JPH0130267Y2 - - Google Patents

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JPH0130267Y2
JPH0130267Y2 JP9414283U JP9414283U JPH0130267Y2 JP H0130267 Y2 JPH0130267 Y2 JP H0130267Y2 JP 9414283 U JP9414283 U JP 9414283U JP 9414283 U JP9414283 U JP 9414283U JP H0130267 Y2 JPH0130267 Y2 JP H0130267Y2
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JP
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transistor
lamp
resistor
base
switch
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JP9414283U
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【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば車両に搭載したヘツドラン
プ、ストツプランプなどのランプを点灯し、かつ
該ランプの断線を検出するためのランプ点灯及び
断線検出回路に関するものである。
一般にランプを点灯・消灯するには、ランプと
電源との間にランプ点灯用オン・オフスイツチを
挿入し、該スイツチのオン・オフによつて行うこ
とができるが、この構成ではランプが上述のよう
な車載のものであるとき、ランプ及びスイツチを
通じて大きな電流を流さなければならないため、
スイツチのオン・オフ時にスパークが発生し、ス
イツチ接点が長期間の使用により損傷してしまう
虞れがあるので、信頼性の高いスイツチを使用し
なければならない。
また車載のランプは、車両の安全運転上欠くこ
とのできないもので、どれ1つが断線によつて点
灯できなくても事故の原因になる恐れがある。
そこで、このようなことが起らないように、従
来第1図に示すようなランプ点灯及び断線検出回
路が提案されている。この回路においては、ライ
テングコントロールスイツチのようなランプ点灯
用オン・オフスイツチSをオンすることにより、
スイツチS、抵抗R1を通じてPNP形のスイツチ
ングトランジスタQ1にベース電流を流して該ト
ランジスタQ1をオンし、このことによつてトラ
ンジスタQ1、負荷抵抗R2を介して直流電源とし
てのバツテリイEBから例えば左右のストツプラ
ンプL1,L2に電流を流し、ランプL1,L2を点灯
する。そしてランプL1,L2の消灯は、スイツチ
SをオフしてトランジスタQ1をオフさせること
により行われる。
このため、スイツチSには、ランプL1,L2
点灯時に、トランジスタQ1をオン状態にバイア
スするための電流しか流れず、スイツチSのオ
ン・オフ時にスパークが発生することがなく、従
つてスイツチSの接点がスパークによつて破損し
てしまうというようなことがなくなる。
ところで、上記トランジスタQ1がオンしてい
る状態において、ランプ断線検出用のPNP形ト
ランジスタQ2のエミツタ・ベース間には、抵抗
R2とランプL1,L2の接続点Aの電位VAとトラン
ジスタQ1のベースの点Bの電位VBとの間の電位
VABが加えられるようになつているが、ランプ
L1,Lが共に断線しておらず点灯しているとき
には、この電位差VABはトランジスタQ2を導通さ
せるには十分な大きさとならないように抵抗R1
R2の値によつて設定される。
この電位差VABは、周囲温度の上昇によりトラ
ンジスタQ1のエミツタ・ベース間の電位VBE1
小さくなり、点Bの電位VBが上昇することによ
つて減少するように変化する。このため、周囲温
度の上昇によつて、トランジスタQ2を導通する
のに必要なそのエミツタ・ベース間に印加すべき
電圧VBE2が小さくなつても、トランジスタQ2
導通することがなく、誤動作が防止される。すな
わち、トランジスタQ1はトランジスタQ2の動作
基準電圧の設定と共に温度補償を行つている。
今、ランプL1,L2の一方又は両方が断線した
とすると、点Aから見たランプL1,L2の合成抵
抗が増大し、分圧による点Aの電位VAが上昇す
るようになる。この点Aの電位VAの上昇は、電
位差VABを増大させてトランジスタQ2を導通させ
るようになる。トランジスタQ2が導通すると、
該トランジスタQ2、抵抗R3,R4を通じて電流が
流れ、このことによつてNPN形トランジスタQ3
