JPS59187038A - Icプラスチツクパツケ−ジ用充填剤 - Google Patents

Icプラスチツクパツケ−ジ用充填剤

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JPS59187038A
JPS59187038A JP6092983A JP6092983A JPS59187038A JP S59187038 A JPS59187038 A JP S59187038A JP 6092983 A JP6092983 A JP 6092983A JP 6092983 A JP6092983 A JP 6092983A JP S59187038 A JPS59187038 A JP S59187038A
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JP
Japan
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filler
particle size
present
particle diameter
moisture
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Application number
JP6092983A
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English (en)
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JPH0157132B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Watabe
弘行 渡部
Shigeru Abe
茂 安部
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Coorstek KK
Original Assignee
Toshiba Ceramics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ICプラスチックパッケージ用充填剤に関す
るものである。
従来からICプラスチックパッケージに用いる熱硬化性
樹脂は、通常無機質充填剤と混合して使用する。これは
、無機質充填剤を混合することによって熱膨張や熱伝導
、それに電気的特性を改善するためである。無機質充填
剤としてはアルミナ、シリカ、ガラスvan等があるが
、信頼性を要求されるものにはシリカや溶融石英粉が従
来から使用されている。
しかし、従来の充填剤粉体は、水分を吸着して凝集した
り、付着したりする欠点があった。従来の充填剤は、第
1図に示す粒度分布で明らかなように、粒径が10μm
よりも小さな微粉を15〜20重量%も含んでいた。
このため、従来の充填剤は水分を吸着し易く、その結果
このような付着、凝集現象が起るものと考えられた。
充填剤が水分を多く吸着すると充填剤を混合した熱硬化
性樹脂の粘性に大きな影響を与える。従来の充填剤は、
水分を多く吸着するため、熱硬化性樹脂の粘性が低くな
り、流れ性が良くなって、結果としてパリが多くなると
いう欠点があった。
また、従来の充填剤を使用すると、吸着した水分のため
に、IC内部のA9配線が腐蝕されて故障することが多
かった。
本発明は上記の実情に鑑みてなされたもので、水分を吸
着しにくいICプラスチックパッケージ用充填剤を提供
することを目的とするものである。
本発明のICプラスチックパッケージ用充填剤は、粒径
50μI11〜10μmの溶融石英粉が90重量%以上
であることを特徴とするものである。
本発明のICプラスチックパッケージ用充填剤は、上記
のように、粒径50μIll〜10μmの粒子がほとん
どで、粒径10μmよりも小さな粒子は極くわずかしか
含まれていない。このため、本発明のICプラスチック
パッケージ用充填剤は水分を吸着しにクク、付着、凝集
現象がみられない。また、本発明のICプラスチックパ
ッケージ用充填剤によれば、IC内部のA9配線が腐蝕
されないので、ICの寿命が伸びる。
第1表(後掲)は、本発明者が行なった水分吸着実験の
結果を示すものである。実験は平均粒径が5um 、1
0um 、30.czmの3種類の試料を用いて行った
が、平均粒径が小さくなるほど水分吸着量が多くなるこ
とがわかる。つまり、溶融石英粉のうちで粒径10μm
よりも小さな粒子の占める割合が多くなると、水分の吸
着量が多くなるのである。これは、溶融石英粒子を粉砕
することによって、粒子表面が新たに生成されて活性化
してくるため、空気中の水分と反応するものと考えられ
る。
また、溶融石英粉のうちで粒径が50μmよりも大きな
粒子の占める割合が多くなると、モールディングの際に
ゲート詰まりを起こしたり、あるいは熱硬化性樹脂と均
一に混合し難くなるのである。
それゆえ、本発明のICプラスチックパッケージ用充填
剤は、粒径50μm〜10μmの溶融石英粉が90重量
%以上であることに限定したのである。
以下に実施例を掲げて本発明のICプラスチックパッケ
ージ用充填剤をより具体的に説明する。
友111 本発明のICプラスチックパッケージ用充填剤を第3図
に示す装置で製造した。すなわち、溶融石英粉を供給機
1から選別112に供給づると、粒径10μmより小さ
な溶融石英粉がカットされて粒径10μm以上の溶融石
英粉が得られる。3はバッグフィルター、6はブロアで
ある。
粒径10μm以上の溶融石英粉を篩別機4で篩別し、磁
選機5を通すと本発明のICプラスチックパッケージ用
充填剤が得られる。
篩別機4には350メツシユの金網を使用した。磁選機
5は、篩別114で混入する金網の鉄分(1%程度)を
除去するためのものである。
この装置で製造した本発明のICプラスチックパッケー
ジ用充填剤の粒度分布を第2図に示した。粒度分布は光
透過法で測定しlC0収率は40.2%であった。
実JI健l一 本発明のICプラスチックパッケージ用充填剤を第4図
に示す装置で製造した。第4図に示す装置では、選別機
が2機連続して用いられている。
供給1!!1から供給された溶融石英粉は、第1選別機
2で粒径50μmよりも大きな溶融石英粉が選別され排
出される。粒径50μm以下の溶融石英粉は第2選別機
7に運ばれ、ここで粒径10μmよりも小さな溶融石英
粉がカットされ本発明のICプラスチックパッケージ用
充填剤が得られる。
選別機2.7には粗角ミクロン社製のMS−2(選別機
に対する粗角ミクロン社の商品名)を用いた。
第4図に示した装置で製造した本発明のICプラスチッ
クパッケージ用充填剤の粒度分布を第2図に示した。粒
度分布は光透過法で測定した。収率は47.2%であっ
た。
次に実施例1及び実施例2で製造した本発明の充填剤の
特性と従来の充填剤の特性を比較した。その結果を第2
表(後掲)に示した。
尚、水分吸着量は120℃で3時間経過後の減量を測定
して求めた。
第2表で明らかなように、本発明の充填剤は水分吸着量
が少なく、付着や凝集現象が見られなかった。純度も微
粉を除去したため向上した。実施例1及び実施例2で得
られた本発明の充填剤を用いて、ICプラスチックパッ
ケージを製造したところ、流れ性が良く、成形品にもク
ラックが入ることがなく良好であった。
本発明の充填剤は熱硬化性樹脂充填剤だ(プでなく、種
々の樹脂の充填剤や研磨剤としても使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の充填剤の粒度分布を示すグラフ、第2図
は本発明のICプラスチックパッケージ用充填剤の粒度
分布を示すグラフ、第3図及び第4図は本発明のICプ
ラスチックパッケージ用充填剤を製造するための装置例
を示す概略図である。 1・・・供給機 2.7・・・選別機 4・・・篩別機 5・・・磁選機 6・・・ブロアー 特許出願人 東芝セラミックス株式会社尤ユ去 293

