JPS5918649Y2 - 油入電気機器の放圧装置 - Google Patents
油入電気機器の放圧装置Info
- Publication number
- JPS5918649Y2 JPS5918649Y2 JP403183U JP403183U JPS5918649Y2 JP S5918649 Y2 JPS5918649 Y2 JP S5918649Y2 JP 403183 U JP403183 U JP 403183U JP 403183 U JP403183 U JP 403183U JP S5918649 Y2 JPS5918649 Y2 JP S5918649Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure relief
- oil
- membrane
- relief membrane
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は変圧器等の油入電気機器の放圧装置に関する
ものである。
ものである。
従来の油入電気機器例えば油入変圧器は通常第１図に示
す如く構成されており、タンク本体１内の油２が温度変
化によって膨張収縮するのに対処するため、コンサベー
タ３が設けられている。
す如く構成されており、タンク本体１内の油２が温度変
化によって膨張収縮するのに対処するため、コンサベー
タ３が設けられている。
さらにこのコンサベータ３内には、油の酸素や水分によ
る劣化を防止するため、吸湿呼吸器５を介して外気に通
じるゴム袋４が収納されており、油と外気が直接接触す
るのを防止していた。
る劣化を防止するため、吸湿呼吸器５を介して外気に通
じるゴム袋４が収納されており、油と外気が直接接触す
るのを防止していた。
一方事故発生時に電気アーク等によって油が分解し多量
のガスが発生してタンク内圧が上昇し、爆発することを
防止するため、タンク本体１に放圧装置６が設けられて
おり、しかもこの放圧装置は誤動作したときの油の流出
を防ぐためコンサベータ３内の油面より高位置に置かれ
ている。
のガスが発生してタンク内圧が上昇し、爆発することを
防止するため、タンク本体１に放圧装置６が設けられて
おり、しかもこの放圧装置は誤動作したときの油の流出
を防ぐためコンサベータ３内の油面より高位置に置かれ
ている。
このような従来のものでは、油入変圧器内に空間がなく
すべて油が充満されているので、当然放圧装置６も油と
直接後しているため、例えば地震や外部短絡事故などに
よって変圧器に機械的衝撃が加わった場合、油圧の衝撃
が直接放圧装置６に加わり誤動作することがあった。
すべて油が充満されているので、当然放圧装置６も油と
直接後しているため、例えば地震や外部短絡事故などに
よって変圧器に機械的衝撃が加わった場合、油圧の衝撃
が直接放圧装置６に加わり誤動作することがあった。
この考案はこれら従来のものの欠点を除去しようとする
もので、以下第２図および第３図にもとづいてこの考案
の一実施例を説明する。
もので、以下第２図および第３図にもとづいてこの考案
の一実施例を説明する。
即ち第２図および゛第３図において、１は油２が封入さ
れた変圧器のタンク本体、３はタンク本体１の上部に取
付けられたコンサベータ、４はコンサベータ３内に収納
され吸湿呼吸器５を介して外気に通じるゴム袋、６はタ
ンク本体１の上部に取付けられた放圧管７に設けられ、
且つコンサベータ３の油面より高い位置に設けられタン
ク内の油圧が所定値以上になった時、開放して油を放出
する放圧装置である。
れた変圧器のタンク本体、３はタンク本体１の上部に取
付けられたコンサベータ、４はコンサベータ３内に収納
され吸湿呼吸器５を介して外気に通じるゴム袋、６はタ
ンク本体１の上部に取付けられた放圧管７に設けられ、
且つコンサベータ３の油面より高い位置に設けられタン
ク内の油圧が所定値以上になった時、開放して油を放出
する放圧装置である。
ここで放圧装置６は可撓性を有するゴム製の放圧膜６１
とこれを支持する放圧膜支持網６２と、さらに放圧膜６
１の外側からこれに所定間隙隔てて設けられた放圧膜切
裂装置６３とから構成されており、放圧膜６１はコンサ
ベータ３の油面より高い位置にあるため、常時わずかな
負圧がかかり内側に押込まれ、放圧膜支持網６２によっ
て支持されている。
とこれを支持する放圧膜支持網６２と、さらに放圧膜６
１の外側からこれに所定間隙隔てて設けられた放圧膜切