をオンにする。トランジスタQ3がオンすると、
該トランジスタQ3、ダイオードD、断線表示用
インジケータランプL3にバツテリイEBからの電
流が流れてランプL3が点灯され、ランプL1,L2
の一方又は両方が断線していることが表示され
る。
なお、ダイオードDはバツテリイEBの極性を
誤つて逆に接続したときトランジスタQ3が破損
することがないようにする保護用のものである。
従来の回路は上述のような構成であるため、断
線検出用トランジスタQ2の動作基準電圧の設定
をトランジスタQ1と共に行つている抵抗R1,R2
に精度が要求され、特に大電流を流す必要のある
負荷抵抗R2として高精度のものを用意すること
はコストなどの面から実際上難しいことが多い。
また、トランジスタQ1のベース電流をスイツチ
S、抵抗R1を通じて流しているため、抵抗R1
の消費電力が大きい他、トランジスタQ1のベー
ス・エミツタ間での消費電力も大きく、トランジ
スタQ1の寿命の低下を招く。この他、基準電圧
がトランジスタQ1のベース・エミツタ間の特性
に依存しているのでその幅を大きくとれず、断線
検出用トランジスタQ2の動作点設定が難しいな
どの欠点がある。
本考案は上述したような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、ランプ点灯のため
スイツチングトランジスタのベースに駆動用トラ
ンジスタを接続し、該トランジスタと、該トラン
ジスタのベースに接続した抵抗と、該トランジス
タを介してスイツチングトランジスタのベースに
接続した抵抗とにより基準電圧の設定調整を行え
るようにすることにより、基準電圧の設定を広い
幅内で自在に行えるようにし、スイツチングトラ
ンジスタのベース電流を必要最小限のものにして
電力損失を少なくすると共にスイツチングトラン
ジスタの寿命を長くし、かつ基準電圧の設定のた
めの負荷抵抗が余り精度がよくなく多少バラ付い
ていてもその補償を簡単に行え、長寿命で信頼性
が高くしかもコスト低減を図りうるランプ点灯及
び断線検出回路を提供することを目的としいる。
以下本考案の一実施例を第2図について説明す
る。なお、第2図において、第1図中の符号と同
一のものは同一の部品を示す。
図示回路においては、スイツチングトランジス
タQ1のベースにコレクタが、バツテリイEBの負
電極側に抵抗R5を介してエミツタがそれぞれ接
続された駆動用のNPN形トランジスタQ4が設け
られ、このトランジスタQ4のベースが、抵抗R6
ランプ点灯用スイツチS′を介してバツテリイEB
正電極と、抵抗R7を介してバツテリイEBの負電
極とにそれぞれ接続されている。そしてトランジ
スタQ4のエミツタと抵抗R5との接続点Xがトラ
ンジスタQ2のベースに接続されている。
上のような構成により、トランジスタQ2のエ
ミツタ・ベース間には点Aの電位VAと点Xの電
位Vxとの間に電位差VAXが加えられるようにな
る。ところで、トランジスタQ4のエミツタ電流
は抵抗R5の抵抗値により決定され、また該トラ
ンジスタQ4のベース・エミツタ間の電圧VBE4
そのエミツタ電流に応じて変化する。従つて、点
Xの電位Vxは、抵抗R6,R7の分圧比を抵抗R6
値を変えることにより変更したり、抵抗R5の値
を変えたりすることにより、設定することができ
る。このため、負荷抵抗R2の値が多少バラ付い
ていて点Aの電位VAが変わつても、抵抗R5,R6
の値を調整することによつて電位差VAXを所定値
に設定することができる。
上記電位差VAXは、スイツチS′がオンし、トラ
ンジスタQ4,Q1がオンしたとき発生し、ランプ
L1,L2が共に断線しておらず正常に点灯してい
るときにはトランジスタQ2をオンしないような
値となつていて、しかもランプL1,L2の一方又
は両方が断線して点Aの電位VAが上昇したとき
にはトランジスタQ2をオンするような値となる
ように各部の定数が設定される。トランジスタ
Q4はまた、その導通度を適当に設定することに
よつて、トランジスタQ1をオン状態に維持して
おくに必要な最小限のベース電流しか流れないよ
うにそのコレクタ電流を設定することができる。
このため、ベース電流による各所の電力損失を最
小にでき、電力効率の向上と共にトランジスタ
Q1の寿命の延長に極めて有利である。
また、トランジスタQ4のベース・エミツタ間
の電圧VBE4は周囲温度の変化に応じトランジスタ
Q2のVBE2と同様に変化するため、温度補償につ
いても何ら支障ない。
以上により、今スイツチS′をオンすると、これ
に伴いトランジスタQ4,Q1がオンし、このこと
によつてランプL1,L2が点灯される。このとき
電位差VAXはトランジスタQ2をオンするには十分
な大きさとなつておらず、トランジスタQ2,Q3
は共にオフしていて、インジケータランプL3
