JPS5918651Y2 - 変圧器 - Google Patents

変圧器

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Publication number
JPS5918651Y2
JPS5918651Y2 JP13608777U JP13608777U JPS5918651Y2 JP S5918651 Y2 JPS5918651 Y2 JP S5918651Y2 JP 13608777 U JP13608777 U JP 13608777U JP 13608777 U JP13608777 U JP 13608777U JP S5918651 Y2 JPS5918651 Y2 JP S5918651Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
lead wires
transformer
secondary coil
lead wire
Prior art date
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Expired
Application number
JP13608777U
Other languages
English (en)
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JPS5462016U (ja
Inventor
満彦 藤崎
富雄 山屋
Original Assignee
北芝電機株式会社
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Publication date
Application filed by 北芝電機株式会社 filed Critical 北芝電機株式会社
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Publication of JPS5462016U publication Critical patent/JPS5462016U/ja
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Publication of JPS5918651Y2 publication Critical patent/JPS5918651Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は大電流変圧器における二次ブッシングと変圧
器コイル間の接続に関するもので、特にリード線の配置
を主としたものである。
従来、内鉄6形大電流変圧器は第1図に示すように、鉄
心3に巻回された変圧器の二次コイル4は複数個の双成
コイルを積重ねて構成され、二次コイル4から二次ブッ
シング2への接続は、双成コイルからの各日出しを共線
で立上り導体のコモンブスバーL1を用いて並列接続し
、さらにその立上り導体であるコモンブスバーL1から
可撓導体L2を経て二次ブッシング2に接続していた。
しかしながらもれ磁束および並列接続コイル間のインピ
ーダンスの相違から、この並列接続されたコイル間に横
流が生じ、端部コイルに電流集中が生じていた。
またインピーダンス損失においてもこの立上り導体のコ
モンブスバーL1や可撓導体L2の占める割合は大きい
無視できないものであった。
さらにこのような接続は二次コイル4から二次ブッシン
グ2までの接続距離が大きくなり、接続工数がふえると
共にタンク1の寸法も大きくなり、従って油量及び重量
が増大するなどの欠点があった。
この考案は上述の欠点を改善するためになされたもので
、二次コイルと二次ブッシング間の接続において、リー
ド線を使用し、かつリード線の配置を変えることにより
リード線のインピーダンスを極力小さくして、漂遊損失
を小さくすると共に並列接続されるコイル間に生じる横
流によるコイル端部の電流集中を緩和し電流分布を均等
化した変圧器を提供せんとするものである。
以下、この考案の一実施例を第2図ないし、第3図にも
とづいて具体的に説明する。
すなわちこの考案は従来二次コイルと二次ブッシング間
の接続に使用していた立上り導体のコモンブスバーL1
および可撓導体L2を除き、リード線により接続するよ
うにしたものである。
第2図に示すように二次コイルを形成する各双成コイル
C1・・・・・・Cnの各コイル口出し端部にリード線
L3の一方端を直接接続し、二次ブッシング2に該リー
ド線L3の他方端を直接接続する、このとき二次双成コ
イルC1・・・・・・Cnは二次ブッシングに並列接続
されるわけであるが、その二次コイル口出し端部と二次
ブッシング2間のリード線L3の配置は第3図に示すよ
うに、各双成コイルの(+) (プラス)端子、(−)
(マイナス)端子に接続したリード線L3を相互に隣接
させている、このように配置させることにより各リード
線L3のリアクタンス及び漂遊損失を極力小さくするこ
とができる。
さらにこの(+) 、(−)リード線の配置においては
、二次双成コイルの上下両端部コイルC,,C,の両端
子リード線L3を最外側に配置すると共に、中央にゆく
ほど中央部コイル端子リード線L3になるように配置し
ている。
このことは最外側に配置した上下両端部コイルC,,C
,のりアクタンスを大きくすることにあり、よって並列
接続された時の双成コイルC1・・・・・・coの上下
両端部C,,C,に生じる電流集中を緩和させ電流分布
を均等にすることができる。
なお、双成コイル両端部C,,C,に生じる電流集中が
厳しい場合には、第4図に示すように両端部コイルC,
,C,のリード線L3を別出しとし、他の隣接リード線
群と間隔lを増減可能に保持して配置したり、また第5
図に示すように両端部コイルC1,Cnのリード線L3
に透磁率の高いリング5を挿入したり、さらには第6図
に示すように両端部コイルC,,C,のリード線L3の
途中に数回巻込み部6を設けて空心リアクトルを形成す
る等により電流分布の均等化を図るものである。
以上のように、この考案は二次コイルと二次ブッシング
の接続において、リード線を用いて接続することにして
さらに該リード線を隣接する各リード線と相互に異極性
となるように配置すると共に、両端部コイルのリード線
の取付位置を規定することにより、二次コイル両端部に
生じる電流集中を緩和し電流分布が均等化される。
またリード線のインピーダンスが小さくなり、よって、
漂遊損失が減少し特性向上が得られる。
さらにコイルから二次ブッシングまでの距離が縮少され
接続工数が大巾に低減される且つ容易に接続される。
このことからタンク寸法が小さくできるので油量、およ
び重量が大巾に削減される等実用上の効果をも奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の二次側接続の実施例を二次コイルの電流
分布と共に示す断面図、第2図はこの考案の二次接続の
一実施例を示す説明図、第3図は同上A−A断面を示す
リード線配置図、第4図は同上A−A断面を示す上下両
端部コイルを別装置にしたリード線配置図、第5図は上
下両端部コイルリード線にリングを挿入した二次側接続
を示す説明図、第6図は上下両端部コイルリード線の途
中に巻込み部を設けた二次側接続を示す説明図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.内鉄6形大電流変圧器の複数個の双成コイルを積み
    重ねてなる二次コイルの各コイル口出しを、二次ブッシ
    ングに並列接続するものにおいて、上記接続をリード線
    で直接接続し、該リード線が各隣接リード線と互いに異
    極性となるように配置すると共に、該二次コイル上下両
    端部のコイル口出しリード線を最外側に配し、順次中央
    に向って中央部コイル口出しリード線を配置して二次コ
    イルの電流分布を均等化したことを特徴とする変圧器。 2、最外側に配した二次コイル上下両端部のコイル口出
    しリード線の取付位置を、他の双成コイルロ出し隣接リ
    ード線と間隔を保持して配置したことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の変圧器。 3、最外側に配した二次コイル上下両端部のコイル口出
    しリード線に、透磁率の高いリングを挿入して配置した
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    変圧器。 4、最外側に配した二次コイル上下両端部のコイル口出
    しリード線の途中で、数回巻回して配置したことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の変圧器。
JP13608777U 1977-10-11 1977-10-11 変圧器 Expired JPS5918651Y2 (ja)

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JP13608777U JPS5918651Y2 (ja) 1977-10-11 1977-10-11 変圧器

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JP13608777U JPS5918651Y2 (ja) 1977-10-11 1977-10-11 変圧器

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Publication Number Publication Date
JPS5462016U JPS5462016U (ja) 1979-05-01
JPS5918651Y2 true JPS5918651Y2 (ja) 1984-05-30

Family

ID=29107000

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JP13608777U Expired JPS5918651Y2 (ja) 1977-10-11 1977-10-11 変圧器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9429809B2 (en) 2009-03-31 2016-08-30 View, Inc. Fabrication of low defectivity electrochromic devices

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9429809B2 (en) 2009-03-31 2016-08-30 View, Inc. Fabrication of low defectivity electrochromic devices

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JPS5462016U (ja) 1979-05-01

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