裂装置６３とから構成されており、放圧膜６１はコンサ
ベータ３の油面より高い位置にあるため、常時わずかな
負圧がかかり内側に押込まれ、放圧膜支持網６２によっ
て支持されている。
このように構成されたものでは、地震や外部短絡事故な
どのショックによる油の動揺は放圧膜６１の可撓性で吸
収するが、内部事故のように内圧上昇が持続する場合は
、放圧膜６１が外部へ膨出し、放圧膜切裂装置６３に達
すると切裂され、タンク本体１内の圧力が放圧される。
どのショックによる油の動揺は放圧膜６１の可撓性で吸
収するが、内部事故のように内圧上昇が持続する場合は
、放圧膜６１が外部へ膨出し、放圧膜切裂装置６３に達
すると切裂され、タンク本体１内の圧力が放圧される。
上記のようにこの考案による油入電気機器の放圧装置は
可撓性を有する放圧膜の内側に放圧膜支持網を設けると
共に放圧膜の外側にこれと所定間隙層てて放圧膜切裂装
置を設け、外部からの衝撃による油の動揺に対しては、
放圧膜は切裂されず、内部事故等による内圧上昇等に対
しては、放圧膜を切裂して放圧するようにしたもので動
作が確実で信頼性が向上する。
可撓性を有する放圧膜の内側に放圧膜支持網を設けると
共に放圧膜の外側にこれと所定間隙層てて放圧膜切裂装
置を設け、外部からの衝撃による油の動揺に対しては、
放圧膜は切裂されず、内部事故等による内圧上昇等に対
しては、放圧膜を切裂して放圧するようにしたもので動
作が確実で信頼性が向上する。
第１図は従来の油入電気機器の放圧装置の概略断面図、
第２図はこの考案の一実施例を示す概略断面図、第３図
は第２図の要部斜視図である。 図中１はタンク本体、２は油、３はコンサベータ、４は
ゴム袋、５は吸湿呼吸器、６は放圧装置、６１は放圧膜
、６２は放圧膜支持網、６３は放圧膜切裂装置、７は放
圧管である。 なお図中同一符号は同一または相当部分を示す。
第２図はこの考案の一実施例を示す概略断面図、第３図
は第２図の要部斜視図である。 図中１はタンク本体、２は油、３はコンサベータ、４は
ゴム袋、５は吸湿呼吸器、６は放圧装置、６１は放圧膜
、６２は放圧膜支持網、６３は放圧膜切裂装置、７は放
圧管である。 なお図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 油が封入されたタンク本体の上部に設けられた可撓性の
ゴム製放圧膜、この放圧膜を内側から支持する放圧膜支
持網、上記放圧膜に所定の間隙を隔てて外側から対向す
る放圧膜切裂装置を備え、かつ上記放圧膜と放圧膜切裂
装置との間隙は外部からの衝撃による油圧の微小な変動
に対しては保持されると共に内部事故等による内圧上昇
に対しては保持されないよう構成されている油入電気機
器の放圧装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP403183U JPS5918649Y2 (ja) | 1983-01-13 | 1983-01-13 | 油入電気機器の放圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP403183U JPS5918649Y2 (ja) | 1983-01-13 | 1983-01-13 | 油入電気機器の放圧装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58129613U JPS58129613U (ja) | 1983-09-02 |
| JPS5918649Y2 true JPS5918649Y2 (ja) | 1984-05-30 |
Family
ID=30016907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP403183U Expired JPS5918649Y2 (ja) | 1983-01-13 | 1983-01-13 | 油入電気機器の放圧装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5918649Y2 (ja) |
-
1983
- 1983-01-13 JP JP403183U patent/JPS5918649Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58129613U (ja) | 1983-09-02 |
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