JPS59187079A - 陰極線管 - Google Patents
陰極線管Info
- Publication number
- JPS59187079A JPS59187079A JP6076983A JP6076983A JPS59187079A JP S59187079 A JPS59187079 A JP S59187079A JP 6076983 A JP6076983 A JP 6076983A JP 6076983 A JP6076983 A JP 6076983A JP S59187079 A JPS59187079 A JP S59187079A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cathode ray
- ray tube
- lens
- inbo3
- chromatic aberration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Luminescent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はレンズ系を通したとき色収差が少なく良好な解
像度が得られる陰極線管に関する。
像度が得られる陰極線管に関する。
近年、陰極線管の画像をレンズを通して拡大と7で見る
ものが増えてきた。例えば、大画面を得る投写形テレビ
ジョン用の陰極線管や、ビューファインダ管などである
。このように、陰極線管の画像をレンズ系を通して見る
場合、螢光体の発光スペクトルが広い範囲にわたって分
布していると、レンズによる色収差が大きくなり、ある
いは色収差の補正が困難で、解像度を悪化させる。一般
的には色収差を補正するために複数枚のレンズを組合わ
せた色消しレンズを用いるが、広い範囲に分布した発光
スペクトルの補正を十分行った色消しレンズは高価なも
のとなり、好ましいものではない。また最近の投写形テ
レビジョンでは画像の明るさを増大するために大口径の
プラスチックレンズを用いることが必然的となり、ます
ます色収差の問題が重要となってきた。
ものが増えてきた。例えば、大画面を得る投写形テレビ
ジョン用の陰極線管や、ビューファインダ管などである
。このように、陰極線管の画像をレンズ系を通して見る
場合、螢光体の発光スペクトルが広い範囲にわたって分
布していると、レンズによる色収差が大きくなり、ある
いは色収差の補正が困難で、解像度を悪化させる。一般
的には色収差を補正するために複数枚のレンズを組合わ
せた色消しレンズを用いるが、広い範囲に分布した発光
スペクトルの補正を十分行った色消しレンズは高価なも
のとなり、好ましいものではない。また最近の投写形テ
レビジョンでは画像の明るさを増大するために大口径の
プラスチックレンズを用いることが必然的となり、ます
ます色収差の問題が重要となってきた。
現在、上記のような陰極線管に用いられている緑色発光
螢光体として、EIA(迷申tE1ectronicI
ndustries As5ociation )登
録番号Piで示されるZn2SiO4: Mn (以後
P1と略記)、Pd2で示されるGd2O□S:Tbや
Y、O□S:Tb(以1tt、P 43と略記)、P2
2で示されるZnS系(付活剤としてCuAu八1、へ
uA 1など)螢光体(以後P22と略記)などが用い
られている。これらの中ではPlが比較的発光スペクト
ル分布が狭く、色純度も良い。しかし、Plは残光が長
いという大きな欠点がある。またP22はスペクトル分
布の幅が広い。Pd2のスペクトルは線スペクトルであ
るが青と赤の波長領域にも発光スペクトルが存在するた
めに色収差はPlよりも悪く、また発光色の色もやや黄
味を帯びていて、PIやP22よりも劣る。従っていず
れの螢光体を用いた陰極線管も必ずし7も十分な骨節を
有しているとは言えなかった。
螢光体として、EIA(迷申tE1ectronicI
ndustries As5ociation )登
録番号Piで示されるZn2SiO4: Mn (以後
P1と略記)、Pd2で示されるGd2O□S:Tbや
Y、O□S:Tb(以1tt、P 43と略記)、P2
2で示されるZnS系(付活剤としてCuAu八1、へ
uA 1など)螢光体(以後P22と略記)などが用い
られている。これらの中ではPlが比較的発光スペクト
ル分布が狭く、色純度も良い。しかし、Plは残光が長
いという大きな欠点がある。またP22はスペクトル分
布の幅が広い。Pd2のスペクトルは線スペクトルであ
るが青と赤の波長領域にも発光スペクトルが存在するた
めに色収差はPlよりも悪く、また発光色の色もやや黄
味を帯びていて、PIやP22よりも劣る。従っていず
れの螢光体を用いた陰極線管も必ずし7も十分な骨節を
有しているとは言えなかった。
本発明の目的は、上記の如き問題のない、レンズ系を通
して高い解像度の得られる緑色光を発する陰極線管を提
供することにある。
して高い解像度の得られる緑色光を発する陰極線管を提
供することにある。
上記目的を達成するために本発明においては、InBO