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粒径50μm〜10μmの溶融石英粉が90重量%以上
    であることを特徴とするICプラスチックパケージ用充
    填剤。
JP6092983A 1983-04-08 1983-04-08 Icプラスチツクパツケ−ジ用充填剤 Granted JPS59187038A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6092983A JPS59187038A (ja) 1983-04-08 1983-04-08 Icプラスチツクパツケ−ジ用充填剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6092983A JPS59187038A (ja) 1983-04-08 1983-04-08 Icプラスチツクパツケ−ジ用充填剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59187038A true JPS59187038A (ja) 1984-10-24
JPH0157132B2 JPH0157132B2 (ja) 1989-12-04

Family

ID=13156559

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JP6092983A Granted JPS59187038A (ja) 1983-04-08 1983-04-08 Icプラスチツクパツケ−ジ用充填剤

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58138740A (ja) * 1982-02-15 1983-08-17 Denki Kagaku Kogyo Kk 樹脂組成物
JPS5984937A (ja) * 1982-11-02 1984-05-16 Matsushita Electric Works Ltd 樹脂組成物

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58138740A (ja) * 1982-02-15 1983-08-17 Denki Kagaku Kogyo Kk 樹脂組成物
JPS5984937A (ja) * 1982-11-02 1984-05-16 Matsushita Electric Works Ltd 樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0157132B2 (ja) 1989-12-04

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