JPS59185540A - きのこ状弁の製造方法 - Google Patents
きのこ状弁の製造方法Info
- Publication number
- JPS59185540A JPS59185540A JP6057983A JP6057983A JPS59185540A JP S59185540 A JPS59185540 A JP S59185540A JP 6057983 A JP6057983 A JP 6057983A JP 6057983 A JP6057983 A JP 6057983A JP S59185540 A JPS59185540 A JP S59185540A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- poppet valve
- mushroom
- seat part
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21K—MAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
- B21K1/00—Making machine elements
- B21K1/20—Making machine elements valve parts
- B21K1/22—Making machine elements valve parts poppet valves, e.g. for internal-combustion engines
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
るきのこ状弁の製造方法に関する。
従来、この種きのこ状弁は、弁本体を構成する素材を鍛
造によってきのこ状に成形し、弁本体の荒加工とシート
部の肉盛溶接を行うだめの開先加工を行い、該開先部に
シート部月を構成する金属を溶接肉盛して製作されてい
た。したがって、肉盛金属部は、鍛造等の塑性加工を受
けないため、方向性を有する粗い凝固組織のま1で実用
に供されることから、靭性および耐食性の向上が期待で
きず、而」人件に問題があった。
造によってきのこ状に成形し、弁本体の荒加工とシート
部の肉盛溶接を行うだめの開先加工を行い、該開先部に
シート部月を構成する金属を溶接肉盛して製作されてい
た。したがって、肉盛金属部は、鍛造等の塑性加工を受
けないため、方向性を有する粗い凝固組織のま1で実用
に供されることから、靭性および耐食性の向上が期待で
きず、而」人件に問題があった。
また、きのこ状弁の製作工程も複雑で、肉盛溶接施工も
煩雑であった。
煩雑であった。
本発明は、上記に鑑みなきれたもので、従来のきのこ状
弁のかかる不具合点を改良し、特に弁シート部の高品質
化ときのこ状弁の製作工程の単純化を可能にすることを
目的とする。
弁のかかる不具合点を改良し、特に弁シート部の高品質
化ときのこ状弁の製作工程の単純化を可能にすることを
目的とする。
このため本発明は、きのこ状弁に鍛造形成する前の丸棒
素材の段階で、丸棒素材の適当な位置に、弁シート部を
構成させる金属を全周に亘って溶接肉盛して、その後の
鍛造によって弁本体をきのこ状に成形する過程で自動的
に、弁シート部を構成させる肉盛金属部も塑性加工を与
えるようにしてきのこ状弁を製造することを特徴として
いる。
素材の段階で、丸棒素材の適当な位置に、弁シート部を
構成させる金属を全周に亘って溶接肉盛して、その後の
鍛造によって弁本体をきのこ状に成形する過程で自動的
に、弁シート部を構成させる肉盛金属部も塑性加工を与
えるようにしてきのこ状弁を製造することを特徴として
いる。
本発明は上記のように構成さ八でいるので、次の効果を
奏することができる。
奏することができる。
第1は、従来のきのこ状弁のシート部にくらべ、均一で
微細なシート部の組織が得られるため、シート部の靭性
、耐高温腐食性が向上する。
微細なシート部の組織が得られるため、シート部の靭性
、耐高温腐食性が向上する。
第2は、溶接肉盛前の開先加工及び溶接肉盛作業が容易
にできる。
にできる。
第3は、鍛造成形後の機械加工工程が、簡素化され、き
のこ駄弁完成まで一工程でできることである。
のこ駄弁完成まで一工程でできることである。
従って、本発明によれば、弁シート部の品質向上に伴う
きのこ状弁の耐久性の向上並びに製作工程の簡素化、製
作の容易性による低コスト化を実現でき、高品質でかつ
安価なきのこ状弁を提供することができる。
きのこ状弁の耐久性の向上並びに製作工程の簡素化、製
作の容易性による低コスト化を実現でき、高品質でかつ
安価なきのこ状弁を提供することができる。
次に、第1図ないし第4図を参照して本発明の1実施例
につき詳細に説明す、ると、第1図は、鍛造前の弁本体
丸棒素材の一部分に、開先加工を行い、その部分に、弁
シート部を構成する金属を溶接肉盛した状況を示す。同
図において、1は弁本体を構成する丸棒累月、2は、シ
ート部を構成する溶接肉盛金属+ laは、丸棒素材I
の端部で、鍛造面である。Wは、溶接肉盛金属の幅、L
は、丸棒累月の端部1aから、溶接肉盛金属の一端1で
の距離である。
につき詳細に説明す、ると、第1図は、鍛造前の弁本体
丸棒素材の一部分に、開先加工を行い、その部分に、弁
シート部を構成する金属を溶接肉盛した状況を示す。同
図において、1は弁本体を構成する丸棒累月、2は、シ
ート部を構成する溶接肉盛金属+ laは、丸棒素材I
の端部で、鍛造面である。Wは、溶接肉盛金属の幅、L
は、丸棒累月の端部1aから、溶接肉盛金属の一端1で
の距離である。
この溶接肉盛金属の幅Wと距離りの値は、きのこ状弁の
傘部の大きさによって、決定される。
傘部の大きさによって、決定される。
第2図及び第3図は、弁本体を構成する丸棒素材の一端
1aから、Y矢の方向に鍛造を行って、きのこ状に成形
していく過程を示したもので、この鍛造工程によって、
肉盛部2も塑性加工を受ける。第4図は、あらかじめ所
定のきのこ状弁形状に成形された金型3を用いて、Y矢
の方向に最終鍛造を行う状況を示すもので、この工程に
よって、シート部を構成する溶接肉盛部は大きな塑性加
工を受け、高品質のシート部41となる。その後は、機
械加工により、最終仕上げ加工を行い、弁が完成する。
1aから、Y矢の方向に鍛造を行って、きのこ状に成形
していく過程を示したもので、この鍛造工程によって、
肉盛部2も塑性加工を受ける。第4図は、あらかじめ所
定のきのこ状弁形状に成形された金型3を用いて、Y矢
