JPS59188016A - 油圧動弁制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関の吸気弁または排気弁の開閉制御な油
圧を用いて行なう油圧動弁制御装置に関する。

従来の油圧動弁制御装置では、第１図に示すように油圧
源が１個のため、油圧源の能力はその装置が必要とする
最高圧の作動油をピストンの全行程にわたシ供給できる
ものが必要であった。第１図において、（１）は油タン
ク、（２）は油圧ポンプ、（３）は蓄圧器、（４）はタ
イミング制御弁、（５）は油圧シリンダ、（６）は油圧
ピストン、（７）は弁、（８）はシリンダカバー（９）
はタイミング制御器である。

しかし、本来、動弁装置の吸気弁または排気弁は弁の開
会作動開始時ではシリンダ内圧力Ｐ２の負荷が大きいた
め、高圧の作動油を必要とするが、負荷の無くなる行程
途中からは低圧の作動油で良く、また、閉弁行程は弁の
重量にのみ打勝つだけの低圧油でよいことに対して、オ
〜バー７ベツクであった。

本発明は上記問題点を解消するためのもので、動力の消
費を極めて少なくでき、ランニングコストを低減し得る
油圧動弁制御装置を提供することを目的とするものであ
る。

本発明は、吸気弁または排気弁を駆動する油圧シリンダ
の高圧回路に高低圧回路切換弁を介して低圧回路を接続
し、前記油圧シリンダのピストンの作勤行程途中でタイ
ミング制御器によシ油圧の供給回路を切換えるようにし
て、上記目的を達成したものであり、動力の消費を節減
できてランニングコストを大巾に低減できるものである
。

以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第２
図において、第１図と同じ部品番号のものは、同じ動作
をするもので“あり、説明を省略する。

第２図が第１図と一札適するところは、第１図の装置に
、低圧ポンプＱＯ１低圧蓄圧器（１υ、高低圧流体切換
弁ａのを付加した点であり、その作動は次のようになる
。

まず、第１図の装置では、油タンク（１）の作動油を油
圧ポンプ（２）で加圧して蓄圧器（３）に貯えておき、
機関の負荷、回転数に対して設定された弁（７）の開閉
タイミングに応じてタイミング制御器（９）から出され
た指令にもとづきタイミング制御弁（４）を作動させる
。

タイミング制御弁（４）によシ開弁のときは、作動油が
油圧シリンダ（５）の上部室（５ａ）側に供給されて油
圧ピストン（６）を駆動し、この油圧ビヌトン（６）と
結合されている弁（７）を下方に移動させる。このとき
油圧シリンダ（５）の下部室（５ｂ）側の作動油は油タ
ンク（１）に戻されるため圧力が低下し、上部室（５ａ
）側の作動油圧も低下する。

閉弁のときは、開弁とは逆の動作によシ弁（７）は上方
に移動し、このサイクルが繰り返家される。

これらの作動要領は第３図に示されている。

この時、蓄圧器（３）は油圧ピストン（６）を満足させ
るだけの油量を蓄圧しており、油圧ポンプ（２）がその
油量をいつも吐出することはない。しかし、そのため、
弁（７）の開閉毎にポンプ圧力を変更しても効果はなく
、同左の作動油が使用されることとなり、油圧ポンプ（
２）は過剰能力のものとなる。

いま、弁（７）を駆動するための油圧源、動力をＮ、作
動油圧力をＰ４．１分間当シの供給油量をＱ１シリンダ
内径をＤ、ピストン行程をし、１分間当シのピストン作
動回数を１１ポンプ効率をη□とするとなる。従って、
開弁時および閉弁時の油圧源動力をそれぞれＮ１および
Ｎ２とすると、となる。従って 次に本発明では、第４図に示すように、開弁初期には第
１図の装置と同様の動作を行なうが、弁リフトの途中で
シリンダ内圧力が低下してからは高低圧回路切換弁（２
）を作動させ、残シのピストン行程ｌの期間は低圧蓄圧
器（ロ）から低圧の作動油を供給する。以後次サイクル
の開弁指令までは低圧回路による動作とし、高圧回路の
油圧源動力の消費を少なくする。開弁指令と同時に低圧
回路を高圧回路に切換えて開弁動作を行なう。

なお、高低圧回路の切換えは、閉弁動作の油圧ピストン
停止後であれば、作動油の動きは圧縮分だけでほとんど
ないため、動力の消費も極めて少ない。

いま、開弁時の高圧油圧Ｐ、および低圧油圧Ｐ２による
油圧源動力をそれぞれＮ　、ＬおよびＮ１″とし開弁時
の低圧油圧Ｐによる油圧源動力をＮ２′トスルト、とな
る。従って全体の油圧源動力Ｎ　はとなる。ここで、Ｐ
、　＞Ｐ２であるので、（１）（２）式からＮ＞Ｎ となり、明らかに本発明による方が、油圧源動力は少な
くて済む。

以上本発明によれば開会初期における弁リフト途中で油
圧シリンダ内圧力が低下してから以後は、低圧回路で該
油圧シリンダを駆動できるので、高圧ポンプの能力（吐
出量）を低減でき、コスト減となるとともに、所要動力
を節減でき、ランキングコストを大巾に低減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の構成図、第２図は本発明の一実施例を
示す構成図、第３図および第４図は従来例と本発明の動
作を比較するための波形図である。 （２）・・・油圧ポンプ、（３）・・・蓄圧器、（４）
・・・タイミング制御弁、（５）・・・油圧シリンダ、
（７）・・・弁、（９）・・・タイミング制御器、頭・
・・低圧ポンプ、αυ・・・低圧蓄圧器、（６）・・・
高低圧回路切換弁 代理人　　　森　　本　　義　　弘 第１因 言１２＋＋ 第２区 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　内燃機関の吸気弁または排気弁の開閉制御を油圧を
   用いて行なう油圧動弁制御装置において、吸気弁または
   排気弁を駆動する油圧シリンダの高圧回路に高低圧回路
   切換弁を介して低圧回路を接続し、前記油圧シリンダの
   ピストンの作勤行程途中でタイミング制御器により油圧
   の供給回路を切換えるようにしたことを特徴とする油圧
   動弁制御装置。