたタイヤチェーン、特
   にタイヤ滑り防止用チェーンに於て、挿入口（３４，３
   ４ａ。 ３４ｇ、３４ｈ、３４ｉ）が対向する対向閉鎖部材（６
   ）方向へ開口していることと、核挿入口が、対向閉鎖部
   材の挿入方向（］、　５　、１２０）に対して横に延び
   る少なくとも１つの案内部分（３６，８６ａないし３６
   菫）を介して、該案内部分に対して横に位置する担止穴
   （３７゜３７ａないし３７Ｉ）と結合されていることと
   、押入口と掛止穴の間の領域に、掛止される対向閉鎖部
   材のための少なくとも１つの保持要素（３９，８９ａな
   いし３９Ｉ）が設けられていることを特徴とするタイヤ
   チェーン。 （２）　　閉鎖部材（５，５８ないし５ｉ）と対向閉鎖
   部材（６）が、ばね弾性的な取付は用湾曲体（４）の両
   端に配置されていることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項に記載のタイヤチェーン。 （３）案内部分（８６，８６ａないし３６Ｉ）方向へ先
   細りになっている挿入口（８４，３４８゜３４ｇないし
   ３４１）が、Ｕ字形に形成される閉鎖部材（５，５Ｈな
   いし５Ｊ）の２つのアーム（１６，１６ａないし１６量
   ”　：１７　、　ｌ　７　ａ。 １７ｂ、１７ｇ、１７ｈ；１６ｉ、１７ｉ、１６ｊ。 １７Ｊ）によって形成され、その際閉鎖部材及び／また
   は対向閉鎖部材（６）が板体状の押抜き部分として形成
   されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項また
   は第２項に記載のタイヤチェーン。 （４）案内部分（８６，３６８ないし３６ｈ　）が、閉
   鎖部材（５，５ａないし５ｈ）のアーム（１６゜１６２
   ないし１６ｈ；１７，１７ａ、１７ｄ。 １７　ｇ　、　１７　ｈ　’）を結合させているウェブ
   （１８゜１８２ないし］８ｈ）によって形成されている
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第３項の
   いずれか１つに記載のタイヤチェーン。 （５）保持要素（３９，３９ａないし３９Ｃ，３９ｅ、
   ３９ｇ、３９ｉ　、３９ｊ）が、閉鎖部材（５，５ａな
   いし５Ｃ９５ｅ、５ｇ、５１，５Ｊ）の１つのアーム（
   １６，１６ａないし１６ｃ。 １６ｅ、１６ｇ、１６ｉ、１６ｊ）に設けられているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４項のい
   ずれか１つに記載のタイヤチェーン。 （６）　　保持要素（３９ａないし３９ｅ、３９ｇ）が
   閉鎖部材（５ａないし５ｅ、５ｇ）に可動に、特に旋回
   可能に配置されていることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項ないし第５項のいずれか１つに記載のタイヤチェ
   ーン。 （７）保持要素（３９ａないし３９ｄ）がばね力に抗し
   て挿入口を閉基する位置から挿入口を自由にする位置へ
   旋回可能であり、該保持要素は特にＵ字形に形ｌ戊され
   、そしてそのアーム（６３゜６３ｂないし６３ｄ）によ
   って閉鎖部Ｊ’、４（５ａないし５ｄ）の１つのアーム
   （１６ａないし１６ｄ）と係合し、そしてこの［呆挽要
   素（３９ａないし３９　ｄ　）のウェブ（６６、６６１
   ）ないし６６ｄ）がばね（６５，６５ｂ、６５Ｃ，７１
   ）のための接触部を形成していることを特徴とする特許
   請求の帖囲第６項に記載のタイヤチェーン。 （８）保持要素（３９ａ　、　３９１）　、　３９　ｄ
   　、　３９　ｉ）が取手部（６８，６８ｂ、６８ｄ、９
   ８）を具備し、該取手部が、保持要素（８９ａ、８９ｂ
   、３９ｄ、３９ｉ）の、閉鎖部材（５ａ、５１）　、　
   ５　ｄ　、　５　ｉ　）を越えて突出する部分によって
   形成されていることを特徴とする特許ａ青求の範囲第１
   項ないし第７項のいずれか１つに記載のタイヤチェーン
   。 （９）作詩要素（３９ｃ）が、閉鎖部材（５ｅ）の１つ
   のアーム（］、　６　ｅ　）に固定される板ばねである
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第６項の
   いずれか１つに記載のタイヤチェーン。 （１（Ｊ　　ｆ呆持要素（８９，８９ｆ、８９ｈ）が、
   閉鎖部材（５、５ｆ、　５　ｈ　）に固着され、そして
   該保持要素が、閉鎖部材（５，５ｆ）の１つのアーム（
   １６）またはウェブ（１８ｆ）を取り囲むリングである
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第５項の
   いずれか１つに記載のタイヤチェーン。 ０１）１呆持要素（ａ　９１＋　）が閉鎖部材（５ｈ）
   と一体的に形成されていることを特徴とする特許請求の
   範囲第１０項に記載のタイヤチェーン。 （＋２　　保持要素（３９ａないし３９ｅ、８９ｇ％ｉ
   ９ｉ、８９ｉ）が、挿入口を閉塞する閉塞位置にて閉鎖
   部材（５ａないし５ｃ、５ｇ、５ｉ、５」）の他のアー
   ム（１７ａないし１７　ｅ　、　１７ｇ、１７ｉ、１７
   ｊ）の自由端（２６ａないし２Ｇｅ、２６ｇ、２６ｉ、
   ２６ｊ）に接触することと、閉鎖部拐（５，５ａないし
