JPS591861Y2 - トウキノダンセンケンシユツソウチ - Google Patents
トウキノダンセンケンシユツソウチInfo
- Publication number
- JPS591861Y2 JPS591861Y2 JP1972144657U JP14465772U JPS591861Y2 JP S591861 Y2 JPS591861 Y2 JP S591861Y2 JP 1972144657 U JP1972144657 U JP 1972144657U JP 14465772 U JP14465772 U JP 14465772U JP S591861 Y2 JPS591861 Y2 JP S591861Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp
- resistor
- voltage
- transistor
- diode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は特に車輌に装備した種々ランプの断線検出装置
に関するもので、上記ランプの断線を車輌機構からの制
約を受け、あるいは与えることなく安定、確実に、かつ
簡単な回路で検出可能に構成することを目的とするもの
である。
に関するもので、上記ランプの断線を車輌機構からの制
約を受け、あるいは与えることなく安定、確実に、かつ
簡単な回路で検出可能に構成することを目的とするもの
である。
通常、ランプの断線を検出するためにはこれと直列に抵
抗を接続し、ランプの断線により生ずる上記抵抗の両端
電圧の変化を検出して報知することが広く知られている
。
抗を接続し、ランプの断線により生ずる上記抵抗の両端
電圧の変化を検出して報知することが広く知られている
。
ところで上記ランプが車輌に装備した種々のランプ、た
とえばヘッドランプなどの場合には上記検出抵抗により
ランプの輝度が低下しない、すなわちランプによる視認
性を阻害しない微少値の抵抗を設定することが望まれる
ところであるが、逆に上記ランプの断線時には上記検出
抵抗の両端電圧の変化が小さく、このため検出精度に信
頼性を欠くという相客れない問題があり、かつ特に車輌
のランプを上記検出抵抗により監視する場合には車載直
流電源の電圧変動が大きいこと、および周囲温度の変動
が大きいことに起因して一層その検出精度を過酷な条件
で満足しなければならないという問題がある。
とえばヘッドランプなどの場合には上記検出抵抗により
ランプの輝度が低下しない、すなわちランプによる視認
性を阻害しない微少値の抵抗を設定することが望まれる
ところであるが、逆に上記ランプの断線時には上記検出
抵抗の両端電圧の変化が小さく、このため検出精度に信
頼性を欠くという相客れない問題があり、かつ特に車輌
のランプを上記検出抵抗により監視する場合には車載直
流電源の電圧変動が大きいこと、および周囲温度の変動
が大きいことに起因して一層その検出精度を過酷な条件
で満足しなければならないという問題がある。
本考案は上記問題に着目し、車輌ランプの断線検出に最
適な装置を提案するもので、以下添付図面に基づいてそ
の一実施例を述べる。
適な装置を提案するもので、以下添付図面に基づいてそ
の一実施例を述べる。
図において、検出抵抗１と車輛ランプ２、たとえばヘッ
ドランプとが直列に接続され、この場合検出抵抗１はラ
ンプ２の点灯輝度に影響、すなわち低下させない程度の
抵抗値で設定されており、また、ダイオード３と抵抗４
，５とが直列に接続され、この場合車載の直流電源６に
対して上記抵抗１、ランプ２との直列回路に並列に接続
されて後述のように作用する。
ドランプとが直列に接続され、この場合検出抵抗１はラ
ンプ２の点灯輝度に影響、すなわち低下させない程度の
抵抗値で設定されており、また、ダイオード３と抵抗４
，５とが直列に接続され、この場合車載の直流電源６に
対して上記抵抗１、ランプ２との直列回路に並列に接続
されて後述のように作用する。
ＰＮＰ）ランジスタフのエミッタは上記抵抗１とランプ
２との接続点９に、またベースは抵抗４と抵抗５との接
続点１０に接続される。
２との接続点９に、またベースは抵抗４と抵抗５との接
続点１０に接続される。
そして上記トランジスタのＯＦＦ時とＯＮ時のベース・
エミッタ間電圧、ＶＥＢ （ＯＦＦ）・ＶＢＥ（ＯＮ）
の差電圧は上記ダイオード３、抵抗４，５の分圧により
微少電圧の範囲に設定されており、かつ上記ランプ２の
断線に伴う抵抗１の両端電圧の変化による検出電圧が上
記トランジスタ７のＶＥＢ（ＯＦＦ）・ｖＥＢ（ＯＮ）
の範囲内に入るように上記抵抗１の値が設定される。
エミッタ間電圧、ＶＥＢ （ＯＦＦ）・ＶＢＥ（ＯＮ）
の差電圧は上記ダイオード３、抵抗４，５の分圧により
微少電圧の範囲に設定されており、かつ上記ランプ２の