点灯されない。従つてこのインジケータランプ
L3の不点灯状態によつてランプL1,L2が正常に
点灯されていることが表示される。
上記スイツチS′のオン時に、ランプL1,L2
いずれか一方又は両方が断線していると、点Aの
電VAが上昇し、これに伴い電位差VAXがトランジ
スタQ2を導通するに十分な大きさになる。この
ため、トランジスタQ2が導通し、これに応じて
トランジスタQ3がオンし、該トランジスタQ2
通じてインジケータランプL3に電流が流され、
インジケータランプL3が点灯されるようになる。
従つて、インジケータランプL3の点灯によりラ
ンプL1,L2のいずれか一方又は両方が断線して
いることが表示される。
以上のように本考案によれば、負荷抵抗を介し
てランプに接続したスイツチングトランジスタの
ベースに駆動用トランジスタを介して第1の抵抗
を接続し、該駆動用トランジスタのベースに第2
の抵抗を介してランプ点灯用スイツチを接続し、
上記ランプ点灯用スイツチのオン・オフにより上
記駆動用トランジスタを導通・非導通させて上記
スイツチングトランジスタをオン・オフし、これ
によりランプを点灯、不点灯させるようにしてい
るため、負荷抵抗とランプの接続点と、駆動用ト
ランジスタと第1の抵抗の接続点との間の電位差
を温度補償を考慮して上記第1及び第2の抵抗に
よつて簡単に所定値に設定することができる他、
この設定時にスイツチングトランジスタのベース
電流をもランプ点灯に必要な最小限の値にするこ
とが可能となり、スイツチングトランジスタのベ
ース抵抗及びベース・エミツタ間での消費電力を
少なくでき、高電力効率化とトランジスタの長寿
命化を同時に図ることができる。また、上記電位
差の設定時に負荷抵抗のバラ付きをも補償した第
1及び第2の抵抗の値の調整が行われるので、負
荷抵抗として余り精度のよいものを用意する必要
がなくなり、コスト低域を図る上で極めて有利と
なるなどの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回路例を示す回路図、及び第2
図は本考案によるランプ点灯及び断線検出回路の
一実施例を示す回路図である。 Q1……スイツチングトランジスタ、Q2……ラ
ンプ断線検出用トランジスタ、Q4……駆動用ト
ランジスタ、S′……ランプ点灯用スイツチ、R2
……負荷抵抗、R5……(第1の)抵抗、R6……
(第2の)抵抗、L1,L2……ランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エミツタを直流電源に、コレクタを負荷抵抗を
    介してランプにそれぞれ接続したスイツチングト
    ランジスタを備え、該スイツチングトランジスタ
    のベースに駆動用トランジスタを介して第1の抵
    抗を接続し、該駆動用トランジスタのベースに第
    2の抵抗を介してランプ点灯用スイツチを接続
    し、前記ランプ点灯用スイツチのオン・オフによ
    り前記駆動用トランジスタを導通・非導通させて
    前記スイツチングトランジスタをオン・オフし、
    このスイツチングトランジスタのオン・オフによ
    り前記ランプを点灯・不点灯させると共に、前記
    負荷抵抗とランプの接続点と、前記駆動用トラン
    ジスタと前記第1の抵抗の接続点とにランプ断線
    検出用トランジスタのエミツタとベースをそれぞ
    れ接続し、該ランプ断線検出用トランジスタを前
    記両接続点間の電位差の増大により導通させてラ
    ンプ断線を検出するようにしたことを特徴とする
    ランプ点灯及び断線検出回路。
JP9414283U 1983-06-21 1983-06-21 ランプ点灯及び断線検出回路 Granted JPS603133U (ja)

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JP9414283U JPS603133U (ja) 1983-06-21 1983-06-21 ランプ点灯及び断線検出回路

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JP9414283U JPS603133U (ja) 1983-06-21 1983-06-21 ランプ点灯及び断線検出回路

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Publication Number Publication Date
JPS603133U JPS603133U (ja) 1985-01-11
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