JPS5918606Y2 - サ−マルリレ− - Google Patents

サ−マルリレ−

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Publication number
JPS5918606Y2
JPS5918606Y2 JP9016479U JP9016479U JPS5918606Y2 JP S5918606 Y2 JPS5918606 Y2 JP S5918606Y2 JP 9016479 U JP9016479 U JP 9016479U JP 9016479 U JP9016479 U JP 9016479U JP S5918606 Y2 JPS5918606 Y2 JP S5918606Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
plate
contact
tripping
spring
Prior art date
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Expired
Application number
JP9016479U
Other languages
English (en)
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JPS568046U (ja
Inventor
治 露峰
武人 川平
Original Assignee
松下電工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP9016479U priority Critical patent/JPS5918606Y2/ja
Publication of JPS568046U publication Critical patent/JPS568046U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はサーマルリレーに関するものである。
第1図及び第2図に従来例を示す。
1は加熱によって湾曲するバイメタルで一端がボディ1
1に固着され、ヒータ線2が巻回されている。
3はバイメタル1に連設された連動板であり、バイメタ
ル1の湾曲にて図中左方に駆動される。
4は基板24とで支点板を構成する支点子板25にほぼ
中央を支持された引外し板で、支点子板25を中心とし
て上下が反転自在となっており、ボディ11との間に装
着されたばね13で上部が左方に付勢されている。
6は可動接点9を設けた接点枠であって、基板24及び
ねじりコイルばね15とともに軸7にて枢支されている
ねじりコイルばね15は一端を基板24に、他端を接点
枠6に係止しており、接点枠6を図中時計まわり方向に
付勢している。
8はボディ11に回転自在に支持された選定子であって
、一面に傾斜をもつ可変突起17を有し、ばね14に抗
して基板24及び支点子板25を押圧している。
第1図においては接点9,19は接合し且つ接点枠6と
引外し板4とが係合している。
この状態で過電流が流れるとヒータ線2の加熱にてバイ
メタル1が湾曲し、連動板3を介して引外し板4の下部
をばね13に抗して押す。
このため支点子板25を中心として反転した引外し板4
は、接点枠6との係合より外れ、接点枠6のねじりコイ
ルばね15による回動をゆるすために接点9,19が離
間する。
引外し板4と連動板3との間の間隔は、選定子8をまわ
して可変突起17により基板24をばね1.4に抗して
回動させれば支点子板25も回動して引外し板4の位置
が変わり、動作範囲の選定を行えるようになっている。
そして軸7は第2図に示すように一端面にねし孔26が
設けられ、基板24を溝27に装着するとともに接点枠
6及びねじりコイルばね15を取付け、そしてボディ1
1に設けた孔28にねじ孔26側をさしこんで、ボディ
11背面より端子板12を通したねじ30をねじ孔26
に螺入して固定する。
支点子板25はボディ11の孔29に別途軸にて支持さ
れて、ボディ11と基板24との間に配設される。
そして軸7の他端にはストップリング31を取付けて接
点枠6の軸方向における移動及び抜は止めをしている。
図中16は復帰釦である。
さてこのように構成されたものにおいては上述したとこ
ろから明らかなように、動作部材の位置決めの要となる
軸7の取付けに多大な手間を必要としているものであり
、殊にE字型のストップリング31はその取付けが困難
であるとともに、軸7には取付用の溝を設けておかなく
てはならない 本考案はこのような点に鑑み為されたもので、その目的
とするところは軸部の組立を容易にしたサーマルリレー
を提供するにある。
しかして本考案は、ボディに一端が固定されて湾曲自在
なバイメタルと、バイメタルに一端が対向して摺動自在
な連動板と、軸にて支持された支点板と、支点板に略中
央部が反転自在に支持されて一端が前記連動板の他端と
対向している引外し板と、一端に可動接点を有し且つ他
端に前記引外し板との保合部を有して前記軸に回動自在
に保持されるとともに一方向にばね付勢された接点枠と
、接点枠の可動接点と相対して離合自在な固定接点と、
引外し板を接点枠の保合部との係合方向に付勢するばね
とを備えたサーマルリレーにおいて、軸の一端は端子板
に一体的に連結されてボディに正大保持され、軸の他端
にはこの軸の先端がら嵌め付けられて軸の外周面に弾接
する円筒状弾性体が取り付けられたものとしたことに特
徴を有するものであり、軸の取付けにねし止め作業を不
要とするとともに、この軸に取り付けられる各部材の抜
は止めを軸の先端から容易に嵌め付けることができる円
筒状弾性体で行なったものである。
以下図示実施例に基き詳述すると、第3図以下において
、1はバイメタル、2はヒーター線、3は連動板、4は
引外し板であり、引外し板4は支点板5によって略中央
部が支持されて上下が反転自在となっている。
支点板5は従来例における基板24と支点子板25とを
一体にしたものであって、一端が選定子8の傾斜面をも
つ可変突起17に接して軸7に支持され、ばね14によ
って可変突起17に弾接する方向に付勢されている。
13は引外し板4を付勢するばね、15は接点枠6を付