断線に伴う抵抗１の両端電圧の変化による検出電圧が上
記トランジスタ７のＶＥＢ（ＯＦＦ）・ｖＥＢ（ＯＮ）
の範囲内に入るように上記抵抗１の値が設定される。
また、トランジスタ７のコレクタはパイロットランプ１
１を中継して接地される。
１を中継して接地される。
なお、８はスイッチである。
上記構成においてその作動を説明する。
今、ランプ２がスイッチ８の閉成時に正常状態、すなわ
ち点灯した場合、および異常状態、すなわち断線した場
合、トランジスタ７のエミッタ電圧を各々ＶＥＩおよび
ＶＢ２とすれば、 ＶＥ １ ＝Ｅ−ＩＬ −ＲＩ ＶＥＺ中Ｅ たパシ、Ｅは電源６の電圧、ＩＬはランプ２の通電々流
、Ｒ１は検出抵抗１の抵抗値、で表わすことができる。
ち点灯した場合、および異常状態、すなわち断線した場
合、トランジスタ７のエミッタ電圧を各々ＶＥＩおよび
ＶＢ２とすれば、 ＶＥ １ ＝Ｅ−ＩＬ −ＲＩ ＶＥＺ中Ｅ たパシ、Ｅは電源６の電圧、ＩＬはランプ２の通電々流
、Ｒ１は検出抵抗１の抵抗値、で表わすことができる。
こ・で、ランプ２の点灯時にはトランジスタ７のエミッ
タ電圧ＶＥＩは検出抵抗１とランプ２の内部抵抗で分圧
される。
タ電圧ＶＥＩは検出抵抗１とランプ２の内部抵抗で分圧
される。
また、ランプ２の断線時にはトランジスタ７のエミッタ
電圧ＶＥ２はランプ２電流に比して極少であるため検出
抵抗１による電圧降下は無視される。
電圧ＶＥ２はランプ２電流に比して極少であるため検出
抵抗１による電圧降下は無視される。
また、トランジスタ７のベース電圧をＶＢとすれば゛、
ＶＢ＝Ｅ −（Ｉ ２− Ｒ２＋ＶＤ）
たパシ、Ｉ２はダイオード３、抵抗４，５の直列回路へ
の通電々流、Ｒ２は抵抗４の抵抗値、ＶＤはＩ２による
電圧降下値で表わすことができる。
の通電々流、Ｒ２は抵抗４の抵抗値、ＶＤはＩ２による
電圧降下値で表わすことができる。
こ・で、ダイオード３と抵抗４との両端電圧は、ランプ
２の点灯時・断線時にか・わりなくはパ一定電圧に保た
れている。
２の点灯時・断線時にか・わりなくはパ一定電圧に保た
れている。
従って、トランジスタ７のＯＦＦ時とＯＮ時のベース。
エミッタ間電圧ＶＥＢ（ＯＦＦ）・ｖＥＢ（ＯＮ）とし
、ＶＥＢ （ＯＦＦ）＝ＶＥニーＶＢ ＶＥＢ （ＯＮ）＝ＶＥ２−ＶＢ の関係を満足すべく抵抗１．４．５の各々の定数を設定
することによりランプ２電流の通電、非通電によるトラ
ンジスタ７の安定したＯＮ、 ＯＦＦ動作によってパイ
ロットランプ１１を制御させることができる。
、ＶＥＢ （ＯＦＦ）＝ＶＥニーＶＢ ＶＥＢ （ＯＮ）＝ＶＥ２−ＶＢ の関係を満足すべく抵抗１．４．５の各々の定数を設定
することによりランプ２電流の通電、非通電によるトラ
ンジスタ７の安定したＯＮ、 ＯＦＦ動作によってパイ
ロットランプ１１を制御させることができる。
すなわち、ランプ２の断線を検出する抵抗１の抵抗値を
ランプ２の点灯輝度に影響しない程度の微少値なものと
しても、トランジスタ７のＯＦＦ時とＯＮ時のベース・
エミッタ間電圧ＶＥＢ （ＯＦＦ）・ＶＥＢ（ＯＮ）を
微少電圧の範囲に設定してこの電圧差の範囲に上記ラン
プ２の断線に伴う検出抵抗１の両端電圧変化による検出
電圧が入るように設定でき、これによりランプ２の断線
による検出抵抗１の微少な両端電圧の変化を確実に検出
することが可能となり、しかも車載直流電源６の大きな
電圧変動、および周囲温度の大きな変動に対しても上記
トランジスタ７のベース・エミッタ間電圧ＶＥＢ（ＯＦ
Ｆ）・ＶＥＢ（ＯＮ）の範囲に常に検出抵抗１の検出電
圧を位置させることができ、これにより車輌ランプ２の
断線検出を信頼性のある実用的なものとすることができ
る。
ランプ２の点灯輝度に影響しない程度の微少値なものと
しても、トランジスタ７のＯＦＦ時とＯＮ時のベース・
エミッタ間電圧ＶＥＢ （ＯＦＦ）・ＶＥＢ（ＯＮ）を
微少電圧の範囲に設定してこの電圧差の範囲に上記ラン
プ２の断線に伴う検出抵抗１の両端電圧変化による検出
電圧が入るように設定でき、これによりランプ２の断線
による検出抵抗１の微少な両端電圧の変化を確実に検出
することが可能となり、しかも車載直流電源６の大きな
電圧変動、および周囲温度の大きな変動に対しても上記
トランジスタ７のベース・エミッタ間電圧ＶＥＢ（ＯＦ
Ｆ）・ＶＥＢ（ＯＮ）の範囲に常に検出抵抗１の検出電
圧を位置させることができ、これにより車輌ランプ２の
断線検出を信頼性のある実用的なものとすることができ
る。
具体的な実施例について述べる。
一方の直列回路の検出抵抗１を０．０８Ω、ランプ２を
５０ Ｗ／１２ Ｖの車輌用の白熱電球、他方の直列回
路のダイオード３、抵抗４，５への電流１７ｍＡ、ダイ
オード３を順方向電圧降下０．６８Ｖのジノコンダイオ
ード、抵抗４を８Ω、抵抗５を６８０Ω、トランジスタ
７をＰＮＰ型シリコントランジスタ、パイロットランプ
