JPS59186944A - ビス〔β−(N,N−ジメチルアミノ)エチル〕エ−テルの製造方法 - Google Patents

ビス〔β−(N,N−ジメチルアミノ)エチル〕エ−テルの製造方法

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JPS59186944A
JPS59186944A JP6007783A JP6007783A JPS59186944A JP S59186944 A JPS59186944 A JP S59186944A JP 6007783 A JP6007783 A JP 6007783A JP 6007783 A JP6007783 A JP 6007783A JP S59186944 A JPS59186944 A JP S59186944A
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御手洗 計治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ビスしβ−(N、 N−ジメチルアミノ)エ
チル〕エーテルの製造方法に関する。更に′詳しくは、
ビス[β−(N、N−ジメチルアミン)エチル〕エーテ
ルのビスメトハライド化合物ゲン原子、以下、ビスメト
ハライド体と略す。)と活性水素を有する脂肪族ア、ミ
ンとを反応させ、ビス〔β−(N、n−ジメチルアミノ
)エチル〕エーテル(以下、エーテルアミンと略す。)
を製造するに際し、反応液より回収した該脂肪族アミン
を繰シ返し再使用することによシ、エーテルアミンを工
業的に製造する方法に関する。・ 該ビスメトハライド体の脱メチル化反応により相当する
エーテルアミンを製造する方法は、米国特許第3.40
0.157号及び特公昭48−7411号公報に開示さ
れている。
特公昭48−7411号公報は、該ビスメトハライド体
を、沸点220℃以上の第一級アミン基を有する。高沸
点ポリアミン存在下で脱メチル化反応を行ないエーテル
アミンを4V!造する方法である。
同公報には、目的とするエーテルアミン1 kgを生産
するに必要なアミノエチルエタノールアミンやトリエチ
レンテトラミン等の筒沸点ポリアミンの量は、2.3〜
五51<gをも必要である旨記載されているが、これら
の高価なポリアミン類を大量に使用することは経済的に
極めて不利である。
本発明者らは、大気圧下40〜170℃の沸点を有する
脂肪族アミンと該ビスメトハライド体とを反応させエー
テルアミンを製造する際、脱メチル化剤としての該脂肪
族アミンを反応後回収し、繰り返し再使用する方法を既
に特許出願している。
即ち、反応後アミンの塩酸塩からなる反応混合物に塩酸
を中和するに必要な量のアルカリ性化合物を添加し、ア
ミン類を完全に遊離させる。中和後の主としてアミン類
、水及び塩から、なる混合物よp水を蒸留により除去す
る。次いで析出した基金遠心分離により除去後、涙液を
蒸留し、該脂肪族アミンをエーテルアミンより分離し回
収する。
このような方法により回収した脂肪族アミンを繰り返し
使用することによりエーテルアミン製造プロセスの経済
性が茜められでいる。しかしながら、上記の脂肪族アミ
ン回収方法は、中和後の反応液を蒸留−遠心分離−蒸留
という多段分離操作からなり極めて煩雑な分離回収法と
なっている。
脱メチル化剤としての脂肪族アミ/を回収再使用するプ
ロセスにおいて重要なことは、中和により生成した塩及
び原料ビスメトハライド体や回収脂肪族アミンと共に反
応系へ持ち込捷れる水、更には中和反応により生成した
水等の塩や水、その他反応に好ましくない影響を与える
物質を脂肪族アミンから簡便な方法で効率よく系外へ除
去することにある。
使用する脂肪族アミンが水と共沸混合物を形成しないも
のであれば、前述のように、中和後の反応液から蒸留に
