JPS59188444A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、複写機やファクシミリ等の装置に適用される
記録装置に関するものである。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

従来、紙等の記録媒体にドツト状のインクを附看して画
像や文書の記録を行う記録装置においては１例えばイン
クジェット方式と呼ばれるものや熱転写方式と呼ばれる
ものなど種々の記録方式が用いられている。

しかしながら、従来の記録方式によって記録媒体に附看
したインクのドツトは種々の制約によって微細に形成す
ることができない。例えばインクジェット方式の場合は
ノズルの加工性、インクの目づまり等によってドツトの
大きさが２００μｍ〜１００μｍ程度であり、熱転写方
式の場合はサーマルヘッドの加工上の制約によって１０
０〜６０μ鶏程度である。このため記録媒体上に形成さ
れる画像や文字のドツト密度は極めて低くく、実用範囲
の狭いものにならざる得なかった。

〔発明の目的〕

本発明は上記の問題を解決するためになされだものであ
り、簡単な構成により画像や文字のドツト密度を高めら
れ、実用範囲の拡い記録装置を提供することを目的とす
るものである。

〔発明の概要〕

本発明は上記の目的を達成するために次のように構成し
たことを特徴としている。すなわち、本発明の第１の発
明は記録媒体を弾性部材から形成し、少くとも記録時に
おいては記録媒体の記録面を引伸ばしてドツト状のイン
クを耐着させるようにしたものである。また、本発明の
第２の発明は記録媒体の記録面を微細に分割された多数
のブロックから形成し、少くとも記録時においては記録
媒体の記録面を拡散状態にしてドツト状のインクを耐着
させるようにしたものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図及び第２図は本発明の第１の実施例を示す図で、
図中符号１はたとえばゴム等の弾性部材にて形成された
記録媒体である被耐着部材、２は被耐着部材ＩＫインク
をドツト状に噴出するインクジェットノイル、３〜７は
ローラである。

被耐着部材１は第１図に示す如くローラ３とローラ４、
およびローラ５とローラ６との間に挾み込まれ、ローラ
３，４とローラ５，６の区間では矢印Ｎで示す方向に張
力を受けている。

このため被耐着部材１はローラ３，４とローラ５．６の
区間では例えば６倍の長さに引伸ばされ、その他の区間
では通常の状態となっている。

上記の構成において、インクジェットノズル２は公知の
手段によって矢印Ａと直交する方向にステップ移動し、
必要に応じてインクをドツト状に噴出する。インクジェ
ットノズル２から噴出されたインクは、ローラ３，４及
びローラ５　、６ｖｃよって引伸ばされた被耐着部材１
の表面に耐着し、第２図に示すような円形のドツト８が
形成される。１ライン分の噴出が終了すると、円形のド
ツト８が形成された被耐着部材１はローラ３，４及びロ
ーラ５，６ＶＣよって矢印Ｂで示す方向に一定距離移動
する。そして、円形のドツト８が形成された被耐着部材
１がローラ３，４とａ−ラ５，６の区間外に達すると、
被耐着部材１は元の状態に収縮する。

したがって、本実施例においては被耐着部材１の収縮に
伴って円形のト１ット８が第２図に示すように一方向が
約１７６に圧縮された楕円状のドツトｌとなるので、画
像や文字のドツト密度を高めることが可能である。

次に第３図（ａ）　（ｂ）は本発明の第２の実施例を示
す図で、同図（ａ）は耐着時を示し、同図（ｂ）は耐電
終了後を示すものである。なお、第３図（ａ）（ｂｌ以
降において第１図と同一部分には同一符号が付されてい
る。この実施例においては被耐着部材１は一対の上部押
え用カップ９人と下部押え用カップ９Ｂの間に挾まれて
いる。この押え用カップ９１．９Ｂの内部には球状の頭
部１０　ａを有する引伸ばし部材１θが設けられており
、引伸ばし部材１０は矢印Ｃで示すように上下移動する
ようになっている。

しだがって、被耐着部材１は耐着時には第３図（ａ）ｖ
ｃ示す如く引伸ばし部材１０によって局部的に引伸ばさ
れた後、インクジェットノズル２によってドツト状のイ
ンク１ノが耐着される。耐雷が終了すると、引伸ばし部
材１０は第３図（ｂ）に示す位置に移動し、被耐着部材
１は元の状態に収縮する。

かくして、被耐着部材１に耐着したドツト状のインク１
１は被耐着部材１の収縮に伴なって全周が圧縮されたド
ツト１１′となるので、第１の実施例と同様の効果を得
ることができる。