   ５ｊ）の他のアーム（１７，１７ａないし１７Ｊ）の自
   由端（２６，２６ａないし２６ｈ、２６ｉ、２６Ｊ）が
   、閉鎖部材の」１記アームに対向するアーム（１６，１
   ６ａないし１６ｊ）方向へ鋭角にて延び、そして対向閉
   鎖部桐（６）のための掛止フックを形成することを特徴
   とする特許請求の範囲第１項ないし第１１項のいずれか
   １つに記載のタイヤチェーン。 ０１　　内側部分と外側部分を有し、該外側部分が走行
   部分を介して内側部分と結合され、さらに締付は索を有
   し、該締付は索に外側部分にて転向要素が付設されてい
   る、特許請求の範囲第１項ないし第１２項のいずれか１
   つに記載のタイヤチェーン、特にタイヤ滑り防止用チェ
   ーンに於て、転向要素（１０）が板体状に形成され、且
   つ締付は索（１１）のための鍵穴状の通し穴（１２）を
   有し、その際転向要素（］０）に、外側部分（３）の一
   端（５７）と走行部分（２）の端部側のチェーン片（８
   ）の一端（５８）とが枢着されていることを特徴とする
   タイヤチェーン。 ０４）　　内側部分と外側部分を有し、該内側部分と外
   １則部分が走行部分によって互いに結合され、該走行部
   分が取付は用湾曲体を有している、特許請求の範囲第１
   項ないし第１３項のいずれか１つに記載のタイヤチェー
   ン、特にタイヤ滑す防止用チェーンに於て、数例は用湾
   曲イ本（４）が取付は用補助手段（８８，８９）のため
   の接続部（９２，９３）を有し、該取付は用補助手段（
   ８８，８９）が把持部材によって形成され、該把持部材
   が接続部（９２，９３）と結合されていることを特徴と
   するタイヤチェーン。 θ→　接続部（９２，９８）が、取付は用湾曲体（４）
   内の差し込み穴であることと、取付は用補助手段（８８
   ，８９）が差し込み用突出部（９０゜９１）を有し、該
   差し込み用突出部（９０，９１）が、閉鎖部材（５）と
   対向閉鎖部材（６）の領域にある接続部（９２，９３）
   に締付けによって係入することを特徴とする特許請求の
   範囲第１４項に記載のタイヤチェーン。 （１（３前配取手部が引張り部材’（９８，９８ｊ）で
   あり、該引張り部材により１呆持要素（３９ｉ。 ３９」）が閉鎖部材（５ｉ、５」）ｊ二を摺動可能であ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第１５
   項のいずれか１つに記載のタイヤチェーン。 （１カ　引張り部材（９８，９８ｊ）が、走行部分（２
   ）を経てタイヤチェーンの外側部分（３）方向へ転向し
   、そして該外側部分（３）から操作可能であることを特
   徴とする特許請求の範囲第１６項に記載のタイヤチェー
   ン。 （Ｉ→　保持要素（３９ｉ’）の１つのアーム（１００
   ）が引張り部材（９８）のだめの接続部（１０２）を有
   していることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし
   第１７項のいずれか１つに記載のタイヤチェーン。 （ｌ鵡　閉鎖部材（５１）のアーム（１６ｉ）が長穴（
   １１４）を有し、該長穴（１１４）を案内部分（１１６
   ）が貫通し、該案内部分（’１１６）が保持要素（３９
   ｉ）の両アーム（１００，１０１）を互いに結合させて
   いることと、長穴（１１４，）内にばね（９９）が設け
   られ、該ばね（９９）の一端が案内部分（１，１６）で
   、他端が長穴（１１４）の一端で支持されていることを
   特徴とする特許請求の範囲第１８項に記載のタイヤチェ
   ーン。 （２Ｑ　　挿入口（３／ｌｉ）の領域にある、保持要素
   （３９Ｉ）のアーム（１００，１０１）の端部（１０４
   ゜１０５）が幅広に形成されていることと、この幅広に
   形成されている端部（１０４，１０５）が、閉鎖部材（
   ５１）の対向するアーム（１７ｉ）方向へ先細りに形成
   され、特に先端（１０６）にて尖っていることを特徴と
   する特許請求の範囲第１８項または第１９項に記載のタ
   イヤチェーン。 （２１）幅広の端部（１０４，１０５）が、閉鎖部材（
   ５ｉ）の挿入口（３４ｉ）の一部を成しているウェブ（
   １１２）によって互いに結合され、且つ保持要素（３９
   ｉ）の付属のアーム（１００，１０１）とそれぞれ同平
   面内にあることを特徴とする特許請求の範囲第２０項に
   記載のタイヤチェーン。 （２謁　幅広の端部（１０４，１０５）が、閉鎖部材（
   ５ｉ）のウェブ（１８ｉ）側に、保持要素（３９貫）の
   ための止め部材（１３）を具備していることと、１呆持
   要素（８９ｉ）のアーム（１００゜１０１）が、その上
   面及び下面（１０９と１１０；１０９′と１１０’）に
   よって、閉鎖部材（５１）に設けられている幅狭板（１
   １７、１１９）とそれぞれ係合していることを特徴とす
   る特許請求の範囲第２０項または第２１項に記載のタイ
   ヤチェーン。 ｅ３）保持要素（８９ｊ）がばねであり、該ばねが、閉
   鎖部材（５Ｊ）の１つのアーム（１６ｊ　）に固定され
   、月つ弾性的な予荷重のもとに他のアーム（１７」）の
   自由端（２６ｊ）に接触していることを特徴とする特許
   請求の範囲第１６項または第１７項に記載のタイヤチェ
   ーン。