より選択的に水を除去し、更に脱塩及び蒸留によシ該脂
肪族アミンを回収することが可能である。しかし、エチ
レンジアミンの如く水と共沸混合物を形成する脂肪族ア
ミンを脱メチル化剤に用いた場合、通常の常圧蒸留で水
を選択的に除去できない。即ち、脂肪族アミンの種類に
よっては、前述のような蒸留脱水−遠心分離脱塩−蒸留
回収の一連の操作からなる方法により脂肪族アミンを水
や塩から分離することが難しい。
原料ビスメトハライド体を大気圧下40〜170℃の沸
点を有シフ、かつ、分子内に第一級アミノ基を有する脂
肪族アミンと反応させ、反応液より回収した該脂肪族ア
ミンを繰り返し再使用するエーテルアミンの製造プロセ
スにおいて、脂肪族アミンの種類に依存することなく、
いかなる化学構造の脂肪族アミンを脱メチル化剤に用い
ても普遍的に適用可能な極めて簡素な脂肪族アミンの分
離回収法が強く望まれている。
本発明者らは、これらの事情に鑑み、鋭意研究を重ねた
結果、ビスメトハライド体とアミノ基由来の活性水素を
有する脂肪族アミンとの反応液にアルカリ金属水酸化物
を添加し処理することからなる実質的に単一の操作を施
こすことにより、反応液の中和、脱塩、脱水を同時に、
かつ、迅速に行ない得る極めて簡略化された反応液の処
理法を見い出すと共に、上記方法により処理された液を
粗蒸留し、沸点170℃以下の主として該脂肪族アミン
類及び各種有機物を含有する留出液をエーテルアミンか
ら分離回収し、繰り返し脱メチル化剤として再使用を行
なってもエーテルアミンを高収率に製造し得る新たな事
実を見い出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、一般式 (又はハロゲン原子)で表わされるビス[β−(N、 
N−ジメチルアミノ)エチル〕エーテルのビスメトハラ
イド化合物と大気圧下40〜170℃の沸点を有し、か
つ、分子内に1〜2個の第一級アミノ基を有する脂肪族
アミンとの反応によシビス〔β−[N、N−ジメチルア
ミノ)エチル〕エーテルを製造するに際し、(a)該ビ
スメトハライド化合物と該脂肪族アミンとの反応終了後
、反応系中の水の量に対し、アルカリ金属水酸化物を1
0〜55重量%となるよう添加し、(b)アミン類から
なる液相を分離回収し、(C)回収アミン類を大気圧下
沸点170℃以下と170℃をとえる留分に蒸留分離し
、(d)大気圧下沸点170℃以下の回収アミン類を該
ビスメトハライド体との反応に再使用することを特徴と
するビス〔β−(N、N−ジメチルアミノ)エチル〕エ
ーテルの製造方法を提供するものである。
本発明に使用される原料ビスメトハライド体は以下の一
般式で示される。
(Xはハロゲン原子) 即ち、ビス[β−(N、 N−ジメチルアミノ)エチル
]エーテルのビスメトハライド化合物で、これらのビス
メトハライド体の中でもビスメトクロライド体やビスメ
トブロマイド体が、経済性や原料の入手事情から原料と
して広く使用される。
本発明に使用される脂肪族アミンは、大気圧下40〜1
70℃の沸点を有し、かつ、分子内に第一級アミノ基を
1〜2個有する脂肪族アミンである。代表的な化合物を
具体的に例示すると、n −プロピルアミン、ブチルア
ミノ、エチレンジアミン、プロパンジアミン、ブタンジ
アミン等が好捷しく使用される。特にエチレンジアミン
やプロパンジアミ/は、アミン単位重量当りのエーテル
アミン生産能力に優れておシ、また、入手も容易なこと
から本発明の製造プロセスにとって極めて有用な脂肪族
アミンとして用いられる。
本発明におけるエーテルアミン製造プロセスは、基本的
に原料ビスメトハライド体と脱メチル化剤としての脂肪
族アミンとを反応させる工程に、反応液より脱メチル化
剤として再使用するだめの脂肪族アミンを分離回収する
工程からなる。反応工程における反応方法は、特に限定
されるものでないが、通常、以下に示すような方法によ