次（第４図〜第６図（ａ）　（ｂ）は本発明の第３の実
施例を示す図である。との実施例においては第４図に示
すように被耐着部材１は多数の短冊状部材１２を束ねて
、その長手方向の一辺を共通部材１３に固着して形成さ
れている。すなわち、この被耐着部材１の記録面である
被耐着面１ａは多数の微細なブロックに分割されている
。このような構成の被耐着部材１は第５図に示すように
ローラ１４の周囲にほぼ１８０　にわたって巻付けられ
、インクジェットノズル等によってドツト状のインクが
耐着される。

したがって、この実施例においてはインクジェットノズ
ル等からのドツト状のインクは、扇形状に拡散状態とな
った短冊状部材１２の一端面に耐着するので、短冊状部
材１２に耐着したインクは第６図ｆａ）　（ｂｌに示す
如くほぼ矩形のドツト１５に形成され短冊状部材１２の
厚さをジェットノズル等からのインクのドツト径より小
さく設定すれば、第１及び第２の実施例と同様画像や文
字のドツト密度を高めることができる。

次に第４図〜第６図ｆａ）（ｂ）は本発明の第４の実施
例を示す図である。この実施例の場合は第７図に示す被
耐着部材１の短冊状部材１２は弾性部材にて形成されて
いる。したがって、との被耐着部材１にインクを耐着す
る場合は第７図に示すように被耐着部材１を矢印りで示
す方向に引伸ばした状態で、第８図に示すローラ１６に
巻付ける。このようにしてローラ１６に巻付けられた被
耐着部材１の抜駆着面は、第３の実施例と同じく拡散状
態となるので、ドツト状のインク短冊状部材１２の一端
面に耐着する。

したがって、この実施例においてはインクの耐着が終了
した被耐着部材１を元の状態に戻すと、短冊状部材１２
の一端面に耐着したインクは第９図（ａ）（ｂ）に示す
如くほぼ正方形に近いドツト１７に形成され、第３の実
施例と同様短冊状部１２の一端面の厚さを例えばインク
ジェットノズルから噴出されるインクのドツト径より小
さく設定すれば、画像や文字のドツト密度を高めること
が可能である。

〔発明の効果〕

以上実施例で示したように本発明の第１の発明は記録媒
体を弾性部材から形成し、少くとも記録時においては記
録媒体の記録面を引伸ばしてドツト状のインクを耐着さ
せるようにしたものである。また、本発明の第２の発明
は記録媒体の記録面を微細に分割された多数のブロック
から形成し、少くとも記録時においては記録媒体の記録
面を拡散状態にしてドツト状のインクを耐着させるよう
にしたものである。

したがって、本発明によれば簡単な構成により画像や文
字のドツト密度が高められ、実用範囲の拡い記録装置を
提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の第１の実施例を示し、第１
図は正面図、第２図は平面図、第３図（ａ）　（ｂ）は
第２の実施例を示し、同図（ａ）は耐着時における状態
を示す断面図、同図（ｂ）は耐着終了時における状態を
示す断面図、第４図〜第６図（ａ）　（ｂ）は第３の実
施例を示し、第４図は被耐着部材の斜視図、第５図は被
耐着部材をローラに巻弯付けた状態を示す平面図、第６
図（ａ）は被耐着部材上に形成されたドラ）　ｚ！ター
ンを示す平面図、圏図（ｂ）は同図（ａ）の拡大図、第
７図〜第９図（ａ）　（ｂ）は第４の実施例を示す図で
、第７図は被耐着部材の斜視図、第８図１ｄ被附着部材
をローラに巻き付けた状態を示す平面図、第９図（ａ）
はドツトパターンを示す平面図、同図（ｂ）は同図（ａ
）の拡大図である。 １・・・ｓ　耐着部材、２・・・インクジェットノズル
ペ３〜７，１４．１６・・・ローラ、１０・・・引き伸
ばし部材、１２・・・短冊状部材。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図 （ａ）　　　　　　　　（ｂ） 第７図 １ ＼　　　） ３Ｄ マ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　弾性部材からなる記録媒体と、この記録媒体
   の記録面を少くとも記録時において引伸ばす手段と、こ
   の手段によって引伸ばされた記録面にインクをドツト状
   に附看させて記録な行う手段とを具備したことを特徴と
   する記録装置。
2. （２）記録面が多数の微細なブロックに分割された記録
   媒体と、この記録媒体の記録面における各ブロックを少
   くとも記録時において拡散状態となす手段と、との手段
   にて各ブロックが拡散状態となった記録面にインクをド
   ツト状に附看させて記録を行う手段とを具備したことを
   特徴とする記録装置。