JPS5918721Y2 - 高周波共振器 - Google Patents

高周波共振器

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Publication number
JPS5918721Y2
JPS5918721Y2 JP314876U JP314876U JPS5918721Y2 JP S5918721 Y2 JPS5918721 Y2 JP S5918721Y2 JP 314876 U JP314876 U JP 314876U JP 314876 U JP314876 U JP 314876U JP S5918721 Y2 JPS5918721 Y2 JP S5918721Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
case
coil
resonator
screw
metal case
Prior art date
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Expired
Application number
JP314876U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5295328U (ja
Inventor
洋 安田
Original Assignee
ソニー株式会社
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS5295328U publication Critical patent/JPS5295328U/ja
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  • Filters And Equalizers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高周波共振器の改良に関するものである。
無線機器に於いては、使用周波数以外の電波を除去する
ために、入力端とアンテナとの間または送信端とアンテ
ナとの間に高周波共振器を設ける場合がある。
このような高周波共振器は一般にケース内部にトリマー
コンデンサとコイルとの共振回路を装着した基本的構造
を有している。
従来で゛はトリマーコンデンサとコイルをケース内に取
付ける場合は、ケース内部で両者の半田付を行うように
しているため作業性が悪く、また修理の際にトリマーコ
ンデンサとコイルを交換する場合にもその取り外し、新
しい部品の取付は作業に極めて手数がかかりサービス性
の悪いものであった。
本考案は上記の問題を解決するためのもので、トリマー
コンデンサとコイルとを直線状に接続して戒る共振体を
ケース内に挿入して、コイルの端部をケースの取付孔に
挿入し、この取付孔と直交して設けられたネジ孔にネジ
込まれたネジにより、上記コイルの端部を圧接して、こ
のコイルを上記ケースに着脱自在に接続したものである
このように構成することにより組立ての容易なサービス
性の良い斯種高周波共振器を提供することができる。
以下本考案の実施例を第1〜4図について説明する。
第1,2図はケース1を示すもので、直方体状ケース1
には円柱状空洞2が設けられ、この空洞2の開口端付近
にはネジ3が形成されている。
空洞2の底部にはケース1の外部と連通ずるコイル取付
孔4が設けられ、さらにこの取付孔4と直交して外部と
連通ずるネジ孔5が設けられている。
またケース1の側部には入力端子取出し用の小孔6が空
洞2と連通して設けられ、この小孔6と対・向する側部
には出力取出し用の小孔(図示せず)が設けられている
尚このケース1は例えば黄銅の直方体を切削加工した後
銀メッキを施して成る一体構造のものとしてよい。
一方第3図に示すように、トリマーコンデンサ7の端子
7aにコイル8の一端を同軸的に半田付9した共振体1
0を予め製作して置く。
このトリマーコンデンサ7の頭部には空洞2のネジ3に
ネジ込まれるネジ7bが設けられている。
またこのネジ7bには調整用ドライバーを挿入するため
の(L7Cが設けられている。
次にこの共振体10をケース1の開口端から空洞2内に
挿入してネジ7bと3を螺合させ、第4図のようにコイ
ル8のコールド側の端部8aを取付孔4に挿入し、ネジ
孔5にイモネジ11をネジ込んでその先端でコイル8の
端部8aを圧接し、ケース1とコイル8とを電気的・機
械的に接続する。
次に孔7Cにドライバーを挿し込んでトリマーコンデン
サ7の調整ネジ7dを廻して所定の共振周波数を得るよ
うに調整を行う。
部品の交換を行う場合はイモネジ11を緩めた後ネジ7
bを廻すことにより、共振体10を容易に取り出すこと
が出来る。
次に本考案をワイアレスマイクに適用した場合の実施例
について第5図と共に説明する。
第5図に於いて使用される高周波共振器は共振回路を二
段有するもので、ケース12は半円柱形状の一端にフラ
ンジ部13を一体的に設けた構造を有している。
このケース12には空洞14.15が互いに平行に設け
られ、この空洞14.15の開口端付近にはネジ16.
17が形成されている。
ケース12の上記開口側と反対側の側面にはコイル取付
孔18゜19が空洞14,15と夫々連通して設けられ
、さらにケース12の上面には取付孔18.19と連通
するネジ孔20.21と空洞15と連通する出力取出し