り実施される。
即ち、ビスメトハライド体と脂肪族アミンとの反応は、
常圧下または加圧下、100〜190℃の温度にて実施
される。比較的沸点の低い脂肪族アミンを用いた場合、
脂肪族アミンの反応系外への逸散を防ぐため加圧下、高
められた温度にて反応が行なわれる。また、比較的高い
沸点を有する脂肪族アミンを用いた場合、常圧下、還流
冷却のもとで反応が行々われてもよい。脂肪族アミンの
絵加量は、通常、該ビスメトハライド体1モルに対し2
モル以上加えられる。脂肪族アミンの添加量の上限は、
特に制限されるものでないが、反応器の生産効率や使用
後の脂肪族アミンの回収量に伴なう回収負担等を考慮し
た効率的な量が選ばれる。
該脂肪族アミンは、ビスメトハライド体の脱メチル化剤
として作用するのみならず、ビスメトハライド体の分散
性を向上させるための希釈分散剤としての機能も有する
。そのため、反応系へ新たに有機溶剤等の希釈分散剤を
加えることは必ずしも必要でない。特公昭4B−741
1号公報に記載されている如く、反応は非水系に近い脂
肪族アミンを希釈分散剤とする系、あるいはグリコール
エーテル類の希釈剤添加の系で実施される場合が一般的
である。
原料ビスメトハライド体を製造する工程で、水が溶媒と
して使用されるため、原料に随伴された水が本プロセス
の反応系へ導入される結果、本発明の反応方法の如く脂
肪族アミンと共に水を希釈剤とした系で反応を行なって
も何ら差し支え々い。
水等希釈剤の使用は、エーテルアミン収率及び反応器効
率の面で特に有利とはならないため、その添加量は、ビ
スメトハライド体に対し、等重量部以下であることが好
ましい。
エーテルアミンを工業的に製造するためには、上述した
如き反応によシ得られた反応液から脂肪族アミンを回収
し、繰り返し反応に使用することによりプロセスの経済
性を高めることが重要である。
本発明に基づく脂肪族アミンの分離回収法は、以下に示
す如き処理を行なうことからなる。
即ち、原料ビスメトハライド体と脂肪族アミンの反応液
は、生成したエーテルアミン、ビスメトハライド体から
メチル基を受容し、構造的に一部変性を受けた該脂肪族
アミン混合物、原料と共に反応系に持ち込まれた水、ハ
ロゲン化水素酸及び各種副反応生成物等からなる。この
反応液にアルカリ金属水酸化物を添加し、初めにハロゲ
ン化水素酸の中和を行ない遊離のアミン類を生成させる
次いで、液中の水の量に対し、アルカリ金属水酸化物濃
度が10〜55重量%、好ましくは20〜52重量%と
なるようアルカリ金属水酸化物を添加する。このように
して処理された反応混合v/:Jは、中性塩等の析出固
体を含有するスラリ一様の固相部と、遊離アミン類から
主としてなる液相部とに分離してくる。こうして得られ
た固液相からアミン類からなる液相を分離回収する。さ
らに、回収アミン類を沸点170℃(大気圧下)以下の
留出液と、170℃をこえる留出分であるエーテルアミ
ンとに蒸留分離する。エーテルアミンは製品とし、沸点
170℃以下の主として該脂肪族アミン混合物からなる
回収アミン類は精留することなくそのままビスメトハラ
イド体との反応に再使用できる。
本発明に使用されるアルカリ金属水酸化物は、特に限定
されるものではガいが、通常、水酸化ナトリウムや水酸
化カリウムが固体あるいは水溶液状態で用いられる。系
中に持ち込まれる水の量を極力抑制するためには、固体
アルカリ金属水酸化物の使用が好ましい。中和後、さら
に添加されるアルカリ金属水酸化物濃度は、以下のよう
に規定される。
アルカル金属水酸化物濃度= A+B+。x 1 ’0
0 %A:中和反応前の反応液中の水の量 B:中和反応によシ生成した水の量 C:系中に存在するアルカリ金属水酸化物の重量系中の
アルカリ金属水酸化物濃度が10重量−以下では、反応
液からの脱水が十分ではなく、このような条件の下で回