勢するねじりコイルばねであり、ねじりコイルばね15
は接点枠6とともに軸7に取付けられて一端を接点枠6
に、他端を支点板5に係止している。
接点枠6の一端の可動接点9は接点19.20に離合自
在とされ、他端保合部18は引外し板4上端に保合自在
となっている。
そして通常時は保合部18に引外し板4上端が係合し、
可動接点9をねじりコイルばね15に抗して接点19に
接触させている。
今、バイメタル1が過負荷状態における加熱を受けて湾
曲すると、連動板3を押して引外し板4をばね13に抗
して反転させ、接点枠6との係合を外す。
この結果接点枠6はねじりコイルばね15の付勢で図中
時計まわり方向に急激に回動し、接点19より離れた可
動接点9が接点20に接触する。
復帰釦16を押せば、接点枠6が反時計まわりに回動し
、ばね13にて図中左方に押圧されている引外し板4の
上端と再保合してリセットされる。
尚、本実施例においては前記従来例における基板24と
支点子板25とを単一の支点板5で形成したことに伴な
い、選定子8で動作範囲の設定を行なう際に接点枠6が
一緒に動いて接点間隔を変化させてしまうことを避ける
ために、支点板5は軸7が遊嵌する楕円孔22を有する
とともに、ボディ11に設けられている弧状溝33内を
摺動する突起23を有するものとし、選定子8の可変突
起17で押されて回動する支点板5は、軸7を中心とし
てではなく、弧状溝33の円弧の中心である引外し板4
と接点枠6との係合点を中心に回動するものとしている
このものにおいて、軸7は一端が端子板12に一体的に
連結されており、端子板12がボディ11に設けた窓2
1に圧入することで軸7がボテ゛イ11に固定される。
この軸7に支点板5の楕円孔22を通して支点板5の背
方に突出する突部23をボディ11の弧状溝33内に係
合させ、しかる後に接点枠6とねじりコイルばね15と
を軸7に通す。
この後、軸7の先端にコイルばねからなる弾性体10を
嵌着し、カバー34を被せるのである。
この弾性体10であるコイルばねは一端が折曲されて軸
7の端面に当接する係止部35が設けられているために
、軸7への取付位置が正確になっている。
弾性体10としては第7図に示す側壁に割り溝36を有
する金属製乃至合成樹脂の一端が閉じた円筒状キャップ
のようなものであってもよい。
いずれも内径は軸7の外径よりやや小さく、軸7に確実
に取付けられるようになっている。
このように本考案にあっては、主要部品を支持する軸の
一端は端子板に一体的に連結されてボディに圧入保持さ
れ、軸の他端にはこの軸の先端から嵌め付けられて軸の
外周面に弾接する円筒状弾性体が取り付けられたものと
していることから、この軸のボディへの組み込みがきわ
めて容易となるばかりではなく、軸の先端から被せるよ
うにして円筒状弾性体を取付けるものであるために主要
部品の抜は止め及び移動を簡単に防ぎ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の正面図、第2図は同上の要部分解斜視
図、第3図は本考案−実施例の正面図、第4図は同上の
側面図、第5図は第3図中のX−X断面図、第6図は同
上の要部分解斜視図、第7図は弾性体の他の実施例の斜
視図であり、1はバイメタル、3は連動板、4は引外し
板、5は支点板、6は接点枠、7は軸、8は選定子、9
は可動接点、10は弾性体、11はボデ゛イ、12は端
子板を示す。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ボディに一端が固定されて湾曲自在なバイメタル
    と、バイメタルに一端が対向して摺動自在な連動板と、
    軸にて支持された支点板と、支点板に略中央部が反転自
    在に支持されて一端が前記連動板の他端と対向している
    引外し板と、一端に可動接点を有し且つ他端に前記引外
    し板との保合部を有して前記軸に回動自在に保持される
    とともに一方向にばね付勢された接点枠と、接点枠の可
    動接点と相対して離合自在な固定接点と、引外し板を接
    点枠の保合部との係合方向に付勢するばねとを備え、軸
    の一端は端子板に一体的に連結されてボディに正大保持
    され、軸の他端にはこの軸の先端から嵌め付けられて軸
    の外周面に弾接する円筒状弾性体が取り付けられている
    サーマルリレー。
  2. (2)内径が軸の外径より小さくて一端に軸の端面に当
    接する係止部を備えたコイルばねで弾性体が形成されて
    いる実用新案登録請求の範囲第1項記載のサーマルリレ
    ー。
  3. (3)一端が閉塞され且つ側壁に割り溝を有する円筒状
    キャップで弾性体が形成されている実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のサーマルリレー
JP9016479U 1979-06-30 1979-06-30 サ−マルリレ− Expired JPS5918606Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9016479U JPS5918606Y2 (ja) 1979-06-30 1979-06-30 サ−マルリレ−

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JP9016479U JPS5918606Y2 (ja) 1979-06-30 1979-06-30 サ−マルリレ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS568046U JPS568046U (ja) 1981-01-23
JPS5918606Y2 true JPS5918606Y2 (ja) 1984-05-29

Family

ID=29323280

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JP9016479U Expired JPS5918606Y2 (ja) 1979-06-30 1979-06-30 サ−マルリレ−

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