１１を３ Ｗ／１２ Ｖのものを使用し、車載直流電源
６の電圧を８Ｖ〜１６Ｖ、周囲温度を一３０°Ｃ〜＋８
０°Ｃの範囲内でランプ２の正常および断線状態をすべ
て安定した動作で監視、検出できるという良好な結果が
得られた。
５０ Ｗ／１２ Ｖの車輌用の白熱電球、他方の直列回
路のダイオード３、抵抗４，５への電流１７ｍＡ、ダイ
オード３を順方向電圧降下０．６８Ｖのジノコンダイオ
ード、抵抗４を８Ω、抵抗５を６８０Ω、トランジスタ
７をＰＮＰ型シリコントランジスタ、パイロットランプ
１１を３ Ｗ／１２ Ｖのものを使用し、車載直流電源
６の電圧を８Ｖ〜１６Ｖ、周囲温度を一３０°Ｃ〜＋８
０°Ｃの範囲内でランプ２の正常および断線状態をすべ
て安定した動作で監視、検出できるという良好な結果が
得られた。
なお、抵抗４を除去し、ダイオード３の内部抵抗による
順方向降下電圧のみにより設定してもよい 以上詳述したように本考案はトランジスタ７のＯＦＦ時
とＯＮ時におけるベース・エミッタ間電圧ＶＥＢ（ＯＦ
Ｆ）・ＶＥＢ（ＯＮ）をダイオード３、抵抗４．５の直
列回路により微少電圧の範囲で設定することによってラ
ンプ２の断線検出抵抗１の抵抗値を微少値なものとし、
ランプ２の断線による抵抗１の検出電圧を上記ＶＥＢ
（ＯＦＦ）−ＶＥＢ （ＯＮ）の差内に設定することが
でき、これによりランプ２の点灯輝度の低下をまねくこ
となく、がつその断線を確実に検出することができ、し
かも電源６の電圧変動、周囲温度の変動にもその検出精
度を安定維持することができ、特に車輌用灯器の断線検
出に極めて実用価値の高いものである。
順方向降下電圧のみにより設定してもよい 以上詳述したように本考案はトランジスタ７のＯＦＦ時
とＯＮ時におけるベース・エミッタ間電圧ＶＥＢ（ＯＦ
Ｆ）・ＶＥＢ（ＯＮ）をダイオード３、抵抗４．５の直
列回路により微少電圧の範囲で設定することによってラ
ンプ２の断線検出抵抗１の抵抗値を微少値なものとし、
ランプ２の断線による抵抗１の検出電圧を上記ＶＥＢ
（ＯＦＦ）−ＶＥＢ （ＯＮ）の差内に設定することが
でき、これによりランプ２の点灯輝度の低下をまねくこ
となく、がつその断線を確実に検出することができ、し
かも電源６の電圧変動、周囲温度の変動にもその検出精
度を安定維持することができ、特に車輌用灯器の断線検
出に極めて実用価値の高いものである。
図は本考案の一実施例を示す電気結線図である。
検出抵抗・・・１、車輛ランプ・・・２、ダイオード・
・・３、抵抗・・・４，５、直流電源・・・６、トラン
ジスタ・・・７゜
・・３、抵抗・・・４，５、直流電源・・・６、トラン
ジスタ・・・７゜
Claims (1)
- 抵抗とランプの直列回路と、ダイオードと抵抗の直列回
路とを電源に並列接続するとともに、上記抵抗とランプ
との接続点にトランジスタのエミッタを接続し、上記ダ
イオードと抵抗との接続点に上記トランジスタのベース
を接続し、トランジスタのコレクタを上記ランプの断線
を検出する出力端子としたことを特徴とする灯器の断線
検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1972144657U JPS591861Y2 (ja) | 1972-12-14 | 1972-12-14 | トウキノダンセンケンシユツソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1972144657U JPS591861Y2 (ja) | 1972-12-14 | 1972-12-14 | トウキノダンセンケンシユツソウチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS4998179U JPS4998179U (ja) | 1974-08-23 |
| JPS591861Y2 true JPS591861Y2 (ja) | 1984-01-19 |
Family
ID=28429965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1972144657U Expired JPS591861Y2 (ja) | 1972-12-14 | 1972-12-14 | トウキノダンセンケンシユツソウチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS591861Y2 (ja) |
-
1972
- 1972-12-14 JP JP1972144657U patent/JPS591861Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS4998179U (ja) | 1974-08-23 |
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