収された沸点170℃以下の留出液をビスメトハライド
体との反応に繰り返し使用すると反応系中の水の量が蓄
積増加し、反応器利用効率の低下、さらにはエーテルア
ミン収率の低下を壕ねく。また、脱塩も十分でなく、ア
ルカリ金属水酸化物処理液を粗蒸留する際、蒸留釜に塩
が残存し腐食をおこす原因となる。
アルカリ金属水酸化物を55重量係以上の濃度となるよ
う添加しても、アルカル金属水酸化物の過剰添加による
経済的損失をもたらすのみである。
反応液にアルカリ金属水酸化物を添加し、攪拌下処理す
る際の操作条件は、特に限定されるものではないが、好
ましくは、以下のような条件が選ばれる。
即ち、処理温度は20℃以上、脂肪族アミンの沸点以下
の温度、好ましくは40〜120℃の温度で操作される
。処理温度が高い程、短い時間で処理操作が完結し、効
率的な反応液の処理が可能となる。40〜120℃の温
度範囲で処理を行なった場合、通常α5〜5時間で処理
は完結し、中性塩等を含有するスラリ一様固相が沈降し
てくる。
静置後、上澄液相を同相部から分離することにより、脱
塩、脱水された主としてエーテルアミン及び該脂肪族ア
ミン混合物からなる液を回収できる。
この分離回収方法としては、静置後、上澄液に吸い上げ
る濾過助剤などを加えて沢過する、遠心分離するなどの
方法により行なうことができる。
この回収アミン類を蒸留し製品エーテルアミン(沸点1
90℃/760朋Hg)を取得する際、大気圧下沸点1
70℃以下の主として該脂肪族アミン混合物からなる前
留分を回収し、再びビスメトハライド体との反応に使用
する。
蒸留条件は特に限定されるものではなく、常圧。
減圧または加圧のいずれの圧力下で実施してもよいが、
通常、常圧または減圧下にて行ガわれる。
処理液を蒸留する際、該脂肪族アミン混合物の沸点留分
のみkm留回収し、ビスメトハライド体との反応に再使
用してもよいが、装置面、労力面で特に有利とはならな
い。
基本的には、処理液をエーテルアミン留分と、その他の
組成物からなる留分とに蒸留分離し、エーテルアミン以
外の留分をビスメトハライド体との反応に再使用する簡
略化された蒸留操作で十分である。
以−F述べた如く、エーテルアミン生成反応液のアルカ
リ金属水酸化物処理と、粗蒸留操作との組み合わせから
なる極めて簡略化された分離操作にて回収された該脂肪
族アミン混合物を脱メチル化剤として繰り返し便用でき
る本発明のエーテルアミン製造プロセスは、操作性が大
幅に改善されるばかりでなく、特殊な設備を必要としな
い、即ち汎用的機器の使用によりエーテルアミンの工栗
的生産が可能となシ、設備面からも極めて有用な方法と
いえる。更に、本発明に基づく方法により回収した脂肪
族アミン混合物からなる蒸留留出液を、ビスメトハライ
ド体との反応に繰シ返し使用してもエーテルアミンを高
収率に製造できる。
本発明による方法は、M済的に極めて優れたビス[β−
(N、N−ジメチルアミノ)エチル〕エーテルの工業的
裏遣方法といえる。
以下、実施例により本発明を説明するが、本発明はこれ
らによって特に限Wされるものでない。
実施例1 ビス〔β−(N、N−ジメチルアミノ)エチル1エーテ
ルのビスメトクロライドの製造 51のステンレス製電磁攪拌式オートクレーブに、30
%)ジメチルアミン水浴液2,8201i!(トリメチ
ルアミン8462)とビス(β−クロロエチル)エーテ
ル860?を仕込み、70℃に加温し、6時間反応を行
なった。反応後、過剰の未反応トリメチルアミンをパー
ジし、反応液の分析を行なった。フォルハルト法により
塩素イオンを定量分析したところ、12.0当量(理論
量12.02当量)であった。反応液の”H−NMR及
び”O−NMR分析により、生成物がビス〔β−(N、
 N−ジメチルアミノ)エチル〕エーテルのビスメトク
ロライドであり、はぼ定量的に生成していることが確認
できた。