の方向に最終鍛造を行う状況を示すもので、この工程に
よって、シート部を構成する溶接肉盛部は大きな塑性加
工を受け、高品質のシート部41となる。その後は、機
械加工により、最終仕上げ加工を行い、弁が完成する。
ここで、本発明に係るきのこ状弁の材料についてのべる
。
。
従来のきのこ状弁本体1は一般に耐熱鋼(JIS規格5
UH−31又は5LIH3及びその相当材)が使用され
る。一方、シート部を構成する溶接肉盛金属2は、従来
のきのこ弁では、弁本体1よりもかなり高硬度なe基合
金(通称ステライト)又は、自溶性N1基合金(通称コ
ルモノイ)などが使用されていた。
UH−31又は5LIH3及びその相当材)が使用され
る。一方、シート部を構成する溶接肉盛金属2は、従来
のきのこ弁では、弁本体1よりもかなり高硬度なe基合
金(通称ステライト)又は、自溶性N1基合金(通称コ
ルモノイ)などが使用されていた。
本発明に係るきのこ状弁では、弁本体は、従来の弁本体
と同一材が用いられるが、シート部を構成する溶接肉盛
金属2は、上記の高硬度材では、鍛造時に割れる恐れが
あり、原則的には、弁本体材(SUH材又はその相当材
)と同程度の熱加工性を有する材料がT1しい。しかし
、上記のQ基合金又は自溶性N1基合金のうち、硬さが
350HV以下であれば本発明のきのこ状弁シート部材
として使用することができる。本発明は、通常、耐高温
腐食性にすぐれたNi−Cr合金をシート部材として用
いる場合に、特に効果がある。
と同一材が用いられるが、シート部を構成する溶接肉盛
金属2は、上記の高硬度材では、鍛造時に割れる恐れが
あり、原則的には、弁本体材(SUH材又はその相当材
)と同程度の熱加工性を有する材料がT1しい。しかし
、上記のQ基合金又は自溶性N1基合金のうち、硬さが
350HV以下であれば本発明のきのこ状弁シート部材
として使用することができる。本発明は、通常、耐高温
腐食性にすぐれたNi−Cr合金をシート部材として用
いる場合に、特に効果がある。
この場合、弁シート部材にある程度の硬さが必要であれ
ば、鍛造成形後の時効処理によって溶接肉盛の1まの状
態より高硬度にすることは可能である。 。
ば、鍛造成形後の時効処理によって溶接肉盛の1まの状
態より高硬度にすることは可能である。 。
第1ないし第4図は本発明の1実施例を、きのこ状弁の
製造順序に沿って示した一部断面図である。 1・・・弁本体、2・・・溶接肉盛金属(シート部相)
、3・・・鍛造金型
製造順序に沿って示した一部断面図である。 1・・・弁本体、2・・・溶接肉盛金属(シート部相)
、3・・・鍛造金型
Claims (1)
- 内燃機関用吸・排気弁等に使用されるきのこ状弁を製造
するに際し、上記きのこ状弁を構成する丸棒素材のシー
ト部に相当する位置に、該シート部を構成する金属を全
周に亘って溶接肉盛し、次いで上記丸棒素材の一端から
溶接肉盛部も含めて弁軸方向に加圧して鍛造成形を行な
い弁を成形することを特徴とするきのこ状弁の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6057983A JPS59185540A (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | きのこ状弁の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6057983A JPS59185540A (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | きのこ状弁の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59185540A true JPS59185540A (ja) | 1984-10-22 |
Family
ID=13146294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6057983A Pending JPS59185540A (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | きのこ状弁の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59185540A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4881500A (en) * | 1987-12-04 | 1989-11-21 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Poppet valve made of ceramics |
JP5739596B1 (ja) * | 2014-08-27 | 2015-06-24 | 日鍛バルブ株式会社 | ポペットバルブおよびその製造方法 |
-
1983
- 1983-04-06 JP JP6057983A patent/JPS59185540A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4881500A (en) * | 1987-12-04 | 1989-11-21 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Poppet valve made of ceramics |
JP5739596B1 (ja) * | 2014-08-27 | 2015-06-24 | 日鍛バルブ株式会社 | ポペットバルブおよびその製造方法 |
CN104853823A (zh) * | 2014-08-27 | 2015-08-19 | 日锻汽门株式会社 | 提升阀以及其制造方法 |
WO2016030983A1 (ja) * | 2014-08-27 | 2016-03-03 | 日鍛バルブ株式会社 | ポペットバルブおよびその製造方法 |
CN104853823B (zh) * | 2014-08-27 | 2016-05-25 | 日锻汽门株式会社 | 提升阀的制造方法 |
US10473002B2 (en) | 2014-08-27 | 2019-11-12 | Nittan Valve Co., Ltd. | Poppet valve and method for manufacturing same |
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