3: Tbなる構造式で表される緑色発光螢光体を用い
て螢光面を形成することとした。
3: Tbなる構造式で表される緑色発光螢光体を用い
て螢光面を形成することとした。
PL 、Pd2 、P22螢光体を用いた陰極線管の発
光スペクトル分布および本発明に係るInBO3: T
b螢光体を用いた陰極線管の発光スペクトル分布をそれ
ぞれ第1乃至第4図に示す。これらの図から発光スペク
トル分布の狭い螢光体はPlと本発明に係る螢光体1n
BO3: Tbであることがわかる。また第5図に各々
の陰極線管の発光色をCI E (Commis−si
on International de I’E
clairage )色度座標上に表示した。この図が
ら本発明陰極線管の緑発光色は、現在国内で一般的に使
われているPd2を用いた陰極線管の緑発光色よりも色
純度が良いことがわかる。このように本発明に係る陰極
線管は、発光スペクトル分布が狭く、比較的色純度の良
い緑色発光螢光体を用いることにより高解像度を得た。
光スペクトル分布および本発明に係るInBO3: T
b螢光体を用いた陰極線管の発光スペクトル分布をそれ
ぞれ第1乃至第4図に示す。これらの図から発光スペク
トル分布の狭い螢光体はPlと本発明に係る螢光体1n
BO3: Tbであることがわかる。また第5図に各々
の陰極線管の発光色をCI E (Commis−si
on International de I’E
clairage )色度座標上に表示した。この図が
ら本発明陰極線管の緑発光色は、現在国内で一般的に使
われているPd2を用いた陰極線管の緑発光色よりも色
純度が良いことがわかる。このように本発明に係る陰極
線管は、発光スペクトル分布が狭く、比較的色純度の良
い緑色発光螢光体を用いることにより高解像度を得た。
実施例1:3管屈折方式投写形テレビジョン用に7影線
色発光陰極線管をInBO3: Tb螢光体を用いて作
った。螢光膜の形成は、一般的に良く知られている水沈
降塗布法で容易にできる。
色発光陰極線管をInBO3: Tb螢光体を用いて作
った。螢光膜の形成は、一般的に良く知られている水沈
降塗布法で容易にできる。
実施例2:ビューファインダ用の超小形カラー陰極線管
(5形以下)をInBO3: Tb螢光体を用いて作製
した。具体的には1.5形管のパネルに赤、緑、青の3
色の螢光体をそれぞれスラリー状にして塗布した。この
ような陰極線管の画像は非常に小さいので2〜10倍程
度のレンズにより拡大して見る。
(5形以下)をInBO3: Tb螢光体を用いて作製
した。具体的には1.5形管のパネルに赤、緑、青の3
色の螢光体をそれぞれスラリー状にして塗布した。この
ような陰極線管の画像は非常に小さいので2〜10倍程
度のレンズにより拡大して見る。
両実施例ともレンズを通した場合の解像度が良好なこと
を確認した。
を確認した。
本発明の実用上の効果は上記の如く陰極線管の画像をレ
ンズを通して拡大し、その解像度を確認することによっ
て直接把握できたが、さらに下記のようにして、その効
果を定量的に評価した。
ンズを通して拡大し、その解像度を確認することによっ
て直接把握できたが、さらに下記のようにして、その効
果を定量的に評価した。
スペクトル分布(多波長成分)を有する2つの位置の発
光点が同一のレンズを通して結像する場合、この解像度
の目安としてM T F (ModulationTr
ansfer Factor周波数変換係数)という
評価要素がある。これはレンズを通して結像した2つの
像の間隔が実物の間隔と同じ場合を1とし、2つの像の
間隔が識別出来ない(くっついてしまっている)場合を
0として表示(実際には計算して求める)する。この値
はスペクトル分布が広いとOに近づき、狭いと1に近づ
(。実際に同一のレンズを用いた場合を想定してPl、
Pd2 、P22 、及び本発明に係るInBO3:
Tb螢光体を用いた陰極線管についてδ1算してみると
第1表に示すような結果となった。
光点が同一のレンズを通して結像する場合、この解像度
の目安としてM T F (ModulationTr
ansfer Factor周波数変換係数)という
評価要素がある。これはレンズを通して結像した2つの
像の間隔が実物の間隔と同じ場合を1とし、2つの像の
間隔が識別出来ない(くっついてしまっている)場合を
0として表示(実際には計算して求める)する。この値
はスペクトル分布が広いとOに近づき、狭いと1に近づ
(。実際に同一のレンズを用いた場合を想定してPl、
Pd2 、P22 、及び本発明に係るInBO3:
Tb螢光体を用いた陰極線管についてδ1算してみると
第1表に示すような結果となった。
第1表
すなわち本発明に係るInBO3: Tbを用いた陰極
線管の値はPlを用いた陰極線管と同じであり、Pd2
やP22を用いた陰極線管よりも大幅に良い(1に近い
値を有する)。
線管の値はPlを用いた陰極線管と同じであり、Pd2
やP22を用いた陰極線管よりも大幅に良い(1に近い
値を有する)。
以上説明したように本発明によれば、レンズを用いて画