ビス〔β−(N、N−ジメチルアミノ)エチル〕エーテ
ルの製造 5ノステンレス製電磁攪拌式オートクレーブに、ビス〔
β−(N、 N−ジメチルアミノ)エチル〕エーテルの
ビスメトクロライド70%水溶液1.258V(ビスメ
トクロライド体880.6 r )とエチレンジアミン
1,411Sfi仕込み、反応温度155℃9反応圧2
.5〜15 kg/ cm2にて5時間反応を行なった
。反応液を冷却後取り出し、攪拌器、温度計挿入管、還
流冷却器を取り付けたガラス製4つロフラスコへ移液し
た。次いで、固体水酸化ナトリウム694vを加え、5
0〜60℃の温度で2.5時間攪拌下処理した。下層に
沈降した同相から上澄液λ150tf:分離回収し、蒸
留釜へ移液した。カラム高さ50cm(ガラス製うシッ
ヒリング充填)の蒸留用カラムにて上澄回収液の常圧蒸
留を行ない、カラム頂部温度90〜125℃の留出液1
.655 ? (留分−■)を得た。
ガスクロマトグラフ分析を行なった結果、エチレンジア
ミン及びN−メチル化エチレンジアミン類(以下、エチ
レンジアミン変性体と略す)t480Vの存在が確認さ
れた。
続いて減圧蒸留を行ないカラム頂部温度152℃(16
5a+mHg )の留出液456P(留分−II)f:
得た。ガスクロマトグラフ分析した結果、留分−■はビ
ス〔β−(N、 N−ジメチルアミン)エチル〕エーテ
ルであることが確認できた。
留分−■の液1.655 fをそのまま第2回目のエー
テルアミン製造反応に用いた。同様の分離回収操作を行
ない、繰シ返し反応を第1回目と同一の条件下で6回実
施した。エチレンジアミンは新たに追加することなく、
回収エチレンジアミン変性体混合物のみを繰り返し用い
た。結果を表1に示す。
表1 実施例2 実施例1と同一の反応器にビス〔β−(N、 N−ジメ
チルアミノ)エチル〕エーテルのビスメトクロライド7
3チ水溶液1.30Or(ビスメトクロライド体949
y)と1.3−プロパンジアミン1、884 Fとを仕
込み、反応温度150℃、反応圧2〜5 ky / C
m 2にて7時間反応を行なった。反応後冷却し、反応
器前を開は固体水酸化ナトリウム6202を加え、再び
蓋7した後、70〜90℃にて2時間加熱攪拌した。上
澄液2.71Orを下層の固相から分離回収した。実施
例1と同一の蒸留用カラムを用い、上澄回収液の常圧蒸
留を行ない、カラム頂部温度90〜148℃の留出液2
.10ar(留分−1)を得た。
ガスクロマトグラフ分析の結果、プロパンジアミン及び
N−メチル化プロパンジアミン類(以下、プロパンジア
ミン変性体と略す)1.92Ofの存在が認められた。
続いて減圧蒸留を行ない、カラム頂部温度132℃(1
60111IHg)の留出液513p(留分〜■)を得
た。
ガスクロマトグラフ分析した結果、留分−■の中にはビ
ス〔β−(N、 N−ジメチルアミン)エチル〕エーテ
ル5092が確認できた。
留分−12,108Fをそのまま第2回目のエーテルア
ミン製造反応に用いた。同様の分離回収操作を行ない繰
シ返し反応を4回実施した。プロパンジアミンは新たに
追加することなく、回収したプロパンジアミノ変性体混
合物のみを繰シ返し用いた。結果を表2に示す。
表2 比較例1 実施例1と同一の反応器にビス〔β−(N、N−ジメチ
ルアミノ)エチル〕エーテルのビスメトクロライド体7
0%水浴7i1.000 ? (ビスメトクロライド体
700p)とエチレンジアミン1.3002を仕込み、
反応温度150’C,反応圧2.5〜15 klil 
/ cm″にて7時間反応を行なった。反応後実施例1
と同一操作にて固体水酸化す) IJウム2492を加
え、70〜80℃にて3時間加熱攪拌した。静置後、上
澄液2,173tを下層の同相から分離回収した。実施
例1と同一の蒸留用カラムを用い上澄回収液の常圧蒸留
を行ない、カラム頂部温度90〜127℃の留出液1.