孔22が設けられている。
ケース12にはさらにその周面に空洞14と連通する入
力端子取出し用の孔23が設けられ、またケース12の
内部には空洞14と15を連通ずる結合孔28が設けら
れている。
この結合(L24は空洞14.15に装着される共振回
路の磁気的・静電的な結合を得るためのものである。
尚、第5図に於いて24はプリント基板で、発振回路を
構成する部品25が配線されており、ケース1の上面に
装着されるものである。
また26はワイアレスマイクの円筒状ケースで、共振器
のケース12が挿入され、フランジ部13が嵌合されて
ネジ27によりネジ止めされるものである。
二つの共振体10a、10bは第3図の共振体10と同
様に構成されており、これらの共振体10a。
10bは空洞14.15に夫々挿入されてネジ16.1
7にネジ止めされ、各コイル8のコールド側端部8aを
取付孔18.19に挿通されて、ネジ孔20.21に螺
合されたイモネジ(図示せず)により圧接固定される。
次にプリント基板24を装着して出力取出し孔22から
の出力リード線と接続した後、ケース12をワイアレス
マイクのケース26に挿入してネジ27により固定する
修理する場合はネジ27を緩めてケース12を引き出し
、さらにネジ孔20.21内のイモネジ及び各共振体1
0a、10bのネジ7を緩めることにより共振体10a
、10bを取り出すことができる。
本考案は、トリマーコンデンサとコイルとを接続して直
線状に構成して成る共振体を金属ケースの開口からこの
金属ケース内に挿入し、上記コイルの上記トリマーコン
デンサとの接続部とは反対側の端部を上記金属ケースの
上記開口とは反対側の側面に設けられた取付孔に挿入し
、この取付孔に直交して外部と連通ずるように上記金属
ケースに設けられたネジ孔にネジ込まれたネジにより、
上記取付孔に挿入された上記コイルの端部を圧接するこ
とにより、上記コイルを上記金属ケースに電気的及び機
械的に着脱自在に接続して成る高周波共振器に係るもの
である。
従って本考案によれば、予め作製された共振体をケース
内に挿入すればよいので、組立てが容易となり量産性が
向上する。
特にコイルの端部を上記取付孔に挿入した後、ネジをネ
ジ込むだけで共振体を容易にケースに取付けることがで
きると共に、上記ネジをゆるめるだけで、共振体を容易
にケースから取り外すことができるので、サービス性の
良い斯種高周波共振器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案の実施例を示すもので第1図はケー
スの断面側面図、第2図はケースの斜視図、第3図はケ
ースと共振体の斜視図、第4図はケースに共振体を取付
けた状態を示す断面側面図、第5図は本考案をワイアレ
スマイクに適用した場合の実施例を示す要部の斜視図で
ある。 また図面に用いられている符号において、1はケース、
2は空洞、4は取付孔、5はネジ孔、7はトリマーコン
デンサ、8はコイル、8aは端部、10は共振体、11
はイモネジ、7aは端子である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トリマーコンデンサとコイルとを接続して直線状に構成
    して戒る共振体を金属ケースの開口からこの金属ケース
    内に挿入し、上記コイルの上記トリマーコンデンサとの
    接続部とは反対側の端部を上記金属ケースの上記開口と
    は反対側の側面に設けられた取付孔に挿入し、この取付
    孔に直交して外部と連通ずるように上記金属ケースに設
    けられたネジ孔にネジ込まれたネジにより、上記取付孔
    に挿入された上記コイルの端部を圧接することにより、
    上記コイルを上記金属ケースに電気的及び機械的に着脱
    自在に接続して成る高周波共振器。
JP314876U 1976-01-14 1976-01-14 高周波共振器 Expired JPS5918721Y2 (ja)

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JP314876U JPS5918721Y2 (ja) 1976-01-14 1976-01-14 高周波共振器

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JP314876U JPS5918721Y2 (ja) 1976-01-14 1976-01-14 高周波共振器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5295328U JPS5295328U (ja) 1977-07-16
JPS5918721Y2 true JPS5918721Y2 (ja) 1984-05-30

Family

ID=28463804

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JP314876U Expired JPS5918721Y2 (ja) 1976-01-14 1976-01-14 高周波共振器

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JPS5295328U (ja) 1977-07-16

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