像を拡大して見るようなシステムにおいて、色消レンズ
を用いる必要が無くなり、大口径のプラスチックレンズ
を用いることが出来るようになるなどシステムの原価低
減が容易となる。
像を拡大して見るようなシステムにおいて、色消レンズ
を用いる必要が無くなり、大口径のプラスチックレンズ
を用いることが出来るようになるなどシステムの原価低
減が容易となる。
なお、以上、螢光体としてInBO3: Tbを用いる
場合について説明したが、付活剤はTbに限定されるこ
となく、Mnを用いても同様な効果が得られる。
場合について説明したが、付活剤はTbに限定されるこ
となく、Mnを用いても同様な効果が得られる。
また両者の混合品も同様な効果がある。
第1図はPlのスペクトル分布図、第2図はP43のス
ペクトル分布図、第3図はP22のスペクトル分布図、
第4図は本発明に係るInBO3: Tbのスペクトル
分布図、第5図は各種螢光体を用いた陰極線管のCIE
色度座標図である。 弔 11゛・1 第 −1,p:/l 夫(2(バ?lI) 第 31・4 三σ長 (に尻) 伺゛コ 4トX1 5f長(7L挑)
ペクトル分布図、第3図はP22のスペクトル分布図、
第4図は本発明に係るInBO3: Tbのスペクトル
分布図、第5図は各種螢光体を用いた陰極線管のCIE
色度座標図である。 弔 11゛・1 第 −1,p:/l 夫(2(バ?lI) 第 31・4 三σ長 (に尻) 伺゛コ 4トX1 5f長(7L挑)
Claims (1)
- バルブのパネル内面に螢光体層を設けた陰極線管におい
て、前記螢光体層はInB(’3: ’rbなる構造式
で表される緑色発光螢光体を用いていることを特徴とす
る陰極線管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6076983A JPS59187079A (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 陰極線管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6076983A JPS59187079A (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 陰極線管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59187079A true JPS59187079A (ja) | 1984-10-24 |
Family
ID=13151814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6076983A Pending JPS59187079A (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 陰極線管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59187079A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62146980A (ja) * | 1985-12-19 | 1987-06-30 | Futaba Corp | 低速電子線用蛍光体 |
GB2294055A (en) * | 1994-10-12 | 1996-04-17 | Samsung Display Devices Co Ltd | Mixed green-emitting phosphor and a cathode ray tube adopting the same |
-
1983
- 1983-04-08 JP JP6076983A patent/JPS59187079A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62146980A (ja) * | 1985-12-19 | 1987-06-30 | Futaba Corp | 低速電子線用蛍光体 |
GB2294055A (en) * | 1994-10-12 | 1996-04-17 | Samsung Display Devices Co Ltd | Mixed green-emitting phosphor and a cathode ray tube adopting the same |
GB2294055B (en) * | 1994-10-12 | 1998-06-17 | Samsung Display Devices Co Ltd | Mixed green-emitting phosphor and a cathode ray tube adopting the same |
KR100334062B1 (ko) * | 1994-10-12 | 2002-08-28 | 삼성에스디아이 주식회사 | 녹색발광형광체및이를사용한음극선관 |
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