785 t (留分−1)を得た。ガスクロマトグラフ
分析の結果、エチレンジアミン及びN−メチル化エテレ
/ジアミ/混合物1.560 Pの存在が確認できた。
続いて減圧蒸留を行ないカラム頂部温度127〜162
℃(160朋Hg)の留出液167F(留分−■)を得
た。ガスクロマトグラフ分析の結果、留分−「の中にビ
ス〔β−(N、N−ジメチルアミノ)エチル〕エーテル
3632が確認できた。留分−11,7859をそのま
ま第2回目のエーテルアミン製造反応に用いた。同様に
繰り返し反応を3回行なった。
結果を表6に示す。
表6 特許出願人 東洋W達工業株式会社 手続補正書 昭和58年7月15日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1事件の表示 昭和58年特許願第 60077  号2発明の名称 ビス〔β−(N、N−ジメチルアミノ)エチル〕エーテ
ルの製造方法ろ補正をする者 事件との関係 特許出願人 5補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 6補正の内容 明細書を以下の様に補正する。
頁  行    補正前    補正後5 5  反応
を     反応の

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 (又はハロゲン原子)で表わされるビス〔β−(N、N
    −ジメチルアミノ)エチル〕エーテルのビスメトノ・ラ
    イド化合物と、大気圧下40〜170℃の沸点を有し、
    かつ、分子内に1〜2個の第一級アミン基を有する脂肪
    族アミンとの反応によりビス〔β−(N、N−ジメチル
    アミノ)エチル〕エーテルを製造するに際し、 (a)該ビスメトハライド化合物と該脂肪族アミンとの
    反応終了後、反応系中の水の量に対し、アルカリ金属水
    酸化物を10〜55重量%となるよう添加し、 +b)  アミン類からなる液相を分離回収し、(C)
      回収アミン類を大気圧下沸点170℃以下と170
    ℃をこえる留分に蒸留分離し、 (d)  大気圧下沸点170℃以下の回収アミン類を
    、該ビスメトハライド体との反応に再使用する、 ことを特徴とするビス[β−(N、N−ジメチルアミノ
    )エチル〕エーテルの製造方法。
  2. (2)脂肪族アミンがプロピルアミン、ブチルアミン、
    エチレンジアミン、プロパンジアミンまたはブタンジア
    ミンである特許請求の範囲第(1)項記載の製造方法。
  3. (3)  アルカリ金属水酸化物が水酸化ナトリウムま
    たは水酸化カリウムである特許請求の範囲第(1)項記
    載の製造方法。
JP6007783A 1982-09-27 1983-04-07 ビス〔β−(N,N−ジメチルアミノ)エチル〕エ−テルの製造方法 Granted JPS59186944A (ja)

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JPS6128658B2 (ja) 1986-07-01

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